JP2017098850A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置の構造を示す斜視図である。この図において、アンテナ装置1を構成するアンテナ素子層10、第1トリプレート線路20、第2トリプレート線路30のそれぞれは、理解を容易にするために離して図示している。
図2は、本発明の一態様に係るアンテナ装置におけるアンテナ素子層の斜視図である。また、図3は、本発明の一態様に係るアンテナ装置におけるアンテナ素子層の側面図である。図2に示すように、アンテナ素子層10は、第1接地層11と、第1接地層11の一面11aに配設された複数のアンテナ素子12とを有する。図2において複数のアンテナ素子12は、x方向とy方向のそれぞれに4個ずつ整列した16個のアンテナ素子12からなり、4×4のマトリックスを形成している。
図4は、本発明の一態様に係るアンテナ装置における第1トリプレート線路の斜視図である。図5は、図4におけるA−A面で本発明の一態様に係るアンテナ装置を切断した断面であり、アンテナ素子層及び第1トリプレート線路の間を拡大した模式図である。
図6は、本発明の一態様に係るアンテナ装置における第2トリプレート線路の斜視図である。図7は、図6におけるB−B面で本発明の一態様に係るアンテナ装置を切断した断面であり、第1トリプレート線路及び第2トリプレート線路の間を拡大した模式図である。
ここまでアンテナ装置1の各層の構成について説明した。次いで、高周波信号を各層間に伝送する構成について説明する。図8は、本発明の一態様に係るアンテナ装置全体の断面模式図である。上述の図5、図7が積層されたものに対応する。
第1ビア配線40は、アンテナ素子12とアンテナ用給電線22とを接続する。第2ビア配線50は、アンテナ用給電線22と外部接続用給電線32とを接続する。第3ビア配線60は、外部接続用給電線32と外部に設けられた接続端子70とを接続する。各ビア配線は導体からなり、高周波信号を伝送することができる。
周囲短絡支持体52を有すると、各層の積層方向に高周波信号が伝送される際に、不良モード等の発生をより抑制することができる。すなわち、伝送損失をより抑制でき、雑音耐性もより向上する。
アンテナ用給電線22の幅をWとすると、第2ビア配線50の径r1は0.5W〜1.0Wであることが好ましい。第2ビア配線50の径r1が狭すぎると電気的な抵抗が生じ、高周波信号の伝送効率が下がる。また、第2ビア配線50の径r1が大きすぎると、第2接地層21におけるアンテナ用給電線22を引き回すためのスペースの確保が難しくなる。
図11は、本発明の一態様に係るアンテナ装置における第3ビア配線の近傍を拡大した斜視図である。図11に示すように第3ビア配線60は、第3接地層31に設けられた開口部31Aを貫き、第3接地層31の下層(−z方向)に設けられた接続端子70と、第3接地層31の上層(+z方向)に位置する外部接続用給電線32を接続する。開口部31Aの形状は特に問わない。
ここまで、アンテナ装置1の各層の構成及び各層を接続する構成について説明した。ついで、アンテナ装置1の機能について図1〜図11を参照しながら説明する。アンテナ装置1から電波を出力する場合を例に、以下説明する。
第2ビア配線50の周囲には、第1側面短絡ピン51及び周囲短絡支持体52が設けられており、積層方向(z方向)への伝送における伝送損失を抑制することができる。また、これらが電波障壁となり、雑音耐性も高くなる。
また、垂直偏波の信号を伝播する給電線と、水平偏波の信号を伝播する給電線を同一平面上に配設することができ、アンテナ装置1が多層化されることをさけ、より簡易な層構成とすることができる。
図12は、実施例1のSパラメータ特性を測定した際の第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図12(a)は第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置を示す斜視模式図であり、図12(b)は第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置を示す側面模式図である。符号は、図9と同様の符号を付している。また、図12(c)は、実施例1におけるSパラメータ特性を示す。
図13は、実施例2のSパラメータ特性を測定した際の第1側面短絡ピンの配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図13(a)は第1側面短絡ピンの配置を示す斜視模式図であり、図13(b)は第1側面短絡ピンの配置を示す側面模式図である。符号は、図9と同様の符号を付している。また、図13(c)は、実施例2におけるSパラメータ特性を示す。
図14は、実施例3のSパラメータ特性を測定した際の第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図14(a)は第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置を示す斜視模式図であり、図14(b)は第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置を示す側面模式図である。符号は、図9と同様の符号を付している。また、図14(c)は、実施例3におけるSパラメータ特性を示す。
図15は、実施例4のSパラメータ特性を測定した際の第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図15(a)は第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置を示す斜視模式図であり、図15(b)は第1側面短絡ピン及び周囲短絡支持体の配置を示す側面模式図である。符号は、図9と同様の符号を付している。また、図15(c)は、実施例4におけるSパラメータ特性を示す。
図16は、実施例5のSパラメータ特性を測定した際の周囲短絡支持体の配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図16(a)は周囲短絡支持体の配置を示す斜視模式図であり、図16(b)は周囲短絡支持体の配置を示す側面模式図である。符号は、図9と同様の符号を付している。また、図16(c)は、実施例5におけるSパラメータ特性を示す。
図17は、実施例6のSパラメータ特性を測定した際の第3側面短絡ピン及び第3周囲短絡支持体の配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図17(a)は第3側面短絡ピン及び第3周囲短絡支持体の配置を示す斜視模式図であり、図17(b)は第3側面短絡ピン及び第3周囲短絡支持体の配置を示す側面模式図である。符号は、図11と同様の符号を付している。また、図17(c)は、実施例6におけるSパラメータ特性を示す。
図18は、実施例7のSパラメータ特性を測定した際の第3周囲短絡支持体の配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図18(a)は第3周囲短絡支持体の配置を示す斜視模式図であり、図18(b)は第3周囲短絡支持体の配置を示す側面模式図である。符号は、図11と同様の符号を付している。また、図18(c)は、実施例7におけるSパラメータ特性を示す。
図19は、実施例8のSパラメータ特性を測定した際の第3側面短絡ピンの配置の模式図と、この配置におけるSパラメータ特性を示す。図19(a)は第3側面短絡ピンの配置を示す斜視模式図であり、図19(b)は第3側面短絡ピンの配置を示す側面模式図である。符号は、図11と同様の符号を付している。また、図19(c)は、実施例8におけるSパラメータ特性を示す。
図20は、実施例9のSパラメータ特性を測定した際の第3配線ビアの周囲を模式的に示した模式図と、Sパラメータ特性を示す。図20(a)は第3配線ビアの周囲の斜視模式図であり、図20(b)は第3配線ビアの周囲の側面模式図である。符号は、図11と同様の符号を付している。また、図20(c)は、実施例9におけるSパラメータ特性を示す。
10 アンテナ素子層
11 第1接地層
12 アンテナ素子
13 パッチアンテナ
14 支持部
20 第1トリプレート線路
21 第2接地層
21A 開口部
22 アンテナ用給電線
22a 給電部
22b 伝送部
23 支持部
30 第2トリプレート線路
31 第3接地層
32 外部接続用給電線
32a 給電部
32b 伝送部
33 支持部
40 第1ビア配線
50 第2ビア配線
51 第1側面短絡ピン
52 周囲短絡支持体
53 第1周囲短絡支持体
54 第2周囲短絡支持体
60 第3ビア配線
61 第3側面短絡ピン
62 第3周囲短絡支持体
70 接続端子
R1 短絡支持体設置領域
R2 第2の短絡支持体設置領域
Claims (13)
- 第1接地層と、前記第1接地層の一面にマトリックス状に整列した複数のアンテナ素子とを有するアンテナ素子層と、
前記第1接地層の前記アンテナ素子が形成された面と反対側に離間して配された複数のアンテナ用給電線と、前記複数のアンテナ用給電線を前記第1接地層と互いの間に挟むように離間して配される第2接地層とを有する第1トリプレート線路と、
前記第2接地層の前記第1接地層と反対側に離間して配された複数の外部接続用給電線と、前記複数の外部接続用給電線を前記第2接地層と互いの間に挟むように離間して配される第3接地層とを有する第2トリプレート線路と、を備え、
前記アンテナ素子と前記アンテナ用給電線は、第1ビア配線により接続され、
前記アンテナ用給電線と前記外部接続用給電線は、第2ビア配線により接続され、
前記第2ビア配線の側方には、前記第2ビア配線を挟むように離間して配され、前記第1接地層、前記第2接地層及び前記第3接地層を電気的に短絡する第1側面短絡ピンを有するアンテナ装置。 - 平面視で前記第2ビア配線及び前記第1側面短絡ピンを囲む矩形の短絡支持体設置領域内に設けられ、前記第1接地層と前記第2接地層とを電気的に短絡する第1周囲短絡支持体をさらに備える請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記第1周囲短絡支持体が、前記短絡支持体設置領域の4つの角の内、前記アンテナ用給電線が第2ビア配線から延在する方向と反対側の2つの角に配された短絡ピンである請求項2に記載のアンテナ装置。
- 前記第1周囲短絡支持体が、前記短絡支持体設置領域の4つの辺の内、前記アンテナ用給電線が第2ビア配線から延在する方向と反対側の辺に沿って配された短絡支持板である請求項2に記載のアンテナ装置。
- 前記第2接地層と前記第3接地層とを電気的に短絡し、平面視で前記第2ビア配線及び前記第1側面短絡ピンを囲む矩形の短絡支持体設置領域内に設けられた第2周囲短絡支持体をさらに備える請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記第2周囲短絡支持体が、前記短絡支持体設置領域の4つの角の内、前記外部接続用給電線が第2ビア配線から延在する方向と反対側の2つの角に配された短絡ピンである請求項5に記載のアンテナ装置。
- 前記第2周囲短絡支持体が、前記短絡支持体設置領域の4つの辺の内、前記外部接続用給電線が第2ビア配線から延在する方向と反対側の辺に沿って配された短絡支持板である請求項5に記載のアンテナ装置。
- 前記第1周囲短絡支持体と前記第2周囲短絡支持体が、前記短絡支持体設置領域の4つの角のそれぞれに配され、
一体化した4本の周囲短絡ピンを形成する請求項5または6のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 前記第1ビア配線の側方に前記第1ビア配線を挟むように離間して配され、前記第1接地層と前記第2接地層とを電気的に短絡する第2側面短絡ピンをさらに有する請求項1〜8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記第2トリプレート線路において、前記外部接続用給電線に前記第3接地層を貫通して給電する第3ビア配線を有し、
前記第2接地層と前記第3接地層とを電気的に短絡し、前記第3ビア配線から前記外部接続用給電線の延在する方向に対して直交する方向に配される第3側面短絡ピンをさらに有する請求項1〜9のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記第2接地層と前記第3接地層とを電気的に短絡し、平面視で前記第3ビア配線及び前記第3側面短絡ピンを囲む矩形の第2の短絡支持体設置領域内に設けられた第3周囲短絡支持体をさらに備える請求項10に記載のアンテナ装置。
- 前記第3周囲短絡支持体が、前記第2の短絡支持体設置領域の4つの辺の内、前記外部接続用給電線が第3ビア配線から延在する方向と反対側の辺に沿って配される請求項11に記載のアンテナ装置。
- 前記第1ビア配線、前記第2ビア配線及び前記第3ビア配線のそれぞれが円筒状である請求項1〜12のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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- 2015-11-26 JP JP2015231107A patent/JP6493879B2/ja active Active
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Title |
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