JP2017095251A - エレベーター保守装置及びエレベーター保守システム - Google Patents
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Abstract
Description
そして、本発明に係るエレベーター保守装置は、送受信部と、記録部と、無負荷検知部と、制御部と、を備える。
送受信部は、エレベーターの動作を制御するエレベーター制御装置と無線通信部を通じて無線接続し、エレベーター制御装置からエレベーターの状態情報を受信し、エレベーターの動作指令をエレベーター制御装置に送信する。
記録部は、送受信部が受信したエレベーターの状態情報を記録する。
無負荷検知部は、記録部から読み出したエレベーターの状態情報に基づいて、エレベーターの乗りかご内が無負荷状態であるか否かを検知する。
制御部は、無負荷検知部によって乗りかご内が無負荷状態であると検知された場合に、乗りかごに負荷をかけたままでの操作が禁止されるかご内操作禁止処理の実行を許可に設定する。一方、無負荷検知部によって乗りかご内が無負荷状態でないと検知された場合に、かご内操作禁止処理の実行を不許可に設定する。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施の形態例に係るエレベーター1の全体構成を説明する。
図1は、エレベーター1の全体構成図である。
エレベーター1は、ビル、マンション等の建物に1台又は複数台設置される。このエレベーター1は、昇降路3、エレベーター制御装置4、乗りかご5、かご内ボタン6、荷重センサー7、プーリー8、電動機9、ロープ10、釣合錘11、乗場ボタン12、無線ターミナル13を備える。
乗りかご5は、ロープ10に連結され、電動機9によって昇降路3を昇降する。
ロープ10の一端には、プーリー8を介して乗りかご5が取り付けられ、ロープ10の他端には、釣合錘11が取り付けられる。釣合錘11は、ロープ10に連結された乗りかご5とバランスを取るために用いられる。
電動機9は、エレベーター制御装置4により駆動し、ロープ10を移動させる。そして、ロープ10の移動に伴って乗りかご5が昇降し、所定の階にて乗りかご5が停止する。
光電装置15は、ドア14の左右に不図示の受光部と発光部を有する。発光部が発光する光線は図中に一点鎖線B1として示されている。この光電装置15は、エレベーター1の通常運転中は、利用者がドア14に挟まれないように、ドア14を通過する利用者を検知するために用いられる。乗りかご5を乗降する利用者は、受光部と発光部の間を通過する。光電装置15は、利用者により発光部が発光した光が遮られ、受光部が光を検知できないときには、利用者が乗降中であると検知する。例えば、光電装置15は、利用者を検知したときにオン信号の出力情報を出力し、利用者を検知していないときにはオフ信号の出力情報を出力する。ドア14が閉まる途中で光電装置15が利用者を検知すると、ドア14が反転するのでドア14に利用者が挟まれない。このため、エレベーター1の通常運転時ではエレベーター制御装置4が光電装置15の出力情報を利用している。
図3は、保守ツール2の要部の構成例を示すブロック図である。
送受信部21は、エレベーター制御装置4に接続される無線ターミナル13との間で通信可能に無線接続し、エレベーター制御装置4から送信されたエレベーター1の状態情報を、無線ターミナル13を通じて無線通信により受信する。また、送受信部21は、エレベーター1に対する動作指令を、無線ターミナル13を通じて無線通信によりエレベーター制御装置4に送信する。
図4は、計算機Cのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図5は、エレベーター制御装置4の処理手順を示すフローチャートである。
図6は、かご内無人検知処理の手順を示すフローチャートである。上述したように、かご内無人検知処理は、保守ツール2が無線ターミナル13に接続された状態で、保守作業が完了するまで繰り返し実行される処理である。
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るエレベーター1Aについて、図7を参照して説明する。
図7は、エレベーター1Aの部分構成図である。
乗り込み検知部32は、乗りかご5への利用者の乗り込みを検知する。乗り込み検知部32が利用者の乗り込みを検知する範囲は、図中の一点鎖線B2の範囲内であり、乗りかご5の外にある。
カメラ33は、乗りかご5内の様子を撮影し、画像をエレベーター制御装置4に送信する。
なお、かご内操作禁止処理が荷重センサー7の調整以外の処理であれば、無人検知部23は、既に調整が完了した荷重センサー7が検知する情報に基づいて乗りかご内が無人状態であるかを判定することも可能である。この場合、わずかな負荷であっても荷重センサー7が検知した値に基づいて、無人検知部23はかご内が無人状態でないことを確実に把握できるため、保守作業を効率化することができる。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (7)
- エレベーターの動作を制御するエレベーター制御装置と無線通信部を通じて無線接続し、前記エレベーター制御装置から前記エレベーターの状態情報を受信し、前記エレベーターの動作指令を前記エレベーター制御装置に送信する送受信部と、
前記送受信部が受信した前記エレベーターの状態情報を記録する記録部と、
前記記録部から読み出した前記エレベーターの状態情報に基づいて、前記エレベーターの乗りかご内が無負荷状態であるか否かを検知する無負荷検知部と、
前記無負荷検知部によって前記乗りかご内が無負荷状態であると検知された場合に、前記乗りかごに負荷をかけたままでの操作が禁止されるかご内操作禁止処理の実行を許可に設定し、前記無負荷検知部によって前記乗りかご内が無負荷状態でないと検知された場合に、前記かご内操作禁止処理の実行を不許可に設定する制御部と、を備えた
エレベーター保守装置。 - 前記エレベーターの状態情報は、前記乗りかごのドアに設置される光電装置が物体を検知したときの出力情報であって、
前記無負荷検知部は、前記光電装置が物体を検知したときの前記出力情報に基づいて、前記乗りかご内が無負荷状態であることを検知する
請求項1に記載のエレベーター保守装置。 - 前記送受信部は、前記無線通信部に設けられるアンテナが前記乗りかご外に発信する指向性電波の電界強度を計測し、計測した前記電界強度を前記エレベーターの状態情報として前記記録部に記録し、
前記無負荷検知部は、前記記録部から読み出した前記電界強度が所定値以上である場合に前記乗りかご内が無負荷状態であることを検知する
請求項1に記載のエレベーター保守装置。 - 前記エレベーターの状態情報は、前記乗りかごのドアが開いた状態で、前記乗りかごへの利用者の乗り込みを検知する乗り込み検知部が前記利用者の乗り込みを検知したときの出力情報であって、
前記無負荷検知部は、前記乗り込み検知部が前記利用者の乗り込みを検知したときの前記出力情報に基づいて、前記乗りかご内が無負荷状態であることを検知する
請求項1に記載のエレベーター保守装置。 - 前記エレベーターの状態情報は、前記乗りかご内を撮影するカメラによって撮影された画像であって、
前記無負荷検知部は、前記乗りかご内が無負荷状態であるときに前記カメラによって撮影された参照画像と、保守時に前記カメラによって撮影された画像とを比較し、差分が生じていない場合に、前記乗りかご内が無負荷状態であることを検知する
請求項1に記載のエレベーター保守装置。 - 前記エレベーターの状態情報は、前記送受信部が前記無線通信部に無線接続する乗場の乗場ボタンが押下されているときの出力情報であって、
前記無負荷検知部は、前記無線通信部が設けられる前記乗場の前記乗場ボタンが押下されているときの前記出力情報に基づいて、前記乗りかご内が無負荷状態であることを検知する
請求項1に記載のエレベーター保守装置。 - エレベーターの動作を制御するエレベーター制御装置と、前記エレベーターの保守を行うエレベーター保守装置とを備え、
前記エレベーター保守装置は、
前記エレベーター制御装置と無線通信部を通じて無線接続し、前記エレベーター制御装置から前記エレベーターの状態情報を受信し、前記エレベーターの動作指令を前記エレベーター制御装置に送信する送受信部と、
前記送受信部が受信した前記エレベーターの状態情報を記録する記録部と、
前記記録部から読み出した前記エレベーターの状態情報に基づいて、前記エレベーターの乗りかご内が無負荷状態であるか否かを検知する無負荷検知部と、
前記無負荷検知部によって前記乗りかご内が無負荷状態であると検知された場合に、前記乗りかごに負荷をかけたままでの操作が禁止されるかご内操作禁止処理の実行を許可に設定し、前記無負荷検知部によって前記乗りかご内が無負荷状態でないと検知された場合に、前記かご内操作禁止処理の実行を不許可に設定する制御部と、を備えた
エレベーター保守システム。
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