JP2021003030A - ケーキ載置用部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホールケーキをカットして分離する作業や、カットされたケーキを移動させる作業を効率的に行うことができるケーキ載置用部材を提供する。【解決手段】ケーキ載置用部材1は、複数の載置片10A,10B,10Cを備え、複数の載置片は、それぞれ、隣接する載置片同士が接し、ホールケーキが載置可能な形態である第1形態と、隣接する載置片の接触度合が第1形態より小さい第2形態と、に切替可能とするための、隣接する載置片との連結部30を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、ケーキ載置用部材に関する。
ホールケーキは、一般的に回転台に載置した状態で作成される。作成したホールケーキをカットし、カットした一切れを皿に盛りつけたり、側面にフィルムを貼り付けたりするために移動させることがある。ケーキは柔らかいため、ホールケーキから一切れを分離する際に倒れたり、破損したりしてしまう場合がある。
この点、特開2015−142527号公報(以下、特許文献1)は、回転移動台を備えたケーキ製造用回転台を提案している。このケーキ製造用回転台では、カットケーキが回転移動台にそれぞれ載置され、回転移動台が隣接する辺の一方が外周側を向くように回転する。これにより、ホールケーキのカットを効率よくできるものである。
特開2015−142527号公報
しかしながら、ホールケーキをカットして分離する作業や、カットされたケーキを移動させる作業はケーキ製造用回転台に載置された状態以外でも生じるものである。その作業の都度、ケーキ製造用回転台に載置することは作業効率を低下させる。そのため、ホールケーキをカットして分離する作業や、カットされたケーキを移動させる作業を効率的に行うことができる仕組みが望まれている。
ある実施の形態に従うと、ケーキ載置用部材は、複数の載置片を備え、複数の載置片は、それぞれ、隣接する載置片同士が接し、ホールケーキが載置可能な形態である第1形態と、隣接する載置片の接触度合が第1形態より小さい第2形態と、に切替可能とするための、隣接する載置片との連結部を有する。
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
図1は、第1の実施の形態に係るケーキ載置用部材の概略図である。 図2は、ケーキ載置用部材に含まれる載置片の形状一例を示した概略図である。 図3は、ケーキ載置用部材に含まれる載置片の形状一例を示した概略図である。 図4は、ケーキ載置用部材に含まれる載置片の形状一例を示した概略図である。 図5は、載置片の連結部の構造を表した概略図である。 図6は、第2形態のケーキ載置用部材を示した概略図である。 図7は、ケーキ載置用部材の使用方法の一例を説明する図である。 図8は、第2の実施の形態に係るケーキ載置用部材の概略図である。 図9は、載置片の連結部の構造を表した概略図である。 図10は、第2の実施の形態に係るケーキ載置用部材の概略図である。
<1.ケーキ載置用部材の概要>
(1)本実施の形態に含まれるケーキ載置用部材は、ケーキ載置用の部材であって、複数の載置片を備え、複数の載置片は、それぞれ、隣接する載置片同士が接し、ホールケーキが載置可能な形態である第1形態と、隣接する載置片の接触度合が第1形態より小さい第2形態と、に切替可能とするための、隣接する載置片との連結部を有する。
ここでのホールケーキはカット前のケーキを指し、例えば、円形、半円形、矩形、などの形状である。連結部によって、載置片を第1形態から第2形態に切り替えることができる。第2形態では隣接する載置片の接触度合が第1形態より小さいため、載置片上にカットされたケーキが載置されているとき、カットされたケーキをホールケーキから分離しやすくなる。そのため、ホールケーキをカットして分離する作業や、カットされたケーキを移動させる作業を効率的に行うことができる。
(2)好ましくは、連結部は、第1の側に隣接する載置片に対して載置片と同一面内において突出する凸部と、第1の側と逆側の第2の側に隣接する載置片からの凸部が載置片と同一面内で嵌合可能な凹部と、を含む。これにより、隣接する載置片を、凸部を凹部に嵌合させることで連結でき、嵌合を解消することで容易に分離できる。すなわち、容易に第1形態から第2形態に切り替えることができる。
(3)好ましくは、連結部は、脆弱領域を有した、隣接する載置片との境界部分を含む。脆弱領域は、例えば、孔などであって、手の力で隣接する載置片を容易に分離可能な程度の脆弱さを有する領域である。これにより、手の力で隣接する載置片を容易に分離して、第1形態から第2形態に切り替えることができる。
(4)好ましくは、連結部は、隣接する載置片を、載置片と同一面内で回転させる回転部材を含む。これにより、回転させることで容易に第1形態から第2形態に切り替えることができる。
(5)好ましくは、回転部材は隣接する載置片への当接辺の一方の端部に設けられて、隣接する載置片は一方の端部で回転部材を介して連続し、回転部材を回転中心として、隣接する載置片それぞれの当接辺のなす角度が増大することによって、第2形態から第1形態に切り替わる。これにより、回転させることで容易に第1形態から第2形態に切り替えることができる。
(6)好ましくは、一方の端部で連続した複数の載置片のうち、少なくとも両端に配置された2つの載置片の連結部は、さらに、載置片と隣接しない側に対して、載置片と同一面内において突出する凸部と、載置片と隣接しない側からの凸部が載置片と同一面内で嵌合可能な凹部と、のいずれか一方を含む。これにより、当該ケーキ載置用部材を他のケーキ載置用部材と容易に結合することができる。そのため、ホールケーキの形状が、例えば半円形や円形などバリエーションがある場合であっても、ケーキ載置用部材を組み合わせて用いることができる。
(7)好ましくは、複数の載置片の表面に、第1形態においてホールケーキの位置合わせ用のガイドが設けられる。これにより、複数の載置片が第1形態であるときのケーキ載置用部材に対して適切な位置にホールケーキを載荷できる。適切な位置は、一例として、ケーキ載置用部材の中心とホールケーキの中心とが一致する位置である。その結果、カットなどの作業を効率的に行うことができるとともに、作業結果の品質を向上させることができる。
(8)好ましくは、連結部は、隣接する載置片への当接辺を、載置片と同一面内で回転させる回転部材を含み、位置合わせ用のガイドは、さらに、ホールケーキのカット用のガイドを含み、カット用のガイドは、回転部材に重ならない位置に設けられる。これにより、カットを効率的に行うことができるとともに、カットされたケーキの品質を向上させることができる。
<2.ケーキ載置用部材の例>
[第1の実施の形態]
本実施の形態に係るケーキ載置用部材1は、板状であって、上面にカット前のケーキを載置可能である。図1を参照して、ケーキ載置用部材1は、半円形状で、その表面20にケーキを載置可能である。
なお、ケーキ載置用部材1の形状は半円形状に限定されず、円形であってもよい。又は、ケーキ載置用部材1の形状は矩形であってもよい。また、カット前のケーキを、以降の説明ではホールケーキとも称する。ホールケーキは、円形、半円形、矩形、などであり、図1の例では、半円形であることが想定されている。ケーキ載置用部材1の形状は、ホールケーキの形状に応じて複数種類用意されてもよい。
ケーキ載置用部材1は、複数の載置片を有する。図1の例では、3つの載置片10A,10B,10Cを有する。載置片10A,10B,10Cを代表させて、載置片10とも称する。載置片10は、円弧13及び中心角を挟む2辺12で囲まれた扇型のプレート11であって、その中心角θは60度である
ケーキ載置用部材1において、載置片10Aの一方の辺12、及び、載置片10Bの一方の辺12が載置片10Cと接し、載置片10Cの両辺12がそれぞれ載置片10A,10Bと接するように配置される。従って、載置片10Aの一方の辺12、及び、載置片10Bの一方の辺12、並びに載置片10Cの両辺12は、隣接する載置片への当接辺である。
図2を参照して、載置片10Aは、2辺12及び円弧13で囲まれた扇型のプレート11を有し、隣接する載置片10Cへの当接辺である辺12に、載置片10Cに対して同一面内で凸の、後述する回転部材14の取付片18が形成されている。取付片18は、当接辺である辺12の端部に形成されている。好ましくは、端部は、円弧13側の端部である。取付片18には、後述するねじ用の孔18Aが削孔されている。
好ましくは、図2に示されるように、プレート11の表面20には、マーク17が設けられている。扇型の中心Oからマーク17までの距離Lは、一般的なケーキのサイズである。好ましくは、図2に示されるようにプレート11の表面20に複数のマークが形成され、それぞれの距離Lが複数種類のケーキのサイズに対応している。ケーキ載置用部材1にホールケーキを載置する際に、マーク17を基準として置くことによって、中心Oにホールケーキの中心を容易に一致させることができる。なお、この構成は、図3に示された載置片10B、及び、図4に示された載置片10Cにも共通する。
図3を参照して、載置片10Bは、図2に示された載置片10Aの取付片18に替えて、隣接する載置片10Cへの当接辺である辺12に、載置片10Cに対して同一面内で凹の、取付片18の組込部19が形成されている。組込部19は、当接辺である辺12の端部に形成されている。好ましくは、端部は、円弧13側の端部である。組込部19の近傍には、後述するねじ用の孔19Aが削孔されている。
図4を参照して、載置片10Cは、隣接する載置片10Bへの当接辺である辺12に取付片18、隣接する載置片10Aへの当接辺である辺12に組込部19が形成されている。
なお、図2に示された、載置片10Cへの当接辺とは逆側の辺12に設けられた結合部15Aについては後述する。また、図3に示された、載置片10Cへの当接辺とは逆側の辺12に設けられた結合部15Bについては後述する。
載置片10を第1形態としたとき、載置片10Aの取付片18は、隣接する載置片10Cの組込部19に同一面内で組み込まれ、載置片10Aと載置片10Cとは同一平面をなすように連結される。同様に、載置片10Cの取付片18は、隣接する載置片10Bの組込部19に同一面内で組み込まれ、載置片10Bと載置片10Cとは同一平面をなすように連結される。
載置片10は、それぞれ、隣接する載置片10との連結部30を有する。連結部30は、取付片18及び組込部19を含む。連結部30は、隣接する載置片を、第1形態と第2形態とに切り替え可能に連結する。第1形態は、図1に示された、載置片10A,10B,10Cが当接辺によって互いに接している状態を指す。第2形態は、隣接する載置片の接触度合が第1形態より小さい形態である。第2形態については、後述する。
連結部30はさらに、回転部材14を含む。回転部材14は、隣接する載置片10の、組み込まれた取付片18と組込部19との表面20側に配置される。
図5は、連結部30の一例としての、隣接する載置片10Aと載置片10Cとの連結部30の概略図であって、上の図が連結部30の正面図、下の図が、正面図中のAA断面概略図である。
図5を参照して、回転部材14は、回転ねじ141と、固定ねじ142と、基板143と、を含む。基板143は、組み込まれた取付片18と組込部19との表面20側に設置される。基板143には、図示しない、回転ねじ141用の孔と、固定ねじ142用の孔とが削孔されている。基板143は、回転ねじ141用の孔が取付片18の孔18Aと一致し、固定ねじ142用の孔が組込部19の孔19Aと一致するように配置される。基板143は、複数の孔が一致するように配置するように配置することから、回転ねじ141用の孔及び固定ねじ142用の孔が長孔であってもよい。
回転ねじ141は、基板143と載置片10Cとの間の相対的な移動を許容せず、固定する。回転ねじ141は、基板143と載置片10Aとの間の相対的な移動を許容する。回転ねじ141は、軸AXを回転中心として図5の矢印Rに示されたように基板143を載置片10Aに対して回転可能とする。載置片10Aは基板143に対して固定ねじ142によって固定されているため、載置片10Cは軸AXを回転中心として、載置片10Aに対して回転可能となる。
隣接する載置片10Aと載置片10Cとの間、及び、隣接する載置片10Bと載置片10Cとの間のそれぞれに連結部30が設けられることによって、図6に示されたように、各載置片10は、連結部30を中心として当接辺のなす角度αが可変となる。すなわち、連結部30は、複数の載置片10を、これら載置片10と同一面内で、図1に示された角度αが0となる第1形態と、図6に示された角度αが大きい状態である第2形態と、に切替可能とする。
なお、ケーキ載置用部材1は、複数組み合わせて用いられてもよい。例えば、図1に示されたように、ケーキ載置用部材1を2つ組み合わせてもよい。この場合、ホールケーキは円形であってもよい。
このような組み合わせを想定して、載置片10は、他のケーキ載置用部材1に当接する辺12に、他のケーキ載置用部材1を結合するための結合部15を有する。結合部15は、一例として、図1に示された、載置片10Aに設けられた結合部15A、及び、載置片10Bに設けられた結合部15Bである。
詳しくは、図2を参照して、結合部15Aは、他のケーキ載置用部材1への当接辺である辺12に設けられ、プレート11側に凹形状を呈している。また、図3を参照して、結合部15Bは、他のケーキ載置用部材1への当接辺である辺12に設けられ、他のケーキ載置用部材1側に凸形状を呈している。
結合部15Aと結合部15Bとは載置片10と同一面内で嵌め合う形状であって、中心Oから同じ位置に設けられている。そのため、図1に示されたように、第1形態である2つのケーキ載置用部材1を、それぞれの載置片10A,10Bが向き合うように配置したときに、他方のケーキ載置用部材1との間で結合部15Aと結合部15Bとが載置片10と同一面内で嵌め合う。その結果、ケーキ載置用部材1を円形のホールケーキが載置可能な形状として用いることができる。
図7を用いて、ケーキ載置用部材1の使用方法の一例を説明する。ホールケーキは、一般的には回転台の上に乗せて作成し、完成したら回転台から降ろしてカットする。そして、1切れずつ皿に載せるなどの次の工程に移動させる。そこで、図7のステップS1では、回転台2の上にケーキ載置用部材1を配置し、その上にホールケーキ100を載せて作成作業を行う(ステップS1)。なお、図7では、半円形のケーキ載置用部材1を2つ連結し、円形のホールケーキの作成に用いる例を示している。
なお、好ましくは、回転台2の上にケーキ載置用部材1を配置する際に、ゴム板などの滑り止め板3を挟んでケーキ載置用部材1を配置する。これにより、回転台2に対するケーキ載置用部材1のずれを抑え、作業効率を向上させることができる。
回転台2を用いての作業が完了すると、ホールケーキ100を回転台2から作業台などに降ろす(ステップS2)。これにより、カットなどの作業に高さが適するとともに、安定して作業を行うことができる。
このとき、ケーキ載置用部材1の上にホールケーキ100が載置されていることから、ケーキ載置用部材1ごと回転台2から作業台などに降ろすことで、安定してホールケーキ100を降ろすことができる。
作業台において、ケーキ載置用部材1の上に載置されたホールケーキ100をカットする作業を行うことができる(ステップS3)。この例では、載置片10の中心角θが60°であって、6枚で1つの円形状を構成している。そのため、各載置片10の辺12に沿ってホールケーキ100の上からナイフを入れることで、ホールケーキ100を6分割できる。
なお、このとき、各載置片10には中心Oから一般的なケーキのサイズに応じたマーク17が設けられている。マーク17に沿ってホールケーキ100をケーキ載置用部材1の上に載置することで、円形のホールケーキ100の中心が各載置片10には中心Oと一致する。そのため、各載置片10の辺12に沿ってホールケーキ100の上からナイフを入れることで、ホールケーキ100を中心を通るように6等分できる。
さらに、連結部30に設けられた回転部材14は、辺12から隣接する載置片10に対して凸形状である取付片18上に配置され、辺12の真上には配置されない。回転部材14は図5に示されたように、載置片10の表面20よりも高い位置にあるため、辺12からずれた位置に配置されることによって、辺12に沿ってホールケーキ100の上からナイフを入れたときにナイフに当たらず、カットの効率を向上させるとともに、カットされたケーキの品質を向上させることができる。
また、回転部材14は載置片10の表面20側に配置されることで、裏面21側の凹凸を抑えることができる。そのため、回転台2や作業台の上に安定して配置でき、作業効率を向上させることができる。
ステップS3でホールケーキ100をカットした後、載置片10の連結部30の連結を解除することによって、載置片10を隣接する載置片10から分離する(ステップS4)。これにより、カットされた一切れを、載置片10に載置されたままホールケーキ100から分離することができ、作業効率を向上させることができるる。
カットされたケーキに対しては、皿に盛ったり、ショーケースに納めたり、側面にフィルムを貼ったり、ホールケーキ100から分離して移動させる様々な作業が想定される。このときに載置片10に載置された状態でカットされたケーキを分離することによって、取り扱いが格段に容易になる。すなわち、作業効率を格段に向上させることができる。また、カットされたケーキを倒したり、破損したり、隣接するカットされたケーキを破損したりすることが防止され、作業品質を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
連結部30は、回転部材14を含む構成に限定されない。連結部30は、複数の載置片10を、第1形態と、隣接する載置片の接触度合が前記第1形態より小さい第2形態と、に切替可能であれば他の構成であってもよい。
他の例として、図8に示されたように、凸部31と凹部32とを含む構成であってもよい。すなわち、凸部31は、当接辺である辺12に設けられ、同一面内において隣接する載置片10に対して突出する形状である。凹部32は、当接辺である辺12に設けられ、隣接する載置片10から突出した凸部31と、同一面内において嵌合可能な形状である。
これにより、第2の実施の形態に係るケーキ載置用部材1においても、図9に示されるように、凸部31と凹部32とを嵌合することで載置片10を連結できる。また、嵌合を解消することで、連結された載置片10を分離できる。
このような構成であっても、第1の実施の形態に係るケーキ載置用部材1と同様に、表面20にホールケーキを載置してカットし、載置片10を分離することによってカットされたケーキを載置片10ごと分離することができる。
なお、第2の実施の形態に係るケーキ載置用部材1では、凸部31と凹部32とが、図1に示された他のケーキ載置用部材1を結合するための結合部15を兼ねることができる。すなわち、第2の実施の形態に係るケーキ載置用部材1では、他の載置片10への当接辺ではない辺12にも凸部31又は凹部32を設けてもよい。これにより、すべての載置片10を同型とすることができ、成形を容易にすることができる。
また、連結部30のさらに他の例として、図10に示されたように、脆弱領域34を有した、隣接する載置片10との境界部分33を含んでもよい。脆弱領域34は、プレート11の他の領域よりも脆弱な領域であって、手の力で破損させて載置片10を境界部分33にそって分離可能な程度の強度を有する領域である。例えば、プレート11の素材が紙であり、脆弱領域34は、載置片10の境界部分33に沿って設けられた複数の孔である。
このような構成であっても、第1の実施の形態に係るケーキ載置用部材1と同様に、表面20にホールケーキを載置してカットし、載置片10を分離することによってカットされたケーキを載置片10ごと分離することができる。
<3.付記>
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
1 :ケーキ載置用部材
2 :回転台
3 :滑り止め板
10 :載置片
10A :載置片
10B :載置片
10C :載置片
11 :プレート
12 :辺
13 :円弧
14 :回転部材
15 :結合部
15A :結合部
15B :結合部
17 :マーク
18 :取付片
18A :孔
19 :組込部
19A :孔
20 :表面
21 :裏面
30 :連結部
31 :凸部
32 :凹部
33 :境界部分
34 :脆弱領域
100 :ホールケーキ
141 :回転ねじ
142 :固定ねじ
143 :基板
AX :軸
L :距離
O :中心
R :矢印
α :角度
θ :中心角

Claims (8)

  1. ケーキ載置用の部材であって、
    複数の載置片を備え、
    前記複数の載置片は、それぞれ、
    隣接する前記載置片同士が接し、ホールケーキが載置可能な形態である第1形態と、
    前記隣接する載置片の接触度合が前記第1形態より小さい第2形態と、に切替可能とするための、前記隣接する載置片との連結部を有する
    ケーキ載置用部材。
  2. 前記連結部は、第1の側に隣接する前記載置片に対して前記載置片と同一面内において突出する凸部と、前記第1の側と逆側の第2の側に隣接する前記載置片からの前記凸部が前記載置片と同一面内で嵌合可能な凹部と、を含む
    請求項1に記載のケーキ載置用部材。
  3. 前記連結部は、脆弱領域を有した、前記隣接する載置片との境界部分を含む
    請求項1に記載のケーキ載置用部材。
  4. 前記連結部は、前記隣接する載置片を、前記載置片と同一面内で回転させる回転部材を含む
    請求項1に記載のケーキ載置用部材。
  5. 前記回転部材は前記隣接する載置片への当接辺の一方の端部に設けられて、前記隣接する載置片は前記一方の端部で前記回転部材を介して連続し、
    前記回転部材を回転中心として、前記隣接する載置片それぞれの前記当接辺のなす角度が増大することによって、前記第2形態から前記第1形態に切り替わる
    請求項4に記載のケーキ載置用部材。
  6. 前記一方の端部で連続した前記複数の載置片のうち、少なくとも両端に配置された2つの載置片の前記連結部は、さらに、前記載置片と隣接しない側に対して、前記載置片と同一面内において突出する凸部と、前記載置片と隣接しない側からの前記凸部が前記載置片と同一面内で嵌合可能な凹部と、のいずれか一方を含む
    請求項5に記載のケーキ載置用部材。
  7. 前記複数の載置片の表面に、前記第1形態において前記ホールケーキの位置合わせ用のガイドが設けられる
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のケーキ載置用部材。
  8. 前記連結部は、前記隣接する載置片への当接辺を、前記載置片と同一面内で回転させる回転部材を含み、
    前記位置合わせ用のガイドは、さらに、前記ホールケーキのカット用のガイドを含み、
    前記カット用のガイドは、前記回転部材に重ならない位置に設けられる
    請求項7に記載のケーキ載置用部材。
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