JP2017092887A - 故障判定システム、故障判定方法、および故障判定用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】自動利得制御増幅装置において故障が発生したか否かを適切に判定して、故障が発生したことを報知することができる故障判定システム、故障判定方法、および故障判定用プログラムを提供する。
【解決手段】非同期判定部20が、変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、当該信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う。増幅制御部14が、復調後の信号に基づいて算出された電力値と、非同期判定部20による非同期判定の結果とに応じて、固定増幅手段と可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力する。
【選択図】 図3
【解決手段】非同期判定部20が、変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、当該信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う。増幅制御部14が、復調後の信号に基づいて算出された電力値と、非同期判定部20による非同期判定の結果とに応じて、固定増幅手段と可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、機器に故障が発生したことを報知可能な故障判定システム、故障判定方法、および故障判定用プログラムに関する。
通信機等に、受信等した信号のレベルを自動的に調整するための自動利得制御を行う自動利得制御増幅装置が配置される場合がある。
特許文献1には、自動利得制御増幅装置の例が記載されている。特許文献1に記載されている自動利得制御増幅装置において、可変ゲインアンプを制御するために入力されている利得制御信号が何らかの原因で最大値または最小値に留まっているとする。すると、当該可変ゲインアンプは、本来あるべき、利得を減少させる、または利得を増大させる制御が行われずに、本来あるべき制御とは逆方向の制御が行われ、そして制御不能状態になる。
そこで、指定値監視回路が、LPF(Low Pass Filter)の出力信号の値に基づいて、利得制御信号が最大値または最小値に留まっているか否かを判定する。そして、指定値監視回路は、利得制御信号325が最大値または最小値に留まっていると判定した場合に、AGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)リセット信号をLPFに入力して当該LPFをリセットさせ、自動利得制御増幅装置が受信信号を正しく復調するようにしている。
特許文献2には、受信信号の信号点配置に基づいて、搬送波の疑似引き込み状態であるか否かを判定する復調回路が記載されている。
特許文献1に記載されている自動利得制御増幅装置において、前段に配置された固定ゲインアンプが故障して信号が所望の増幅率で増幅されずに当該自動利得制御増幅装置に入力される場合がある。そのような場合に、固定ゲインアンプの機能を補償するために、可変ゲインアンプの利得を増大させる制御が行われる。そして、利得制御信号が最大値に留まり、AGCリセット信号がLPFに入力されて、当該LPFをリセットする処理が行われる。
このことは、自動利得制御増幅装置が、リセット処理が行われることによって正常動作状態に復帰する誤動作状態であるのか、または故障が生じている状態であるのかの判定が適切になされないことを意味する。
なお、固定ゲインアンプに故障が生じていても、可変ゲインアンプによって固定ゲインアンプの機能が補償されていれば、受信信号が復調される。
そして、特許文献2に記載されている復調回路は、受信信号の信号点配置のみに基づいて、搬送波の疑似引き込み状態であるか否かを判定するので、受信信号が復調されていると、やはり、故障が生じているか否かを適切に判定することができないおそれがある。
そこで、本発明は、自動利得制御増幅装置において故障が発生したか否かを適切に判定して、故障が発生したことを報知することができる故障判定システム、故障判定方法、および故障判定用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による故障判定システムは、変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う非同期判定手段と、可変増幅手段による信号の増幅率を制御するための制御信号を可変増幅手段に入力する増幅制御手段とを備え、増幅制御手段は、当該信号の復調後の信号に基づいて算出された電力値と、非同期判定手段による非同期判定の結果とに応じて、固定増幅手段と可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力することを特徴とする。
本発明による故障判定方法は、変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う非同期判定ステップと、可変増幅手段による信号の増幅率を制御するための制御信号を可変増幅手段に入力する増幅制御ステップとを含み、増幅制御ステップで、信号の復調後の信号に基づいて算出された電力値と、非同期判定手段による非同期判定の結果とに応じて、固定増幅手段と可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力することを特徴とする。
本発明による故障判定用プログラムは、コンピュータに、変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う非同期判定処理と、可変増幅手段による信号の増幅率を制御するための制御信号を可変増幅手段に入力する増幅制御処理とを実行させ、増幅制御処理で、信号の復調後の信号に基づいて算出された電力値と、非同期判定手段による非同期判定の結果とに応じて、固定増幅手段と可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力させることを特徴とする。
本発明によれば、自動利得制御増幅装置において故障が発生したか否かを適切に判定し、故障が発生したことを報知することができる。
実施形態1.
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の故障判定システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態の故障判定システムは、指定値監視回路314と、搬送波非同期判定回路200とを含む。
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の故障判定システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態の故障判定システムは、指定値監視回路314と、搬送波非同期判定回路200とを含む。
図1に示すように、指定値監視回路314は、自動利得制御増幅装置300に含まれているAGC回路310に含まれ、搬送波非同期判定回路200と互いに接続されている。
図1に示すように、自動利得制御増幅装置300は、固定ゲインアンプ301、可変ゲインアンプ302、直交復調部303、発振器304、Ich(In−phase Channel)A−D(Analog to Digital)コンバータ305、Qch(Quadrature Channel)A−Dコンバータ306、およびAGC回路310を含む。
固定ゲインアンプ301には、入力信号101が入力される。なお、本例において、入力信号101は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)や、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)等の直交変調方式で変調されているとする。
固定ゲインアンプ301は、入力された入力信号101を所定の増幅率で増幅し、増幅後の入力信号102を可変ゲインアンプ302に入力する。
可変ゲインアンプ302は、AGC回路310が入力した利得制御信号117に応じた増幅率で、入力された入力信号102を増幅し、増幅後の入力信号103を直交復調部303に入力する。具体的には、例えば、可変ゲインアンプ302は、利得制御信号117の値がより大きければより高い増幅率で入力信号102を増幅し、利得制御信号117の値がより小さければより低い増幅率で入力信号102を増幅する。なお、可変ゲインアンプ302は、利得制御信号117の値がより大きければより低い増幅率で入力信号102を増幅し、利得制御信号117の値がより小さければより高い増幅率で入力信号102を増幅するように構成されていてもよい。
発振器304は、所定の周波数の信号である基準周波数信号104を生成して直交復調部303に入力する。
直交復調部303は、発振器304が入力した基準周波数信号104に基づいて、可変ゲインアンプ302が入力した入力信号103をIchのアナログベースバンド信号105と、Qchのアナログベースバンド信号106とに変換する。そして、直交復調部303は、変換後のIchのアナログベースバンド信号105をIchA−Dコンバータ305に入力する。また、直交復調部303は、変換後のQchのアナログベースバンド信号106をQchA−Dコンバータ306に入力する。
なお、本例における直交復調部303は、発振器304が入力した基準周波数信号104に基づいて、同期検波方式で可変ゲインアンプ302が入力した入力信号103を検波して復調するとする。
IchA−Dコンバータ305は、後段でディジタル処理を可能なように、Ichのアナログベースバンド信号105をIchのディジタルベースバンド信号107に変換する。同様に、QchA−Dコンバータ306は、Qchのアナログベースバンド信号106をQchのディジタルベースバンド信号108に変換する。なお、IchA−Dコンバータ305およびQchA−Dコンバータ306には、可変ゲインアンプ302の増幅率の制御に必要とされる応答性等が考慮されて、適切なサンプリング周期(以降、「A−Dサンプリング周期」という。)が設定される。
次に、AGC回路310について説明する。本実施形態では、AGC回路310は、可変ゲインアンプ302に利得制御信号117を入力して、当該可変ゲインアンプ302の増幅率を制御する。また、AGC回路310は、搬送波非同期判定回路200が入力した搬送波非同期信号113等に基づいて、自動利得制御増幅装置300の少なくとも一部に故障が発生したことを示すアラーム信号118を出力して、故障の発生を報知する。なお、搬送波非同期信号113については後述する。
図1に示すように、AGC回路310は、電力計算回路311、比較器312、LPF313、および指定値監視回路314を含む。
電力計算回路311は、Ichのディジタルベースバンド信号107およびQchのディジタルベースバンド信号108の電力値を算出する。具体的には、電力計算回路311は、例えば、Ichのディジタルベースバンド信号107の電圧値とQchのディジタルベースバンド信号108の電圧値とをそれぞれ2乗した和を電力値として算出する。なお、電力計算回路311は、例えば、A−Dサンプリング周期ごとに、電力値を算出する処理を行う。そして、電力計算回路311は、算出した電力値を示す電力値情報109をLPF313に入力する。
比較器312は、電力計算回路311が入力した電力値情報109が示す値と、外部から入力された、AGC閾値情報110が示す値とを比較する。具体的には、比較器312は、例えば、電力値情報109が示す値がAGC閾値情報110が示す値よりも、小さければ「1」に応じたハイレベルの比較器出力信号111をLPF313に入力し、大きければ「0」に応じたローレベルの比較器出力信号111をLPF313に入力する。なお、比較器312は、例えば、電力値情報109が示す値がAGC閾値情報110が示す値よりも、小さければ「0」に応じたローレベルの比較器出力信号111をLPF313に入力し、大きければ「1」に応じたハイレベルの比較器出力信号111をLPF313に入力するように構成されていてもよい。また、比較器312は、例えば、電力値情報109が示す値とAGC閾値情報110が示す値とが互いに等しい場合には、「1」に応じたハイレベルの比較器出力信号111または「0」に応じたローレベルの比較器出力信号111をLPF313に入力するように予め構成されているとする。
LPF313によって、A−Dサンプリング周期ごとに比較器312によって入力される比較器出力信号111の高周波成分を除去するフィルタ処理が行われ、フィルタ処理後のLPF出力信号112が指定値監視回路314に入力される。例えば、時系列的に出力される比較器出力320の値において、「0」の割合が多い場合にはLPF出力信号112の値は小さくなって最小値に近づき、「1」の割合が多い場合にはLPF出力信号112の値は大きくなって最大値に近づく。
また、LPF313は、指定値監視回路314が、後述するAGCリセット信号116を入力した場合に、リセットされる。「LPF313がリセットされる」とは、例えば、LPF313を構成する各回路が所定の初期状態に再設定(リセット)されることである。そして、リセットされたLPF313によって、初期状態に基づいて、フィルタ処理が再開される。
指定値監視回路314は、LPF出力信号112の値と、外部から入力された上限指定値情報114が示す値および下限指定値情報115が示す値との比較を行う。そして、LPF出力信号112の値が、上限指定値情報114が示す値よりも大きい状態または下限指定値情報115が示す値よりも小さい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合に、以下のような処理を行う。
すなわち、指定値監視回路314は、そのような場合に、搬送波非同期信号113が入力されているときに、AGCリセット信号116をLPF313に入力して、当該LPF313をリセットする。また、指定値監視回路314は、そのような場合に、搬送波非同期信号113が入力されていないときに、アラーム信号118を出力する。
搬送波非同期判定回路200は、Ichのディジタルベースバンド信号107およびQchのディジタルベースバンド信号108に基づいて、搬送波が同期状態で復調されたのか、または非同期状態で復調されたのかを判定する。具体的には、例えば、直交復調部303が、可変ゲインアンプ302が入力した入力信号103における搬送波成分と、発振器304が入力した基準周波数信号104とが、互いに同期している同期状態で当該入力信号103を復調したのか、または非同期状態で復調したのかを判定する。なお、当該判定は、例えば、Ichのディジタルベースバンド信号107およびQchのディジタルベースバンド信号108の信号点配置や振幅レベルの変動等に基づいて行われる。
そして、搬送波非同期判定回路200は、直交復調部303が非同期状態で復調したと判定した場合に、搬送波非同期信号113を指定値監視回路314に入力する。
次に、本発明の第1の実施形態の故障判定システムの動作について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態の故障判定システムの動作を示すフローチャートである。図2に示すように、本発明の第1の実施形態の故障判定システムにおいて、指定値監視回路314は、LPF出力信号112の値と、外部から入力された上限指定値情報114が示す値および下限指定値情報115が示す値とを比較する(ステップS101)。
そして、指定値監視回路314は、LPF出力信号112の値が、上限指定値情報114が示す値よりも大きい状態または下限指定値情報115が示す値よりも小さい状態である場合に(ステップS101のY)、所定の異常判定時間が経過するまで、そのような状態が継続しているか否かの判定を繰り返す(ステップS102,S103)。
指定値監視回路314は、LPF出力信号112の値が、上限指定値情報114が示す値よりも大きい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合または下限指定値情報115が示す値よりも小さい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合に(ステップS102のY,S103のY)、搬送波非同期判定回路200が、直交復調部303が非同期状態で復調したと判定したことによって搬送波非同期信号113が入力されているか否かを判断する(ステップS104)。
指定値監視回路314は、ステップS104の処理で搬送波非同期信号113が入力されていると判断した場合に(ステップS104のY)、LPF313にAGCリセット信号116を入力して(ステップS105)、当該LPF313をリセットし、そうでない場合に(ステップS104のN)、アラーム信号118を出力する(ステップS106)。
つまり、LPF出力信号112の値が、上限指定値情報114が示す値よりも大きい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合または下限指定値情報115が示す値よりも小さい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合であって、かつ、直交復調部303が同期状態で復調したときに、アラーム信号118が出力され、故障が発生したことが報知される。また、LPF出力信号112の値が、上限指定値情報114が示す値よりも大きい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合または下限指定値情報115が示す値よりも小さい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合であって、直交復調部303が非同期状態で復調したときに、AGCリセット信号116がLPF313に入力されて、当該LPF313がリセットされる。
本実施形態によれば、指定値監視回路314は、LPF出力信号112の値と、外部から入力された上限指定値情報114が示す値および下限指定値情報115が示す値とを比較する。そして、指定値監視回路314は、LPF出力信号112の値が、上限指定値情報114が示す値よりも大きい状態または下限指定値情報115が示す値よりも小さい状態が所定の異常判定時間以上継続した場合に、搬送波非同期判定回路200が直交復調部303が非同期状態で復調したと判定したときに、アラーム信号を出力して故障が発生したことを報知し、搬送波非同期判定回路200が直交復調部303が非同期状態で復調したと判定しなかったときに、LPF313をリセットさせる。したがって、指定値監視回路314が、自動利得制御増幅装置において故障が発生したか否かを適切に判定し、当該判定結果に応じて、故障が発生したことを報知することができる。また、指定値監視回路314が、LPF313をリセットしたりすることができる。
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施形態の故障判定システム10の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本発明の第2の実施形態の故障判定システム10は、非同期判定部20と、増幅制御部14とを含む。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施形態の故障判定システム10の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本発明の第2の実施形態の故障判定システム10は、非同期判定部20と、増幅制御部14とを含む。
非同期判定部20は、例えば、図1に示す本発明の第1の実施形態における搬送波非同期判定回路200に相当する。増幅制御部14は、例えば、図1に示す本発明の第1の実施形態における指定値監視回路314に相当する。
非同期判定部20は、変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、当該信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う。
なお、固定増幅手段は、例えば、図1に示す本発明の第1の実施形態における固定ゲインアンプ301に相当する。また、可変増幅手段は、例えば、図1に示す本発明の第1の実施形態における可変ゲインアンプ302に相当する。
増幅制御部14は、可変増幅手段による信号の増幅率を制御するための制御信号を可変増幅手段に入力する。
そして、増幅制御部14は、復調後の信号に基づいて算出された電力値と、非同期判定部20による非同期判定の結果とに応じて、固定増幅手段と可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力する。
なお、機器は、例えば、図1に示す本発明の第1の実施形態における自動利得制御増幅装置300に相当する。
本実施形態によれば、非同期判定部20が、信号が非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う。そして、増幅制御部14が、復調後の信号に基づいて算出された電力値と、非同期判定の結果とに応じて、アラーム信号を出力する。
したがって、信号が復調されている場合であっても、機器において故障が発生したか否かを適切に判定して、故障が発生したことを報知することができる。
10 故障判定システム
14 増幅制御部
20 非同期判定部
101、102、103 入力信号
104 基準周波数信号
105、106 アナログベースバンド信号
107、108 ディジタルベースバンド信号
109 電力値情報
110 AGC閾値情報
111 比較器出力信号
112 LPF出力信号
113 搬送波非同期信号
114 上限指定値情報
115 下限指定値情報
116 AGCリセット信号
117 利得制御信号
118 アラーム信号
200 搬送波非同期判定回路
300 自動利得制御増幅装置
301 固定ゲインアンプ
302 可変ゲインアンプ
303 直交復調部
304 発振器
305 IchA−Dコンバータ
306 QchA−Dコンバータ
310 AGC回路
311 電力計算回路
312 比較器
313 LPF
314 指定値監視回路
14 増幅制御部
20 非同期判定部
101、102、103 入力信号
104 基準周波数信号
105、106 アナログベースバンド信号
107、108 ディジタルベースバンド信号
109 電力値情報
110 AGC閾値情報
111 比較器出力信号
112 LPF出力信号
113 搬送波非同期信号
114 上限指定値情報
115 下限指定値情報
116 AGCリセット信号
117 利得制御信号
118 アラーム信号
200 搬送波非同期判定回路
300 自動利得制御増幅装置
301 固定ゲインアンプ
302 可変ゲインアンプ
303 直交復調部
304 発振器
305 IchA−Dコンバータ
306 QchA−Dコンバータ
310 AGC回路
311 電力計算回路
312 比較器
313 LPF
314 指定値監視回路
Claims (7)
- 変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、前記信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う非同期判定手段と、
前記可変増幅手段による前記信号の増幅率を制御するための制御信号を前記可変増幅手段に入力する増幅制御手段とを備え、
前記増幅制御手段は、前記信号の復調後の信号に基づいて算出された電力値と、前記非同期判定手段による前記非同期判定の結果とに応じて、前記固定増幅手段と前記可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力する
ことを特徴とする故障判定システム。 - 前記増幅制御手段は、
前記電力値が、所定の上限値よりも大きい値または所定の下限値よりも小さい値であり、かつ、
前記非同期判定手段が、前記非同期判定で、前記復調が前記非同期状態で行われたと判定していない場合に、前記アラーム信号を出力する
請求項1に記載の故障判定システム。 - 前記増幅制御手段は、
前記復調後の信号に基づいて算出された電力値が、所定の上限値よりも大きい値または所定の下限値よりも小さい値であり、かつ、
前記非同期判定手段が、前記非同期判定で、前記復調が前非記同期状態で行われたと判定した場合に、前記機器の少なくとも一部をリセットするためのリセット信号を出力する
請求項1または請求項2に記載の故障判定システム。 - 前記増幅制御手段は、
前記電力値が、所定の上限値よりも大きい値または所定の下限値よりも小さい値である状態が所定の時間以上継続している場合に、前記非同期判定に応じた処理を行う
請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の故障判定システム。 - 前記機器は、同期検波方式で信号を復調する復調手段を含む自動利得制御増幅装置である
請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の故障判定システム。 - 変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、前記信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う非同期判定ステップと、
前記可変増幅手段による前記信号の増幅率を制御するための制御信号を前記可変増幅手段に入力する増幅制御ステップとを含み、
前記増幅制御ステップで、前記信号の復調後の信号に基づいて算出された電力値と、前記非同期判定手段による前記非同期判定の結果とに応じて、前記固定増幅手段と前記可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力する
ことを特徴とする故障判定方法。 - コンピュータに、
変調されて、所定の増幅率で増幅する固定増幅手段および増幅率を変更可能な可変増幅手段によって増幅された信号が、前記信号の搬送波に同期していない非同期状態で復調されたか否かの非同期判定を行う非同期判定処理と、
前記可変増幅手段による前記信号の増幅率を制御するための制御信号を前記可変増幅手段に入力する増幅制御処理とを実行させ、
前記増幅制御処理で、前記信号の復調後の信号に基づいて算出された電力値と、前記非同期判定手段による前記非同期判定の結果とに応じて、前記固定増幅手段と前記可変増幅手段とを含む機器に故障が発生したことを示すアラーム信号を出力させる
ための故障判定用プログラム。
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