JP2017096614A - 真空調理器 - Google Patents

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Takahito Imagawa
孝仁 今川
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Abstract

【課題】100℃未満の低い適正な一定の温度での調理を行い、簡潔で速やかな調理を行い、煮詰める調理も可能であり、更に非加熱浸透が出来る機能を備え、更に調理したものを100℃未満の適正な温度で再加熱できる調理器を、コンパクトで使い易い調理器として提供する事。
【解決手段】入れ子構造にした2つの容器と、真空ポンプ3と、切替え制御操作の可能な真空配管と、熱源15と、サーモスタットとで構成する事で、調理に於いての加熱を真空下の飽和蒸気で行い、真空浸透の調理と、真空にした蒸気室7で行う低温スチームバスの調理と、真空にした蒸気室の中の密封調理容器で行う低温スチームディスチャージの調理とを行う調理器とし、さらに、天盤5を天蓋6で覆う。
【選択図】図1

Description

本発明は調理器具に係り、真空を利用した調理器具の構造に関するものである。
野菜、果物、魚、肉と云った素材を調理するにおいて、適正な調理温度が有り、多くは90℃より低い温度である。このような温度の中での調理として、湯煎での低温調理、オイルバスでの低温調理、真空と蒸気を利用したガストロバッグの調理がある。近年では新たに、真空に密封パックした素材を湯煎する方式での真空調理法が、普及してきている。また、60℃〜90℃の湯気蒸気を利用した低温調理が利用されてきている。
また、真空の効果を利用して、調味液を料理素材に浸透させる方法が普及してきている。非加熱で調理を行える方法である。
さらに、調理したものを再加熱する際には電子レンジが多く用いられている。
特願2014−220980号
湯煎調理は、低温で行う場合は特に調理時間が長くなる。
オイルバスの低温調理は肉に適しているが、一晩を費やすような長時間調理である。
真空に密封パックした素材を湯煎する方式での真空調理法と、湯気蒸気での調理は、定温の加熱調理として優れたものであるが、煮詰める調理には向かないものである。
真空に密封パックした素材を湯煎する方式での真空調理法では、密封パックを施しておく準備工程が必要となる。また湯煎で加熱を行うので、調理時間が長くなる。
ガストロバッグでの調理は優れたものであるが、調理機器が高価であり、家庭用途には普及しないものである。
調味液を料理素材に浸透させるのは、調理器とは別の装置である。
調理したものを再加熱するに際して、電子レンジを用いると、加熱が過ぎる場合がある。
このような背景を踏まえてなされた本発明の目的は、100℃未満の低い適正な一定の温度での調理を行い、簡潔で速やかな調理を行い、煮詰める調理も行える調理器を提供する事であり、更に非加熱浸透が出来る機能を備えた調理器を提供する事であり、更に調理したものを100℃未満の適正な温度で再加熱できる調理器を提供する事である。
更に本発明の目的は、便利に扱えるコンパクトな調理器を提供する事である。
手段の根幹は、真空にした調理容器を用いる真空浸透の調理と、真空にした蒸気室で行う低温スチームバスの調理と、真空にした蒸気室の中の密封調理容器で行う低温スチームディスチャージの調理とを、適宜に切り替え可能な構造にしたことである。
低温スチームバスの調理で、従来の湯煎調理あるいはオイルバス調理あるいは蒸し調理に相当する調理を速やかに行なえる。さらに、再加熱を行なう事が出来る。低温スチームディスチャージの調理で、煮詰める調理を行なう事が出来る。
本発明の装置は、入れ子にした2つの容器と、真空ポンプと、切替え制御の可能な真空配管と、熱源と、サーモスタットとの構成で実現した真空調理器であり、調理に於いての加熱を真空下の飽和蒸気で行う真空調理器である。
さらに、本発明の装置は、天盤を天蓋で覆う事で密封した蒸気室が成り立つ構成を持つ。天盤の上に調理の準備がし易い空間が確保されて便利であり、その空間が蒸気室として成り立つのでコンパクトな真空調理器となる。
図1と図2で示した、請求項1によって提供される真空調理器に基づいて、説明を記載する。
先ず、真空調理器の構成に関して説明する。
図1と図2の真空調理器は、調理筐体(1)の中に、加熱室(2)と真空ポンプ(3)とサーモスタット(4)とを備えている。加熱室(2)は調理筐体(1)の天盤(5)に開放口を持ち、これを囲む位置に天蓋(6)を被せることで、蒸気室(7)が備わる。天盤(5)と天蓋(6)の間に密封材(8)を備える。蒸気室(7)の中に調理容器(9)を備える。蒸気室(7)と調理容器(9)が、入れ子にした2つの容器である。付帯して、ドレイン室(10)と真空計(11)とタイマー(36)を備える。
蒸気室(7)は、加熱室(2)と天盤(5)と天蓋(6)と密封材(8)に囲まれて出来る密封空間である。蒸気室(7)に2個の継手を備える。個々に継手(12)継手(13)とする。
加熱室(2)は水と水蒸気と熱源に接するものであるので、耐熱性を持つ錆び難い素材を用いる。例えば、スレンテスが適している。
真空ポンプ(3)は、食品を扱う用途である事、水と水蒸気が伴う事から、オイルフリーが望ましい。例えば、ダイアフラム方式で、0.2気圧より低い真空に達する真空ポンプが適している。
天盤(5)は密封を行なうので、平滑な表面が必要である。水蒸気の熱を保持することも必要である。滑らかな表面を持ち、熱伝導性が高くなく、錆び難い素材が適している。例えば、ガラス、セラミック、アクリルを用いることができる。
天蓋(6)は蒸気室(7)を真空に保つものであるので、真空に耐える強度と形状が必要である。水蒸気の熱を保持することも必要である。例えば、ガラスあるいはアクリルを用いることが出来る。形状はドーム型あるいは円筒型が適している。一般的なガラスボウルを転用することが出来る。
密封材(8)は中央に穴を開けた形状である。例えば、穴を開けたシリコンシートが適している。Oリングを利用することも出来る。この場合は、天蓋(6)をOリングに合わせた形状とする。
サーモスタット(4)のセンサー(14)を、蒸気室(7)の内側に備える。
加熱室(2)の内部あるいは隣接した箇所に熱源(15)を備える。熱源(15)は電熱ヒーター、セラミックヒーター、電磁ヒーター等を用いることができる。
加熱室(2)の中に、保水容器(16)を備える。熱を伝え易く、耐熱性を持ち、錆び難い素材を用いる。例えば、スレンテスが適している。加熱室(2)と保水容器(16)を同じ物としても構わない。図1の場合は、加熱室(2)と保水容器(16)を一体にしている事例である。
調理容器(9)に、調理素材(17)を入れる。調理容器(9)は、密封蓋(18)と継手(19)を備える。
ドレイン室(10)は、5個の継手を備える。個々に継手(20)継手(21)継手(22)継手(23)継手(24)とする。個々の継手の一端はドレイン室の内側に繋がり、他の一端に配管チューブを着脱できるものである。
継手(12)(13)は、その両端で配管チューブの着脱ができるものである。継手(19)の一端は調理容器の内側に繋がり、他の一端に配管チューブを着脱できるものである。
継手(12)の一端に繋いだ配管チューブ(25)は、蒸気室(7)の上部位置と繋いでいる。継手(12)の他の一端に繋いだ配管チューブ(26)は、チェックバルブ(27)を介して、ドレイン室(10)の継手(20)に繋いでいる。
継手(13)の一端に繋いだ配管チューブ(28)は、調理容器(9)の継手(19)と繋いでいる。継手(13)の他の一端に繋いだ配管チューブ(29)は、チェックバルブ(30)を介して、ドレイン室(10)の継手(21)に繋いでいる。
ドレイン室(10)の継手(24)に配管チューブ(34)を繋ぎ、チェックバルブ(35)の一端と繋ぐ。チェックバルブ(35)の他の一端は装置の外部に開放している。
ドレイン室(10)の継手(22)に配管チューブ(31)を繋ぎ、ドレイン室(10)と真空計(11)を繋ぐ。さらにドレイン室(10)の継手(23)に配管チューブ(32)を繋ぎ、チェックバルブ(33)を介して、ドレイン室(10)と継手(40)の一端を繋ぐ。
継手(40)の他の一端に、真空ポンプ(3)を接続することができる。これに真空ポンプ(3)の吸引部を繋いで接続する。
以上が図1の真空調理器の構成である。次に、各構成の機能に関して説明する。
加熱室(2)および保水容器(16)は封入した水を保水する。熱源(15)は保水を加熱する。サーモスタット(4)と熱源(15)で、保水の水温あるいは蒸気室(7)の蒸気温度を制御する。タイマー(36)で熱源(15)の作動時間、即ち調理時間を設定することができる。
真空ポンプ(3)は、継手(12)(13)(19)を介して、蒸気室(7)および調理容器(9)を真空引きする。
蒸気室(7)の内部あるいは調理容器(9)の内部を真空にすることで、真空浸透の調理の調理が可能となる。
熱源(15)による加熱と真空ポンプ(3)による真空引きで、蒸気室(7)の内部および調理容器(9)の内部を飽和蒸気で満たす事ができる。この飽和蒸気が調理素材(17)と効率良く熱交換を行う。さらにサーモスタット(4)で調理温度を一定の範囲に制御できる。結果、定温の低温調理が可能となる。
配管チューブ(25)を、蒸気室(7)の上部位置と繋いだことで、保水容器(16)からの蒸気を、調理容器(9)と熱交換し易い蒸気の流れにすることができる。
ドレイン室(10)は、真空ポンフ(3)が余分な蒸気が吸引しないように、蒸気を水に還元する。併せて、真空引きの対象を切替える中継点としている。真空引きの対象は、蒸気室(7)と調理容器(9)である。切替えは、チェックバルブ(27)とチェックバルブ(30)の開閉で行うことが出来る。
ドレイン室(10)の容積を大きくすると、発生する蒸気の量を増やす事が出来る。またドレイン室(10)を熱伝道の高い材質にする事、更に外部と熱交換をし易い形状にする事でも、発生する蒸気の量を増やす事が出来る。
ドレイン室(10)に繋がるチェックバルブ(35)を開けることで、ドレイン室(10)の内部を大気圧下に開放する。伴って、蒸気室(7)あるいは調理容器(9)の内部も大気圧下に開放される。調理を始める際には閉めておき、調理の終了時点で開放を行う。
真空計(11)は、ドレイン室(10)の真空圧を計測することで、蒸気室(7)あるいは調理容器(9)の真空圧を計測する。
以上が、各構成の機能に関しての説明である。続けて、真空調理器が行う工程を説明する。工程は、蒸気室真空引き工程、調理容器真空引き工程、同時真空引き工程、定温加熱工程、終了工程である。
上記の工程は、サーモスタット(4)の作動と停止、真空ポンプ(3)のONとOFF、チェックバルブ(27)(30)(33)(35)の開と閉、以上の制御で行う。工程の制御表を図3に示す。
蒸気室真空引き工程は、蒸気室(7)を真空引きする工程である。天蓋(6)を天盤(5)に被せると蒸気室(7)が出来る。図3の表で示すように、チェックバルブ(27)を開、チェックバルブ(30)を閉、チェックバルブ(33)を開、チェックバルブ(35)を閉とした後、真空ポンプ(3)をONとして、蒸気室(7)を真空引きする。蒸気室(7)が密封されて、真空圧が真空計(11)に示される。所定の真空に達した時点で、真空ポンプ(3)をOFF、チェックバルブ(33)を閉とする。蒸気室(7)が真空となり保持される。
蒸気室真空引き工程を定温加熱工程と並行して行ない、所定の真空に達した後も、真空ポンプ(3)のONを続けると、残存している空気が新たな蒸気と共に真空引きされるので、蒸気室(7)の中に蒸気だけを満たす事ができる。真空ポンプ(3)をOFF、チェックバルブ(33)を閉とした後も、蒸気室(7)の中に蒸気だけを満たした状態が継続される。
所定の真空の真空圧は、調理温度と関連して定まる。飽和蒸気圧曲線に沿うものである。60℃の調理温度の場合は概ね0.2気圧、65℃は概ね0.25気圧、70℃は概ね0.31気圧、75℃は概ね0.38気圧、80℃は概ね0.47気圧、85℃は概ね0.57気圧、90℃は概ね0.7気圧である。
調理容器真空工程は、調理容器(9)を真空にする工程である。密封蓋(18)を閉めて調理容器(9)を密封する。図3の表で示すように、チェックバルブ(27)を閉、チェックバルブ(30)を開、チェックバルブ(33)を開、チェックバルブ(35)を閉として、真空ポンプ(3)をONとして、調理容器(9)を真空引きする。真空圧は真空計(11)に示される。所定の真空に達した時点で、真空ポンプ(3)をOFF、チェックバルブ(33)を閉とする。調理容器(9)が真空となり保持される
調理容器真空工程を定温加熱工程と並行して行ない、所定の真空に達した後も、真空ポンプ(3)のONを続けると、調理容器(9)の中の調理素材(17)の水分を蒸発させる事ができる。
同時真空引き工程は、蒸気室(7)と密封した調理容器(9)を同時に真空引きする工程である。図3の表で示すように、チェックバルブ(27)を開、チェックバルブ(30)を開、チェックバルブ(33)を開、チェックバルブ(35)を閉とした後、真空ポンプ(3)をONとして、蒸気室(7)と調理容器(9)を同時に真空引きする。
定温加熱工程は、加熱室(2)を所定の温度にする工程である。定温での低温調理をすすめてゆく工程であり、蒸気室真空引き工程および調理容器真空引き工程および同時真空引き工程と並行可能な工程である。
サーモスタット(4)を起動し、調理温度を設定する。熱源(15)がONとなり、水温を設定した温度へ上げてゆく。蒸気室(7)が真空の場合は、設定した温度に近づくに従い、低温蒸気が発生し、調理素材(17)と熱交換する。蒸気室(7)の真空圧は、生じる蒸気の量と熱交換する蒸気の量に応じて変動する。真空圧は真空計(11)で確認できる。
設定した温度を超えると熱源(15)はOFFとなるが、調理素材(17)との熱交換は途切れない。熱交換に応じて温度が下降し熱源(15)がONとなる。これを繰り返して、定温での低温調理をすすめてゆく。
終了工程は、調理を終える工程である。図3の表に示したように、チェックバルブ(27)(30)(33)(35)を開とした後、真空ポンプ(3)をOFFとし、サーモスタットを停止する。蒸気室(7)および調理容器(9)が大気圧下に開放されて、調理素材(17)を取出せる。
以上が、蒸気室真空引き工程、調理容器真空引き工程、同時真空引き工程、定温加熱工程、終了工程である。工程を、単独あるいは組合せて行なう事で、真空浸透の調理と、低温スチームバスの調理と、低温スチームディスチャージの調理とを、実施できる。
真空浸透の調理は、蒸気室真空引き工程あるいは調理容器真空引き工程で実施する。
調理容器(9)に、調味液に浸した状態の調理素材(17)を入れる。調理容器(9)を密封蓋(18)で密封した場合は、調理容器真空引き工程を行う。密封をしない場合は、蒸気室真空引き工程を行う。常温で行なう場合は、概ね0.2気圧の真空にした後、真空引きを停止し、数分間が経過した後、終了工程を行う。
調味液に浸した状態の調理素材(17)が、真空下の後に大気圧に戻ることで、空気が抜けて広がった気泡の後に調味液が浸透して、真空浸透の調理となる。非加熱でも加熱の中でも実施できる。
低温スチームバスの調理は、蒸気室真空引き工程と定温加熱工程で実施する。
水を入れた保水容器(16)を加熱室(2)に入れ、定温加熱工程を始める。調理温度に近づいた時点で、調理素材(17)を入れた調理容器(9)を加熱室(2)の上に置き、密封材(8)を敷き天蓋(6)で被せる。
定温加熱工程を続けたまま、蒸気室真空引き工程を始める。所定の気圧に達して、飽和蒸気の状態にした後で、蒸気室真空引き工程を停止する。定温加熱工程は継続する。調理素材(17)に対して、定温の低温調理が行われる。低温スチームバスの調理である。
調理を速くすすめたい場合は、蒸気室真空引き工程を続けて行う。断続して行なっても構わない。真空引きに応じ新しい蒸気が生まれて、調理を速やかにする。速やかな低温スチームバスの調理を行なうことができる。
調理素材(17)を、調理済みで保存しておいたものとすれば、再加熱を行なう事ができる。定温で低温の飽和蒸気による再加熱であり、適正な温度を制御できる再加熱となる。低温スチームバスの調理で行なう、温め機能を持つ事となる。
低温スチームディスチャージの調理は、同時真空引き工程と調理容器真空引き工程と定温加熱工程で実施する。
水を入れた保水容器(16)を加熱室(2)に入れ、定温加熱工程を始める。調理温度に近づいた時点で、調理素材(17)を入れた調理容器(9)を加熱室(2)の上に置き、配管チューブ(28)を繋いだ上で、密封材(8)を敷き天蓋(6)で被せる。
定温加熱工程を続けたまま、同時真空引き工程を始める。所定の気圧に達して、飽和蒸気の状態にした後で、同時真空引き工程を停止する。定温加熱工程は継続する。調理素材(17)に対して、定温の低温調理が行われる。一旦、低温スチームバスの調理と同じ状態となる。
定温加熱工程を続けたまま、調理容器真空引き工程を始める。調理容器(9)の真空圧が、蒸気室(7)より低い真空圧となり、調理素材(17)から水分が蒸発し、その蒸気は引き出されてゆく。
この蒸発は、調理容器(9)の内部温度を下げる要因となるが、加熱工程は継続しているので、蒸気室(7)との熱交換が行なわれて、調理容器(9)の内部温度の定温が保持される。従って、真空引きに応じて調理素材(17)の水分が蒸発してゆく。定温の低温スチームディスチャージの調理である。煮詰める調理が可能となる。
この煮詰める調理の方法は、蒸気室(7)の真空引きを行わず、調理容器(9)の真空引きだけで実施できる方法であるので、真空ポンプ(3)を効率良く利用することが出来る方法である。
更に、この煮詰める調理の方法は、調理容器(9)の加熱を蒸気室(7)での熱交換を介して行う方法であり、調理素材(17)は熱源(15)の温度に影響されない。熱源(15)は100℃以上の高温であり、通常の煮詰め調理では、熱源に近い素材への加熱が過ぎ、焦げ付きが伴う。本装置での低温スチームディスチャージの方法で、加熱が過ぎることなく、焦げ付きを伴わずに、煮詰める調理を行うことが出来る。
低温スチームディスチャージの調理は、調理素材(17)が液体の場合に、定温を保った状態で沸騰を継続させる事が出来るので、コーヒー豆の抽出あるいは茶葉等の煮出しに有効である。コーヒー、紅茶、日本茶を個々に適した定温の中で抽出あるいは煮出す事ができる。
以上のように、真空浸透の調理と、低温スチームバスの調理と、低温スチームディスチャージの調理とを、実施できる。飽和蒸気の熱交換であるので、電力効率の良い調理が可能となる。
さらに、制御操作を順次に切り替えて行うことで、真空浸透の調理と低温スチームバスの調理と低温スチームディスチャージの調理とを、連携して行うことができる。
例えば、調味液に浸した野菜を調理素材(17)として、真空浸透の調理を行ない、続けて低温スチームバスの調理を行う。野菜の煮付けが速やかに行われる調理法となる。
この真空調理器が、新たな発明である特質は、上述した、真空浸透の調理と、低温スチームバスの調理と、低温スチームディスチャージの調理とを、同じ装置で行なえる事に併せて、その個々の調理を制御操作で切替えて連携して行なうことが可能であり、素材に適した調理を完遂できる事にある。
さらに、新たな発明である特質は、天蓋(6)を天盤(5)に被せる構造にした事による便利な特質とコンパクトな特質である。即ち、調理前には天蓋(6)が無いので、天盤(5)の上に調理の準備がし易い空間が確保されていて便利であり、その空間が蒸気室として成り立つのでコンパクトな調理器にできる。
さらに、新たな発明である特質は、煮詰める調理に際して、蒸気室(7)の連続した真空引きを行わず、調理容器(9)の連続した真空引きだけで行なう構造である。ガストロバッグでの煮詰めは、真空チャンバー全体を連続した真空引きする事に比べて、本装置は、連続真空引きの対象となる容積を調理容器(9)の容積に限定した事で、真空ポンプ(3)の能力を効率良く利用できる。さらに、この煮詰める調理に際して、熱源(15)は100℃以上の高温であっても、加熱が過ぎることなく、焦げ付きを伴わずに、調理を行うことが出来る。
本発明によって、非加熱浸透が出来る機能を備え、100℃未満の適正な温度での調理を行い、簡潔で速やかな調理を行い、煮詰める調理もできる調理器を実現する。さらに適正な温度での再加熱が出来る調理器である。非加熱調理および定温の低温調理であることで、栄養価を損なわず、素材の風味を引き立て、美味しく仕上がる。酸素が少ない中で調理がすすむので、素材の酸化を抑えた調理ができる。調理時間が長くなっても、温度が上がりすぎる事がなく、調理者の熟練を問わない調理器となる。飽和蒸気の熱交換を利用するので、速やかで電力効率の良い調理を実施できる。さらに、本発明によって提供される調理器は、天盤の上に調理の準備がし易い空間の確保が可能となる便利さがあり、その空間自体が蒸気室として成り立つのでコンパクトである。煮詰める調理を行うに際しては、真空ポンプの能力を効率良く利用することが出来る。さらに、煮詰める調理を行うに際して、加熱が過ぎることなく、焦げ付きを伴わずに、煮詰める調理を行うことが出来る。
本発明を具体化した第1実施形態に係わる真空調理器の側面図 本発明を具体化した第1実施形態に係わる真空調理器の平面図 工程の制御を説明する表 本発明を具体化した第1実施形態のもう一つの実現例の真空調理器の側面図 本発明を具体化した第2実施形態に係わる真空調理器の側面図 本発明を具体化した第2実施形態のもう一つの実現例の真空調理器の側面図 本発明を具体化した第3実施形態に係わる真空調理器の側面図
(第1実施形態)
図1は、本発明を具体化した第1実施形態に係る真空調理器の側面図を示す。図2は平面図である。調理筐体(1)の上面部が天盤(5)である。天盤(5)の上面に隣接して加熱室(2)があり、加熱室(2)の内側にあるいは隣接して熱源(15)がある。調理筐体(1)の内部に、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引きと調理容器(9)の真空引きとを制御操作出来る構造と、真空ポンプ(3)に接続する構造を組み込んでいる。
(作用)
調理前の天盤(5)の上は、自由に調理の準備が出来る空間である。保水容器(16)に水を入れ、天盤(5)の上に密封材(8)を敷く。保水容器(16)の上に調理素材(17)を入れた調理容器(9)を設置する。天蓋(6)を被せると、蒸気室(7)が出来る。調理容器(9)を蒸気室(7)に収めることができる。真空浸透の調理と、低温スチームバスの調理と、低温スチームディスチャージの調理とを行う調理器を実施できる。
(実施例1)
上記構成の真空調理器の適切な実現例として、縦21cm横30cm厚さ7cmの調理筐体(1)の上面部の天盤(5)をアクリル材で平滑な表面とし、天盤(5)に開けた直径15cmの穴に加熱室(2)を埋め込んで、加熱室(2)と一体である保水容器(16)とし、棒状の200W電熱ヒーターを入れたステンレス管2本を熱源(15)として加熱室(2)の中に備えて、調理筐体(1)の厚さ7cmの内部に、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引きと調理容器(9)の真空引きの制御操作を行う構造とを組み込んだ。真空ポンプ(3)に接続する構造を組み込み、これに接続した真空ポンプ(3)を調理筐体(1)に組み込んでいる。真空ポンプ(3)は到達真空圧0.1気圧で無負荷時の流量が毎分10Lのものである。小型サイズでこの能力を出せる真空ポンプは、一般には困難であるが、例えば特許文献1の第11実施形態を元にした真空ポンプで実施できるものであり、本実施例の調理筐体(1)に組み込むことができる。
(実施例2)
上記構成の真空調理器のもう一つの実現例を図4に示す。図4は、継手、チューブ、チェックバルブ、真空計等の記載を省略した図である。縦30cm横30cm厚さ3cmの調理筐体(1)の上面部の天盤(5)をアクリル材で平滑な表面とし、天盤(5)に開けた直径20cmの穴に熱源(15)を埋め込み、保水容器(16)をその上に置ける構造とした。保水容器(16)が加熱室(2)となる。500Wの電熱ヒーターを熱源(15)とし、調理筐体(1)の厚さ3cmの内部に、熱源(15)と、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引きと調理容器(9)の真空引きの制御操作を行う構造とを組み込んだ。真空ポンプ(3)に接続する構造を組み込み、真空ポンプ(3)は組入れない事で、厚さ3cmと薄型にした。真空ポンプを別途に1台準備すれば、複数の調理器での同時調理が可能となる。
(調理例1)
調理素材(17)に、イチゴを用いる。砂糖は不要である。調理容器(9)に入れ、密封蓋(18)で密封する。保水容器(16)に水を入れ、密封材(8)を敷いて天蓋(6)を被せる。調理温度を65℃に設定し、低温スチームバスの調理を概ね20分行う。イチゴのコンポートが仕上がる。更に、低温スチームディスチャージの調理を行うと煮詰まりが施され、ジャムとなってゆく。加熱が過ぎること無く、酸素が無く酸化しない中で、65℃の適温を施すので、イチゴの甘さと風味が際立ち、色彩やかに仕上がる。
(調理例2)
調理素材(17)に、トマト2個を切らずにそのまま、タマネギ1個を半割2個として、調理容器(9)に入れ、塩を適量振りいれる。調理容器(9)は密封しない。調理温度を80℃に設定し、低温スチームバスの調理を行なう。概ね20分で、2人前のスープが仕上がる。調味料は塩だけであるが、野菜に適正な調理温度を施したので、野菜自体の旨みと甘みが際立つスープとなる。野菜の水分と蒸気から還元した水分がスープ液となっている。
(第2実施形態)
図5は、本発明を具体化した第2実施形態に係る真空調理器の側面図を示す。調理筐体(1)の上面部が天盤(5)である。天盤(5)の上面に隣接して加熱室(2)があり、加熱室(2)の内側あるいは隣接して熱源(15)がある。調理筐体(1)の内部に、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引きを操作出来る構造と、真空ポンプに接続する構造を組み込んでいる。
(作用)
調理前の天盤(5)の上は、自由に調理の準備が出来る空間である。保水容器(16)に水を入れ、天盤(5)の上に密封材(8)を敷く。保水容器(16)の上に調理素材(17)を入れた調理容器(9)を設置する。天蓋(6)を被せると、蒸気室(7)が出来る。調理容器(9)を蒸気室(7)に収めることができる。真空浸透の調理と、低温スチームバスの調理とを行う調理器を実施できる。低温スチームディスチャージを省いた簡潔な調理器となる。
(実施例3)
上記構成の真空調理器の適切な実現例として、縦21cm横30cm厚さ7cmの調理筐体(1)の上面部の天盤(5)をアクリル材で平滑な表面とし、天盤(5)に開けた直径15cmの穴に加熱室(2)を埋め込んで、保水容器(16)を出し入れできる構造とした。加熱室(2)の側面外側部に、熱源(15)となる輪状の400W電熱ヒーターを配置した。調理筐体(1)の厚さ7cmの内部に、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引きを行う構造とを組み込んだ。蒸気室(7)の真空引きを行うための継手(37)を、天蓋(6)の上部位置に備えている。真空ポンプ(3)に接続する構造を組み込み、これに接続した真空ポンプ(3)を調理筐体(1)に組み込んでいる。
(実施例4)
上記構成の真空調理器のもう一つの実現例を図6に示す。図6は、継手、チューブ、チェックバルブ、真空計等の記載を省略した図である。縦30cm横30cm厚さ3cmの調理筐体(1)の上面部の天盤(5)をアクリル材で平滑な表面とし、天盤(5)に開けた直径20cmの穴に加熱室(2)を埋め込んで、保水容器(16)を出し入れできる構造とした。加熱室(2)の側面外側部に、熱源(15)となる輪状の400W電熱ヒーターを配置した。調理筐体(1)の厚さ3cmの内部に、熱源(15)と、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引を行う構造とを組み込んだ。真空ポンプ(3)に接続する構造を組み込み、真空ポンプ(3)は組入れない事で、厚さ3cmと薄型にした。天盤(5)と天蓋(6)と密封材(8)を圧着する留めフック(38)を備えている。真空引きで圧着されるので、留めフック(38)は必須ではないが、100℃に近づいた調理温度を設定する場合に有効な備えとなる。
(調理例3)
調理素材(17)に、豚モモ肉を角切り約300gとブルーチーズ約50gと生バジルを用意し、調理容器(9)に合わせ入れる。調理温度を65℃に設定し、低温スチームバスの調理を概ね30分行う。
豚肉を65℃以下で調理すると、ミオシンが変性して美味しく火が通る。65℃以上ではアクチンが変性し、肉を縮ませて硬くし、肉汁が出てしまい味と栄養を損なうが、これを起こさない温度で調理を終えることが出来る。30分の調理を行えば、食品衛生上で殺菌に必要な条件を満たしている。ブルーチーズの塩分と風味が豊かで、バジルの香りが引き立つものに仕上がる。30分と葉物野菜には長い調理時間であっても、低温調理の効果で、バジルの緑と風味と栄養を生かした調理となる。
(調理例4)
真空密封パックに入れた封入した調理素材(17)を、保水容器に直接入れる。調理容器(9)は用いないが、真空密封パックがその代わりとなっている。調理温度を設定し、低温スチームバスの調理を行う。調理温度と調理時間は、調理素材(17)に応じて、適宜に設定する。保水容器(16)に入れる水は、100cc〜500cc程度でも実施できる。近年に普及してきている真空に密封パックした素材を湯煎する方式での真空調理法の、湯煎の工程を代替することができる。少量の水で行える事および飽和蒸気での熱交換である事により、速やかで効率的に行う事ができる。
(第3実施形態)
図7は、本発明を具体化した第3実施形態に係る真空調理器を示す。密封できる蒸気室(7)と密封できる調理容器(9)を備えて、密封できる調理容器(9)を、密封できる蒸気室(7)の中に、入れた構造である。密封できる蒸気室(7)は、保水容器(16)と密封蓋(39)で構成している。加熱室(2)と保水容器(16)と蒸気室(7)を一体化した構造である。保水容器(16)の内側あるいは隣接して熱源(15)がある。調理筐体(1)の内部に、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引きと調理容器(9)の真空引きとを制御操作出来る構造と、真空ポンプに接続する構造を組み込んでいる。
(作用)
保水容器(16)に水を入れ、保水容器(16)の中に調理素材(17)を入れて密封した調理容器(9)を設置する。保水容器(16)を密封すると、蒸気室(7)が出来る。真空浸透の調理と、低温スチームバスの調理と、低温スチームディスチャージの調理とを行う調理器を実施できる。低温スチームディスチャージの調理が可能な事を特徴とする調理器となる。低温スチームディスチャージの調理に際しての真空引きは、調理容器(9)に限定して行うので、真空ポンプ(3)の能力を効率良く利用できる。更に、低温スチームディスチャージの調理は、調理容器(9)の加熱を蒸気室(7)での熱交換を介して行われて、調理素材(17)は熱源(15)の100℃以上の温度に影響されない。、加熱が過ぎることなく、焦げ付きを伴わずに、低温スチームディスチャージを行い、煮詰める調理が出来る。
(実施例5)
上記構成の真空調理器の適切な実現例として、縦25cm横25cm厚さ3cmの調理筐体(1)の上面に開けた直径15cmの穴に熱源(15)を埋め込み、その上に直径20cm高さ20cmの保水容器(16)を置く構造とした。熱源(15)として500W電熱ヒーターを用いている。調理筐体(1)の厚さ3cmの内部に、サーモスタット(4)と、蒸気室(7)の真空引きと調理容器(9)の真空引きとを行う構造とを組み込んだ。蒸気室(7)の真空引きを行うための継手(12)と調理容器(9)の真空引きを行うための継手(13)を、密封蓋(39)に備えている。真空ポンプ(3)に接続する構造を組み込み、真空ポンプ(3)は組入れない事で、調理筐体(1)を厚さ3cmと薄型にした。
1…調理筐体。2…加熱室。3…真空ポンプ。4…サーモスタット。5…天盤。6…天蓋。7…蒸気室。8…密封材。9…調理容器。10…ドレイン室。11…真空計。12…継手。13…継手。14…センサー。15…熱源。16…保水容器。17…調理素材。18…密封蓋。19…継手。20…継手。21…継手。22…継手。23…継手。24…継手。25…配管チューブ。26…配管チューブ。27…チェックバルブ。28…配管チューブ。29…配管チューブ。30…チェックバルブ。31…配管チューブ。32…配管チューブ。33…チェックバルブ。34…配管チューブ。35…チェックバルブ。36…タイマー。37…継手。38…留めフック。39…密封蓋。40…継手。

Claims (3)

  1. 調理筐体(1)に組入れた加熱室(2)あるいは調理筐体(1)の上面部に置くことができる加熱室(2)を備えていて、加熱室(2)の中に入れた熱源(15)あるいは加熱室(2)に隣接した熱源(15)を備えていて、天蓋(6)を調理筐体(1)の天盤(5)に被せる事で、加熱室(2)を含めて密封した蒸気室(7)が成り立つ構造を備えていて、蒸気室(7)の内側の水温あるいは蒸気温度を感知して熱源(15)を制御するサーモスタット(4)を備えていて、蒸気室(7)とその中に入れた調理容器(9)を真空引きする真空ポンプ(3)に接続する構造を備えていて、蒸気室(7)の真空引きと調理容器(9)の真空引きとを制御操作出来る構造を備えていて、蒸気室(7)の内側で蒸気の熱交換による調理ができる事を特徴とする真空調理器。
  2. 調理筐体(1)に組入れた加熱室(2)あるいは調理筐体(1)の上面部に置くことができる加熱室(2)を備えていて、加熱室(2)の中に入れた熱源(15)あるいは加熱室(2)に隣接した熱源(15)を備えていて、天蓋(6)を調理筐体(1)の天盤(5)に被せる事で、加熱室(2)を含めて密封した蒸気室(7)が成り立つ構造を備えていて、蒸気室(7)の内側の水温あるいは蒸気温度を感知して熱源(15)を制御するサーモスタット(4)を備えていて、蒸気室(7)を真空引きする真空ポンプ(3)に接続する構造を備えていて、蒸気室(7)の真空引きを制御操作出来る構造を備えていて、蒸気室(7)の内側で蒸気の熱交換による調理が出来る事を特徴とする真空調理器。
  3. 密封できる蒸気室(7)と密封できる調理容器(9)を備えていて、密封できる調理容器(9)を密封できる蒸気室(7)の中に入れた構造を備えていて、蒸気室(7)の内側の水温あるいは蒸気温度を感知して熱源(15)を制御するサーモスタット(4)を備えていて、蒸気室(7)とその中に入れた調理容器(9)を真空引きする真空ポンプ(3)に接続する構造を備えていて、蒸気室(7)の真空引きと調理容器(9)の真空引きとを制御操作出来る構造を備えていて、蒸気室(7)の内側で蒸気の熱交換による調理ができる事を特徴とする真空調理器。
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