JP2017098567A - エッジ検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーフの領域とレーザグルーブの領域との境界部を明瞭に認識できるエッジ検出装置を提供する。【解決手段】エッジ検出装置1は、分割予定ライン16に沿ってレーザ光を照射することで形成されたレーザグルーブ22と、レーザグルーブ22に沿って研削ブレードSP1で研削することで形成されたレーザグルーブ22より深いカーフ24とを有する半導体ウエハ10に対し、上方から分割予定ライン16と、レーザグルーブ22と、カーフ24とを撮像するCCD40と、分割予定ライン16とCCD40との間に配置され、被写界深度がカーフ24より浅い対物レンズ30とを備えている。【選択図】図10

Description

本発明は、エッジ検出装置に関して、カーフチェックをするためのエッジ検出装置に関する。
IC、LSI等の半導体装置の処理能力を上げるため、半導体基板の表面に層間絶縁膜として低誘電率(Low−k)材料を用いた低誘電率絶縁膜(Low−k膜)を形成した構造の半導体ウエハが知られている。しかしながら、低誘電率絶縁膜は機械強度が低いため、半導体ウエハを研削ブレードでダイシングすると低誘電率絶縁膜が剥離する問題がある。
この問題を解決するため、研削ブレードを用いずに分割予定ラインにレーザ光を照射して低誘電率絶縁膜を除去し、その後、レーザ光で形成されたレーザグルーブに研削ブレードを位置させ、半導体ウエハを切削し分割する方法が採用されている。
レーザ光と研削ブレードとにより半導体ウエハを分割する方法においても、研削ブレードにより切削された溝(カーフ)と分割予定ラインとの位置ずれ等の状況を確認するためカーフチェックが必要となる。レーザグルーブ内のカーフをチェックするための提案がなされている。
特許文献1は、研削ブレードにより形成されるカーフ部分が白く周囲のレーザグルービング部分が黒くなるように光量設定して、研削ブレードによるダイシング後の分割予定ラインを撮像手段で撮像し、撮像された画像に対するエッジ認識処理によりレーザグルービング領域のエッジ位置とカーフ領域のエッジ位置とを抽出し、エッジ位置が抽出された所定範囲の前記レーザグルービング領域内の各画素の画像データの輝度分布に関するヒストグラムを作成し、作成されたヒストグラムにおける輝度分布に基づき所定範囲のレーザグルービング領域から最も明るい第1ピーク領域を抽出し、抽出された前記第1ピーク領域中でカーフ領域のエッジ位置に連続している部分をチッピング領域として認識するチッピング検出装置を記述する。
特許文献2は、研削ブレードにより形成されるカーフ部分が白く周囲のレーザグルービング部分が黒くなるように光量設定して、研削ブレードによるダイシング後の分割予定ラインを撮像手段で撮像し、撮像された画像に対するエッジ認識処理によりグルービングエッジライン又はカーフエッジラインとしての候補ラインを抽出し、抽出された各候補ラインの性質を元画像の情報に基づき判定し、判定結果によって複数の候補ラインをグルービングエッジライン、カーフエッジライン、カーフエッジラインおよびグルービングエッジラインの組をなす組合せ候補ラインに場合分けし、場合分けされた組合せ候補ライン中からレーザグルービング部分とカーフ部分との物理的な特性の違いを判定要素として元画像の情報に基づき尤もらしい一つの組合せ候補ラインを決定し、候補ライン中からカーフエッジラインを特定するエッジ検出装置を記述する。
特開2009−021375号公報 特開2010−010445号公報
特許文献1、2に記述される技術では、研削ブレードにより形成されるカーフの領域が白く周囲のレーザグルービングの領域が黒くなるように光量を設定している。
しかしながら、研削ブレードの使用状況に応じて、半導体ウエハに形成されるカーフの底面の状態は異なる。そのため、光量を調整しても、カーフの領域が均一な白色とならず、カーフの領域とレーザグルービングの領域との境界部のコントラストが不明瞭となる場合がある。不明瞭な画像データにより画像処理を行っても適切な検出結果を得ることができない。
本発明は、かかる課題を解決するため、カーフの領域とレーザグルーブの領域との境界部を明瞭に認識できるエッジ検出装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による、エッジ検出装置は、分割予定ラインに沿ってレーザ光を照射することで形成されたレーザグルーブと、前記レーザグルーブに沿って研削ブレードで研削することで形成された前記レーザグルーブより深いカーフとを有する半導体ウエハに対し、上方から前記分割予定ラインと、前記レーザグルーブと、前記カーフとを撮像する撮像手段と、前記分割予定ラインと前記撮像手段との間に配置され、被写界深度が前記カーフの深さより浅い対物レンズと、を備える。なお、前記対物レンズと前記撮像手段とを結ぶ観察光軸に対し同軸方向から前記対物レンズに光を照射する照明装置を備えることが好ましい。
好ましくは、エッジ検出装置は、前記対物レンズは、前記対物レンズの中心軸が前記カーフの幅方向の中心に位置するよう、配置される。
好ましくは、エッジ検出装置は、前記カーフの領域が明るく、前記レーザグルーブの領域が暗く、前記分割予定ラインの領域が明るくなるよう前記照明装置を調整する光量制御部と、前記撮像手段により得られた画像から前記カーフの領域と前記レーザグルーブの領域と、前記分割予定ラインの領域とを検出する画像処理部と、をさらに備える。
好ましくは、エッジ検出装置は、前記光量制御部は、前記カーフの領域と前記レーザグルーブの領域とが暗く、前記分割予定ラインの領域が明るくなるよう前記照明装置を調整し、前記画像処理部は前記撮像手段により得られた画像から前記レーザグルーブの領域と前記分割予定ラインの領域とを検出する。
なお、カーフ、グルーブ、および分割予定ラインの明暗の認識は、CCDによる画像認識手段、又は画像処理手段を利用して検出することができる。
本発明のエッジ検出装置は、カーフの領域とレーザグルーブの領域との境界部を明瞭に認識できる。
半導体ウエハの斜視図。 半導体ウエハの部分断面図。 レーザグルーブの形成された半導体ウエハの部分断面図。 ハーフカットされた半導体ウエハの部分断面図。 フルカットされた半導体ウエハの部分断面図。 対物レンズの被写界深度と、レーザグルーブとカーフとの深さの関係を示す概略図。 撮像手段により撮像領域を撮像した結果を示す説明図。 対物レンズの被写界深度と、レーザグルーブとカーフとの深さの関係を示す概略図。 撮像手段により撮像領域を撮像した結果を示す説明図。 エッジ検出装置の概略構成図。 エッジ検出装置が取り付けられたダイシング装置の概略構成図。 エッジ検出方法のフローチャート。 別のエッジ検出方法のフローチャート。 別のエッジ検出方法のフローチャート。 ハーフカットされた半導体ウエハの部分断面図。 エッジ検出装置の光学系の概略構成図。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。ここで、図中、同一の記号で示される部分は、同様の機能を有する同様の要素である。
なお、レーザグルービングを一例として説明するが、分割予定ライン(ストリート)が黒く見える半導体ウエハなど、同等の視認性が得られる場合でも本発明を適用することができる。
本実施形態のエッジ検出装置の基本的な概念について、図面を参照して説明する。図1は半導体ウエハ10の外観を示す斜視図である。図1に示す半導体ウエハ10は、Siからなる基板12と、基板12に2次元状に形成された素子領域14と、素子領域14を切断しチップに分離するため形成された分割予定ライン16とにより構成される。半導体ウエハ10の裏面にはダイシングテープ18が貼り付けられている。
図2は、半導体ウエハ10の部分拡大図である。図2に示すように、基板12の表面には低誘電率絶縁膜(Low−k膜)20が形成されている。素子領域14には、半導体素子、および低誘電率絶縁膜20を層間絶縁膜として金属配線が形成されている。図2に示す半導体ウエハ10に対して、分割予定ライン16に沿ってレーザ光が照射される。
図3に示すように、レーザ光の熱により低誘電率絶縁膜20は溶解、気化され、分割予定ライン16の領域の低誘電率絶縁膜20が除去される。レーザ光を照射したことにより、基板12の分割予定ライン16の表面にレーザグルーブ22が形成される。レーザ光の熱によりレーザグルーブ22の表面が溶解されているので、レーザグルーブ22の表面は、分割予定ライン16の表面に比較して粗面状態となる。レーザグルーブ22の深さは、基板12の表面から5〜15μm程度である。レーザ光の半導体ウエハ10への照射は、レーザ加工機等により行われる。
図4に示すように、分割予定ライン16に沿って研削ブレードSP1により、レーザグルーブ22の形成された半導体ウエハ10がハーフカット(ステップカット)される。研削ブレードSP1はレーザグルーブ22の領域に位置合わせされ、レーザグルーブ22の深さより深く、基板12の表面から所定深さまで、研削ブレードSP1は基板12を研削する。基板12にカーフ24が形成される。カーフ24の深さは、一般的には40〜50μmあるいは、基板12の厚みの1/2〜1/3程度である。
図5に示すように、分割予定ライン16のカーフ24に沿って、研削ブレードSP1より厚さの薄い研削ブレードSP2により、カーフ24の形成された半導体ウエハ10がフルカットされる。研削ブレードSP2はカーフ24の領域に位置合わせされ、裏面のダイシングテープ18に達するまで、研削ブレードSP2は基板12を研削する。基板12に、さらにカーフ29が形成される。
次にカーフエッジの検出について説明する。分割予定ライン16に沿ってレーザ光を照射することで形成されたレーザグルーブ22と、レーザグルーブ22に沿って研削ブレードSP1で研削することで形成されたレーザグルーブ22より深いカーフ24とを有する半導体ウエハ10に対し、カーフエッジの検出が行われる。
本発明者は、レーザグルーブ22に形成されたカーフ24のエッジの検出について鋭意検討した。その結果、カーフ24の底面の状態により、光量を調整しても、カーフ24の領域が均質な白色とならず、カーフ24の領域とレーザグルーブ22の領域との境界部のコントラストが不明瞭となる場合があることを見出した。
カーフチェックに使用され、撮像領域に配置される一般的な対物レンズについて説明する。図6は、対物レンズ130の被写界深度と、レーザグルーブ22とカーフ24との深さの関係を示す。レーザグルーブ22とカーフ24とを明瞭に観察するため、対物レンズ130は深い被写界深度DOF1を有している。つまり、対物レンズ130の被写界深度DOF1は、レーザグルーブ22とカーフ24の底面とが含まれる範囲に設定されている。
対物レンズ130を介して照明装置から光を撮像領域に照射し、その反射光を撮像装置で観察する。レーザグルーブ22の領域はその表面が粗面である。そのため照射された光は乱反射するので、レーザグルーブ22の領域は黒く観察される。他方、カーフ24の領域の表面(底面)は平滑面26である。そのため照射された光は均一に反射するので、カーフ24の領域は白く観察される。
しかしながら、研削ブレードの研削により形成されるカーフ24の領域において、研削ブレードの使用状況により、カーフ24の底面に平滑でない面、いわゆるソーマーク28が形成される場合がある。ソーマーク28は、カーフ24の底面に、カーフ24の長手方向に沿って形成される切削痕であり、横長の突起又は溝である。ソーマーク28では照射された光は乱反射する。
上述の対物レンズ130を使用し、照明装置から光を撮像領域に照射し、分割予定ライン16の一部を撮像手段により撮像すると図7に示す結果が得られる。カーフ24のエッジに焦点を合わせた場合でも、対物レンズ130は深い被写界深度DOF1を有しているので、カーフ24の底面のソーマーク28も被写界深度DOF1の範囲内となる。その結果、図7に示すように、レーザグルーブ22と、平滑面26とソーマーク28とを含むカーフ24が明確に観察されてしまう。
図7ではレーザグルーブ22とソーマーク28とを説明するため、異なる色で示している。しかしながら、レーザグルーブ22の領域とカーフ24内のソーマーク28とが同系色の黒くとなるため、レーザグルーブ22とカーフ24との境界の画像処理で特定は難しくなる。
そこで、発明者はカーフ24の深さより浅い被写界深度DOF2を持つ対物レンズ30を用いることで、上述の問題を解決できることを見出した。図8は対物レンズ30の被写界深度と、レーザグルーブ22とカーフ24との深さの関係を示す。対物レンズ30の被写界深度DOF2は、レーザグルーブ22が含まれる範囲であって、カーフ24の底面が含まれない範囲となるよう設定されている。
上述の対物レンズ30を使用し、照明装置から光を撮像領域に照射し、分割予定ライン
16の一部を撮像手段により撮像すると図9に示す結果が得られる。カーフ24内のソーマーク28と平滑面26とは、対物レンズ30の被写界深度DOF2の範囲外にある。そのため、カーフ24の底面ではフォーカスズレが生じている。つまり、カーフ24の底面を明瞭に撮像していない。そのため、黒く見えるソーマーク28の領域と、白く見える平滑面26の領域とが平均化され、視認される。その結果、カーフ24の領域全体が均質な明るいグレーで視認性される。黒いレーザグルーブ22の領域は暗く、グレーのカーフ24の領域は明るく視認されるので、レーザグルーブ22の領域とカーフ24の領域との境界を明瞭に視認することができる。さらに、照明装置の光量を増大することで、レーザグルーブ22と比較してカーフ24の領域自体の輝度値が白色側にシフトする。したがって、レーザグルーブ22とカーフ24との境界をより明瞭にすることができる。
対物レンズ30は、半導体ウエハ10への切り込み量の1/10程度、つまりカーフ24の深さの1/10程度の被写界深度DOF2を有することが望ましい。一般的に、カーフ24の深さの1/10程度は、2〜15μm程度となる。被写界深度DOF2を上述の範囲にする理由は、被写界深度DOF2が浅すぎると、ワークをマウントするテーブル表面には数ミクロンの凹凸が微視的には存在している。これらの凹凸を面補正実施するが、補正能力(一般的には2um程度)を下回るDOF2の場合、補正能力のバラツキによりフ
ォーカスボケが生じ、補正自体の効果が得られなくなり、被写界深度DOF2を深くすると所定のコントラストが得られなくなるためである。
次に、本実施の形態のエッジ検出装置を、図10を参照して説明する。エッジ検出装置1は、撮像領域である半導体ウエハ10の分割予定ライン16に対向配置された対物レンズ30と、対物レンズ30を介して撮像領域を撮像する撮像手段であるCCD40と、撮像領域を照明する照明装置50と、を備えている。
撮像領域である分割予定ライン16に対して、対物レンズ30とCCD40とを結ぶ二点差線で示す観察光軸はほぼ垂直となる。つまり、分割予定ライン16が直上から観察される。
照明装置50から照射された光は、照明用レンズ52を通過し、ミラー54で反射される。さらに光は、観察光軸に対して約45°傾けて配置されたハーフミラー56で対物レンズ30に向けて反射される。つまり、対物レンズ30とCCD40とを結ぶ観察光軸に対し同軸方向から対物レンズ30に、照明装置50からの光が照射される。
対物レンズ30を介して撮像領域に光が照射され、撮像領域で反射された光は、再び対物レンズ30を通過した後、ハーフミラー56を通過し、CCD40で撮像される。CCD40で撮像された画像はモニタ60に出力される。作業者はモニタ60に出力された画像から、撮像された分割予定ライン16の状態を観察することができる。
本実施の形態のエッジ検出装置1は、カーフ24の深さより浅い被写界深度DOF2の対物レンズ30を使用しているので、カーフ24の領域とレーザグルーブ22の領域との境界を観察することができる。
エッジ検出装置1は、さらに制御部80を備え、制御部80は、画像処理部82と光量制御部84とを備えている。画像処理部82は撮像された画像データからカーフエッジの検出の処理を行う。また、光量制御部84は照明装置50から照射される光の強さを制御する。照明装置50からの光を制御することで、レーザグルーブ22の領域を黒く、カーフ24の領域を明るいグレーとなるよう調整される。
本実施の形態のエッジ検出装置1は、さらにハーフミラー56と対物レンズ30との間に絞り32が設置されている。絞り32を変更することにより被写界深度を変化させることができる。絞り32を開放することで被写界深度を浅くすることができる。
次に、エッジ検出装置1が組み込まれるダイシング装置について説明する。図11は、エッジ検出装置1が組み込まれるダイシング装置の外観構成を示す斜視図である。同図に示すように、本実施の形態のダイシング装置110は、レーザグルーブ22の形成された半導体ウエハ10を供給・回収する供給・回収部112と、半導体ウエハ10を加工する加工部114と、加工後の半導体ウエハ10を洗浄する洗浄部116と、半導体ウエハ10を搬送する搬送部118と、各種操作を行う操作パネル120と、エッジ検出装置1と、全体の動作を制御する制御部(図示せず)とで構成される。
半導体ウエハ10を供給・回収する供給・回収部112は、ロードポート122を備えており、このロードポート122に半導体ウエハ10が多数枚格納されたカセット(図示せず)がセットされる。なお、加工対象の半導体ウエハ10は、所定のフレームFにダイシングテープ18を介してマウントされた状態でカセットに格納される。
半導体ウエハ10を加工する加工部114は、半導体ウエハ10を吸着保持するワークテーブル124と、そのワークテーブル124に保持された半導体ウエハ10を切削する一対の研削ブレードSP1、SP2と、研削ブレードSP1、SP2が取り付けられるスピンドル128A、128Bと、ワークテーブル124に保持された半導体ウエハ10の表面のカーフエッジを検出するエッジ検出装置1とで構成される。
ワークテーブル124は、水平に設置されたX軸テーブル(不図示)およびθ軸テーブル(不図示)の上に設けられており、θ軸テーブルに駆動されて、中心軸(θ軸、図示せず)回りに回転する。X軸テーブルがX軸ガイド(不図示)の上をスライドすることにより、ワークテーブル124は図中X方向に水平移動される。
研削ブレードSP1、SP2は、薄い円盤状に形成されたダイヤモンド砥粒やCBN砥粒をニッケルで電着した電着ブレードや、樹脂で結合したレジンブレード等で構成される。研削ブレードSP1が半導体ウエハ10に対してハーフカットし、研削ブレードSP1が半導体ウエハ10をフルカットする。研削ブレードSP1、SP2は、その切削方向が、ワークテーブル124の移動方向(図中X方向)と平行になるようにスピンドル128A、128Bの先端に取り付けられている。スピンドル128A、128Bに駆動されて回転する。研削ブレードSP1、SP2の近傍には、図示しない切削ノズルが設けられ、ノズルからは切削水が加工ポイントに供給される。
スピンドル128A、128Bは、回転軸がワークテーブル124の移動方向と直交するようにワークテーブル124の上方に互いに対向配置され、30,000rpm〜80,000rpmの高速で回転される。
スピンドル128A、128Bは、それぞれ垂直に設置されたブレード用Z軸テーブル(不図示)に取り付けられる。ブレード用Z軸テーブルが、ブレード用Z軸ガイド(不図示)の上をZ方向(X−Y平面に直交する方向)にスライドし、これにより、研削ブレードSP1、SP2が、Z方向に垂直移動し、ワークテーブル124に対して垂直に進退移動する。
洗浄部116は、スピン洗浄装置116Aを備えており、このスピン洗浄装置116Aによって、加工後の半導体ウエハ10をスピン洗浄する。
搬送部118は、ハンドリングロボット118Aを備えており、このハンドリングロボット118Aによって、各部の間の半導体ウエハ10の搬送を行う。すなわち、このハンドリングロボット118Aによって、供給・回収部112のカセットから半導体ウエハ10を取り出して、加工部114に搬送するとともに、加工部114で加工済みの半導体ウエハ10を加工部114から回収して、洗浄部116に搬送する。また、洗浄部116で洗浄後の半導体ウエハ10を洗浄部116から回収し、供給・回収部112に搬送して、供給・回収部112のカセットに格納する。
エッジ検出装置1は、レーザグルーブ22の領域に、研削ブレードSP1により形成されたカーフ24の位置を検出する。この情報データから加工予定位置と実際のカーフ24の位置とのズレを求め、位置ずれを補正しながら研削ブレードSP1により半導体ウエハ10のハーフカットを行う。
エッジ検出装置1を用いたエッジ検出方法について図12を参照に説明する。なお、本実施形態では画像処理手段が適用されている。最初にレーザグルーブ22の形成された半導体ウエハ10がダイシング装置110に供給され、研削ブレードSP1により半導体ウエハ10がハーフカットされる。基板12にカーフ24が形成される(S1)。
次に、エッジ検出装置1と半導体ウエハ10の撮像領域とが位置合わせされる。すなわち、エッジ検出装置1は、半導体ウエハ10のカーフ24とレーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域に位置付けられる。特に、対物レンズ30の中心軸がカーフ24の幅方向の中心に位置するよう、対物レンズ30は配置されるのが好ましい。その理由は、半導体ウエハ10の内部のカーフ24と類似している情報を極力排除するためである(S2)。
次に、レーザグルーブ22の領域は黒く(暗く)、カーフ24の領域は明るいグレー(明るく)と視認されるよう、照明装置50の光量が光量制御部84により調整される(S3)。
次に、カーフ24とレーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域がCCD40により撮像される(S4)。
次に、撮像された画像データから、分割予定ライン16の領域とレーザグルーブ22の領域とカーフ24の領域とが画像処理部82により検出される。
<カーフの検出>
カーフ24の検出は、二値化処理あるいはエッジ検出により行われる。カーフ24の色が明るいグレー(白)で視認される場合は、データ設定により白い対象物の検出アルゴリズムとして処理される。また、カーフ24の幅を研削ブレードSP1の幅を参考に推定できるので、カーフ24の領域をおおよそ特定することが可能である。特定したカーフ24の領域の輝度の分布傾向(例えば平均値)が白となり、この特性を利用した検出対象の色の自動判定も可能となる。
(二値化処理)
白い対象物検出を二値化処理で行う場合は、データ設定あるいは公知の自動しきい値設定アルゴリズム(例:大津の自動しきい値決定方法など)を使用し、白い対象物を抽出し、抽出結果の輪郭をカーフ24とすることができる。
(エッジ検出)
エッジ検出を行う場合は、検査ウィンドウ内の最も白い領域中心を基準に、カーフ24領域の外側に向かい白から黒に変化する変化点を検出する。カーフ24のエッジ(レーザグルーブ22との境界)は、変化点であるエッジ強度をさらに微分した二次微分のゼロクロスを採用することで、サブピクセル座標で計算される。
さらに、エッジ検出処理の前処理として二値化処理で概略の輪郭位置を計算し、この輪郭位置近傍でエッジ検出を行うことで処理速度の改善も可能となる。
<レーザグルーブの検出>
レーザグルーブ22の検出は、二値化処理あるいはエッジ検出により行われる。レーザグルーブ22の色が黒く視認される場合は、データ設定により黒い対象物の検出アルゴリズムとして処理される。また、レーザグルーブ22の幅をデータ設定から、カーフ24領域の幅を研削ブレードSP1の幅を参考に推定できるので、レーザグルーブ22の幅からカーフ24の幅を除いた領域の輝度の分布傾向(例えば平均値)が黒となり、この特性を利用した自動判定も可能となる。
(二値化処理)
黒い対象物検出を二値化処理で行う場合は、データ設定あるいは既存の自動しきい値設定アルゴリズム(例:大津の自動しきい値決定方法など)を使用し、黒い対象物を画像からしきい値処理で抽出する。抽出結果の輪郭座標を画素にアクセスすることで把握することができ、この輪郭をレーザグルーブ22と認識できる。ここでレーザグルーブ22は白いカーフ24により分断されている可能性があるので、検出の際に除外する。検出ウィンドウ内の上下に分けて抽出を行う、あるいは、中央部を黒く塗りつぶす、あるいはカーフ24領域を検出対象範囲外として画素へのアクセスを行わないことで検出ウィンドウ内の黒い領域の抽出を行う。
(エッジ検出)
エッジ検出を行う場合は、対物レンズ30の中心から、あるいは、おおよそのカーフ24の領域の外側から、あるいは既にカーフ24の検出結果がある場合はこの外側から、レーザグルーブ22の外側に向かい、黒から白に変化する変化点を検出する。カーフ24領域のエッジは変化点のエッジ強度をさらに微分した輝度の二次微分のゼロクロスを採用することで、サブピクセル座標で計算される。
又は、エッジ検出処理の前処理として二値化処理で概略の輪郭位置を計算し、この輪郭位置近傍でエッジ検出を行うことで処理速度の改善も可能である。
分割予定ライン16の色は白色と視認されるので、分割予定ライン16を、カーフ24の領域と同様の検出方法で検出することができる(S5)。
最後に、S5で検出されたカーフ24のエッジのデータと、ハーフカットの加工予定位置のデータとから、カーフ24のエッジとハーフカットの加工予定位置とのズレ量が求められる(S6)。ズレ量に基づいて、研削ブレードSP1に位置補正が加えられ、位置補正された研削ブレードSP1により半導体ウエハ10がハーフカットされる。
エッジ検出装置1を用いた別のエッジ検出方法について図13を参照に説明する。最初にレーザグルーブ22の形成された半導体ウエハ10がダイシング装置110に供給され、研削ブレードSP1により半導体ウエハ10がハーフカットされる。基板12にカーフ24が形成される(S11)。
次に、エッジ検出装置1と半導体ウエハ10の撮像領域とが位置合わせされる。すなわち、エッジ検出装置1は、半導体ウエハ10のカーフ24とレーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域に位置付けられる。特に、対物レンズ30の中心軸がカーフ24の幅方向の中心に位置するよう、対物レンズ30は配置されるのが好ましい。(S12)。
次に、レーザグルーブ22の領域は黒く(暗く)、カーフ24の領域は明るいグレー(明るく)と視認されるよう、照明装置50の光量が光量制御部84により調整される(S13)。
次に、カーフ24とレーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域がCCD40により撮像される(S14)。
次に、撮像された画像データから、分割予定ライン16の領域とレーザグルーブ22の領域とカーフ24の領域とが画像処理部82により検出される。分割予定ライン16の領域とレーザグルーブ22の領域とカーフ24の領域との検出は、図12のS5と同様の処理で行われる(S15)。
S15では、レーザグルーブ22とカーフ24とを同時に視認できるため、検出の不安定なケースでは照明条件を個別に変えることもできる。
次に、カーフ24の領域を含めレーザグルーブ22の領域は黒く(暗く)、分割予定ライン16は明るく視認されるよう、照明装置50の光量が光量制御部84により調整される(S16)。
次に、レーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域がCCD40により撮像される(S17)。
S18では、撮像された画像データから、分割予定ライン16の領域とレーザグルーブ22の領域とが画像処理部82により検出される。レーザグルーブ22の検出は、二値化処理あるいはエッジ検出により行われる。レーザグルーブ22の色が黒く視認される場合は、データ設定により黒い対象物の検出アルゴリズムとして処理される。また、レーザグルーブ22の幅をデータ設定から、レーザグルーブ22の領域の輝度の分布傾向(例えば平均値)が黒となり、この特性を利用した自動判定も可能となる。
なお、照明装置50の光量が調整されているので、レーザグルーブ22の領域内に白いカーフ24の領域は存在していない。したがって、カーフ24の領域を考慮する必要がない。図12のS5のレーザグルーブ22の検出方法を適用することができる(S18)。
最後に、S15で検出されたカーフ24のエッジおよびレーザグルーブ22のエッジのデータと、あるいはS15で検出されたカーフ24のエッジとS18で検出されたレーザグルーブ22のエッジのデータとが合成される。
これによりレーザグルーブ22内のカーフ24の位置を使用者は装置結果描画で把握することができ、かつ、装置はレーザグルーブ位置・加工位置を把握することにより加工位置のズレ量を求めることができる。
具体的には、S15で検出されたカーフ24の輪郭情報を座標データとして、あるいは画像情報としてメモリあるいは記憶媒体に保存する。また、S18で検出されたレーザグルーブ22の輪郭情報を座標データとして、あるいは画像情報としてメモリあるいは記憶媒体に保存する。カーフ24の座標データを画像メモリに描画、あるいは画像情報からカーフ24の輪郭色を示す画素をメモリ上に描画し、レーザグルーブ22の座標データを画像メモリに描画、あるいは画像情報からレーザグルーブ22の輪郭色を示す画素をメモリ上に描画する。レーザグルーブ22、又はカーフ24の検出で生成したメモリ上の描画を、レーザグルーブ22検出時の画像上にオーバーレイ表示を行う。又はカーフ24の検出時の画像上にオーバーレイ表示を行う。表示の際に使用する画像はデータ設定により光学条件を変更することができる。
S15で検出されたカーフ24のエッジのデータと、S18で検出されたレーザグルーブ22のエッジのデータとが合成された、合成画像からレーザグルーブ22のエッジとカーフ24のエッジとを求めることで、より正確なカーフ24のエッジを検出することができる。そして、カーフ24のエッジのデータとハーフカットの加工予定位置のデータとから、カーフ24のエッジとハーフカットの加工予定位置とのズレ量が求められる。ズレ量に基づいて、研削ブレードSP1に位置補正が加えられ、位置補正された研削ブレードSP1により半導体ウエハ10がハーフカットされる(S19)。
エッジ検出装置1を用いた別のエッジ検出方法について図14を参照に説明する。最初にレーザグルーブ22の形成された半導体ウエハ10がダイシング装置110に供給され、エッジ検出装置1と半導体ウエハ10の撮像領域とが位置合わせされる。すなわち、エッジ検出装置1は、半導体ウエハ10のレーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域に位置付けられる。特に、対物レンズ30の中心軸がレーザグルーブ22の幅方向の中心に位置するよう、対物レンズ30は配置されるのが好ましい(S21)。
次に、レーザグルーブ22の領域は黒く、分割予定ライン16はレーザグルーブより明るく視認されるよう、照明装置50の光量が光量制御部84により調整される(S22)。
次に、レーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域がCCD40により撮像される。この時点でカーフ24は形成されていない(S23)。
次に、撮像された画像データから、分割予定ライン16の領域とレーザグルーブ22の領域とが画像処理部82により検出される。
レーザグルーブ22の検出は、二値化処理あるいはエッジ検出により行われる。レーザグルーブ22の色が黒く視認される場合は、データ設定により黒い対象物の検出アルゴリズムとして処理される。また、レーザグルーブ22の幅をデータ設定から、レーザグルーブ22の領域の輝度の分布傾向(例えば平均値)が黒となり、この特性を利用した自動判定も可能となる。図13のS15のレーザグルーブ22の検出方法を適用することができる(S24)。
次に、レーザグルーブ22で検出したレーザグルーブエッジ座標から、加工狙い位置を計算し、加工位置補正量を算出し、この結果に基づき、形成された半導体ウエハ10が研削ブレードSP1によりハーフカットされる。基板12にカーフ24が形成される(S25)。
次に、レーザグルーブ22の形成された半導体ウエハ10が研削ブレードSP1によりハーフカットされる。基板12にカーフ24が形成される(S25)。
次に、エッジ検出装置1と半導体ウエハ10の撮像領域とが位置合わせされる。すなわち、エッジ検出装置1は、半導体ウエハ10のカーフ24とレーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域に位置付けられる。特に、対物レンズ30の中心軸がカーフ24の幅方向の中心に位置するよう、対物レンズ30は配置されるのが好ましい。
次に、レーザグルーブ22の領域は黒く、カーフ24の領域はレーザグルーブ22よりも明るいグレーと視認されるよう、照明装置50の光量が光量制御部84により調整される(S27)。
次に、カーフ24とレーザグルーブ22と分割予定ライン16と含む撮像領域がCCD40により撮像される(S28)。
次に、撮像された画像データから、分割予定ライン16の領域とレーザグルーブ22の領域とカーフ24の領域とが画像処理部82により検出される。分割予定ライン16の領域とレーザグルーブ22の領域とカーフ24の領域との検出は、図12のS5と同様の処理で行われる(S29)。
最後に、S24で検出されたカーフ24のエッジのデータと、S29で検出されたレーザグルーブ22のエッジのデータとが合成される。あるいは、さらに加工後の検出処理であるS18の処理を重ねることで加工後の位置ズレ検出も可能である。
これによりレーザグルーブ内のカーフの位置を使用者は装置結果描画で把握することができ、かつ、装置はレーザグルーブ位置・加工位置を把握することにより加工位置のズレ量を求めることができる。
このズレ量は図13のS19と同様の処理で行われる。このズレ量に基づいて、研削ブレードSP1に位置補正が加えられ、位置補正された研削ブレードSP1により半導体ウエハ10がハーフカットされる(S30)。
次に、研削ブレードSP2により形成されたカーフ29のエッジ検出の方法について説明する。図5に示すようにカーフ29は、カーフ24の中に形成される。そのため、カーフ24とカーフ29との境界を検出するのが難しい場合がある。
そこで、図15に示すように、レーザグルーブ22が形成され、カーフ24が形成されていない半導体ウエハ10を研削ブレードSP2により、ハーフカットを行い、エッジ検出用のカーフ29Aを形成する。カーフ29Aのエッジのデータとフルカットの加工予定位置のデータとのズレ量を求め、研削ブレードSP2に位置補正を加える。研削ブレードSP1によりカーフ24を形成した後、研削ブレードSP2により半導体ウエハ10のフルカットを行う。
カーフ29Aのエッジの検出は、図12〜図14のフローチャートの処理に基づいて行うことができる。図12〜図14において「研削ブレードSP1によるハーフカット」の処理を、「研削ブレードSP2によるハーフカット」の処理に置き換えることでカーフ29Aのエッジを検出することができる。
但し、研削ブレードSP1によるカーフ24が形成される前に、カーフ29Aのエッジ検出を行う必要がある。
画像処理手段を利用してカーフ、グルーブ、および分割予定ラインの明暗の認識を検出する場合について説明した。しかしながら、これに限定されることなくCCDによる画像認識手段を利用して検出することができる。CCDによる画像認識手段を利用として3次元センサ・エリアセンサ・ラインセンサ・による画像認識手段を利用することができる。
本実施の形態において、照明用レンズ52は一般的には15〜30μm程度の被写界深度を有するのが好ましい。図16に示すように、被写界深度の深い照明用レンズ52を使用し、照明装置50の取付位置を調整することにより、照明装置50の広い範囲から光を取り込むようにした。その結果、被写界深度の浅い対物レンズ30と被写界深度の深い照明用レンズ52とにより、カーフ24内部への照明範囲と照明角度とが広げられる。それにより、カーフ24内部のソーマーク28で拡散反射した光を多く確保でき、カーフ24のエッジ部の光量不足による陰影を抑制することができる。
本実施の形態の対物レンズ30は、CCD40と対向する表面側では、曲率半径を大きくしている。曲率半径を大きくすることで内部反射を極力抑えることができる。
1…エッジ検出装置、10…半導体ウエハ、12…基板、14…素子領域、16…分割予定ライン、18…ダイシングテープ、20…低誘電率絶縁膜、22…レーザグルーブ、24…カーフ、26…平滑部、28…ソーマーク、30…対物レンズ、40…CCD、50…照明装置、52…照明用レンズ、60…モニタ、82…画像処理部、84…光量制御部、110…ダイシング装置

Claims (2)

  1. 分割予定ラインに沿ってレーザ光を照射することで形成されたレーザグルーブと、前記レーザグルーブに沿って研削ブレードで研削することで形成された前記レーザグルーブより深いカーフとを有する半導体ウエハに対し、上方から前記分割予定ラインと、前記レーザグルーブと、前記カーフとを撮像する撮像手段と、
    前記分割予定ラインと前記撮像手段との間に配置され、被写界深度が前記カーフの深さより浅い対物レンズと、
    を備えるエッジ検出装置。
  2. 前記対物レンズは、前記対物レンズの中心軸が前記カーフの幅方向の中心に位置するよう、配置される請求項1記載のエッジ検出装置。
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