JP2009008861A - 演奏中に高難易度フレーズを歌唱者に報知するカラオケシステム - Google Patents

演奏中に高難易度フレーズを歌唱者に報知するカラオケシステム Download PDF

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Abstract

【課題】カラオケ利用者に高難易度フレーズを報知する。
【解決手段】カラオケ装置は、カラオケデータに基づく伴奏音楽の演奏時に歌声を採取して採点し、当該カラオケデータのフレーズ区分に基づいたフレーズ別得点データを生成し、楽曲IDとフレーズ別得点データの対応付レコードを記憶し、採点情報サーバーは、これを複数のカラオケ装置から収集し、楽曲IDが同一の複数レコードを抽出し、フレーズ別得点データをフレーズ区分ごとに統計処理し、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズ区分を特定し、その区分IDを当該楽曲IDと対応付けして記憶し、カラオケ装置は、希望曲の演奏に先立って希望曲の対応する高難易度フレーズ区分IDを採点情報サーバーから取得し、希望曲を演奏する際、当該楽曲中の当該高難易度フレーズ区分の演奏中に高難易度フレーズであることを歌唱者に報知する表示を行なう。
【選択図】図4

Description

この発明は、カラオケの娯楽性を向上させるための技術改良に関し、特に、歌唱採点機能とネットワーク通信機能を備え、一般に難易度が高い歌唱箇所を提示する機能を備えたカラオケシステムに関する。
周知のように、カラオケ店では、利用者の歌唱力をその場で採点して提示する周知の歌唱採点ゲームが人気を博している。カラオケ装置の歌唱採点機能は、歌唱の巧拙を歌唱者に提示する機能であり、歌唱者の歌声と楽曲の主旋律とを比較して採点する。たとえば、適宜な採点区間ごとに逐次採点して100点満点の得点を逐次出力するとともに、楽曲全体を通しての得点の平均値を計算し、最終的な得点を表示する。特許文献1に開示されているように、演奏途中に採点区間ごとの得点をその都度平均して経過得点を計算し、その経過得点を表示するカラオケ装置もある。
また、ランキングバトルとよばれる周知のカラオケコンクールを実施するシステムは、たとえば特許文献2に詳しく開示されているように、カラオケネットワークのブロードバンド化を活用して、歌唱採点機能を備えた各地のカラオケ装置を連携させて、カラオケ歌唱の巧拙を全国レベルで競わせる機能を備えている。このカラオケコンクールは、コンクール参加者として会員登録された歌唱者をIDで識別管理し、カラオケ装置の歌唱採点機能による得点を歌唱者のIDとともにネットワーク上のサーバーにアップロードする。サーバーは多数のカラオケ装置から集信した歌唱採点結果に基づいて楽曲毎に高得点を得た歌唱者をカラオケ事業者が運営するWebサイト上に発表する。このようなカラオケコンクールシステムは、歌唱者が自身の歌唱レベルを簡単に把握しやすく、人気の要因の一つになっている。
特開平11−95775号公報 特開2005−99288号公報
歌唱採点の利用者は、一般に自身の歌唱レベルを確認するだけでは満足しない。満足のいく得点を得られないと歌唱練習に熱を入れ、得点を伸ばそうとする。しかし闇雲に練習しても、すぐに得点アップにつながるとは限らない。どこを重点的に練習すれよいのかがわかれば、練習の効率がよくなる。ところが曲によって、多くの人がうまく歌えずに低得点にとどまる原因となるような箇所はだいたい決まっている。そのような難易度の高い箇所が、得点アップを図るうえでポイントとなる箇所でもある。
そこで本発明者は、これから歌おうとする曲の中でもっとも難易度が高く多くの人にとって得点を得にくい箇所があらかじめわかれば、歌唱採点ゲームが楽しく熱中できるものになり、歌唱練習の効率もよくなって利便性が向上するだろうと考えて、本発明を創作した。
本発明は、次の事項(1)〜(6)によって特定されるものである。
(1)複数のカラオケ装置が情報通信網を介して採点情報サーバーと個別に通信するカラオケシステムであること
(2)カラオケ装置は、カラオケデータに基づく伴奏音楽の演奏時に歌声を採取して採点し、当該カラオケデータのフレーズ区分に基づいたフレーズ別得点データを生成し、当該フレーズ別得点データを楽曲IDに対応付けして記憶すること
(3)採点情報サーバーは、各カラオケ装置に記憶された楽曲IDとフレーズ別得点データの対応付けレコードを収集してデータベースに格納すること
(4)採点情報サーバーは、楽曲IDが同一の複数レコードをデータベースから抽出し、それら複数のフレーズ別得点データをフレーズ区分ごとに統計処理し、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズ区分を特定し、当該高難易度フレーズ区分IDを当該楽曲IDと対応付けして記憶すること
(5)カラオケ装置は、希望曲の演奏に先立って希望曲の楽曲IDを採点情報サーバーに送信し、採点情報サーバーから当該楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDを取得して記憶すること
(6)カラオケ装置は、希望曲を演奏する際、希望曲の楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDに基づいて、当該楽曲中の当該高難易度フレーズ区分の演奏中に、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズであることを歌唱者に報知する表示を行なうこと
またこの発明は、次の事項(11)〜(17)により特定されるものである。
(11)複数のカラオケ装置が情報通信網を介して採点情報サーバーと個別に通信するカラオケシステムであること
(12)カラオケ装置は、カラオケデータに基づく伴奏音楽の演奏時に歌声を採取して採点し、当該カラオケデータのフレーズ区分に基づいたフレーズ別得点データを生成し、当該フレーズ別得点データを楽曲IDに対応付けして記憶すること
(13)採点情報サーバーは、各カラオケ装置に記憶された楽曲IDとフレーズ別得点データの対応付けレコードを収集してデータベースに格納すること
(14)採点情報サーバーは、楽曲IDが同一の複数レコードをデータベースから抽出し、それら複数のフレーズ別得点データをフレーズ区分ごとに統計処理し、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズ区分を特定するとともに当該高難易度フレーズでの平均得点データを求め、当該高難易度フレーズ区分IDと平均得点データを当該楽曲IDと対応付けして記憶すること
(15)カラオケ装置は、希望曲の演奏に先立って希望曲の楽曲IDを採点情報サーバーに送信し、採点情報サーバーから当該楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDと平均得点データを取得して記憶すること
(16)カラオケ装置は、希望曲を演奏する際、希望曲の楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDに基づいて、当該楽曲中の当該高難易度フレーズ区分の演奏中に、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズであることを歌唱者に報知する表示を行なうこと
(17)カラオケ装置は、希望曲の演奏後に、希望曲の楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDの平均得点データと、当該高難易度フレーズ区分の演奏中に採点された得点データとを対比して表示すること
この発明に係るカラオケシステムによれば、採点ゲームで得点をあげにくい難しい箇所が事前にわかるので、採点ゲームがより楽しく熱中できるものになる。歌唱練習の効率もよくなり、採点ゲームの利便性が向上して、利用者の増大を期待できる。
===ネットワーク構成===
図1に、本発明の実施例における通信カラオケシステムのネットワーク構成を示した。インターネット60aを利用したVPN(Virtual Private Network)60bには、カラオケ事業者の各地のカラオケ店100に敷設されたLAN110やカラオケサーバー70が接続されて広域イントラネットが構築されている。各地の複数の客室を備えたカラオケ店100の各客室には、周知の通信カラオケシステムのカラオケ装置10と、当該カラオケ装置を操作するための利用者端末20が設置されている。カラオケ装置10はLAN110を介して同室内の利用者端末20と通信したり、ルータ50を経由して接続したVPN60bを介してカラオケサーバー70と通信してカラオケ楽曲の伴奏音楽の起源となるカラオケデータの配信を受けたり、採点データを含む稼働ログを送信したりする。
利用者端末20は、タッチパネルを主要なユーザインタフェースとしたタブレットコンピュータである。内蔵するハードディスク装置には、当該タブレットコンピュータを利用者端末として機能させるプログラムの他、カラオケ装置10にて演奏可能なカラオケ楽曲について、曲名・アーティスト名・楽曲ジャンルなどの目次情報を、楽曲IDに対応付けして集約した楽曲索引データベースも格納している。このデータベースは、適宜な機会にカラオケ装置10やカラオケサーバー70と通信して更新管理している。そして、タッチパネルによる対話形式のユーザインタフェース環境により、利用者の希望する楽曲の目次情報を楽曲索引データベースから検索して提示する。そして利用者入力により、その提示された楽曲の予約指示を受け付けると、その楽曲の楽曲IDを含む演奏予約電文をカラオケ装置10に転送する。カラオケ装置10はこの楽曲IDを演奏処理の待ち行列に登録する。
===カラオケサーバー70===
カラオケサーバー70は、通信カラオケシステムにおけるホスト装置なるコンピュータであり、カラオケ楽曲の起源となるカラオケデータを蓄積したカラオケデータベースや、会員として登録された利用者の情報を管理する会員情報データベースなどの各種データベースを備えている。そして、カラオケ装置10や利用者端末20は、VPN60bを介してカラオケサーバー70と通信し、カラオケデータの配信を受けたり、稼働ログを送信したりする。
カラオケサーバー70の備える各種データベースのうち、カラオケデータベースは、カラオケ楽曲の伴奏音楽や歌詞画像、歌詞画像の背景映像の表示シーケンスなどを含むカラオケデータを楽曲IDをキーにして格納したものである。
会員情報データベースは、会員登録されている利用者が所持するICカードに固有のICカード番号とした個人IDをキーとして、個人情報や各種履歴情報を対応付けして格納し管理している。
また、本実施例のホスト装置70は、採点情報サーバーとしても機能する。カラオケコンクールにおける順位表や歌唱者の属性情報(呼称、識別子、認証情報など)を蓄積管理し、カラオケ装置10やブラウザを実装したコンピュータ(ブラウザ装置)と通信しながら、カラオケコンクールを実施する。
===カラオケ装置10===
カラオケ装置10は、汎用パソコンの応用装置である。図2にカラオケ装置10の機能ブロック構成を例示している。中央制御部11は周辺構成部を制御してカラオケ装置10を統括している。
ハードディスク装置12には、メインコンピュータのプログラムのほか、カラオケサーバー70から配信されたカラオケデータを記憶し、カラオケデータベースとして管理している。また、カラオケ演奏可能なカラオケ楽曲について、曲名・アーティスト名・楽曲ジャンルなどの索引情報を、楽曲IDに対応付けして集約した楽曲索引データベースを格納している。
カラオケ装置10の中央制御部11は、利用者端末20から送信されてきた楽曲IDを受け付けたり、操作/表示パネル13に入力された楽曲IDを受け付けたりすると、その楽曲IDを受け取った順にRAMなどに格納し、その受付順に格納された楽曲IDを演奏処理の待ち行列として管理する。そして待ち行列に登録された順に楽曲IDを取り出して、その楽曲IDに該当するカラオケデータを取り出して演奏処理を行なう。つまり中央制御部11の制御により、取り出されたカラオケデータに基づいて、演奏処理部15が伴奏音楽の音楽信号を生成し、マイクロホンに入力された歌声信号とミキシングアンプ16で混合・増幅してスピーカより音響出力する。また、映像処理部17が背景映像に演奏の進行に同期して色変わりする歌詞字幕をスーパーインポーズ処理してディスプレイ18に映像出力する。
===歌唱採点機能===
本実施例のカラオケ装置10は、歌唱採点機能を備え、周知のカラオケコンクールを実施する。カラオケコンクール参加曲の演奏が開始されると、歌唱採点部19が中央制御部11の制御により、マイクロホンから採取される歌唱音声信号をサンプリングしてデジタル歌声データに変換し、歌声ピッチを抽出し、カラオケデータの主旋律に基づくピッチ基準値と比較して、適宜に区切られたフレーズごとに、100点満点での区間得点を逐次出力する。中央制御部11は、逐次出力される区間得点を集計し、経過得点として、演奏開始からの区間得点の平均値を計算して出力する。演奏終了後には、中央制御部11はそれまでに出力された区間得点を集計して、その平均得点を最終得点として、ディスプレイ18に表示する。
また中央制御部11は、採点情報サーバーとしてのカラオケサーバー70から、当該楽曲についての順位表を取り寄せる。サーバー70で得点を高い順に集計した順位表に基づいて、たとえば上位10番目までの得点順位をディスプレイ18に表示する。もちろん、スクロール表示させるなどして最下位まで表示してもよい。そして、逐次出力する経過得点と、順位表の各得点とを比較し、経過得点が現在どの順位にあるのかを逐次監視する。そして順位表に経過得点を反映させたビットマップ画像を逐次生成し、ディスプレイ18に表示させる。
カラオケコンクール参加曲の演奏が終了すると、中央制御部11は最終得点を順位表に反映させるとともに、その得点と楽曲番号と歌唱者の会員IDとをカラオケサーバー70に送信する。サーバー70は、これに基づいて順位表を更新したり、会員の歌唱履歴情報を更新したりする。
なお、本実施例のカラオケデータは、適宜な区切り符号でフレーズごとに区切られており、各フレーズはフレーズ区分IDで識別可能に構成されている。そして逐次出力される区間得点(フレーズ別得点データ)は、フレーズ区分IDに対応付けして記録される。
===採点情報データベース===
本発明の特徴は、採点情報サーバーとしてのカラオケサーバー70が、採点情報データベースを構築し、これに基づいて高難易度フレーズテーブルを作成し管理することにある。
採点情報データベースは、楽曲IDにフレーズ区分IDと区間得点とを対応付けした多数のレコードを格納するものである。カラオケ装置10は、カラオケコンクール参加曲の演奏が終了すると、最終得点等を送信する上記処理に加え、逐次出力される区間得点とフレーズ区分IDとを対応付けしたレコードを採点情報サーバーとしてのカラオケサーバー70に送信する。カラオケサーバー70は、各地のカラオケ装置10から集約した多数のレコードを採点情報データベースとして管理する。
採点情報サーバーとしてのカラオケサーバー70は、採点情報データベースのレコードに基づいて高難易度フレーズテーブルを作成し管理している。このテーブルは、楽曲IDをキー情報にして、各楽曲の難易度の高いフレーズのフレーズ区分IDを対応付けしたものである。
カラオケサーバー70は、採点情報データベースに適宜な期間に収集した多数のレコードについて、楽曲IDごとに、フレーズ区分ID別の区間得点を集計し、フレーズごとの平均得点を算出している。そして、当該楽曲IDの楽曲中のフレーズ別の平均得点の推移に基づいて、相対的にとくに平均得点の低いフレーズを高難易度フレーズとして特定する。
高難易度フレーズの特定方法は多様な方式が適用可能であり、本発明では特に限定しない。例えば、1楽曲中のフレーズ別平均得点の標準偏差を算出し、所定の偏差値以下のフレーズを高難易度フレーズとして特定する。前後のフレーズと平均得点や偏差値の差が所定幅以上に大きく減少するフレーズを高難易度フレーズとして特定してもよい。
もちろん、1楽曲中での平均得点が所定点以下である場合、つまり絶対的に平均得点が低い場合に高難易度フレーズとして特定するようにしてもよい。その場合は、楽曲を通して難易度の高い楽曲は、高難易度フレーズの絶対数が多くなる。
あるいは、レコードごとに、フレーズ区分ID別の区間得点の推移に基づいて所定点以下の低得点フレーズ(あるいは所定偏差値以下の低偏差値フレーズ)を特定し、同じ楽曲IDに対する多数のレコードについて低得点フレーズ(低偏差値フレーズ)を集計して高難易度フレーズを特定する方式でもよい。たとえば、各低得点フレーズ(低偏差値フレーズ)の平均得点が所定点以下のものを高難易度フレーズとして特定してもよいし、多数のレコードで低得点フレーズ(低偏差値フレーズ)と特定された回数が多いフレーズを高難易度フレーズとして特定してもよい。
カラオケサーバー70は、特定した高難易度フレーズの平均得点データとフレーズ区分IDとを楽曲IDに対応付けして記憶し、これを高難易度フレーズテーブルとして管理している。図3に高難易度フレーズテーブルの論理データ構成を例示している。また、適宜に区間得点を集計し直して高難易度フレーズを特定し直すと、高難易度フレーズテーブルを更新して最新の状態になるように管理している。
カラオケ装置10はLAN110を介してカラオケサーバー70と通信して高難易度フレーズテーブルを参照可能である。
なお、高難易度フレーズテーブルをカラオケ装置10に格納して利用してもよい。カラオケ装置10が適宜にカラオケサーバー70と通信して当該テーブルを更新・管理する構成でもよい。
===高難易度フレーズ表示===
カラオケ装置10の中央制御部11は、カラオケコンクール参加曲の演奏準備に際して、当該楽曲IDに基づいてカラオケサーバー70にアクセスして、当該楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDとその平均得点データとを高難易度フレーズテーブルから取り寄せて、適宜な記憶部に一時記憶させる。
そして、当該楽曲の演奏中には、高難易度フレーズ区分IDの演奏に同期させて、高難易度フレーズである旨を示す。例えば、図4に画面例を示したように、演奏に同期した歌詞字幕にあわせて「ここが難関」というメッセージを、目立つように点滅させるなどして表示させる。また、そのフレーズの平均得点をディスプレイ18に表示させる。さらにそのフレーズ歌唱直後には、採点されたそのフレーズの区間得点を表示させてもよい。
なお、高難易度フレーズの演奏より前に、たとえばこれから数フレーズ後に(あるいは所定時間の後に)高難易度フレーズの演奏にかかるというように、予告表示をさせてもよい。歌唱者が心の準備をしやすくなる。
当該楽曲の演奏終了後には、高難易度フレーズの平均得点と、採点された当該フレーズの区間得点とを対比させて表示させる。たとえば図5に例示したように、高難易度フレーズごとに、歌詞字幕とともに平均得点・区間得点を表示させる。ページをめくる利用者の操作により、次々と高難易度フレーズとその歌詞字幕、平均得点、区間得点を表示させるようにする。利用者は歌唱採点のポイントとなる難易度の高い箇所について自分がどれだけ得点をあげられたかが一目でわかるので、さらに練習を効果的なものにできる。
なお、高難易度フレーズを表示させるディスプレイは、カラオケ装置10に接続した他の専用ディスプレイでもよいし、利用者端末20のタッチパネルやLAN110に接続されたブラウザ端末などの他装置のディスプレイでもよい。カラオケ演奏中の背景映像などを妨げることなく高難易度フレーズ表示を行える。
本発明の実施例における通信カラオケシステムのネットワーク構成図である。 本実施例のカラオケ装置のブロック構成図である。 本実施例の高難易度フレーズテーブルのデータ論理構成を例示している。 本実施例のカラオケ装置における高難易度フレーズの報知画面を例示した図である。 本実施例のカラオケ装置における高難易度フレーズの採点結果を表示する画面例である。
符号の説明
10 カラオケ装置
11 中央制御部
18 ディスプレイ
70 カラオケサーバー

Claims (2)

  1. 複数のカラオケ装置が情報通信網を介して採点情報サーバーと個別に通信するカラオケシステムであって、
    カラオケ装置は、カラオケデータに基づく伴奏音楽の演奏時に歌声を採取して採点し、当該カラオケデータのフレーズ区分に基づいたフレーズ別得点データを生成し、当該フレーズ別得点データを楽曲IDに対応付けして記憶し、
    採点情報サーバーは、各カラオケ装置に記憶された楽曲IDとフレーズ別得点データの対応付けレコードを収集してデータベースに格納し、
    採点情報サーバーは、楽曲IDが同一の複数レコードをデータベースから抽出し、それら複数のフレーズ別得点データをフレーズ区分ごとに統計処理し、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズ区分を特定し、当該高難易度フレーズ区分IDを当該楽曲IDと対応付けして記憶し、
    カラオケ装置は、希望曲の演奏に先立って希望曲の楽曲IDを採点情報サーバーに送信し、採点情報サーバーから当該楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDを取得して記憶し、
    カラオケ装置は、希望曲を演奏する際、希望曲の楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDに基づいて、当該楽曲中の当該高難易度フレーズ区分の演奏中に、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズであることを歌唱者に報知する表示を行なう
    カラオケシステム。
  2. 複数のカラオケ装置が情報通信網を介して採点情報サーバーと個別に通信するカラオケシステムであって、
    カラオケ装置は、カラオケデータに基づく伴奏音楽の演奏時に歌声を採取して採点し、当該カラオケデータのフレーズ区分に基づいたフレーズ別得点データを生成し、当該フレーズ別得点データを楽曲IDに対応付けして記憶し、
    採点情報サーバーは、各カラオケ装置に記憶された楽曲IDとフレーズ別得点データの対応付けレコードを収集してデータベースに格納し、
    採点情報サーバーは、楽曲IDが同一の複数レコードをデータベースから抽出し、それら複数のフレーズ別得点データをフレーズ区分ごとに統計処理し、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズ区分を特定するとともに当該高難易度フレーズでの平均得点データを求め、当該高難易度フレーズ区分IDと平均得点データを当該楽曲IDと対応付けして記憶し、
    カラオケ装置は、希望曲の演奏に先立って希望曲の楽曲IDを採点情報サーバーに送信し、採点情報サーバーから当該楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDと平均得点データを取得して記憶し、
    カラオケ装置は、希望曲を演奏する際、希望曲の楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDに基づいて、当該楽曲中の当該高難易度フレーズ区分の演奏中に、当該楽曲中にて相対的に低得点を示す高難易度フレーズであることを歌唱者に報知する表示を行ない、
    カラオケ装置は、希望曲の演奏後に、希望曲の楽曲IDに対応する高難易度フレーズ区分IDの平均得点データと、当該高難易度フレーズ区分の演奏中に採点された得点データとを対比して表示する
    カラオケシステム。
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