JP2017096563A - 暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプ式熱源機によって二次冷媒を加熱し暖房に使用する暖房装置において、ヒートポンプ式熱源機を高効率に運転可能とする。【解決手段】暖房装置100は、一次冷媒(たとえばCO2)を使用するヒートポンプ式熱源ユニット30と、二次冷媒を貯留する貯湯タンク1と、放熱器4と、貯湯タンク1、バッファタンク5、および放熱器4に二次冷媒を流通させる流路22とを含む。流路22は、第1の閉ループと第2の閉ループとを形成することが可能である。第1の閉ループは、バッファタンク5の内部の二次冷媒を貯湯タンク1の内部の二次冷媒と置換するための閉ループである。第2の閉ループは、バッファタンク5の内部の二次冷媒を放熱器4へ導入するとともに、放熱器4で冷却された二次冷媒を貯湯タンク1を介さずにバッファタンク5に戻す閉ループである。【選択図】図1

Description

この発明は、二次冷媒を貯留するタンクを備えた暖房装置に関する。
従来、一次冷媒を使用するヒートポンプ回路を熱源機とし、水またはブラインなど二次冷媒と熱交換し、二次冷媒で冷暖空調を行なう貯湯式暖房装置が存在する。特開2007−163071号公報は、このような貯湯式暖房装置において、二次冷媒回路内にバッファタンクを設けた構成を開示する。回路内に設けたバッファタンクの蓄熱液体を利用して、圧縮機立ち上り時の低能力をカバーし、空調の立ち上がりを早めている。
特開2007−163071号公報
貯湯式暖房装置において、低い暖房能力が要求される場合には、高温水が十分に冷却されない状態で貯湯タンクに戻され、貯湯式給湯機の運転効率が低下する場合がある。特に、CO給湯機は、沸上げ動作時の入水温度が上昇すると効率が著しく低下する。上記特開2007−163071号公報に開示された技術では、低能力暖房を行なう際の沸上げ動作時の入水温度の上昇については考慮されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、特に二酸化炭素を冷媒に用いるヒートポンプ式熱源機によって二次冷媒を加熱し暖房に使用する暖房装置において、ヒートポンプ式熱源機を高効率に運転可能とする技術を提供することを目的とする。
この発明に係る暖房装置は、一次冷媒を使用するヒートポンプ式熱源機と、ヒートポンプ式熱源機によって加熱された二次冷媒を貯留する主タンクと、放熱器と、主タンク、および放熱器接続され、二次冷媒が流れる流路とを含む。
流路は、第1の閉回路と第2の閉回路とを有する。第1の閉回路は、前記主タンクと放熱器とに接続され、放熱器の内部の前記二次冷媒を主タンクの内部の二次冷媒と置換するための閉回路である。第2の閉回路は、放熱器の二次冷媒を主タンクを介さずに循環させる閉回路である。第2の閉回路を循環する二次冷媒の量は、第1の閉回路を循環する二次冷媒の量よりも少ない。
本発明によれば、放熱器で要求される放熱量が小さくても、第2の閉回路によって二次冷媒の温度を下げてから、第1の閉回路によって二次冷媒を放熱器から主タンクへ戻すことが可能である。
したがって、主タンクからヒートポンプ式熱源機に送出する二次冷媒の温度を所定温度以下に保つことによって、ヒートポンプ式熱源機での沸上げ時に高温の二次冷媒を沸上げて低効率運転となることを防止することが可能となる。
また、第2の閉回路によって二次冷媒の温度を下げる下げ幅(初期温度と終端温度)を変更すれば暖房の平均能力を変更でき、小能力暖房にも対応できる。したがって、高断熱高気密住宅向けのような低負荷暖房用途に対し、有効な暖房装置を提供することができる。
本発明の実施の形態の貯湯式暖房装置の構成を示す図である。 熱源ユニットの入水温度と効率との関係を示す図である。 第1の閉ループに水が循環する状態を示す図である。 第2の閉ループに水が循環する状態を示す図である。 貯湯式暖房装置の流路の切替制御を説明するためのフローチャートである。 運転モードA、Bの切替のタイミングと水温の変化の関係を示す図である。 放熱器部分を別ループを含む放熱回路に置き換えた場合の変形例を示す図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の貯湯式暖房装置の構成を示す図である。図1を参照して、貯湯式暖房装置100は、リモコン7と、放熱器4と、貯湯ユニット20と、熱源ユニット30とを含む。貯湯ユニット20は、混合栓6に給湯を行なうとともに、放熱器4に湯を循環させることによって暖房を行なう。混合栓6は、蛇口などの湯と水を混ぜて適温として出水する給湯端末である。
熱源ユニット30は、図示しないが、圧縮機、空気熱交換器、水熱交換器などから構成されるヒートポンプ熱源機である。熱源ユニット30が使用する冷媒(一次冷媒)は、ガス冷媒であり、例えば、COやHFC系冷媒などである。
貯湯ユニット20は、貯湯タンク1と、給湯混合弁2と、三方弁3と、バッファタンク5と、制御部10と、温度センサ12A〜12D,13A〜13Eと、ポンプ14A,14Bとを含む。
貯湯タンク1は、例えば周囲に断熱材を有する370リットル程度のステンレス製タンクである。バッファタンク5の容量は、貯湯タンク1の容量よりも小さく、例えば数リットル程度である。給湯混合弁2および三方弁3は、ステッピングモータなどで弁開度を制御部10によって操作可能である。
放熱器4は、例えば、ラジエターパネル、床暖房パネル、ファンコイルなどである。放熱器4がファンコイルの場合には、図示しないがファンが設けられ、ファンの風量は可変に制御される。放熱器4が使用する冷媒(二次冷媒)は、図1に示した構成では水である。なお、混合栓6を接続しない構成では、二次冷媒としてブライン(不凍液)なども用いることができる。
リモコン7は、暖房運転指令、給湯温度などについてユーザからの指令を入力する入力部7Aと、ユーザへの情報を提供する画面表示部7Bとを有する。制御部10は、図示しないが、マイコンやメモリなどを含んで構成され、各センサ(温度センサ12A〜12D,13A〜13E)の情報を収集して、各アクチュエータ(ポンプ14A,14B、給湯混合弁2、三方弁3)へ制御信号を出力することにより貯湯式暖房装置100全体を制御する。
温度センサ12A〜12D,13A〜13Eは、温度を検出するサーミスタなどのセンサである。ポンプ14A,14Bは、水を循環させるポンプである。貯湯ユニット20は、貯湯タンク1、制御部10などを収容する箱体のユニットである。
(沸上げ動作)
貯湯式暖房装置100は、主に夜間、貯湯タンク1の下部からポンプ14Bによって低温水を熱源ユニット30に送り、熱源ユニット30において低温水を加熱し、貯湯タンク1の上部に戻す。貯湯タンク1の高温水は、混合栓6からの給湯により直接に利用され、また、放熱器4による暖房の熱源として利用される。
沸上げ開始時には、貯湯タンク1内の高温水は消費されており、タンク下部には水道水の温度に近い低温水が貯留している。ポンプ14Bを作動させることによって、熱源ユニット30内の水熱交換器にて低温水は高温水に加熱される。加熱された高温水は貯湯タンク上部に戻される。貯湯タンク1内では、上部が高温水となり、温度境界層を挟んで下部が低温水となる積層沸上げが行なわれる。沸上げ量が増えて、高温水の領域が大きくなると貯湯タンク1の下部に温度境界層が近づき、熱源ユニット30の入水温度が次第に上昇する。
(給湯動作)
給湯端末である混合栓6での湯の使用に応じて、給湯混合弁2によって貯湯タンク1の上部の高温水と水道の水源からの低温水とが設定温度となるように混合され(例えば40℃)、混合栓6から供給される。貯湯タンク1の上部から排出された高温水の減少分に合せて、貯湯タンク1の下部には水道水が供給されると、タンク内では温度境界層が上方へ移動する。このようにして、貯湯タンク1内に蓄えられた湯は直接消費され、高温水が少なくなった場合には、熱源ユニット30による追加沸上げが行なわれる。また、深夜には使用量に応じて沸上げが行なわれる。
(暖房動作)
図1に示した貯湯式暖房装置100は、暖房動作時における貯湯タンク1への入水温度がヒートポンプ式熱源ユニット30エネルギー効率に大きな影響を与える。この影響について以下に説明する。
図2は、熱源ユニットの入水温度と効率との関係を示す図である。図2に示すように、熱源ユニット30のヒートポンプの特性として、入水温度が高くなるとCOP(効率=加熱能力÷入力)が悪化する。この傾向は冷媒が超臨界域を使用するCOである場合に顕著に表れる。このため、CO冷媒を用いたヒートポンプ式熱源ユニットでは、入水温度を低く抑えること、すなわち貯湯タンク1の下部の水温を低く保つことがシステム効率を高く保つ上で重要である。しかし、暖房能力を低く設定した場合には、貯湯タンク1から放熱器4に供給した高温水の温度の低下が少なく、放熱器4から戻る水温が高くなりがちである。
そこで、本実施の形態では、暖房時に貯湯タンク1への入水温度があまり高くならないように制御を行なっている。具体的には、本実施の形態の貯湯式暖房装置100は、貯湯タンク1、バッファタンク5、放熱器4に水を流通させる流路22が、第1の閉ループ(閉回路)と第2の閉ループ(閉回路)とを形成することが可能に構成されている。
放熱器4を用いた暖房運転時には、制御部10は、熱源である貯湯タンク1の高温水をバッファタンク5、放熱器4、ポンプ14Aで形成される放熱器回路へ導く第1運転モード(以下、「運転モードA」という)と、高温水を放熱器回路で循環させ放熱器4で放熱(すなわち暖房)を行なう第2運転モード(以下、「運転モードB」という)とを交互に切替える。この切替によって、貯湯タンク1から導入された高温水が、低能力暖房によって放熱器回路で徐々に冷やされ十分低下した後に貯湯タンク1に戻されるため、貯湯タンク1への入水温度を低くすることができる。
図3は、第1の閉ループに水が循環する状態を示す図である。図3を参照して、まず、貯湯式暖房装置100の第1の閉ループに水が循環する「運転モードA」について説明する。なお、図3では、三方弁3が状態SAに設定されている。第1の閉ループは、貯湯タンク1からの水を流路22Aによってバッファタンク5へ導入するとともに、バッファタンク5の水を流路22B、放熱器4、流路22C、ポンプ14A、三方弁3、流路22Eを経由して貯湯タンク1に戻す閉ループである。
「運転モードA」では、三方弁3を図3に示す状態SAに固定する。状態SAでは、流路22Dからバッファタンク5には水が流れない状態となる。これにより、貯湯タンク1の上部、バッファタンク5、放熱器4、ポンプ14A、三方弁3、そして貯湯タンク1下部へと戻る構成の第1の閉ループが構成される。図3には、第1の閉ループにおいて水が循環する方向が矢印で示されている。これにより、貯湯タンク1の上部の高温水がバッファタンク5および放熱器4へ流入し、放熱器4に循環させる水の水温が上昇し、暖房運転が可能な状態となる。
図3の例では、バッファタンク5の下部に高温水が流入するため、水の浮力の影響により(水は高温なほど軽く、高温水は上方へ低温水は下方へ移動する)、バッファタンク5全体の温度がほぼ均一に上昇する。このため、放熱器4への送水温度を急激に上昇させず、適温まで上昇させることが可能である。放熱器4に温度上限制限がある場合には、温度センサ12Cで温度を監視することにより、送水温度制御が可能となる。また、温度制限がない場合には、貯湯タンク1からの高温水をバッファタンク5の上部に戻すように流路を構成し、温度成層を形成させることにより、バッファタンク5の上部に高温水域を形成させて、高温水の送水時間を長く保つことも可能である。
図4は、第2の閉ループに水が循環する状態を示す図である。図4を参照して、貯湯式暖房装置100の第2の閉ループにおいて水が循環する「運転モードB」について説明する。なお、図4では、三方弁3が状態SBに設定されている。第2の閉ループは、バッファタンク5からの水を放熱器4へ導入するとともに放熱器4で冷却された水をポンプ14Aおよび三方弁3を経由しつつ、貯湯タンク1を経由せずにバッファタンク5に戻す閉ループである。図4には、第2の閉ループにおいて水が循環する方向が矢印で示されている。
「運転モードB」では、三方弁3を図4に示す状態SBに固定する。状態SBでは、貯湯タンク1につながる流路22Eには水が流れない状態となる。これにより、バッファタンク5から送出された水は、流路22B、放熱器4、流路22C、ポンプ14A、三方弁3、流路22Dを順に経由してバッファタンク5へと戻る第2の閉ループが構成される。これにより、「運転モードA」でバッファタンクに貯められた高温水を熱源として、「運転モードB」で放熱器4での暖房運転が継続される。上記第2閉ループで運転されるため、貯湯タンク1内の水に対しては第2閉ループ内の循環水は影響を与えない。
図4の例では、バッファタンク5の上部に放熱器4からの低温水が戻る構成としている。このため、バッファタンク5の内部の水は、上下方向に均一に冷却されていく。これにより、放熱器4への送水温度を緩やかに変化させることが可能となる。なお、バッファタンクへの戻し位置を下部にすることで、タンク内に温度成層を形成し、高温域を保ち、放熱器4への送水温度を高く保つ使い方も可能である。
図5は、貯湯式暖房装置の流路の切替制御を説明するためのフローチャートである。図3〜図5を参照して、リモコン7などからの操作によって暖房運転の開始が指示されると、ステップS1においてポンプ14Aの運転が開始される。なお、スマートフォンなどと本システムを連携動作可能とし、リモコン7の代わりに、スマートフォンなどを通じて外部からの遠隔操作としてもよい。
続いて、ステップS2において、放熱器4から流出する水の水温Tが温度センサ12Aで測定される。制御部10は、水温Tが目標温度Trより低いか否かを判断する。ここで、目標温度Trは、貯湯タンク1への戻る水の目標温度である。
T<Trが成立した場合(S2でYES)は、ステップS3に処理が進められ、「運転モードA」が選択され、流路22は、図3に示す第1の閉ループで水が循環する構成となる。これにより、貯湯タンク1へは、温度Tr以下の低温水が戻る。
一方、T≧Trの場合(S2でNO)には、ステップS4に処理が進められ、制御部10は、水温Tが三方弁の切替温度Tsetより大きいか否かを判断する。T>Tsetの場合(S4でYES)には、ステップS5に処理が進められ、「運転モードB」が選択される。運転モードBでは、流路22は、図4に示す第2の閉ループ22Sで水が循環する構成となる。この場合、タンク内へ高温水が戻ることがない。
なお、T≦Tsetの場合(S4でNO)は、運転モードが「運転モードA」であった場合には、運転モードは「運転モードA」のまま固定されており、放熱器4を経て貯湯タンク1からの高温水が温度センサ12Aに到達し、T>Tset条件が成立するまで「運転モードA」が保持される。
ステップS5に処理が進められ、運転モードが「運転モードB」に設定された後は、再びステップS2においてT<Trとなる条件が成立するまで、「運転モードB」のまま放熱器4において温水放熱運転が行なわれる。
図6は、運転モードA、Bの切替のタイミングと水温の変化の関係を示す図である。図6においては、横軸に時間、縦軸に水温Tが示されている。
まず、時刻t0〜t1において、図4の「運転モードB」での放熱閉回路(第2の閉ループ22S)による温水放熱運転が実行される。循環水の温度が徐々に低下し、時刻t1においてT<Trになると(図5のS2でYES)、三方弁3が切替えられ運転モードが「運転モードB」から「運転モードA」に切替えられる。
時刻t1〜t2では、運転モードAでの貯湯タンク1へ低温水を戻す運転が実行される。そして、貯湯タンク1の高温水がバッファタンク5に導入されることによって、バッファタンク5内の水温が上昇する。バッファタンク5からの水が放熱器4を経由して温度センサ12Aの位置に到達すると水温Tを上昇させる。水温Tが再び上昇し、時刻t2においてT>Tsetとなると(図5のS4でYES)、運転モードが「運転モードA」から「運転モードB」に切替わる。運転モードBでは、バッファタンクの水が貯湯タンク1を経由せずに放熱器4との間で循環する温水放熱運転となる。
なお、図6において、時刻t1において三方弁をSBからSAに切替えてからしばらくしてから水温Tが上昇を開始し、時刻t2において三方弁をSAからSBに切替えてからしばらくしてから水温Tが下降を開始している。これは、水が放熱器4を通り抜けて温度センサ12Aに達するまでに要する時間と、熱交換器、配管類の熱容量による反応時間の分だけ遅れが生じるためである。
上記「運転モードA」、「運転モードB」の動作の繰り返しにより、放熱器4では比較的低能力の暖房運転を実現することができる。
ここで、放熱器4での暖房能力は、Tsetの設定を変えることによって変更可能である。すなわち放熱器4での暖房能力は、Tsetが高いと高暖房能力、低いと低暖房能力となる。
以上説明したように、本実施の形態では、「運転モードA」ではバッファタンクおよび放熱器4に所定の温度の高温水を送水する。また、「運転モードB」では放熱器4を通過する水温が所定温度以下になるまでバッファタンクの水を放熱させて暖房に利用する。つまり、高温水の熱を使い切るまで利用する。
本実施の形態に係る貯湯式暖房装置によれば、2つの運転モードA,Bを交互に切替えることにより、貯湯タンク1の高温水を利用しつつ、所定温度の温水(低温水)を貯湯タンク1へ戻す暖房運転が可能となる。
これにより、貯湯タンク1の下部の温度を所定温度以下に保つことができ、ヒートポンプ式の熱源ユニット30での沸上げ時に、高温水を沸上げて低効率になることを防止することが可能となる。したがって、給湯暖房システム全体としての高効率化が可能となる。また、放熱器4を循環する温水を初期温度(Tset)から終端温度(Tr)まで熱として利用するため、初期と終端の温度設定により平均能力を変更でき、小能力暖房にも対応できる。したがって、高断熱高気密住宅向けのような低負荷暖房用途に対し、有効な暖房装置を提供することができる。
本実施の形態について、再び各図を参照して総括する。図1を参照して、本実施の形態に係る暖房装置100は、一次冷媒(たとえばCO)を使用するヒートポンプ式熱源ユニット30と、ヒートポンプ式熱源ユニット30によって加熱された二次冷媒(たとえば、水)を貯留する貯湯タンク(主タンク)1と、貯湯タンク1よりも容量の小さいバッファタンク5と、放熱器4と、貯湯タンク1、バッファタンク5、および放熱器4に二次冷媒を流通させる流路22とを含む。
流路22は、第1の閉ループと第2の閉ループとを形成することが可能である。第1の閉ループは、貯湯タンク1の二次冷媒をバッファタンク5へ導入するとともにバッファタンク5から送出された二次冷媒を貯湯タンク1に戻すことによって、バッファタンク5の内部の二次冷媒を貯湯タンク1の内部の二次冷媒と置換するための閉ループである。第2の閉ループは、バッファタンク5の内部の二次冷媒を放熱器4へ導入するとともに、放熱器4で冷却された二次冷媒を貯湯タンク1を介さずにバッファタンク5に戻す閉ループである。
好ましくは、第1の閉ループは、バッファタンク5から送出された二次冷媒が放熱器4を経由して貯湯タンク1に戻るように構成される。暖房装置100は、流路22において放熱器4に直列に配置され、放熱器4に二次冷媒を循環させるポンプ14Aと、ポンプ14Aが駆動することによって放熱器4から排出された二次冷媒を、バッファタンク5に送るか、貯湯タンク1に送るかを切換える流路切替部とをさらに備える。「流路切替部」としては、図1に示すように三方弁3を用いることができる。
このように第1の閉ループを構成することによって、第1の閉ループによって高温の二次冷媒をバッファタンク5に導入する際にも放熱器4にも二次冷媒が循環される。したがって、放熱器4を用いた暖房を中断せずに継続して行なうことができる。
好ましくは、暖房装置100は、第1の閉ループと第2の閉ループとに交互に水が循環するように流路22の制御を行なう制御部10をさらに備える。これにより、図6に示したように、時刻t1,t3において、第2の閉ループでバッファタンク5の水が十分に低下してから、第1のループでバッファタンク5の低温水を貯湯タンク1に導入することが可能となり、低能力暖房時にもヒートポンプ式熱源ユニット30の効率を低下させずに済む。
第1の閉ループと第2の閉ループの交互切替は、具体的には、以下のように行なう。
図5に示すように、制御部10は、温度センサ12Aの検出温度(水温T)が低下して第1温度しきい値Trより低くなった場合(S2でYES)に、運転モードを運転モードAに設定し、第2の閉ループから第1の閉ループに流路22を切換える。
さらに好ましくは、制御部10は、温度センサ12Aの検出温度が上昇して第1温度しきい値よりも高い第2温度しきい値Tsetより高くなった場合(S4でYES)に、第1の閉ループから第2の閉ループに流路22を切換える。または、制御部10は、第2の閉ループから第1の閉ループに流路22を切換えてから所定時間経過した場合に、第1の閉ループから第2の閉ループに流路22を切換える。
好ましくは、図1、図3に示されるように、バッファタンク5は、貯湯タンク1からの二次冷媒を受ける第1入口と、放熱器4で冷却された二次冷媒を受ける第2入口と、放熱器4に二次冷媒を送る出口とを含む。第1入口の位置は、バッファタンク5の出口および第2入口の位置よりも低い。
図3の第1の閉ループによる循環の例では、バッファタンク5の下部に第1入口から高温水が流入するため、水の浮力の影響により、バッファタンク5全体の温度がほぼ均一に上昇する。このため、バッファタンク5から放熱器4への送水温度を急激に上昇させず、バッファタンク5の水温を適温まで上昇させることが可能である。
[種々の変形例]
流路22における「流路切替部」としては、図1に示すように三方弁3を用いることができるが、三方弁3以外でも良い。たとえば、三方弁3の部分を単純な合流部とし、流路22D,22Eにそれぞれ設けた2つの電磁弁によって流路を切換えるものであっても良い。
なお、流路22にポンプと配管を追加してよく、暖房温度の変化が許容される場合には、第1の閉ループから放熱器4を外しても良い。たとえば、流路22Eをバッファタンク5の上部出口と接続するとともに流路22Eにポンプを追加すれば、放熱器4を介さずにバッファタンク5の低温水を貯湯タンクの高温水と置換することが可能となる。この場合は、三方弁3は不要となり、ポンプ14Aの出口を直接に流路22Dに接続すればよい。流路22Eに追加したポンプを間欠的に作動させれば、図1の構成と同様に水温が十分に低下してからバッファタンク5の内部の水を貯湯タンク1に入れることができる。
また、図5、図6に示した例では、Tsetを判定閾値として「運転モードA」から「運転モードB」に移行する切替えを判断した。これに代えて、図5のステップS2においてT<Trが成立した時点からの経過時間に基づいて「運転モードA」から「運転モードB」に移行する切替えを判断しても良い。例えば、図5のステップS4の判定を、「S2のT<Trの条件成立後、X分後経過したか」とするなどである。この場合は、設定時間X(分)を大きくすると暖房能力大、小さくすると暖房能力小となる。この設定時間Xはリモコン7などから調整できるようにしてもよい。
なお、上記例に代えて、制御部10は、バッファタンク5の出口に設けた温度センサ12Cの検出温度が低下して温度しきい値より低くなった場合に、第2の閉ループから第1の閉ループに流路22を切換えても良い。この場合、温度センサ12Cを、温度センサ12Aの代わりに図5のステップS4の判定に使用する。すなわち貯湯タンク1上部からの高温水がバッファタンク5に流入すると、バッファタンク5内の低温水に高温水が混合し、温度センサ12Cの温度が徐々に高くなる。したがって、温度センサ12Cの検出温度が所定の温度となった時点で、三方弁3を状態SAから状態SBに切り替えても良い。
このような制御をすることにより、放熱器4へ流入する温度の上限を決定することが可能となる。この制御は、放熱器4の温度に上限値の制限が設けられている場合に有効である。また、温度センサ12Cの温度を判定するしきい値を変化させることによって、放熱器4の暖房能力調整を行なっても良い。
また、図1の放熱器4にはファンが図示されていないが、放熱器4にファンを有する構成では、次のように制御を行なっても良い。たとえば、ファン風量で能力調整可能なものに対しては、放熱器4を循環する水温が高いときにはファン風量を低く、低いときにはファン風量を高くする。このようにファンの風量を制御すると、暖房能力の時間変化を平準化することが可能となる。これにより、寒暖の時間変化をなくし、温熱感の一定な快適な暖房を実現することが可能となる。
また、上記実施の形態では、バッファタンク5を用いるシステムにて説明したが、放熱器4の容積が十分に大きい場合や配管長さが十分に長い場合など、暖房回路内に十分な蓄熱媒体(水やブライン)が保持可能な構成の場合や、温度の上下動を問題としない暖房システムに適用する場合にはバッファタンク5を無くした構成としてもよい。なお、この場合でも放熱器4を含む水回路(第1閉ループ)内の水の容量を大きくすることで(熱容量大)、放熱器4の放熱容量を大きくすることができる。
また、上記実施の形態では、水を貯める貯湯タンク1を蓄熱槽に用いる例で説明したが、水の代わりにブラインなどを蓄熱媒体として用いる暖房システムに適用してもよい。
図7は、放熱器部分を別ループを含む放熱回路に置き換えた場合の変形例を示す図である。図7を参照して、貯湯式暖房装置200は、図1に示した貯湯式暖房装置100の構成において、流路22に代えて流路222が設けられる。流路222では、放熱器4が放熱回路4Aに置き換えられている。放熱回路4Aは、放熱器4に加えて水熱交換器40とポンプ14Cとをさらに含む。
図1の構成では、第1、第2閉ループにはともに放熱器4が組み込まれていたが、図7の構成では、第1、第2閉ループにはともに放熱器4に代えて水熱交換器40が組み込まれている。
水熱交換器40を介在して、貯湯タンク1からの高温水と放熱器4側のループ(放熱器4およびポンプ14C)との熱交換を行なうことにより、放熱器4へ熱を搬送し、放熱器4での暖房運転を行なう。このように放熱器4およびポンプ14Cを別ループの回路とする。これによって、放熱回路4Aのループ側の熱媒体をブラインなどに変更することができ、冬期の配管内での液体凍結を防止することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明でなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 貯湯タンク、2 給湯混合弁、3 三方弁、4 放熱器、5 バッファタンク、6 混合栓、7 リモコン、10 制御部、12A〜12D,13A〜13E 温度センサ、14A,14B,14C ポンプ、20 貯湯ユニット、22,22A,22B,22C,22D,22E,222 流路、30 熱源ユニット、40 水熱交換器、100,200 貯湯式暖房装置。

Claims (9)

  1. 一次冷媒を使用するヒートポンプ式熱源機と、
    前記ヒートポンプ式熱源機によって加熱された二次冷媒を貯留する主タンクと、
    放熱器と、
    前記主タンクおよび前記放熱器に接続され、前記二次冷媒が流れる流路とを備え、
    前記流路は、第1の閉回路と第2の閉回路とを有し、
    前記第1の閉回路は、前記主タンクと前記放熱器とに接続され、前記放熱器の内部の前記二次冷媒を前記主タンクの内部の前記二次冷媒と置換するための閉回路であり、
    前記第2の閉回路は、前記放熱器の前記二次冷媒を前記主タンクを介さずに循環させる閉回路であり、
    前記第2の閉回路を循環する前記二次冷媒の量は、前記第1の閉回路を循環する前記二次冷媒の量よりも少ない、暖房装置。
  2. 前記主タンクよりも容量の小さいバッファタンクをさらに備え、
    前記第1の閉回路は、前記主タンクと前記放熱器とに加えて前記バッファタンクにさらに接続され、前記バッファタンクおよび前記放熱器の内部の前記二次冷媒を前記主タンクの内部の前記二次冷媒と置換するための閉回路であり、
    前記第2の閉回路は、前記主タンクを介さずに、前記バッファタンクと前記放熱器との間で前記二次冷媒を循環させる閉回路である、請求項1に記載の暖房装置。
  3. 前記第1の閉回路は、前記バッファタンクからの前記二次冷媒が前記放熱器を経由して前記主タンクに流れるように構成され、
    前記流路において前記放熱器に直列に配置され、前記放熱器に前記二次冷媒を循環させるポンプと、
    前記ポンプが駆動することによって前記放熱器から排出された前記二次冷媒を、前記バッファタンクに流すか、前記主タンクに流すかを切換える流路切替部とをさらに備える、請求項2に記載の暖房装置。
  4. 前記第1の閉回路と前記第2の閉回路とに交互に前記二次冷媒が循環するように前記流路の制御を行なう制御部をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の暖房装置。
  5. 前記放熱器に設けられた温度センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記温度センサの検出温度が低下して第1温度しきい値より低くなった場合に、前記第2の閉回路から前記第1の閉回路に前記流路を切換える、請求項4に記載の暖房装置。
  6. 前記制御部は、前記温度センサの検出温度が上昇して前記第1温度しきい値よりも高い第2温度しきい値を超えたか、または、前記第2の閉回路から前記第1の閉回路に前記流路を切換えてから所定時間経過した場合に、前記第1の閉回路から前記第2の閉回路に前記流路を切換える、請求項5に記載の暖房装置。
  7. 前記第1の閉回路と前記第2の閉回路とに交互に前記二次冷媒が循環するように前記流路の制御を行なう制御部と、
    前記バッファタンクの前記二次冷媒の温度を検出する温度センサとをさらに備え、
    前記制御部は、前記温度センサの検出温度が低下して第1温度しきい値より低くなった場合に、前記第2の閉回路から前記第1の閉回路に前記流路を切換える、請求項2または3に記載の暖房装置。
  8. 前記バッファタンクは、
    前記主タンクからの前記二次冷媒を受ける第1入口と、
    前記放熱器で冷却された前記二次冷媒を受ける第2入口と、
    前記放熱器に前記二次冷媒を送る出口とを含み、
    前記第1入口の位置は、前記出口および前記第2入口の位置よりも低い、請求項2または3に記載の暖房装置。
  9. 一次冷媒を使用するヒートポンプ式熱源機と、
    前記ヒートポンプ式熱源機によって加熱された二次冷媒を貯留する主タンクと、
    前記主タンクよりも容量の小さいバッファタンクと、
    放熱器と、
    前記主タンク、前記バッファタンクおよび前記放熱器に接続され、前記二次冷媒が流れる流路とを備え、
    前記流路は、
    前記主タンクと前記バッファタンクとを接続する第1流路と、
    前記バッファタンクと前記放熱器とを接続する第2流路と、
    前記放熱器と分岐点とを接続する第3流路と、
    前記第2流路から前記放熱器を経由して前記第3流路に前記二次冷媒を流すポンプと、
    前記分岐点と前記バッファタンクとを接続する第4流路と、
    前記分岐点と前記主タンクとを接続する第5流路と、
    前記分岐点に配置され前記第3流路からの前記二次冷媒を前記第3流路と前記第5流路との一方を選択して流す流路切替部とを含む、暖房装置。
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