JP2017094917A - ストップランプセンサ - Google Patents

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Shohei Yoshimitsu
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Abstract

【課題】電源部からの電源供給を遮断して暗電流をゼロとすることができるストップランプセンサを提供する。【解決手段】磁界の変化によりオンオフ動作するリードセンサ102と、この磁界の変化によりブレーキ操作の検出を行なう磁気検出部104と、磁気検出部104に電源供給を行なうトランジスタ106と、イグニッション電源IGのオンオフ状態とリードセンサ102のオンオフ状態によりオンオフ動作してトランジスタ106のゲート電圧VGをオンオフ制御する制御部108と、を有し、イグニッション電源IGがオフ状態及びリードセンサ102がオフ状態のときに、トランジスタ106がオフ状態となって、磁気検出部104が動作停止状態となるようにストップランプセンサ3を構成する。【選択図】図3

Description

本発明は、ストップランプセンサに関する。
従来の技術として、主に自動車のブレーキペダル操作時の、ストップランプの消灯、点灯制御等に用いられるストップランプセンサ及びこれを用いたストップランプ装置が知られている(特許文献1参照)。
このストップランプセンサは、ストップランプと、イグニッション電源(+IG)のオンオフにかかわらず電源供給可能なバッテリ電源(+B)から電力供給されるブレーキスイッチと、ブレーキスイッチの信号に基づいてストップランプの制御信号を出力するイグニッション電源を電源とするストップランプ制御部と、イグニッション電源がオン状態でのブレーキスイッチの信号の伝達経路をストップランプ制御部に切り替え、イグニッション電源がオフ状態でのブレーキスイッチの信号の伝達経路をストップランプ制御部を迂回した迂回路に切り替える、切替部とを備えて構成されている。
上記のような構成によれば、バッテリ電源を必要とする回路がストップランプ制御部から分離されているので、イグニッション電源がオフ状態でイグニッション電源のみを電源とするストップランプ制御部に流れる暗電流を低減することができる上に、イグニッション電源がオフ状態であっても、運転者のブレーキ操作に連動してストップランプを点灯/消灯させることができる。すなわち、イグニッション電源がオフ状態でもストップランプ制御部を介さずに直接ストップランプ駆動部にブレーキスイッチのオンオフ信号を伝達できる。そして、ストップランプのオンオフ制御を実行するために、イグニッション電源がオフ状態で電流をストップランプ制御部に供給しなくてもよくなるので暗電流を低減できる、とされている。
特開2010−143488号公報
しかし、この従来のストップランプセンサは、イグニッション電源がオフ状態でのブレーキスイッチの信号の伝達経路をストップランプ制御部を迂回した迂回路に切り替えるための切替部をブレーキスイッチ側に新たに設ける必要がある。また、イグニッション電源がオフ状態であっても、切替部を有するブレーキスイッチ側には暗電流が流れる。したがって、ストップランプセンサの全体としては暗電流の低減が十分ではない、という問題があった。
従って、本発明の目的は、電源部からの電源供給を遮断して暗電流をゼロとすることができるストップランプセンサを提供することにある。
[1]本発明は、上記の目的を達成するため、磁界の変化によりオンオフ動作するリードセンサと、前記磁界の変化によりブレーキ操作の検出を行なう磁気検出部と、前記磁気検出部に電源供給を行なうトランジスタと、イグニッション電源のオンオフ状態と前記リードセンサのオンオフ状態によりオンオフ動作して前記トランジスタのゲート電圧をオンオフ制御する制御部と、を有し、前記イグニッション電源がオフ状態及び前記リードセンサがオフ状態のときに、前記トランジスタがオフ状態となって、前記磁気検出部が動作停止状態となることを特徴とするストップランプセンサを提供する。
[2]前記磁界の変化は、前記ブレーキ操作に伴うマグネットの位置変化によるものであることを特徴とする上記[1]に記載のストップランプセンサであってもよい。
[3]また、前記磁気検出部は、前記イグニッション電源がオン状態のときは、常に動作状態であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のストップランプセンサであってもよい。
本発明によれば、電源部からの電源供給を遮断して暗電流をゼロとすることができる。
図1は、本実施の形態に係るストップランプセンサを備えたブレーキ装置が搭載された全体ブロック図である。 図2は、本実施の形態に係るストップランプセンサの要部断面図である。 図3は、本実施の形態に係るストップランプセンサの回路構成図である。 図4は、イグニッション電源とリードセンサの論理組合せによる磁気検出部の動作状態を示す論理表である。
[実施の形態]
(ストップランプセンサ3の構成)
図1は、本実施の形態に係るストップランプセンサ3を備えたブレーキ装置2が搭載された全体ブロック図である。本実施の形態に係るストップランプセンサ3は、磁界の変化によりオンオフ動作するリードセンサ102と、この磁界の変化によりブレーキ操作の検出を行なう磁気検出部104と、磁気検出部104に電源供給を行なうトランジスタ106と、イグニッション電源IGのオンオフ状態とリードセンサ102のオンオフ状態によりオンオフ動作してトランジスタ106のゲート電圧Vをオンオフ制御する制御部108と、を有し、イグニッション電源IGがオフ状態及びリードセンサ102がオフ状態のときに、トランジスタ106がオフ状態となって、磁気検出部104が動作停止状態となるように構成されている。上記の磁界の変化は、車両のブレーキ操作に伴うマグネットの位置変化によるものである。また、磁気検出部104は、イグニッション電源IGがオン状態のときは、常に動作状態である。
図1に示すように、ブレーキ装置2は、例えば、乗員の足により操作されるブレーキペダル20と、操作によるブレーキペダル20の移動距離に応じた信号を出力するストップランプセンサ3と、を備えて概略構成されている。このブレーキペダル20は、例えば、一方端部が車両に回転可能に支持され、他方端部が乗員の方向に屈曲し、この他方端部には、足を乗せるプレートが設けられている。ストップランプセンサ3については、後述する。
イグニッションスイッチ4は、例えば、キーをシリンダに差し込んで回転させることにより、OFF(電源をオフする操作位置)、ACC(一部の電子機器が使える操作位置)、ON(全ての電子機器が使える操作位置)、START(エンジンを始動させる操作位置)等の操作位置に応じたイグニッション信号を出力するものである。また、後述する図3に示すように、このイグニッションスイッチ4は、イグニッションOFF時を除いて、ストップランプセンサ回路部100にイグニッション電源IGを供給する。
バッテリ6は、車両の電子機器等に電力を供給するものである。車両ECU10に電源電圧+Bを供給し、これを介して、ストップランプセンサ3等に電源が供給される。また、後述する図3に示すように、このバッテリ6は、ストップランプセンサ回路部100に電源+Bを供給する。
ストップランプ7は、例えば、ブレーキ装置2の操作に応じて車両の前後に配置されたストップランプ7を点灯または消灯等するように構成されている。
車両ECU10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12およびROM(Read Only Memory)13等を含んで構成されている。CPU11は、例えば、ROM13に格納されたプログラムを読出し、これを実行することにより所定の処理を行う半導体素子である。車両ECU10は、例えば、ストップランプセンサ3から入力されるストップランプ信号Vに基づいて、ランプ制御信号Vによってストップランプ7の点灯、消灯、点滅等を制御する。
(ストップランプセンサ3の構成)
図2は、本実施の形態に係るストップランプセンサ3の要部断面図である。なお、図2は、ストップランプセンサ3の移動部材31が本体30側からばね33に押圧されてA方向に移動した状態、すなわち、ブレーキペダル20が踏み込まれた状態での移動部材31の位置を示している。
このストップランプセンサ3は、例えば、移動部材31の先端部311がブレーキペダル20に接触するように、車両に取り付けられている。また、ストップランプセンサ3は、例えば、乗員の操作による、ブレーキペダル20の操作に伴ってストップランプセンサ3の移動部材31が、図2に示すように、矢印A方向に移動し、ストップランプ7を点灯させるように構成されている。さらに、ストップランプセンサ3は、例えば、ブレーキペダル20から矢印A方向の反対方向の力が付加されている。
ストップランプセンサ3は、例えば、図2に示すように、箱形状を有する本体30と、本体30に対して移動可能に設けられた移動部材31と、移動部材31に設けられた磁界発生部材としての磁石32と、移動部材31に弾性力を付加するばね33と、本体30内に設けられた基板37を備えている。基板37上には、ストップランプセンサ回路部100を構成する、リードセンサ102、磁気検出部(MRIC)104、トランジスタ106、制御部108、抵抗110等が実装されている。
本体30は、例えば、一方端部に円筒部301、他方端部にコネクタ部38が形成されている。また、本体30は、例えば、移動部材31の移動方向(矢印A方向)に直交する面を形成する仕切部302を本体30内に有し、本体30の内とコネクタ部38とを仕切っている。
円筒部301は、例えば、貫通孔を有し、その貫通孔には、移動部材31のロッド310が挿入され、円筒部301の先端からロッド310の先端部311が突出している。このロッド310は、ブレーキペダル20と接触しており、ブレーキペダル20の操作位置に応じて移動する。
移動部材31は、例えば、円筒部301の貫通孔の形状に応じた形状を有する上記のロッド310と、ロッド310の端部に形成されたストッパ312と、を備えて概略構成されている。
ストッパ312は、例えば、移動の際に基板37及び基板上に実装された回路等に接触せず、また、円筒部301の貫通孔よりも大きくなるような形状を備えている。このストッパ312のロッド310が形成された面の反対側の面には、磁石32が取り付けられている。また、この反対側の面と仕切部302の間には、例えば、ばね33が設けられている。従って、移動部材31は、例えば、図2の紙面の右側から左側方向(矢印A方向)の弾性部材33による弾性力を受けている。すなわち、乗員がブレーキ操作を行ったとき、ブレーキペダル20の移動に伴って、移動部材31が、弾性部材33の付勢力によって矢印A方向に移動する。また、乗員がブレーキ操作を終了した後、矢印A方向とは反対方向のブレーキペダル20の移動に伴って、移動部材31は、図2に示す位置から矢印A方向とは反対方向の初期位置に復帰するように構成されている。
磁石32は、例えば、プラマグ、ネオジウム等の永久磁石である。この磁石32による磁界(磁束)は、後述する磁気検出部104の感磁面に作用する。
(ストップランプセンサ回路部100の構成)
図3は、本実施の形態に係るストップランプセンサの回路構成図である。
(リードセンサ102)
リードセンサ102は、磁気感応スイッチである。例えば、2本の強磁性体リードがある接点間隔を持って相対し,ガラス管の中に封入されている。ガラス管の中には接点の活性化を防ぐために窒素ガスが封入され、信頼性の向上および長寿命化がはかられている。このリードセンサにリードの軸方向に外部磁界を加えると、リードの相対した自由端が互いに吸着、接触して回路を閉ざすことができ、リードセンサ102は、リードスイッチとして動作する。また、磁界を取り去ればリードの弾性により接触したリードを離間させることができる。このような構成、動作により、外部磁界の変化により、スイッチのオンオフ動作を行なうことができる。
リードセンサ102は、磁界の変化として、ストップランプセンサ内に設けられた32磁石の移動によるものを想定している。なお、ストップランプセンサ3の外部に設けられた磁石や、リードセンサ102の近傍にバイアス磁石を配置し、このバイアス磁石の磁界が外部の強磁性体の移動により変化する等の構成でもよい。
リードセンサ102は、図3に示すように、端部102aは、制御部108の第1の入力端子108a、及び、抵抗110の端部110bと接続されている。また、端部102bは、グランドGNDと接続されている。
(磁気検出部(MRIC)104)
磁気検出部104は、例えば、磁石により生じる磁界の変化を感磁面で受け、この磁界の変化を信号として出力する磁気センサである。これにより、ストップランプセンサ3は、ブレーキペダル20と共に移動する移動部材31の移動を、非接触で検出することが可能である。この磁気センサとしては、例えば、磁気抵抗センサ(MagneticResistance Sensor)、ホールセンサ等が用いられる。本実施の形態では、磁界(磁束)の方向の変化により抵抗値が変化して、磁界の変化を信号として出力する磁気抵抗センサ(MRセンサ:MRIC)を使用する。
磁気検出部(MRIC)104は、図3に示すように、端子104aとトランジスタ106のドレインDとが接続されて電源が供給され、端子104bは、グランドGNDと接続されている。なお、磁気検出部(MRIC)104の内部は、例えば、磁気抵抗素子がブリッジ構成とされ、2つの中点電圧の差分がバッファー等を介して、端子104c、端子104dからストップランプ信号V、出力信号VOUTとして出力される。
(トランジスタ106)
トランジスタ106は、図3に示すように、P-MOSトランジスタであって、ゲートGが制御部108の出力端子108cに接続され、ソースSが電源電圧+Bに接続され、ドレインDが磁気検出部(MRIC)104の端子104aに接続されている。トランジスタ106はP-MOSであるので、ゲート電圧VがL(Low)の場合にスイッチオンとなり、磁気検出部(MRIC)104に電源が供給される。一方、ゲート電圧VがH(High)の場合にはスイッチオフとなる。なお、トランジスタは、ローサイドスイッチとすることにより、N-MOSトランジスタを使用することもできる。
(制御部108)
制御部108は、図3に示すように、NOR回路である。第1の入力端子108aは、リードセンサ102の端部102a、及び、抵抗110の端部110bと接続されている。第2の入力端子108bは、イグニッション電源(+IG)と接続されている。また、出力端子108cは、トランジスタ106のゲートGに接続されている。
制御部108であるNOR回路は、入力がL(Low)、L(Low)の場合に、出力がH(High)になる。この他の入力の組合せでは、出力がL(Low)になる。なお、図3に示すように、このNOR回路は、第1の入力端子108aは、負論理で動作するものとする。したがって、第1の入力端子108aがH(High)、第2の入力端子108bがL(Low))の場合に、出力がH(High)になる。この他の入力の組合せでは、出力がL(Low)になる。
(抵抗R 110)
抵抗R 110は、プルアップ抵抗として、端部110aが電源+B、及びトランジスタ106のソースS端子に接続されている。また、端部110bは、リードセンサ102の端部102a、及び制御部108の第1の入力端子108aに接続されている。
(ストップランプセンサ回路部100の動作)
図4は、イグニッション電源とリードセンサの論理組合せによる磁気検出部の動作状態を示す論理表である。
図1に示すブレーキペダル20が踏み込まれない状態では、リードセンサ102がオープン状態である。一方、ブレーキペダル20が踏み込まれた状態では、リードセンサ102がショート状態になる。このリードセンサ102のオープン、ショートの切り替えは、ブレーキペダル20の動きに連動する図2で示した磁石32の移動によるものである。
図4に示すように、イグニッション電源IGがオン又はオフ状態にされた場合と、ブレーキペダル20の操作に連動したリードセンサ102のオープン又はショート状態の組合せにより、磁気検出部(MRIC)104の動作、動作停止のいずれかの状態に制御することができる。
図1に示すブレーキペダル20が踏み込まれない状態では、リードセンサ102がオープン状態である。また、イグニッション電源IGがオフ状態の場合は、図4に示すように、磁気検出部(MRIC)104は、動作停止状態となる。これは、制御部108であるNOR回路の出力端子108cがH(High)となり、P-MOSトランジスタ106がオフとなって、磁気検出部(MRIC)104の端子104aにトランジスタ106のドレインDから電源が供給されないからである。したがって、暗電流はゼロである。
図1に示すブレーキペダル20が踏み込まれない状態では、リードセンサ102がオープン状態である。また、イグニッション電源IGがオン状態の場合は、図4に示すように、磁気検出部(MRIC)104は、動作状態となる。これは、制御部108であるNOR回路の出力端子108cがL(Low))となり、P-MOSトランジスタ106がオンとなって、磁気検出部(MRIC)104の端子104aにトランジスタ106のドレインDから電源が供給されるからである。
一方、図1に示すブレーキペダル20が踏み込まれた状態では、リードセンサ102がショート状態である。また、イグニッション電源IGがオフ状態の場合は、図4に示すように、磁気検出部(MRIC)104は、動作状態となる。これは、制御部108であるNOR回路の出力端子108cがL(Low))となり、P-MOSトランジスタ106がオンとなって、磁気検出部(MRIC)104の端子104aにトランジスタ106のドレインDから電源が供給されるからである。
同様に、図1に示すブレーキペダル20が踏み込まれた状態では、リードセンサ102がショート状態である。また、イグニッション電源IGがオン状態の場合は、図4に示すように、磁気検出部(MRIC)104は、動作状態となる。これは、制御部108であるNOR回路の出力端子108cがL(Low))となり、P-MOSトランジスタ106がオンとなって、磁気検出部(MRIC)104の端子104aにトランジスタ106のドレインDから電源が供給されるからである。
以上のストップランプセンサ回路部100の動作をまとめると、ブレーキペダル20が踏み込まれずにリードセンサ102がオープン状態であって、かつ、イグニッション電源IGがオフ状態の場合には、磁気検出部(MRIC)104が動作停止状態となる。上記の組み合わせ以外では、磁気検出部(MRIC)104は動作状態となる。
以上をまとめると、イグニッション電源IGがオン状態のときは、磁気検出部104は、常に動作状態である。
また、イグニッション電源IGがオフ状態のときは、ブレーキペダル20が操作された状態では、リードセンサ102がショート状態であり、磁気検出部104は動作状態である。一方、ブレーキペダル20が操作されない状態では、リードセンサ102がオープン状態であり、磁気検出部104は動作停止状態である。
磁気検出部104が動作状態のときは、図3に示すように、磁気検出部104にトランジスタ106を介して電源+Bが供給される。磁気検出部104は、ブレーキ操作に伴う磁界の変化を検出信号VOUTとして、OUT端子104dから出力することができる。また、図1、3に示すように、磁気検出部104は、ブレーキ操作に伴う磁界の変化に基づいてストップランプ7を点灯制御するランプ制御信号VをS/L端子104cから出力することができる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、次のような効果を有する。
(1)本実施の形態に係るストップランプセンサは、リードセンサ102を用いて、ブレーキペダル20が操作されない状態では、磁気検出部104を動作停止状態とする。すなわち、イグニッション電源IGがオフ状態の場合でリードセンサ102がオープン状態のときは、トランジスタ106をオフとして磁気検出部104への電源供給を遮断する。これにより、暗電流をゼロとすることができる。
(2)一方、イグニッション電源IGがオン状態のときは、ブレーキペダル20の操作に関わらずに磁気検出部104を常に動作状態とする。これにより、イグニッション電源IGがオン状態のときには、ブレーキペダル20の操作によりいつでもストップランプを点灯制御できる。
(3)小型リードセンサを用いることにより、磁気検出部(MRIC)と一体化した小型のストップランプセンサが可能となる。
(4)ストップランプセンサ3内に組み込んだ磁石の移動による磁界変化をリードセンサ102のオンオフのトリガーに使用できると共に、磁気検出部104の検出対象とすることによりブレーキ操作の検出を行なうことができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…ブレーキ装置
3…ストップランプセンサ
4…イグニッションスイッチ
6…バッテリ
7…ストップランプ
10…ECU車両
20…ブレーキペダル
30…本体
31…移動部材
32…磁石
33…弾性部材
37…基板
38…コネクタ部
100…ストップランプセンサ回路部
102…リードセンサ
104…磁気検出部
106…トランジスタ
108…制御部
110…抵抗
301…円筒部
302…仕切部
310…ロッド
311…先端部
312…ストッパ

Claims (3)

  1. 磁界の変化によりオンオフ動作するリードセンサと、
    前記磁界の変化によりブレーキ操作の検出を行なう磁気検出部と、
    前記磁気検出部に電源供給を行なうトランジスタと、
    イグニッション電源のオンオフ状態と前記リードセンサのオンオフ状態によりオンオフ動作して前記トランジスタのゲート電圧をオンオフ制御する制御部と、を有し、
    前記イグニッション電源がオフ状態及び前記リードセンサがオフ状態のときに、前記トランジスタがオフ状態となって、前記磁気検出部が動作停止状態となることを特徴とするストップランプセンサ。
  2. 前記磁界の変化は、前記ブレーキ操作に伴うマグネットの位置変化によるものであることを特徴とする請求項1に記載のストップランプセンサ。
  3. 前記磁気検出部は、前記イグニッション電源がオン状態のときは、常に動作状態であることを特徴とする請求項1又は2に記載のストップランプセンサ。
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