JP2017096542A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

ヒートポンプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017096542A
JP2017096542A JP2015228100A JP2015228100A JP2017096542A JP 2017096542 A JP2017096542 A JP 2017096542A JP 2015228100 A JP2015228100 A JP 2015228100A JP 2015228100 A JP2015228100 A JP 2015228100A JP 2017096542 A JP2017096542 A JP 2017096542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection port
wall
side plate
cold
heat source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015228100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6577844B2 (ja
Inventor
真典 上田
Masanori Ueda
真典 上田
眞柄 隆志
Takashi Magara
隆志 眞柄
岳彦 川上
Takehiko Kawakami
岳彦 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP2015228100A priority Critical patent/JP6577844B2/ja
Publication of JP2017096542A publication Critical patent/JP2017096542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6577844B2 publication Critical patent/JP6577844B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

【課題】側板に、冷温水往き接続口が設けられているヒートポンプ装置において、側板での結露の発生を防止することができるヒートポンプ装置を提供する。
【解決手段】側板12に、大径の第1穴76が設けられている。また、筐体内に、側板12から距離Lだけ離れた位置に内壁80が設けられている。この内壁80に冷温水往き接続口15を取付ける。接続口15付近の温度t1が最も低温であるため、夏場などに内壁80が結露する。内壁80から水滴89が底板66上に落下する。この水滴89は底板66に設けた排水口を通って排出される。一方、側板12は、第1穴76が大径であるため、低温の冷温水往き接続口15に触れていない。すなわち、側板12と内壁80との間に距離Lの空気層が存在し、この空気層が断熱効果を発揮するため、側板12の温度t5は十分に高くなり、側板12が結露することはない。結果、外見性が良好に保たれる。
【選択図】図4

Description

本発明は、地中熱などの熱源を利用するヒートポンプ装置に関する。
室内の熱を汲み上げて屋外へ放出することで室内を冷却するヒートポンプ装置が、広く普及している。
夏場のように外気温が高く、このような外気へ放熱する場合は、ヒートポンプ装置の運転費用が嵩む。
外気温は季節や昼夜によって大きく変動するが、地中の温度は一年を通して殆ど変化がない。そこで、夏場に低温である地中へ熱を逃がすヒートポンプ装置が提案され、実用に供されるようになってきた(例えば、特許文献1(図1)参照)。
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図7に示すように、冷温水システム100は、地中熱を利用する地中熱ヒートポンプユニット101と、大気熱を利用する空気熱ヒートポンプユニット120と、ファンコイル等の室内端末130と、これらを結ぶ管路群とからなる。
地中熱ヒートポンプユニット101の一方の壁102に、地中往き接続口103と地中戻り接続口104とが設けられ、冷温水往き接続口105が他方の壁108に設けられ、冷温水戻り接続口106が底に設けられている。
冷温水往き接続口105から筐体107内へ第1内部管路111が延びており、冷温水戻り接続口106から筐体107内へ第2内部管路112が延びており、地中戻り接続口104から筐体107内へ第3内部管路113が延びており、地中往き接続口103から筐体107内へ第4内部管路114が延びている。
そして、地中往き接続口103と地中戻り接続口104とに、地中熱交換器115の一端及び他端が接続される。
冷温水往き接続口105と空気熱ヒートポンプユニット120とが第1管路121で結ばれ、空気熱ヒートポンプユニット120と室内端末130とが第2管路122で結ばれ、室内端末130と冷温水戻り接続口106とが第3管路123で結ばれている。
地中熱ヒートポンプユニット101で冷やされた循環液は、第1管路121を介して空気熱ヒートポンプユニット120で更に冷やされる。更に冷やされた循環液が、第2管路122を介して室内端末130に供給される。室内端末130で冷気を室内へ放出する。放出により暖まった循環液が第3管路123を介して地中熱ヒートポンプユニット101に戻される。
冷温水往き接続口105の近傍の温度をt1、冷温水戻り接続口106の近傍の温度をt2とすると、t1<t2であり、あるときの測定値では、t1は17℃、t2は19℃であった。
地中熱ヒートポンプユニット101は、温度t2まで暖められた循環液を冷却する役割を果たし、そのために、地中熱交換器115を介して熱を地中に放出する。
地中往き接続口103の近傍の温度をt4、地中戻り接続口104の近傍の温度をt3とすると、t3は当然t4より低温になる。あるときの測定値では、t3は23℃、t4は25℃であった。
冷房運転を実施したところ、他方の壁108に結露131が認められることがあった。他方の壁108の冷温水往き接続口105の近傍の温度をt1が最も低温であり、大気に含まれる水蒸気が低温の他方の壁108に触れて結露したことが原因である。
他方の壁108が濡れていると、外観性が低下する。その対策が求められる。
特開2015−148362号公報
本発明は、筐体を構成する壁(側板)に、冷温水往き接続口が設けられているヒートポンプユニット(以下、ヒートポンプ装置と記す。)において、壁(側板)での結露の発生を防止することができるヒートポンプ装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ヒートポンプ回路を内蔵する筐体に、熱源に向かう管路に接続される熱源往き接続口と、前記熱源から戻る管路に接続される熱源戻り接続口と、室内端末に向かう管路に接続される冷温水往き接続口と、前記室内端末から戻る管路に接続される冷温水戻り接続口とが備えられ、冷房運転時には、前記熱源へ熱を放出し、前記室内端末から室内へ冷気を放出するヒートポンプ装置において、
前記筐体は、底板と、この底板から上に延びる4つの側板と、上面を塞ぐ天板とからなり、
前記側板のうち、いずれか1つの特定側板から前記筐体内に所定距離を保って配置される内壁がさらに設けられ、
前記特定側板に前記冷温水往き接続口の外径より大径の第1穴が設けられ、前記内壁に前記冷温水往き接続口を支持する第1支持穴が設けられ、この第1支持穴で支持された前記冷温水往き接続口の先端が、前記第1穴を貫通して前記特定側板から突出していることを特徴とする。
請求項2では、特定側板に冷温水戻り接続口の外径より大径の第2穴が更に設けられ、内壁に冷温水戻り接続口を支持する第2支持穴が更に設けられ、この第2支持穴で支持された冷温水戻り接続口の先端が、第2穴を貫通して特定側板から突出していることを特徴とする。
請求項3では、特定側板に熱源戻り接続口の外径より大径の第3穴及び熱源往き接続口の外径より大径の第4穴が更に設けられ、内壁に熱源戻り接続口を支持する第3支持穴及び熱源往き接続口を支持する第4支持穴が更に設けられ第3・第4支持穴で支持された熱源戻り接続口の先端と熱源往き接続口の先端が、第3・第4穴を貫通して特定側板から突出していることを特徴とする。
請求項4では、内壁は、左右の側辺に特定側板へ延びる縦壁部と、この縦壁部の先端から特定側板に平行に延びる横壁部とを有し、この横壁部と特定側板の間に断熱板が挟められていることを特徴とする。
請求項5では、内壁は、左右の側辺に特定側板へ延びる縦壁部と、この縦壁部の先端から特定側板に平行に延びる横壁部とを有し、この横壁部と特定側板の少なくとも一方には、横壁部と特定側板との間に隙間を確保するスペーサーを設けたことを特徴とする。
請求項6では、スペーサーは、横壁部に一体形成した突起部であることを特徴とする。
請求項7では、冷温水往き接続口はフランジ部を有し、内壁はフランジ部に向かって突出するボス部を有し、フランジ部がビス又はボルトでボス部に固定されるときに、フランジ部と内壁との間に隙間が形成されるようにしたことを特徴とする。
請求項8では、冷温水戻り接続口はフランジ部を有し、内壁はフランジ部に向かって突出するボス部を有し、フランジ部がビス又はボルトでボス部に固定されるときに、フランジ部と内壁との間に隙間が形成されるようにしたことを特徴とする。
請求項9では、熱源往き接続口及び熱源戻り接続口は、内壁に当接するフランジ部を有していることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、筐体を構成する特定側板の内側に、内壁を設け、この内壁で冷温水往き接続口を支持させるようにした。内壁と特定側板との間に所定の隙間が確保されている。低温の冷温水往き接続口で冷やされ内壁に結露が発生することがある。内壁に結露が発生しても、外観部材である特定側板は結露しない。よって、外観性が維持される。
すなわち、本発明により、筐体を構成する壁での結露の発生を防止することができるヒートポンプ装置が提供される。
請求項2では、内壁で、次に低温の冷温水戻り接続口を支持させるようにした。冷温水戻り接続口で冷やされ内壁に結露が発生することがある。内壁に結露が発生しても、外観部材である特定側板は結露しない。よって、外観性が維持される。
請求項3では、内壁で、熱源往き接続口及び熱源戻り接続口を支持させるようにした。
冷温水往き接続口、冷温水戻り接続口、熱源往き接続口及び熱源戻り接続口からなる4つの接続口の全てを内壁で支持させる。4つの接続口の内壁への取付け作業をまとめて実施することができる。
そして、冷房運転時に最も低温の冷温水往き接続口と次に低温の冷温水戻り接続口とを内壁で支持することに加えて、温度的に冷温水往き接続口や冷温水戻り接続口よりも高い熱源戻り接続口と熱源往き接続口も一緒に内壁で支持することで、冷温水往き接続口と冷温水戻り接続口からの冷熱の伝熱によって温度が低下しようとする内壁を、熱源戻り接続口と熱源往き接続口からの温熱の伝熱により内壁の温度低下を抑制することができる。
請求項4では、内壁は、断熱板を介して特定側板に取付けられる。内壁は低温であるが、断熱材で熱遮断されるため、特定側板が冷やされる心配はなく、特定側板に結露が発生する心配がなくなる。
請求項5では、内壁は、特定側板に取付けられるが、内壁と特定側板との間にスペーサーで隙間が確保される。内壁は低温であるが、隙間の空気層で断熱されるため、特定側板が冷やされる心配はなく、特定側板に結露が発生する心配がなくなる。
請求項6では、スペーサーは、横壁部に一体形成した突起部である。突起部はバーリング加工やエンボス加工などで容易に形成することができる。
請求項7では、冷温水往き接続口はフランジ部を有し、内壁はフランジ部に向かって突出するボス部を有し、フランジ部がビス又はボルトでボス部に固定されるときに、フランジ部と内壁との間に隙間が形成されるようにした。
冷温水往き接続口のフランジ部と内壁との間に隙間が確保され、この隙間の断熱作用により、低温の冷温水往き接続口で内壁が冷やされることを軽減できる。すなわち、冷房運転時に最も低温の冷温水往き接続口に対応する第1支持穴の周囲にボス部があることで、冷温水往き接続口からの内壁への冷熱の伝熱を極力抑制することができる。
請求項8では、冷温水戻り接続口はフランジ部を有し、内壁はフランジ部に向かって突出するボス部を有し、フランジ部がビス又はボルトでボス部に固定されるときに、フランジ部と内壁との間に隙間が形成されるようにした。
冷温水戻り接続口のフランジ部と内壁との間に隙間が確保され、この隙間の断熱作用により、低温の冷温水戻り接続口で内壁が冷やされることを軽減できる。すなわち、冷房運転時に冷温水往き接続口の次に低温の冷温水戻り接続口に対応する第2支持穴の周囲にボス部があることで、冷温水戻り接続口からの内壁への冷熱の伝熱を極力抑制することができる。
請求項9では、熱源往き接続口及び熱源戻り接続口は、内壁に当接するフランジ部を有している。
温度的に冷温水往き接続口や冷温水戻り接続口よりも高い熱源戻り接続口と熱源往き接続口に対応する第3支持穴および第4支持穴の周囲にはボス部を設けず、フランジ部が直接、内壁に接触させることで、熱源戻り接続口と熱源往き接続口から内壁へ積極的に温熱を伝熱させ、内壁の温度低下を軽減することができ、結露の発生頻度を下げることができる。
本発明に係るヒートポンプ装置を含む冷温水システムの構成図である。 本発明に係るヒートポンプ装置の正面図である。 本発明に係るヒートポンプ装置の斜視図である。 図2の要部拡大図である。 図4の5−5線断面図である。 変更例を説明する図である。 従来の冷温水システムの構成図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、冷温水システム10は、第1ヒートポンプ回路30を内蔵し地中熱などの熱源を利用するヒートポンプ装置11と、第2ヒートポンプ回路50を内蔵し大気熱を利用する空気熱ヒートポンプ装置40と、ファンコイル等の室内端末70と、これらを結ぶ管路群とからなる。
熱源は、地熱の他、河川の水、海水、井戸水、貯水などが利用可能であり、種類は問わない。
ヒートポンプ装置11の例えば左の側板12の内側に内壁80が設けられ、この内壁80に、熱源往き接続口13と熱源戻り接続口14と冷温水往き接続口15と冷温水戻り接続口16が、まとめて設けられている。左の側板12は、4つの側板から特定された特定側板である。
冷温水往き接続口15から筐体17内へ第1内部管路21が延びており、冷温水戻り接続口16から筐体17内へ第2内部管路22が延びており、熱源戻り接続口14から筐体17内へ第3内部管路23が延びており、熱源往き接続口13から筐体17内へ第4内部管路24が延びている。第4内部管路24が熱源へ向かう管路であり、第3内部管路23が熱源から戻る管路となる。
そして、熱源往き接続口13と熱源戻り接続口14とに、熱源中熱交換器25の一端及び他端が接続される。なお、熱源としての河川の水、海水、井戸水、貯水を汲み上げて利用する場合は、熱源中熱交換器25は省くことができる。また、一定温度の水を供給する冷水器を熱源として利用してもよい。この場合も熱源中熱交換器25は不要となる。
第1ヒートポンプ回路30は、閉ループ状の第1冷媒配管31と、この第1冷媒配管31に介設される第1圧縮機32と、第1四方弁33、第1熱源側熱交換器34、第1膨張弁35及び第1負荷側熱交換器36とからなる。
第1熱源側熱交換器34に第3内部管路23と第4内部管路24が接続され、第3内部管路23には熱源側循環ポンプ37と熱源側シスターン38とが設けられている。熱源側シスターン38は、循環液(不凍液、水など)を貯えるタンク又はリザーバーである。
第1負荷側熱交換器36に第1内部管路21と第2内部管路22が接続され、第2内部管路22には負荷側循環ポンプ39と冷暖房用シスターン41とが設けられている。冷暖房用シスターン41は、循環液(不凍液、水など)を貯えるタンク又はリザーバーである。
空気熱ヒートポンプ装置40は、第1接続口42と第2接続口43を備えている。内蔵する第2ヒートポンプ回路50は、閉ループ状の第2冷媒配管51と、この第2冷媒配管51に介設される第2圧縮機52、第2四方弁53、第2熱源側熱交換器54、第2膨張弁55及び第2負荷側熱交換器56とからなる。
冷温水往き接続口15から第1管路57が延び、この第1管路57が第1接続口42に接続される。また、第2接続口43から第2管路58が延び、この第2管路58が往きヘッダー59に接続される。この往きヘッダー59から複数本の第3管路61が延びて室内端末70に接続される。
室内端末70から延びる第4管路62は戻りヘッダー63に接続される。戻りヘッダー63から延びる第5管路64は冷温水戻り接続口16に接続される。
以上の構成からなる冷温水システム10において、冷房設定での冷温水システム10の作用を説明する。
冷房設定では、第1ヒートポンプ回路30の冷媒は、第1四方弁33の流路切り換え作用により、図面時計方向に第1冷媒配管31内を回される。
冷媒の保有熱は、第1熱源側熱交換器34で第3内部管路23から流入する循環液に与えられ、暖まった循環液は第4内部管路24を通って、熱源往き接続口13に向かう。
一方、第1熱源側熱交換器34で冷やされた冷媒は、第1膨張弁35で断熱膨張され、さらに温度が下がる。低温の冷媒が第2内部管路22から流入する循環液を冷却する。冷やされた循環液は第1内部管路21から第1管路57を通って空気熱ヒートポンプ装置40に向かう。冷温水往き接続口15付近での温度t1は例えば17℃である。
第2ヒートポンプ回路50も同様であり、第2熱源側熱交換器54で大気へ放熱しつつ、第2負荷側熱交換器56で第1管路57から流入する循環液を更に冷やす。冷やされた循環液は第2管路58、往きヘッダー59及び第3管路61を通って室内端末70に至り、室内端末70で冷気を室内へ放出する。放出により暖まった循環液は第4管路62、戻りヘッダー63及び第5管路64を通ってヒートポンプ装置11に戻る。冷温水戻り接続口16付近での温度t2は温度t1よりは高くなり、例えば19℃である。
第1熱源側熱交換器34で暖められた循環液は、第4内部管路24、熱源往き接続口13を通って熱源中熱交換器25に至り、この熱源中熱交換器25を介して地中に熱を放出する。熱源往き接続口13付近での温度t4は、例えば25℃である。
この放出により低温になった循環液は、熱源戻り接続口14、第3内部管路23を通って第1熱源側熱交換器34に戻る。熱源戻り接続口14付近での温度t3は、温度t4よりも低くなり、例えば23℃である。
暖房設定の場合は、第1・第2ヒートポンプ回路30、50において、冷媒を反時計方向に循環させる。よって、冷温水システム10は、冷房設定と暖房設定の何れもが可能となる。
以上に述べたヒートポンプ装置11の具体的構成、特に、熱源往き接続口13と熱源戻り接続口14と冷温水往き接続口15と冷温水戻り接続口16の配置について詳しく説明する。
図2に示すように、ヒートポンプ装置11は、筐体17の左の側板12に、熱源往き接続口13と熱源戻り接続口14と冷温水往き接続口15と冷温水戻り接続口16とをまとめて備えている。筐体17は、底板66と、この底板66から上に延びる4つの側板(左の側板12、右の側板67、前面側板68及びこの前面側板68の後ろに配置される後面側板(図3、符号69))と、天板71とからなる六面体(ボックス)である。
図3に示すように、左の側板12に設けられる熱源往き接続口13と熱源戻り接続口14とは左右に並べられている。これらの熱源往き接続口13と熱源戻り接続口14の上方に冷温水戻り接続口16が配置され、この冷温水戻り接続口16の上方に冷温水往き接続口15が配置されている。
4つの接続口13〜16が左の側板12に集約されているため、接続配管工事が効率よく行える。4つの接続口13〜16が、上下左右に適度に離れているため、配管の接続が容易になる。よって、配管工事時間を短縮することができる。
図4に示すように、左の側板12に、冷温水往き接続口15の外径より大径の第1穴76と、冷温水戻り接続口16の外径より大径の第2穴77と、熱源戻り接続口14の外径より大径の第3穴78と、熱源往き接続口13の外径より大径の第4穴79が設けられている。
また、筐体17内に、左の側板12から所定距離Lだけ離れた位置に内壁80が設けられている。内壁80は縦長の平板であり、上端にリブ80aを備えている。このリブ80aは平板の曲げ剛性を高める役割を果たすが、距離Lよりは短いため、左の側板12に接触してはいない。
この内壁80に、冷温水往き接続口15を支持する第1支持穴81と、冷温水戻り接続口16を支持する第2支持穴82と、熱源戻り接続口14を支持する第3支持穴83と、熱源往き接続口13を支持する第4支持穴81とが設けられている。
冷温水往き接続口15は、筒状の接続口本体85の途中に鍔状のフランジ部86を一体的に備える。
好ましくは、第1〜第2支持穴81〜82の周囲にボス部87を設ける。フランジ部86はビス88又はボルトでボス部87に固定される。冷温水戻り接続口16も同様である。
左の側板12には、冷温水往き接続口15の支持位置と対向する箇所に、冷温水往き接続口15の外径より大径の第1穴76が設けられ、冷温水往き接続口15の接続口本体85が第1穴76に挿通され、冷温水往き接続口15の先端が、左の側板12から突出し、この突出した部位に第1管路57が接続される。第1穴76が大径であるため、冷温水往き接続口15は、左の側板12に触れることはない。
同様に、冷温水戻り接続口16、熱源戻り接続口14及び熱源往き接続口13は第2〜第4穴77〜79に挿通され先端が左の側板12から突出しており、第2〜第4穴77〜79が大径であるため、冷温水戻り接続口16、熱源戻り接続口14及び熱源往き接続口13が左の側板12に触れることはない。
冷温水往き接続口15付近の温度t1が最も低温であるため、夏場などに内壁80が結露することがある。すると、内壁80から水滴89が底板66上に落下する。この水滴89は底板66に設けた排水口を通って排出される。
一方、左の側板12は、第1穴76が大径であるため、低温の冷温水往き接続口15に触れておらず、さらに、左の側板12と内壁80との間に距離Lの空気層が存在し、この空気層が断熱効果を発揮するため、左の側板12の温度t5は十分に高くなり、左の側板12が結露することはない。結果、外見性が良好に保たれる。
冷房運転時に最も低温の冷温水往き接続口15と次に低温の冷温水戻り接続口16とを内壁80で支持することに加えて、温度的に冷温水往き接続口15や冷温水戻り接続口16よりも高い熱源戻り接続口14と熱源往き接続口13も一緒に内壁80で支持することで、冷温水往き接続口15と冷温水戻り接続口16からの冷熱の伝熱によって温度が低下しようとする内壁80を、熱源戻り接続口14と熱源往き接続口13からの温熱の伝熱により内壁80の温度低下を抑制することができる。
なお、内壁80に設けたボス部87は、省くことができる。
省くことにより、内壁80の製造費を下げることができる。
一方、ボス部87を設けることで、冷温水往き接続口15と内壁80との間、または冷温水戻り接続口16と内壁80との間の熱伝導は、小面積のボス部87を通じて行われる。熱伝導量は断面積に比例するため、ボス部87が無いときよりは有る方が、内壁80の温度を上げることができ、結露の発生頻度を下げることができる。
冷房運転時に最も低温の冷温水往き接続口15および次に低温の冷温水戻り接続口16に対応する第1支持穴81および第2支持穴82の周囲だけボス部87があることで、冷温水往き接続口15と冷温水戻り接続口16からの内壁80への冷熱の伝熱を極力抑制するようにし、温度的に冷温水往き接続口15や冷温水戻り接続口16よりも高い熱源戻り接続口14と熱源往き接続口13に対応する第3支持穴83および第4支持穴84の周囲にはボス部87を設けず、フランジ部86が直接、内壁80に接触させることで、熱源戻り接続口14と熱源往き接続口13から内壁80へ積極的に温熱を伝熱させ、内壁80の温度低下を軽減することができ、結露の発生頻度を下げることができる。
また、実施例では、内壁80に、冷温水往き接続口15と、冷温水戻り接続口16と、熱源戻り接続口14と、熱源往き接続口13との全てを支持させたが、以下の形態であっても差し支えない。
すなわち、冷房運転時に最も低温の冷温水往き接続口15だけを内壁80で支持し、他の冷温水戻り接続口16と、熱源戻り接続口14と、熱源往き接続口13とは左の側板12に支持させる。内壁80の小型化を図ることができる。
または、冷房運転時に最も低温の冷温水往き接続口15と次に低温の冷温水戻り接続口16とを内壁80で支持し、他の熱源戻り接続口14と、熱源往き接続口13とは左の側板12に支持させる。
冷温水往き接続口15で冷やされた内壁80は、直接、左の側板12に取付けてもよいが、次に説明する構造にすることが望ましい。
平面断面図である図5(a)に示すように、内壁80は、左右の側辺に左の側板12へ延びる縦壁部91、91と、これらの縦壁部91、91の先端から左の側板12に平行に延びる横壁部92、92とを有している。横壁部92と左の側板12との間に、左の側板12および内壁80(横壁部92)よりも熱伝導率の低いゴム板やコルク板などの断熱板93を介在させる。すると、内壁80から左の側板12への熱伝導が抑制され、低温の内壁80で左の側板12が過度に冷却される心配はなくなる。
図5(b)に示すように、断熱板93は縦長の帯板である。
または、図6(b)に示すように、ビス穴94の上下に、スペーサーとしてダボと呼ばれる突起部95、95を設ける。これらの突起部95は横壁部92に一体形成する。
または、図6(c)に示すように、スペーサーとしてのバーリング突起部96、96は、バーリング加工によって横壁部92に一体形成してもよい。図6(d)に示すように、バーリング加工はピン状のパンチで金属板に穴を開けつつ、穴の周囲を軸方向へ押し出す。よって、バーリング突起部96、96を容易に形成することができる。
また、スペーサーとしての突起部95、96は、左の側板12側に設けてもよい。
図6(a)に示すように、スペーサーとしての突起部95又は96により、内壁80と左の側板12との間に隙間ができるため、内壁80から左の側板12への熱伝導が抑制され、低温の内壁80で左の側板12が過度に冷却される心配はなくなる。
なお、スペーサーは、横壁部92に接着剤で固定する金属ピースや樹脂ピースであってもよい。
左の側板12に対して内壁80を設けることが最も重要であり、冷温水往き接続口15と冷温水戻り接続口16と熱源戻り接続口14と熱源往き接続口13のレイアウトは自由であるが、好ましくは、図3で説明したように、低温の冷温水往き接続口15と冷温水戻り接続口16を、高温の熱源戻り接続口14や熱源往き接続口13より上位に配置する。
図4において、下位の熱源戻り接続口14や熱源往き接続口13は比較的高温であるため、暖気帯を形成する。最も低温の冷温水往き接続口15が発生する冷気は、下降流となって底板66に向かうが、暖気帯で阻止され、底板66に到達することはない。よって、底板66下面で結露が発生する心配はない。
併せて、熱源戻り接続口14から筐体17内へ延びる下位の第3内部管路23や熱源往き接続口13から筐体17内へ延びる下位の第4内部管路24は比較的高温であるため、これらも暖気帯を形成する。上位の第1内部管路21や第2内部管路22は低温であって、これらが発生する冷気は、下降流となって底板66に向かうが、暖気帯で阻止され、底板66に到達することはない。よって、底板66下面で結露が発生する心配はない。
尚、内壁80は、左の側板12に付設する他、別の側板(右の側板67、前面側板68又は後面側板69)の一つに付設してもよい。この場合、内壁80と対向する別の側板に、4つの接続口13〜16が挿通される穴76〜79が設けられる。
また、本発明のヒートポンプ装置11は、空気熱ヒートポンプ装置40と組み合わせて使用するほか、単独で使用することは差し支えない。この場合、冷温水システム10は、ヒートポンプ装置11と、熱源中熱交換器25と、室内端末70と、管路群とで構成される。
本発明は、地中熱などの熱源を利用するヒートポンプ装置に好適である。
11…ヒートポンプ装置、12…特定側板(左の側板)、13…熱源往き接続口、14…熱源戻り接続口、15…冷温水往き接続口、16…冷温水戻り接続口、17…筐体、23…熱源から戻る管路(第3内部管路)、24…熱源へ向かう管路(第4内部管路)、30…ヒートポンプ回路(第1ヒートポンプ回路)、66…底板、67…側板(右の側板)、68…側板(前面側板)、69…側板(後面側板)、70…室内端末、71…天板、76…第1穴、77…第2穴、78…第3穴、79…第4穴、80…内壁、81…第1支持穴、82…第2支持穴、83…第3支持穴、84…第4支持穴、86…フランジ部、87…ボス部、88…ビス、91…縦壁部、92…横壁部、93…断熱板、95…スペーサー(突起部)、96…スペーサー(バーリング突起部)、L…所定の距離。

Claims (9)

  1. ヒートポンプ回路を内蔵する筐体に、熱源に向かう管路に接続される熱源往き接続口と、前記熱源から戻る管路に接続される熱源戻り接続口と、室内端末に向かう管路に接続される冷温水往き接続口と、前記室内端末から戻る管路に接続される冷温水戻り接続口とが備えられ、冷房運転時には、前記熱源へ熱を放出し、前記室内端末から室内へ冷気を放出するヒートポンプ装置において、
    前記筐体は、底板と、この底板から上に延びる4つの側板と、上面を塞ぐ天板とからなり、
    前記側板のうち、いずれか1つの特定側板から前記筐体内に所定距離を保って配置される内壁がさらに設けられ、
    前記特定側板に前記冷温水往き接続口の外径より大径の第1穴が設けられ、前記内壁に前記冷温水往き接続口を支持する第1支持穴が設けられ、この第1支持穴で支持された前記冷温水往き接続口の先端が、前記第1穴を貫通して前記特定側板から突出していることを特徴とするヒートポンプ装置。
  2. 前記特定側板に前記冷温水戻り接続口の外径より大径の第2穴が更に設けられ、前記内壁に前記冷温水戻り接続口を支持する第2支持穴が更に設けられ、この第2支持穴で支持された前記冷温水戻り接続口の先端が、前記第2穴を貫通して前記特定側板から突出していることを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ装置。
  3. 前記特定側板に前記熱源戻り接続口の外径より大径の第3穴及び前記熱源往き接続口の外径より大径の第4穴が更に設けられ、前記内壁に前記熱源戻り接続口を支持する第3支持穴及び前記熱源往き接続口を支持する第4支持穴が更に設けられ、前記第3・第4支持穴で支持された前記熱源戻り接続口の先端と前記熱源往き接続口の先端が、前記第3・第4穴を貫通して前記特定側板から突出していることを特徴とする請求項2記載のヒートポンプ装置。
  4. 前記内壁は、左右の側辺に前記特定側板へ延びる縦壁部と、この縦壁部の先端から前記特定側板に平行に延びる横壁部とを有し、
    この横壁部と前記特定側板の間に断熱板が挟められていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のヒートポンプ装置。
  5. 前記内壁は、左右の側辺に前記特定側板へ延びる縦壁部と、この縦壁部の先端から前記特定側板に平行に延びる横壁部とを有し、
    この横壁部と前記特定側板の少なくとも一方には、前記横壁部と前記特定側板との間に隙間を確保するスペーサーを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のヒートポンプ装置。
  6. 前記スペーサーは、前記横壁部に一体形成した突起部であることを特徴とする請求項5記載のヒートポンプ装置。
  7. 前記冷温水往き接続口はフランジ部を有し、前記内壁は前記フランジ部に向かって突出するボス部を有し、前記フランジ部がビス又はボルトで前記ボス部に固定されるときに、前記フランジ部と前記内壁との間に隙間が形成されるようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のヒートポンプ装置。
  8. 前記冷温水戻り接続口はフランジ部を有し、前記内壁は前記フランジ部に向かって突出するボス部を有し、前記フランジ部がビス又はボルトで前記ボス部に固定されるときに、前記フランジ部と前記内壁との間に隙間が形成されるようにしたことを特徴とする請求項7記載のヒートポンプ装置。
  9. 前記熱源往き接続口及び前記熱源戻り接続口は、前記内壁に当接するフランジ部を有していることを特徴とする請求項7又は請求項8記載のヒートポンプ装置。
JP2015228100A 2015-11-20 2015-11-20 ヒートポンプ装置 Active JP6577844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228100A JP6577844B2 (ja) 2015-11-20 2015-11-20 ヒートポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228100A JP6577844B2 (ja) 2015-11-20 2015-11-20 ヒートポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017096542A true JP2017096542A (ja) 2017-06-01
JP6577844B2 JP6577844B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=58803547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015228100A Active JP6577844B2 (ja) 2015-11-20 2015-11-20 ヒートポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6577844B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413469U (ja) * 1987-07-17 1989-01-24
JPH1194306A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JP2009168422A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Yanmar Co Ltd エンジン駆動式作業機
JP2010281461A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Sharp Corp 空気調和機の室外機
JP2012082976A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Panasonic Corp 温水暖房装置
JP2013213618A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Chofu Seisakusho Co Ltd 室外設置型ヒートポンプユニット及びその配管接続金具用保温キャップ
JP2015148362A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 株式会社コロナ 複合熱源ヒートポンプ装置
JP6499565B2 (ja) * 2015-11-20 2019-04-10 株式会社コロナ ヒートポンプ装置
JP6537959B2 (ja) * 2015-11-20 2019-07-03 株式会社コロナ ヒートポンプ装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413469U (ja) * 1987-07-17 1989-01-24
JPH1194306A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室外機
JP2009168422A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Yanmar Co Ltd エンジン駆動式作業機
JP2010281461A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Sharp Corp 空気調和機の室外機
JP2012082976A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Panasonic Corp 温水暖房装置
JP2013213618A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Chofu Seisakusho Co Ltd 室外設置型ヒートポンプユニット及びその配管接続金具用保温キャップ
JP2015148362A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 株式会社コロナ 複合熱源ヒートポンプ装置
JP6499565B2 (ja) * 2015-11-20 2019-04-10 株式会社コロナ ヒートポンプ装置
JP6537959B2 (ja) * 2015-11-20 2019-07-03 株式会社コロナ ヒートポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6577844B2 (ja) 2019-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9271429B2 (en) Cooling device, cooling system, and auxiliary cooling device for datacenter
WO2015087530A1 (ja) 冷媒分配装置および冷却装置
JP6575690B2 (ja) 機器温調装置
CN104329857B (zh) 冰箱
US20140075959A1 (en) Evaporative cooler apparatus and method
JP5601068B2 (ja) 空調システムおよび空調システム制御方法
US9052126B2 (en) Heat exchange circulatory system
CN105805838A (zh) 全显热节能型机房/机柜专用精密空气调节器
JP6442712B2 (ja) 熱利用装置
JP6577844B2 (ja) ヒートポンプ装置
JP2012184865A (ja) 給湯システム
EP3124890B1 (en) Heat-generating unit
JP2016065656A (ja) ヒートポンプシステム
JP2010002121A (ja) 冷凍装置
JP6499565B2 (ja) ヒートポンプ装置
JP2013088007A (ja) 空調装置
JP2012177530A (ja) データセンタの補助用冷却装置
JP6537959B2 (ja) ヒートポンプ装置
JP2012177531A (ja) データセンタの補助用冷却装置
CN114076465A (zh) 冷藏冷冻装置
JP2007333270A (ja) ヒートポンプ熱源機
CN104519710A (zh) 空调式散热器
JP2013210146A (ja) 空気調和システム
JP2019132470A (ja) 採放熱管およびそれを用いた地中熱ヒートポンプ
RU2390124C1 (ru) Комбинированная установка для охлаждения молока с использованием естественного холода

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6577844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250