JP6509077B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、携帯端末装置が接続されて通話相手に電話をかける情報処理装置に関する。
最近では、スマートホンと称される携帯端末装置と車載装置との連携が進んでおり、携帯端末装置と同じ画面を車載装置に表示するとともに、車載装置に備わったタッチパネルを用いて表示画面を用いた各種の操作を行うことができるようになっている。例えば、オペレーティングシステムとしてiOS(アイオーエス、登録商標)を用いたiPhone(アイフォーン、登録商標)と称される携帯端末装置で提供されるCarPlay(登録商標)などにより、上述した動作が実現されている。このような連携により、例えば、車載装置に対して操作を行うことにより携帯端末装置の電話機能を利用して特定の相手に電話をかけたり、かかってきた電話を取って通話を行うことが可能となる。
一方、このような連携が実現する以前から、車載装置に電話帳データを格納しておいてこの電話帳データの中から特定の相手を選択して電話番号を特定し、外付けの携帯端末装置にこの電話番号を送って電話をかける手法が知られている。この場合に、電話帳データや発信履歴データおよび着信履歴データの内容を示す画面や、通話相手を特定する操作画面は、車載装置に備わった電話機能により作成されて表示される。なお、これらの電話帳データや発信履歴データおよび着信履歴データを、接続された携帯電話機から取得するようにした車載ハンズフリー装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−116958号公報
ところで、上述した車載装置と連携する携帯端末装置の電話機能を用いて電話をかける場合(第1の接続方式)と、車載装置の電話機能を用いて通話相手を特定して電話番号を携帯端末装置に送って電話をかける場合(第2の接続方式)とで、異なる接続方式が要求される場合がある。例えば、第1の接続方式としてUSBケーブルを介した接続が要求され、第2の接続方式としてブルートゥース(登録商標)を介した接続が要求される場合がある。しかも、ブルートゥースを用いて車載装置と携帯端末装置とを接続して必要に応じて電話機能を使用しているときに、USBケーブルを用いて車載装置と携帯端末装置とを接続して連携動作を開始すると、ブルートゥースを用いた接続が中断されるケースがある。電話をかける動作自体は、携帯端末装置の電話機能を用いることで可能になるが、2つの接続方式のそれぞれに対応する電話機能の違いから操作手順が異なることになり、操作性が低下するという問題があった。また、車載装置の電話機能のみに備わった機能(例えば、短縮ダイヤル機能や電話番号に対応付けて登録された音声を用いて電話をかける機能など)がある場合には、第2の接続方式を用いて接続した場合には使える機能が第1の接続方式を用いて接続した場合には使えないことになり、使える機能が制限されるという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、接続方式毎の操作手順の違いによる操作性の低下を防止するとともに、接続方式による機能制限をなくすことができる情報処理装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、携帯端末装置と第1の経路を用いて接続されて通信を行う第1の接続手段と、第1の接続手段に第1の経路を介して携帯端末装置が接続されているときに、通話相手を特定するとともに、この通話相手に対して携帯端末装置を通して発呼処理を行う第1の電話処理手段と、携帯端末装置と第2の経路を用いて接続されて通信を行う第2の接続手段と、第2の接続手段に第2の経路を介して携帯端末装置が接続されているときに、利用者の指示に応じて、携帯端末装置と連携する処理を行う連携処理手段と、連携処理手段による処理を開始する時点で、第1の経路を遮断する接続遮断手段と、連携処理手段による処理が開始された後、第1の電話処理手段と同じ手順で通話相手を特定するとともに、連携する携帯端末装置に対してこの特定した通話相手を指定して発呼処理を依頼する第2の電話処理手段とを備えている。
これにより、携帯端末装置と連携動作中に電話をかける場合であっても、情報処理装置に備わった第1の電話処理手段と同じ手順で通話相手を特定する処理が行われるため、第1の電話処理手段が直接携帯端末装置を通して電話をかける場合と同様の操作性を実現することができ、接続方式毎の操作手順の違いによる操作性の低下を防止することができる。
また、上述した接続遮断手段によって第1の経路を遮断する前に、第1の経路を介して接続された携帯端末装置から第1の識別情報を取得する第1の取得手段と、第2の接続手段によって第2の経路を介して携帯端末装置が接続された後に、この携帯端末装置から第2の識別情報を取得する第2の取得手段とをさらに備え、第2の電話処理手段は、第1の識別情報と第2の識別情報が一致した場合に携帯端末装置に対して発呼処理を行わせることが望ましい。これにより、想定していない携帯端末装置が接続されている場合にこの携帯端末装置を用いて電話をかける誤操作を回避することができる。
また、上述した第1の取得手段は、第1の識別情報とともに、複数の通話相手の電話番号、氏名・名称が少なくとも含まれる電話帳データを取得することが望ましい。これにより、第1の経路が遮断される前に携帯端末装置が保持していた情報を用いて、遮断後に通話相手を特定することができる。
また、上述した第1の電話処理手段は、少なくとも一の通話相手に対応して登録された短縮番号と、利用者が指定した番号とを比較することにより、通話相手を特定することが望ましい。あるいは、上述した第1の電話処理手段は、少なくとも一の通話相手に対応して登録された音声情報と、利用者が発声した音声とを比較することにより、通話相手を特定することが望ましい。これにより、情報処理装置が有する独自の方法を、通話相手の特定に利用することができる。
一実施形態の車載装置の構成を示す図である。 一実施形態の携帯端末装置の構成を示す図である。 ブルートゥース接続からUSB接続に切り替わった後に車載装置から電話をかける動作手順を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の車載装置と携帯端末装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の車載装置の構成を示す図である。図1に示すように、車載装置1は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18、操作部20、発話スイッチ(SW)22、タッチパネル24、入力制御部26、表示処理部30、表示装置32、デジタル−アナログ変換器(D/A)40、スピーカ42、マイクロホン44、アナログ−デジタル変換器(A/D)46、制御部50、ハードディスク装置(HDD)70、USB(Universal Serial Bus)インタフェース部(USB I/F)80、ブルートゥース・インタフェース部(BT I/F)82を備えている。
ナビゲーション処理部10は、ハードディスク装置70に記憶されている地図データを用いて車載装置1が搭載された車両の走行を案内するナビゲーション動作を行う。自車位置を検出するGPS(Global Positioning System)装置12とともに用いられ、車両の走行を案内するナビゲーション動作には、地図表示、経路探索・誘導のほかに周辺施設を検索して表示する動作などが含まれる。なお、自車位置検出は、GPS12の他にジャイロセンサや車速センサ等の自律航法センサを組み合わせて用いるようにしてもよい。
TVチューナ処理部14は、地上デジタル放送等の放送信号を受信し、映像および音声を再生する処理を行う。ラジオチューナ処理部16は、ラジオ放送の信号を受信し、音声を再生する処理を行う。AV処理部18は、圧縮されてハードディスク装置70に記憶されている音楽データや映像データを読み出して再生する処理を行う。なお、音楽データや映像データは、ディスク読取装置(図示せず)を用いてCDやDVDから読み取ったものを用いたり、携帯端末装置90から送られてくるものをブルートゥース・インタフェース部80経由で受信して用いるようにしてもよい。
操作部20は、利用者による各種操作を受け付けるためのものであり、各種のスイッチや操作つまみ等が備わっている。発話スイッチ22は、利用者がマイクロホン44に向けて発声する際に利用者によって操作されて発話タイミングを指示するために用いられる。タッチパネル24は、表示装置32の画面に重ねて配置されており、利用者の指が接触した画面上の位置を検出する。このタッチパネル24としては、例えば静電容量式のタッチパネルが用いられるが、その他の方式(抵抗膜方式等)のタッチパネルを用いるようにしてもよい。入力制御部26は、操作部20、発話スイッチ22およびタッチパネル24の操作状態を監視し、利用者による入力内容を検出する。
表示処理部30は、各種の操作画面や入力画面等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画面を表示するとともに、TVチューナ処理部14によって受信した放送信号に対応する映像画面やAV処理部18によって再生した映像画面等を表示する映像信号を出力して表示装置32にこれらの画面を表示する。表示装置32は、運転席と助手席の中央前方に設置されており、例えば液晶表示装置(LCD)を用いて構成されている。
デジタル−アナログ変換器40は、ナビゲーション処理部10、TVチューナ処理部14、ラジオチューナ処理部16、AV処理部18のそれぞれの処理によって生成される音声データや音楽データをアナログの音声信号に変換してスピーカ42から出力する。なお、実際には、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42の間には信号を増幅する増幅器が接続されているが、図1ではこの増幅器は省略されている。また、デジタル−アナログ変換器40とスピーカ42との組合せは再生チャンネル数分備わっているが、図1では一組のみが図示されている。
マイクロホン44は、利用者(運転者)が発声する音声を集音する。アナログ−デジタル変換器46は、マイクロホン44で集音された音声信号をデジタルデータに変換する。なお、実際には、マイクロホン44とアナログ−デジタル変換器46との間には音声信号を増幅する増幅器が接続されており、増幅後の音声信号がデジタルデータに変換されるが、図1ではこの増幅器は省略されている。
制御部50は、車載装置1の全体を制御するためのものであり、ROMやRAMなどに格納された所定のプログラムをCPUで実行することにより実現される。USBインタフェース部80は、USBケーブルを介して携帯端末装置90などとの間で信号の入出力を行うためのものである。このUSBインタフェース部80には、USBポートやUSBホストコントローラが含まれる。ブルートゥース・インタフェース部82は、ブルートゥースによって車載装置1と携帯端末装置90等との間で信号の送受信を行う通信装置(ブルートゥース機器)である。
また、上述した制御部50は、接続検出部51、第1の電話処理部52、第1の情報取得部53、連携処理部54、接続遮断部55、第2の情報取得部56、第2の電話処理部57を有する。
接続検出部51は、USBケーブルを介してUSBインタフェース部80に携帯端末装置90が接続されたことを検出する。
第1の電話処理部52は、ブルートゥースを介して携帯端末装置90が接続されているときに、通話相手を特定するとともに、この通話相手に対して携帯端末装置90を通して電話をかける処理(発呼処理)を行う。この第1の電話処理部52の動作は、従来から行われている動作であり、例えばHFP(Hands-Free Profile)を用いることにより、特定した通話相手に対して電話をかけて通話を行うことが可能となる。
第1の情報取得部53は、ブルートゥースを介して接続された携帯端末装置90からこの携帯端末装置90の識別情報(ブルートゥースを介して取得される識別情報が「第1の識別情報」に対応する)と電話帳データとを含むデバイス情報を取得する。ここで、「識別情報」とは、携帯端末装置90を識別する固有の情報である。また、「電話帳データ」には、各通話相手毎に、電話番号、氏名・名称、タイプ(家庭用/仕事用/携帯等)、イメージデータ(通話相手に関する画像)が含まれている。取得したデバイス情報は、ハードディスク装置70に保存される。
連携処理部54は、利用者によって携帯端末装置90との連携が指示されたときに、携帯端末装置90に向けてその旨を通知した後、携帯端末装置90と連携する処理を行う。例えば、この連携処理はCarPlayやオペレーティングシステムとしてAndroid(アンドロイド、登録商標)を用いた携帯端末装置で提供されるAndroid Auto(登録商標)の処理と同じであって、連携処理部54は、携帯端末装置90の表示画面と同じ画面を表示装置32に表示するとともに、タッチパネル24を用いてこの画面に対して行った操作内容を携帯端末装置90に向けて送信することにより、携帯端末装置90と連携する処理を行う。さらに、連携処理部54は、発話スイッチ22がオンされている間にマイクロホン44で集音した利用者の音声をアナログ-デジタル変換器46を通してデジタルデータに変化したものを携帯端末装置90に向けて送信するようにしてもよい。
接続遮断部55は、連携処理部54による連携処理を開始する時点で、ブルートゥースを用いた携帯端末装置90との間の接続(第1の経路)を遮断する。
第2の情報取得部56は、USBケーブルを介して接続された携帯端末装置90からこの携帯端末装置90の識別情報(USBケーブルを介して取得される識別情報が「第2の識別情報」に対応する)を含むデバイス情報を取得する。第1および第2の情報取得部53、56によって取得される第1および第2の識別情報は、同一の携帯端末装置90が接続されている場合には同じとなる。取得したデバイス情報は、ハードディスク装置70に保存される。
第2の電話処理部57は、連携処理部54による連携処理が開始された後、第1の電話処理部52と同じ手順で通話相手を特定するとともに、連携する携帯端末装置90に備わった電話機能(後述する)に対してこの特定した通話相手を指定して発呼処理を依頼する。
ところで、第1の電話処理部52では、(1)車載装置1に備わった独自の機能を用いて通話相手を特定する動作と、(2)この特定した通話相手に対してHFPを用いて電話をかける動作とが行われる。
一方、第2の電話処理部57では、(1)の動作については第1の電話処理部52と同じであるが、(2)の動作の代わりに、(3)特定した通話相手を指定して、連携動作中の携帯端末装置90に対して発呼処理を依頼する動作を行う点が異なっている。すなわち、第2の電話処理部57は、電話をかける動作は自分で行わずに、携帯端末装置90に依頼している。
また、上述した通話相手を特定する(1)の動作は、車載装置1に備わっている独自の機能を用いることができるため、第1の情報取得部53によって取得したデバイス情報に含まれる電話帳データに、各通話相手毎の短縮番号を割り振って、この短縮番号を指定して通話相手を特定する「短縮番号機能」や、各通話相手毎に愛称等の音声を登録しておいてこの愛称等を音声入力(例えば、発話スイッチ22をオンした状態で利用者がマイクロホン44に向けて発声する)することで通話相手を特定する「ボイスタグ機能」を用いることが可能となる。なお、これらの使用可能な機能は、一例を示したものであって、通話相手が特定できればこれら以外の手法を適宜追加してもよい。
上述したブルートゥース・インタフェース部82が第1の接続手段に、第1の電話処理部52が第1の電話処理手段に、USBインタフェース部80が第2の接続手段に、連携処理部54が連携処理手段に、接続遮断部55が接続遮断手段に、第2の電話処理部57が第2の電話処理手段に、第1の情報取得部53が第1の取得手段に、第2の情報取得部56が第2の取得手段にそれぞれ対応する。
図2は、一実施形態の携帯端末装置90の構成を示す図である。図2に示すように、携帯端末装置90は、一般にスマートフォンと称されるものであり、携帯電話機と携帯情報端末の機能を有する。この携帯端末装置90は、制御部100、操作部110、タッチパネル112、入力制御部114、表示処理部120、表示部122、デジタル−アナログ変換器(D/A)130、スピーカ132、マイクロホン134、アナログ−デジタル変換器(A/D)136、電話処理部150、メモリ160、USBインタフェース部(USB I/F)170、ブルートゥース・インタフェース部172を備えている。
制御部100は、携帯端末装置90の全体を制御するためのものであり、CPU、RAM、ROMなどを含んで構成され、RAMやROMに格納されたプログラムやメモリ160に格納された各種のアプリケーションプログラムを実行することにより各種の動作を行う。
操作部110は、利用者による各種操作を受け付けるためのものであり、各種のスイッチや操作つまみ等が備わっている。タッチパネル112は、表示部122の画面に重ねて配置されており、利用者の指が接触した画面上の位置を検出する。このタッチパネル112としては、例えば静電容量式のタッチパネルが用いられるが、その他の方式(抵抗膜方式等)のタッチパネルを用いるようにしてもよい。入力制御部114は、操作部110およびタッチパネル112の操作状態を監視し、利用者による入力内容を検出する。
表示処理部120は、各種の操作画面や入力画面等を表示する映像信号を出力して表示部122にこれらの画面を表示する。表示部122は、LCD(液晶表示装置)等で構成されており、操作部110やタッチパネル112を用いた操作内容や制御部100による制御内容および処理内容などが表示される。
デジタル−アナログ変換器130は、携帯端末装置90を電話機として使用した際の着信音声データ等をアナログ信号に変換してスピーカ132から出力する。マイクロホン134は、利用者が発声した音声を集音する。集音した音声は、アナログ−デジタル変換器136によってデジタルデータに変換される。
電話処理部150は、携帯電話機としての処理を行う。例えば、電話処理部150は、基地局との間で発着信処理を行って通話処理やインターネット接続処理等を行う。
メモリ160は、各種のアプリケーションプログラムや各アプリケーションプログラムの実行に必要な各種データ(例えば、地図データ、楽曲データ、電話帳データなど)を格納する。USBインタフェース部170は、USBホストとしての車載装置1とUSBデバイスとしての携帯端末装置90との間で信号の入出力を行うためのものであり、USBホストコントローラを含んでいる。ブルートゥース・インタフェース部172は、ブルートゥースによって携帯端末装置90と車載装置1やその他の装置との間で信号の送受信を行う通信装置(ブルートゥース機器)である。
また、上述した制御部100は、情報送信部101、連携処理部102、電話処理部103を有する。情報送信部101は、USBケーブルを介して接続された車載装置1に携帯端末装置90の識別情報を含むデバイス情報を送信する。このデバイス情報が、上述した車載装置1の第2の情報取得部56によって取得される。
連携処理部102は、利用者によって連携が指示された旨の通知を車載装置1の連携処理部54から受信したときに、車載装置1と連携する処理を行う。例えば、連携処理部102は、表示部122の表示画面と同じ画面を車載装置1の表示装置32に表示するために必要な画像情報を車載装置1に向けて送信するとともに、車載装置1のタッチパネル24等を用いて行われた操作内容を受信して自装置内のタッチパネル112等を用いた操作内容と同等に扱うことにより、車載装置1と連携する処理を行う。このようにして、車載装置1の連携処理部54と携帯端末装置90の連携処理部102が相互に連携動作することにより、携帯端末装置90の表示内容と同じ画面を車載装置1の表示装置32に表示させるとともに、車載装置1のタッチパネル24等を用いて携帯端末装置90に対して各種指示を入力する、CarPlayやAndroid Autoなどにおける連携動作が可能となる。
電話処理部103は、特定の相手と通話を行うための発着信処理を行う。例えば、電話処理部103は、利用者の操作に応じて通話相手の電話番号を特定したり、利用者の操作に応じて電話帳(後述する)に登録された一の通話相手を特定してその電話番号を読み出したりして、電話処理部150を用いてこの電話番号の通話相手と回線を接続することにより、特定の相手と通話することができる。また、特定の相手から着信があった場合には、電話処理部103は、この着信に必要な処理を行って回線を接続することにより、この特定の相手と通話することができる。
また、本実施形態では、車載装置1の第2の電話処理部57から、通話相手を指定(例えば、電話番号と氏名・名称を指定)して発呼処理が依頼されたときに、電話処理部103は、この特定された通話相手に電話をかける処理を行う。
本実施形態の車載装置1および携帯端末装置90はこのような構成を有しており、次に、その動作を説明する。
図3は、ブルートゥース接続からUSB接続に切り替わった後に車載装置1から電話をかける動作手順を示す流れ図である。
車載装置1では、ブルートゥースを用いて携帯端末装置90が接続されて第1の電話処理部52による電話処理が待機状態のときに(ステップ100)、第1の情報取得部53は携帯端末装置90がUSB接続されたか否かを判定する(ステップ102)。未接続の場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、携帯端末装置90がUSB接続された場合にはステップ102の判定において肯定判断が行われる。
次に、第1の情報取得部53は、ブルートゥース経由で、携帯端末装置90の識別情報と電話帳データとを含むデバイス情報を取得し、ハードディスク装置70に保存する(ステップ104)。
次に、連携処理部54は、利用者によって連携動作が指示されたか否かを判定する(ステップ106)。例えば、画面の一部に「連携」ボタンが表示されており、利用者がこの「連携」ボタンを選択するか否かで連携指示の有無が判定される。利用者によって連携動作以外の操作が行われた場合には否定判断が行われ、連携動作以外の処理が行われる。なお、本実施形態では、携帯端末装置90との連携動作を開始した後に電話をかける場合に着目しており、それ以外の動作の具体例については説明は省略する。
また、利用者によって連携動作が指示されるとステップ106の判定において肯定判断が行われる。次に、接続遮断部55は、ブルートゥースを用いた携帯端末装置90との間の接続を遮断する(ステップ108)。また、第2の情報取得部56は、USBケーブルを介して接続された携帯端末装置90からこの携帯端末装置90の識別情報を含むデバイス情報を取得し、ハードディスク装置70に保存する(ステップ110)。その後、連携処理部54は、連携動作の指示を携帯端末装置90に向けて送信した後(ステップ112)、携帯端末装置90と連携する処理を開始する(ステップ114)。
次に、第2の電話処理部57は、利用者によって電話をかける発信操作がなされたか否かを判定する(ステップ116)。この時点では、携帯端末装置90の表示内容と同じ画面が表示装置32に表示されており、利用者は、操作部20の特定のスイッチ(例えば、ハンドルに設けられた「電話」スイッチ)を押すことにより、発信操作を開始することができる。利用者によって発信操作がなされない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、利用者によって発信操作がなされた場合にはステップ116の判定において肯定判断が行われる。
次に、第2の電話処理部57は、通話相手を特定するための動作を行う(ステップ118)。なお、この動作中は、それまで表示されていた携帯端末装置90と同じ画面に代えて、車載装置1に備わった独自の機能を用いて通話相手を特定する専用画面が表示される。また、短縮番号機能やボイスタグ機能を用いて通話相手を特定することができる。
また、第2の電話処理部57は、ステップ104で保存したデバイス情報とステップ110で保存したデバイス情報とを比較する(ステップ120)。
次に、第2の電話処理部57は、USB接続が有効か(切断されていないか)否か(ステップ122)、デバイス(デバイス情報を比較した携帯端末装置90)が同一か否か(ステップ124)を判定する。USB接続が有効でない場合(ステップ122の判定において否定判断)や、デバイスが同一でない場合(ステップ124の判定において否定判断)には発信動作を中断して処理を中断する。その後、ステップ116に戻って発信操作待ちの状態に移行する。
また、USB接続が有効(ステップ122の判定において肯定判断)で、デバイスが同一の場合(ステップ124の判定において肯定判断)には、第2の電話処理部57は、特定した通話相手の電話番号と氏名・名称を指定して、携帯端末装置90に向けて発呼処理を依頼する(ステップ128)。
一方、携帯端末装置90では、USB接続された後(ステップ200)、情報送信部101は、USBケーブルを介して携帯端末装置90の識別情報を含むデバイス情報を車載装置1に向けて送信する(ステップ202)。このデバイス情報は、上述したステップ110において第2の情報取得部56によって取得され、ハードディスク装置70に保存される。
また、連携処理部102は、上述したステップ112において連携処理部54から送られてくる連携動作の指示に応じて、車載装置1と連携する処理を開始する(ステップ204)。
その後、電話処理部103は、上述したステップ128において車載装置1から送られてくる発呼依頼を受信すると、この依頼とともに指定された電話番号、氏名・名称と、電話帳データに含まれる電話番号、氏名・名称とを照合する(ステップ206)。これらの情報は基本的に一致するはずであるが、データが破損している場合もあり、例外的に照合の結果が不一致の場合にはエラー処理が行われる。照合が終了した後、電話処理部103は、指定された電話番号に対して発呼処理(発信処理)を行う(ステップ208)。
このように、本実施形態の車載装置1では、携帯端末装置90と連携動作中に電話をかける場合であっても、車載装置1に備わった第1の電話処理部52と同じ手順で通話相手を特定する処理が行われるため、第1の電話処理部52が直接携帯端末装置90を通して電話をかける場合と同様の操作性を実現することができ、接続方式毎の操作手順の違いによる操作性の低下を防止することができる。
また、各接続方式毎(ブルートゥースを介した接続とUSBケーブルを介した接続)に別々に携帯端末装置90から識別情報を取得してこれらが一致する場合に携帯端末装置90に対して発呼処理を行わせることにより、想定していない携帯端末装置90が接続されている場合にこの携帯端末装置90を用いて電話をかける誤操作を回避することができる。
また、ブルートゥースを介して接続が遮断される前に、携帯端末装置90の識別情報とともに複数の通話相手の電話番号、氏名・名称が少なくとも含まれる電話帳データを取得しており、これにより、ブルートゥースを介した接続が遮断される前に携帯端末装置90が保持していた情報を用いて、遮断後に通話相手を特定することができる。
また、車載装置1の第1および第2の電話処理部52、57は、短縮番号機能やボイスタグ機能を用いて通話相手の特定を行うことができ、これにより、車載装置1が有する独自の方法を、通話相手の特定に利用することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、車載装置1と携帯端末装置90を連携させる場合について説明したが、車載装置1以外の情報処理装置と携帯端末装置90とを連携させる場合にも本発明を適用することができる。例えば、情報処理装置として、パーソナルコンピュータや家庭用テレビジョン受信機などを携帯端末装置90と連携させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ブルートゥースおよびUSBケーブルを介して車載装置1と携帯端末装置90とを接続したが、その他の接続方法(例えば無線LAN等)を組み合わせる場合にも本発明を適用することができる。
上述したように、本発明によれば、携帯端末装置と連携動作中に電話をかける場合であっても、情報処理装置に備わった第1の電話処理手段と同じ手順で通話相手を特定する処理が行われるため、第1の電話処理手段が直接携帯端末装置を通して電話をかける場合と同様の操作性を実現することができ、接続方式毎の操作手順の違いによる操作性の低下を防止することができる。
1 車載装置
20、110 操作部
24 発話スイッチ(SW)
24、112 タッチパネル
26、114 入力制御部
30、120 表示処理部
32 表示装置
44 マイクロホン
50、100 制御部
51 接続検出部
52 第1の電話処理部
53 第1の情報取得部
54 連携処理部
55 接続遮断部
56 第2の情報取得部
57 第2の電話処理部
90 携帯端末装置
101 情報送信部
102 連携処理部
103 電話処理部

Claims (5)

  1. 携帯端末装置と第1の経路を用いて接続されて通信を行う第1の接続手段と、
    前記第1の接続手段に前記第1の経路を介して前記携帯端末装置が接続されているときに、通話相手を特定するとともに、この通話相手に対して前記携帯端末装置を通して発呼処理を行う第1の電話処理手段と、
    前記携帯端末装置と第2の経路を用いて接続されて通信を行う第2の接続手段と、
    前記第2の接続手段に前記第2の経路を介して前記携帯端末装置が接続されているときに、利用者の指示に応じて、前記携帯端末装置と連携する処理を行う連携処理手段と、
    前記連携処理手段による処理を開始する時点で、前記第1の経路を遮断する接続遮断手段と、
    前記連携処理手段による処理が開始された後、前記第1の電話処理手段と同じ手順で通話相手を特定するとともに、連携する前記携帯端末装置に対してこの特定した通話相手を指定して発呼処理を依頼する第2の電話処理手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記接続遮断手段によって前記第1の経路を遮断する前に、前記第1の経路を介して接続された前記携帯端末装置から第1の識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第2の接続手段によって前記第2の経路を介して前記携帯端末装置が接続された後に、この携帯端末装置から第2の識別情報を取得する第2の取得手段と、
    をさらに備え、前記第2の電話処理手段は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報が一致した場合に前記携帯端末装置に対して発呼処理を行わせることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1の取得手段は、前記第1の識別情報とともに、複数の通話相手の電話番号、氏名・名称が少なくとも含まれる電話帳データを取得することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記第1の電話処理手段は、少なくとも一の通話相手に対応して登録された短縮番号と、利用者が指定した番号とを比較することにより、通話相手を特定することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    前記第1の電話処理手段は、少なくとも一の通話相手に対応して登録された音声情報と、利用者が発声した音声とを比較することにより、通話相手を特定することを特徴とする情報処理装置。
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