JP2017090479A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー補給容器からのトナー補給量に応じて画像形成動作開始までの時間をより短縮する。
【解決手段】トナー補給容器から補給されるトナーの補給量の多さを検知するトナー検知手段と、現像器内のトナーの量を検出する現像器トナー検出手段と、前記検知手段により検知されるトナー補給容器から補給されているトナーの補給量が第1の量である場合、前記検知手段により検知される前記トナー補給容器から補給されているトナーの補給量が前記第1の量より少ない第2の量である場合より、前記現像器トナー検出手段が検出したトナーの量に応じて実行される画像形成開始タイミングを早くする制御部とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式等を採用した複写機やプリンタ、或いはファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来から、電子写真方式等を採用した複写機やプリンタ等の画像形成装置が知られている。この電子写真方式の画像形成装置では、画像形成に用いられるトナーが消耗した場合、新たにトナーを補給するために、画像形成装置に着脱可能なトナーボトルから新しいトナーの補給を行う補給方式が用いられている。そのため、画像形成装置には、現像器にトナーを補給するトナー補給装置が設けられる。
このようなトナー補給装置は、トナーボトルモータによりトナーボトルを回転させることにより、そのトナーボトルの排出開口からトナーを排出させる構成となっている。そして、排出されたトナーは、例えば、トナー補給装置の下部に設けられたホッパーに一時的に受容された後、ホッパー内に設けられたトナー搬送スクリューの回転によって現像器へ搬送される構成となっている。
このような画像形成装置では、ホッパー内のトナーの量が少なくなった場合にはトナーボトルを回転させ、ボトル内部に収容されているトナーをホッパーへ排出する。また、現像器内のトナー量が少なくなった場合にはホッパー内のトナー搬送スクリューを回転させ、ホッパー内のトナーを現像器へ供給する。このようにして、トナーボトルのトナーは、トナーボトルとホッパー内のトナー搬送スクリューとを必要に応じて回転させることにより、ホッパー及び現像器へ供給されている。
さらに、トナーボトルからホッパーへのトナー供給を続けても、ホッパー内と現像器内にそれぞれ設けられたトナーセンサが「トナー無し」の状態を検知し続けた場合には、画像形成装置は、その画像形成動作を停止する。そして、トナーボトル内のトナーが無いことをユーザに通知する交換メッセージ等が、画像形成装置の外装に設けた表示部に表示される。
画像形成装置には、トナーボトルが交換された可能性があるかないかの判断を行うために、トナーボトル交換の際に開閉されるドアの開閉を検知するドアセンサが設けられている。ユーザへの交換メッセージ表示の後、画像形成装置は、ドアセンサがドアの開閉を検知した後、トナーボトルからのトナー補給動作を開始する。そして、ホッパー内のトナーセンサが「トナー有り」を検知するまでトナー補給を続け、「トナー有り」を検知したところで画像形成動作を再び開始する。
画像形成装置は、上述したようなシーケンスを繰り返すことで、「トナー無し」の状態での画像形成動作を行わないように制御している。
しかしながら、ユーザがトナーボトルを交換した場合、トナーボトルからホッパーへのトナー供給は、ホッパーがトナーで満たされるまで画像形成動作を停止し続けるため、トナーボトル交換後から画像形成開始までに長い時間を要していた。
このような課題に対して、特許文献1には、ホッパーのトナーセンサが「トナー無し」を検知し、さらにドアセンサがドアの開閉を検知したことに応じて、トナーボトルモータの回転速度を検知する回転速度検知部で検知したトナーボトルモータ回転速度からトナー補給量を算出し、その算出された補給量を基に画像形成動作の開始タイミングを決定する画像形成装置が記載されている。
特開2009−288680号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置の「トナー無し」の状態には、ユーザにトナーボトルの交換時期が近いが現像器内にトナーがまだ残っている状態の「トナーLow」のトナー残量状態と、ユーザにトナーボトルの交換を促し、現像器内にトナーが残っていない状態の「トナーEnd」のトナー残量状態とがある。上述した「トナーLow」の状態の場合、トナーボトルを回転させて現像器のトナーセンサが「トナー有り」を検知するまでトナー補給動作を行う必要性は無く、そのまま画像形成動作を行うことが可能な場合がある。
そのため、ユーザが「トナーLow」の状態でトナーボトル交換を行うときに、現像器のトナーセンサが「トナー有り」を検知するまで画像形成動作を停止すると、ユーザにとって不要な待ち時間が発生してしまうことがあった。
本発明は、上述した課題に鑑み、画像形成動作開始までの不要な待ち時間を短縮することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、像担持体に形成された静電潜像を、トナー補給容器からトナーの補給を受けた現像器によって現像し、画像形成を行なう画像形成装置において、前記トナー補給容器から補給されるトナーの補給量の多さを検知するトナー検知手段と、前記現像器内のトナーの量を検出する現像器トナー検出手段と、前記検知手段により検知される前記トナー補給容器から補給されているトナーの補給量が第1の量である場合、前記検知手段により検知される前記トナー補給容器から補給されているトナーの補給量が前記第1の量より少ない第2の量である場合より、前記現像器トナー検出手段が検出したトナーの量に応じて実行される画像形成開始タイミングを早くする制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成動作開始までの不要な待ち時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係る電子写真方式の画像形成装置の概略図である。 トナー補給装置の構成を説明する概略図である。 現像器の正面概略図である。 トナー補給の制御ハードウェアの構成図である。 第1実施形態のトナー補給のリカバリーシーケンスである。 トナーが搬送路内から排出されるまでの時間を示した確率分布図である。 新品のトナーボトルと中古品のトナーボトル9について、それぞれのトナーボトル内のトナー残量に対する排出特性を示したものである。 新品のトナーボトル交換の際における、実施形態と従来例との実施形態との画像形成開始時間の比較を説明する図である。 第2実施形態のトナー補給のリカバリーシーケンスである。 環境Aに該当するときの、トナーが搬送路内から排出されるまでの時間を示した確率分布図である。 環境Cに該当するときの、トナーが搬送路内から排出されるまでの時間を示した確率分布図である。 新品のトナーボトル交換の際における、実施形態と従来例との実施形態との、環境状態ごとの画像形成開始時間の比較を説明する図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明について、図面を用いて詳細に説明する。
<画像形成装置の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る電子写真方式の画像形成装置の概略図である。
図1に示すように矢印方向に回転する像担持体としての感光体1の周囲には、帯電手段としての帯電部材2、露光手段としての画像書込装置3、現像手段としての現像器4、クリーニング手段としてのクリーニング装置5、および転写手段が設けられている。
帯電部材2は、感光体1を所定電位に帯電する。レーザ装置などの画像書込装置3は、所定電位に帯電された感光体1上に画像情報に応じた静電潜像を書き込む。現像器4は、感光体1上に形成された静電潜像を、トナー(現像剤)を用いて現像して可視像化する。クリーニング装置5は、転写後に感光体1の表面に残った転写残トナーなどを除去する。転写手段は、シートなどの転写材を搬送する転写ベルト6と、現像器4により現像されたトナー像(現像剤像)を転写材に転写する転写ローラ7とからなる。
さらに、転写ベルト6で搬送される転写材上に転写されたトナー像は、転写材搬送方向下流側に配された不図示の定着装置により転写材へ加熱・加圧され、像として定着する。その後、転写材は不図示の排出部へ排出される。
<画像形成装置の作像プロセス>
次に、画像形成装置の作像プロセスについて説明する。
先ず、帯電部材2にて感光体1の表面を一様に帯電した後、画像書込装置3の内部に収納される光源からのレーザ光を感光体1の表面に照射する。これにより、レーザ光の照射を受けた感光体1の表面の電位が部分的に低下し、画像情報に応じた静電潜像が形成される。
その後、現像器4により、感光体1の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させることで、静電潜像をトナー像として可視像化する。可視像化されたトナー像は、所定のタイミングで転写部位へと移動される。一方、転写材は、転写ベルト6にて所定のタイミングで転写部位へと搬送される。
感光体1上のトナー像は、転写位置で、転写ローラ7と帯電された転写ベルト6とによって転写バイアスを印加されることにより転写材に転写される。なお、転写ベルト6及び転写ローラ7とからなる転写手段は、帯電部材2による帯電とは逆極性となるように転写位置で転写電界をかける。
<トナー補給装置の構成>
次に、現像器4へトナーを補給するトナー補給装置について説明する。
図2は、トナー補給装置の構成を説明する概略図である。
図2に示すように、トナー補給装置8は、トナー補給容器としてのトナーボトル9を交換可能に装着して収納するボトル装着部10(トナー補給容器収納手段ともいう)と、トナーボトル9から供給されるトナーを現像器4に搬送するための搬送路11とを有している。
トナーボトル9と搬送路11とは、トナーボトル9の排出口がボトル装着部10に挿入され、結合されることにより接続される。ボトル装着部10には、ボトルモータ12が接続されている。
一方、トナーボトル9の内壁には螺旋状の突条が設けられており、ボトルモータ12が回転することによってトナーボトル9も回転し、回転する螺旋状の突条によって搬送路11にトナーが送り出される。
搬送路11内には、オーガー14が設けられており、搬送路モータ15に接続されている。この搬送路モータ15により、搬送路11内に設けられたオーガー14を搬送部材として回転させることで、搬送路11から現像器4へトナーの移動を促進している。
このようにして、現像器4へのトナー補給は、トナーボトル9の螺旋状の突条と搬送路11内のオーガー14とにより、トナーボトル9から排出されたトナーを、搬送路11を介して現像器4へ搬送されることで行われる。
<現像器の構成>
続いて、図3に感光体1上に形成された静電潜像をトナー(現像剤)にて可視像化する現像器4の正面概略図を示す。
図3に示すように、現像手段としての現像器4は、現像剤を担持して回転する現像剤担持体としての現像ローラ41を有している。現像ローラ41は、現像バイアスが印加されることにより、感光体1の表面に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを付着させてトナー像を形成させるものである。
トナー補給装置8から現像器4に補給されたトナーは、オーガー14により現像容器40内へ搬送され、更に攪拌パドル44により攪拌されながら現像ローラ41に向けて搬送される。現像ローラ41は、複数の固定磁極の外周に回転可能なスリーブを配置した現像剤担持体であり、感光体1に対して接触あるいは微小間隙を持って非接触な位置に配される。現像ローラ41に担持されたトナーは、トナー層厚規制手段としての現像ブレード42により均一に層厚が規制された後、現像領域に搬送され、感光体1の表面の静電潜像に付着して現像する。現像器4の駆動は、現像ローラ41、オーガー43、攪拌パドル44が連動して行われる。
<トナーセンサの配置構成>
本実施形態では、搬送路11に搬送路トナー検知手段としての搬送路トナーセンサ13を配して、トナーボトル9から排出され、搬送路11内を搬送されるトナーを検知している。
また、現像器4にも現像器トナー検出手段としての現像器トナーセンサ45を配して、現像器4内のトナーの有無を検知している。
本実施形態では、搬送路トナーセンサ13及び現像器トナーセンサ45は透磁率検知式を使用している。この検知方式は、トナーがセンサの検知面に存在していれば「トナー有り(現像剤有り)」、存在していなければ「トナー無し(現像剤無し)」を検知するもので、トナー(現像剤)の有無を直接検知している。なお、トナーセンサの検知方式としては、磁気を利用した透磁率検知式以外にも、光検知式、電気検知式などが使用可能である。
<トナー補給の制御ハードウェア構成>
次に、図4にトナー補給の制御ハードウェアの構成を示し、トナーボトル9から現像器4へのトナー補給に関わる制御について説明する。
まず、トナーボトル9から搬送路11へのトナー補給に関わる制御について説明する。
ボトルモータ12は、駆動制御部17を通して画像形成装置本体の制御部16に接続されている。制御部16は、CPU等の処理装置で構成され、メモリ内に格納された制御プログラムを読み出して実行することにより必要な処理を実現する。制御部16は、搬送路トナーセンサ13の検知結果に応じてトナー補給を要求された場合、必要なサイクル分の動作を繰り返すようにボトルモータ12を制御する。本実施形態では、トナーボトルの回転速度が44rpmであり、1サイクル駆動するにあたり680msecの間、トナーボトルを回転させるが、他の適切なトナーボトル回転速度と回転時間でもよい。
本実施形態では、搬送路トナーセンサ13はトナーボトル9の駆動時に搬送路11内のトナー有無検知を100msec周期で行い、その検知信号はセンサ検知部18を介して制御部16に出力される。制御部16は、搬送路トナーセンサ13からの信号が搬送路11内の「トナー無し」を示す場合、ボトルモータ12を1サイクル動作するように指示する信号を出力する。これにより、トナーボトル9から搬送路11に対してトナーが補給される。
続いて、搬送路11から現像器4へのトナー補給に関わる制御について説明する。現像器4に設けられた現像器トナーセンサ45による検知結果は、センサ検知部18を介して制御部16へ出力される。制御部16は、現像器トナーセンサ45の検知結果が規定値を下回ると、そのメモリ内に格納された制御プログラムを読み出し、 現像器4へのトナー補給を、搬送路11内のオーガー14を駆動することによって行う。
現像器トナーセンサ45は定期的に現像器4内のトナー有無検知を行い、現像器トナーセンサ45からの信号は制御部16に出力される。なお、本実施形態では、現像器トナーセンサ45は現像ローラ駆動時のみ現像器4内のトナーの有無検知を行う。制御部16は、現像器トナーセンサ45からの信号が現像器4内の「トナー無し」を示す場合、現像器4内のトナーが少なくなっていると判断し、搬送路11内のオーガー14を駆動するように搬送路モータ15へ駆動信号を出力する。これにより、搬送路11から現像器4にトナーが供給され、現像器トナーセンサ45が「トナー有り」を検知するまで搬送路モータ15を駆動する。
ドア開閉センサ19は、本実施形態の画像形成装置において、トナーボトル9の交換を行う際に操作される部材であるボトル装着部10のドアが開閉操作されたことを検知するセンサである。このドア開閉センサ19はトナー補給容器交換検知手段として機能し、検知された検知信号はセンサ検知部18を介して制御部16に出力される。
環境センサ20は、画像形成装置の周辺環境の温湿度を検知するセンサであり、環境センサ20が検知した検知信号はセンサ検知部18を介して制御部16に出力される。
操作部21は、制御部16から得られる画像形成装置の各種状態を表示するもので、トナーボトル9の交換表示等も行われる。
<トナー補給のリカバリーシーケンス>
以下に、図5に示すトナー補給のリカバリーシーケンスを参照しつつ、本実施形態のリカバリーシーケンスを具体的に説明する。
画像形成装置は、ユーザにトナーボトルの交換時期が近いことを知らせる「トナーLow」、及びユーザにトナーボトルの交換を促す「トナーEnd」の状態を検知し、操作部21にその検知情報を表示する。
ここで、「トナーLow」とは、トナーボトル9内のトナーおよび搬送路11内のトナーが空であり、現像器4にはトナーが残っている状態である。また、「トナーEnd」とは、トナーボトル9、搬送路11、及び現像器4にもトナーが残っていない状態である。但し、画像抜けを防止するために、現像器4には画像不良が出ない程度のトナー量(少なくとも画像形成を1回するために必要なトナー量)は残存させている。
操作部21の検知情報を見たユーザによりトナーボトルが交換されると、制御部16は、ドア開閉センサ19のドア開閉検知信号により、トナーボトル9が交換されたことを検知する(S1)。
次に、制御部16は、トナーボトル9が交換される直前の画像形成装置の状態が、「トナーLow」であるかどうかの判断を行う(S2)。
ここで、「トナーLow」であった場合(S3のYes)には、制御部16は、リカバリーシーケンスの画像形成動作開始フラグをONにし、トナーボトル9の交換後の画像形成装置を画像形成開始可能状態にした後(S4)、終了させる。
一方、トナーボトル9が交換される直前の画像形成装置の状態が「トナーLow」でなかった場合(S3のNo)には、制御部16は、画像形成装置が「トナーEnd」の状態でトナーボトルが交換されたものと判断し、リカバリーシーケンスの画像形成動作開始時間制御シーケンスに移行する(S5)。
この画像形成動作開始時間制御シーケンスでは、搬送路トナーセンサ13の検知結果に基づいて、制御部16が、画像形成装置の画像形成開始タイミングの変更を行う。
S5からS6へ移行して、現像器トナーセンサ45が「トナー無し」を検知した場合(S6のNo)には、制御部16は、搬送路モータ15を駆動させて現像器4へのトナー補給を行う(S7)。ここで、現像器トナーセンサ45が「トナー有り」を検知した場合(S6のYes)にはS4へ移行し、制御部16は、リカバリーシーケンスの画像形成動作開始フラグをONにし、トナーボトル9の交換後の画像形成装置を画像形成開始可能状態にした後(S4)、終了する。
S7からS8へ移行し、搬送路トナーセンサ13が「トナー無し」を検知した場合(S8のNo)には、ボトルモータ12を1サイクル駆動してトナーボトル9からトナーを排出させる(S9)。本実施形態では、ボトルモータ12の1サイクル駆動で、トナーボトル9を半回転させている。ここで、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知した場合(S8のYes)には、100msec待って、再度、搬送路トナーセンサ13によるトナー検知を行う(S8)。
S9でボトルモータ12を駆動した後、S10で搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知しなかった場合(S10のNo)には、制御部16は、ボトルモータ12の駆動後の経過時間が所定時間経過しているかどうかの判断を行う(S11)。ここで、所定時間経過していない場合(S11のNo)には、制御部16は、再度、搬送路トナーセンサ13によるトナー有無の検知を行う(S10)。ここでは、所定時間として、ボトルモータ12の駆動後の経過時間として5secを閾値としている。
S11で所定時間経過している場合(S11のYes)には、制御部16は、ボトルモータ12の駆動回数が所定回数以上であるかの判断を行う。ボトルモータ12の駆動回数が所定回数に達していない場合(S12のNo)には、S9へ戻って、再度、ボトルモータ12を1サイクル駆動させる。所定回数以上に達していた場合(S12のYes)には、制御部16は、トナーボトル9にトナーが入っていないと判断し、「トナーEnd」を操作部21に表示させた後(S13)、終了させる。ここでは、所定回数として、8回を閾値としている。すなわち、現像器トナーセンサ45のトナー検出量が所定値未満である場合に、画像形成を実行しない。
このように、制御部16は、トナーボトル9を回転させて搬送路11へのトナー補給を実行しても、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知しない状態(S10のNo)が所定時間以上経過し(S11のYes)、さらにトナーボトル9を所定回数以上回転させても(S12のYes)搬送路トナーセンサ13がトナーを検知しない場合に、トナーボトル9にトナーが無いと判断して「トナーEnd」を表示させている。
一方、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知した場合(S10のYes)には、「トナー有り」を検知している時間をカウントする(S14)。
次いで、搬送路トナーセンサ13による「トナー有り」の検知時間が所定時間以上であった場合(S15のYes)、制御部16は、交換されたトナーボトル9は、新品のトナーボトル9であったと判断し(S16)、画像形成装置を画像形成可能状態にした後(S17)、終了させる。
一方、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知している時間が所定時間未満であった場合(S12のNo)には、制御部16は、搬送路トナーセンサ13による「トナー有り」の検知時間のカウントをクリアする(S18)。そして、S6へ戻って、現像器トナーセンサ45が「トナー有り」の状態になっているかの検知を行い、S6以降のフローを繰り返す。ここでは、所定時間として3.2secを閾値としている(この閾値については、後述の図6を用いて説明する)。すなわち、トナーLowの状態(現像器トナーセンサ45の検出量が所定値以上)でボトルモータ12が駆動した時の搬送路トナーセンサ13よるトナー検知時間が所定時間以下の場合は現像器センサ45が「トナー有り」となるまで画像形成を実行しない。
このように、本実施形態の画像形成動作開始時間制御シーケンスによると、制御部16は、ドア開閉センサ19によりトナーボトル9の交換を検知した後に画像形成を開始するときは、トナーボトル9を交換する直前の現像器4にあるトナー残量に基づいて、画像形成開始のタイミングを変更する制御を行う。また、その画像形成開始のタイミングには、交換されたトナーボトル9からトナーを補給して画像形成を開始する場合と、トナーを補給することなく画像形成を開始する場合とがある。
<交換されたトナーボトルの新旧判別>
図6は、トナーボトル9から排出されたトナーが搬送路11内から排出されるまでの時間を示す確率分布図である。縦軸の単位は任意単位である。
この図6は、ボトルモータ12を1サイクル駆動させてトナーボトル9を半回転させてトナーを排出した場合に、トナーが搬送路11の測定点を通過するに要する時間を、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知している時間で測定したものである。図6は、この実験を多数回にわたって行い、測定された通過に要する時間の分布を確率分布図として示したものである。
また、図7は、新品のトナーボトルと中古品のトナーボトル9について、それぞれのトナーボトル内のトナー残量に対する排出特性を示したものである。
ここで、新品のトナーボトルとは、ボトル容器に充填されているトナーをボトル容器外に取り出していない状態のものをいい、実際の使用場面では、画像形成装置のボトル装着部10に装着されて現像器4へのトナー補給に使用される前のものをいう。
また、中古のトナーボトルとは、ボトル容器に充填されているトナーをボトル容器外に取り出したことのあるものをいい、実際の使用場面では、画像形成装置のボトル装着部10に装着されて現像器4へのトナー補給に使用されたことがあるものをいう。
図7に示すように、新品のトナーボトル9に交換された場合、初期のトナーボトルからの排出量は一時的に増加し、ボトルモータ12の1サイクル駆動で約7gのトナー量(第1のトナー量)が排出される。それに対して、中古品のトナーボトル9に交換された場合、交換初期の段階の排出量増加がみられず、最初から約3gの排出量(第2のトナー量)をしばらく維持している。そのため、トナーボトル9から排出されたトナーの量を、搬送路トナーセンサ13により検知することで交換された9が新品のものか否かの判別が可能となる。
本実施形態では、新品のトナーボトル9を半回転させた場合に、トナーボトル9から搬送路11へ排出されるトナー量が7gであることから、新品のトナーボトル9に交換されたときの排出トナーの検知時間を調べる図6の実験では、トナー排出量として7gを選定した。
また、比較例として、トナー排出量が3gのときの通過時間分布を図6に併せて示す。トナー排出量が少ないと、搬送路11の通過に要する時間も短くなる。
実験の結果では、トナー排出量が7gのときには、最短時間は2秒程度で最長時間は5.4秒程度であり、最も多かったのは図6のグラフのピークに相当する3.7秒付近であった。そこで、本実施形態では、3.7秒の85%以上に相当する3.2秒を閾値として選定し、この3.2秒以上の通過時間を要する場合には7gのトナーが通過したものと判断する。
このようにして、トナーボトル9の交換後のボトルモータ12の1サイクル駆動により排出されたトナーに対する搬送路トナーセンサ13の検知時間が3.2秒以上である場合、制御部16は、交換されたトナーボトル9は新品のトナーボトルと判断し、直ちに画像形成開始可能とする。
一方、3.2秒よりも短い場合には、制御部16は、交換されたトナーボトル9は中古のトナーボトルと判断する。この場合、制御部16は、現像器トナーセンサ45が「トナー有り」を検知することで画像形成開始可能とする。
このように、トナーボトル交換後のボトルモータ12の1サイクル駆動によって搬送路11へ排出されたトナーの搬送路通過時間を検知することで、検知時間の長さに基づいて交換されたトナーボトル9が新品か否かを判別でき、新品のときはすぐに画像形成可能とすることで、ユーザの待機時間を短くすることができる。すなわち、トナーボトル9から補給され、搬送路トナーセンサ13により検知されるトナーの補給量が第1の量である場合、該第1の量より少ない第2の量である場合より、画像形成開始の実行タイミングを早くするように制御する。そして、トナーLowの状態(現像器トナーセンサ45の検出量が所定値以上)でボトルモータ12の1サイクル駆動時の搬送路センサ13よるトナー検知時間が所定の時間より多い場合は画像形成を実行することにより、復帰動作時におけるユーザ待機時間を短くすることができる。
<本実施形態と従来例との画像形成開始時間の比較>
図8は、新品のトナーボトル交換の際における、本実施形態と従来例との画像形成開始時間を比較して示したものである。
本実施形態の場合、上述のように、「トナーLow」が表示された状態でトナーボトル9が交換されたときには、トナーボトル交換直後であっても画像形成動作を直ちに開始することができる。
また、「トナーEnd」が表示された状態での交換のときでも、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知している間の時間が所定時間(本実施形態では3.2秒)以上であれば、交換されたトナーボトル9が新品であると制御部16が判断した後、画像形成開始の状態にすることができる。よって、この場合には、制御部16がトナーボトル交換を検知してから画像形成開始の指示を出す(画像形成開始のフラグをONにする)までに要する時間は3.2秒となる。
一方、従来の画像形成装置では以下のようになる。
「トナーLow」が表示される状態には、現像器内のトナーが殆ど満杯である状態Low1と、限りなく「トナーEnd」に近い状態Low2とがある。
上述の状態Low1の場合には、トナーが僅かでも補給されると直ぐに現像器トナーセンサが「トナー有り」を検知する。実測では2.2秒であった。
上述の状態Low2の場合には、「トナーEnd」の場合と殆ど同じトナー量が補給されることで現像器トナーセンサが「トナー有り」を検知する。実測では28.5秒であった。
以上より、従来例では、新品のトナーボトルに交換されたことを検知してから画像形成開始のフラグONとなるまでに要する時間は2.2秒〜28.5秒であった。
また、「トナーEnd」が表示される場合には、現像器トナーセンサ45が「トナー無し」を検知したときでも現像器内のトナー量が多い状態と少ない状態とがあり、トナー補給開始から現像器センサが「トナー有り」を検知するまでに要する時間に相違がある。これは、「トナーEnd」の表示直後の場合と、表示後も現像器内の残存トナーを用いて可能な範囲内で画像形成を行った場合とが有り得ることで生じるものである。実測では、現像器内に残存するトナー量が多い状態で13.7秒、最も少ない状態で28.6秒であった。
このように、本実施形態によると、「トナーLow」表示の場合及び「トナーEnd」表示の場合のいずれの場合にも、トナーボトル交換から画像形成開始までに要する時間を従来に比較して短縮することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態においては、先に説明した実施形態のものと同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付す。例えば、本実施形態においても、搬送路トナーセンサ13及び現像器トナーセンサ45の検知結果に基づいて「トナーLow」や「トナーEnd」を表示する構成は、第一実施形態と同様の構成である。
<概要の説明>
第1実施形態では、ボトルモータ12の1サイクル当たりの駆動でトナーボトル9から排出されるトナー量は、トナーボトル9が新品の場合に最もトナー排出量が多いことを利用し、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知している時間から、交換されたトナーボトル9が新品か否かを判断していた。本実施形態では、更に上述のトナー排出量に影響を与え易い、画像形成装置が設置されている環境状態を考慮したリカバリーシーケンスを説明する。
例えば、オフィス環境のような空調が一定の状態に制御されている場所で画像形成装置が使用されていれば、トナーボトル9内のトナーの状態は安定している。しかしながら実際には、ユーザによっては高温高湿の環境や低温低湿の環境で画像形成装置を使用する場合があり、そのような環境の下では、トナーボトル9内のトナーの状態が上述の安定した状態から変化してしまうことがある。
そこで、第2実施形態では、画像形成装置の環境状態を検知する環境センサ20を画像形成装置に配置し、環境によってトナーボトル9内のトナーの状態が変わった場合においても、環境センサ20の検知結果に応じて、排出トナーを搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」と検知する時間から新品のトナーボトルか否かを判別する際のその検知時間の閾値を変更する制御を行う。
ここで、環境センサ20は、画像形成装置内にあるトナーボトル9の周囲の温度を検知する温度検知センサと湿度を検知する湿度検知センサを備えている。その他、画像形成装置外の周囲や、その画像形成装置が設置されている場所の温度や湿度を検知するセンサであってもよい。
本実施形態においては、環境A、環境B及び環境Cという3つの環境状態に対応したリカバリーシーケンスを設けている。
環境Aは、一般的に高温高湿の環境であり、温度が35℃以上、もしくは湿度が80%を超えた環境状態に対応するものである。
環境Cは、一般的に低温低湿環境であり、温度が10℃以下、もしくは湿度が10%以下になった環境状態に対応する。
環境Bは、環境A及び環境C以外の環境状態であり、一般的にはオフィス環境に対応する。
3つの環境状態は、後述するシーケンスのS102で用いる、それぞれの環境状態に対応した閾値を有している。
なお、上述の各温度湿度の設定は、本発明が適用される画像形成装置の設置環境に適宜対応して変更することは可能である。
<環境状態を考慮したトナー補給のリカバリーシーケンス>
図9は、第2実施形態のトナー補給のリカバリーシーケンスである。
図9に示す本実施形態のシーケンスのS1〜S18は、図5の第1実施形態の同シーケンスのS1〜S18と同じ番号のステップは同一の制御内容を有している。本実施形態のシーケンスと第1実施形態のシーケンスの相違するステップは、本実施形態のシーケンスにおいて、S9とS10の間に、環境センサ20による環境状態の検知を行うS101が設けられていることと、S10とS14の間で、S101で検知した検知結果に応じて判別された環境状態により、上述の環境A〜環境Cのいずれかに対応する閾値に変更するS102が設けられていることである。
制御部16は、S9でボトルモータ12を駆動してトナーボトル9からトナーを排出させた後、画像形成装置が設置されている環境を装置に設けられている環境センサ20により環境状態を検知する(S101)。
その後、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知した場合(S10のYes)には、制御部16は、S101で検知した環境状態が上述の3つのいずれの環境状態であるかを判断し、交換されたトナーボトル9が新品のものか否かを判別する際の閾値を、それぞれの環境状態に応じた閾値に変更した後(S102)、「トナー有り」を検知している時間をカウントする(S14)。
上述以外の各ステップは、第1実施形態で説明した図5のシーケンスの同番号のステップと同様の制御である。
<環境状態ごとの交換されたトナーボトルの新旧判別>
図10は、画像形成装置が設置された環境状態が環境Aに該当するときの、トナーが搬送路内から排出されるまでの時間を示した確率分布図である。縦軸の単位は任意単位である。
図10は、第1実施形態の図6を測定したときと同様の方法で行ったものである。ボトルモータ12を1サイクル駆動させてトナーボトル9を半回転させてトナーを排出した場合に、本実施形態では、新品のトナーボトル9の場合に搬送路11に排出されるトナー量は7gであるのに対し、新品ではないトナーボトル9の場合には7gより少ないトナー量となり、搬送路トナーセンサ13で「トナー有り」と検知されている時間も短くなる。
環境Aでは、第1実施形態の図6で説明したような方法により、2.4秒以上の「トナー有り」の検知時間があれば、トナーボトル9から搬送路11へ排出されたトナーは7gでありこのときには、制御部16は、交換されたトナーボトル9は新品のものであったと判別する。
図9のシーケンスでは、制御部16は、S101で検知した環境状態が環境Aに該当すると判断した場合には、S102において新旧判別の閾値を2.4秒に変更する。
図11は、画像形成装置が設置された環境状態が環境Cに該当するときの、トナーが搬送路内から排出されるまでの時間を示した確率分布図である。縦軸の単位は任意単位である。
環境Cの場合においても、図10で説明した環境Aのときと同様の方法で新旧判別の閾値を求め、2.7秒以上であれば、新品のトナーボトル9に変更されたものと判別できることが分かった。
図9のシーケンスでは、制御部16は、S101で検知した環境状態が環境Cに該当すると判断した場合には、S102において新旧判別の閾値を2.7秒に変更する。
環境Bについては、第1実施形態の図6の環境状態と一致するため、この場合の新旧判別の閾値は3.2秒以上となる。
図9のシーケンスでは、制御部16は、S101で検知した環境状態が環境Bに該当すると判断した場合には、S102において新旧判別の閾値を3.2秒に変更する。
<本実施形態と従来例との、環境状態ごとの画像形成開始時間の比較>
図12は、新品のトナーボトル交換の際における、本実施形態と従来例との、環境状態ごとの画像形成開始時間を比較して示したものである。
図12は、第1実施形態の図8で説明したものを、本実施形態の環境A〜環境Cの場合についても実測したものである。なお、図8の結果は、本実施形態の環境Bに該当する。
以下に、制御部16がトナーボトル交換を検知してから画像形成開始の指示を出す(画像形成開始のフラグをONにする)までに要する時間を、「トナーLow」表示時交換のときと「トナーEnd」表示時交換のときとで、本実施形態の場合と従来の画像形装置の場合とで比較する。
まず、環境Aの場合、本実施形態では、「トナーLow」表示時交換のときは0秒、「トナーEnd」表示時交換のときは2.4秒であった(図10参照)。また、従来例では、「トナーLow」表示時交換のときは2.1秒〜19,9秒、「トナーEnd」表示時交換のときは12.0秒〜20.0秒であった。なお、このときの値のばらつきは図6で説明したように、現像器4内のトナー残存状態の相違に基づくものである。
環境Bの場合は、図6に示した結果と同一である。
環境Cの場合は、本実施形態では、「トナーLow」表示時交換のときは0秒、「トナーEnd」表示時交換のときは2.7秒であった(図11参照)。また、従来例では、「トナーLow」表示時交換のときは2.5秒〜19,3秒、「トナーEnd」表示時交換のときは14.3秒〜19.4秒であった。
上述のように、本実施形態によると、「トナーLow」が表示された状態でトナーボトル9が交換されたときには、トナーボトル交換直後であっても画像形成動作を直ちに開始することができる。
また、「トナーEnd」が表示された状態での交換のときでも、それぞれの環境状態に適した新旧ボトル交換判別の閾値を選択することにより、搬送路トナーセンサ13が「トナー有り」を検知している間の時間が所定時間(環境Aでは2.4秒、環境Bでは3.2秒、環境Cでは2.7秒)以上であれば、交換されたトナーボトル9が新品であると制御部16が判断した後、画像形成開始の状態にすることができる。よって、この場合には、制御部16がトナーボトル交換を検知してから画像形成開始の指示を出す(画像形成開始のフラグをONにする)までに要する時間は、環境Aで2.4秒、環境Bで3.2秒、環境Cで2.7秒となった。
このように、本実施形態によると、それぞれの環境におけるトナーボトル内のトナー状態に適した閾値を選択することができるので、「トナーLow」表示の場合及び「トナーEnd」表示の場合のいずれの場合にも、トナーボトル交換から画像形成開始までに要する時間を従来に比較して、より一層の短縮を達成することができる。
1・・・感光体
4・・・現像器
9・・・トナーボトル
16・・・制御部
19・・・ドア開閉センサ
45・・・現像器トナーセンサ

Claims (10)

  1. 像担持体に形成された静電潜像を、トナー補給容器からトナーの補給を受けた現像器によって現像し、画像形成を行なう画像形成装置において、
    前記トナー補給容器から補給されるトナーの補給量の多さを検知するトナー検知手段と、
    前記現像器内のトナーの量を検出する現像器トナー検出手段と、
    前記検知手段により検知される前記トナー補給容器から補給されているトナーの補給量が第1の量である場合、前記検知手段により検知される前記トナー補給容器から補給されているトナーの補給量が前記第1の量より少ない第2の量である場合より、前記現像器トナー検出手段が検出したトナーの量に応じて実行される画像形成開始タイミングを早くする制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部が、前記検知手段がトナーを検知した時間の長さに応じて前記トナー補給容器から補給されるトナーの補給量を判定するものであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部が、前記現像器トナー検出手段の検出量が所定値以上かつ前記トナー検知手段がトナーを検知した時間の長さが所定の時間より長い場合に画像形成を実行すること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部が、前記現像器トナー検出手段の検出量が所定値以上かつ前記トナー検知手段がトナーを検知した時間が所定の時間以下の場合に、前記現像器トナー検出手段の検出量が第2の所定値以上になるまで画像形成を実行しないこと
    を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像器トナー検出手段の検出量が所定値未満である場合に、画像形成を実行しないこと
    を特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定値が、画像形成を1回実行するために少なくとも必要な現像器内のトナー量であること
    を特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置内の温度を検知する温度検知手段を有し、
    前記制御部は、前記温度検知手段の検知結果に応じて前記所定時間を変更すること
    を特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知手段を有し、
    前記制御部は、前記湿度検知手段の検知結果に応じて前記所定時間を変更すること
    を特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記トナー補給容器の交換の有無を検知する容器交換検知手段を有し、
    前記制御部が、前記容器交換検知手段が前記トナー補給容器の交換を行なったと検知した時に、前記検知手段により検知される前記トナー補給容器から補給されているトナーの補給量が第1の量である場合、前記検知手段により検知される前記トナー補給容器から補給されているトナーの補給量が前記第1の量より少ない第2の量である場合より、前記現像器トナー検出手段が検出したトナーの量に応じて実行される画像形成開始タイミングを早くすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記トナー補給容器を画像形成装置本体に着脱可能に装着する装着部と、
    前記装着部を開閉するための開閉部材と、
    を有し、
    前記容器交換検知手段は、前記開閉部材の開閉を検知することにより前記トナー補給容器の交換の有無を検知すること
    を特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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