JP2008283352A - 偏波共用マイクロ波帯平面アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロ波通信装置に接続するための信号伝送線を短くすることが可能な、偏波共用マイクロ波帯平面アンテナを提供することを目的とする。
【解決手段】垂直偏波平面アンテナ18Vを縦方向および横方向にそれぞれ4分割することで区画された各分割領域は、4×4垂直偏波素子42を構成する。4×4垂直偏波素子42からは、給電線として上下方向に幹導線44が引き出される。幹導線44を挟んで隣接する2つの2×2垂直偏波素子を、幹導線44を挟む2つの分岐導線を介して幹導線44に接続し、幹導線44の端からの電気長を調整した。これによって、4×4水平偏波素子を90°回転させた垂直偏波素子よりも構成が簡単な4×4垂直偏波素子42を構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、2枚の平面アンテナが重ねて配置され、送信と受信とで互いに偏波方向が直交する電磁波を送受信する偏波共用マイクロ波帯平面アンテナに関する。
通信衛星による中継送信を利用したマイクロ波通信が広く行われている。例えば、撮影現場から放送局に映像情報を送信してテレビ番組の取材を行うサテライト・ニュース・ギャザリングでは、撮影現場に設けられたマイクロ波通信装置が、通信衛星を介して放送局との間でマイクロ波通信を行う。
一般に、このようなマイクロ波通信装置には偏波共用アンテナが用いられる。偏波共用アンテナは、送信する電磁波の偏波方向に対して直交する偏波方向の電磁波を受信する。送信波の偏波方向と受信波の偏波方向とを直交させることで、送信波と受信波との間の干渉によるマイクロ波通信装置の性能劣化を回避することができる。
偏波共用アンテナは、パラボラアンテナまたは平面アンテナによって構成することができる。航空機等によって撮影現場等に偏波共用アンテナを輸送し運用する場合には、パラボラアンテナよりも輸送および現地での組み立てが容易な平面アンテナが好適である。
偏波共用平面アンテナは、水平偏波平面アンテナと垂直偏波平面アンテナとを重ね合わせて構成される。図1aおよびbに、それぞれ水平偏波平面アンテナおよび垂直偏波平面アンテナの構成を示す。
水平偏波平面アンテナは、矩形に形成された誘電体基板10と、誘電体基板10上に配置され矩形に形成された複数のパッチ導体12を備える。図1aの例では、誘電体基板10の縦方向および横方向にそれぞれ16枚のパッチ導体12が配置され、256枚のパッチ導体12が誘電体基板10上に配置される。各パッチ導体12の縦横方向は同一方向に揃えられる。パッチ導体12が配置される側とは反対側の誘電体基板10の面には接地導体板が設けられる。
誘電体基板10の下辺の中央には、信号が入出力されるポート14が設けられる。ポート14に接続された分岐パターン回路16は誘電体基板10の中心まで伸びた所で左右方向に分岐する。左右方向に分岐した分岐パターン回路16は、誘電体基板10の左右の辺に至るまでの長さの半分の長さだけ分岐方向に伸びた所で上下方向に分岐する。上下方向に分岐した分岐パターン回路16は、誘電体基板10の上下の辺に至るまでの長さの半分の長さだけ分岐方向に伸びた所で左右方向に分岐する。左右方向に分岐した分岐パターン回路16は、分岐元の長さの半分の長さだけ分岐方向に伸びた所でさらに上下方向に分岐する。このように、左右方向の分岐および上下方向の分岐を交互に繰り返し、2回分岐するごとに分岐方向の長さを分岐元の長さの半分とするという規則性を以て、8回にわたって256分岐した分岐パターン回路16の末端は、パッチ導体12に左方向から接続される。
このような構成によれば、ポート14から各パッチ導体12に至るまでの電気長を等しくすることができ、ポート14から入力された信号を各パッチ導体12に同位相で導くことができる。これによって、誘電体基板10の面に垂直な方向に各パッチ導体12から放射される電磁波は同位相で足し合わされ、送信指向性パターンを鋭くすることができる。また、各パッチ導体12は左方向から給電されるため、各パッチ導体12には水平方向に電流が流れ、各パッチ導体12からは水平偏波が放射される。これによって、水平偏波平面アンテナからは水平偏波が放射される。
なお、広く知られている受動アンテナの原理により受信性能は送信性能と同様となる。したがって、水平偏波平面アンテナによれば、送信指向性パターンと同一の受信指向性パターンを以て水平偏波を受信することができる。
図1bに示す垂直偏波平面アンテナは、水平偏波平面アンテナを反時計回りに90°だけ回転させた構成を有する。垂直偏波平面アンテナは水平偏波平面アンテナと同様の原理によって、誘電体基板10の面に垂直な方向に鋭い指向性パターンを以て垂直偏波を送受信する。
偏波共用平面アンテナは、垂直偏波平面アンテナの送受信面を誘電体板で覆い、その上に水平偏波平面アンテナを重ね合わせることで構成する。水平偏波平面アンテナの接地導体板には、垂直偏波平面アンテナのパッチ導体12が重なる位置にパッチ導体12とほぼ同一形状の穴を設け、垂直偏波平面アンテナでの送受信を可能とする。
このような構成によれば、水平偏波平面アンテナによって水平偏波を送信または受信し、垂直偏波平面アンテナによって垂直偏波を受信または送信することができる。
特開2002−76767号公報
図1aおよびbにそれぞれ示す水平偏波平面アンテナおよび垂直偏波平面アンテナを重ね合わせた偏波共用平面アンテナでは、水平偏波を送受信するためのポート14は横方向の辺に設けられ、垂直偏波を受送信するためのポート14は縦方向の辺に設けられる。これらのポートは離れた位置に設けられるため、マイクロ波通信装置の配置、構成等によっては、各ポートからマイクロ波通信装置に至る信号伝送線が長くなるという問題がある。
本発明は、このような課題に対してなされたものである。すなわち、マイクロ波通信装置に接続するための信号伝送線を短くすることが可能な、偏波共用マイクロ波帯平面アンテナを提供することを目的とする。
本発明は、重ねて配置される第1偏波平面アンテナおよび第2偏波平面アンテナを備え、第1偏波平面アンテナは、送受信する電磁波の偏波方向に基づいて定められた方向に給電線が引き出された平面アンテナ素子と、2つの平面アンテナ素子の各給電線の端が一端に接続され、別の2つの平面アンテナ素子の各給電線の端が他端に接続される支導線と、支導線の中途点に一端が接続される本導線と、送信信号が入力され受信信号が出力される第1ポートと、本導線の他端と第1ポートとの間に接続され、第1ポートから本導線へと信号を導き、本導線から第1ポートへと信号を導く第1平面パターン回路と、を備え、第2偏波平面アンテナは、送受信する電磁波の偏波方向に基づいて定められた方向に給電線が引き出された平面アンテナ素子と、送信信号が入力され受信信号が出力される第2ポートと、平面アンテナ素子で受信された信号を第2ポートへと導き、第2ポートから入力された信号を平面アンテナ素子へと導く第2平面パターン回路と、を備え、第1偏波平面アンテナおよび第2偏波平面アンテナは、第1偏波平面アンテナで送受信される電磁波の偏波方向と第2偏波平面アンテナで送受信される電磁波の偏波方向とが直交するよう配置される、偏波共用マイクロ波帯平面アンテナにおいて、第2偏波平面アンテナは、2つの平面アンテナ素子の各給電線の端が一端に接続される幹導線と、幹導線を挟んで配置され、それぞれの一端が幹導線の中途点に接続され、それぞれの他端に1つの平面アンテナ素子の給電線の端が接続される2本の分岐導線と、を備え、第2平面パターン回路は、幹導線の他端と第2ポートとの間に接続され、第2ポートから幹導線へと信号を導き、幹導線から第2ポートへと信号を導くことを特徴とする。
また、本発明に係る偏波共用マイクロ波帯平面アンテナにおいては、第1偏波平面アンテナは、同一方向に配置された複数の本導線を備え、第1平面パターン回路は、第1ポートから各本導線へと分岐する分岐パターン回路を備え、第2偏波平面アンテナは、第1偏波平面アンテナが備える各本導線と平行に配置された複数の幹導線を備え、第2平面パターン回路は、第2ポートから各幹導線へと分岐する分岐パターン回路を備えることが好適である。
本発明によれば、マイクロ波通信装置に接続するための信号伝送線を短くすることができる。
図2および図3に、それぞれ、本発明の実施形態に係る水平偏波平面アンテナ18Hおよび垂直偏波平面アンテナ18Vを示す。水平偏波平面アンテナ18Hおよび垂直偏波平面アンテナ18Vを重ね合わせることで偏波共用平面アンテナを構成することができる。図1aの水平偏波平面アンテナおよび図1bの垂直偏波平面アンテナと同一の構成部については同一の符号を付してその説明を省略する。
誘電体基板10の下辺にはポート基板20Hが設けられる。水平偏波平面アンテナ18Hの下層に垂直偏波平面アンテナ18Vが重ね合わされると、ポート基板20Hは、垂直偏波平面アンテナ18Vのポート基板20Vと重なる。ポート基板20Hの右側の領域には、水平偏波用ポート22が設けられる。ポート基板20Hの左側の領域は、垂直偏波用ポート48が設けられる下層のポート基板20Vの位置に重なる。
水平偏波平面アンテナ18Hのポート基板20Hを除いた部分は、図1aの水平偏波平面アンテナのポート14を除いた部分と同一の構成を有する。ここでは、垂直偏波平面アンテナ18Vの構成と水平偏波平面アンテナ18Hの構成とを対比するため、水平偏波平面アンテナ18Hを縦方向および横方向にそれぞれ4分割して説明する。
水平偏波平面アンテナ18Hを縦方向および横方向にそれぞれ4分割することで区画された各分割領域は、16枚のパッチ導体12を備える4×4水平偏波素子26を構成する。上から1段目または3段目の4×4水平偏波素子26からは、給電線として下方向に本導線28が引き出され、上から2段目または4段目の4×4水平偏波素子26からは、給電線として上方向に本導線28が引き出される。
図4に4×4水平偏波素子26の構成を示す。4×4水平偏波素子26をさらに縦方向および横方向にそれぞれ2分割することで区画された各分割領域は、4枚のパッチ導体12を備える2×2水平偏波素子32Hによって構成される。
2×2水平偏波素子32Hにおいて上下に隣接する2枚のパッチ導体12は、パッチ給電線34で接続される。パッチ給電線34は各パッチ導体12の左側から接続される。2×2水平偏波素子32Hを構成する右側の2枚のパッチ導体12に接続されるパッチ給電線34の中点と、2×2水平偏波素子32Hを構成する左側の2枚のパッチ導体12に接続されるパッチ給電線34の中点との間には、パッチ導体支導線36が接続される。
上下に隣接する2つの2×2水平偏波素子32Hのうち、上側の2×2水平偏波素子32Hのパッチ導体支導線36の中点からは下方向にアンテナ素子給電線38が引き出され、下側の2×2水平偏波素子32Hのパッチ導体支導線36の中点からは、上方向にアンテナ素子給電線38が引き出される。引き出されるアンテナ素子給電線38の長さは上下で同一とする。
左側の2つの2×2水平偏波素子32Hから引き出された各アンテナ素子給電線38の端と、右側の2つの2×2水平偏波素子32Hから引き出された各アンテナ素子給電線38の端との間には、アンテナ素子支導線40が接続される。アンテナ素子支導線40の中点には本導線28の一端が接続される。本導線28の他端は、水平偏波用ポート22と各4×4水平偏波素子26とを接続する8分岐パターン回路24の末端24Eに接続される。
このような構成によれば、各パッチ導体から8分岐パターン回路24の末端24Eに至るまでの電気長、すなわち、8分岐パターン回路24の末端24Eから各パッチ導体12に至るまでの電気長を等しくすることができる。
次に、8分岐パターン回路24について説明する。8分岐パターン回路24の入出力端24Sは水平偏波用ポート22に接続される。8分岐パターン回路24は、水平偏波用ポート22から誘電体基板10の中心まで伸びた所で左右方向に分岐する。左右方向に分岐した8分岐パターン回路24は、誘電体基板10の左右の辺に至るまでの長さの半分の長さだけ分岐方向に伸びた所で上下方向に分岐する。上下方向に分岐した8分岐パターン回路24は、誘電体基板10の上下の辺に至るまでの長さの半分の長さだけ分岐方向に伸びた所で左右方向に分岐する。左右方向に分岐した8分岐パターン回路24は、分岐元の長さの半分の長さだけ分岐方向に伸びた所が末端24Eとなり、上下に配置された2つの4×4水平偏波素子26からそれぞれ引き出された本導線28に接続される。
8分岐パターン回路24のこのような構成によれば、水平偏波用ポート22から各4×4水平偏波素子26に至るまでの電気長を等しくすることができる。これによって、水平偏波用ポート22から入力された信号を各4×4水平偏波素子26に同位相で導くことができ、水平偏波用ポート22から入力された信号を各パッチ導体12に同位相で導くことができる。したがって、誘電体基板10の面に垂直な方向に各パッチ導体12から放射される電磁波を同位相で足し合わせ、送信指向性パターンを鋭くすることができる。また、各パッチ導体12は左方向から給電されるため、各パッチ導体12には水平方向に電流が流れ、各パッチ導体12からは水平偏波が放射される。これによって、水平偏波平面アンテナ18Hから水平偏波を送信することができる。さらに、受動アンテナの原理により、送信指向性パターンと同一の受信指向性パターンを以て水平偏波を受信することができる。
次に、垂直偏波平面アンテナ18Vについて説明する。垂直偏波平面アンテナ18Vは、水平偏波平面アンテナ18Hの8分岐パターン回路24の配線パターンをそのままとし、各2×2水平偏波素子32Hを反時計回りに90°だけ回転させた構成を有する。
誘電体基板10の下辺にはポート基板20Vが設けられる。ポート基板20Vの左側の領域には、垂直偏波用ポート48が設けられる。ポート基板20Vの右側の領域には、上層のポート基板20Hに水平偏波用ポート22を設けるためのポート用穴46が設けられる。
垂直偏波平面アンテナ18Vを縦方向および横方向にそれぞれ4分割することで区画された各分割領域は、16枚のパッチ導体12を備える4×4垂直偏波素子42を構成する。上から1段目または3段目の4×4垂直偏波素子42からは、給電線として下方向に幹導線44が引き出され、上から2段目または4段目の4×4垂直偏波素子42からは、給電線として上方向に幹導線44が引き出される。
図5(a)および(b)に4×4垂直偏波素子42の構成を示す。図5(a)は上から1段目または3段目に配置される4×4垂直偏波素子42を示し、図5(b)は上から2段目または4段目に配置される4×4垂直偏波素子42を示す。4×4垂直偏波素子42を縦方向および横方向にそれぞれ2分割することで区画された各分割領域は、4枚のパッチ導体12を備える2×2垂直偏波素子32Vによって構成される。
図5(a)および(b)に示される4×4垂直偏波素子42の共通する部分について説明する。2×2垂直偏波素子32Vにおいて、左右に隣接する2枚のパッチ導体12はパッチ給電線52で接続される。パッチ給電線52はパッチ導体12の下側に接続される。2×2垂直偏波素子32Vを構成する上側の2枚のパッチ導体12を接続するパッチ給電線52の中点と、2×2垂直偏波素子32Vを構成する下側の2枚のパッチ導体12を接続するパッチ給電線52の中点との間には、パッチ導体支導線54が接続される。
左右に隣接する2つの2×2垂直偏波素子32Vのうち、左側の2×2垂直偏波素子32Vのパッチ導体支導線54の中点からは、右方向にアンテナ素子給電線56が引き出され、右側の2×2垂直偏波素子32Vのパッチ導体支導線54の中点からは、左方向にアンテナ素子給電線56が引き出される。引き出されるアンテナ素子給電線56の長さは左右で同一とする。
図5(a)に示される4×4垂直偏波素子42では、上側の2つの2×2垂直偏波素子32Vから引き出された各アンテナ素子給電線56は、幹導線44の上側の端に接続される。そして、幹導線44の下側の端は8分岐パターン回路50の末端50Eに接続される。また、2本の分岐導線58は幹導線44を挟んで配置され、各分岐導線58の上側の端は幹導線44の中途点に接続される。左下の2×2垂直偏波素子32Vから引き出されたアンテナ素子給電線56は、左側の分岐導線58の下側の端に接続され、右下の2×2垂直偏波素子32Vから引き出されたアンテナ素子給電線56は、右側の分岐導線58の下側の端に接続される。分岐導線58の長さおよび幹導線44において分岐導線58が接続される位置は、分岐導線58との接続点から上側の端までの幹導線44の電気長と、分岐導線58の電気長とが同一になるよう決定する。
図5(b)に示される4×4垂直偏波素子42では、下側の2つの2×2垂直偏波素子32Vから引き出された各アンテナ素子給電線56は、幹導線44の下側の端に接続される。そして、幹導線44の上側の端は8分岐パターン回路50の末端50Eに接続される。また、2本の分岐導線58は幹導線44を挟んで配置され、各分岐導線58の下側の端は幹導線44の中途点に接続される。左上の2×2垂直偏波素子32Vから引き出されたアンテナ素子給電線56は、左側の分岐導線58の上側の端に接続され、右上の2×2垂直偏波素子32Vから引き出された給電線は、右側の分岐導線58の上側の端に接続される。分岐導線58の長さおよび幹導線44において分岐導線58が接続される位置は、分岐導線58との接続点から下側の端までの幹導線44の電気長と、分岐導線58の電気長とが同一になるよう決定する。
このような構成によれば、各パッチ導体12から8分岐パターン回路50の末端50Eに至るまでの電気長、すなわち8分岐パターン回路50の末端50Eから各パッチ導体12に至るまでの電気長を等しくすることができる。
8分岐パターン回路50の誘電体基板10上の配線パターンは、水平偏波平面アンテナ18Hの8分岐パターン回路24の誘電体基板10上の配線パターンと同一である。8分岐パターン回路50の入出力端50Sは垂直偏波用ポート48に接続され、末端50Eは上下に配置された2つの4×4垂直偏波素子42からそれぞれ引き出された幹導線44に接続される。
8分岐パターン回路50のこのような構成によれば、垂直偏波用ポート48から各4×4垂直偏波素子42に至るまでの電気長を等しくすることができる。これによって、垂直偏波用ポート48から入力された信号を各4×4垂直偏波素子42に同位相で導くことができ、垂直偏波用ポート48から入力された信号を各パッチ導体12に同位相で導くことができる。したがって、誘電体基板10の面に垂直な方向に各パッチ導体12から放射される電磁波を同位相で足し合わせ、送信指向性パターンを鋭くすることができる。また、各パッチ導体12は下方向から給電されるため、各パッチ導体12には縦方向に電流が流れ、各パッチ導体12からは垂直偏波が放射される。これによって、垂直偏波平面アンテナ18Vから垂直偏波を送信することができる。さらに、受動アンテナの原理により、送信指向性パターンと同一の受信指向性パターンを以て垂直偏波を受信することができる。
次に、本実施形態に係る偏波共用平面アンテナ18について説明する。図6に偏波共用平面アンテナ18の分解図を、図7に偏波共用平面アンテナ18を垂直偏波平面アンテナ18Vの接地導体板18VG側から見た図を示す。
垂直偏波平面アンテナ18Vの送受信面には中間層誘電体板60が重ね合わされ、中間層誘電体板60の面上には水平偏波平面アンテナ18Hが重ね合わされる。水平偏波平面アンテナ18Hの接地導体板18HGには、垂直偏波平面アンテナ18Vのパッチ導体12が重なる位置にパッチ導体12とほぼ同一形状の結合穴62が設けられる。水平偏波平面アンテナ18Hの送受信面には上層誘電体板64が重ね合わされ、上層誘電体板64の面上には上層接地導体板66が重ね合わされる。
図7に示されるように、送受信面とは反対側のポート基板20Vの面には、水平偏波用ポート22および垂直偏波用ポート48のそれぞれの信号伝送線接続端が隣接して配置される。
垂直偏波用ポート48から送信信号が入力されると、垂直偏波平面アンテナ18Vの各パッチ導体12から垂直偏波が放射される。垂直偏波は中間層誘電体板60を透過し、接地導体板18HGに設けられた結合穴62を介して水平偏波平面アンテナ18Hの各パッチ導体12に至る。これによって水平偏波平面アンテナ18Hの各パッチ導体12には縦方向に電流が流れ、水平偏波平面アンテナ18Hの各パッチ導体12から垂直偏波が放射される。垂直偏波は上層誘電体板64を透過し、上層接地導体板66に設けられた送受信穴68を介して偏波共用平面アンテナ18から放射される。このようにして、垂直偏波用ポート48に入力された送信信号は、偏波共用平面アンテナ18から垂直偏波として送信される。偏波共用平面アンテナ18は、送信指向性パターンと同様の受信指向性パターンを以て垂直偏波を受信し、受信信号を垂直偏波用ポート48から出力する。
水平偏波用ポート22から送信信号が入力されると、水平偏波平面アンテナ18Hの各パッチ導体12から水平偏波が放射される。水平偏波は上層誘電体板64を透過し、上層接地導体板66に設けられた送受信穴68を介して偏波共用平面アンテナ18から放射される。偏波共用平面アンテナ18は、送信指向性パターンと同様の受信指向性パターンを以て水平偏波を受信し、受信信号を水平偏波用ポート22から出力する。
このような構成によれば、水平偏波平面アンテナ18Hによって水平偏波を送信または受信し、垂直偏波平面アンテナ18Vによって垂直偏波を受信または送信することができる。また、上層接地導体板66が設けられることで、各ポートから各パッチ導体12に至る導線における電磁波の放射および受信を回避することができ、指向特性の劣化を回避することができる。なお、指向特性の劣化が問題とならない程度である場合には、上層誘電体板64および上層接地導体板66を設けなくてもよい。
なお、ここでは、垂直偏波平面アンテナ18Vの上層に水平偏波平面アンテナ18Hを設ける構成としたが、水平偏波平面アンテナ18Hの上層に垂直偏波平面アンテナ18Vを設ける構成としてもよい。
本実施形態に係る垂直偏波平面アンテナ18Vの4×4垂直偏波素子42では、給電線として幹導線44が上下方向に引き出される。すなわち、4×4垂直偏波素子42の幹導線44の引き出し方向と、水平偏波平面アンテナ18Hの4×4水平偏波素子26の本導線28の引き出し方向とが一致する。これによって、垂直偏波用ポート48と各4×4垂直偏波素子42とを接続する8分岐パターン回路50の分岐方向と、水平偏波用ポート22と各4×4水平偏波素子26とを接続する8分岐パターン回路24の分岐方向とを同一とし、水平偏波用ポート22および垂直偏波用ポート48を隣接させることができる。したがって、偏波共用平面アンテナ18の各ポートとマイクロ波通信装置とを接続する信号伝送線を短くすることができる。
4×4水平偏波素子26から引き出される本導線28の方向と同一の方向に給電線が引き出される垂直偏波素子を構成する場合、4×4水平偏波素子26を単に90°回転させるだけでは導線の配置が複雑となる。例えば、図4に示す4×4水平偏波素子26を反時計回りに90°回転させることを試みる場合、本導線28から各パッチ導体12に至るまでの電気長を等しくする必要があることから、本導線28の接続位置を変えないまま、4×4水平偏波素子26を回転させることとなる。そのため、本導線28を含めて4×4水平偏波素子26を反時計回りに90°回転させた後、本導線28を下方向に引き出すこととなり、本導線28の配置が複雑となる。
そこで、本実施形態では、4×4垂直偏波素子42の縦方向中心線上に幹導線44を設け、幹導線44を給電線として上下方向に引き出す構成とした。幹導線44を挟んで隣接する2つの2×2垂直偏波素子32Vは、幹導線44を挟む2つの分岐導線58を介して幹導線44に接続し、幹導線44の端からの電気長を調整した。これによって、4×4水平偏波素子26を90°回転させた垂直偏波素子よりも構成が簡単な4×4垂直偏波素子42を構成した。
なお、各4×4水平偏波素子26および各4×4垂直偏波素子42において導線同士が接続される点では、接続点付近の導線の幅を調整することでインピーダンス整合をとることが好ましい。図8は、4×4垂直偏波素子42が含む幹導線44および分岐導線58に4分の1波長インピーダンス整合器を設けた例を示す。分岐導線58上側の4分の1波長の部分は、その下側の部分よりも幅が細くされ、4分の1波長インピーダンス整合器58Aが構成される。また、分岐導線58が接続される位置から上側4分の1波長の幹導線44の部分は、その上側の部分よりも幅が細くされ、4分の1波長インピーダンス整合器44Aが構成される。これによって、インピーダンス不整合による特性劣化を回避することができる。
また、各4×4水平偏波素子26および各4×4垂直偏波素子42は、隣接する素子との間の電磁気的な結合度が配置される位置によって異なり、特性ばらつきが生じることがある。この場合、各4×4水平偏波素子26および各4×4垂直偏波素子42において、パッチ導体12の給電点の位置、導線同士の接続点の位置等を調整することで、このような特性ばらつきを補償することができる。
上記では、4×4水平偏波素子および4×4垂直偏波素子で給電線を引き出す方向を一致させた偏波共用平面アンテナについて説明した。このようなアンテナの他、2×2水平偏波素子および2×2垂直偏波素子で給電線を引き出す方向を一致させた偏波共用平面アンテナ、または、8×8水平偏波素子および8×8垂直偏波素子で給電線を引き出す方向を一致させた偏波共用平面アンテナを構成することも可能である。この場合、図5(a)および(b)に示される2×2垂直偏波素子32Vを、パッチ導体12または方向を90°回転させた4×4水平偏波素子26に置き換えることで垂直偏波素子を構成すればよい。
次に、本発明の実施例について説明する。図9(a)および(b)は実施例に係るサテライト・ニュース・ギャザリング用マイクロ波通信ユニット70の構成を示す。図9(a)は、偏波共用平面アンテナ18Aおよび18Bの送受信面の反対側の面からマイクロ波通信ユニット70を見た図である。図9(b)は偏波共用平面アンテナ18Aおよび18Bの下側からマイクロ波通信ユニット70を見た図である。2つの偏波共用平面アンテナのうち、左側に配置されるものに係る構成部に付する符号の末尾には「A」を、右側に配置されるものに係る構成部に付する符号の末尾には「B」を付していずれのアンテナに属する構成部であるかを区別するものとする。
偏波共用平面アンテナ18Aおよび18Bは隣接して配置され左右対称となるよう構成される。水平偏波用ポート22Aおよび22B、ならびに垂直偏波用ポート48Aおよび48Bには平面回路/導波管変換器を用いる。
マイクロ波通信装置72は、偏波共用平面アンテナ18Aおよび18Bの接地導体板上に、偏波共用平面アンテナ18Aおよび18Bが互いに接する辺を跨いで配置される。
マイクロ波通信装置72の右下には送信ポート74が設けられる。送信ポート74には、下方向に伸びた後左方向へ曲がり再び下方向へと曲がる送信クランク導波管76の一端が接続される。送信クランク導波管76の他端は、分岐導波管78の中央の上側面に取り付けられる。分岐導波管78の左側の端は水平偏波用ポート22Aに接続され、右側の端は水平偏波用ポート22Bに接続される。
このような構成によれば、マイクロ波通信装置72の送信ポート74から出力された送信信号は、送信クランク導波管76を介して分岐導波管78へと導かれる。分岐導波管78は送信信号を水平偏波用ポート22Aおよび22Bに同位相で導く。水平偏波用ポート22Aおよび22Bに導かれた送信信号は、それぞれ偏波共用平面アンテナ18Aおよび18Bによって水平偏波として送信される。
結合導波管80は分岐導波管78の手前に配置される。垂直偏波用ポート48Aには結合導波管80の左側の端が、垂直偏波用ポート48Bには結合導波管80の右側の端が接続される。結合導波管80の中央の上側面には、上方向に伸びた後左方向へと曲がり再び上方向へと曲がる受信クランク導波管82の一端が取り付けられる。受信クランク導波管82の他端はマイクロ波通信装置72の左下に設けられた受信ポート84に接続される。
このような構成によれば、偏波共用平面アンテナ18Aおよび18Bによって受信された垂直偏波は、垂直偏波用ポート48Aおよび48Bから受信信号として出力される。垂直偏波用ポート48Aおよび48Bからそれぞれ出力された受信信号は、結合導波管80によって受信クランク導波管82に導かれると共に同位相で足し合わされた後、受信ポート84からマイクロ波通信装置72に入力される。
本実施例に係るマイクロ波通信ユニット70では、水平偏波用ポートおよび垂直偏波用ポートが、各偏波共用平面アンテナの下辺に隣接させて取り付けられている。そのため、送信ポート74から各水平偏波用ポートに至るまでの導波管の長さ、および各垂直偏波用ポートから受信ポート84に至るまでの導波管の長さを短くすることができる。したがって、マイクロ波通信ユニット70を小型、軽量化することができ、撮影現場等の移動先への輸送を容易にすることができる。
水平偏波平面アンテナの構成を示す図である。 垂直偏波平面アンテナの構成を示す図である。 実施形態に係る水平偏波平面アンテナの構成を示す図である。 実施形態に係る垂直偏波平面アンテナの構成を示す図である。 4×4水平偏波素子の構成を示す図である。 4×4垂直偏波素子の構成を示す図である。 実施形態に係る偏波共用平面アンテナの分解図である。 実施形態に係る偏波共用平面アンテナを送受信面と反対側の面から見た図である。 幹導線および分岐導線に4分の1波長インピーダンス整合器を設けた例を示す図である。 実施例に係るサテライト・ニュース・ギャザリング用マイクロ波通信ユニットの構成を示す図である。
符号の説明
10 誘電体基板、12 パッチ導体、14 ポート、16 分岐パターン回路、18H 水平偏波平面アンテナ、18,18A,18B 偏波共用平面アンテナ、18V 垂直偏波平面アンテナ、18HG,18VG 接地導体板、20H,20V ポート基板、22 水平偏波用ポート、24,50 8分岐パターン回路、24S,50S 入出力端、24E,50E 末端、26 4×4水平偏波素子、28 本導線、32H 2×2水平偏波素子、32V 2×2垂直偏波素子、34,52 パッチ給電線、36,54 パッチ導体支導線、38,56 アンテナ素子給電線、40 アンテナ素子支導線、42 4×4垂直偏波素子、44 幹導線、44A,58A 4分の1波長インピーダンス整合器、46 ポート用穴、48 垂直偏波用ポート、58 分岐導線、60 中間層誘電体板、62 結合穴、64 上層誘電体板、66 上層接地導体板、68 送受信穴、70 サテライト・ニュース・ギャザリング用マイクロ波通信ユニット、72 マイクロ波通信装置、74 送信ポート、76 送信クランク導波管、78 分岐導波管、80 結合導波管、82 受信クランク導波管、84 受信ポート。

Claims (2)

  1. 重ねて配置される第1偏波平面アンテナおよび第2偏波平面アンテナを備え、
    第1偏波平面アンテナは、
    送受信する電磁波の偏波方向に基づいて定められた方向に給電線が引き出された平面アンテナ素子と、
    2つの平面アンテナ素子の各給電線の端が一端に接続され、別の2つの平面アンテナ素子の各給電線の端が他端に接続される支導線と、
    支導線の中途点に一端が接続される本導線と、
    送信信号が入力され受信信号が出力される第1ポートと、
    本導線の他端と第1ポートとの間に接続され、第1ポートから本導線へと信号を導き、本導線から第1ポートへと信号を導く第1平面パターン回路と、
    を備え、
    第2偏波平面アンテナは、
    送受信する電磁波の偏波方向に基づいて定められた方向に給電線が引き出された平面アンテナ素子と、
    送信信号が入力され受信信号が出力される第2ポートと、
    平面アンテナ素子で受信された信号を第2ポートへと導き、第2ポートから入力された信号を平面アンテナ素子へと導く第2平面パターン回路と、
    を備え、
    第1偏波平面アンテナおよび第2偏波平面アンテナは、
    第1偏波平面アンテナで送受信される電磁波の偏波方向と第2偏波平面アンテナで送受信される電磁波の偏波方向とが直交するよう配置される、
    偏波共用マイクロ波帯平面アンテナにおいて、
    第2偏波平面アンテナは、
    2つの平面アンテナ素子の各給電線の端が一端に接続される幹導線と、
    幹導線を挟んで配置され、それぞれの一端が幹導線の中途点に接続され、それぞれの他端に1つの平面アンテナ素子の給電線の端が接続される2本の分岐導線と、
    を備え、
    第2平面パターン回路は、
    幹導線の他端と第2ポートとの間に接続され、第2ポートから幹導線へと信号を導き、幹導線から第2ポートへと信号を導くことを特徴とする偏波共用マイクロ波帯平面アンテナ。
  2. 請求項1に記載の偏波共用マイクロ波帯平面アンテナにおいて、
    第1偏波平面アンテナは、
    同一方向に配置された複数の本導線を備え、
    第1平面パターン回路は、
    第1ポートから各本導線へと分岐する分岐パターン回路を備え、
    第2偏波平面アンテナは、
    第1偏波平面アンテナが備える各本導線と平行に配置された複数の幹導線を備え、
    第2平面パターン回路は、
    第2ポートから各幹導線へと分岐する分岐パターン回路を備えることを特徴とする偏波共用マイクロ波帯平面アンテナ。
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