JP2017092659A - 操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アンプの温度変動に応じてアンプの増幅率が変動しても、操作音または警告音の音量を一定に保つ。【解決手段】 アンプ2は、警告音または操作音を示す音響信号の電圧または電流を所定の利得で増幅し、増幅後の音響信号を出力する。出力調整回路11は、設定された減衰率で、アンプより出力された増幅後の音響信号を減衰させ、減衰後の音響信号を出力する。スピーカー4は、出力調整回路11により出力された音響信号に基づき音響を出力する。コントローラー12は、温度測定部13により測定されたアンプ2の温度に対応する減衰率を出力調整回路11に対して設定する。そして、コントローラー12は、スピーカー4からの音響の音量がアンプ2の温度に対して一定となるように、アンプ2の増幅率の温度特性に基づいて、そのアンプ2の温度に対応する減衰率を特定し設定する。【選択図】 図1
Description
本発明は、操作装置に関するものである。
ある音声信号増幅装置は、電源電圧の変動に応じて、出力レベルを、適切なレベルに設定している(例えば特許文献1参照)。
また、ある音声再生装置は、電力増幅器の温度が所定温度になると、電力増幅器の保護のために音量を自動的に減少させている(例えば特許文献2参照)。
複写機、複合機などの電子機器の操作装置は、キー操作時に操作音をスピーカーで出力したり、エラー発生時に警告音をスピーカーで出力したりする。このような操作音および警告音は比較的短い音響であり、音楽用の音響回路に比べ、高音質を要求されないため、比較的安価な音響回路が使用されている。そのため、装置内の温度変化に起因して、操作音や警告音の音量が変動してしまう。
上述の音声信号増幅装置は、電源電圧の変動に応じて、出力レベルを、適切なレベルに設定しているものの、温度に応じた制御を行っていない。
また、上述の音声再生装置は、電力増幅器の温度が所定温度になると音量を自動的に減少させているため、温度が上昇したときに音量が低下し一定に保たれない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、アンプの温度変動に応じてアンプの増幅率が変動しても、操作音または警告音の音量を一定に保つ操作装置を得ることを目的とする。
本発明に係る操作装置は、警告音または操作音を示す音響信号を出力する音源回路と、前記音響信号の電圧または電流を所定の利得で増幅し、増幅後の前記音響信号を出力するアンプと、設定された減衰率で、前記アンプより出力された増幅後の前記音響信号を減衰させ、減衰後の前記音響信号を出力する出力調整回路と、前記出力調整回路により出力された前記音響信号に基づき音響を出力するスピーカーと、前記アンプの温度を測定する温度測定部と、前記温度測定部により測定された前記アンプの温度に対応する前記減衰率を前記出力調整回路に対して設定するコントローラーとを備える。そして、前記コントローラーは、前記スピーカーからの前記音響の音量が前記アンプの温度に対して一定となるように、前記アンプの増幅率の温度特性に基づいて、前記アンプの温度に対応する前記減衰率を特定し、特定した前記減衰率を前記出力調整回路に対して設定する。
本発明によれば、アンプの温度変動に応じてアンプの増幅率が変動しても、操作音または警告音の音量を一定に保つ操作装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る操作装置の構成を示すブロック図である。図1に示す操作装置は、例えば電子機器(例えば複写機、複合機などといった画像形成装置)の操作パネルに内蔵されており、その電子機器のユーザーインターフェイスとして動作する。
図1に示す操作装置は、音源回路1、アンプ2、音量調整部3、スピーカー4、入力装置5、表示装置6、および記憶装置7を備える。
音源回路1は、警告音または操作音を示す音響信号を出力する。例えば、音源回路1は、音源データおよびデコーダーを内蔵し、音源データに基づいて音響信号を再生し出力する。
アンプ2は、音源回路1により出力された音響信号の電圧または電流を所定の利得で増幅し、増幅後の音響信号を出力する。
図1に示すように、ここでは、アンプ2は、例えば、抵抗R1,R2およびオペアンプOPによる反転増幅器であり、アンプ2の利得(増幅率)は、抵抗R1,R2の抵抗値で決定される。
音量調整部3は、出力調整部11、コントローラー12、および温度測定部13を備える。
出力調整部11は、設定された減衰率で、アンプ2より出力された増幅後の音響信号を減衰させ、減衰後の音響信号を出力する。
コントローラー12は、当該操作装置を制御するCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサーである。特に、コントローラー12は、温度測定部13により測定されたアンプ2の温度に対応する減衰率を出力調整回路11に対して設定する。その際、コントローラー12は、スピーカー4からの上述の音響(つまり、操作音または警告音)の音量がアンプ2の温度に対して一定となるように、アンプ2の増幅率の温度特性に基づいて、アンプ2の温度に対応する減衰率を特定し、特定した減衰率を出力調整回路11に対して設定する。
この実施の形態では、コントローラー12は、アンプ2の温度に対応するデューティを特定し、特定したデューティを減衰率として出力調整回路11に対して設定し、出力調整回路11は、減衰率として設定されたデューティで、増幅後の音響信号をパルス幅変調して増幅後の音響信号を減衰させる。
なお、コントローラー12は、当該操作装置が内蔵される電子機器の本体側の本体コントローラーとの間で通信を行い、入力装置5により検出されたユーザー操作を本体コントローラーに通知したり、その電子機器の状態を本体コントローラーから通知され表示装置6に表示したりする。
温度測定部13は、例えばサーミスターなどの温度センサー、その温度センサーの駆動回路などを有し、アンプ2の温度を測定する。
また、スピーカー4は、出力調整回路11により出力された音響信号に基づき音響を出力する。
入力装置5は、ユーザー操作を検出する、タッチパネル、ハードキーなどの装置である。表示装置6は、ユーザーに対して操作画面などを表示する、液晶ディスプレイ、インジケーターなどである。また、入力装置5および表示装置6によりソフトキーが構成される。ソフトキーへのユーザー操作は、入力装置5により検出される。コントローラー12は、入力装置5により検出されたユーザー操作に応じた警告音または操作音を示す音響信号を、音源回路1に出力させる。
記憶装置7は、アンプ2を構成する抵抗の温度特性データ21を記憶する不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶装置7としては、フラッシュメモリーが使用される。コントローラー12は、温度特性データ21を読み出し、温度特性データ21に基づいて、アンプ2の温度に対応する減衰率を特定し、特定した減衰率を出力調整回路11に対して設定する。
図2は、図1におけるアンプ2内の抵抗R1,R2の温度特性データ21の一例を示す図である。図2に示すように、温度特性データ21は、一般的な環境温度範囲でのアンプ2の温度範囲に対応する抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値を有する。なお、温度特性データ21は、実験などで予め得られる。
次に、上記操作装置の動作について説明する。
コントローラー12は、温度特性データ21を読み出し、温度測定部13を使用してアンプ2の温度を継続的に監視し、温度特性データ21に基づいて、各時点において、アンプ2の温度に応じた減衰率を、出力特性回路11に対して設定する。
そして、所定のユーザー操作が入力装置5によって検出された場合および当該操作装置または当該電子機器の本体の状態が検出された場合、コントローラー12は、検出されたイベントに応じた音響信号を音源回路1に出力させる。
アンプ2は、その音響信号を、その時点の温度での利得で増幅し、出力調整回路11に出力する。
出力調整回路11は、その音響信号を、コントローラー12により設定された減衰率で減衰させ、スピーカー4へ出力する。
以上のように、上記実施の形態によれば、アンプ2は、警告音または操作音を示す音響信号の電圧または電流を所定の利得で増幅し、増幅後の音響信号を出力する。出力調整回路11は、設定された減衰率で、アンプより出力された増幅後の音響信号を減衰させ、減衰後の音響信号を出力する。スピーカー4は、出力調整回路11により出力された音響信号に基づき音響を出力する。コントローラー12は、温度測定部13により測定されたアンプ2の温度に対応する減衰率を出力調整回路11に対して設定するそして、コントローラー12は、スピーカー4からの音響の音量がアンプ2の温度に対して一定となるように、アンプ2の増幅率の温度特性に基づいて、アンプ2の温度に対応する減衰率を特定し、特定した減衰率を出力調整回路11に対して設定する。
これにより、アンプ2の温度変動に応じてアンプの増幅率が変動しても、操作音または警告音の音量が一定に保たれる。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
本発明は、例えば、画像形成装置に適用可能である。
1 音源回路
2 アンプ
4 スピーカー
5 入力装置
7 記憶装置
11 出力調整回路
12 コントローラー
13 温度測定部
2 アンプ
4 スピーカー
5 入力装置
7 記憶装置
11 出力調整回路
12 コントローラー
13 温度測定部
Claims (5)
- 警告音または操作音を示す音響信号を出力する音源回路と、
前記音響信号の電圧または電流を所定の利得で増幅し、増幅後の前記音響信号を出力するアンプと、
設定された減衰率で、前記アンプより出力された増幅後の前記音響信号を減衰させ、減衰後の前記音響信号を出力する出力調整回路と、
前記出力調整回路により出力された前記音響信号に基づき音響を出力するスピーカーと、
前記アンプの温度を測定する温度測定部と、
前記温度測定部により測定された前記アンプの温度に対応する前記減衰率を前記出力調整回路に対して設定するコントローラーとを備え、
前記コントローラーは、前記スピーカーからの前記音響の音量が前記アンプの温度に対して一定となるように、前記アンプの増幅率の温度特性に基づいて、前記アンプの温度に対応する前記減衰率を特定し、特定した前記減衰率を前記出力調整回路に対して設定すること、
を特徴とする操作装置。 - 前記アンプを構成する抵抗の温度特性データを記憶する記憶装置をさらに備え、
前記コントローラーは、前記温度特性データに基づいて、前記アンプの温度に対応する前記減衰率を特定し、特定した前記減衰率を前記出力調整回路に対して設定すること、
を特徴とする請求項1記載の操作装置。 - 前記出力調整回路は、前記減衰率として設定されたデューティで、前記増幅後の前記音響信号をパルス幅変調して前記増幅後の前記音響信号を減衰させ、
前記コントローラーは、前記アンプの温度に対応する前記デューティを特定し、特定した前記デューティを前記減衰率として前記出力調整回路に対して設定すること、
を特徴とする請求項1記載の操作装置。 - ユーザー操作を検出する入力装置をさらに備え、
前記コントローラーは、前記入力装置により検出された前記ユーザー操作に応じた警告音または操作音を示す音響信号を、前記音源回路に出力させること、
を特徴とする請求項1記載の操作装置。 - 電子機器の操作パネルに内蔵されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015218743A JP2017092659A (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015218743A JP2017092659A (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017092659A true JP2017092659A (ja) | 2017-05-25 |
Family
ID=58770778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015218743A Pending JP2017092659A (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017092659A (ja) |
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2015
- 2015-11-06 JP JP2015218743A patent/JP2017092659A/ja active Pending
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