JP2017098825A - 移動体用支援装置および移動体用支援方法 - Google Patents

移動体用支援装置および移動体用支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータとの通話開始からの通話品質の変化予測に応じた態様で支援する。【解決手段】移動体用支援装置10は、情報センタ40との間で通信する通信部13と、支援開始の指示を受け付けて通信部13による情報センタ40のオペレータと車載端末20のユーザとの通話を開始させ、情報センタ40から送信される応答情報に基づいて車載端末20の操作を支援する支援制御部15と、支援開始の指示を受け付けたときの車両の位置における通話品質、および当該指示を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでの車両の位置における将来の通話品質を決定する通話品質決定部14とを備える。そして、支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けたときの通話品質および将来の通話品質に基づく態様での支援を開始する。【選択図】図2

Description

この発明は、移動体に搭載された端末装置の操作を支援する移動体用支援装置および移動体用支援方法に関するものである。
従来、車両に搭乗しているユーザと情報センタのオペレータとの通話により、オペレータがユーザからの要求を受け付け、情報センタから車載装置の操作方法を指示することで、ユーザを支援する車両用操作支援システムがある。
特開2007−216711号公報
従来の車両用操作支援システムでは、ユーザとオペレータとの通話開始後の通話品質の変化が考慮されていないという課題があった。そのため、通話開始時は音質が良好であったが、その後、車両の移動に伴い音質が低下し、通話は可能であるがユーザの発話内容がオペレータに正確に伝わらなくなった場合、ユーザとオペレータとの間でやり取りが頻発にするようになる。また、オペレータからの支援が行われる前に通信が不能となった場合、ユーザは要求を伝えたにも関わらず支援を受けることができないため、通信が回復した後に再度オペレータへ接続する手間が生じる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、オペレータとの通話開始からの通話品質の変化予測に応じた態様で支援することを目的とする。
この発明に係る移動体用支援装置は、情報センタとの間で通信する移動体側の通信部と、通信部による情報センタのオペレータと移動体のユーザとの通話を行わせて移動体の端末装置の操作を支援する支援制御部と、支援開始の指示を受け付けたときの移動体の位置における通話品質、および当該指示を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでの移動体の位置における将来の通話品質を決定する通話品質決定部とを備え、支援制御部は、支援開始の指示を受け付けたときの通話品質および将来の通話品質に基づく態様での支援を開始するものである。
この発明によれば、支援開始の指示を受け付けたときの通話品質および将来の通話品質に基づく態様での支援を開始するようにしたので、オペレータとの通話開始からの通話品質の変化予測に応じた態様で支援することができる。
この発明の実施の形態1に係る移動体用支援装置の概略を説明するための図である。 実施の形態1に係る移動体用支援装置を備えた車載端末装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る移動体用支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る移動体用支援装置の支援態様を示す図である。 実施の形態1に係る移動体用支援装置を備えた車載端末装置のハードウェア構成図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る移動体用支援装置10の概略を説明するための図であり、支援システムの全体構成図である。実施の形態1に係る移動体用支援装置10は、車載端末20に組み込まれている。車載端末20は、例えば車両に搭載されるナビゲーション装置である。そして、移動体用支援装置10は、情報センタ40の通話機器50および端末機器60とネットワークを介して通信接続する。
車両の搭乗者である車載端末20のユーザにより、情報センタ40のオペレータによる支援を開始するよう指示がなされると、移動体用支援装置10は、車載端末20に接続されている携帯電話30から情報センタ40に設置されている通話機器50に発呼し、情報センタ40に待機しているオペレータとの通話を実現する。そして、両者の通話を通じてユーザの要求がオペレータに伝えられると、オペレータは、当該要求に対する応答情報を、情報センタ40に設置されている端末機器60から移動体用支援装置10に送信する。その後、車載端末20は、移動体用支援装置10が受信した応答情報に基づいて動作する。
例えば、ユーザからオペレータに対して、現在地周辺のイタリア料理の店の検索要求が伝えられると、オペレータは施設検索を実行する。その後、オペレータは、検索結果の施設を目的地に設定する指示を含む応答情報を、情報センタ40の端末機器60から移動体用支援装置10に送信する。そして、移動体用支援装置10はこの応答情報を受信し、車載端末20はこの応答情報に含まれている指示に従って、検索結果の施設を目的地に設定する。
本実施の形態1に係る移動体用支援装置10は、ユーザにより支援開始の指示がなされた際に、将来の電波強度に基づく通話品質を予測し、現在の電波強度に基づく通話品質からの変化に応じた態様の支援を開始するものである。オペレータとの通話開始からの通話品質の変化予測に応じた態様で支援することで、ユーザとオペレータとの意思疎通を円滑にする。
例えば、ユーザにより支援開始の指示がなされたときの電波強度は高いが、オペレータとの通話を開始した数十秒後に電波強度が低下し、通話品質が低下して聞き漏らしが生じると予測される場合、移動体用支援装置10は、オペレータとの通話開始と共にユーザの発話音声の認識処理を開始し、ユーザの発話音声の認識結果を支援情報として情報センタ40へ送信する。オペレータは、ユーザの音声が聞き取りにくくなった場合であっても、端末機器60が受信した支援情報を用いてユーザの要求を正しく理解することができるようになる。
図2は、実施の形態1に係る移動体用支援装置10を備えた車載端末20の構成例を示すブロック図である。移動体用支援装置10は、アンテナ11,12、通信部13、通話品質決定部14、支援制御部15および音声認識部16を備えている。車載端末20は、移動体用支援装置10、ナビゲーション部21および音声取得部22を備えている。また、車載端末20には、指示入力部1、マイク2、表示部3およびスピーカ4が接続されている。
本実施の形態1においては、車載端末20は、ナビゲーション装置であるものとして説明する。
また、本実施の形態1においては、ユーザとオペレータとの通話は、例えばハンズフリー通話のような、車載端末20に有線または無線で接続された携帯電話30を介して行われるものとして説明する。図2に示すアンテナ11は、携帯電話30が備える移動体通信用のアンテナであり、ユーザとオペレータが通話しているときの音声データを送受信するものとする。一方、アンテナ12は、車載端末20が備える移動体通信用のアンテナであり、音声データ以外の情報を送受信するものとする。あるいは、車載端末20は、自身が備えるアンテナ12を介して音声データを送受信し、音声データ以外の情報を、携帯電話30が備えるアンテナ11を介して送受信してもよい。なお、携帯電話30を利用しない場合には、移動体用支援装置10が2本のアンテナ11,12を備え、2回線分の通信を可能にしてもよい。
表示部3は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electroluminescence)ディスプレイである。また、表示部3は、LCDまたは有機ELディスプレイとタッチセンサから構成されている表示一体型のタッチパネルであってもよい。
指示入力部1は、ユーザの手動による指示を移動体用支援装置10および車載端末20へ入力するものである。指示入力部1としては、例えば、車載端末20に設けられたハードウェアのスイッチもしくはボタン、タッチセンサ、ハンドル等に設置されたリモートコントローラ(以下、リモコン)もしくは別体のリモコン、またはジェスチャ操作による指示を認識する認識装置等が挙げられる。なお、タッチセンサには、感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式、あるいはこれらを組み合わせた方式などのうち、いずれを用いてもよい。
ここで、指示入力部1は、例えばハンドルに設置されたボタンを含み、ユーザにより当該ボタンが押下されると支援開始の指示を支援制御部15へ入力する。また、指示入力部1は、例えば表示一体型のタッチパネルを含み、ユーザにより当該タッチパネルが押下されるとナビゲーション機能の操作の指示をナビゲーション部21へ入力する。
ナビゲーション部21は、指示入力部1からの入力に応じて、画面遷移を行ったり、図示しない地図データを用いて施設検索または住所検索等の種々の検索を行ったりする。また、ナビゲーション部21は、施設または住所への経路を計算し、経路案内のための表示情報または音声情報を生成し、それらを出力するよう表示部3またはスピーカ4へ指示する。
なお、ナビゲーション部21は、上記以外にも、車両に搭載されている装置の操作を実行する構成であってもよい。例えば、ナビゲーション部21は、カーオーディオの楽曲名またはアーティスト名等による楽曲検索を行ったり、楽曲を再生したり、カーエアコンディショナの操作を行ったりする。
さらに、ナビゲーション部21は、後述する通話品質決定部14からの指示に従って、車両が走行する予定の経路上の各位置を示す位置情報を出力する。位置情報は、例えば緯度および経度である。なお、経路が設定されていない場合、ナビゲーション部21は、例えば、車両が現在走行している道路をこのまま走行し続けると仮定して当該道路上の各位置を示す位置情報を出力してもよい。
マイク2は、ユーザが発話した音声を集音する。マイク2には、例えば、全指向性(無指向性)のマイク、複数の全指向性(無指向性)のマイクをアレイ状に配列して指向特性を調整可能としたアレイマイク、または一方向のみに指向性を有しており指向特性を調整できない単一指向性マイクなどがある。
音声取得部22は、マイク2により集音されたアナログ音声を取り込み、A/D(Analog/Digital)変換して、通信部13および音声認識部16へ出力する。ここで、音声取得部22は、当該取得したアナログ音声を、後述する音声認識部16での認識処理に適したデジタル音声に変換する。また、音声取得部22は、当該取得したアナログ音声を、情報センタ40のオペレータとの通話に適したデジタル音声へ変換する。
音声認識部16は、デジタル化された音声データを音声取得部22から受け付け、当該音声データからユーザが発話した内容に相当する音声区間を検出する。以下では、ユーザが発話した内容に相当する音声区間を「発話区間」と呼ぶ。そして、音声認識部16は、発話区間の音声データに対して認識処理を行い、認識結果を支援制御部15へ出力する。
この音声認識部16は、後述する支援制御部15からの通話開始の指示に従って、認識処理を開始する。
通話品質決定部14は、後述する支援制御部15から支援開始の指示を受け付けると、当該指示を受け付けた時点における携帯電話30の電波強度を、通信部13から取得し、当該電波強度に基づいて通話品質を決定する。以下では、この通話品質を「指示受付時の通話品質」と呼ぶ。
また、通話品質決定部14は、支援制御部15から支援開始の指示を受け付けると、当該指示を受け付けた時点から予め定められた時間が経過するまでの車両の位置情報を、ナビゲーション部21から取得する。また、通話品質決定部14は、位置情報が示す各位置における電波強度を、通信部13を介して不図示の外部サーバから取得する。そして、通話品質決定部14は、外部サーバから取得した各位置における電波強度に基づいて、各位置における将来の通話品質を決定する。
通話品質決定部14は、指示受付時の通話品質と将来の通話品質を、支援制御部15へ出力する。
なお、上述の予め定められた時間とは、例えば、移動体用支援装置10の設計時にユーザとオペレータとの模擬通話のデータを収集し、当該通話の開始から完了までの時間を平均したものとしてもよいし、実際にユーザがオペレータと通話をする度に移動体用支援装置10が通話の開始から完了までの時間を計測して累積平均したものとしてもよい。なお、予め定められた時間の決定方法はこれらの方法に限られない。
上述の外部サーバには、電波強度の分布データが格納されている。この外部サーバは、移動体用支援装置10から位置情報を受信すると、当該分布データを参照して位置情報が示す各位置における電波強度を取得し、移動体用支援装置10へ送信する。この外部サーバは、情報センタ40にあってもよい。あるいは、車載端末20が電波強度の分布データを保持し、支援制御部15は、当該分布データを参照して位置情報が示す各位置における電波強度を取得するようにしてもよい。
また、通話品質決定部14は、支援開始の指示を受け付けた時点における携帯電話30の電波強度を通信部13から取得するのではなく、当該指示を受け付けた時点での位置における電波強度を、外部サーバまたは車載端末20が保持する電波強度の分布データを参照して取得するようにしてもよい。
通話品質は、電波強度の所定の範囲毎に対応付けられているものとする。本実施の形態1においては、電波強度を、通信圏外の「0」から最高強度の「100」の範囲とし、電波強度0以上20以下の範囲をレベル1、電波強度21以上40以下の範囲をレベル2、電波強度41以上100以下の範囲をレベル3とする。通話品質がレベル1のときは通信圏外または通話困難な状況であり、レベル2のときは通話はできるが相手の声を聞き取りにくい状況であり、レベル3のときは相手の声の聞き取りに支障がない状況であるものとして説明する。なお、通話品質のレベル数、および電波強度の範囲とレベルとの対応関係については、上述したものに限られない。
支援制御部15は、支援開始の指示を指示入力部1から受け付け、通話品質決定部14へ出力する。そして、支援制御部15は、指示受付時の通話品質のレベルと将来の通話品質のレベルを、通話品質決定部14から受け付ける。将来の通話品質のレベルは、支援開始の指示を受け付けた時点から予め定められた時間が経過するまでの間に変化する。そこで、支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けた時点から予め定められた時間が経過するまでの将来の通話品質のレベルのうち、最もレベルが低いものを選択することが望ましい。
支援制御部15は、支援開始の指示を指示入力部1から受け付けた後、支援を開始するときに、通話開始の指示を通信部13へ出力する。また、支援制御部15は、指示受付時の通話品質のレベルと将来の通話品質の最低レベルの組み合わせに応じた態様でユーザを支援するために、移動体用支援装置10および車載端末20の制御を行う。支援制御部15による制御の詳細については後述する。
通信部13は、支援制御部15から通話開始の指示を受け付けると、アンテナ11,12を使用して、情報センタ40の通話機器50および端末機器60との通信を開始する。
具体的には、通信部13は、支援制御部15から通話開始の指示を受け付けると、車載端末20に接続されている携帯電話30に対して、情報センタ40の通話機器50への発呼の指示を出力する。そして、通信部13は、音声取得部22から受け付けるユーザの音声データを携帯電話30を介して通話機器50へ送信し、通話機器50から送信されるオペレータの音声データを携帯電話30を介して受信する。また、通信部13は、受信したオペレータの音声データをナビゲーション部21へ出力し、ナビゲーション部21が当該音声データを出力するようスピーカ4へ指示する。
また、通信部13は、音声データを送受信する回線とは異なる回線を用いて、音声データ以外のデータの送受信を行う。具体的には、通信部13は、情報センタ40に設置されている端末機器60と通信することによって、端末機器60から送信される応答情報を受信し、支援制御部15から受け付ける支援情報を端末機器60へ送信する。応答情報は、通信部13からナビゲーション部21へ出力される。
また、通信部13は、通話品質決定部14からの指示に従い、外部サーバへ位置情報を送信し、位置情報に対応する電波強度を外部サーバから受信する。
次に、図3に示すフローチャートと具体例を用いて、実施の形態1に係る移動体用支援装置10の動作を説明する。
まず、移動体用支援装置10が起動すると、支援制御部15は、指示入力部1が入力する支援開始の指示を待ち受ける。そして、支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けると(ステップST1「YES」)、通話品質決定部14に対して支援開始の指示を出力する。通話品質決定部14は、支援制御部15から支援開始の指示を受け付けると、指示受付時の通話品質のレベルと将来の通話品質のレベルを決定する(ステップST2)。
続いて、支援制御部15は、通話品質決定部14から指示受付時の通話品質のレベルと将来の通話品質のレベルを取得する(ステップST3)。支援制御部15は、将来の通話品質のレベルのうちの最低レベルを選択し、指示受付時の通話品質のレベルと将来の通話品質の最低レベルとに基づいて支援態様を決定する(ステップST4)。そして、支援制御部15は、支援を開始すると共に当該決定した支援態様に応じた制御を行い(ステップST5)、支援が完了するとステップST1の処理に戻る。
ここで、支援制御部15における支援態様の決定と制御について詳述する。
図4は、指示受付時の通話品質のレベルと将来の通話品質の最低レベルとの組み合わせに対応する支援態様を示したものである。以下において、まず図4の(A)〜(E)の内容について説明する。
(A)オペレータによる支援の開始
ステップST5において、支援制御部15は、通信部13に対して通話開始の指示を出力する。通信部13は、当該指示を受け付けると、携帯電話30に対して、情報センタ40の通話機器50に接続するよう発呼を指示する。携帯電話30と通話機器50との接続が完了すると、通信部13は、音声取得部22により取得された音声データを送信したり、受信したオペレータの音声データをナビゲーション部21に対して出力したりする。ナビゲーション部21は、通信部13からオペレータの音声データを受け付け、当該音声データを出力するようスピーカ4へ指示する。
また、通信部13は、ユーザとオペレータとの通話の結果、オペレータにより情報センタ40の端末機器60から送信された車載端末20に対する指示を含む応答情報を受信すると、ナビゲーション部21に対して出力する。ナビゲーション部21は、通信部13から応答情報を受け付け、当該応答情報に含まれる指示に従って動作する。
例えば、ハンドルに設置されたボタンである指示入力部1がユーザにより押下され、通信部13と情報センタ40の通話機器50との接続がなされ、ユーザとオペレータとの間で以下のような通話がなされたものとする。なお、ここでは、オペレータによる支援の内容は施設検索であるものとして説明するが、支援の内容はこれに限られない。
オペレータ発話#1:こちらはオペレータサービスです。ご用件は何でしょうか?
ユーザ発話#1 :目的地の周辺で食事できるところを探して。
オペレータ発話#2:かしこまりました。
オペレータ発話#3:目的地周辺には、ファミリーレストラン○○とうどん屋△△があります。どちらにしますか?
ユーザ発話#2 :ファミレスでお願い。
オペレータ発話#4:かしこまりました。○○を経由地に設定します。
上記通話の終了後、オペレータは、○○の位置情報と経由地に設定する指示とを含む応答情報を、情報センタ40の端末機器60から車載端末20に対して送信する。通信部13は、この応答情報を受信し、ナビゲーション部21へ出力する。その結果、ナビゲーション部21において○○が経由地に設定される。
(B)音声認識の開始および認識結果の送信
ステップST5において、支援制御部15は、音声認識部16に対して音声認識の開始を指示する。音声認識部16は、当該指示を受け付けると、音声取得部22により取得された音声データに対して認識処理を行い、認識結果を支援制御部15に対して出力する。そして、支援制御部15は、音声認識部16から受け付けた認識結果を含む支援情報を情報センタ40の端末機器60へ送信するよう、通信部13に対して指示する。
例えば、ユーザとオペレータとの間で上述のような通話がなされたものとする。
音声認識部16は、音声取得部22によって取得されたユーザ発話#1の音声データを大語彙連続認識により処理し、認識結果として文字列「目的地の周辺で食事できるところを探して」を出力する。支援制御部15は、音声認識部16から受け付けた認識結果の文字列を含む支援情報を情報センタ40の端末機器60へ送信するよう、通信部13に対して指示する。端末機器60は、支援情報に含まれる認識結果の文字列をオペレータに対して提示する。その結果、オペレータは、ユーザ発話#1の内容を確認することができる。
なお、ここでは、支援制御部15から音声認識部16に対して、大語彙連続認識による認識処理が指示されたが、これに限らず、キーワードスポッティング等の自然発話の認識に適した方法であればよい。支援制御部15から音声認識部16に対してキーワードスポッティングによる認識方法が指示された場合は、例えば「目的地周辺」「食事」「探して」といった予め定められたキーワードと一致する文字列が、認識結果として出力される。そして、支援制御部15により、これらのキーワードを含む支援情報が、通信部13を介して情報センタ40の端末機器60へ送信される。
音声データを送受信するアンテナ12の電波強度が低いとき、音声データ以外の情報を送受信するアンテナ11の電波強度も低いが、認識結果は音声データに比べてデータサイズが小さいため送信可能である。加えて、認識結果の一部データの送信に失敗したとしても、欠落したデータの送信要求を受信側の情報センタ40から繰り返すことで、最終的にすべてのデータを送信できる。
(C)音声認識の開始および認識結果に対応した機能の実行
ステップST5において、支援制御部15は、音声認識部16から受け付けた認識結果に対応する車載端末20の機能を特定する。なお、認識結果に対応する機能の特定方法については公知の技術を用いればよいため説明を省略する。
支援制御部15は、認識結果に対応する機能が特定された場合、ナビゲーション部21に対して、当該機能を実行するよう指示する。このとき、支援制御部15は、ナビゲーション部21に対して、当該機能の実行結果をユーザに対して提示せずに保持したまま、待機するよう指示する。
そして、支援制御部15は、後述する予め定められた提示条件を満たした場合に、当該機能の実行結果をユーザに提示するように、ナビゲーション部21に対して指示する。実行結果の提示方法は、表示部3による表示、スピーカ4からの音声出力、または表示部3による表示とスピーカ4からの音声出力との組み合わせとする。
例えば、ユーザとオペレータとの間で上述のような通話がなされたものとする。
支援制御部15は、ユーザ発話#1の音声データの認識結果を解析した結果、「目的地周辺の食事施設の検索」機能を特定する。その後、ナビゲーション部21は、目的地周辺の食事施設を検索し、検索結果を保持しておく。そして、支援制御部15から検索結果の提示が指示されると、ナビゲーション部21は、保持していた検索結果の食事施設のリストを表示部3に表示したり、施設名をスピーカ4から音声出力したりする。
なお、支援制御部15は、認識結果に対応する機能を特定し、予め定められた提示条件を満たした場合に、上述したように特定した機能の実行結果を提示するのではなく、特定した機能をユーザに把握させ実行要否を指示させるための画面または音声をユーザに提示するように、ナビゲーション部21に対して指示してもよい。ユーザへの実行要否の問い合わせは、ナビゲーション部21がすでに機能を実行し終えていた場合における実行結果の提示要否の問い合わせを含むものとする。
この構成にした場合、オペレータが対話を通じてユーザの要求内容を確認する前に通話が困難になったとしても、支援制御部15がこの確認フェーズを引き継ぐため、ユーザにとってみれば引き続き要求内容を確認する画面または音声が出力されることになる。そのため、ユーザが違和感なく手動操作へ移行することができる。また、音声認識部16がユーザの発話を誤認識していた場合に、ユーザが所望しない機能の実行結果を提示することを回避することができる。
(D)オペレータによる支援の開始待機
ステップST5において、支援制御部15は、現在の携帯電話30の通話品質のレベルを決定するよう、通話品質決定部14に対して指示する。そして、支援制御部15は、通話品質決定部14から受け付ける通話品質のレベルが、予め定められたレベル以上になった場合、通信部13に対して通話開始の指示を出力する。具体的には、支援制御部15は、所定の間隔ごとに通話品質決定部14から現在位置における通話品質のレベルを受け付け、通話品質のレベルがレベル2以上であるか否かを判定する。そして、支援制御部15は、通話品質のレベルがレベル2以上である場合、通信部13に対して通話開始の指示を出力する。その際、支援制御部15は、現在位置における通話品質のレベルと、将来の通話品質の最低レベルとの組み合わせに応じた支援態様の制御を行ってもよい。
一方、レベル2未満である場合、支援制御部15は何もせず、待機状態を継続する。
(E)オペレータによる支援不実行
ステップST5において、支援制御部15は、オペレータによる支援を実行しない。このとき、支援制御部15は、通信圏外または通話困難であるためオペレータによる支援を受けられない旨をユーザに提示するよう、ナビゲーション部21に対して指示してもよい。
次に、指示受付時の通話品質のレベルと将来の通話品質の最低レベルとの組み合わせに応じて決定される支援態様のうち、本実施の形態においてポイントとなる支援態様を説明する。
支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けた時点での通話品質のレベルと将来の通話品質の最低レベルがどちらもレベル3である場合、即ち、オペレータとの通話終了まで「相手の声の聞き取りに支障がない」状況が続くと予測される場合、「(A)オペレータによる支援の開始」のみを実行する。
支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けた時点での通話品質のレベルがレベル3であり、将来の通話品質の最低レベルがレベル2である場合、即ち、オペレータとの通話を開始した時点では「相手の声の聞き取りに支障がない」状況であるが通話の途中で「通話はできるが相手の声を聞き取りにくい」状況になると予測される場合、「(A)オペレータによる支援の開始」とともに「(B)音声認識の開始および認識結果の送信」を並行して行う。
これにより、ユーザとオペレータとの通話中に、音声が聞き取りにくい状況になった場合であっても、オペレータは、ユーザの発話の内容の理解が容易になる。また、通話中に通話品質が低下したタイミングで音声認識を開始すると、音声認識部16による認識処理がユーザの発話の途中から開始されることにより正しい認識結果が得られない場合があるが、本実施の形態1では通話開始時から音声認識を開始するので、正しい認識結果をオペレータに伝えることができる。
支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けた時点での通話品質のレベルがレベル3であり、将来の通話品質の最低レベルがレベル1である場合、即ち、オペレータとの通話を開始した時点では「相手の声の聞き取りに支障がない」状況であるが通話の途中で、例えばトンネル通過等により「通信圏外または通話困難」な状況になると予測される場合、「(A)オペレータによる支援の開始」とともに「(C)音声認識の開始および認識結果に対応した機能の実行」を並行して行う。
この場合さらに、支援制御部15は、通話品質決定部14に指示して、所定の間隔ごとにその時点での位置における通話品質のレベルを決定させる。そして、通話品質決定部14は、所定の間隔ごとに決定した通話品質を、現在位置における通話品質として支援制御部15へ出力する。支援制御部15は、予め定められた提示条件を満たした場合、認識結果に対応した機能の実行結果をユーザに提示するよう、ナビゲーション部21に対して指示する。
予め定められた提示条件とは、例えば、現在位置における通話品質のレベルがレベル1であり、かつ、オペレータからの応答情報を受信していない場合である。
これにより、ユーザとオペレータとの通話中であってオペレータからの支援が行われる前に通信が途切れてしまった場合でも、ユーザとオペレータとの通話を有効活用し、ユーザの要求に応えることができる。
なお、図4において、支援開始の指示を受け付けた時点での通話品質のレベルがレベル3またはレベル2であり、将来の通話品質の最低レベルがレベル1である場合、(A)と(C)を実行する支援態様にしたが、通話中に「通信圏外または通話困難」な状況となる前に、「通話はできるが相手の声を聞き取りにくい」状況となる場合があることを考慮して、(A)と(C)に加えて(B)も実行する支援態様にしてもよい。
次に、図5を参照して、実施の形態1に係る移動体用支援装置10を備えた車載端末20のハードウェア構成例を説明する。
図2に示した指示入力部1およびマイク2は、図5に示した入力装置101である。表示部3およびスピーカ4は、出力装置102である。移動体用支援装置10におけるアンテナ11,12および通信部13は、携帯電話30等を含む移動体通信用の通信装置103である。
移動体用支援装置10における通話品質決定部14、支援制御部15および音声認識部16、ならびに車載端末20におけるナビゲーション部21および音声取得部22は、メモリ105に格納されているプログラムを実行するプロセッサ104である。
通話品質決定部14、支援制御部15、音声認識部16、ナビゲーション部21および音声取得部22の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ105に格納される。プロセッサ104は、メモリ105に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、移動体用支援装置10と車載端末20は、プロセッサ104により実行されるときに図3に示した各ステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ105を備える。また、このプログラムは、移動体用支援装置10と車載端末20の各部の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
プロセッサ104は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)等ともいう。メモリ105は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク、フレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、ミニディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
なお、移動体用支援装置10と車載端末20における各部の機能を複数組のプロセッサ104とメモリ105で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1組のプロセッサ104とメモリ105で実現してもよい。
以上のとおり、実施の形態1に係る移動体用支援装置10は、情報センタ40との間で通信する車両側の通信部13と、通信部13による情報センタ40のオペレータと移動体のユーザとの通話を行わせて車載端末20の操作を支援する支援制御部15と、支援開始の指示を受け付けたときの車両の位置における通話品質、および当該指示を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでの車両の位置における将来の通話品質を決定する通話品質決定部14とを備える。そして、支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けたときの通話品質および将来の通話品質に基づく態様での支援を開始する構成である。これにより、移動体用支援装置10は、ユーザとオペレータとの通話開始からの通話品質の変化予測に応じた態様で支援することができる。従って、ユーザとオペレータとの意思疎通の円滑化および支援の再要求防止が可能となり、ユーザのストレスを低減することができる。
また、実施の形態1に係る移動体用支援装置10は、ユーザの発話音声を認識処理する音声認識部16を備える。そして、支援制御部15は、支援開始の指示を受け付けたときの通話品質よりも将来の通話品質が低い場合、ユーザとオペレータとの通話開始にあわせて音声認識部16による認識処理を開始させ、認識結果を通信部13から情報センタ40へ送信させる構成である。これにより、ユーザとオペレータとの通話中に、音声が聞き取りにくい状況になった場合であっても、オペレータは、ユーザの発話の内容の理解が容易になる。また、通話開始時から音声認識を開始するので、正しい認識結果をオペレータに伝えることができる。
また、実施の形態1において、支援制御部15は、将来の通話品質が通話困難なレベルである場合、ユーザとオペレータとの通話開始にあわせて音声認識部16による認識処理を開始させ、認識結果に対応する機能の実行指示を車載端末20のナビゲーション部21へ出力する構成である。これにより、ユーザとオペレータとの通話中であってオペレータからの支援が行われる前に通信が途切れてしまう事態に備えて、ユーザとオペレータとの通話を有効活用し、ユーザの要求に応える準備を行うことができる。また、通話開始時から音声認識を開始するので、正しい認識結果を用いてユーザの要求に応えることができる。
また、実施の形態1において、通話品質決定部14は、オペレータとユーザとの通話中の通話品質を決定する構成である。支援制御部15は、通話開始前に決定された将来の通話品質が通話困難なレベルであってその後の通話中に実際に通話品質が通話困難なレベルになった場合、かつ、車載端末20を操作する指示を含んだ応答情報を情報センタ40から受信していない場合、車載端末20のナビゲーション部21に対して、認識結果に対応する機能の実行結果をユーザに提示するよう指示する構成である。これにより、ユーザとオペレータとの通話中であってオペレータからの支援が行われる前に通信が途切れてしまった場合に、ユーザとオペレータとの通話を有効活用し、ユーザの要求に応えることができる。
また、実施の形態1において、支援制御部15は、通話開始前に決定された将来の通話品質が通話困難なレベルであってその後の通話中に実際に通話品質が通話困難なレベルになった場合、かつ、車載端末20を操作する指示を含んだ応答情報を情報センタ40から受信していない場合、車載端末20のナビゲーション部21に対して、認識結果に対応する機能の実行要否の問い合わせをユーザに提示するよう指示する構成であってもよい。この構成の場合には、オペレータがユーザの要求内容を確認する前に通話が困難になったとしても、車載端末20が引き続き要求内容の確認を行うこととなるため、ユーザが違和感なく手動操作へ移行することができる。また、音声認識部16がユーザの発話を誤認識していた場合に、ユーザが所望しない機能の実行結果を提示することを回避することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、または実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
また、本発明に係る移動体用支援装置10が支援する車載端末20は、車両用の端末装置に限らず、人、鉄道、船舶または航空機等を含む移動体用の端末装置であってもよい。また、移動体用支援装置10が車載端末20に組み込まれた構成を示したが、移動体用支援装置10と車載端末20がそれぞれ独立した構成であってもよい。
1 指示入力部、2 マイク、3 表示部、4 スピーカ、10 移動体用支援装置、11,12 アンテナ、13 通信部、14 通話品質決定部、15 支援制御部、16 音声認識部、20 車載端末、21 ナビゲーション部、22 音声取得部、30 携帯電話、40 情報センタ、50 通話機器、60 端末機器、101 入力装置、102 出力装置、103 通信装置、104 プロセッサ、105 メモリ。

Claims (6)

  1. 情報センタとの間で通信する移動体側の通信部と、
    前記通信部による前記情報センタのオペレータと前記移動体のユーザとの通話を行わせて前記移動体の端末装置の操作を支援する支援制御部と、
    支援開始の指示を受け付けたときの前記移動体の位置における通話品質、および当該指示を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでの前記移動体の位置における将来の通話品質を決定する通話品質決定部とを備え、
    前記支援制御部は、前記支援開始の指示を受け付けたときの通話品質および前記将来の通話品質に基づく態様での支援を開始することを特徴とする移動体用支援装置。
  2. 前記移動体のユーザの発話音声を認識処理する音声認識部を備え、
    前記支援制御部は、前記支援開始の指示を受け付けたときの通話品質よりも前記将来の通話品質が低い場合、前記移動体のユーザと前記情報センタのオペレータとの通話開始にあわせて前記音声認識部による認識処理を開始させ、認識結果を前記通信部から前記情報センタへ送信させることを特徴とする請求項1記載の移動体用支援装置。
  3. 前記移動体のユーザの発話音声を認識処理する音声認識部を備え、
    前記支援制御部は、前記将来の通話品質が通話困難なレベルである場合、前記移動体のユーザと前記情報センタのオペレータとの通話開始にあわせて前記音声認識部による認識処理を開始させ、認識結果に対応する機能の実行指示を前記移動体の端末装置へ出力することを特徴とする請求項1記載の移動体用支援装置。
  4. 前記通話品質決定部は、前記情報センタのオペレータと前記移動体のユーザとの通話中の通話品質を決定し、
    前記支援制御部は、前記通話中の通話品質が通話困難なレベルになった場合、かつ、前記移動体の端末装置を操作する指示を含んだ応答情報を前記情報センタから受信していない場合、前記移動体の端末装置に対して、前記認識結果に対応する機能の実行結果をユーザに提示するよう指示することを特徴とする請求項3記載の移動体用支援装置。
  5. 前記通話品質決定部は、前記情報センタのオペレータと前記移動体のユーザとの通話中の通話品質を決定し、
    前記支援制御部は、前記通話中の通話品質が通話困難なレベルになった場合、かつ、前記移動体の端末装置を操作する指示を含んだ応答情報を前記情報センタから受信していない場合、前記移動体の端末装置に対して、前記認識結果に対応する機能の実行要否の問い合わせをユーザに提示するよう指示することを特徴とする請求項3記載の移動体用支援装置。
  6. 情報センタのオペレータと移動体のユーザとの通話を行わせて前記移動体の端末装置の操作を支援する移動体用支援方法であって、
    通話品質決定部が、支援開始の指示を受け付けたときの前記移動体の位置における通話品質、および当該指示を受け付けてから予め定められた時間が経過するまでの前記移動体の位置における将来の通話品質を決定するステップと、
    支援制御部が、前記支援開始の指示を受け付けたときの通話品質および前記将来の通話品質に基づく態様での支援を決定するステップと、
    前記支援制御部が、前記態様の支援を開始するステップとを備えることを特徴とする移動体用支援方法。
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