JP2017090682A - データ管理装置及びコンテンツ再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】時間軸上の区間を指定してコンテンツを利用する場合において、各ユーザの求めに応じた区間の情報を提供可能にする。【解決手段】コンテンツ再生装置20は、コンテンツにおける時間軸上に指定された区間(フレーズ)を示すフレーズ情報を入手する場合、当該コンテンツのコンテンツIDを、管理サーバ10へ送信する(S1,S2)。コンテンツ再生装置20は、受信したコンテンツIDと関連付けて配信用データベースに記憶されたフレーズ情報を、コンテンツ再生装置20へ送信する(S3〜S5)。コンテンツ再生装置20は、コンテンツを取得して再生する場合、当該コンテンツのうち、管理サーバ10から受信したフレーズ情報によって特定されるフレーズを再生する(S6〜S11)。【選択図】図5

Description

本発明は、コンテンツの時間軸上に指定された区間に関する情報を提供する技術に関する。
楽器の演奏操作の練習を行う場合、演奏者は、練習したい楽曲の楽音を聴きながら演奏操作を行うことがある。演奏操作の習得には、1曲の全体を通して練習するよりも、1曲のうちの特定の一部の区間(フレーズ)を集中的に練習するのが効率的である。このような場合、演奏者は、練習したい区間だけを再生するように音響機器を操作しなければならなかった。これに対し、特許文献1には、演奏操作の習得を支援する技術として、楽曲に対して指定された特定のフレーズの演奏に必要な鍵を表示しておくとともに、押下すべき複数の鍵をガイド表示することが記載されている。
特開2006−276434号公報
特許文献1に記載の技術では、フレーズの区切りは予め指定されているか、又は演奏者の操作に応じて指定される。しかし、フレーズの区切りが固定的であると、そのフレーズが、ユーザが練習したいフレーズに合致するとは限らない。演奏者がフレーズの区切りを指定する操作を行うことで、ユーザの所望するフレーズが構成されるが、そのような操作を行うことが演奏者にとって煩わしい場合がある。
演奏操作の習得の目的で楽曲が再生される場合、或るユーザにとって練習が必要なフレーズ(例えば、演奏操作が難しいフレーズ)は、それ以外のユーザにとっても練習が必要なフレーズである可能性は高い。このように、ユーザが、或る目的でコンテンツに対してフレーズを指定する場合、同様の目的で同じコンテンツを利用する他のユーザも、同様のフレーズを指定する可能性が高いと推定される。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、時間軸上の区間を指定してコンテンツを利用する場合において、各ユーザの求めに応じた区間の情報を提供可能にすることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明のデータ管理装置は、コンテンツの識別情報と関連付けて、当該コンテンツにおける時間軸上に指定された区間の各区切位置を示す区切データを記憶する記憶部と、前記識別情報と前記区切データとを関連付けて送信するデータ送信部とを備える。
本発明のコンテンツ再生システムは、コンテンツの識別情報と関連付けて、当該コンテンツにおける時間軸上に指定された区間の各区切位置を示す区切データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記識別情報と前記区切データとを関連付けて送信するデータ送信部と、前記データ送信手段により送信された前記識別情報と前記区切データとを受信するデータ受信部と、コンテンツを取得するコンテンツ取得部と、前記コンテンツ取得部により取得されたコンテンツのうち、当該コンテンツの識別情報と関連付けて前記データ受信部により受信された前記区切データによって特定される区間を再生する再生部とを備える。
本発明によれば、時間軸上の区間を指定してコンテンツを利用する場合において、各ユーザの求めに応じた区間の情報を提供可能にすることができる。
本発明の第1実施形態に係るコンテンツ再生システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る管理サーバ及びコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図。 同実施形態に係る配布用データベースの構成を示す図。 同実施形態に係るフレーズの区切り方の方式を説明する図。 同実施形態に係るコンテンツ再生装置が管理サーバからフレーズ情報を入手する場合の動作を示すシーケンスチャート。 同実施形態に係る再生画面の一例を示す図。 同実施形態に係るコンテンツ再生装置がコンテンツを構造解析してフレーズ情報を生成する場合の動作を示すシーケンスチャート。 同実施形態に係るコンテンツ再生装置がフレーズ情報を編集する場合の動作を示すシーケンスチャート。 同実施形態に係るフレーズ編集画面の一例を示す図。 同実施形態に係るコンテンツ再生装置がフレーズ情報の修正を行う場合の動作を示すシーケンスチャート。 同実施形態に係る配布用区切データ生成処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る収集用データベースに蓄積されたフレーズ情報の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係るサービスシステムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る概要を説明する図。 同実施形態に係るコンテンツ再生装置、サービス連携サーバ及びサービス付与サーバの構成を示すブロック図。 同実施形態に係るサービスデータベースの構成を示す図。 サービスシステムの動作を示すシーケンスチャート。 同実施形態に係るサービスの付与例。 同実施形態に係るコンテンツ再生装置及びサービス付与サーバの構成を示すブロック図。 録音データ共有サービスが付与される場合のサービスシステムの動作を示すシーケンスチャート。 同実施形態に係る録音画面の一例を示す図。 採譜サービスが付与される場合のサービスシステムの動作を示すシーケンスチャート。 本発明の変形例1に係るフレーズ情報の入手方法の説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下、本発明のコンテンツが、楽曲を表すコンテンツである場合を説明する。また、1つのコンテンツは、1曲に対応しているものとする。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るコンテンツ再生システム1の全体構成を示す図である。コンテンツ再生システム1は、管理サーバ10と、複数のコンテンツ再生装置20(20−1〜20−N(Nは2以上の自然数))とを備える。管理サーバ10と、複数のコンテンツ再生装置20とは、ネットワーク100を介して相互に接続される。ネットワーク100は、例えばインターネットを含む通信回線である。管理サーバ10、及び複数のコンテンツ再生装置20の各々は、有線及び無線のどちらでネットワーク100に接続してもよい。
管理サーバ10は、コンテンツに対して指定されたフレーズに関するデータを管理するデータ管理装置である。フレーズとは、コンテンツにおける時間軸上に指定された区間をいう。本実施形態において、フレーズはその始点、終点を特定することで指定されるが、例えば始点とそこからの時間長、或いは終点とそれまでの時間長によって指定することも可能である。フレーズは、小節単位、1又は複数の小節の集合によって構成されるメロディ(Aメロ、Bメロ、サビ等)単位、音符単位、拍単位、時間単位等の、どのような単位で指定されてもよい。コンテンツにおける時間軸は、コンテンツの再生時刻を表す時間軸である。管理サーバ10は、フレーズに関するデータを、ネットワーク100を介して複数のコンテンツ再生装置20に配信するサーバ装置に相当する。ただし、本実施形態の管理サーバ10は、コンテンツについては配信しないものとする。
コンテンツ再生装置20は、管理サーバ10に対するクライアント装置に相当する。コンテンツ再生装置20は、コンテンツを再生する装置である。コンテンツ再生装置20が再生可能なコンテンツは、コンテンツ再生装置20の内外のどこに存在してもよいが、本実施形態では、コンテンツ再生装置20内(後述する記憶部24)に記憶されているものとする。
なお、コンテンツ再生装置20は、例えばスマートフォン、タブレット型コンピュータ、音楽プレーヤ、モバイルコンピュータ等の各種の携帯型の端末装置、及びパーソナルコンピュータ等の各種の据置型の端末装置のいずれで実現されてもよい。
図2は、管理サーバ10及びコンテンツ再生装置20の構成を示すブロック図である。図2に示すように、コンテンツ再生装置20は、ハードウェア回路として、制御部21と、通信部22と、UI(User Interface)部23と、記憶部24と、放音部25とを備える。
制御部21は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えたプロセッサで、コンテンツ再生装置20の各部を制御する。通信部22は、ネットワーク100に接続して通信するインタフェースである。UI部23は、表示部231と、操作部232とを備えたユーザインタフェースである。表示部231は、例えば液晶ディスプレイで、各種の画面を表示する。操作部232は、例えば、表示部231の表示領域に重ねて設けられたタッチセンサや物理キーを備え、ユーザにより操作される。
記憶部24は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等の半導体メモリを備え、各種のデータを記憶する。記憶部24は、制御部21により実行されるプログラム、及び再生可能なコンテンツを記憶する。また、再生可能なコンテンツには、当該コンテンツを特定するコンテンツ特定情報、及び当該コンテンツに対して指定されたフレーズを特定するフレーズ情報が関連付けられている場合がある。再生可能なコンテンツは、例えば、CD(Compact Disk)等の記録メディアから取り込まれたコンテンツや、所定のwebページ経由でダウンロードされたコンテンツ等であるが、その入手の方法については特に問わない。
放音部25は、例えば信号処理回路、アンプ及びスピーカを備え、制御部21によるコンテンツの再生により生成された音響信号が供給されると、この音響信号が表す音(楽音)を放音する。
管理サーバ10は、ハードウェア回路として、制御部11と、通信部12と、記憶部13とを備える。
制御部11は、CPU、ROM及びRAMを備えたプロセッサである。CPUは、ROMに記憶されたプログラム又は記憶部13に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、管理サーバ10の各部を制御する。通信部12は、ネットワーク100に接続して通信するインタフェースである。記憶部13は、例えばハードディスク装置を備え、制御部11により実行されるプログラムを記憶する。記憶部13は、配信用データベース131、及び収集用データベース132を有する記憶手段として機能する。配信用データベース131は、コンテンツ再生装置20に配信されるデータを記憶するためのデータベースである。収集用データベース132は、コンテンツ再生装置20から収集(受信)したデータを記憶(蓄積)するためのデータベースである。
図3は、配信用データベース131の構成を示す図である。図3に示すように配信用データベース131は、複数のコンテンツの各々について、「コンテンツ特定情報」と「フレーズ情報」とを関連付けて記憶する。
コンテンツ特定情報は、「コンテンツID」、「コンテンツ名」、及び「付属情報」の各情報を含む。コンテンツIDは、コンテンツを一意に識別する識別情報である。コンテンツ名は、コンテンツの名称(本実施形態では楽曲名)である。付属情報は、コンテンツに関する付属的な情報で、例えば作曲者、作詞者、演奏者、コンテンツが収録されたアルバムのアルバム名、コンテンツの発売年月日、ジャンル等の情報を含む。
フレーズ情報は、「セットID」、「セット名称」、「作成者ID」、「補足情報」、「区切データ」と、「フレーズ名称」、「形式1」、及び「形式2」の各情報を含む。
セットIDは、1セットのフレーズ情報を一意に識別する識別情報である。1セットのフレーズ情報は、本実施形態では、1つのコンテンツに対して指定された1又は複数のフレーズ情報を特定する情報である。配信用データベース131においては、1つのコンテンツに対して、1又は複数セットのフレーズ情報が関連付けられている。セット名称は、1セットのフレーズ情報に付された名称である。作成者IDは、1セットのフレーズ情報の作成者を一意に識別する識別情報である。補足情報は、1セットのフレーズ情報の補足的な情報で、例えば作成者によって付されたフレーズに関するコメントを含む。
区切データは、1つのフレーズの区切位置を示すデータで、ここでは「始点」及び「終点」の情報を含む。フレーズの始点及び終点を示す情報は、各々コンテンツの時間軸上の時刻によって表される。フレーズ名称は、1つのフレーズに付された名称である。フレーズ名称としては、「イントロ」や「Aメロ」、「Bメロ」、「サビ」のような、コンテンツに含まれるメロディ(構造)を特定する名称、又は「練習ポイント」や「ソロ」のような作成者が任意に付した名称である。なお、フレーズ名称は、予め用意された名称の中から選択されてもよい。
形式1は、フレーズ情報の形式を示す情報で、区切データが自動で生成されたことを示す「自動」と、ユーザの手動によって生成されたことを示す「手動」とのいずれかを表す。形式2は、フレーズ情報の形式を示す情報で、フレーズがコンテンツの構造に従って指定されたことを示す「構造的」と、コンテンツの構造とは無関係に指定されたことを示す「非構造的」とのいずれかを表す。
図4は、フレーズの区切り方の方式を説明する図である。フレーズの区切り方の方式として、以下の方式1〜方式3がある。
方式1は、コンテンツにおける時間軸上の全体において、各フレーズの間隔に空きがなく、且つ重複するようなフレーズの指定もない区分の方式である。即ち、コンテンツの時間軸上の各位置に、いずれか1つのフレーズが指定されている。例えばコンテンツを構造(メロディ)に従って区分した場合に、方式1の区切り方となる。方式2は、コンテンツの時間軸上においてフレーズの指定の抜け及び重複を許容する区分の方式である。例えばコンテンツ内において特定の期間に演奏される楽器のフレーズと、これとは別の楽器で先の楽器とは重なる演奏期間があったり、単独の演奏期間があったりする楽器のフレーズ(図4では練習ポイント1という名称が付けられている)をそれぞれ任意に指定する区切り方は、方式2となる。方式3は、方式1によるフレーズの区切り方と、方式2によるフレーズの区切り方とを併用する方式である。本実施形態では、方式3が採用されるものとする。
図3に示すコンテンツID「0001」が示すコンテンツには、セットID「S001」、「S002」、及び「S003」が示すフレーズ情報が関連付けられている。これらの各フレーズ情報とコンテンツの時間軸上の位置との関係は、図4に示すとおりである。
セットID「S001」が示すフレーズ情報は、コンテンツの構造を解析することで生成されたものである。このフレーズ情報には、セット名称として「構造解析」が付されている。セットID「S002」が示すフレーズ情報は、ユーザの手動によって指定されたフレーズを示す。このフレーズ情報では、楽器の演奏操作の練習を行う区間にフレーズが指定されている。このフレーズ情報には、セット名称として「練習ポイントまとめ」が付されている。セットID「S003」が示すフレーズ情報も、ユーザの手動によって指定されたフレーズを示す。このフレーズ情報では、ソロでの歌唱が行われる区間にフレーズが指定されている。このフレーズ情報には、セット名称として「ソロ」が付されている。
図示はしないが、収集用データベース132においても、コンテンツ特定情報と、フレーズ情報とが関連付けて蓄積される。ただし、収集用データベース132に蓄積されたデータは、その時点では配信の対象とはならない。
次に、図2を参照して管理サーバ10及びコンテンツ再生装置20の機能構成を説明する。
管理サーバ10の制御部11は、プログラムを実行することにより、データ受信部111と、区切データ生成部112と、コンテンツID受信部113と、データ送信部114とに相当する機能を実現する。
データ受信部111は、コンテンツ再生装置20により送信されたデータを、通信部12を介して受信するデータ受信部として機能する。例えば、データ受信部111は、受信した区切データを収集用データベース132に記憶させる。
区切データ生成部112は、収集用データベース132に記憶された区切データに基づいて、配信用データベース131に記憶される区切データを生成する区切データ生成部として機能する。具体的には、区切データ生成部112は、収集用データベース132に記憶された一のコンテンツのコンテンツIDに関連付けられた複数の区切データの区切データに所定の統計処理を施すことで、当該統計処理の結果を反映した配信用の区切データを生成する。
なお、区切データ生成部112が行う処理は統計処理だけに限らず、他の処理を行ってもよく、或いは何も処理を行わず元の区切データをそのまま含む区切データを生成してもよい。また、統計処理の内容について後述する。
コンテンツID受信部113は、コンテンツ再生装置20から、区切データの送信を要求するコンテンツのコンテンツIDを、通信部12を介して受信する識別情報受信部として機能する。
データ送信部114は、配信用データベース131に記憶されたデータを、通信部12を介してコンテンツ再生装置20へ送信するデータ送信部として機能する。データ送信部114は、例えば、コンテンツID受信部113が受信したコンテンツIDと関連付けられた区切データを送信する。
コンテンツ再生装置20の制御部21は、プログラムを実行することにより、コンテンツ取得部211と、区切データ取得部212と、再生部213と、構造解析部214と、指定受付部215と、編集処理部216と、データ送信部217と、コンテンツID送信部218と、データ受信部219とに相当する機能を実現する。
コンテンツ取得部211は、コンテンツを取得するコンテンツ取得部として機能する。取得されるコンテンツは、本実施形態では、記憶部24に記憶されたコンテンツから選択される。
区切データ取得部212は、コンテンツ取得部211が取得するコンテンツのコンテンツIDと関連付けられた区切データを、記憶部24から取得する。
再生部213は、コンテンツ取得部211により取得されたコンテンツを再生する再生部として機能する。再生部213は、例えば、コンテンツのうち、区切データ取得部212により取得された区切データによって特定されるフレーズを再生する。再生部213は、コンテンツの再生時には、表示部231に再生画面を表示させる。
構造解析部214は、コンテンツ取得部211が取得したコンテンツの構造を解析することで区切データを生成する構造解析部として機能する。構造解析部214は、生成した区切データを、記憶部24に記憶させる。
指定受付部215は、コンテンツに対するフレーズの区切位置の指定を、操作部232に対するユーザの操作に応じて受け付ける指定受付部として機能する。
編集処理部216は、指定受付部215により受け付けられたフレーズの区切位置の指定に従って、区切データの編集を行う編集処理部として機能する。ここにおいて、区切データの編集とは、コンテンツに対して新たな区切位置を指定すること、及び既に指定された区切位置を修正(変更)することの両方をいう。編集処理部216は、区切データの編集時には、表示部231にフレーズ編集画面を表示させる。編集処理部216は、編集により得られた区切データを記憶部24に記憶させる。
データ送信部217は、記憶部24に記憶されたデータを、通信部22を介して管理サーバ10へ送信するデータ送信部として機能する。このデータは、例えば、構造解析部214により生成された区切データや、編集処理部216により編集された区切データである。
コンテンツID送信部218は、通信部22を介して、区切データの送信を要求するコンテンツのコンテンツIDを管理サーバ10へ送信する識別情報送信部として機能する。
データ受信部219は、管理サーバ10(データ送信部114)によって送信されたデータを、通信部22を介して受信するデータ受信部として機能する。データ受信部219は、例えば、受信した区切データを記憶部24に記憶させる。
なお、以上説明した各機能ブロックは、フレーズ情報に含まれる区切データに加え、当該フレーズ情報に含まれる他のデータ(図3参照)も処理の対象としてもよい。
次に、コンテンツ再生システム1の動作例を説明する。
<A:コンテンツ再生装置20が管理サーバ10からフレーズ情報を入手する場合の動作>
図5は、コンテンツ再生装置20が管理サーバ10からフレーズ情報を入手する場合の動作を示すシーケンスチャートである。
コンテンツ再生装置20は、管理サーバ10からフレーズ情報を入手するかどうかを判定する(ステップS1)。コンテンツ再生装置20は、例えば、再生対象のコンテンツを特定した場合において、そのコンテンツのフレーズ情報が1つも記憶されていないとき、又はユーザの操作に応じてフレーズ情報の入手が指示された場合に、ステップS1で「YES」と判定する。
ステップS1で「YES」と判定した場合、コンテンツ再生装置20は、フレーズ情報を入手するコンテンツのコンテンツIDを、管理サーバ10へ送信する(ステップS2)。コンテンツ再生装置20は、例えば、再生対象のコンテンツのコンテンツIDを送信する。又は、コンテンツ再生装置20は、管理サーバ10からフレーズ情報を入手可能なコンテンツの一覧を表示し、ユーザの操作に応じて選択されたコンテンツのコンテンツIDを送信してもよい。
管理サーバ10は、ステップS2で送信されたコンテンツIDを受信すると、該当のフレーズ情報が配信用データベース131にあるかどうかを判定する(ステップS3,S4)。ここで、管理サーバ10は、受信したコンテンツIDに関連付けられたフレーズ情報が配信用データベース131に記憶されている場合には、ステップS4で「YES」と判定する。そして、管理サーバ10は、該当のフレーズ情報を、コンテンツ再生装置20へ送信する(ステップS5)。本実施形態において、フレーズ情報の送信は、セット単位で行われるものとする。ステップS5で送信されるフレーズ情報は、ステップS2で送信されたコンテンツIDに関連付けられた全てのフレーズ情報であってもよいし、一部のフレーズ情報であってもよい。後者の場合、ユーザの操作に応じて選択されたフレーズ情報が送信されるとよい。
管理サーバ10は、ステップS5やその他の処理ステップにおいて、コンテンツ再生装置20にフレーズ情報を送信する場合、このフレーズ情報と関連付けられたコンテンツ特定情報も併せて送信してもよい。
コンテンツ再生装置20は、ステップS5で送信されたフレーズ情報を受信すると、受信したフレーズ情報を、記憶部24に記憶させる(ステップS6)。
コンテンツ再生装置20は、ステップS6やその他の処理ステップにおいて、フレーズ情報を記憶部24に記憶させる場合、コンテンツと当該コンテンツに対応するフレーズ情報との関係を特定可能な形式で記憶させる。コンテンツ再生装置20は、例えば、コンテンツID(又はコンテンツ特定情報)とフレーズ情報とを関連付けて記憶させる。
次に、コンテンツ再生装置20は、所定のタイミング(例えばコンテンツの再生が指示されたタイミング)で、記憶部24から再生対象のコンテンツを取得する(ステップS7)。次に、コンテンツ再生装置20は、ステップS7で取得したコンテンツに対応するフレーズ情報を、記憶部24から取得する(ステップS8)。このフレーズ情報は、例えば、管理サーバ10から入手したフレーズ情報である。
次に、コンテンツ再生装置20は、再生するコンテンツとフレーズ情報とに基づいて、再生画面を表示部231に表示させる(ステップS9)。
図6は、再生画面の一例を示す図である。図6には、コンテンツID「ID0001」のコンテンツと、セットID「S001」が示すフレーズ情報とが取得された場合の再生画面SC1が示されている。
再生画面SC1では、フレーズ毎に設けられたフレーズ領域T1〜T7が配列する。フレーズ領域T1〜T7の各々には、コンテンツ内での再生順番を示す数値と、フレーズ名称と、コンテンツの時間軸上におけるフレーズの位置を表す時刻情報及びバー画像IMBと、フレーズの最終再生日と、フレーズメニューボタンMBとが表示されている。フレーズメニューボタンMBは、フレーズの命名、コピー、消去等の、フレーズに関する処理を行うためのメニューを表示するためのボタンである。また、再生画面SC1では、フレーズ領域T1〜T7に関連付けて、再生チェックボックスC1〜C7が各々配置されている。再生チェックボックスC1〜C7は、再生するフレーズを指定するための操作子画像で、チェックを入れる操作が行われることで、対応するフレーズが再生するフレーズとして選択される。つまり、チェックが入れられていない再生チェックボックスに対応するフレーズは、再生するフレーズとして選択されていない。
また、再生画面SC1には、操作領域TOが配置されている。操作領域TOには、コンテンツ(フレーズ)の再生の開始を指示するボタンB1と、再生するフレーズの頭だし又は逆戻しを指示するボタンB2と、再生するフレーズの先送りを指示するボタンB3と、フレーズの始点の何秒前を再生開始位置として再生するか、又はフレーズの再生前に何秒間無音区間を設けるかを指示するボタンB4(No(0秒)、1秒、3秒)と、フレーズの繰り返し再生の有無を指示するボタンB5と、再生テンポの変更を指示するボタンB6(例えば30%〜200%まで5%刻みで指定可能である。)とが配置されている。ボタンB4は、各フレーズに対応する部分の楽音をユーザが理解しやすい再生開始位置又は無音区間の長さでコンテンツ(フレーズ)が再生されるように、当該ユーザによって操作される。
コンテンツ再生装置20は、再生画面の表示中において、操作部232を介して操作を受け付ける(ステップS10)。そして、コンテンツ再生装置20は、選択されたフレーズを再生する(ステップS11)。ステップS11において、コンテンツ再生装置20は、再生画面の表示中に行われた操作に応じて、コンテンツの再生を制御する。例えば、コンテンツ再生装置20は、再生チェックボックスC2のみにチェックが入れられた場合、Aメロ(0:55〜01:40)を繰り返し再生する。再生チェックボックスC2,C3,C5にチェックが入れられた場合、コンテンツ再生装置20は、Aメロ(0:55〜01:40)、Bメロ(1:41〜02:28)、及びAメロ(03:04〜04:10)の順番で、且つこれらを繰り返し再生する。ここで、カッコ内の数値はコンテンツの時間軸におけるフレーズの開始時刻〜終了時刻を示す。
なお、コンテンツ再生装置20は、コンテンツの再生中は、ボタンB1を再生の停止を指示するボタン(図示略)に置き換えて表示する。また、コンテンツ再生装置20は、フレーズ領域T1〜T7の長押し操作を受け付けると、フレーズの再生順を並べ替える機能を実現してもよい。また、再生チェックボックスC1〜C7は、数値入力により再生順番を設定可能にする操作子の画像に置き換えられてもよい。また、コンテンツ再生装置20は、再生チェックボックスのいずれにもチェックが入れられていない場合は、全てのフレーズを、コンテンツ内での再生順番で再生する。
<B:コンテンツ再生装置20がコンテンツを構造解析してフレーズ情報を生成する場合の動作>
該当のフレーズ情報が管理サーバ10の配信用データベース131にない場合、コンテンツ再生装置20は、図5のステップS4で「NO」と判定する。また、コンテンツ再生装置20は、ネットワーク100に接続していない状況下であること等を理由として、管理サーバ10からフレーズ情報を入手できない場合は、図5のステップS1で「NO」と判定する。この場合において、コンテンツ再生装置20は、自装置でフレーズ情報を生成することが可能である。
図7は、コンテンツ再生装置20がコンテンツを構造解析してフレーズ情報を生成する場合の動作を示すシーケンスチャートである。
まず、コンテンツ再生装置20は、コンテンツの構造解析を行うかどうかを判定する(ステップS21)。コンテンツ再生装置20は、ステップS21で「YES」と判定した場合、フレーズ情報を生成するコンテンツを記憶部24から取得して、このコンテンツの構造解析を行う(ステップS22)。構造解析は、コンテンツの構造(メロディ)を特定する解析処理であり、公知のアルゴリズムに従って行われる。次に、コンテンツ再生装置20は、構造解析が完了したかどうかを判定する(ステップS23)。構造解析が完了していないと判定した場合(ステップS23;NO)、コンテンツ再生装置20は、ステップS22に戻り、コンテンツの構造解析を続ける。
構造解析が完了したと判定した場合(ステップS23;YES)、コンテンツ再生装置20は、この構造解析により生成したフレーズ情報を、記憶部24に記憶させる(ステップS24)。そして、コンテンツ再生装置20は、図5のステップS7に進んで、コンテンツをフレーズ情報に従って再生するための処理を行う。
更に、コンテンツ再生装置20は、自動で又はユーザの指示に応じて、構造解析により生成したフレーズ情報を、管理サーバ10へ送信する(ステップS25)。コンテンツ再生装置20は、ステップS25やその他の処理ステップにおいて、管理サーバ10にフレーズ情報を送信する場合、コンテンツと当該コンテンツに対応するフレーズ情報との関係を特定可能な形式で送信する。例えば、コンテンツ再生装置20は、フレーズ情報と関連付けられたコンテンツID又はコンテンツ特定情報を送信する。
管理サーバ10は、ステップS25で送信されたフレーズ情報を受信し、受信したフレーズ情報を収集用データベース132に記憶させる(ステップS26,S27)。その後、管理サーバ10は、所定のタイミングで(例えば、所定の期間が経過する度に)配信用データ生成処理を行って、配信用のフレーズ情報を生成し、これを配信用データベース131に記憶させる(ステップS28)。配信用データ生成処理は、収集用データベース132に蓄積されたフレーズ情報から、配信用データベース131に記憶される配信用のフレーズ情報を生成する処理である。配信用データ生成処理の詳細については、後で説明する。配信用データベース131に記憶されたフレーズ情報は、以後、他のコンテンツ再生装置20でのコンテンツの再生に利用可能となる。
なお、コンテンツの構造解析によって生成されたフレーズ情報は、他のコンテンツ再生装置20での無駄な構造解析に係る処理の発生を避けるため、即座に収集用データベース132に格納されて、他のコンテンツ再生装置20により利用可能となってもよい。
構造解析は、或る程度の処理時間(例えば30〜60秒)を要する。そこで、コンテンツ再生装置20は、構造解析により生成されたフレーズ情報が管理サーバ10に既にある場合には、自装置ではコンテンツの構造解析を行わずに、管理サーバ10からこのフレーズ情報を入手することが可能である。このため、コンテンツ再生装置20では、自装置で構造解析する場合に比べて速やかにフレーズ情報を入手して(例えば2〜3秒)、コンテンツの再生を開始することができる。また、管理サーバ10に構造解析により生成されたフレーズ情報がない場合、コンテンツ再生装置20は自装置で構造解析を行って生成したフレーズ情報を管理サーバ10に提供する。これにより、このフレーズ情報は他のコンテンツ再生装置20におけるコンテンツの再生にも利用可能となる。
<C:コンテンツ再生装置20がフレーズ情報を編集する場合の動作>
図8は、コンテンツ再生装置20がフレーズ情報を編集する場合(ここでは新規作成する場合)の動作を示すシーケンスチャートである。
コンテンツ再生装置20は、図7のステップS21で構造解析を行わないと判定した場合(ステップS21;NO)、次に、フレーズ情報を編集するかどうかを判定する(図8のステップS31)。ステップS31で「YES」と判定した場合、コンテンツ再生装置20は、編集対象のコンテンツを記憶部24から取得する(ステップS32)。次に、コンテンツ再生装置20は、取得したコンテンツに基づいて、フレーズ編集画面を表示部231に表示させる(ステップS33)。次に、コンテンツ再生装置20は、フレーズ編集画面の表示中において、フレーズの区切位置の指定をユーザの操作に応じて受け付ける(ステップS34)。コンテンツ再生装置20は、この操作に応じてフレーズの編集を行う(ステップS35)。次に、コンテンツ再生装置20は、フレーズの編集を継続するかどうかを判定する(ステップS36)。編集を継続する場合は(ステップS36;NO)、コンテンツ再生装置20は、ステップS33に戻って処理を継続する。
図9は、フレーズ編集画面の一例を示す図である。図9に示すように、フレーズ編集画面SC2は、編集領域TE1と、波形表示領域TE2と、操作領域TE3とを含む。編集領域TE1には、横軸を時間軸とし、縦軸を振幅とした、コンテンツから生成される音響信号の時間波形が表示されている。編集領域TE1には、コンテンツにおける時間軸上の全区間のうち、編集処理の対象となる区間の時間波形Wが表示されている。「A」のラベルが付された線状の始点画像IMSは、時間軸上のフレーズの始点の位置に配置され、ユーザの操作に応じてその位置を変更可能である。「B」のラベルが付された線状の終点画像IMEは、時間軸上のフレーズの終点の位置に配置され、ユーザの操作に応じてその位置を変更可能である。線状の再生位置画像IMPは、現在の再生位置を示す画像である。コンテンツの再生とともに時間波形Wが左方に移動することで、再生位置画像IMPがコンテンツの再生位置に表示される。
波形表示領域TE2には、コンテンツの時間軸における全区間の時間波形が表示されている。この時間波形のうち、カーソルCurが合わせられた区間の時間波形が、編集領域TE1に拡大表示されている。カーソルCurを動かす操作が行われると、コンテンツ再生装置20は、その操作に応じて編集領域TE1に時間波形を表示させる区間を変更する。カーソルCurを動かす操作は、例えば、ユーザがカーソルCurに指を触れさせてこれを移動させる操作、又はカーソルCurを移動させるための所定のボタンを操作するである。操作領域TE3は、再生画面SC1の操作領域TOと大略同じであるから、説明を省略する。
コンテンツ再生装置20は、始点画像IMS又は終点画像IMEを移動させる操作に応じて、フレーズの始点及び終点の位置を変更する。この際、コンテンツ再生装置20は、始点と終点の前後関係が崩れないように、つまり始点が終点よりも後にならないように制御する。また、コンテンツ再生装置20は、フレーズの始点又は終点を、時間軸上で隣接するフレーズの終点又は始点と一致させる制御を行う。ここでは、コンテンツ再生装置20は、終点画像IMEを、後続するフレーズの始点画像IMNに近づける操作が、所定期間続けて行われた場合には、終点画像IMEを始点画像IMNの位置に移動させて、フレーズの終点を指定する。そして、コンテンツ再生装置20は、ユーザが指を操作部232から離すと、そのときの始点画像IMSの位置に基づいてフレーズの始点を確定させる。図示はしないが、コンテンツ再生装置20は、始点画像IMSを、前段のフレーズの終点画像に近づける操作が、所定期間続けて行われた場合には、始点画像IMSをこの終点画像の位置に移動させて、フレーズの始点を指定する。そして、コンテンツ再生装置20は、ユーザが指を操作部232から離すと、そのときの終点画像IMEの位置に基づいてフレーズの終点を確定させる。
また、編集処理は、ユーザが楽音を聞きながら行うと効率的なことが多い。また、編集時には、ユーザがフレーズの始点及び終点の微調整を繰り返しながら指定する場合も多い。そこで、コンテンツ再生装置20は、始点画像IMSが移動中の場合、その時点でのフレーズの始点の位置から所定時間長の区間(例えば1秒)を自動的に繰り返して再生し、また、終点画像IMEが移動中の場合、その時点でのフレーズの終点の位置から所定時間長の区間(例えば1秒)を自動的に繰り返して再生してもよい。また、コンテンツ再生装置20は、始点画像又は終点画像の移動が停止すると、この繰り返し再生を停止させる。
なお、編集画面の表示中に、ボタンB1が操作された場合、コンテンツ再生装置20は、始点画像IMSの位置と終点画像IMEの位置との間の区間を再生してもよい。また、フレーズ編集画面において、波形表示に代えて音符表示が用いられてもよい。
図8に戻って説明する。
フレーズ編集画面の表示中にユーザの操作を一定期間受け付けない、又はフレーズの編集が完了したことを示すユーザの操作を受け付けた場合、コンテンツ再生装置20は、フレーズの編集が完了したと判定する(ステップS36;YES)そして、コンテンツ再生装置20は、生成したフレーズ情報を記憶部24に記憶させる(ステップS37)。そして、コンテンツ再生装置20は、記憶部24に記憶したフレーズ情報を、管理サーバ10へ送信する(ステップS38)。
管理サーバ10は、ステップS38で送信されたフレーズ情報を受信し、受信したフレーズ情報を収集用データベース132に記憶させる(ステップS39,S40)。その後、管理サーバ10は、所定のタイミングで、配信用データ生成処理を行って配信用のフレーズ情報を生成し、これを配信用データベース131に記憶させる(ステップS28)。
<D:コンテンツ再生装置20がフレーズ情報の修正を行う場合の動作>
コンテンツ再生装置20は、管理サーバ10から配信されるフレーズ情報を、ユーザの操作に応じて修正することも可能である。
図10は、コンテンツ再生装置20がフレーズ情報の修正を行う場合の動作を示すシーケンスチャートである。
コンテンツ再生装置20は、図8のステップS31で「NO」と判定した場合、次に、管理サーバ10から配信されるフレーズ情報を修正するかどうかを判定する(図10のステップS41)。ステップS41で「YES」と判定した場合、コンテンツ再生装置20は、修正対象とするコンテンツのコンテンツIDを、管理サーバ10へ送信する(ステップS42)。ステップS42で送信されるコンテンツIDは、図5のステップS2と同じ方法で決められてよい。
管理サーバ10は、ステップS42で送信されたコンテンツIDを受信する(ステップS43)。次に、コンテンツ再生装置20は、このコンテンツIDと関連付けられたフレーズ情報を、配信用データベース131から取得して、コンテンツ再生装置20へ送信する(ステップS44)。
コンテンツ再生装置20は、ステップS44で送信されたフレーズ情報を受信する(ステップS45)。次に、コンテンツ再生装置20は、フレーズ情報が修正対象となるコンテンツを取得する(ステップS46)。次に、コンテンツ再生装置20は、フレーズ編集画面を表示部231に表示させる(ステップS47)。コンテンツ再生装置20は、フレーズ編集画面の表示中において、フレーズの区切位置の指定をユーザの操作に応じて受け付ける(ステップS48)。コンテンツ再生装置20は、この操作に応じてフレーズの編集を行う(ステップS49)。次に、コンテンツ再生装置20はフレーズの編集を継続するかどうかを判定する(ステップS50)。編集を継続する場合は(ステップS50;NO)、コンテンツ再生装置20は、ステップS47に戻って処理を継続する。ステップS47〜S50の処理は、ステップS33〜S36の処理と同じでよいので、説明を省略する。ただし、ここでは、受信したフレーズ情報に従って、予めフレーズの始点や終点が指定されている。
フレーズの編集が完了したと判定した場合(ステップS50;YES)、コンテンツ再生装置20は、生成したフレーズ情報を記憶部24に記憶させる(ステップS51)。そして、コンテンツ再生装置20は、記憶部24に記憶したフレーズ情報を、管理サーバ10へ送信する(ステップS52)。
管理サーバ10は、ステップS52で送信されたフレーズ情報を受信し、受信したフレーズ情報を収集用データベース132に記憶させる(ステップS53,S54)。その後、管理サーバ10は、所定のタイミングで、配信用データ生成処理を行って配信用のフレーズ情報を生成し、これを配信用データベース131に記憶させる(ステップS28)。
ステップS54において、管理サーバ10は、修正の基となったフレーズ情報と、修正後のフレーズ情報とを関連付け、更にそれらの連携を示す情報である連携情報を関連付けて配信してもよい。また、ユーザは、フレーズ情報の修正内容に関する情報を補足情報に含ませてもよい。例えば、ユーザは、「ギターの練習に特化したフレーズ区切りです。」、「歌唱の音程が取りにくい場所のみを取り出したフレーズ区切りです。」「構造解析で不適切であった楽曲構造を適切なものに修正しました。」等のコメントを補足情報に含ませる。また、管理サーバ10は、修正の基となったフレーズ情報に、修正後のフレーズ情報を上書き記憶させてもよい。
ところで、以上の方法で管理サーバ10に送信されたフレーズ情報は、必ずしも音楽的な感性に照らして適切なフレーズ情報になっているとは限らない。例えば、構造解析のアルゴリズムやコンテンツの構造によっては、適切にフレーズが区切られていない可能性がある。また、ユーザの手動操作を介してフレーズ情報が編集された場合、その編集が常に適切に行われているとは限らない。そこで、管理サーバ10は、収集用データベース132に蓄積されたフレーズ情報に基づいて配信用データ生成処理を行って、配信用のフレーズ情報を生成する。
<E:配信用データ生成処理>
図11は、配信用データ生成処理を示すフローチャートである。
まず、管理サーバ10は、まず、処理対象のコンテンツを1つ特定する(ステップS281)。次に管理サーバ10は、特定したコンテンツのコンテンツIDに関連付けられた複数のフレーズ情報に含まれる区切データを、収集用データベース132から抽出する(ステップS282)。そして、管理サーバ10は、抽出した複数の区切データに所定の統計処理を行って、配信用のフレーズ情報を生成する(ステップS283)。
ステップS283の処理を具体的に説明する。
図12は、収集用データベース132に蓄積されたフレーズ情報の一例を示す図である。
図12に示すユーザA,B,Cが作成したフレーズ情報を参照すると、コンテンツの構造に基づいてフレーズが指定されていると推定される。しかし、これらのフレーズ情報が示すフレーズの区切位置には若干のばらつきがある。そこで、管理サーバ10は、複数のフレーズ情報の区切位置に基づいて、構造解析により得られたフレーズ情報の区切位置を修正する。この際、管理サーバ10は、区切位置が所定の類似範囲内に含まれる複数のフレーズ情報に統計処理を施して、配信用のフレーズ情報におけるフレーズの区切位置を求める。統計処理は、例えば平均値を求める処理であるが、中央値等の統計値が求められてもよい。
また、図12に示すユーザA,Bのように、コンテンツの構造に基づいて生成されたフレーズ情報のみを提供するユーザもいれば、ユーザDのように、コンテンツの構造とは関係なくフレーズを指定したフレーズ情報を提供するユーザもいれば、ユーザCのようにコンテンツの構造に基づいて生成されたフレーズ情報と、コンテンツの構造とは関係なくフレーズを指定したフレーズ情報との両方を提供するユーザもいる。このような場合、管理サーバ10が収集されたフレーズ情報に単純に統計処理を施すだけでは、意味のないフレーズ情報が生成されてしまう可能性がある。そこで、管理サーバ10は、複数のフレーズ情報をクラスタ分析し、いくつかのクラスタ(例えば、コンテンツの構造に基づいて生成されたフレーズ情報と、コンテンツの構造とは関係なくフレーズを指定したフレーズ情報)に分類した後、その分類毎に統計処理を行うようにする。
更に、管理サーバ10は、以下の情報に基づいて、加重平均を用いた統計処理を行ってもよい。
(1)拍情報を利用した加重平均。これにより、拍に合う位置でフレーズ同士が区分され、いわゆるクオンタイズされた区切に近くなる。
(2)ユーザの音楽的経験を利用した加重平均。管理サーバ10は、提供されたユーザの個人情報(音楽的経験等)に基づいて、音楽的な経験又は対象とする楽曲との親和性の高いユーザが指定した区切位置の重み付けを大きくする。
(3)ユーザ毎のフレーズ情報の生成数、又はフレーズ情報が示すフレーズの再生回数に応じた加重平均。これにより、適切なフレーズ情報を生成する頻度が高いユーザの意向や、より多く実際に利用されているフレーズ情報がより強く反映されたフレーズ情報が生成されやすくなる。
更に、管理サーバ10は、外れ値の排除を行ってもよい。管理サーバ10には、本来共有されるべきでないフレーズ情報が提供されて、収集用データベース132に蓄積される場合もある。そこで、管理サーバ10は、図12に示すユーザZのように、収集された他のユーザの区切位置から一定距離以上外れた区切位置を含むフレーズ情報については、外れ値として、統計処理の対象から除外する。
更に、管理サーバ10は、利用頻度の高いフレーズ情報を、音楽の専門家に提供して、配信用のフレーズ情報を生成させてもよい。この場合、専門家が一からフレーズ情報を作成するよりも、蓄積されたフレーズ情報を参考にしながらフレーズ情報を作成することができるので素早く配信用のフレーズ情報が生成される。
また、収集用データベース132には、一般ユーザのフレーズ情報と、構造解析又は専門家によるフレーズ情報とが存在する。この場合において、管理サーバ10は、構造解析又は専門家によるフレーズ情報については、そのまま配信用データベース131に記憶させて配信用としてもよい。
更に、管理サーバ10は、データ形式が不正なフレーズ情報については、収集用データベース132に記憶させないようにしてもよい。データ形式が不正なフレーズ情報として、指定されるべき情報が指定されていないもの、フレーズの始点又は終点に時刻情報でない文字が含まれているもの、存在しないコンテンツIDが指定されているもの、フレーズの始点と終点との時間的な前後関係が逆のもの等がある。
以上の処理により配信用のフレーズ情報を生成すると、管理サーバ10は、生成したフレーズ情報を配信用データベース131に記憶させる(ステップS284)。
以上説明した第1実施形態のコンテンツ再生システム1では、コンテンツ再生装置20による管理サーバ10からのフレーズ情報の入手、構造解析で生成したフレーズ情報の共有、フレーズ情報の編集が行って、複数のユーザ同士でフレーズ情報の共有を可能とする。よって、コンテンツ再生システム1によれば、各ユーザの求めに応じたフレーズを指定したフレーズ情報を提供することができる。
[第2実施形態]
本実施形態では、フレーズ情報に応じたサービスをコンテンツ再生装置20のユーザに付与する構成が備えられている点で、上述した第1実施形態と相違する。本実施形態では、上述した第1実施形態と同じ符号を付した要素は、上述した第1実施形態と同等に機能する。
図13は、本実施形態に係るサービスシステム1Aの全体構成を示す図である。サービスシステム1Aは、管理サーバ10と、複数のコンテンツ再生装置20(20−1〜20−N)とに加え、サービス連携サーバ30と、1又は複数のサービス付与サーバ40とを備える。管理サーバ10と、複数のコンテンツ再生装置20と、サービス連携サーバ30と、1又は複数のサービス付与サーバ40とは、ネットワーク100を介して接続される。本実施形態の管理サーバ10及びコンテンツ再生装置20のフレーズ情報の生成及び利用に関する構成は、上述した第1実施形態と同じであるから、説明を省略する。サービス連携サーバ30、及び1又は複数のサービス付与サーバ40の各々は、有線及び無線のどちらでネットワーク100に接続してもよい。
図14は、本実施形態の概要を説明する図である。
本実施形態では、コンテンツ再生装置20は、各フレーズに一意に割り当てられたURL(Uniform Resource Locator)を指定して、サービス連携サーバ30にサービスの付与を要求する。そして、コンテンツ再生装置20は、サービス連携サーバ30を介して、サービス付与サーバ40から、このURLによって特定されるサービスの付与を受け付ける。URLは、例えば、サービス連携サーバ30によってフレーズ情報と関連付けて発行される。コンテンツ再生装置20は、入手済みのフレーズ情報と関連付けられたURLを、例えばサービス連携サーバ30にアクセスすることで取得する。
URLは、例えば以下の(1)又は(2)の形式となる。
http://music_info.sample.host/phrase/[contens_id]/[set_id]/[serial]・・・(1)
http://music_info.sample.host/phrase/[phrase_id] ・・・(2)
(1)のURLにおいて、[contens_id]はコンテンツIDを表し、[set_id]はセットIDを表し、[serial]はシリアル番号を示す文字列を表す。(2)のURLにおいて、[phrase_id]はフレーズを一意に識別する識別情報(以下「フレーズID」という。)を示す。コンテンツ再生装置20が受け付けるサービスとして、フレーズに相当する区間の楽譜、音声、コード、歌詞等の、フレーズに関連付けられた情報を配信するサービスがある。
図15は、コンテンツ再生装置20、サービス連携サーバ30、及びサービス付与サーバ40の構成を示す図である。コンテンツ再生装置20については、上述した第1実施形態の構成に加えて、図15に示す構成を備えるものとする。
サービス連携サーバ30は、ハードウェア回路として、制御部31と、第1通信部32と、記憶部33と、第2通信部34とを備える。
制御部31は、CPU、ROM及びRAMを備えたプロセッサである。CPUは、ROMに記憶されたプログラム又は記憶部33に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、サービス連携サーバ30の各部を制御する。第1通信部32は、ネットワーク100に接続して通信するインタフェースである。記憶部33は、例えばハードディスク装置を備え、制御部31により実行されるプログラムを記憶する。第2通信部34は、サービス付与サーバ40と接続して通信するインタフェースである。
サービス付与サーバ40は、ハードウェア回路として、制御部41と、通信部42と、記憶部43とを備える。
制御部41は、CPU、ROM及びRAMを備えたプロセッサである。CPUは、ROMに記憶されたプログラム又は記憶部43に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、サービス付与サーバ40の各部を制御する。通信部42は、サービス連携サーバ30と接続して通信するインタフェースである。記憶部43は、例えばハードディスク装置を備え、制御部41により実行されるプログラムを記憶するとともに、サービスデータベース431を有する。サービスデータベース431は、コンテンツ再生装置20のユーザにサービスを付与するためのサービスデータを蓄積する。
図16は、サービスデータベース431の構成を示す図である。
(1)のURLが用いられる場合、サービスデータベース431では、図16の上段に示すように、コンテンツIDとセットIDとに関連付けてサービスデータが格納される。(2)のURLが用いられる場合、サービスデータベース431では、図16の下段に示すように、フレーズIDに関連付けてサービスデータが格納される。
次に、図15を参照して、コンテンツ再生装置20、サービス連携サーバ30及びサービス付与サーバ40の機能構成を説明する。
コンテンツ再生装置20の制御部21は、プログラムを実行することにより、アクセス処理部220と、サービスデータ受信部221と、処理実行部222とに相当する機能を実現する。
アクセス処理部220は、記憶部24に記憶されたフレーズ情報と一意に関連付けられたURLを指定して、サービス連携サーバ30にアクセスすることにより、サービス連携サーバ30にサービスの付与を要求する。
サービスデータ受信部221は、アクセス処理部220の要求に応じてサービス連携サーバ30から送信されてきたサービスデータを、通信部22を介して受信する。
処理実行部222は、サービスデータ受信部221により受信されたサービスデータに基づいて所定の処理を実行する。処理実行部222は、サービスデータに基づく画面(例えば楽譜、コード、歌詞)を表示部231に表示させたり、放音部25からサービスデータが表す音声を放音させたりする。
サービス連携サーバ30の制御部31は、プログラムを実行することにより、アクセス受付部311と、サービス付与部312とに相当する機能を実現する。
アクセス受付部311は、第1通信部32を介して、コンテンツ再生装置20(アクセス処理部220)からURLを指定したアクセスを受け付ける。
サービス付与部312は、コンテンツ再生装置20からのアクセスで指定されたURLに基づいて、コンテンツ再生装置20にサービスを付与する。サービス付与部312は、例えば、アクセスに用いられたURLに基づいて、第2通信部34を介してサービス付与サーバ40にサービスデータの送信を要求する。サービス付与部312は、第2通信部34を介してサービス付与サーバ40から受信したサービスデータを、コンテンツ再生装置20へ送信する。
サービス付与サーバ40の制御部41は、プログラムを実行することにより、サービス要求受付部411と、サービスデータ送信部412とに相当する機能を実現する。
サービス要求受付部411は、コンテンツID及びセットID、又はフレーズIDを含むサービスデータの送信要求を、通信部42を介してサービス連携サーバ30(サービス付与部312)から受け付ける。
サービスデータ送信部412は、サービス連携サーバ30から受信したコンテンツID及びセットID、又はフレーズIDに関連付けられたサービスデータをサービスデータベース431から取得し、サービス連携サーバ30へ送信する。
図17は、サービスシステム1Aの動作を示すシーケンスチャートである。
まず、コンテンツ再生装置20は、記憶部24に記憶されたフレーズ情報と一意に関連付けられたURLを指定して、サービス連携サーバ30にアクセスする(ステップS51)。サービス連携サーバ30は、このアクセスを受け付けると、URLで指定されたコンテンツID及びフレーズID、又はフレーズIDに基づいて、サービス付与サーバ40にサービスデータの送信を要求する(ステップS52,S53)。サービス付与サーバ40は、サービスデータの送信の要求を受信すると、この要求に含まれるコンテンツID及びフレーズセット、又はフレーズIDに関連付けられたサービスデータをサービスデータベース431から取得し、サービス連携サーバ30へ送信する(ステップS54,S55)。サービス連携サーバ30は、サービスデータを受信すると、これをコンテンツ再生装置20へ送信する(ステップS56,S57)。コンテンツ再生装置20は、サービスデータを受信すると、このサービスデータに基づいて処理を実行する(ステップS58,S59)。
なお、サービス連携サーバ30は、1のURLを指定したコンテンツ再生装置20からのアクセスに応じて、2以上のサービス付与サーバ40からのサービスデータ(例えば音声及び楽譜)を送信してもよい。
サービスの付与例として、図18に示す例がある。
一般に、楽譜の出版においては、難易度の調整のため、原曲を転調し、且つアレンジを単純化(途中を省略する等)する場合がある。このような場合、楽譜を入手した演奏者は、伴奏音源の入手が不可能になり、練習効率や、演奏満足度が低下する。そこで、コンテンツ再生装置20は、伴奏音源を入手したいコンテンツのコンテンツIDを、サービス連携サーバ30へ送信する。サービス連携サーバ30は、受信したコンテンツIDが示すコンテンツについて、伴奏音源を実現するための再生制御情報を、サービスデータとして送信する。この再生制御情報は、楽譜に応じたコンテンツの移調及び編曲を、コンテンツの再生に反映させるための制御情報である。そして、コンテンツ再生装置20は、コンテンツを再生する場合には、受信した再生制御情報に従って移調及び編曲を反映させるように、コンテンツの再生を制御する。これにより、出版社が楽譜に対応した再生制御情報を提供するだけで、ユーザが手持ちの音源を伴奏音源の代わりに利用することができるようになる。
<サービスデータの生成>
サービス付与サーバ40は、予め用意されたサービスを付与するだけでなく、サービスデータを生成して送信する機能を有してもよい。例えば、サービス付与サーバ40は、ユーザが行った楽器の演奏に基づいて、以下のサービスを提供してもよい。図19は、この場合のサービス付与サーバ40、及びコンテンツ再生装置20の機能構成を示す図である。
コンテンツ再生装置20の制御部21は、録音処理部223と、録音データ加工部224と、録音データ送信部225とに相当する機能を実現する。
録音処理部223は、マイクロホン等の収音部26を介して入力された音響信号に基づき、演奏音を録音して、録音データを記憶部24に記録する。録音処理部223は、演奏操作の練習の際に再生部213により再生されたコンテンツの楽音とともに、演奏音を録音してもよい。録音データ加工部224は、録音データが表す音声から演奏音を抽出した録音データに加工する。録音データ送信部225は、この加工済みの録音データを、通信部22を介してサービス連携サーバ30へ送信する。
サービス付与サーバ40の制御部41は、プログラムを実行することにより、録音データ受信部413と、サービスデータ生成部414とに相当する機能を実現する。
録音データ受信部413は、サービス連携サーバ30を介して、コンテンツ再生装置20(録音データ送信部225)により送信された録音データを受信して、これを録音データベース432に蓄積する。
サービスデータ生成部414は、録音データベース432に蓄積された録音データを用いて、サービスデータを生成する。生成されるサービスデータとして、例えば、複数のユーザで録音データを共有する録音データ共有サービスのための録音データ、又は採譜サービスで配信される楽譜データの生成がある。サービスデータ生成部414は、生成したサービスデータを、サービスデータベース431に格納する。
図20は、録音データ共有サービスが付与される場合のサービスシステム1Aの動作を示すシーケンスチャートである。
コンテンツ再生装置20は、まず、演奏音が録音される対象のコンテンツを記憶部24から取得する(ステップS61)。次に、コンテンツ再生装置20は、このコンテンツに対応するフレーズ情報を記憶部24から取得する(ステップS62)。次に、コンテンツ再生装置20は、録音画面を表示する(ステップS63)。
図21は、録音画面の一例を示す図である。図21には、コンテンツID「0001」のコンテンツを、セットID「S001」のフレーズ情報に従って録音する場合の録音画面SC3が示されている。
図21に示すように、録音画面SC3では、フレーズ毎に1つずつ設けられたフレーズ領域T11〜T17が配列する。フレーズ領域T11〜T17の各々には、再生画面と同様、コンテンツ内での再生順番を示す数値と、フレーズ名称と、コンテンツの時間軸上におけるフレーズの位置を表す時刻情報及びバー画像と、フレーズの最終再生日と、フレーズメニューボタンとが表示されている。また、フレーズ領域T11〜T17に関連付けて、録音チェックボックスC11〜C17が各々配置されている。録音チェックボックスC11〜C17は、録音対象とするフレーズを指定するための操作子画像で、チェックを入れる操作が行われることで、対応するフレーズが録音するフレーズとして選択される。つまり、チェックが入れられていない録音チェックボックスに対応するフレーズは、録音するフレーズとして選択されていない。
また、録音画面SC3には、操作領域TRが配置されている。操作領域TRには、録音モードに切り替えるボタンB7と、ボタンB7の操作に応じて表示されるボタンである、録音の開始を指示するボタンB8とが配置されている。それ以外のボタンは、大略再生画面SC1の操作領域TOと同じであるから、説明を省略する。
コンテンツ再生装置20は、録音チェックボックスC11〜C17の少なくともいずれかにチェックを入れる操作に応じて、録音するフレーズを指定する操作を受け付ける(ステップS64)。そして、コンテンツ再生装置20は、ボタンB7,B8が操作されると、指定されたフレーズを再生するとともに、録音を開始する(ステップS65)。例えば、コンテンツ再生装置20は、録音チェックボックスC12,C13,C15にチェックが入れられた場合、Aメロ(0:55〜01:40)、Bメロ(1:41〜02:28)、及びAメロ(03:04〜04:10)の順番で再生するとともに、各フレーズと関連付けて録音データを記録する。
コンテンツ再生装置20は、録音が終了すると、図21の録音画面SC4に遷移させる(ステップS66)。録音画面SC4には、各フレーズに関連付けて録音データの共有の有無を選択するための共有ボタンB9が表示されている。そして、コンテンツ再生装置20は、録音画面SC4の表示中において、録音データを送信するコンテンツを指定する操作を受け付ける(ステップS67)。コンテンツ再生装置20は、ここでは、共有ボタンB9が選択されたコンテンツに指定されたフレーズの録音データを、サービス付与サーバ40への送信の対象として特定する。
次に、コンテンツ再生装置20は、録音データから楽器の演奏音を抽出した録音データに加工する(ステップS68)。放音部25と収音部26との位置を或る程度離すことができる場合、コンテンツ再生装置20は、楽音と演奏音とを分離する処理(例えば、録音音声の指向性を急峻にする。)を行う。ステップS68では、コンテンツ再生装置20は、コンテンツの再生により生成された音響信号を用いて、演奏音の音響信号に含まれる演奏音の成分を除去(キャンセル)する処理を行ってもよい。また、放音部25においてヘッドフォンやイヤフォンを介して演奏音が出力された場合は、コンテンツ再生装置20は、演奏音は録音されていないものとして加工処理を省略してもよい。そして、コンテンツ再生装置20は、共有ボタンB9が選択されたフレーズについて、録音データ及びフレーズIDを関連付けて、サービス連携サーバ30へ送信する(ステップS69)。サービス連携サーバ30は、この録音データ及びフレーズIDを、サービス付与サーバ40へ送信する。
サービス付与サーバ40は、録音データを受信すると、この録音データとフレーズIDとを関連付けて録音データベース432に記憶させる(ステップS70)。そして、サービス付与サーバ40は、録音データベース432に記憶させた録音データから、配信用の録音データを生成し、これを図16で説明した形式でサービスデータベース431に記憶させる(ステップS71)。
以降において、サービス付与サーバ40は、サービスデータベース431の録音データをサービスデータとして、コンテンツ再生装置20へ送信する。
図22は、採譜サービスが付与される場合のサービスシステム1Aの動作を示すシーケンスチャートである。
ステップS61〜S71の処理は、図20の説明と同じでよいから、説明を省略する。そして、サービス付与サーバ40は、採譜処理の対象となるコンテンツ又はフレーズを特定し、特定したコンテンツ又はフレーズに対応する録音データに基づいて採譜する採譜処理を行う(ステップS72)。
ユーザから複数の録音データを集めることで、特定の楽器のみの演奏音を集めることができると推定される。そこで、ステップS71では、サービス付与サーバ40は、同一のコンテンツ又はフレーズの1又は複数の録音データを録音データベース432から取得して、採譜を行う。例えば、サービス付与サーバ40は、複数の録音データに対して統計処理を行い、例えば平均的な演奏音、代表的な演奏音、又は専門家の演奏音を表す録音データに基づいて採譜処理を行い、楽譜データを生成してもよい。サービス付与サーバ40は、楽譜データを生成すると、図16で説明した形式でサービスデータベース431に記憶させる。以降において、サービス付与サーバ40は、楽譜データをサービスデータとして、コンテンツ再生装置20へ送信する。このように生成された楽譜データは、原フレーズ音声から演奏音を消去する、マイナスワン演奏のための基礎データとして用いることができる。
以上説明した第2実施形態のサービスシステム1Aによれば、このフレーズの情報と関連付けられた多様なサービスをユーザに付与することができる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した第1実施形態で説明したように、コンテンツ再生装置20は、フレーズ情報を入手する場合には、フレーズ情報を入手するコンテンツのコンテンツIDを、管理サーバ10へ送信する。コンテンツ再生装置20は、コンテンツ又はコンテンツIDを含む媒体内から、フレーズ情報を入手するためのコンテンツIDを取得してもよい。媒体の一例として、図23(A)に示す雑誌M1がある。雑誌M1には、コンテンツを楽器で演奏するための楽譜が印刷され、更に、コンテンツIDを一意に特定する文字列N1(ここでは、abc1234」を示す文字列)、及び符号化画像N2(ここでは二次元コード)が印刷されている。この場合において、ユーザが文字列N1をコンテンツ再生装置20に入力する操作を行うことで、コンテンツ再生装置20は、文字列N1が示すコンテンツIDを取得する。又は、コンテンツ再生装置20は、符号化画像N2を読み取って、当該コンテンツIDを取得してもよい。媒体の他の例として、コンテンツが収録されたCD、DVD、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記憶媒体M2がある。記憶媒体M2は、例えば雑誌M1の付録である。この場合、コンテンツ再生装置20は、記憶媒体M2から、コンテンツとともに、当該コンテンツのコンテンツIDを取得する。コンテンツ再生装置20は、取得したコンテンツIDを指定したフレーズ情報の送信要求を、管理サーバ10へ送信する。管理サーバ10は、この送信要求を受け付けると、当該送信要求に含まれるコンテンツIDに関連付けられたフレーズ情報を、コンテンツIDの送信元のコンテンツ再生装置20へ送信する。
図23(B)に示すように、コンテンツ再生装置20は、所定のウェブページを介してコンテンツを指定して、当該コンテンツに対応するフレーズ情報を取得してもよい。ウェブページは、ここでは、管理サーバ10によって配信される。図23(B)には、フレーズ情報を入手するためのウェブページCが示されている。ウェブページCには、楽譜が記載された雑誌M1のページを特定する情報として、雑誌の題号及びページ番号のリストが表示される。更に、各題号及びページ番号に関連付けて、当該題号及びページ番号によって特定されるページに楽譜が記載されたコンテンツのフレーズ情報を入手するためのボタンB10が配置されている。コンテンツ再生装置20は、ボタンB10を選択するユーザの操作を受け付けると、フレーズ情報の送信要求を管理サーバ10へ送信する。管理サーバ10は、この送信要求を受け付けると、ユーザにより操作されたボタンB10に対応するフレーズ情報を、要求元のコンテンツ再生装置20へ送信する。なお、ウェブページCに掲載されるコンテンツを特定する情報は、雑誌の題号及びページ番号でなくてもよく、例えばコンテンツの名称(楽曲名)等であってもよい。
以上の構成を要約すると、この変形例の管理サーバ10は、コンテンツ又はコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を含む媒体内の前記コンテンツ又は前記コンテンツ識別情報に対応する区切データの対応関係を記憶する記憶部と、前記コンテンツの指定又は前記コンテンツ識別情報の指定を受け付ける受付部と、受け付けた前記コンテンツ又は前記コンテンツ識別情報に対応する区切データを指定された外部装置に送信する送信部とを有する。
なお、上述した第2実施形態のコンテンツ再生装置20が、アクセス用のURLを入手する場合に、本変形例で説明した方法を用いてもよい。更に、アクセス用のURLに代えて、フレーズ情報を一意に識別するフレーズ情報や、付与されるサービスを識別する識別情報が用いられてもよい。
(変形例2)
上述した実施形態では、配信用データベース131と収集用データベース132とにデータベースが分離されていたが、これらを一体化したデータベースが用いられてもよい。この場合に、管理サーバ10は、収集された全てのフレーズ情報を配信の対象としてもよい。
本発明は、クライアント−サーバ方式のシステムに代えて又は組み合わせて、Peer to Peer方式を採用したシステムで実現されてもよい。この場合、本発明のデータ管理装置が、コンテンツ再生装置20のようなユーザにより使用される装置で実現されてもよい。この場合において、データ管理装置と外部のコンテンツ再生装置とがネットワーク100を介さずに、近距離無線通信(例えばBluetooth(登録商標))等の端末間通信を用いてデータの送受信を行ってもよい。
(変形例3)
コンテンツ特定情報のコンテンツ名や付属情報等の情報が、管理サーバ10とは別の曲情報管理サーバで管理されてもよい。この場合も、管理サーバ10やコンテンツ再生装置20は、曲情報管理サーバとの連携によってコンテンツ特定情報を入手可能である。また、作成者IDや、セット名称、各種ID等のフレーズ情報の一部の情報が省略されてもよく、管理サーバ10とコンテンツ再生装置20との間で、少なくとも区切データの授受が行われればよい。
(変形例4)
本発明の区切データは、コンテンツの時間軸上における区間を一意に特定するデータであればよいから、例えば、波形のサンプル数を用いて表したデータ、又は同一フレーズセット内でのシーケンスの順番を用いて表したデータであってもよい。
(変形例5)
管理サーバ10(データ送信部114)は、コンテンツ再生装置20からコンテンツIDを受信しない場合でも、フレーズ情報をコンテンツ再生装置20に送信(配信)してもよい。この場合、管理サーバ10は、例えば、コンテンツID又はコンテンツ特定情報とフレーズ情報とを関連付けてコンテンツ再生装置20へ送信する。コンテンツ再生装置20は、受信したフレーズ情報と、受信したコンテンツID又はコンテンツ特定情報から特定したコンテンツとに基づいて、当該コンテンツのうち、当該フレーズ情報によって特定されるフレーズを再生する。
(変形例6)
上述した実施形態の構成及び処理の一部が省略されてもよい。また、コンテンツ再生装置20が行っていた処理の一部を管理サーバ10が行ってもよいし、管理サーバ10が行っていた処理の一部をコンテンツ再生装置20が行ってもよい。例えば、コンテンツの構造解析が、管理サーバ10によって行われてもよい。
コンテンツ再生装置20は、再生可能なコンテンツを、記憶部24以外に、ネットワーク100に接続されたサーバ装置等の外部記憶装置、又はCDやDVD等の外部記憶媒体から取得してもよい。
本発明のコンテンツは、楽曲を表すコンテンツに限られない。例えば、本発明のコンテンツは、映像を表すコンテンツや、英会話等の学習用教材を表すコンテンツ等であってもよい。要するに、コンテンツが時間軸を有して構成されるものであればよい。
(変形例7)
本発明のフレーズ情報は、コンテンツの再生に関する制御以外の用途で使用されてもよい。例えば、本発明のデータ管理装置は、複数のユーザによるコンテンツの区切り方の傾向を統計的に表したデータ(例えばグラフ)を生成し、地域別や年齢別、性別等のユーザ属性に応じて分類してから、外部装置に提供してもよい。
(変形例8)
上述した実施形態の管理サーバ10、コンテンツ再生装置20、サービス連携サーバ30、サービス付与サーバ40の制御部が実現する機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連携によって実現され得る。各制御部の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、区切データの提供方法、或いはサービス付与方法として把握することも可能である。
1…コンテンツ再生システム、1A…サービスシステム、10…管理サーバ、11,21,31,41…制御部、111…データ受信部、112…区切データ生成部、113…コンテンツID受信部、114…データ送信部、12,22,42…通信部、13,24,33,43…記憶部、131…配信用データベース、132…収集用データベース、20…コンテンツ再生装置、211…コンテンツ取得部、212…区切データ取得部、213…再生部、214…構造解析部、215…指定受付部、216…編集処理部、217…データ送信部、218…コンテンツID送信部、219…データ受信部、220…アクセス処理部、221…サービスデータ受信部、222…処理実行部、23…UI部、231…表示部、232…操作部、25…放音部、26…収音部、30…サービス連携サーバ、311…アクセス受付部、312…サービス付与部、32…第1通信部、34…第2通信部、40…サービス付与サーバ、411…サービス要求受付部、412…サービスデータ送信部、413…録音データ受信部、414…サービスデータ生成部、431…サービスデータベース、432…録音データベース、100…ネットワーク

Claims (5)

  1. コンテンツの識別情報と関連付けて、当該コンテンツにおける時間軸上に指定された区間の各区切位置を示す区切データを記憶する記憶部と、
    前記識別情報と前記区切データとを関連付けて送信するデータ送信部と
    を備えるデータ管理装置。
  2. 前記記憶部は、収集用データベースと配信用データベースとを含み、
    前記収集用データベースには、一のコンテンツに指定された複数の前記区切データが記憶されており、
    前記収集用データベースに記憶された一のコンテンツに指定された複数の前記区切データに所定の統計処理を施し、当該統計処理の結果を反映した前記区切データを前記配信用データベースに記憶させる区切データ生成部を備え、
    前記データ送信部は、前記識別情報と、前記配信用データベースに記憶された前記区切データとを関連付けて送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. コンテンツの識別情報と関連付けて、当該コンテンツにおける時間軸上に指定された区間の各区切位置を示す区切データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記識別情報と前記区切データとを関連付けて送信するデータ送信部と、
    前記データ送信部により送信された前記識別情報と前記区切データとを受信するデータ受信部と、
    コンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部により取得されたコンテンツのうち、当該コンテンツの識別情報と関連付けて前記データ受信部により受信された前記区切データによって特定される区間を再生する再生部と
    を有するコンテンツ再生システム。
  4. コンテンツの構造を解析することで、前記記憶部に記憶される前記区切データを生成する構造解析部を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ再生システム。
  5. コンテンツにおける前記区切位置の指定を、ユーザの操作に応じて受け付ける指定受付部と、
    前記指定受付部により受け付けられた前記指定に従って、前記区切データを生成する区切データ生成部と
    を備え、
    前記記憶部は、一のコンテンツについて前記構造解析部により生成された区切データ及び前記区切データ生成部によって生成された区切データを記憶し、
    前記区切データ生成部は、前記記憶部に記憶された一のコンテンツに指定された複数の前記区切データに所定の統計処理を施すことで、配信用の前記区切データを生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ再生システム。
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