JP2017095990A - キーシリンダの取付構造 - Google Patents

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勲 越智
正彦 中島
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正彦 中島
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【課題】キーシリンダの引き抜きを防いで盗難防止性を高めることができるキーシリンダの取付構造を提供すること。【解決手段】車両のドアパネル11に取り付けられたベース部材12にキーシリンダ1を取り付ける構造であって、前記ベース部材12に形成された挿入孔12aからキーシリンダ1を挿入し、該キーシリンダ1をネジによって前記ベース部材12に取り付けるキーシリンダ1の取付構造において、前記キーシリンダ1の外周面に突起10を径方向外方に向かって突設し、前記ベース部材12の挿入孔12aを横方向に長い長孔とし、その横寸法を、前記キーシリンダ1をその取付位置から軸中心回りに所定角度回転させた状態では前記突起10が通過可能な値に設定し、縦寸法を、前記キーシリンダ1の取付状態では前記突起10が通過不能な値に設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のドアに取り付けられたベース部材へのキーシリンダの取付構造に関するものである。
車両のドアの施錠と解錠を行うためのキーシリンダは、ドアのハンドルグリップ部分に設けられており、ドアパネルの内面に取り付けられたベース部材にネジによって取り付けられている。このキーシリンダに関して、特許文献1には図13に示す取付構造が提案されている。
即ち、図13は特許文献1において提案されたキーシリンダの取付構造を示す分解斜視図であり、同図において、112は車両の不図示のドアパネルの内面にネジ止め等によって取り付けられる樹脂製のベース部材(取付ベース)であり、このベース部材112の長手方向両端にはハンドル挿入孔112A,112Bがそれぞれ形成されている。そして、一方のハンドル挿入孔112Aには、キーシリンダ101を挿入固定するための挿入孔(装着孔)112aが連設されている。
而して、キーシリンダ101は、これに設けられたパドル107を先にしてベース部材112の挿入孔112aに挿入され、ベース部材112に形成されたネジ挿通孔116に挿通するネジ120をキーシリンダ101に形成されたネジ孔109にねじ込むことによってベース部材112に取り付けられる。
特許第4549904号公報
しかしながら、特許文献1において提案された図13に示す取付構造においては、1本のネジ120のみでキーシリンダ101をベース部材112に取り付けるため、ドアを不正解錠使用とする者がネジの周辺部、特に樹脂製のベース部材112等を破壊してキーシリンダ101を取り外し、ドアを開錠してしまう可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、キーシリンダの引き抜きを防いで盗難防止性を高めることができるキーシリンダの取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車両のドアパネルに取り付けられたベース部材にキーシリンダを取り付ける構造であって、前記ベース部材に形成された挿入孔からキーシリンダを挿入し、該キーシリンダをネジによって前記ベース部材に取り付けるキーシリンダの取付構造において、前記キーシリンダの外周面に突起を径方向外方に向かって突設し、前記ベース部材の挿入孔を横方向に長い長孔とし、その横寸法を、前記キーシリンダをその取付位置から軸中心回りに所定角度回転させた状態では前記突起が通過可能な値に設定し、縦寸法を、前記キーシリンダの取付状態では前記突起が通過不能な値に設定したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記キーシリンダの取付状態において、前記キーシリンダの上下方向に前記突起を突設したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記キーシリンダの取付状態において、前記ベース部材の背面と前記キーシリンダの突起との間に形成される固定用空間に、前記キーシリンダの反挿入方向への引き抜きを阻止する固定部材を介設したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記固定部材を前記キーシリンダと共に前記ベース部材にネジによって取り付けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記固定部材を鋼材で構成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、キーシリンダの組み付けに際して該キーシリンダをベース部材の挿入孔に挿入する場合には、該キーシリンダをその軸中心回りに所定角度だけ回転させれば、キーシリンダの外周に突設された突起が挿入孔を通過することができるため、キーシリンダをベース部材に組み込むことができる。そして、ベース部材に組み込まれたキーシリンダを正規の取付位置まで回転させると、該キーシリンダに突設された突起がベース部材の挿入孔の周縁に係合するため、キーシリンダをベース部材から引き抜くことができない。従って、取付位置にあるキーシリンダをネジによってベース部材に取り付ければ、該キーシリンダをベース部材から引き抜くことができず、高い盗難防止性が確保される。そして、キーシリンダの引き抜きを防ぐための突起を該キーシリンダの外周に突設しても、キーシリンダの組付時には、突起がベース部材の挿入孔と干渉しない位置までキーシリンダを回転させるようにしたため、ベース部材の挿入孔やキーシリンダの外径を大きくする必要がなく、取付構造をコンパクトに構成することができる。
請求項2記載の発明によれば、一対の突起をキーシリンダの外周の上下に突設すれば、キーシリンダの組込時にキーシリンダを取付位置から軸中心回りに90°回転させて突起を横向きとすれば、該突起をベース部材の挿入孔に通すことができ、キーシリンダをベース部材に組み込むことができる。そして、その後にキーシリンダを取付位置まで90°逆転させれば、一対の突起が上下に位置してベース部材の挿入孔の周縁に係合するため、該キーシリンダのベース部材からの引き抜きが防がれる。
請求項3記載の発明によれば、キーシリンダの取付状態において、ベース部材の背面とキーシリンダの突起との間に固定部材が介在するため、キーシリンダの反挿入方向への引き抜きが固定部材によって確実に阻止され、盗難防止性が高められる。
請求項4記載の発明によれば、固定部材をキーシリンダとの共締めによってベース部材に取り付けるようにしたため、キーシリンダ固定用のネジで固定部材も同時に取り付けることができ、取付構造の単純化とコストダウンを図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、固定部材を強度の高い鋼材で構成したため、この固定部材によってキーシリンダの引き抜きが一層確実に防がれる。
本発明に係るキーシリンダの取付構造においてキーシリンダを組み込む状態を示す分解斜視図である。 本発明に係るキーシリンダの取付構造においてキーシリンダを回転可能位置まで挿入した状態を示す正面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2に示す状態をドアの内側から見た斜視図である。 本発明に係るキーシリンダの取付構造においてキーシリンダを軸中心回りに所定角度回した状態を示す正面図である。 図5に示す状態をドアの内側から見た斜視図である。 本発明に係るキーシリンダの取付構造においてキーシリンダを取付位置まで90°回転させた状態をドア外側から見た斜視図である。 図7に示す状態を側方から見た斜視図である。 図7に示す状態をドアの内側斜め下方から見た斜視図である。 図7に示す状態からキーシリンダを押し込んだ状態を示す正面図である。 図10のB−B線断面図である。 本発明に係るキーシリンダの取付構造によってキーシリンダが取り付けられた状態を上方から見た斜視図である。 特許文献1において提案されたキーシリンダの取付構造を示す分解斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るキーシリンダの取付構造においてキーシリンダを組み込む状態を示す分解斜視図、図2はキーシリンダを回転可能位置まで挿入した状態を示す正面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2に示す状態をドアの内側から見た斜視図、図5はキーシリンダを軸中心回りに所定角度回した状態を示す正面図、図6は図5に示す状態をドアの内側から見た斜視図、図7はキーシリンダを取付位置まで90°回転させた状態をドア外側から見た斜視図、図8は図7に示す状態を側方から見た斜視図、図9は図7に示す状態をドアの内側斜め下方から見た斜視図、図10は図7に示す状態からキーシリンダを押し込んだ状態を示す正面図、図11は図10のB−B線断面図、図12はキーシリンダが取り付けられた状態を上方から見た斜視図である。
先ず、キーシリンダ1の基本構成を図1〜図3に基づいて説明すると、該キーシリンダ1においては、図3に示すように、金属製のホルダ2の内部に同じく金属製の円筒状のスリーブ3が組み込まれ、このスリーブ3の内部に金属製の円柱状のシリンダ4が回転可能に組み込まれている。ここで、シリンダ4には、径方向(図3の紙面垂直方向)に移動可能な複数(図示例では、8個)のタンブラ5が軸方向(図3の左右方向)に適当な間隔で収容されており、該シリンダ4の開放端面に被着されたキャップ6のキー孔6aからシリンダ4内に正規のキーが差し込まれていない状態では、各タンブラ5は、不図示のスプリングによってシリンダ4の外周面から径方向外方へと突出し、スリーブ3の内周に形成された不図示の係合溝に係合している。従って、この状態では、シリンダ4は、回転不能状態にある。
ところで、シリンダ4は、ホルダ2の奥側端面(図3の左端面)から該シリンダ4と同軸的に延びるパドル7とクラッチ機構8を介して連結されており、パドル7は、不図示のドアロック装置に連結されており、シリンダ4の回転をドアロック装置に伝達して該ドアロック装置を駆動する。即ち、乗員がキャップ6のキー孔6aから正規のキーを差し込むと、シリンダ4内に収容された全てのタンブラ5がスプリングの付勢力に抗して径方向内方へと移動し、該タンブラ5とスリーブ3の係合溝との係合が解除されるためにシリンダ4が回転可能となる。従って、乗員がキーを操作してシリンダ4を回せば、その回転は、クラッチ機構8及びパドル7を介して不図示のドアロック装置に伝達されて該ドアロック装置が駆動されるため、ドアの施錠又は解錠がなされる。
而して、キーシリンダ1のホルダ2の手前側端部(図3の右端部)には、奥側の円筒部2Aに対して膨出したブロック状の膨出部2Bが形成されており、この膨出部2Bの一部(図10に示すキーシリンダ1が取付位置にあるときに横方向を向く一部)には、高さが異なる2つの鍔部2a,2bが一体に突設されている。又、図3に示すように、ホルダ2の膨出部2Bの鍔部2a,2bが形成された位置(キーシリンダ1の取付状態において横の位置)には、ネジ孔9が斜めに形成されている。
又、図1に示すように、ホルダ2の奥側を構成する円筒部2Aの外周の相対向する位置(当該キーシリンダ1の組込時においては左右、キーシリンダ1の取付状態においては上下)には、矩形ブロック状の突起10が径方向外方に向かって一体に突設されている。
他方、図1に示すように、鋼板製のプレス成形品であるドアパネル11の一部には取付孔11aが形成されており、ドアパネル11の内面(図1の裏側の面)には、図4に示すベース部材12が取り付けられている。
上記ベース部材12は、樹脂によって車両前後方向(図4の左右方向)に長い棒状部材として一体成形されており、その一部は、ドアパネル11の外側に設けられた不図示の固定部材にネジ13(図4参照)をドアパネル11の内側からねじ込むことによってドアパネル11に取り付けられる。
ところで、ベース部材12には、キーシリンダ1と図1に示すハンドルグリップ14とが取り付けられるが、ハンドルグリップ14は、ドアパネル11の外側に、長手方向一端の回転軸部14a(図4参照)を中心として回動可能に取り付けられている。そして、このハンドルグリップ14の長手方向他端の横にキーシリンダ1が取り付けられるが、図1に示すように、ベース部材12のキーシリンダ1が取り付けられる箇所には、ドアパネル11の取付孔11aに開口する横方向(図1の左右方向)に長い長孔状の挿入孔12aが形成されている。そして、ベース部材12の外面の挿入孔12aの周囲には、シート部材15が配置されており、ベース部材12の挿入孔12aの周囲の一部には、ネジ挿通孔16(図1参照)が斜めに形成されている。
ここで、ベース部材12の挿入孔12aの横寸法は、キーシリンダ1をその正規の取付位置から軸中心回りに所定角度(本実施の形態では、図1に示すように正面視時計方向に90°)回転させた状態では一対の突起10が横方向に向いて通過可能な値に設定され、縦寸法は、キーシリンダ1の取付状態(図10〜図12に示す状態)では一対の突起10が上下に位置して通過不能な値に設定されている。
次に、キーシリンダ1のベース部材12への取付要領について説明する。
キーシリンダ1をベース部材12に取り付けるには、図1に示すように、該キーシリンダ1を図10〜図12に示す取付位置から軸中心回りに所定角度(本実施の形態では、正面視で時計方向に90°)回転させた状態で、パドル7を先にしてベース部材12の挿入孔12aに手前側から奥側に向けて図1の矢印方向に組み込む。この場合、該キーシリンダ1のホルダ2の外周に突設された一対の突起10は横方向に向くため、これらの突起10は、ベース部材12の挿入孔12aを干渉することなく通過することができる。
そして、キーシリンダ1をホルダ2の膨出部2Bが図3に示すようにベース部材12とシート部材15に当接するまで奥側(図3の左側)に押し込む。この場合、ホルダ2の膨出部2Bがベース部材12の挿入孔12aと干渉するため、キーシリンダ1をそれ以上奥側に押し込むことができない。
次に、図2〜図4に示す状態から、図5及び図6に示すように、キーシリンダ1をその軸中心回りに正面視で反時計方向に回転させ、該キーシリンダ1が図7〜図9に示すように正面視で反時計方向に90°だけ正規の取付位置方向へと回転すると、該キーシリンダ1が図1〜図4に示す組付時の状態にあるときに斜め上方に開口していたネジ孔9(図3参照)が図8に示すように斜め側方を向く。この状態では、キーシリンダ1のホルダ2に形成された膨出部2Bとベース部材12の挿入孔12aとの干渉が解除されるため、キーシリンダ1を図7〜図9に示す状態から図10〜図12に示すように更に奥側(図11の矢印方向)に押し込むことができる。
図10〜図12に示すように、キーシリンダ1が正面視で反時計方向に90°だけ回された後に奥側へと押し込まれると、該キーシリンダ1は、正規の取付位置に位置決めされる。このとき、キーシリンダ1のホルダ2の外周に突設された一対の突起10は、図11に示すように上下に位置する。ここで、前述のように、ベース部材12の挿入孔12aの縦寸法は、キーシリンダ1の取付状態(図10〜図12に示す状態)では突起10が通過不能な値に設定されているため、キーシリンダ1を手前側(図11の右側)に引き抜こうとしても、上下の突起10がベース部材12の背面の壁部12b(図11参照)と干渉するためにキーシリンダ1を引き抜くことができない。
又、キーシリンダ1が取付状態にあるときには、図11に示すように、ベース部材12の壁部12bとキーシリンダ1の突起10との間には固定用空間Sが形成されるが、この固定用空間Sには、図12に示すように、鋼材によってL字状に成形された二股状の固定部材17が介設される。尚、本実施の形態では、固定部材17は、1枚の鋼板をプレス加工することによって製作されている。このようにベース部材12の壁部12bとキーシリンダ1の突起10との間に形成される固定用空間Sに固定部材17を介在させることによって、キーシリンダ1の手前側への引き抜きが確実に防がれる。
ところで、キーシリンダ1が図10〜図12に示す取付状態にあるときには、該キーシリンダ1に形成されたネジ孔9とベース部材12に形成されたネジ挿通孔16(図1参照)とが合致するが、固定部材17には、ネジ孔9とネジ挿通孔16に連通する不図示のネジ孔が形成されており、ベース部材12のネジ挿通孔16に挿通する1本の不図示のネジの締め付けによる共締めによってキーシリンダ1と固定部材17がベース部材12に取り付けられる。尚、図12において、18はハンドルグリップ14の操作力を不図示のドアロック装置に伝達するためのロッドである。
以上のように、本実施の形態に係るキーシリンダ1の固定構造によれば、キーシリンダ1の組み付けに際して該キーシリンダ1をベース部材12の挿入孔12aに挿入する場合には、該キーシリンダ1をその軸中心回りに正面視で時計方向に90°だけ回転させれば、該キーシリンダ1の外周に突設された突起10がベース部材12の挿入孔12aを通過することができるため、キーシリンダ1をベース部材12に組み込むことができる。そして、ベース部材12に組み込まれたキーシリンダ1を正面視で反時計方向に90度だけ正規の取付位置まで回転させると、該キーシリンダ1に突設された突起10がベース部材12の壁部12bと干渉するため、キーシリンダ1をベース部材12から手前側に引き抜くことができない。従って、取付位置にあるキーシリンダ1をネジによってベース部材12に取り付ければ、該キーシリンダ1をベース部材12から引き抜くことができず、高い盗難防止性が確保される。そして、キーシリンダ1の引き抜きを防ぐための突起10を該キーシリンダ1の外周に突設しても、キーシリンダ1の組付時には、突起10がベース部材12の挿入孔12aと干渉しない位置までキーシリンダ1を回転させるようにしたため、ベース部材12の挿入孔12aやキーシリンダ1の外径を大きくする必要がなく、取付構造をコンパクトに構成することができる。
又、本実施の形態では、キーシリンダ1の取付状態において、ベース部材12の壁部12bとキーシリンダ1の突起10との間に固定部材17が介在するため、キーシリンダ1の手前側(反挿入方向)への引き抜きが固定部材17によって確実に阻止され、盗難防止性が高められる。特に、本実施の形態では、固定部材17を強度の高い鋼材で構成したため、この固定部材17によってキーシリンダ1の引き抜きが一層確実に防がれる。
そして、本実施の形態では、1本のネジによって固定部材17をキーシリンダ1との共締めによってベース部材12に取り付けるようにしたため、キーシリンダ1を固定するためのネジで固定部材17も同時に取り付けることができ、取付構造の単純化とコストダウンを図ることができるという効果が得られる。
1 キーシリンダ
2 ホルダ
2A ホルダの円筒部
2B ホルダの膨出部
2a,2b ホルダの鍔部
3 スリーブ
4 シリンダ
5 タンブラ
6 キャップ
6a キャップのキー孔
7 パドル
8 クラッチ機構
9 ホルダのネジ孔
10 ホルダの突起
11 ドアパネル
11a ドアパネルの取付孔
12 ベース部材
12a ベース部材の挿入孔
12b ベース部材の壁部
13 ネジ
14 ハンドルグリップ
14a ハンドルグリップの回転軸部
15 シート部材
16 ベース部材のネジ挿通孔
17 固定部材
18 ロッド
S 固定用空間

Claims (5)

  1. 車両のドアパネルに取り付けられたベース部材にキーシリンダを取り付ける構造であって、前記ベース部材に形成された挿入孔からキーシリンダを挿入し、該キーシリンダをネジによって前記ベース部材に取り付けるキーシリンダの取付構造において、
    前記キーシリンダの外周面に突起を径方向外方に向かって突設し、前記ベース部材の挿入孔を横方向に長い長孔とし、その横寸法を、前記キーシリンダをその取付位置から軸中心回りに所定角度回転させた状態では前記突起が通過可能な値に設定し、縦寸法を、前記キーシリンダの取付状態では前記突起が通過不能な値に設定したことを特徴とするキーシリンダの取付構造。
  2. 前記キーシリンダの取付状態において、前記キーシリンダの上下方向に前記突起を突設したことを特徴とする請求項1記載のキーシリンダの取付構造。
  3. 前記キーシリンダの取付状態において、前記ベース部材の背面と前記キーシリンダの突起との間に形成される固定用空間に、前記キーシリンダの反挿入方向への引き抜きを阻止する固定部材を介設したことを特徴とする請求項1又は2記載のキーシリンダの取付構造。
  4. 前記固定部材を前記キーシリンダと共に前記ベース部材にネジによって取り付けたことを特徴とする請求項3記載のキーシリンダの取付構造。
  5. 前記固定部材を鋼材で構成したことを特徴とする請求項3又は4記載のキーシリンダの取付構造。
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