JP2017093980A - 調理器具および調理器具システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレードによって被調理物を加工する際に、風味を損ねることなく良好に加工することが可能な調理器具および調理器具システムを提供する。【解決手段】駆動源10により軸芯回りに回転する駆動側回転体を有する駆動側回転体保持部20と、駆動側回転体の回転に応じて回転する従動側回転体を有する従動側回転体保持部30と、従動側回転体の回転により回転し、被調理物を加工するブレード40と、該ブレード40を内部に収容する調理容器50と、を備え、駆動側回転体及び従動側回転体は、それぞれ、磁気力により互いに吸着する吸着体を有し、駆動側回転体の回転により、磁気力によって従動側回転体が回転することで、ブレード40が回転して被調理物を加工することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、調理器具および調理器具システムに関するものである。
特許文献1には、炊飯機能と製パン機能の両方を備えた製パン機能付き炊飯器が開示されている。この製パン機能付き炊飯器は、炊飯時においては、磁気カップリングによる磁気力により駆動源(モータ)からの動力を非接触にて撹拌体へと伝達する構成とされている。一方、製パン時においては、駆動源からの駆動力を、機械的に連結された構造によって練り羽根に動力として伝達する構成とされている。
特開2011−229612号公報
ところで、フードプロセッサーやブレンダーなどの調理器具は、駆動源と、この駆動源の駆動により軸芯回りに回転するブレードとを備えており、ブレードを回転させることによって被調理物(食材)を切断などの加工をする。ここで、駆動源から機械的に連結されたブレードを軸芯回りに回転させて被調理物を加工した場合、被調理物が粉砕され始める際に過度の力を受け、固体状態の被調理物が、必要以上に飛散し良好な加工状態にするのに時間を要することがあった。また、加工に時間がかかることにより、調理器具のモータからの熱が被調理物に伝わり、熱を嫌う調理に影響を与えることがあった。このため、フードプロセッサーやブレンダーなどの調理器具を用いた場合に、被調理物を効率よく良好に加工することが求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ブレードによって被調理物を加工する際に、効率よく良好に加工することが可能な調理器具および調理器具システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る調理器具は、駆動源により軸芯回りに回転する駆動側回転体を有する駆動側回転体保持部と、前記駆動側回転体の回転に応じて回転する従動側回転体を有する従動側回転体保持部と、前記従動側回転体の回転により回転し、被調理物を加工するブレードと、該ブレードを内部に収容する収容部と、を備え、前記駆動側回転体及び前記従動側回転体は、それぞれ、磁気力により互いに吸着する吸着体を有し、前記駆動側回転体の回転により、磁気力によって前記従動側回転体が回転することで、前記ブレードが回転して被調理物を加工することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記駆動側回転体の吸着体と前記従動側回転体の吸着体とが、前記駆動側回転体の軸芯方向に配設されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記駆動側回転体の吸着体と前記従動側回転体の吸着体とが、前記駆動側回転体の径方向に配設されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記収容部及び前記従動側回転体保持部が一体に取り外し可能に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記従動側回転体は回転軸を有し、該回転軸に前記ブレードが連結可能とされていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記駆動側回転体保持部又は前記従動側回転体保持部の一方には、前記駆動側回転体または前記従動側回転体の径方向及び軸芯方向に対して傾斜する方向に延びたガイド溝が設けられており、前記駆動側回転体保持部又は前記従動側回転体保持部の他方には、前記ガイド溝に案内されるピンが設けられていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記ガイド溝は、前記駆動側回転体保持部及び前記従動側回転体保持部が近接するにしたがって、前記ピンが案内される傾斜角度が小さくなっていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記駆動側回転体保持部及び前記従動側回転体保持部をネジにより近接離間可能に設けられた固定部を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る前記駆動側回転体の吸着体と前記従動側回転体の吸着体との離間距離を調整するスペーサを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る調理器具システムは、駆動源により軸芯回りに回転する駆動側回転体を有する駆動側回転体保持部と、前記駆動側回転体保持部が設けられた台部と、前記駆動側回転体の回転に応じて回転する従動側回転体を有し、前記駆動側回転体保持部に対して着脱可能に構成された従動側回転体保持部と、前記従動側回転体の回転により回転し、被調理物を加工するブレードと、該ブレードを内部に収容する収容部と、を備え、前記駆動側回転体及び前記従動側回転体は、それぞれ、磁気力により互いに吸着する吸着体を有し、前記駆動側回転体の回転により、磁気力によって前記従動側回転体が回転することで、前記ブレードが回転して被調理物を加工することを特徴とする。
本発明によれば、ブレードによって被調理物を加工する際に、無駄な被調理物の飛散を低減し、効率的に加工することが可能である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る調理器具の斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る調理器具の断面図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る調理器具が備える駆動側回転体保持部と従動側回転体保持部とを分離した状態を示す説明図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る調理器具が備える駆動側回転体保持部と従動側回転体保持部とを連結する方法を説明するための概略図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る調理器具の作用を説明するための概略図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る調理器具の斜視図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る調理器具において、収容部を分離した状態を示す断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る調理器具が備える駆動側回転体保持部と従動側回転体保持部とを連結及び分離する方法を説明するための概略図である。 図9は、本発明の第3実施形態に係る調理器具の斜視図である。 図10は、本発明の第3実施形態に係る調理器具を分解した要部を示す斜視図である。 図11は、本発明の第3実施形態に係る調理器具の断面図である。 図12は、本発明の実施例を説明するための概略図である。 図13は、本発明の実施例の解析結果を示す図である。 図14は、本発明の第2実施形態に係る調理器具にスペーサを追加した構成を説明する図である。 図15は、本発明の第4実施形態に係る調理器具システムの断面図である。
本発明者らは、被調理物(食材)をブレードにより加工する際に、風味を損ねることなく、良好に加工することについて鋭意検討した結果、駆動源からの駆動力を、磁気カップリング(磁気力)を利用してブレード側に伝達し、ブレードを軸芯回りに回転させて被調理物を加工することにより、良好に加工することができることを見出した。本発明は、この知見に基づいてなされたものである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る調理器具の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付し、重複した説明を適宜省略する。
(第1実施形態)
まず本発明の第1実施形態に係る調理器具1について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る調理器具1の斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る調理器具1の断面図である。調理器具1は、駆動源10と、駆動側回転体保持部20と、従動側回転体保持部30と、ブレード40と、収容部としての調理容器50と、を備えている。この調理器具1は、ブレンダーであり、被調理物(食材)を細かく砕く(切断する)装置である。なお、図1に示す調理器具1において、調理容器50の蓋の図示は省略されている。
図3は、本発明の第1実施形態に係る調理器具1が備える駆動側回転体保持部20と従動側回転体保持部30とを分離した状態を示す説明図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る調理器具1が備える駆動側回転体保持部20と従動側回転体保持部30とを連結(嵌合)する方法を説明するための概略図である。図5は、本発明の第1実施形態に係る調理器具1の作用を説明するための概略図である。
駆動源10は、出力軸11を回転駆動する、例えば図示しない電池や外部電源により駆動するモータである。この駆動源10は、台座12内に保持されている。
駆動側回転体保持部20は、出力軸11に連結され駆動源10の駆動により軸芯回りに回転する駆動側回転体21と、この駆動側回転体21を回転可能に収容するとともに外周面が円筒状に形成されたケース部22とを備えている。このケース部22の外周面には、図3及び図4に示すように、駆動側回転体21の径方向及び軸芯方向に対して傾斜する方向に延びたガイド溝23が設けられている。第1実施形態において、ガイド溝23は、3箇所形成されており、各ガイド溝23は、ケース部22の外周方向に沿って、駆動側回転体21の軸芯を中心とした略螺旋形状の一部を成すように延びている(図12参照)。
ケース部22において、駆動源10と反対側には、円筒状の凹部24が設けられており、この凹部24内に従動側回転体保持部30の一部が収容可能とされている。駆動側回転体21には、この凹部24の内周方向に沿って複数の磁石からなる磁石群25が配設されている。この磁石群25は、凹部24の内周方向に沿って、N極25aとS極25bとがそれぞれ6つずつ交互に配設されている(図5(a)参照)。なお、図5は、平面視における磁石群25の配置を示している。
従動側回転体保持部30は、円筒状に形成された従動側回転体31と、この従動側回転体31を回転可能に収容するとともに駆動側回転体保持部20(ケース部22)の外周面に嵌め込まれるケース部32と、従動側回転体31の外周面に設けられ複数の磁石からなる磁石群33と、を有している。従動側回転体31は、駆動側回転体21の回転に応じて回転する。第1実施形態において、従動側回転体保持部30は、調理容器50と一体に組み立てられている。
ケース部32の内周面には、駆動側回転体保持部20のガイド溝23に案内されるピン34が突出して設けられている。第1実施形態においては、駆動側回転体保持部20に形成された3つのガイド溝23に案内される3つのピン34が、ケース部32の内周面に配設されている。また、ケース部32の中央には、ブレード40を挿通するための貫通孔が形成されている。
従動側回転体31の磁石群33は、駆動側回転体21の磁石群25と対応するように配設されており、図5(a)に示すように、平面視においてN極33aとS極33bとがそれぞれ6つずつ交互に配設されている。従動側回転体保持部30が駆動側回転体保持部20に嵌め込まれた状態においては、駆動側回転体21の磁石群25と従動側回転体31の磁石群33とが、駆動側回転体21の径方向に配設されており、これらの磁石群25、33同士が磁気力により互いに吸着及び反発することにより、駆動側回転体21の回転に応じて、従動側回転体31も回転するようになっている。
ブレード40は、従動側回転体31に連結されており、従動側回転体31の軸芯とブレード40の軸芯とが同一軸芯となるように配設されている。このブレード40は、被調理物(食材等)を撹拌、粉砕、混練、または切断するものであり、本実施形態では被調理物を切断可能な刃を有する。このブレード40を囲うように調理容器50が配設されており、調理器具1を使用する際には、この調理容器50内に被調理物が投入される。第1実施形態において、これら調理容器50、ブレード40及び従動側回転体保持部30は一体に組み立てられているが、互いに取り外し可能である。また、調理容器50、ブレード40及び従動側回転体保持部30は一体に、駆動側回転体保持部20から容易に取り外し可能となっている。なお、ブレード40は従動側回転体31に連結された回転ピンを介して連結された構成としても良い。
以上のような構成とされた調理器具1においては、磁気カップリング(磁気力)により、駆動側回転体21の回転に追従して従動側回転体31が回転することで、ブレード40が回転して被調理物を加工するので、風味を損ねることなく、良好に加工することができる。
次に、調理容器50に投入する被調理物の量の多少、または硬軟の差に応じた、駆動側回転体21から従動側回転体31への回転動作伝達挙動の変化を説明する。
例えば、図5(a)は、調理容器50内の被調理物が少ない又は柔らかい等の事情により、ブレード40が容易に回転し、従動側回転体31に負荷がかかっていない、またはかかる負荷が小さいときの、駆動側回転体21の磁石群25と従動側回転体31の磁石群33との配置を模式的に示している。駆動側回転体21にかかる負荷が無い又は小さい時には、磁石群25のN極25aと磁石群33のS極33b、および、磁石群25のS極25bと磁石群33のN極33aがそれぞれ吸着し合い対向する。従動側回転体31にかかる負荷がない又は小さい場合、駆動側回転体21の磁石群25が例えば角度θ1だけ回転すると、図5(b)に示すように、対向しているN極25aとS極33bおよびS極25bとN極33aはそれぞれの対向を保ったまま従動側回転体31の磁石群33も回転する。従って、従動側回転体31の磁石群33も角度θ1だけ回転する。
これに対し、例えば調理容器50内の被調理物が多量である、氷の様に硬質な被調理物が混在している等の事情により、ブレード40が回転しにくく、従動側回転体31に大きな負荷がかかる場合は、図5(c)に示すように、駆動側回転体21の磁石群25が例えば角度θ2だけ回転しても、従動側回転体31には大きな負荷が掛かっていることにより、従動側回転体31の磁石群33は磁石群25の回転に追従しながらもそれより遅れて回転し、磁石群25が角度θ2だけ回転した時点では磁石群33は角度θ3だけしか回転しない、すなわち磁石群33は磁石群25に対して角度θ4だけ回転が遅れる。この回転の遅れをロストモーションと称している。このようなロストモーションが発生すると、クッション性のあるゴム材に卵を落としたときの様に、従動側回転体31にかかった大きな負荷がロストモーションによる回転の遅れにより緩和される。
このように磁気カップリング(磁気力)を利用して従動側回転体31を回転させてブレード40を回転させる場合は、駆動源からの駆動力を機械的に伝達してブレードを回転させる場合と比べて、ロストモーションが発生することによりブレード40の回転の状態を変えることができ、ブレード40による被調理物の切断の状態を被調理物の量や特性に応じて変えることが可能となっているのである。これにより、被調理物が過剰に飛散せず、ブレード40に効率的に加工をさせることで、調理状態を良好にすることも可能である。
また、調理器具1においては、駆動側回転体保持部20のケース部22の外周面に形成されたガイド溝23に、従動側回転体保持部30のケース部32に設けられたピン34が嵌合する構成とされているので、取り外しが容易である。すなわち、駆動側回転体保持部20に従動側回転体保持部30が取り付けられている状態では、駆動側回転体21の磁石群25と従動側回転体31の磁石群33とが強い磁気力で吸引し合っているので、この力により駆動側回転体保持部20と従動側回転体保持部30とが強い力で吸引し合っており、取り外す際には大きな力が必要となるが、上述のような構成とすることにより、調理容器50を回しながら持ち上げることで比較的小さな力で取り外しが可能となる。また、ガイド溝23は3箇所設けられているので、駆動側回転体21の回転の軸芯方向に安定して分離及び取り付けが可能であり、駆動側回転体保持部20と従動側回転体保持部30の着脱の操作性が良好となり、且つ回転時の振動を嫌う両部品の組付けをしっかりとできる。
ここで、ガイド溝23は、駆動側回転体保持部20及び従動側回転体保持部30が近接するにしたがって、ピン34が案内される傾斜角度が小さくなっていることが好ましい。この場合、より小さな力で駆動側回転体保持部20と従動側回転体保持部30とを取り外すことができる。
また、磁気カップリング(磁気力)を利用して駆動側回転体保持部20の駆動側回転体21と、従動側回転体保持部30の従動側回転体31とを駆動させており、駆動源10からの出力軸11が直接ブレード40側に貫通しない構成とされているので、調理容器50内の水や汚れなどが駆動源10まで浸入することを回避でき、駆動源10の使用寿命を向上させることができる。
また、磁気カップリングを利用して駆動側回転体21と従動側回転体31を回転させているので、ブレード40に過剰な負荷がかかった場合に、トルクリミット動作により駆動源10に過剰な負荷がかかることを防止でき、破損を回避できる。
また、駆動源からの駆動力を機械的にブレードに伝達する場合と比べて、磁気カップリングを利用してブレード40を回転させる場合は、金属同士がこすれ合う部分がないため、摩耗が発生せず、長寿命化を図ることができる。また、動作音も小さくすることができ、特に20000rpmのような高回転において特に顕著に動作音を小さくできる。さらには、磁気カップリングを利用していることにより非接触で駆動側回転体21と従動側回転体31とを回転させているので、駆動源10側で発生する熱がブレード40側に伝わらないため、被調理物の昇温を抑制し、被調理物(食材)を効率的にかつ良好に加工できる。このため、本実施形態に係る調理器具1は、特に熱を嫌う食材加工に適している。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る調理器具101について説明する。図6は、本発明の第2実施形態に係る調理器具101の斜視図である。図7は、本発明の第2実施形態に係る調理器具101において、収容部である調理容器150を分離した状態を示す断面図である。図8は、本発明の第2実施形態に係る調理器具101が備える駆動側回転体保持部120と従動側回転体保持部130とを連結及び分離する方法を説明するための概略図である。調理器具101は、駆動源110と、駆動側回転体保持部120と、従動側回転体保持部130と、ブレード140と、調理容器150と、を備えている。この調理器具101は、フードプロセッサーである。なお、図6に示す調理器具101において、調理容器150の蓋の図示は省略されている。
駆動源110は、出力軸111を回転駆動する、例えば図示しない電池や外部電源により駆動するモータである。この駆動源110は、台座112内に保持されている。
駆動側回転体保持部120は、出力軸111に連結され駆動源110の駆動により軸芯回りに回転する駆動側回転体121と、この駆動側回転体121を回転可能に収容するとともに円筒状に形成されたケース部122とを備えている。ケース部122の外周縁には、座ぐり穴126が3箇所形成されている。駆動側回転体121において駆動源110と反対側には、回転の周方向に沿って設けられ複数の磁石からなる磁石群125が配設されている。
従動側回転体保持部130は、円筒状に形成され駆動側回転体121の回転に応じて回転する従動側回転体131と、この従動側回転体131を回転可能に収容するケース部132と、従動側回転体131の周方向に沿って設けられ複数の磁石からなる磁石群133と、従動側回転体131の回転の軸芯方向に延びる回転軸135とを有している。第2実施形態においては、駆動側回転体121の磁石群125と従動側回転体131の磁石群133とが、駆動側回転体121の回転の軸芯方向で互いに向かい合うように配設されている。
ケース部132の外周縁には、駆動側回転体保持部120(ケース部122)の外周縁に形成された3箇所の座ぐり穴126と対応する位置にネジ孔136が形成されている。この3つのネジ孔136のそれぞれにネジ137を螺合し、各ネジ137の先端を従動側回転体保持部130の底部から突出させ、対応する位置の座ぐり孔126の底面と当接させるようにすることにより、駆動側回転体保持部120と従動側回転体保持部130との離間距離を調整できるような機構になっている。これにより、駆動側回転体121の磁石群125と従動側回転体130の磁石群133とが強い力で吸引されている状態でも、ネジ137により駆動側回転体保持部120と従動側回転体保持部130との離間距離を広げることができ、駆動側回転体保持部120から従動側回転体保持部130を容易に取り外すことが可能となる。なお、ネジ137は、調理器具101の使用時には取り外しておき、従動側回転体保持部130を取り外すときに螺合させればよい。
ブレード140は、従動側回転体131が有する回転軸135に連結されており、従動側回転体131の軸芯とブレード140の軸芯とが同一軸芯となるように配設されている。第2実施形態において、調理容器150及びブレード140は一体に組み立てられているが、互いに取り外し可能である。また、調理容器150及びブレード140は一体に、従動側回転体保持部130から容易に取り外し可能となっている。
以上のような構成とされた調理器具101においても、第1実施形態で説明した調理器具1と同様の効果を奏する。さらに、3本のネジ137により、駆動側回転体保持部120及び従動側回転体保持部130を離間可能な機構を設け、ネジ137により容易に駆動側回転体保持部120から従動側回転体保持部130を取り外すことが可能な構造としたので、従動側回転体保持部130を確実に移動させることができ、取り扱いがし易い。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図9は、本発明の第3実施形態に係る調理器具201の斜視図である。図10は、本発明の第3実施形態に係る調理器具201を分解した要部を示す斜視図である。図11は、本発明の第3実施形態に係る調理器具201の断面図である。調理器具201は、駆動源210と、駆動側回転体保持部220と、従動側回転体保持部230と、ブレード240と、収容部としての調理部250と、を備えている。この調理器具201は、スティックブレンダーである。
駆動源210は、出力軸211を回転駆動する、例えば図示しない電池や外部電源により駆動するモータである。この駆動源210は、筐体212内に保持されている。駆動側回転体保持部220は駆動側回転体221を有している。この駆動側回転体221が駆動源210の回転軸211と連結されており、駆動源210の駆動により軸芯回りに回転する。この駆動側回転体221は外周面が円筒状に形成されており、その外周面に沿って複数の磁石からなる磁石群225が配設されている。
従動側回転体保持部230は、駆動側回転体221の回転に応じて回転する従動側回転体231と、従動側回転体231を覆うケース部232とを備えている。従動側回転体231は、磁石群225と対応する複数の磁石からなる磁石群233を有している。従動側回転体保持部230が駆動側回転体保持部220に嵌め込まれた状態においては、駆動側回転体221の磁石群225と従動側回転体231の磁石群233とが、駆動側回転体221の回転の径方向に配設されており、これらの磁石群225、233同士が互いに吸着、反発することにより、駆動側回転体221の回転に応じて、従動側回転体231が回転するようになっている。ブレード240は、従動側回転体231に回転軸241を介して連結されており、従動側回転体231の軸芯とブレード240の軸芯とが同一軸芯となるように配設されている。従動側回転体保持部230には、ブレード240の回転軸241が挿通される貫通孔が形成されている。
以上のような構成とされた調理器具201においても、第1実施形態で説明した調理器具1と同様の効果を奏する。
なお、上記の実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば上記実施形態においては、駆動側回転体の磁石群と従動側回転体の磁石群とが吸着する構成について説明したが、駆動側回転体の磁石群と従動側回転体の磁石群とのいずれか一方を、磁石と吸着する鉄(磁性体)などに代えることもできる。すなわち、駆動側回転体及び従動側回転体は、それぞれ、磁気力により互いに吸着する吸着体を有していればよい。
また、第1実施形態において、駆動側回転体保持部にガイド溝が設けられ、従動側回転体保持部にガイド溝に案内されるピンが設けられた場合について説明したが、従動側回転体保持部にガイド溝が設けられ、駆動側回転体保持部にガイド溝に案内されるピンが設けられた構成としても良い。また、第1実施形態で説明した調理器具において、駆動側回転体保持部及び従動側回転体保持部がガイド溝及びピンにより嵌合する構成に代えて、ネジにより駆動側回転体保持部から従動側回転体保持部を取り外すことが可能な機構を有する構成としても良い。また、第2実施形態で説明した調理器具において、駆動側回転体保持部から従動側回転体保持部をネジにより取り外すことが可能な機構を有する構成に代えて、駆動側回転体保持部及び従動側回転体保持部がガイド溝及びピンにより嵌合する構成としても良い。また、第3実施形態で説明した調理器具において、駆動側回転体保持部及び従動側回転体保持部がガイド溝及びピンにより嵌合する構成や、駆動側回転体保持部から従動側回転体保持部をネジにより取り外すことが可能な機構を有する構成としても良い。
(実施例1)
次に、本発明の実施例1について説明する。この実施例1は、第1実施形態で説明した構成の調理器具1のようにガイド溝23とピン34により駆動側回転体保持部20と従動側回転体保持部30とを嵌合させた構成である。具体的には、駆動側回転体保持部20は、図12に示すガイド溝23が形成されている。図12(a)はガイド溝23の概略説明図であり、図12(b)は、ガイド溝23の配置を平面視方向から示した概略図であり、図12(c)は、駆動側回転体保持部20の側面図である。図12(a)に示すように、ガイド溝23は、a、b、c、d、eの位置に行くに従って徐々に傾斜が小さくなっている。また、ガイド溝23は、図12(b)、(c)に示すように、駆動側回転体保持部20の周方向に沿って3箇所形成されている。
本実施例1では、このようなガイド溝を有する駆動側回転体保持部から、ガイド溝に案内されるピンを有する従動側回転体保持部を取り外すときにかかる力について検討した。具体的には、移動量とスラスト力の関係について解析している。ここで、移動量とは、従動側回転体保持部を取り外すために、ピンがガイド溝に案内された状態で従動側回転体保持部を軸芯周りに回転させるときの軸芯方向における移動量であり、ガイド溝のeの位置(図12(a)参照)を起点とした移動量である。また、eの位置からa、b、c、dの位置への移動量は、それぞれ、28mm、18mm、7mm、0mmである。ガイド溝の回転の軸芯方向における長さ(高さ)は23mmに設定されている。一方、スラスト力は、駆動側回転体の磁石群と従動側回転体の磁石群との間で軸芯方向に働く磁気力(吸引力)であり、スラスト力が小さいほど取り外すために必要な力も小さいこととなる。解析の結果を図13に示す。図13において、実線のグラフは、第1実施形態で説明した調理器具のように径方向に駆動側回転体と従動側回転体との磁石群を配置した場合の解析結果である。また、図13において、破線のグラフは、第2実施形態で説明した調理器具のように軸芯方向で互いに向かい合うように駆動側回転体と従動側回転体との磁石群を配置した場合の解析結果である。
図13に示すように、ガイド溝を有する駆動側回転体保持部から、ガイド溝に案内されるピンを有する従動側回転体保持部を取り外す際にかかるスラスト力は50N以下、具体的には最大で44N(移動量10mmの位置)と大きく、ガイド溝が無い態様では人力での取り外しが困難である。これに対して、本実施例1では、図13の実線のグラフで示すように、径方向に駆動側回転体と従動側回転体との磁石群を配置した場合、ガイド溝の角度がa、b、c、d、eの位置(図12(a)参照)に行くに従って徐々に傾斜が小さくなっていることにより、移動量に対するスラスト力の上昇が低減されており、これに伴って取り外しに必要な力も低減される。
具体的には、本実施例では、駆動側回転体の軸芯方向に垂直な平面に対するガイド溝の傾斜角は、eとdとの間では1°、dとcとの間では50°、cとbとの間では80°、bとaとの間では93.3°としている。ここで、図13に示すように、cの位置(移動量が7mm)までは、移動量に対するスラスト力の上昇量が大きいため(38N/7mm)、cの位置までの傾斜角を小さめにして、従動側回転体保持部を取り外すのに要する回転力(トルク)を小さくしている。また、cの位置より移動量が大きい側では、移動量に対するスラスト力の上昇量が小さい。具体的には、cの位置からスラスト力が最大となる移動量が10mmの位置まででは、6N/3mmである。また、10mmの位置以降ではスラスト力は減少に転ずる。そこで、cの位置以降の傾斜角を大きくしても、従動側回転体保持部を取り外すのに要する回転力(トルク)は小さくてすむ。このようなガイド溝の形状とすることで、駆動側回転体保持部から従動側回転体保持部を容易に取り外すことができる。
また、回転の軸芯方向に駆動側回転体と従動側回転体との磁石群を配置した場合にも、移動量の初期でのスラスト力が40Nと大きいが、駆動側回転体保持部と従動側回転体保持部とに前述したようなピン及びガイド溝を設け、移動量が小さい範囲においては、その範囲におけるガイド溝の傾斜を小さくすることで、容易に取り外しができる。
(他の実施形態)
図14は、本発明の第2実施形態に係る調理器具にスペーサを追加した構成を説明する図である。なお、図14では、ブレード140、調理容器150およびその蓋の図示は省略している。図14に示す調理器具では、駆動側回転体保持部120と従動側回転体保持部130との間にスペーサ160が3箇所に介挿されている。各スペーサ160は円柱状であり、各スペーサ160の高さは等しく、例えば1mm〜数十mm程度である。なお、各スペーサ160は、図14に示すようにネジ137により駆動側回転体保持部120と従動側回転体保持部130との離間距離を広げることで、容易に介挿することができる。
このようなスペーサ160を用いることにより、駆動側回転体保持部120と従動側回転体保持部130とがスペーサ160の高さに応じた距離だけ離間する。その結果、駆動側回転体保持部120の駆動側回転体121の磁石群125と、従動側回転体保持部130の従動側回転体131の磁石群133との軸芯方向における離間距離もスペーサ160の高さに応じた距離だけ増加する。その結果、スペーサ160が有るときには無いときと比較して、磁石群133と磁石群125との間に作用する磁気力が小さくなり、ロストモーション効果が強くなる。従って、第2実施形態に係る調理器具にスペーサを追加した構成では、高さが異なる複数のスペーサを用意しておき、被調理物の個々の硬さ、粘度、または被調理物の組み合わせ等に応じて、使用するスペーサを変更し、ロストモーション効果を変化させることにより、被調理物の特性に応じた最適な加工を行うことができる。なお、用いるスペーサの形状や個数は特に限定されない。
(実施例2、3、比較例)
次に、本発明の実施例2、3および比較例について説明する。実施例2は、第2実施形態で説明した構成の調理器具101であり、実施例3は、実施例2の調理器具に、図14に示すような高さ4.5mmのスペーサ160を追加したものである。また、比較例は、実施例2の調理器具とは異なり、駆動源からの駆動力を機械的にブレードに伝達する構成の調理器具である。
これらの調理器具の調理容器に、ロックアイス500gと豚バラ肉500gとを入れ、駆動源の回転速度を約1,500〜1,800rpmに設定し、最初の20秒間は間欠的に動作させ、その後の60秒間は連続的に動作させた。
加工後の被調理物を確認したところ、比較例の調理器具では、直径1cm以上のロックアイスの残物が139gだったのに対して、実施例2の調理器具では、直径1cm以上のロックアイスの残物が98gと少なかった。さらに、実施例3の調理器具では、直径1cm以上のロックアイスの残物が略0gであった。
(第4実施形態)
図15は、本発明の第4実施形態に係る調理器具システムの断面図である。この調理器具システム1000は、第1実施形態に係る調理器具1と同様の、出力軸11を備える駆動源10、駆動側回転体を備える駆動側回転体保持部20、従動側回転体を備える従動側回転体保持部30、ブレード40、および収容部としての調理容器50を備えている。
駆動源10及び駆動側回転体保持部20は台部1001に設けられている。例えば、台部1001はシステムキッチンを構成するテーブルや調理台等である。台部1001の表面1002には凹部1003が設けられており、駆動側回転体保持部20は凹部1003に収容されるように配設、固定されている。また、駆動源10は台部1001の内部に配設、固定されている。
従動側回転体保持部30とブレード40と調理容器50は一体に組み立てられているが、互いに取り外し可能である。また、調理容器50、ブレード40及び従動側回転体保持部30は一体に、駆動側回転体保持部20に対して容易に着脱可能となっている。
以上のような構成とされた調理器具システム1000においても、第1実施形態で説明した調理器具1と同様の効果を奏する。さらに、この調理器具システム100では、調理器具を使用しない時には調理容器50、ブレード40及び従動側回転体保持部30を、駆動側回転体保持部20から取り外しておき、使用したい時だけ調理容器50、ブレード40及び従動側回転体保持部30を、駆動側回転体保持部20に取り付ければよいので、使用しない時には台部1001の表面1002のスペースを有効に利用できる。なお、調理器具システム1000において、凹部1003を覆う蓋を設けても良い。また、調理器具システム1000では、駆動源10と駆動側回転体保持部20とが台部1001に配設、固定されているので、調理時の振動が抑制され、調理容器50の転倒や振動による移動を防止できる。
なお、本発明に係る調理器具システムは、第1実施形態に係る調理器具1の構成部品に代えて、第2実施形態に係る調理器具101の構成部品を用いて、調理器具システム1000と同様に構成できる。
1、101、201 調理器具
10、110、210 駆動源
11、111、211 出力軸
12、112 台座
20、120、220 駆動側回転体保持部
21、121、221 駆動側回転体
22、122 ケース部
23 ガイド溝
24 凹部
25、125、225 磁石群(吸着体)
25a N極
25b S極
30、130、230 従動側回転体保持部
31、131、231 従動側回転体
32、132 ケース部
33、133、233 磁石群(吸着体)
33a N極
33b S極
34 ピン
40、140、240 ブレード
50、150 調理容器
126 座ぐり穴
135 回転軸
136 ネジ孔
137 ネジ
160 スペーサ
212 筐体
241 回転軸
250 調理部
1000 調理器具システム
1001 調理台
1002 表面
1003 凹部

Claims (10)

  1. 駆動源により軸芯回りに回転する駆動側回転体を有する駆動側回転体保持部と、
    前記駆動側回転体の回転に応じて回転する従動側回転体を有する従動側回転体保持部と、
    前記従動側回転体の回転により回転し、被調理物を加工するブレードと、
    該ブレードを内部に収容する収容部と、を備え、
    前記駆動側回転体及び前記従動側回転体は、それぞれ、磁気力により互いに吸着する吸着体を有し、
    前記駆動側回転体の回転により、磁気力によって前記従動側回転体が回転することで、前記ブレードが回転して被調理物を加工することを特徴とする調理器具。
  2. 前記駆動側回転体の吸着体と前記従動側回転体の吸着体とが、前記駆動側回転体の軸芯方向に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の調理器具。
  3. 前記駆動側回転体の吸着体と前記従動側回転体の吸着体とが、前記駆動側回転体の径方向に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の調理器具。
  4. 前記収容部及び前記従動側回転体保持部が一体に取り外し可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の調理器具。
  5. 前記従動側回転体は回転軸を有し、該回転軸に前記ブレードが連結可能とされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の調理器具。
  6. 前記駆動側回転体保持部又は前記従動側回転体保持部の一方には、前記駆動側回転体または前記従動側回転体の径方向及び軸芯方向に対して傾斜する方向に延びたガイド溝が設けられており、
    前記駆動側回転体保持部又は前記従動側回転体保持部の他方には、前記ガイド溝に案内されるピンが設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の調理器具。
  7. 前記ガイド溝は、前記駆動側回転体保持部及び前記従動側回転体保持部が近接するにしたがって、前記ピンが案内される傾斜角度が小さくなっていることを特徴とする請求項6に記載の調理器具。
  8. 前記駆動側回転体保持部及び前記従動側回転体保持部をネジにより離間可能に設けられた機構を有することを特徴とする請求項5に記載の調理器具。
  9. 前記駆動側回転体の吸着体と前記従動側回転体の吸着体との離間距離を調整するスペーサを備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の調理器具。
  10. 駆動源により軸芯回りに回転する駆動側回転体を有する駆動側回転体保持部と、
    前記駆動側回転体保持部が設けられた台部と、
    前記駆動側回転体の回転に応じて回転する従動側回転体を有し、前記駆動側回転体保持部に対して着脱可能に構成された従動側回転体保持部と、
    前記従動側回転体の回転により回転し、被調理物を加工するブレードと、
    該ブレードを内部に収容する収容部と、を備え、
    前記駆動側回転体及び前記従動側回転体は、それぞれ、磁気力により互いに吸着する吸着体を有し、
    前記駆動側回転体の回転により、磁気力によって前記従動側回転体が回転することで、前記ブレードが回転して被調理物を加工することを特徴とする調理器具システム。
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