JP2017094010A - 放射線撮像装置、制御装置、放射線撮像システム、および放射線撮像システムの制御方法 - Google Patents

放射線撮像装置、制御装置、放射線撮像システム、および放射線撮像システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放射線撮像システムにおいて、通信経路に応じて適切に放射線の照射を制御するために有利な技術を提供する。【解決手段】放射線源1003から照射された放射線を検出する放射線検出器1001と、放射線検出器1001と有線或いは無線で選択的に通信可能であり、且つ、放射線検出器1001と放射線源1003を制御する制御手段1002と、を備えた放射線撮像システムにおいて、放射線検出器1001の検出結果に基づいて、放射線検出器1001への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する判定手段を備え、制御手段1002は、判定手段の判定結果に基づいて、放射線源1003を制御するとともに、判定手段は、選択されている通信形態が無線か有線かに応じて所定の判定基準を切り替えることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、放射線撮像装置、制御装置、放射線撮像システム、および放射線撮像システムの制御方法に関する。
X線等の放射線による医療画像診断や非破壊検査に用いる放射撮像装置として、TFT(薄膜トランジスタ)等のスイッチと光電変換素子等の変換素子とを組み合わせた画素アレイを有するマトリクス基板を有する放射線撮像装置が実用化されている。放射線撮像装置は、生成した放射線画像を有線通信および無線通信によって制御装置に転送する。
近年、放射線撮像装置の多機能化が検討されている。その一つとして、放射線の照射をモニタする機能を内蔵することが検討されている。この機能によって、例えば、放射線源からの放射線の照射が開始されたタイミングの検知、放射線の照射を停止されるべきタイミングの検知、放射線の照射量または積算照射量の算出が可能になる。
特許文献1では、放射線の照射をモニタする画素を有する放射線撮像装置、放射線源、制御装置で構成される放射線撮像システムが開示されている。当該放射線撮像システムは、照射を停止すべきタイミングを検知すると、放射線撮像装置より制御装置へ無線通信により照射停止信号が送信される。
特開2013−162963号公報
しかしながら、特許文献1において、放射線撮像装置は照射停止信号を無線通信にて送信している。無線通信は有線通信と比較して、通信速度が遅く、ノイズなどの影響が及びやすく通信精度が不安定である。そのため、使用環境および通信環境に応じて、適切な照射量で放射線を停止できないおそれがあった。
そこで、本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、放射線撮像システムにおいて、通信経路に応じて適切に放射線の照射を制御するために有利な技術を提供する。
放射線源から照射された放射線を検出する放射線検出器と、該放射線検出器と有線或いは無線で選択的に通信可能であり、且つ、前記放射線検出器と前記放射線源を制御する制御手段と、を備えた放射線撮像システムにおいて、前記放射線検出器の検出結果に基づいて、前記放射線検出器への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する判定手段を備え、前記制御手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記放射線源を制御するとともに、前記判定手段は、選択されている通信形態が無線か有線かに応じて前記所定の判定基準を切り替えることを特徴とする。
放射線撮像システムにおいて、通信経路に応じて適切に放射線の照射を制御するために有利な技術を提供する。
第一の実施形態における放射線撮像システムを示す図である。 第一の実施形態における制御装置が授受する情報を示す図である。 第一の実施形態における放射線撮像装置の外観を示す図である。 第一の実施形態における放射線撮像装置の構成を示す図である。 第一の実施形態における通信手段と線量制御との関係を示す図である。 第一の実施形態における判定手段の処理を示す図である。 第二の実施形態における線量制御を示すフローチャートである。 第三の実施形態における線量制御を示すフローチャートである。 第四の実施形態における放射線撮像システムを示す図である。
(第一の実施形態)
図1を用いて、第一の実施形態における放射線撮像システムについて説明する。放射線撮像システム1000は、例えば病院内での放射線画像の撮影時において使用される。放射線撮像システム1000は、放射線撮像装置1001、制御装置1002、放射線源1003、放射線発生装置1004を有して構成される。
放射線撮像装置1001は、放射線源から照射された被写体(患者または被験者)を透過した放射線に応じた放射線画像を生成する。放射線撮像装置1001は、制御装置1002へ、撮影した放射線画像を転送する。本実施形態において、放射線撮像装置1001は、放射線源1003から照射された放射線の到達線量を検出し、且つ検出した到達線量に基づいて放射線の照射を制御すべきか否かを所定の判定基準で判定する。さらに、放射線撮像装置1001は、当該判定結果を制御装置1002に有線あるいは無線通信にて送信し得る。
制御装置1002は、放射線撮像装置1001に対して、例えば撮影条件の設定、動作制御などを行う。更に、制御装置1002は、放射線撮像装置1001(放射線検出器100)の検出結果に基づいて放射線発生装置1004に対し放射線源1003から照射する放射線の制御を行う。制御装置1002は、外部との通信を行い、種々の情報を媒介する通信制御部10021と、放射線撮像システム1000を統括制御する制御部10022とを備える。通信制御部10021は、放射線発生装置1004、放射線撮像装置1001と通信を行い得る。通信制御部1002は、院内LAN1005を介して、他のシステムとの通信を行い得る。制御部10022は、通信制御部10021を経由して取得した情報から放射線撮像装置1001と放射線発生装置1004の状態を監視し、放射線源1003からの放射線の照射を制御する。ここで、放射線撮像システム1000において、通信制御部10021の配置はこれに限られるものではなく、制御装置1002とは、別体の装置であってもよい。
制御装置1002は、撮影条件の設定、動作制御、画像情報などの情報の入力、出力を可能とするため各種のデバイスを備える。入力デバイスは、例えば、キーボードなどの文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサ、タッチパッドなどを含む、ユーザの操作を受け付けるための入力デバイスである。出力デバイスは、ディスプレイやモニタ等からなる。
放射線発生装置1004は、放射線源1003から放射線を照射するように制御する。放射線発生装置1004は、照射スイッチを有し、ユーザが照射スイッチを押すことにより、放射線源1003から放射線を照射させる。放射線源1003は、例えば放射線を発生させるために電子を高電圧で加速し、陽極に衝突させる放射線管とロータを有している。
次に、図2を用いて、放射線撮像システム1000内で授受される各種情報について説明する。図2は、制御装置1002と放射線撮像装置1001および放射線発生装置1004との間で授受される情報を示した図である。
制御装置1002は、放射線撮像装置1001との間で、撮影条件、動作制御信号、放射線画像、到達線量、線量制御の判定結果などの情報が授受される。制御装置1002は、放射線発生装置1004との間で、線量情報、照射制御信号などがやりとりされる。
ここで、線量情報は、放射線源1003から照射される照射線量を示す。到達線量とは、放射線源1003から照射される照射線量のうち、放射線検出器(図4における100)へ到達した放射線量を示す。また、線量制御の判定結果とは、例えば、放射線源1003からの照射を停止させるための照射停止信号と、放射線源1003からの照射を継続させるための非照射停止信号の2つを少なくとも含む。
図3に、放射線撮像装置1001の外観の例を示す。放射線撮像装置1001は、放射線源から照射された放射線の到達線量を検出する放射線検出器(図4中100)を有する。放射線撮像装置1001は、筺体1011を有する。筺体1011は、少なくとも放射線検出器100を内部に収容する。例えば、放射線撮像装置1001は、可搬型の放射線撮像装置1001である。
放射線撮像装置1001は、電源ボタン1007、バッテリ部1008、コネクタ接続部1009を備える。これら構成物は、筺体1011の側面に配置されうる。電源ボタン1007は、放射線撮像装置1001の各構成部へ電力供給の開始・停止の操作を外部から受け付ける機能を有する。電源ボタン1007は例えば、押しボタン式のスイッチ、切り替えスイッチ、タッチパネルが用いられうる。
バッテリ部1008は、バッテリに充電された所定の電圧を放射線撮像装置1001の各構成部へ電力供給する。バッテリ部1008は、着脱可能に構成されていてもよく、バッテリは充電器によって充電される。
放射線撮像装置1001は、制御装置と有線或いは無線で通信可能に構成されている。放射線撮像装置1001は、有線通信手段としてコネクタ接続部1009を備える。さらに、放射線撮像装置1001は、有線通信手段としてケーブル1010を備えていてもよい。放射線撮像装置1001は、有線通信手段を介して制御装置1002と情報の授受を行い得る。コネクタ接続部1009は、放射線撮像装置1001と制御装置1002とをケーブル1010を使用して機械的、電気的に接続可能である。
制御装置1002は、放射線撮像装置1001と有線あるいは無線で選択的に通信し得る。ケーブル1010が、放射線撮像装置1001と制御装置1002とに接続されると、これらの間の通信経路が有線通信に自動で切り替わる。当該切り替え制御は、制御装置1002が行う。なお、制御装置1002は、通信経路を自動で切り替えずに、入力デバイスへの入力により有線通信と無線通信のいずれの通信経路で情報を取得するかを選択可能な構成にしてもよい。
図4では、本実施形態における放射線撮像装置1001の構成を示す図である。放射線撮像装置1001は、放射線検出器100を有する。放射線検出器100は、複数の行および複数の列を構成するように配列された複数の画素を有する。以下の説明では、放射線検出器100における複数の画素が配置された領域を撮像領域とする。該複数の画素は、放射線画像の取得のための複数の撮像画素101と、放射線の検知のための検知画素121とを含む。撮像画素101は、放射線を電気信号に変換する第1変換素子102と、列信号線106と第1変換素子102との間に配置された第1スイッチ103とを含む。検知画素121は、放射線を電気信号に変換する第2変換素子122と、検知信号線125と第2変換素子122との間に配置された第2スイッチ123とを含む。
第1変換素子102および第2変換素子122は、放射線を光に変換するシンチレータおよび光を電気信号に変換する光電変換素子とで構成される。シンチレータは、一般的には、撮像領域を覆うようにシート状に形成され、複数の画素によって共有されうる。あるいは、第1変換素子102および第2変換素子122は、放射線を直接に光に変換する変換素子で構成されうる。
第1スイッチ103および第2スイッチ123は、例えば、非晶質シリコンまたは多結晶シリコン(好ましくは多結晶シリコン)などの半導体で活性領域が構成された薄膜トランジスタ(TFT)を含みうる。
放射線撮像装置1001は、複数の列信号線106および複数の駆動線104を有する。各列信号線106は、撮像領域における複数の列のうちの1つに対応する。各駆動線104は、撮像領域における複数の行のうちの1つに対応する。各駆動線104は、駆動用回路221によって駆動される。
第1変換素子102の第1電極は、第1スイッチ103の第1主電極に接続され、第1変換素子102の第2電極は、バイアス線108に接続される。ここで、1つのバイアス線108は、列方向に延びていて、列方向に配列された複数の変換素子102の第2電極に共通に接続される。バイアス線108は、電源回路226からバイアス電圧Vsを受ける。1つの列を構成する複数の撮像画素101の第1スイッチ103の第2主電極は、1つの列信号線106に接続される。1つの行を構成する複数の撮像画素101の第1スイッチ103の制御電極は、1つの駆動線104に接続される。
複数の列信号線106は、読出し用回路222に接続される。ここで、読出し用回路222は、複数の検知部132と、マルチプレクサ134と、アナログーデジタル変換器(以下、AD変換器)136とを含みうる。複数の列信号線106のそれぞれは、読出し用回路222の複数の検知部132のうち対応する検知部132に接続される。ここで、1つの列信号線106は、1つの検知部132に対応する。検知部132は、例えば、差動増幅器を含む。マルチプレクサ134は、複数の検知部132を所定の順番で選択し、選択した検知部132からの信号をAD変換器136に供給する。AD変換器136は、供給された信号をデジタル信号に変換して出力する。
第2変換素子122の第1電極は、第2スイッチ123の第1主電極に接続され、第2変換素子122の第2電極は、バイアス線108に接続される。第2スイッチ123の第2主電極は、検知信号線125に電気的に接続される。第2スイッチ123の制御電極は、駆動線124に電気的に接続される。放射線撮像装置1001は、複数の検知信号線125を有しうる。1つの検知信号線125には、1または複数の検知画素121が接続されうる。駆動線124は、駆動用回路241によって駆動される。1つの駆動線124には、1または複数の検知画素121が接続されうる。
検知信号線125は、読出し用回路242に接続される。ここで、読出し用回路242は、複数の検知部142と、マルチプレクサ144と、AD変換器146とを含みうる。複数の検知信号線125のそれぞれは、読出し用回路242の複数の検知部142のうち対応する検知部142に接続されうる。ここで、1つの検知信号線125は、1つの検知部142に対応する。検知部142は、例えば、差動増幅器を含む。マルチプレクサ144は、複数の検知部142を所定の順番で選択し、選択した検知部142からの信号をAD変換器146に供給する。AD変換器146は、供給された信号をデジタル信号に変換して出力する。読出し用回路242(AD変換器146)の出力は、信号処理部224に供給され、信号処理部224によって処理される。信号処理部224は、読出し用回路242(AD変換器146)の出力に基づいて、放射線撮像装置1001に対する放射線の照射を示す情報を出力する。具体的には、信号処理部224は、例えば、放射線撮像装置1001に対する放射線の照射を検知したり、放射線の照射量および/または積算照射量を演算したりする。信号処理部224は、到達線量と予め定められた閾値(基準値)とに基づいて放射線源103の照射を制御すべきか否かを判定する。本実施形態において、信号処理部224は、判定手段として機能する。
制御用回路225は、駆動用回路221、読出し用回路222、駆動用回路241、読出し用回路242を統括制御する。制御用回路225は、信号処理部224からの情報に基づいて、駆動用回路221、241および読出し用回路222、242を制御する。制御用回路225は、信号処理部224からの情報に基づいて、例えば、露出(撮像画素101による照射された放射線に対応する電荷の蓄積)の開始および終了を制御する。
通信部227は、放射線検出器100の検出結果を制御装置1002へ通信する機能を有する。通信部227は有線通信手段と無線通信手段の2つの通信手段を有する。
制御装置1002は、放射線撮像装置1001と有線或いは無線で選択的に通信可能である。放射線撮像装置1001と制御装置1002との情報の授受は、通信制御部10021と2つの通信手段の少なくともいずれか一方で通信を行い得る。ここで、各通信手段の違いについて説明する。無線通信手段での通信は、有線通信と比較して放射線撮像装置1001の可搬性に優れる。そのため、放射線撮像装置1001は、一般撮影、長尺撮影、回診放射線撮影等の種々の撮影で用いることが可能である。
一方、無線通信手段での通信は、有線通信よりも通信速度が遅い。また、無線通信は有線通信と比較してノイズなどの影響が及びやすく通信精度が不安定である。そのため、放射線撮像システム1000を使用するユーザは、2つの通信手段を選択可能であるため、それぞれの利点を考慮して線量制御を利用した放射線撮影を選択し得る。
有線通信手段は、情報伝達のための経路を構成する回路および上述したコネクタ部1009等を含む。有線通信手段による情報の授受は、例えば所定の取り決めを持つ通信規格が用いられる。通信規格は、一例として、RS232CやUSB、(登録商標)が用いられ得る。通信規格は、その他装置間で所定の取り決めをもつ独自の規格でもよい。
無線通信手段は、同様に情報伝達のための経路を構成する回路等を含む。例えば、通信用の回路などを備える回路基板とアンテナ(不図示)を含んで構成される。当該アンテナは無線電波の送受信を行う。無線通信手段は、一例としてアンテナを介して無線LANに基づいたプロトコルの通信処理を行う。なお、無線通信手段は、無線通信における無線通信の周波数帯、規格や方式には特に限定無くBluetooth(登録商標)などの近接無線やUWBなどの方式を使用してもよい。また、無線通信手段は、複数の無線通信の方式を有し、複数の通信方式の中から選択して通信を行い得る。
ここで、放射線検出器100の構成はこれに限られるものではない。すなわち、第一の放射線検出器とは異なる別体構成の第二の放射線検出器を更に有していてもよい。そして、第二の放射線検出器は、放射線源から照射された放射線の到達線量を検出し、積算照射量の演算に用いる。さらに、当該第二の放射線検出器は、放射線撮像装置1001の筺体1010の外部に配置されていてもよい。第二の放射線検出器は、例えば、イオンチャンバであり得る。
次に、図5を用いて、本実施形態における放射線撮像システム1000の線量制御動作について説明する。放射線撮像システム1000は、有線通信手段および無線通信手段のいずれの通信手段が制御装置1002に接続されているかに基づいて、判定手段の判定基準を決定する。
第一の実施形態では、図5に示すように放射線撮像装置1001の通信部227と制御装置1002の間の通信手段によって、線量制御の閾値を変更する。図5(A)は、放射線撮像装置1001と制御装置1002の間が有線通信手段で通信される場合を示す。図5(B)、(C)は、放射線撮像装置1001と制御装置1002の間が無線通信手段で通信される場合を示す。図5(B)は、放射線撮像装置1001と制御装置1002の間の無線通信の環境が良好である場合を示す。図5(C)は、放射線撮像装置1001の通信部227と制御装置1002の間が無線通信の環境が良好でない場合を示す。
放射線撮像システム1000において、信号処理部224は、到達線量に基づいて判定処理を行う。
図5(A)では、制御装置1002は、判定結果を実質的に遅延なく取得し、制御が可能である。しかしながら、図5(B)、(c)では、制御装置1002は、無線通信の通信遅延により判定結果を遅延なく取得し、制御できない場合があり得る。そのため、信号処理部224(判定手段)は、制御装置1002と有線で通信する場合には、到達線量の積算値に基づいて判定をする。一方で、信号処理部224(判定手段)は、制御装置1002と無線で通信する場合には、到達線量の積算値と制御装置1002との無線通信の通信遅延時間とに基づいて判定を行う。
換言すると、信号処理部224(判定手段)は、有線通信と無線通信は通信速度の違いに基づいて、有線通信と無線通信かに応じて自動線量制御における照射停止判断の閾値を放射線撮像装置1001内で別の値として保持している。そして、信号処理部224(判定手段)は、照射の停止をすべきか否かの判定を行う。また、放射線撮像装置1001から制御装置1002へ当該判定結果を送信する。なお、無線通信時の閾値は、通信強度、通信速度などの指標から予測される到達時間より決定される。
図6を用いて、無線通信時における信号処理部224(判定手段)の線量制御について具体的に説明する。例えば、図6に示すように、信号処理部224は、放射線撮像装置1001の通信部227と制御装置1002の間が有線通信時には自動線量制御のための閾値をAとして保持している。また、放射線撮像装置1001の通信部227と制御装置1002の間が無線通信時には自動線量制御のための閾値はA―b(bは0より大きい値である)として保持している。
信号処理部224は、有線通信時には到達線量の積算値が閾値Aよりも小さい値であると判定した場合に、放射線撮像装置1001は、制御装置1002へ非照射停止信号を送信するか、あるいは信号を何も送信しない。信号処理部224は、到達線量の積算値が閾値Aと同じか大きい値であると判定した場合に、制御装置1002へ照射停止信号(判定結果)を送信する。当該照射停止信号の受信に応じて制御装置1002は放射線発生装置1004を介して放射線源1003からの照射を停止させる。なお、この際、放射線撮像装置1001は制御装置1002へ到達線量の積算値などを同時に送信してもよい。
一方、無線通信時には、放射線撮像装置1001と制御装置1002との間の通信レートより、制御装置1002内で送信遅延時間を予測して、例えばa[us]の予測遅延時間を放射線撮像装置1001へ出力する。放射線撮像装置1001と制御装置1002との間の通信レートは、放射線撮像システム1000の設置環境等に基づいて変化し得る。
通信レートが低下している場合には、遅延時間が増加し、放射線撮像装置1001が、照射停止信号を送信したとしても送信に時間を要する場合がある。そのため、信号処理部224は、a[us]の予測遅延時間を考慮して、無線通信時の閾値をA−bとし、有線通信時よりも低い閾値とする。信号処理部224は、送信遅延を予測して、実際の積算線量が有線通信時の閾値よりも小さくすることで、制御装置1002は、適切なタイミングで放射線の照射を停止することができる。また、換言すると、信号処理部224は、有線通信時は、実際の積算線量が被写体にとって適切な線量になった場合に判定結果を出力しているともいえる。一方で、無線通信時には、信号処理部224は、被写体にとって適切な線量に到達するよりも前のタイミングで判定結果を出力しているとも言える。
このとき、放射線撮像装置1001は、通信レートに対応する遅延時間のテーブルを予め制御装置1002の内部で予め保持しておいてもよい。例えば通信レートが100Mbpsの際には100[us]の遅延が予測される。制御装置1002は、遅延時間をa[us]として放射線撮像装置1001へ送信する。遅延時間の示すデータテーブルとして、放射線撮像装置1001が保持しておき、閾値の算出に使用しても良い。
また、放射線撮像装置1001が、照射停止判断、照射停止信号を送信することを示しているが、制御装置1002が判定手段を有して実施してもよい。 また、制御装置1002は、無線通信時において、放射線撮像装置1001の自動線量制御を禁止するように制御してもよい。図5(c)に示すように、自動線量制御を禁止する旨を制御装置1002上の表示デバイスに識別可能な形態で表示するように制御しても良い。以下、具体的に説明する。例えば、無線通信信号の強度を示すRSSIが、例えば−80dBm以下、またはSNRが20dB以下であることを一つの指標とする。ここで、RSSIとSNRの少なくともどちらか一方が閾値未満の場合には、制御装置1002は無線通信環境が悪い期間であると判断する。制御装置1002は、当該判断結果に基づいて放射線撮像装置1001の自動線量制御を禁止し得る。なお、制御装置1002は、当該禁止をせずとも、有線通信手段への変更を促すような表示を、制御装置1002上の表示デバイスに表示するように制御しても良い。
また、制御装置1002は、放射線撮像装置1001と制御装置1002間の有線通信と無線通信の設定をケーブル1010の着脱に応じて変更し得る。例えば、制御装置1002にケーブル1010が接続された場合には、有線通信となる。そして、制御装置1002にケーブル1010の接続されていない場合(外した場合)には無線通信に変更するように制御する。また、制御装置1002は、ケーブルが装着されたか否かに関わらず入力デバイスよりユーザに通信手段を選択させるようにしても良い。制御装置1002が通信形態を判定し、即座にその形態による通信手段にすることで、ユーザからは改めて設定し直すことなく、すぐに使用可能となる。また、例えば有線ケーブルを接続している場合にも無線通信で行いたい状況が発生する可能性も加味して、ユーザからの選択も可能としている。
以上、本実施形態の放射線撮影システムにおいて、通信経路に応じて適切に放射線の照射量を取得するために有利な技術を提供し得る
(第二の実施形態)
図7を用いて、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、有線通信手段および無線通信手段のいずれの通信手段が制御装置1002に接続されているかに基づいて、放射線撮像装置1001から送信する情報を変更する点が第一の実施形態と異なる。また、制御装置1002が、放射線検出器100の検出結果に基づいて判定を行う点で第一の実施形態と異なる。つまり、本実施形態において、制御装置1002が、判定手段として機能する。図7は、第二の実施形態における線量制御を示すフローチャートである。以下、フローチャートを用いて具体的に説明する。
S102において、制御装置1002は、有線通信と無線通信のいずれで放射線撮像装置1001と通信するかを決定している。
まず、制御装置1002と放射線撮像装置1001の通信部227が有線通信を行う場合について説明する。S103にて、通信部227は、信号処理部224で検出した到達線量を、制御装置1002に送信する。
S105にて、制御装置1002が到達線量の積算値を算出し、S106にて積算値と閾値とを比較する。ここで、制御装置1002は、積算値が閾値以上であると判定した場合には、S107における処理で放射線発生装置1004へ照射停止信号を送信する。そして、照射停止信号に基づいて放射線発生装置1004は、S108で放射線源1003から放射線の照射を停止させる。
なお、通信部227は、有線通信時には到達線量を、アナログ信号で出力することが好ましい。アナログーデジタル変換が不要となるため処理が速くなる。また、到達線量をアナログ信号で出力することで、制御装置1002側の接続IFをイオンチャンバのIFと共通化することもできるため、制御装置1002の構成を簡易にすることができる。
制御装置1002と放射線撮像装置1001が無線通信を行う場合について説明する。S104にて、信号処理部224は、放射線検出器100で検出した到達線量と到達線量を検出した時間情報とを共にパケットとして一定間隔で制御装置1002に送信する。制御装置1002は、到達線量と当該時間情報を取得する。制御装置1002は、例えば、無線通信の環境等に起因して一つのパケットの転送に失敗した場合であっても、その他のパケットに基づいて転送を失敗した情報を推定し積算線量を予測することができる。このため、制御装置1002は、到達線量の積算値が、閾値に到達する時間を予測した上で照射停止の判定を行うことが可能とする。S107以降の処理については、有線通信時と同じである。制御装置1002は、到達線量および到達線量を取得した時間情報の受信が成功あるいは失敗したことを示すレスポンス(ACK)を返さないことが好ましい。制御装置1002は、あるパケットの情報の取得を失敗してもその他の到達線量から予測することができるため、再送してもらわなくても予測できるため、処理を高速化できる。
以上、本実施形態において、通信方法の違いによる其々の有意なデータもしくは信号を使用して線量制御を行うことができる。そのため、通信経路の遅延時間や送信が失敗した場合であっても、過剰な照射を抑制し、且つ低線量での放射線撮影を実現可能とする。さらに、第二の実施形態では、制御装置1002が、到達線量の積算値から放射線の照射を停止すべきか否かの判定を行っている。このため、イオンチャンバを用いる場合であっても撮像システムと制御装置側のIFを共用することができる。そのため、本システムの導入コストを抑えることができため、ユーザにとって有用である。
(第三の実施形態)
図8を用いて、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、放射線撮像装置1001の通信部227と制御装置1002の間の通信手段によって、通信部227から送信される判定結果の送信方法を変更する。図8は、第三の実施形態における線量制御を示すフローチャートである。以下、フローチャートを用いて具体的に説明する。
S202において、信号処理部224は、到達線量に基づいて到達線量の積算値を算出する。S203において、制御用回路225は、有線通信接続および無線通信接続のいずれで制御装置1002と接続されているかを判断する。なお、当該判定は、制御装置1002が行ってもよい。S204において、信号処理部224は、到達線量の積算値が閾値に達しているかを判定する。ここで、S203において、信号処理部224は、有線通信接続および無線通信接続のいずれで制御装置1002と接続されているかに基づいて判定結果の送信方法が変更される。以下、当該判定結果の送信方法の違いを説明する。
まず、有線通信接続されている場合について説明する。S204において、制御用回路225は、到達線量の積算値が予め決められている閾値よりも小さい場合に、S206の処理を行い、到達線量の積算値が予め決められている閾値と同じか大きい場合に、S205の処理を行う。
S206において、制御用回路225は、制御装置1002に対して非停止信号を常に送信する。一方、S205において、制御用回路225は、停止信号を制御装置1002へ送信する。つまり、制御用回路225は、判定結果を示す2値の信号を送信する。
S210において、制御装置1002は、当該判定結果に応じて放射線発生装置1004へ照射停止信号を送信し、放射線源1003からの放射線の照射を停止させる。有線接続時には、無線通信時よりも通信速度が速いため、S206の判定処理後の信号生成を行って停止信号を送信する方が確実であるため線量制御として好ましい。
次に、無線通信接続されている場合について説明する。S204において、制御用回路225は、到達線量の積算値が予め決められている閾値よりも小さい場合に、S208の処理を行い、到達線量の積算値が予め決められている閾値と同じが大きい場合に、S207の処理を行う。
S208において、制御用回路225は、制御装置1002に対して、照射状態であることを示す信号(以下、照射信号)を送信しつづける。この場合、無線通信の通信方式は、電波、音、光等であり得る。
S207において、制御用回路225は、制御装置1002に対して、通信(通知)を遮断する。s209において、制御装置1002は、無線通信が遮断されたことを判定する。制御装置1002は、無線通信が遮断された場合に、閾値以上になったと終了通知と判断する。無線通信時においては有線通信時と異なり、S207の判定処理後に停止信号を生成せずに、通信を遮断している。このため、制御装置1002は、無線通信された情報が「照射停止信号」であるか否かを読み取る処理が不要となり、応答制御の即応性を向上することができる。また、制御装置1002は、通信障害等により「照射停止信号」の受信が行えなかった場合であっても停止することができる。制御装置1002は、照射信号が途切れることで照射停止を行うため、通信障害に起因する被写体への過剰な被ばくを抑制することができる。
制御装置1002は、有線通信時と同様にS210およびS211の処理を行い、放射線源1003からの照射を停止させる。
有線通信手段と無線通信手段ともに、放射線撮像装置1001内で到達線量の積算と積算値の閾値判定を行い、制御装置1002へは照射停止信号もしくは非照射停止信号を示す信号を送信している。このため、制御装置1002での処理時間を短くすることができ停止制御の即応性を向上することができる。
以上、第三の実施形態では、放射線撮像システムにおいて、到達線量の積算値と閾値との比較をよりリアルタイムな制御に実現可能となる。特に、放射線撮像装置と制御装置とが無線通信で接続されている場合に制御装置側への送信データも簡易的になることで、自動線量制御の即応性が高まり、より低線量化を実現可能となる。
(第四の実施形態)
図9を用いて、第四の実施形態について説明する。第四の実施形態では、放射線撮像装置9001の通信部227と制御装置9002の間の通信によって、放射線撮像装置9001と制御装置9002のいずれかで放射線源の照射を制御すべきか否かを判定するかを決定する。換言すると、制御装置9002は、放射線検出器から到達線量と判定結果のいずれを取得するかを決定している。なお、特に説明しない箇所においては、第一の実施形態と同様の構成である。
図9(A)は、第四の実施形態における、放射線撮像装置9001と制御装置9002との間が有線で通信される場合における放射線撮像システムを示す図である。図9(B)は、第四の実施形態における、放射線撮像装置9001と制御装置9002との間が無線で通信される場合における放射線撮像システムを示す図である。
放射線撮像システム9000は、放射線撮像装置9001、制御装置9002、放射線源1003、放射線発生装置1004を有して構成される。
放射線撮像装置9001は、第二の判定部9003を有する。制御装置9002は、第一の判定部9004と決定部9005を有する。
決定部9005は、放射線撮像装置9001の通信部227と制御装置9002の間の通信手段によって、判定を行う主体を切り替える。具体的には、決定部9005は、到達線量の積算値と閾値と判定処理を第一の判定部9004で行わせるか、第二の判定部9003で行わせるかを決定する。
決定部9005は、放射線撮像装置9001の通信部227と制御装置9002の間が有線通信で接続されている場合に、決定部9005は、第一の判定部9004で判定処理を行わせる。この場合、放射線撮像装置9001が到達線量を制御装置9002に送信する。第一の判定部9004は、取得した到達線量を積算し、照射停止判断を行い、放射線発生装置1004に停止信号を送信する。
一方、決定部9005は、放射線撮像装置9001の通信部227と制御装置9002の間が無線通信で接続されている場合に、決定部9005は、第二の判定部9003で判定処理を行わせる。この場合、第二の判定部9003が、到達線量の積算値を算出し、閾値に達しているか否かをと判定する。放射線撮像装置9001は、判定結果を制御装置9002へ送信する。制御装置9002は、当該判定結果に基づいて発生装置1004へ照射停止信号を送信する。
なお、放射線撮像システム9000は、放射線撮像装置9001とは別体の到達線量の検出装置として、イオンチャンバ9007を用いて撮影を行う場合もある。イオンチャンバ9007は、制御装置9002と接続は、有線通信のみで判定処理は行わず到達線量に基づいて信号を出力する。このため、イオンチャンバ9007を用いて撮影を行う場合には、制御装置9002が、照射停止判断を行い得る。このため、放射線撮像装置9001とイオンチャンバのいずれを用いて線量制御を行う場合でも、制御装置9002と放射線撮像装置9001との間が有線通信で接続されている場合には、イオンチャンバと同じ接続IFを用いることができる。
以上、第四の実施形態では、イオンチャンバを有するシステムであっても有線通信時および無線通信時において、低線量化を実現し得る。また、ユーザは、有線通信手段の通信の信頼性と無線通信手段の持ち運び可能な運用に則した制御方法が実現可能となる。
なお、各実施形態は、コンピュータや制御コンピュータがプログラム(コンピュータプログラム)を実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も実施例として適用することができる。また、上記のプログラムも実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体およびプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
以上、実施形態に基づいて詳述してきたが、これらの特定の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明の範疇に含まれる。さらに、上述した実施形態は一実施の形態を示すものにすぎず、上述した実施形態から容易に想像可能な発明も本発明の範疇に含まれる。
1001 放射線撮像装置
1002 制御装置
1003 放射線源
10022 制御部
1003 放射線源
100 放射線検出器
224 信号処理部
227 通信部

Claims (17)

  1. 放射線源から照射された放射線を検出する放射線検出器と、該放射線検出器と有線或いは無線で選択的に通信可能であり、且つ、前記放射線検出器と前記放射線源を制御する制御手段と、を備えた放射線撮像システムにおいて、
    前記放射線検出器の検出結果に基づいて、前記放射線検出器への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記放射線源を制御するとともに、前記判定手段は、選択されている通信形態が無線か有線かに応じて前記所定の判定基準を切り替えることを特徴とする放射線撮像システム。
  2. 前記制御手段は、前記放射線検出器との間でケーブルが接続された場合には前記有線で通信し、前記放射線検出器との間で前記ケーブルが接続されていない場合には、前記無線で通信を行うように選択することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像システム。
  3. 前記放射線検出器を内蔵する放射線撮像装置を更に有し、
    前記放射線撮像装置は、前記判定手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮像システム。
  4. 前記判定手段は、前記有線或るいは前記無線のうちいずれの通信手段が選択されているかに基づいて、前記所定の判定基準を変更することを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像システム。
  5. 前記判定手段は、前記有線での通信が選択されている場合には、到達線量の積算値に基づいて前記判定を行い、前記無線での通信が選択されている場合には、前記到達線量の積算値と前記無線通信の通信遅延時間とに基づいて判定を行うことを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像システム。
  6. 前記制御手段は、前記無線での通信の環境が悪い場合には、前記無線での通信を禁止させ、前記禁止させる旨を識別可能な形態で通知させるように制御することを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像システム。
  7. 前記制御手段は、前記判定手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮像システム。
  8. 前記判定手段は、前記有線或るいは前記無線のうちいずれの通信手段が選択されているかに基づいて、前記所定の判定基準を変更することを特徴とする請求項7に記載の放射線撮像システム。
  9. 前記判定手段は、前記有線での通信が選択されている場合には、到達線量の積算値に基づいて前記判定を行い、前記無線での通信が選択されている場合には、前記到達線量の積算値と前記放射線検出器が放射線を算出した時間とに基づいて判定することを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像システム。
  10. 前記制御手段は、前記無線での通信が選択されている場合であって、前記放射線検出器に放射線の照射が継続されている期間に信号を受信するとともに、前記信号が停止された場合に前記放射線源を制御すべきと判定することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  11. 前記放射線撮像装置は、筺体を有し、
    前記筺体は、前記放射線検出器を内部に収容していることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  12. 前記放射線検出器は、放射線画像を取得するための撮像画素と、前記到達線量を取得するための検知画素を含むことを特徴とする請求項11に記載の放射線撮像システム。
  13. 前記放射線撮像システムは、前記放射線源から照射された放射線を検出するイオンチャンバを更に備え、
    前記制御手段は、前記イオンチャンバと前記有線で通信可能であり、前記イオンチャンバが検出した放射線に基づいて前記放射線を制御することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の放射線撮像システム。
  14. 放射線源から照射された放射線を検出する放射線検出器を有する放射線撮像装置と、該放射線撮像装置と有線或いは無線で選択的に通信可能であり、且つ、前記放射線撮像装置と前記放射線源を制御する制御手段と、を備えた放射線撮像システムにおいて、
    前記放射線撮像装置は、前記放射線検出器の検出結果に基づいて、前記放射線検出器への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する第一の判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記放射線検出器の検出結果に基づいて、前記放射線検出器への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する第二の判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記第一又は第二の判定手段の判定結果に基づいて、前記放射線源を制御するとともに、前記判定手段は、選択されている通信形態が無線か有線かに応じて前記判定をさせる判定手段を切り替えることを特徴とする放射線撮像システム。
  15. 放射線源から照射された放射線を検出する放射線検出器と、前記放射線検出器および前記放射線源を制御する制御手段と有線或いは無線で選択的に通信可能な放射線撮像装置において、
    前記放射線検出器の検出結果に基づいて、前記放射線検出器への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する判定手段を備え、
    前記判定手段は、選択されている通信形態が無線か有線かに応じて前記所定の判定基準を切り替えることを特徴とする放射線撮像装置。
  16. 放射線源から照射された放射線を検出する放射線検出器と有線或いは無線で選択的に通信可能であり、且つ、前記放射線検出器と前記放射線源を制御する制御装置において、
    前記放射線検出器の検出結果に基づいて、前記放射線検出器への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する判定手段を備え、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記放射線源を制御するとともに、前記判定手段は、選択されている通信形態が無線か有線かに応じて前記所定の判定基準を切り替えるように構成されていることを特徴とする制御装置。
  17. 放射線源から照射された放射線を検出する放射線検出器と、該放射線検出器と有線或いは無線で選択的に通信可能であり、且つ、前記放射線検出器と前記放射線源を制御する制御手段と、を備えた放射線撮像システムの制御方法において、
    前記放射線検出器の検出結果に基づいて、前記放射線検出器への到達線量が基準値に達したか否かを所定の判定基準で判定する判定工程と、
    選択されている通信形態が無線か有線かに応じて前記所定の判定基準を切り替える切り替え工程と、
    前記判定工程の判定結果に基づいて、前記放射線源を制御する工程とを有することを特徴とする放射線撮像システムの制御方法。
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