JP2017095193A - フロアリフト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右それぞれの側において、固定枠体11を昇降する上段枠部21及び下段枠部31を備え、上段コンベヤ20が上段枠部21に取り付けられ、下段コンベヤ30が下段枠部31に取り付けられるとともに、上段枠部21及び下段枠部31が相互に近接離間可能に連結され、離間状態で最高位置とすることにより、垂直搬送機に対して搬入搬出が可能となり、近接状態で最低位置とすることにより、上段コンベヤ20が床面に置かれたパレットのフランジを捉えることが可能であることを特徴とする。
【選択図】図6B
Description
各パレット80は、左右一対のフランジ85、85を備えている。
垂直搬送機90は、その搬送部93が、荷積みパレット81を搬送する左右一対の上段コンベヤ91、91と、空パレット82を搬送する左右一対の下段コンベヤ92、92を備えている。
そこで、一対の上段コンベヤ120、120は、相互間距離を拡縮可能とする拡縮機構を備え、縮小位置のときに搬送可能、拡大位置のときにフランジ85、85を超えて昇降可能としている。拡縮手段としては、固定枠体111に対して上段コンベヤ120が回動する構成を採用している。
また、前記上段枠部の両側部と前記下段枠部の両側部が、連結棒によって近接離間可能に連結されている態様とすることができる。
また、前記上段コンベヤ及び前記下段コンベヤが、チェーンコンベヤである態様とすることができる。
これによって、一つの電動機で上段コンベヤ及び下段コンベヤを昇降することが可能となり、昇降機構を小さく単純化することが可能となる。また、拡縮機構も単純化して小型化することができる。
したがって、フロアリフト全体をコンパクトにすることができる。
図1は、垂直搬送機90及び複数のフロアリフト10によって構成される搬送システムを模式的に示している。
本明細書では、しばしば、パレット80を区別して、荷積みパレット81、空パレット82と記載する。
搬送部93は複数の階に亘って昇降し、各階にフロアリフト10が設置される。
図1において、下のフロアF1が荷物の発送側であり、上のフロアF2が荷物の受取側であるとして、それぞれのフロアリフト10が行う作業について説明する。
垂直搬送機90の搬送部93は、下段コンベヤ92、92に空パレット82を載せて、フロアF2から戻ってくる。
同時に、下段コンベヤ30、30と、下段コンベヤ92、92が同じ方向に進行して、空パレット82を垂直搬送機90から搬出することができる。
空パレット82が搬出されたフロアF1では、空パレット82を一旦床面に置いて、これに荷物を載せて荷積みパレット81とし、これを上段コンベヤ20、20に載せて所定の位置まで上昇して待機する。
受取側のフロアF2では、フロアリフト10が、下段コンベヤ30、30に空パレット82を載せて、荷積みパレット81を載せた搬送部93の到着を待つことになる。
同時に、下段コンベヤ30、30と、下段コンベヤ92、92が同じ方向に進行して、空パレット82を垂直搬送機90に搬入することができる。
荷積みパレット81が搬出されたフロアF2では、荷積みパレット81を一旦床面に置き、この荷物を降ろして空パレット82とし、これを下段コンベヤ92、92に載せて、所定の位置まで上昇して待機する。
以上が図1に示されたシステムの概要である。
また、図3に示すように、下段コンベヤ30は、固定枠体11の下段枠部31に取り付けられている。
また、回動部材50が電動機60に駆動されて回動することにより、上段コンベヤ20が上段枠部21に対して近接離間し、これが、左右一対の上段コンベヤ20、20の拡縮機構を形成している。
以上が、フロアリフト10の概要である。
図5Aでは、上段コンベヤ20が上段枠部21から離間した位置(縮小位置)を示し、図5Bでは、上段コンベヤ20が上段枠部21に近接した位置(拡大位置)を示す。
固定枠体11の両側部には昇降用のガイド12が設けられており、上段枠部21及び下段枠部31は、両ガイド12に沿って昇降する。
ここで、上段枠部21と下段枠部31は、相互に近接離間可能に連結されている。
上段枠部21の両側部22と下段枠部31の両側部32は、両ガイド12に沿って昇降する。
両側部において、上段枠部21の側部22と下段枠部31の側部32とが、連結棒37によって連結されている。各連結棒37は、その上端に頭部38を備えている。
リブ23には連結孔24が設けられて、これに連結棒37が挿通されている。
リブ33では、連結棒37の一端が固定されて取り付けられている。
ここで、上段枠部21のリブ23は、連結棒37の頭部38から離れて、下方に降りて位置している。
このとき、下段枠部31は、上段枠部21から全く力を受けないために最低位置に停止したままである。
この結果、さらに上段枠部21が上昇すると、上段枠部21の上昇に伴って、下段枠部31も上昇することになる。
そして、下段枠部31が最低位置に到達すると、それからは上段枠部21のみが降下して、連結孔24に挿通された連結棒37に沿って、リブ23が降下する。
最後に、上段枠部21と下段枠部31が相互に密着して停止することになり、この位置が上段コンベヤ20の最低位置となる。
このため、上段コンベヤ20は、荷積みパレット81を載せて昇降することが可能であり、下段コンベヤ30は、空パレット82を載せて昇降することが可能である。
下段コンベヤ30は、垂直搬送機90の下段コンベヤ92が停止する位置に停止して、空パレット82の搬入搬出を行うことができる。
このため、上段コンベヤ20及び下段コンベヤ30は、搬出したパレット80を床面に置いたり、床面に置かれたパレット80を載せたりすることができる。
本発明のフロアリフト10では、上段枠部21と下段枠部31とを近接離間可能に連結したことにより、1個の電動機26による昇降が可能となった。また、固定枠体11は、内部に複雑な可動部分を備える箱状とする必要がなくなり、単純な柱状とすることが可能となった。
さらに、柱状の固定枠体11を昇降する上段枠部21及び上段コンベヤ20について、以下に示す拡縮機構を簡単に取り付けることが可能であり、簡略化されて、小型化されたフロアリフト10とすることができる。
一対の上段コンベヤ20、20の相互間距離を拡縮する機構であるが、左右それぞれの側において、上段コンベヤ20を上段枠部21に対して近接離間させてこれを行うので、片側の平面図で示している。
そして、回動部材50が回動することによって、上段コンベヤ20が、上段枠部21に近接離間するようになっている。
一対の上段コンベヤ20、20の相互間距離は拡大位置となってパレット80の一対のフランジ85、85よりも幅広になっている。このため、上段コンベヤ20、20は、パレット80のフランジ85、85を超えて昇降することができる。
図7Aでは、回動部材50が、上段コンベヤ20に対して直交する方向を向いている。
図7Bでは、回動部材50が、図7Aの状態から90°回動して、上段コンベヤ20と平行する方向となっている。
回動部材50は、上段枠部21の側で蝶番を形成する固定側軸部51と、上段コンベヤ20の側で蝶番を形成する移動側軸部52を備えている。固定側軸部51の長さをL2とし、移動側軸部52の長さをL3とする。
固定側軸部51と移動側軸部52とは平行であり、回動板53により一体に接続されている。固定側軸部51と移動側軸部52の軸間距離、すなわち、中心間距離をL1としている。
そして、駆動力を加える方法についても、種々な方法を考えることができる。
作用点Pと固定側軸部51の中心とを結ぶ直線は、移動側軸部52の中心と固定側軸部51の中心とを結ぶ直線に対して、角度θをなしている。
上段コンベヤ20に荷積みパレット81を載せると、固定側軸部51には大きなモーメント荷重が発生するが、移動側軸部52へのモーメント荷重は小さいからである。固定側軸部51の長さL2を長くすることによって、上段枠部21が受ける引張力又は圧縮力を小さくすることができる。
移動側軸部52が、固定側軸部51の下端寄りに位置することによって、上段コンベヤ20は、最低位置において床面に近づくことが可能となり、パレット80のフランジ85を捉えることが容易となる。そして、パレット80の底面からフランジ85までの高さを小さくすることができる。
なお、図8では固定側軸部51及び移動側軸部52を、筒状部材(軸筒)で示しているが、これを棒状部材(軸棒)とすることもできる。
図9は上段コンベヤ20が、上段枠部21から離間した状態であり、図10は近接している状態である。
同様に、移動側軸部52は、上段コンベヤ20の保持部66、66とともに蝶番を形成している。
回動部材50は、固定側軸部51の中心と移動側軸部52の中心とを結ぶ直線が、上段コンベヤ20に対して直交する方向となっている。
電動機60によってリンク61が矢印の方向に回動すると、リンク62により作用点Pに駆動力が作用し、作用点Pが固定側軸部51を中心に矢印の方向に回動する。
すなわち、作用点Pと固定側軸部51の中心とを結ぶ直線と、移動側軸部52の中心と固定側軸部51の中心とを結ぶ直線とのなす角度θを、図8に示したように、約45°としている。
発送側のフロアF1では、荷積みパレット81を載せて搬送部93が発進すると、フロアリフト10の下段コンベヤ30には、搬出された空パレット82が載せられている。
すると、やがて空パレット82が床面に到達し、さらに、下段コンベヤ30が最低位置に到達し、さらに、上段コンベヤ20が空パレット82のフランジ85を通過して最低位置に到達する。
そして、上段コンベヤ20及び下段コンベヤ30を上昇させると、上段コンベヤ20が荷積みパレット81を捉えて上昇し、上段コンベヤ20及び下段コンベヤ30を、搬入搬出が可能な定位置まで上昇させることができる。この後、フロアF1では、空パレット82を載せた搬送部93の到着を待つことになる。
すると、やがて下段コンベヤ30が最低位置に到達し、荷積みパレット81が床面に到達し、上段コンベヤ20が最低位置に到達する。ここで、縮小位置の上段コンベヤ20を拡大位置とする。
そして、上段コンベヤ20及び下段コンベヤ30を上昇させると、上段コンベヤ20が空パレット82のフランジ85を通過して上昇し、下段コンベヤ30が空パレット82を捉えて上昇し、上段コンベヤ20及び下段コンベヤ30を、搬入搬出が可能な定位置まで上昇させることができる。
この後、拡大位置の上段コンベヤ20が縮小位置とされ、荷積みパレット81を載せた搬送部93の到着を待つことになる。
例えば、上段枠部21及び下段枠部31は、固定枠体11の外側の両側部に設けられたガイド12に沿って昇降するようにしたが、固定枠体11の内部を昇降するような構成とすることもできる。
11 固定枠体
12 ガイド
20 上段コンベヤ
21 上段枠部
22 側部
30 下段コンベヤ
31 下段枠部
32 側部
50 回動部材
80 パレット
81 荷積みパレット
82 空パレット
85 フランジ
90 垂直搬送機
Claims (5)
- 左右一対のフランジを備えるパレットに荷物を載せた荷積みパレットを搬送するとともに空パレットを返送する垂直搬送機に対して、前記荷積みパレットの搬入搬出を行う左右一対の上段コンベヤと、前記空パレットの搬入搬出を行う左右一対の下段コンベヤを備えるとともに、前記一対の上段コンベヤの相互間距離が拡縮可能となっているフロアリフトであって、
左右それぞれの側において、固定枠体を昇降する上段枠部及び下段枠部を備え、前記上段コンベヤが前記上段枠部に取り付けられ、前記下段コンベヤが前記下段枠部に取り付けられるとともに、
前記上段枠部及び前記下段枠部が相互に近接離間可能に連結され、離間状態で最高位置とすることにより、前記垂直搬送機に対して搬入搬出が可能となり、近接状態で最低位置とすることにより、前記上段コンベヤが床面に置かれた前記パレットの前記フランジを捉えることが可能であることを特徴とするフロアリフト。 - 前記上段枠部及び前記下段枠部が、前記固定枠体の両側部に設けられたガイドに沿って昇降することを特徴とする請求項1に記載のフロアリフト。
- 前記上段枠部の両側部と前記下段枠部の両側部が、連結棒によって近接離間可能に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフロアリフト。
- 前記上段コンベヤ及び前記下段コンベヤが、チェーンコンベヤであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のフロアリフト。
- 左右それぞれの側において、前記上段コンベヤは、前記上段枠部に、複数の回動部材によって連結され、
前記各回動部材は、前記上段枠部に対して回動可能であるとともに、前記上段コンベヤに対して回動可能であり、
前記各回動部材の回動によって、前記上段コンベヤが前記上段枠部に近接離間することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のフロアリフト。
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