JP2017098823A - 負荷駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイン電源電圧及びサブ電源電圧を用いて動作する負荷駆動回路において、起動時における誤動作を極力防止できるようにした負荷駆動回路を提供する。【解決手段】起動時に電源スイッチ5がオンされ、バッテリ電源電圧VBDが急速に増加し、出力トランジスタM1のドレインに与えられると、出力トランジスタM1のドレインゲート間がカップリングして出力トランジスタM1がセルフターンオンしかかる。このとき、出力トランジスタM1のドレインソース間に通電されることに応じて簡易電源回路26が動作する。簡易電源回路26は、メイン電源電圧VBDを用いて動作するときに、ロジック電源回路3の電源電圧Vccが起動するよりも速く起動する。このため、誤動作防止回路24は簡易電源回路26による起動時の出力を用いて、出力トランジスタM1のゲート電圧をグランド電圧0Vに速く設定できる。【選択図】図1

Description

本発明は、負荷駆動回路に関する。
この種の負荷駆動回路の一例が特許文献1に開示されている。この特許文献1記載の技術は、別電源を用いない構成でプルダウン抵抗の接続を切り換えることを目的として、通常動作ではプルダウン抵抗素子を有効化してプルダウン抵抗として機能させ、リーク検査時にはプルダウン抵抗素子を無効化してゲート端子をハイインピーダンス状態に制御している。この特許文献1記載の技術によれば、高圧電源や負電源を必要とせず、抵抗素子の切替え制御を行うことができる。
特開2014−175994号公報 特開平8−162931号公報
この種の負荷駆動回路は、通常電源電圧が安定供給されているときには負荷を安定的に駆動可能になる。しかし、メイン電源電圧の起動時には、その起動時におけるメイン電源電圧の不安定さに起因して負荷駆動回路が誤動作してしまう虞がある。
例えば、負荷駆動回路が出力トランジスタとしてのMOSトランジスタを用いて構成されているとき、メイン電源電圧が急激に印加されるとMOSトランジスタがセルフターンオンしてしまい誤動作してしまう虞がある。この対策としてMOSトランジスタのゲートを抵抗によりプルダウン又はプルアップするなどの対策を施すことが考えられる。しかし、定常的にプルダウン等してしまうと、MOSトランジスタの出力信号の波形歪みの原因となったり、MOSトランジスタのゲートの品質検査の妨げとなったりすることがある。この問題を解決するため、発明者は、特許文献1記載の技術の適用を鋭意検討したが、例えばプルダウンを無効化するときに例えば前段に構成される抵抗に通電し続ける必要があり、電流を多く消費してしまうという新たな課題を見出した。
また、例えば、他の論理回路を用いて電源投入時に回路を初期化して誤動作を防止する方法も考えられるが、この他の論理回路がメイン電源電圧を用いたサブ電源回路によるサブ電源電圧(例えばロジック電源電圧)を用いて動作するときには、このサブ電源電圧が通常動作保証電圧に至るまで回路の動作を保証できず、サブ電源回路の起動がメイン電源電圧の起動よりも大幅に遅いと、サブ電源回路が正常に起動するまで誤動作してしまうことになり望ましくない。
本発明の開示の目的は、メイン電源電圧及びサブ電源電圧を用いて動作する負荷駆動回路において、起動時における誤動作を極力防止しながら出力トランジスタを安定的に使用できるようにした負荷駆動回路を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば次のように作用する。請求項1記載の発明は、2つの電源ノード間に印加されるメイン電源電圧を用いると共に、メイン電源電圧を用いてサブ電源回路により生成されるサブ電源電圧を用いて、出力端子に接続される負荷に通電オン及び通電オフ駆動する負荷駆動回路を対象としている。
出力トランジスタは少なくとも制御端子及び2つの通電端子を備え、2つの電源ノードのうち一方の電源ノードと出力端子との間に2つの通電端子が接続されている。駆動回路は通常動作時には入力信号に応じた制御信号を出力トランジスタの制御端子に印加する。簡易電源回路は、少なくとも一部が出力トランジスタの2つの通電端子の何れかの通電端子に直列接続された通電経路に設けられ、起動時に出力トランジスタの2つの通電端子に通電されることに応じて起動する。
起動時に、メイン電源電圧が急速に増加し出力トランジスタの一方の通電端子に与えられると、出力トランジスタの一方の通電端子が制御端子にカップリングして出力トランジスタがセルフターンオンしかかる。このとき、出力トランジスタの2つの通電端子に通電されることに応じて簡易電源回路が動作する。
簡易電源回路は、メイン電源電圧を用いて起動するときに、サブ電源回路のサブ電源電圧が起動するよりも速く起動するため、誤動作防止回路は簡易電源回路による起動時の出力を用いて出力トランジスタの制御端子を所定電圧に速く設定できる。これにより、サブ電源回路のサブ電源電圧を用いて電源投入時に初期化して誤動作を防止する方法に比較して素早く出力トランジスタの誤動作を防止できる。
また、出力トランジスタの制御端子が所定電圧に設定された後、サブ電源回路のサブ電源電圧が起動時の電圧から通常動作保証電圧に至ると、誤動作防止回路は、その後、出力トランジスタの制御端子に設定された所定電圧を無効化する。このとき、例えば他の回路がサブ電源回路によるサブ電源電圧を用いて動作したとしても通常動作保証される。しかも、出力トランジスタの制御端子を定常的にプルダウン又はプルアップしなくても構成できるため、出力トランジスタの出力波形歪みを極力抑制でき、出力トランジスタの制御端子の品質検査を容易に実施できる。これにより、メイン電源電圧の起動時に急速な電圧変化を生じたとしても、この影響に基づく誤動作を防止できる。
電源電圧が急激に印加されることによる誤動作を防止することを目的として、ゲート端子に接続される抵抗と直列にコンデンサを接続することで微分回路を構成する技術も開発されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、電源電圧の変化の影響を考慮すると、半導体集積回路装置内に組み込むには容量値が大きくなりすぎることが判明している。請求項10記載の発明によれば、負荷駆動回路が半導体集積回路装置の内部に構成されているため、大容量コンデンサを用いることなく構成でき、大面積を要するコンデンサを半導体集積回路装置内に組み込む必要をなくすことができる。これにより、半導体集積回路装置の回路規模を抑制できる。
第1実施形態を概略的に示す電気的構成図 (a)(b)は簡易電源回路の構成例を示す電気的構成図 各トランジスタのオンオフ状態、及び各ノードの信号変化を概略的に示すタイミングチャート 比較対象例を図3に対応して示すタイミングチャート 第2実施形態を概略的に示す電気的構成図 各トランジスタのオンオフ状態、及び各ノードの信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第3実施形態を概略的に示す電気的構成図 各トランジスタのオンオフ状態、及び各ノードの信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第4実施形態を概略的に示す電気的構成図 各トランジスタのオンオフ状態、及び各ノードの信号変化を概略的に示すタイミングチャート 第5実施形態を概略的に示す電気的構成図 各トランジスタのオンオフ状態、及び各ノードの信号変化を概略的に示すタイミングチャート
以下、負荷駆動回路の幾つかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。各実施形態において同一又は類似の機能を備えた構成要件については、後の実施形態では同一又は類似の符号を付して必要に応じて説明を省略し、各実施形態の特徴部分の説明を中心に行う。
また、以下に示す各実施形態の各種トランジスタにおいて、MOSトランジスタのゲート又はバイポーラジャンクショントランジスタのベースを制御端子の一例とし、MOSトランジスタのドレイン及びソース又はバイポーラジャンクショントランジスタのコレクタ及びエミッタを通電端子の一例としている。
(第1実施形態)
図1から図4は第1実施形態に係る説明図を示している。図1は負荷駆動回路1の電気的構成例を示している。この図1において、負荷駆動回路本体となる負荷駆動回路1は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの半導体集積回路装置を用いて構成され、半導体チップ内に出力トランジスタとしてのnチャネル型のパワーMOSFET(以下、出力トランジスタと称す)M1を備え、この出力トランジスタM1の周辺に位置して、この出力トランジスタM1を駆動するための回路が付加された構成となっている。
負荷駆動回路1の外部には、昇圧回路2、サブ電源回路としてのロジック電源回路3、バッテリ4、及び、電源スイッチ5等が構成されている。バッテリ4の電源電圧VBDが例えば12V程度の電圧に設定されている。バッテリ4の電源電圧VBDは、電源スイッチ5の操作に応じて2つの電源ノードとなる2つの端子6、7に印加され、これにより、負荷駆動回路1は電源スイッチ5のオン動作に応じてバッテリ電源電圧VBDを入力する。
昇圧回路2は、例えば負荷駆動回路1の内部に構成されるパワーオンリセット(Power On Reset:POR)回路8によりPOR信号が与えられることにより動作するように構成され、バッテリ電源電圧VBDを昇圧し負荷駆動回路1に例えば24V程度の昇圧電圧VCPを供給する。ロジック電源回路3は、バッテリ電源電圧VBDを降圧して安定化した例えば5Vの電源電圧Vccを負荷駆動回路1に供給する。
負荷駆動回路1の内部には、プリドライバ9が駆動部として構成されている。プリドライバ9は、通常動作時において例えば電源電圧Vcc及び昇圧電圧VCPを用いて動作し、外部の装置10から端子11に入力されるロジック信号に応じた制御信号を生成し、出力トランジスタM1のゲートに電流注入制御/電流放出制御することで、出力トランジスタM1のオン/オフ時のスルーレート制御機能を備えている。
プリドライバ9は、例えば、電流源12、13、スイッチ14、バッファ15、及びゲート電圧保持用のコンデンサ16、を備える。また、プリドライバ9の入力段にはプルアップ抵抗17が設けられている。電流源12は、昇圧電圧VCPの供給端子18と出力トランジスタM1のゲートとの間に接続され、昇圧電圧VCPを用いて定電流I1を生成し、出力トランジスタM1のゲートに供給するように構成されている。通常動作状態では電流源12は定電流I1を流す。
出力トランジスタM1のゲートとグランドとの間には、スイッチ14及び電流源13が直列接続されている。通常動作状態では電流源13は定電流I2(>I1)を出力トランジスタM1のゲートノードN1から引く。スイッチ14は制御端子付きの構成である。装置10が論理入力信号IN_Nを端子11に出力すると、バッファ15を通じてスイッチ14の制御端子に入力される。スイッチ14は、この制御信号に応じてオンまたはオフする。スイッチ14がオフされているときには、電流源12の定電流I1がコンデンサ16を充電するに従って、出力トランジスタM1のゲートノードN1のゲート電圧が上昇する。スイッチ14がオンされると、電流源13が出力トランジスタM1のゲートノードN1のコンデンサ16に充電された電荷を電流I2(>I1)で引き抜く。これにより、出力トランジスタM1のゲート電圧を調整できる。また、電流源12、13が定電流I1、I2を出力トランジスタM1のゲートに印加又はゲートから引きぬくことで台形波電圧を駆動電圧とすることができスルーレート制御できる。この結果、出力トランジスタM1をオンまたはオフできる。
また、負荷駆動回路1の内部にはパワーオンリセット回路8が構成されている。このパワーオンリセット回路8は、ロジック電源電圧Vccを検出する検出回路として用いられるが、ロジック電源電圧Vccを入力する電圧に応じて内部の種々のロジック回路19や例えば昇圧回路2をリセットする回路である。また後述するが、本実施形態では、パワーオンリセット回路8の出力信号PORBを用いて回路の誤動作を防止可能にする。出力信号PORBはパワーオンリセット信号PORの反転信号を示している。
出力トランジスタM1のゲートソース間には、2つのツェナーダイオード20、21が互いに逆方向接続されている。これらのツェナーダイオード20、21は、出力トランジスタM1のゲートを保護するための保護回路として設けられる。また、出力トランジスタM1のソースは、出力端子22を通じて負荷23に接続されている。負荷23は例えばLEDなどであり図1にはその等価回路を示している。プリドライバ9が出力トランジスタM1をオン駆動することで、出力トランジスタM1がオンすれば、負荷23に通電されるようになり、逆に、プリドライバ9が出力トランジスタM1をオフ駆動することで出力トランジスタM1がオフすれば、負荷23には非通電となる。
出力トランジスタM1のゲート、ソースとグランドとの間には誤動作防止回路24が構成されている。誤動作防止回路24は、ダイオード25、簡易電源回路26、nチャネル型のMOSトランジスタ(以下トランジスタと略す)M2、M3、M5、抵抗27、及び、pチャネル型のMOSトランジスタ(以下トランジスタと略す)M4を備えて構成され、バッテリ電源電圧VBDの急峻変化時における出力トランジスタM1の誤動作を防止するように構成される。トランジスタM2、M3は、第4トランジスタとして用いられる。
以下、誤動作防止回路24の構成の詳細を説明する。出力トランジスタM1のソースとグランドとの間には、ダイオード25のアノードカソード間と簡易電源回路26とが直列接続されている。ダイオード25は、単体又は複数並列接続されることにより構成されていると良い。複数並列接続されているときには簡易電源回路26に流れ込む電流の許容量を増加させることができる。
簡易電源回路26は、出力トランジスタM1のソースから流れ込む電流及びバッテリ電源電圧VBDの電圧を用いて簡易的な電源電圧Vnを生成するもので、例えばその入力電圧の変化に対する出力電圧の変化の応答性が、少なくともロジック電源回路3より速くなるように構成されている。例えば図2(a)、図2(b)に構成例を示す。
図2(a)に示すように、簡易電源回路26は、ダイオード25のカソードとグランドとの間に直列接続された抵抗28及び逆方向ツェナーダイオード29と、これらの抵抗28及び逆方向ツェナーダイオード29の共通接続ノードN2にその制御端子としてのベースが接続されたNPN形のバイポーラトランジスタ(以下、トランジスタと略す)M6と、を備える。この簡易電源回路26は、半導体集積回路装置内に構成されているため、抵抗28及び逆方向ツェナーダイオード29のカソードの共通接続ノードN2には例えば数pFオーダーの寄生容量30が存在する。なお、以下の説明では、寄生容量30は、図2(a)に示すように、ノードN2に設けられていることを前提として説明を継続するが、これに限定されるものではない。例えば、簡易電源回路26aとして図2(b)に示す構成を適用しても良く、寄生容量に関しては種々考慮できる。図2(b)に示すように、ノードN2と逆方向ツェナーダイオード29のカソードとの間に順方向ダイオード29aを別途設けても良い。図2(b)に示すように、ダイオード31のアノードとトランジスタM6のエミッタの共通接続ノードに存在する寄生容量30aの存在を考慮しても良い。また、ダイオード31のカソードに存在する寄生容量を前述の寄生容量30に代えて又は加えて考慮しても良い。なお、トランジスタM6は、第2トランジスタとして用いられるが、NPN形のバイポーラトランジスタに限らず、PNP形のバイポーラトランジスタを用いて回路構成をこれに応じて変更しても良いし、n又はpチャネル型のMOSトランジスタを用いて回路構成しても良い。
このトランジスタM6は、そのコレクタがバッテリ電源電圧VBDの供給端子6に接続されており、そのエミッタがダイオード31のアノードに接続されている。図1に示すように、簡易電源回路26の出力となるトランジスタM6のエミッタは、ダイオード31のアノードカソード間を通じてトランジスタM2のゲートノードN3に接続されている。また、電源電圧Vccの供給端子32にはロジック電源回路3が接続されているため、ロジック電源回路3から供給端子32に電源電圧Vccが入力されるが、この供給端子32もまた、ダイオード33のアノードカソード間を通じてトランジスタM2のゲートノードN3に接続されている。
このトランジスタM2のゲートノードN3とグランドとの間にはインバータ34が接続されている。この第1インバータとしてのインバータ34は、トランジスタM5のソースドレイン間とトランジスタM4のドレインソース間とを直列接続すると共に、これらのトランジスタM5及びM4のゲートをノードN4にて共通接続して構成され、このインバータ34の出力端子がトランジスタM3のゲートに接続されることで構成される。
インバータ34の入力端子となる共通接続ノードN4には、パワーオンリセット回路8の出力信号PORBが入力されている。トランジスタM5及びM4は相補的にオンオフするため、パワーオンリセット回路8の出力信号PORBに応じてトランジスタM5及びM4は相補的にオンオフする。
パワーオンリセット回路8が出力信号PORBの電圧を低く保持している状態では、トランジスタM2のゲートノードN3に例えば電源電圧Vccが供給されると、トランジスタM5がオンすると共にトランジスタM4がオフする。この場合、電源電圧Vccが簡易電源回路26及びロジック電源回路3から双方のトランジスタM2及びM3のゲートに供給されるようになり、双方のトランジスタM2及びM3がオンする。すると、誤動作防止回路24の動作が有効化され、出力トランジスタM1のゲートノードN1の充電電荷が抵抗27及びトランジスタM2、M3を通じてグランドに放電される。
逆に、パワーオンリセット回路8が、出力信号PORBの電圧を高くすると、トランジスタM5がオフすると共にトランジスタM4がオンする。この場合、簡易電源回路26の出力電圧は、ダイオード31を通じてトランジスタM2のゲートノードN3に供給されるものの、トランジスタM3のゲートはトランジスタM4によりプルダウンされるためトランジスタM3はオフする。これにより、出力トランジスタM1のゲートは開放され、誤動作防止回路24の動作は無効化されるようになる。このようにして、トランジスタM2、M3は出力トランジスタM1のゲートを通電/開放する。
以下、起動時から通常状態に至るまでの動作について説明する。図3は各ノードの電圧、電流、トランジスタのオン又はオフ状態に遷移する時間的流れを概略的に示している。この図3において、電流源12の電流値をI1、電流源13の電流値をI2、出力トランジスタM1のゲート電圧をVg、出力トランジスタM1のドレイン電流をId、簡易電源回路26の出力電圧をVnとしている。
図3に示すように、電源スイッチ5がオンされバッテリ電源電圧VBDが投入されると、出力トランジスタM1のドレインゲート間に存在する寄生容量を通じて当該ドレインゲート間がカップリングし、出力トランジスタM1のゲート容量が充電される。この出力トランジスタM1のゲート容量が充電されるとゲート電圧が上昇する。この結果、出力トランジスタM1がセルフターンオンする。出力トランジスタM1がセルフターンオンすると、バッテリ電源電圧VBDが出力トランジスタM1を通じて誤動作防止回路24の簡易電源回路26に通電される。
ここで、簡易電源回路26は、例えばロジック電源回路3よりも出力電圧の応答性が速いため、簡易電源回路26の出力電圧Vnは、ロジック電源回路3の電源電圧Vccより速く起動する。ここで、昇圧回路2の出力電圧VCPはパワーオンリセット信号PORが与えられていないため出力電圧VCPを発生しない。例えば、図2(a)の回路構成を適用した場合には、簡易電源回路26は、抵抗28及びツェナーダイオード29によりNPNトランジスタM6のベース電圧を急峻に上昇させる。NPNトランジスタM6は、このベース電圧の上昇に応じて急速にオンし、NPNトランジスタM6のコレクタエミッタ間を通じてバッテリ電源電圧VBDを通電させる。この電流は、ダイオード31を通じてトランジスタM2のゲートノードN3に印加される。
他方、パワーオンリセット回路8は、起動する前には出力信号PORBをグランド電圧0Vに保持しており、他方、出力信号PORを用いて昇圧回路2及びロジック回路19をリセットし続けている。
パワーオンリセット回路8が出力信号PORBのグランド電圧0Vをインバータ34の制御端子に印加させると、簡易電源回路26の出力電圧Vnの上昇に応じてインバータ34のトランジスタM5がオンし、簡易電源回路26の出力電圧Vnがダイオード31及びトランジスタM5のソースドレイン間を通じてトランジスタM3のゲートに印加される。これによりトランジスタM3はオンする。これにより、これらのトランジスタM2及びM3はタイミングt1において双方共にオンするため、出力トランジスタM1のゲートノードN1はプルダウンされるようになる。出力トランジスタM1のゲートがグランド電圧0Vに移行すると、次第に出力トランジスタM1はオフする。
出力トランジスタM1がオフしたとしても、簡易電源回路26の出力電圧Vnは、簡易電源回路26を構成する寄生容量30の充電電圧により保持される。バッテリ電源電圧VBDの起動時の変化が整定電圧V0に達し立上り変化が概ね終了すれば、出力トランジスタM1のドレインゲート間容量を通じたカップリングも終了し、出力トランジスタM1のセルフターンオン現象は解消される。したがって、少なくともバッテリ電源電圧VBDの起動時の変化が整定電圧V0に達するまでの間、簡易電源回路26が寄生容量30に電荷を保持することで、グランド電圧0Vを超える電圧に出力電圧Vnを保持させることでトランジスタM2及びM3をオンし続けると良い。
バッテリ電源電圧VBDの起動時の立上り変化が概ね終了し、簡易電源回路26が寄生容量30に保持された電力を放電するときに簡易電源回路26の出力電圧Vnは低下する。しかし、バッテリ電源電圧VBDが定常的に整定電圧V0に達した電圧を出力することでセルフターンオン現象を生じることはなくなり、出力トランジスタM1はオフし続ける。このとき、簡易電源回路26は自動的に非動作状態に移行するため、定常時に電力を出力し続けることもなくなり消費電力を低減できる。
このようにして、バッテリ電源電圧VBDが出力トランジスタM1のドレインに印加されることで出力トランジスタM1がセルフターンオンしたとしても、その直後に当該出力トランジスタM1のゲートは抵抗27によりプルダウンされ出力トランジスタM1はオフする。この結果、バッテリ電源電圧VBDの急激な印加に応じた出力トランジスタM1の誤オンを防止できる。
その後、ロジック電源回路3はバッテリ電源電圧VBDを用いてその出力電圧Vccを上昇させる。パワーオンリセット回路8は、ロジック電源回路3の出力電圧Vccを検出するが、ロジック電源回路3の出力電圧Vccが通常動作保証電圧Vy(例えば3.3V)に達すると、タイミングt2においてパワーオンリセット回路8は出力信号PORBの電圧を電圧Vccに近い値まで急上昇させ、その後の出力信号PORBを電圧Vccと同等値とする。通常動作保証電圧Vyは、負荷駆動回路1の通常動作可能となることを保証する電圧を示すものである。これにより、負荷駆動回路1に供給される電源電圧Vccは通常状態であると見做され、パワーオンリセット回路8はロジック回路19のリセット状態を解除して初期化し、ロジック回路19を通常動作に移行させる。
このとき、パワーオンリセット回路8は出力信号PORBをインバータ34に出力することでインバータ34の出力をグランド電圧0Vにする。すると、トランジスタM3はオフし、出力トランジスタM1のゲートは開放される。これにより、誤動作防止回路24の動作が無効化される。
この後の動作は通常動作となる。入力端子11に装置10から入力信号IN_Nが入力されると、プリドライバ9はこの入力信号IN_Nに応じて出力トランジスタM1の制御端子に制御信号を印加し、当該出力トランジスタM1をオンまたはオフさせる。例えば、出力トランジスタM1がオフすれば、簡易電源回路26には電源が供給されないため出力を停止する。トランジスタM2のゲートにはロジック電源回路3が出力電圧Vccを与えているものの、パワーオンリセット回路8はインバータ34の出力をグランド電圧0Vに固定し続けているため、トランジスタM3はオフし続ける。この結果、出力トランジスタM1のゲートは開放され続けることになる。逆に、出力トランジスタM1がオンすれば簡易電源回路26は出力電圧Vnを出力し始めるものの、同様にパワーオンリセット回路8がインバータ34の出力をグランド電圧0Vに固定し続けているため、トランジスタM3はオフし続ける。この結果、出力トランジスタM1のゲートは開放され続けることになり、簡易電源回路26を用いた誤動作防止回路24は通常動作に影響を与えることはない。
<発明者らの開発経緯>
図4は発明者が考慮した比較対象例の動作を示している。例えば、簡易電源回路26やトランジスタM2、M3などによる誤動作防止回路24を用いることなく、起動時に出力トランジスタM1のゲートが開放されていると、図4の期間TAに示すように、バッテリ電源電圧VBDが急速に増加することにより出力トランジスタM1のドレインゲート間がカップリングし、出力トランジスタM1がセルフターンオンし続ける。
また、スルーレート制御付のプリドライバ9は、出力トランジスタM1のゲート容量に定電流を流入及び流出することで台形波電圧を出力トランジスタM1のゲートノードN1に印加する。起動前後における昇圧回路2の出力電圧VCPの不足時やロジック電源回路3の出力電圧の不足時においても、プリドライバ9は出力をオフに保持しなければならない。出力トランジスタM1のゲートにプルダウン抵抗を定常的に付加してしまうと、プリドライバ9が生成する台形波が歪むことがある。この歪み対策を図るため、プリドライバ9の前段にバッファアンプを設ける対策もある。また例えば、多チャンネルのプリドライバの出力を有するASICを採用したときには、チャンネルごとにバッファアンプを設けると良い。
本実施形態の図1記載の構成によれば、電源スイッチ5がオンされることでバッテリ電源電圧VBDが端子6に入力されると、出力トランジスタM1がセルフターンオンしかかる。このとき、出力トランジスタM1のドレインソース間に通電されることに応じて簡易電源回路26が起動する。誤動作防止回路24は簡易電源回路26による起動時の出力を用いて出力トランジスタM1のゲートをグランド電圧0Vに速く設定する。この結果、たとえバッテリ電源電圧VBDが急速に増加して入力されても誤動作を防止できる。
また、出力トランジスタM1のゲートがグランド電圧0Vに設定された後、ロジック電源回路3のロジック電源電圧Vccが起動前の電圧から通常動作保証電圧Vyに至ると、誤動作防止回路24は、その後、出力トランジスタM1のゲートを開放することによりグランド電圧0Vに固定することを無効化する。
出力トランジスタM1のゲートを定常的にプルダウンしなくても構成できるため、プリドライバ9が生成する台形波電圧の歪みを極力抑制できる。この結果、出力トランジスタM1の出力波形歪みを極力抑制でき、さらに出力トランジスタM1の制御端子の品質検査を容易に実施できる。また、多チャンネルのプリドライバ9の出力を有するASICを採用したとしても、バッファアンプを設けた構成に比較して回路面積を縮小化でき、消費電力を極力抑制できる。
また、起動時において、簡易電源回路26は、抵抗28に流れる電流に応じて少なくともバッテリ電源電圧VBDの起動時の変化が整定電圧V0に達するまでNPNトランジスタM6のエミッタを通じて電力をトランジスタM2のゲートノードN3に与えるように構成されている。このため、出力トランジスタM1を必要な期間、オフさせ続けることができる。
また、出力トランジスタM1のゲートに印加する所定電圧がグランド電圧0Vとされているため、出力トランジスタM1を必ずオフさせることができる。
ロジック電源回路3の出力電圧Vccが起動前電圧となるグランド電圧0Vから通常動作保証電圧Vy(例えば3.3V)に至ったことをパワーオンリセット回路8により検出されると、トランジスタM3がオフし出力トランジスタM1のゲートを開放するため、ロジック電源回路3の出力電圧Vccが通常動作保証電圧Vyに至ったことを検出してから出力トランジスタM1のゲートを開放し当該出力トランジスタM1を有効動作させることができる。これにより、動作の信頼性を向上できる。
負荷駆動回路1が半導体集積回路装置により構成されているため、大容量コンデンサを用いることなく構成でき、大面積を要するコンデンサを半導体集積回路装置内に組み込む必要をなくすことができる。これにより回路規模を抑制できる。
(第2実施形態)
図5及び図6は第2実施形態の追加説明図を示している。図5は第2実施形態の負荷駆動装置101の構成例を示しており、図6はこの構成例に係るタイミングチャートを概略的に示している。本実施形態の構成例を示す図5の負荷駆動装置101においては、第1実施形態の出力トランジスタM1に代えて出力トランジスタM11と表記し、第1実施形態のトランジスタM2、M3に代えてトランジスタM12、M13と表記している。これは説明の便宜を図るためである。トランジスタM13は第3トランジスタとして用いられる。
図5に示すように、負荷23には、電源スイッチ5を通じてバッテリ電源電圧VBDが印加されるように構成されており、負荷駆動回路1に代わる負荷駆動回路101はプリドライバ9に代わるプリドライバ109、及び、誤動作防止回路24に代わる誤動作防止回路124を備える。プリドライバ109は、バッテリ電源電圧VBDを用いて出力トランジスタM11のゲートに定電流を流入及び流出することで台形波電圧を生成し出力トランジスタM11のゲートノードN1に印加し、負荷駆動回路101の出力端子22をバッテリ電源電圧VBDに近い電圧又はグランド電圧0Vに制御することで負荷23に通電オン及びオフ制御する。
誤動作防止回路124は、その簡易電源回路126の構成を、出力トランジスタM11のドレイン側に設けている。簡易電源回路126は、PNPトランジスタ35、36、抵抗37、38、及び、ツェナーダイオード40を主として構成される。バッテリ電源電圧VBDの供給端子6と出力トランジスタM11のドレインとの間には、ダイオード接続されたPNPトランジスタ35と抵抗38とが直列接続されている。また、バッテリ電源電圧VBDの供給端子6と出力トランジスタM11のドレインとの間には逆流防止用のダイオード25も接続されている。またPNPトランジスタ36は、PNPトランジスタ35にカレントミラー接続されている。そして、PNPトランジスタ36のコレクタとグランドとの間には、抵抗39及び逆方向のツェナーダイオード40が直列接続されている。
簡易電源回路126は、抵抗39とツェナーダイオード40のカソードとの共通接続ノードを出力としており、その出力はダイオード31を通じてトランジスタM12のゲートに接続されている。その他の構成は前述実施形態と同様であるため、その構成説明を省略する。
図6に示すように、電源スイッチ5がオンされることにより、バッテリ電源電圧VBDが負荷駆動装置101に入力されると、このバッテリ電源電圧VBDは、負荷23を通じて出力トランジスタM11のドレインに印加される。この印加電圧は出力トランジスタM11のドレインゲート間に寄生するゲート容量を通じてゲート容量及びコンデンサ16を充電し、出力トランジスタM11はセルフターンオンする。このとき、簡易電源回路126は、出力電圧Vn1を、ダイオード25を通じてトランジスタM12のゲートノードN1に出力する。このとき、第1実施形態と同様の作用によりトランジスタM12及びM13はタイミングt1においてオンする。この結果、出力端子22の電圧Voutが、バッテリ電源電圧VBDまで上昇するものの、出力トランジスタM11のゲートがプルダウンされる。なお、簡易電源回路126は、バッテリ電源電圧VBDから電源供給されると出力電圧Vn1を所定電圧のままとし定常的に保持する。
パワーオンリセット回路8が、タイミングt2において通常動作保証電圧Vyを検出すると通常電圧状態に移行し、トランジスタM13がオフすることで、出力トランジスタM11のゲートノードN1が開放され、誤動作防止回路124が無効化される。
その後、プリドライバ109が、タイミングt2〜t3において出力トランジスタM11をオフしているときには出力端子22の電圧Vout(=OUT)は概ねバッテリ電源電圧VBDと等しくなる。逆に、プリドライバ109が、タイミングt3において出力トランジスタM11をオンすると出力端子22の電圧Voutはグランド電圧0Vになる。その他の作用は前述実施形態と同様であるためその説明を省略する。本実施形態の構成においても前述実施形態と同様の作用効果が得られる。
(第3実施形態)
図7及び図8は第3実施形態の追加説明図を示している。図7は第3実施形態の構成例を示しており、図8はこの構成例に係るタイミングチャートを概略的に示している。本実施形態の構成例を示す図7においては、第1実施形態の出力トランジスタM1に代えてPチャネル型のMOSトランジスタ(以下出力トランジスタと略す)M21を用いている。出力トランジスタM21のソースはバッテリ電源電圧VBDの供給端子に接続されており、出力トランジスタM21のドレインは出力端子22に接続されている。また図7においては、第1実施形態のトランジスタM2、M3に代えてトランジスタM22、M23と表記しているが、これは説明の便宜を図るためである。
図7に示すように、負荷23は出力端子22とグランドとの間に接続されている。負荷駆動回路201は、プリドライバ209及び誤動作防止回路24に代わる誤動作防止回路224を備える。プリドライバ209は、バッテリ電源電圧VBDを用いて出力トランジスタM21のゲートに定電流I1、I2を流入及び流出することで台形波電圧を生成して印加し、負荷駆動回路201の出力端子22をバッテリ電源電圧VBDに近い電圧又はグランド電圧に制御することで負荷23に通電制御する。
誤動作防止回路224は、その簡易電源回路26の構成を出力トランジスタM21のドレイン側に設けている点で第1実施形態と異なるが、その内部構成は同様であるため同一符号を付している。
また、本実施形態が第1実施形態と異なるところは、抵抗27及びトランジスタM22、M23のドレインソースの直列接続回路にカレントミラー回路41を介在して構成しているところである。カレントミラー回路41は、バッテリ電源電圧VBDの供給端子6にダイオード接続されたPNPトランジスタ42とこのPNPトランジスタ42のベースにベースを共通接続したPNPトランジスタ43とを備え、PNPトランジスタ43のエミッタを供給端子6に接続すると共にコレクタを出力トランジスタM21のゲートノードN201に接続して構成されている。
したがって、図8のタイミングt1において、トランジスタM22、M23の双方がオンすると、PNPトランジスタ42にコレクタ電流が流れるようになり、これに応じて、PNPトランジスタ43にもコレクタ電流が流れ、これに応じて出力トランジスタM11のゲートノードN201はバッテリ電源電圧VBDにプルアップされる。この後の動作は、前述実施形態の動作に類似した動作となるためその説明を省略する。したがって、本実施形態においても前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第4実施形態)
図9及び図10は第4実施形態の追加説明図を示している。図9は第4実施形態の構成例を示しており、図10はこの構成例に係るタイミングチャートを概略的に示している。本実施形態の構成例を示す図9においては、第1実施形態のトランジスタM2、M3に代えて、nチャネル型のMOSトランジスタ(以下トランジスタと略す)M32、M33を備えている。
誤動作防止回路324は、ダイオード25、簡易電源回路26、ダイオード31、第1インバータとしてのインバータ334、Nチャネル型のMOSトランジスタ(以下、トランジスタと略す)M33、及び、抵抗327aを備え、さらに、イネーブル端子44の入力信号に応じて出力トランジスタM1のゲートノードN1の電圧をプルダウンするためのイネーブル回路347を備える。トランジスタM33は第4トランジスタとして用いられる。
簡易電源回路26の出力はダイオード25を通じてインバータ334の動作用電源として用いられる。このインバータ334は、ロジック電源回路3の出力電圧Vccを入力し、この入力電圧を論理反転し、トランジスタM33のゲートに出力するように構成される。このインバータ334は、図1のインバータ34と同様の回路構成であり、その構成説明を省略する。出力トランジスタM1のゲートとグランドとの間には、トランジスタM33のドレインソース間と抵抗327aとが直列接続されている。
他方、本実施形態の負荷駆動回路301はイネーブル端子44を備える。このイネーブル端子44は、負荷駆動回路301の外部の装置10から当該負荷駆動回路301の動作の有効/無効を切替可能に構成される端子である。イネーブル端子44にはイネーブル回路347が接続されている。イネーブル回路347は、プルダウン抵抗45、インバータ46、NチャネルMOSトランジスタ(以下、トランジスタと略す)M32、及び、抵抗327bを備える。イネーブル端子44にはプルダウン抵抗45を介してインバータ46が構成されている。このインバータ46は、ロジック電源回路3から動作電源が供給されることで動作する。インバータ46は、例えば図1に示すインバータ34と同一構成であり、イネーブル端子44に入力されるイネーブル信号ENを受付けるイネーブル信号受付回路として動作する。インバータ46の出力はトランジスタM32のゲートに入力されている。出力トランジスタM1のゲートとグランドとの間には、トランジスタM32のドレインソース間と抵抗327bとが直列接続されている。
本実施形態の負荷駆動回路301は、起動するときに簡易電源回路26がインバータ334を通じてトランジスタM33のゲートに電圧を印加する構成と、イネーブル端子44からイネーブル信号ENを受付け、当該イネーブル信号ENに応じてトランジスタM32のゲートに電圧を印加するイネーブル回路347と、を分離して構成している。
前述構成の動作を説明する。起動に際し、図10のタイミングt1において、簡易電源回路26はダイオード31を通じて動作電源をインバータ334に供給出力するが、インバータ334はこの起動時の出力をトランジスタM33のゲートに出力するようになる。すなわち、簡易電源回路26の出力電圧Vnの上昇に応じてトランジスタM33のゲート電圧も上昇し、出力トランジスタM1のゲートがグランド電圧0Vに保持される。その後、簡易電源回路26が出力電圧Vnを低下するが、その前又はその後にロジック電源回路3は出力電圧Vccを上昇させる。
このため図10に示すように、起動に際し、簡易電源回路26が電圧Vnを出力することでインバータ334の作用によりトランジスタM33がオンする。この結果、出力トランジスタM1のゲートノードN1がグランド電圧0Vに設定される。トランジスタM33がオンしている間は、負荷駆動回路301の動作は無効化され、プリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作は無効化される。
その後、簡易電源回路26の出力電圧Vnが低下すると、トランジスタM33がオフすることで出力トランジスタM1のゲートノードN1は開放されるが、このタイミングではすでにバッテリ電源電圧VBDの入力電圧は整定電圧V0に達しているため、出力トランジスタM1のセルフターンオン現象は解消されている。このため、出力トランジスタM1はオフしたままとなる。また、ロジック電源回路3の出力電圧Vccが定常電圧になると、インバータ334はグランド電圧0Vを定常的に出力するようになり、トランジスタM33はオフ状態を保持する。
その後、図10のタイミングt1〜t5に示すように、イネーブル端子44にイネーブル信号ENのノンアクティブレベル「L」が入力され続けていると、ロジック電源回路3の出力電圧Vccの上昇に伴いインバータ46の作用によりトランジスタM32がオンされる。このため、誤動作防止回路324は、プリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作を無効化する。
トランジスタM33又はM32の何れか少なくとも一方がオンしている間には、負荷駆動回路301の動作は無効化され、プリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作は無効化される。
また、図10のタイミングt5〜t6に示すように、イネーブル端子44にイネーブル信号ENのアクティブレベル「H」が入力されることでインバータ46の出力がグランド電圧0Vになると、トランジスタM32がオフされることで誤動作防止回路324はプリドライバ9によるゲート制御動作を有効化する。すなわち、トランジスタM32及びM33が共にオフされれば、負荷駆動回路301の動作は有効化され、プリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作は有効化される。その他の誤動作防止回路324の動作は前述実施形態に示す誤動作防止回路24等と同様の動作をするため、その説明を省略する。本実施形態に示すように、イネーブル端子44の入力を備える構成においても、前述実施形態と同様の作用効果が得られるようになる。
(第5実施形態)
図11及び図12は第5実施形態の追加説明図を示している。図11は第5実施形態の構成例を示しており、図12はこの構成例に係るタイミングチャートを概略的に示している。本実施形態の構成例を示す図11の負荷駆動装置401は、誤動作防止回路424を備え、誤動作防止回路424は、第1実施形態のトランジスタM2、M3に代えて、nチャネル型のMOSトランジスタ(以下トランジスタと略す)M32aを備える。トランジスタM32aは第5トランジスタとして用いられる。
本実施形態の負荷駆動回路401はイネーブル端子44を備えている。このイネーブル端子44は、負荷駆動回路401の外部の装置10から当該負荷駆動回路401の動作の有効/無効を切替可能に構成される端子である。イネーブル端子44には、プルダウン抵抗45を介して電圧バッファ46aが構成されている。この電圧バッファ46aは、ロジック電源回路3から動作電源が供給されることで動作する。電圧バッファ46aは、イネーブル端子44から入力される信号を波形成形し、第2インバータとしてのインバータ46bに出力する。簡易電源回路26の出力はダイオード31を通じてインバータ46bの動作電源として用いられる。
インバータ46bの出力はトランジスタM32aのゲートに入力されている。出力トランジスタM1のゲートとグランドとの間には、抵抗327bとトランジスタM32aのドレインソース間とが直列接続されている。電圧バッファ46aは、インバータ46bと共にイネーブル端子44に入力されるイネーブル信号ENを受付けるイネーブル信号受付回路として動作する。
本実施形態の負荷駆動回路401は、起動時に簡易電源回路26がインバータ46bを通じてトランジスタM32aのゲートに電圧を印加する構成と、イネーブル端子44からイネーブル信号ENを受付け、このイネーブル信号ENに応じてトランジスタM32aのゲートに電圧を印加する構成と、が一つのインバータM32aにより共用して構成されている。
前述構成の動作を説明する。起動前には電源電圧Vccはグランド電圧0Vであり、電圧バッファ46aの初期出力電圧もグランド電圧0Vとなっている。起動時には、簡易電源回路26は、バッテリ電源電圧VBDが与えられると、その出力電圧Vnを、ダイオード31を通じてインバータ46bの動作電源として供給する。インバータ46bは電圧バッファ46aの初期出力電圧0Vが入力されているため、簡易電源回路26から起動時の出力電圧Vnがダイオード31を通じて動作電源として与えられると、この出力電圧Vnの上昇に伴いこの出力電圧Vnがインバータ46bを通じてトランジスタM32aのゲートに出力される。すなわち、簡易電源回路26の出力電圧Vnの上昇に応じてトランジスタM32aのゲート電圧も上昇するため、トランジスタM32aがオンし、出力トランジスタM1のゲートノードN1は所定電圧となるグランド電圧0Vに保持される。
このため図12のタイミングt1において、起動時には、前述実施形態と同様に作用することで、簡易電源回路26が電力を出力し、この電力がインバータ46bを通じてトランジスタM32aのゲートに印加される。これによりトランジスタM32aがオンする。バッテリ電源電圧VBDの起動時の変化が整定電圧V0に達し、立上り変化が概ね終了すれば、出力トランジスタM1のドレインゲート間容量を通じたカップリングも終了し、出力トランジスタM1のセルフターンオン現象は解消される。したがって、少なくともバッテリ電源電圧VBDの起動時の変化が整定電圧V0に達するまでの間、簡易電源回路26が寄生容量30に電荷を保持することで、グランド電圧0Vを超える所定電圧に出力電圧Vnを保持させる。これによりトランジスタM32aはオンし続けることができ、これにより誤動作を防止できる。トランジスタM32aがオンしている期間中には、負荷駆動回路401の動作は無効化され、プリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作は無効化される。その後、図12のタイミングt1〜t2に示すように、ロジック電源回路3の出力電圧Vccが起動し、出力電圧Vccが定常電圧になると、インバータ46bはグランド電圧0Vを定常的に出力するようになるが、トランジスタM32aのゲート電圧は保持されトランジスタM32aはオンし続ける。
その後、イネーブル端子44にイネーブル信号ENのノンアクティブレベル「L」が入力され続けていても、トランジスタM32aがオンされているため、誤動作防止回路424は、プリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作を無効化する。
また、イネーブル端子44にイネーブル信号ENのアクティブレベル「H」が入力されると、インバータ46bの作用によりトランジスタM32aがオフされることで誤動作防止回路424はプリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作を有効化する。すなわち、トランジスタM32aがオフされることにより、負荷駆動回路401の動作は有効化され、プリドライバ9による出力トランジスタM1のゲート制御動作は有効化される。以上説明したように、本実施形態においても前述実施形態と同様の作用効果を奏する。
また、本実施形態によれば、簡易電源回路26の出力とロジック電源回路3の出力とがワイヤードOR回路形態により構成されており、このワイヤードOR回路形態によりトランジスタM32aに電源供給するように構成されている。このため、たとえ簡易電源回路26の出力が低下し、インバータ46bの動作が無効化されたとしても、その後、ロジック電源回路3が起動することで、インバータ46bの動作が有効となる。このため、インバータ46bは、バッテリ電源電圧VBDの起動入力時に出力トランジスタM1のゲートのプルダウン制御を行う機能と共に、イネーブル信号ENを受付ける機能とを兼ねることができる。この結果、回路規模の縮小化を図ることができる。
(他の実施形態)
本発明は前述実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形又は拡張が可能である。前述実施形態の構成は各実施形態の構成を互いに組み合わせて適用しても良い。各トランジスタM1、M11、M2、M3、M4、M5、M6、M21、M22、M23、M32、M32a、M33等の種類は、前述実施形態に例示したものに限られるものではない。例えば、MOSトランジスタを用いてもバイポーラジャンクショントランジスタを用いても良い。
誤動作防止回路24、214、224、324、424の構成は前述した構成に限られるものではなく、様々な構成を適用可能である。この「誤動作防止回路」の少なくとも一部が、出力トランジスタM1、M11、M21の2つの通電端子(例えばドレインソース)の何れかの通電端子に直列接続された通電経路に設けられていれば、前述した構成に限られるものではない。バッテリ電源電圧VBDをメイン電源電圧とし、ロジック電源電圧Vccをサブ電源電圧とした形態を示したが、これらの電圧VBD、Vccに限られるものではない。
図面中、1、101、201、301、401は負荷駆動回路(負荷駆動回路本体:半導体集積回路装置)、3はロジック電源回路(サブ電源回路)、4はバッテリ電源電圧(メイン電源電圧)、8はパワーオンリセット回路(検出回路)、9はプリドライバ(駆動部)、22は出力端子、23は負荷、24、124、224、324、424は誤動作防止回路、26、26a、126は簡易電源回路、28は抵抗、Vnは出力電圧、46aは電圧バッファ(イネーブル信号受付回路)、34、334はインバータ(第1インバータ)、46bはインバータ(第2インバータ)、Naは電源ノード(メイン電源電圧が与えられる電源ノード)、Nbは電源ノード、M1、M11、M21は出力トランジスタ、M13はNチャネル型のMOSトランジスタ(第3トランジスタ、第4トランジスタ)、M2、M3、M12、M13、M22、M23、M33はNチャネル型のMOSトランジスタ(第4トランジスタ)、M32aはNチャネル型のMOSトランジスタ(第5トランジスタ)、M6はNPN形のバイポーラジャンクショントランジスタ(第2トランジスタ)、を示す。

Claims (11)

  1. 2つの電源ノードの間に印加されるメイン電源電圧(VBD)、及び、前記メイン電源電圧を用いてサブ電源回路(3)により生成されるサブ電源電圧(Vcc)を用いて、出力端子(22)に接続される負荷(23)に通電及び非通電する負荷駆動回路(1;101;201;301;401)であって、
    少なくとも制御端子及び2つの通電端子を備え、前記2つの電源ノードのうち一の電源ノード(Na;Nb)と前記出力端子との間に前記2つの通電端子を接続する出力トランジスタ(M1;M11;M21)を接続して構成され、
    通常動作時には入力信号(IN_N)に応じた制御信号を前記出力トランジスタの制御端子に印加する駆動部(9;109;209)と、
    少なくとも一部が前記出力トランジスタの2つの通電端子の何れかの通電端子に直列接続された通電経路に設けられ、起動時に前記出力トランジスタの2つの通電端子に通電されることに応じて起動すると共に当該起動時には前記メイン電源電圧を用いて前記サブ電源回路のサブ電源電圧が起動するより速く起動する簡易電源回路(26;26a;126)を備え、前記簡易電源回路により起動された出力電圧(Vn;Vn1)を用いて前記出力トランジスタの制御端子を当該出力トランジスタがオフする所定電圧に設定し、前記所定電圧に設定された後に、前記サブ電源回路のサブ電源電圧が起動する前の電圧から負荷駆動回路本体が通常動作可能となることを保証する通常動作保証電圧に至ると、前記出力トランジスタの制御端子に設定された所定電圧を無効化する誤動作防止回路(24、124、224、324、424)と、を備える負荷駆動回路。
  2. 請求項1記載の負荷駆動回路において、
    前記誤動作防止回路は、抵抗(28)及び第2トランジスタ(M6)を備えて構成され、
    前記簡易電源回路の抵抗は、前記出力トランジスタの通電端子への前記通電経路に設けられ、
    前記簡易電源回路の第2トランジスタは通電端子を備え、前記起動時に前記抵抗に流れる電流に応じて、少なくとも前記メイン電源電圧の起動時の変化が整定電圧に達するまで通電端子から出力される出力電圧(Vn)を保持するように構成され、
    前記第2トランジスタの通電端子の出力電圧を前記起動時の出力とする負荷駆動回路。
  3. 請求項1または2記載の負荷駆動回路において、
    前記出力トランジスタは、前記2つの電源ノードのうち前記メイン電源電圧が与えられる一方の電源ノード(Na)と前記出力端子との間に2つの通電端子を接続したNチャネル型のMOSトランジスタ(M1)により構成され、
    前記負荷は前記出力端子と前記2つの電源ノードのうち他方の電源ノード(Nb)との間に接続され、
    前記所定電圧は前記他方の電源ノードに与えられる電圧とする負荷駆動回路。
  4. 請求項1または2記載の負荷駆動回路において、
    前記負荷は前記2つの電源ノードのうち前記メイン電源電圧が与えられる一方の電源ノード(Nb)と前記出力端子との間に接続され、
    前記出力トランジスタは、前記出力端子と前記2つの電源ノードのうちの他方の電源ノード(Nb)との間に2つの通電端子を接続したNチャネル型のMOSトランジスタ(M11)により構成され、
    前記所定電圧は前記他方の電源ノードに与えられる電圧とする負荷駆動回路。
  5. 請求項1または2記載の負荷駆動回路において、
    前記出力トランジスタ(M21)は、前記メイン電源電圧が与えられる一方の電源ノード(Na)と前記出力端子との間に2つの通電端子を接続したPチャネル型のMOSトランジスタ(M21)により構成され、
    前記負荷は前記一方の電源ノードと前記出力端子との間に接続され、
    前記所定電圧は前記一方の電源ノード(Na)に与えられる電圧とする負荷駆動回路。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の負荷駆動回路において、
    前記簡易電源回路により起動される起動時の出力と前記サブ電源回路のサブ電源電圧の出力とがワイヤードOR回路形態で接続されており、
    前記誤動作防止回路(24;124;224;324;424)は、このワイヤードOR回路形態の出力を用いて前記出力トランジスタの制御端子を前記所定電圧に設定する負荷駆動回路。
  7. 請求項1から5の何れか一項に記載の負荷駆動回路において、
    前記誤動作防止回路(24;124;224)は、
    制御端子に印加される制御信号に応じて前記出力トランジスタの制御端子を前記所定電圧に通電/開放する第3トランジスタ(M3;M13;M23)と、
    前記サブ電源回路のサブ電源電圧が起動する前の電圧から前記通常動作保証電圧に至ったことを検出し、この検出されたときに前記第3トランジスタの制御端子に制御信号を印加することで前記第3トランジスタにより前記出力トランジスタの制御端子を開放させる検出回路(POR)と、を備える負荷駆動回路。
  8. 請求項1から5の何れか一項に記載の負荷駆動回路において、
    前記誤動作防止回路(24;124;224;324)は、
    制御端子に印加される制御信号に応じて前記出力トランジスタの制御端子を前記所定電圧に通電/開放する第4トランジスタ(M2、M3;M12、M13;M22、M23;M33)と、
    前記簡易電源回路(26;26a;126)の起動時の出力を動作電源として用い前記簡易電源回路の起動時の出力が供給されると当該起動時の出力を前記第4トランジスタの制御端子に印加することにより前記第4トランジスタによって前記出力トランジスタの制御端子を前記所定電圧に通電させる第1インバータ(34;334)と、を備える負荷駆動回路。
  9. 請求項1から5の何れか一項に記載の負荷駆動回路において、
    前記誤動作防止回路(424)は、
    制御端子に印加される制御信号に応じて前記出力トランジスタの制御端子を前記所定電圧に通電/開放する第5トランジスタ(M32a)と、
    前記簡易電源回路の起動時の出力を動作電源として用い前記簡易電源回路の起動時の出力が供給されると当該起動時の出力を前記第5トランジスタの制御端子に通電することにより前記第5トランジスタによって前記出力トランジスタの制御端子を前記所定電圧に通電させる第2インバータ(46b)と、
    前記サブ電源回路のサブ電源電圧を用いてイネーブル信号を受付けるイネーブル信号受付回路(46a)と、を備え、
    前記第2インバータは、前記イネーブル信号受付回路によりイネーブル信号が受付けられると前記第5トランジスタの制御端子に制御信号を与えることにより前記出力トランジスタの制御端子を開放する負荷駆動回路。
  10. 請求項1から9の何れか一項に記載の負荷駆動回路において、
    前記駆動部(9)は、前記出力トランジスタの制御端子に印加する信号のスルーレート制御機能を備える負荷駆動回路。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載の負荷駆動回路において、
    半導体集積回路装置により構成される負荷駆動回路。
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