JP2017090043A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1実施形態に係る空気調和機1について説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気調和機1は、室内に設置される室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。そして、空気調和機1は、圧縮機10と、四方弁11、室外熱交換器12と、膨張弁(減圧機構)13と、室内熱交換器14とを接続した冷媒回路を備えている。冷媒回路において、圧縮機10の吐出口に四方弁11を介して室外熱交換器12が接続され、その室外熱交換器12に膨張弁13が接続される。そして、膨張弁13に室内熱交換器14の一端が接続され、その室内熱交換器14の他端に四方弁11を介して圧縮機10の吸込口が接続される。
・A点:室内温度が27度であり、室内湿度が100%である点
・B点:室内温度が27度であり、室内湿度が70〜80%の間のy1である点
・C点:室内温度が33度であり、室内湿度が30%である点
・D点:室内温度が28度であり、室内湿度が100%である点
・E点:室内温度が28度であり、室内湿度が70〜80%の間のy2である点
・F点:室内温度が34度であり、室内湿度が30〜40%の間のy3である点
正に検出できる。ここで、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにある場合の送風運転では、冷房運転の風量よりも低風量にすると共に、上下フラップ17を可動範囲の上端近くに配置して吹き出し方向を上方向に変更する。
本実施形態の空気調和機1では、室内が室内温度及び室内湿度を低下させる必要のある状態になった場合に、室内温度及び室内湿度を低下させる冷房運転が自動的に開始される。したがって、室内温度及び室内湿度が高い状態で長時間継続されるのを抑制できるので、ユーザが熱中症等になることを防止できる。
次に、図6を参照しつつ、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の空気調和機は、第1実施形態の空気調和機と、強制運転モードで冷房運転が開始される時期が異なっている。なお、その他の構成は、上記第1実施形態と同様であるため、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
サ22で検出された室内湿度が、モニタリングゾーンにあるかを判断する(ステップS2
2)。室内温度及び室内湿度が待機ゾーンから高温ゾーンに変化する場合には、待機ゾー
ンからモニタリングゾーンに変化した後で、高温ゾーンに変化すると考えられる。したが
って、ステップS22では、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにあるかに基づ
いて、室内温度及び室内湿度が、冷房運転を開始する必要のある高温ゾーンに近付いたか
を判断する。
ップS22:YES)、室内ファン16を駆動して、送風運転を開始する(ステップS2
3)。室内温度及び室内湿度が高温ゾーンの近くのモニタリングゾーンにある場合、送風
運転を開始することで、室内機2の内部に空気が流れるので、室内温度及び室内湿度が適
正に検出できる。
プS22:NO)、室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにあるので、ステップS22に移
行して、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにあるかの判断を継続する。
内温度及び室内湿度センサ22で検出された室内湿度が、モニタリングゾーンにあるかを
判断する(ステップS24)。室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにないと判断
した場合には(ステップS24:NO)、送風運転を開始した後で、室内温度及び室内湿
度が待機ゾーンまたは高温ゾーンに変化したと考えられる。したがって、室内温度及び室
内湿度が待機ゾーンにあるかを判断する(ステップS25)。室内温度及び室内湿度が待
機ゾーンにあると判断した場合には(ステップS25:YES)、室内温度及び室内湿度
が高温ゾーンに近いモニタリングゾーンから待機ゾーンに変化したので、送風運転を停止
し(ステップS26)、ステップS22に移行して、室内温度及び室内湿度がモニタリン
グゾーンにあるかの判断を継続する。一方、ステップS25で、室内温度及び室内湿度が
待機ゾーンにないと判断した場合には(ステップS25:NO)、室内温度及び室内湿度
が高温ゾーンにあって、室内温度及び室内湿度を低下させる必要があるので、冷房運転を
開始する(ステップS27)。
ゾーンにあると判断した場合には(ステップS24:YES)、室内温度及び室内湿度が
モニタリングゾーンになった後で所定時間が経過したかを判断する(ステップS28)。
そして、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンで所定時間が経過したと判断した場
合には(ステップS28:YES)、高温ゾーンに近い状態で所定時間が経過したので、
室内温度及び室内湿度が高温ゾーンに変化することが考えられるので、冷房運転を開始す
る(ステップS27)。一方、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンで所定時間が
経過してないと判断した場合には(ステップS28:NO)、ステップS23へ移行して
、送風運転を継続する。
設定温度に基づいて、冷房運転がサーモオフ状態かを判断する(ステップS29)。空気
調和機では、冷房運転が設定温度28℃であって、室内温度が27℃以下になったときに
サーモオフ状態となる。したがって、ステップS31では、室内温度が27℃以下である
かに基づいて、強制運転がサーモオフ状態かを判断する。そして、サーモオフ状態でない
と判断した場合には(ステップS29:NO)、室内温度が27℃より高いので、ステッ
プS27に移行して、冷房運転を継続する。
)、サーモオフ状態において、室内温度センサ21で検出された室内温度が設定温度より
高い温度まで変化したかを判断する(ステップS30)。室内温度が設定温度より高い温
度まで変化したと判断した場合には(ステップS30:YES)、ステップS27に移行
して、冷房運転を開始する。室内温度が設定温度より高い温度まで変化してないと判断し
た場合には(ステップS30:NO)、サーモオフ状態が継続される。
プS31)。サーモオフ状態で所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS31
:YES)、冷房運転を停止する(ステップS32)。空気調和機では、サーモオフ状態
で所定時間が経過した後で冷房運転を停止するので、冷房運転を停止したときに、室内温
度及び室内湿度が上昇した場合でも、直ぐに冷房運転が開始されるのを防止できる。
:NO)、ステップS30に移行して、室内温度が設定温度より高い温度まで変化したか
を判断する。
本実施形態の空気調和機1では、第1実施形態の空気調和機1と同様に、室内が室内温
度及び室内湿度を低下させる必要のある状態になった場合に、室内温度及び室内湿度を低
下させる冷房運転が自動的に開始される。したがって、室内温度及び室内湿度が高い状態
で長時間継続されるのを抑制できるので、ユーザが熱中症等になることを防止できる。
び室内湿度がモニタリングゾーンに所定時間ある場合に、冷房運転が自動的に開始される
。したがって、室内温度及び室内湿度が、冷房運転が必要となる前に冷房運転を開始して
、室内温度及び室内湿度を低下させることができる。
次に、図7を参照しつつ、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の空
気調和機は、第1実施形態の空気調和機と、強制運転モードにおいて冷房運転が開始され
る時期が異なっている。なお、その他の構成は、上記第1実施形態と同様であるため、同
じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
態の空気調和機1における判定図(図4)と同一である。
湿度が高温ゾーンにある場合に冷房運転が開始されるのに対して、第3実施形態の空気調
和機では、強制運転モードにおいて、室内ファン16が駆動された後の室内温度又は室内
湿度が、室内ファン16が駆動される前の室内温度又は室内湿度よりも上昇した場合に冷
房運転が開始される。
モードにおいて、冷房運転のサーモオフ状態で所定時間が経過した場合に、冷房運転が停
止される。
)参照)によって、強制運転モードに切り換えられる(ステップS41)。ここでは、強
制運転モードに切り換えられたときの室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにある場合につ
いて説明する。
サ22で検出された室内湿度が、モニタリングゾーンにあるかを判断する(ステップS4
2)。室内温度及び室内湿度が待機ゾーンから高温ゾーンに変化する場合には、待機ゾー
ンからモニタリングゾーンに変化した後で、高温ゾーンに変化すると考えられる。したが
って、ステップS42では、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにあるかに基づ
いて、室内温度及び室内湿度が、冷房運転を開始する必要のある高温ゾーンに近付いたか
を判断する。
ップS42:YES)、室内ファン16を駆動して、送風運転を開始する(ステップS4
3)。室内温度及び室内湿度が高温ゾーンの近くのモニタリングゾーンにある場合、送風
運転を開始することで、室内機2の内部に空気が流れるので、室内温度及び室内湿度が適
正に検出できる。
プS42:NO)、室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにあると考えられるので、ステッ
プS2に移行して、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにあるかの判断を継続す
る。
内温度又は室内湿度センサ22で検出された室内湿度が、送風運転を開始する前よりも上
昇したかを判断する(ステップS44)。室内温度及び室内湿度が送風運転を開始する前
よりも上昇したと判断した場合には(ステップS44:YES)、室内温度及び室内湿度
が冷房運転を開始する必要のある高温ゾーンに近付いたか又は室内温度及び室内湿度が高
温ゾーンに変化したと考えられる。このため、室内温度及び室内湿度を低下させる必要が
あるので、冷房運転を開始する(ステップS45)。
合には(ステップS44:NO)、ステップS43に移行して、送風運転を継続する。
設定温度に基づいて、冷房運転がサーモオフ状態かを判断する(ステップS46)。空気
調和機では、冷房運転が設定温度28℃であって、室内温度が27℃以下になったときに
サーモオフ状態となる。したがって、ステップS46では、室内温度が27℃以下である
かに基づいて、冷房運転がサーモオフ状態かを判断する。そして、サーモオフ状態でない
と判断した場合には(ステップS46:NO)、室内温度が27℃より高いので、ステッ
プS45に移行して、冷房運転を継続する。
)、サーモオフ状態において、室内温度センサ21で検出された室内温度が設定温度より
高い温度まで変化したかを判断する(ステップS47)。室内温度が設定温度より高い温
度まで変化したと判断した場合には(ステップS47:YES)、ステップS45に移行
して、冷房運転を開始する。室内温度が設定温度より高い温度まで変化してないと判断し
た場合には(ステップS47:NO)、サーモオフ状態が継続される。
プS48)。サーモオフ状態で所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS48
:YES)、冷房運転を停止する(ステップS49)。空気調和機では、サーモオフ状態
で所定時間が経過した後で冷房運転を停止するので、冷房運転を停止したときに、室内温
度及び室内湿度が上昇した場合でも、直ぐに冷房運転が開始されるのを防止できる。
:NO)、ステップS47に移行して、室内温度が設定温度より高い温度まで変化したか
を判断する。
本実施形態の空気調和機では、第1実施形態の空気調和機1と同様に、室内が室内温度
及び室内湿度を低下させる必要のある状態になった場合に、室内温度及び室内湿度を低下
させる冷房運転が自動的に開始される。したがって、室内温度及び室内湿度が高い状態で
長時間継続されるのを抑制できるので、ユーザが熱中症等になることを防止できる。
室内湿度が、室内ファン16が駆動される前の室内温度又は室内湿度よりも上昇した場合
に、冷房運転が開始される。したがって、冷房運転が必要となる前に冷房運転を開始して
、室内温度及び/又は室内湿度を低下させることができる。
次に、図8,9を参照しつつ、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態
の空気調和機は、第1実施形態の空気調和機と比較して、強制運転モードで送風運転が開
始される時期と冷房運転が開始される時期とが異なっている。なお、その他の構成は、上
記第1実施形態と同様であるため、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。
す判定図が用いられる。判定図の縦軸は室内湿度(相対湿度)を示し、横軸は室内温度を
示している。
に示す高温ゾーンは、室内温度や室内湿度を低下させる必要がある領域であり、待機ゾー
ンは、室内温度や室内湿度を低下させる必要がない領域である。そして、第4実施形態の
空気調和機では、モニタリングゾーンが設定されてないので、強制運転モードに切り換え
た後で、送風運転を定期的に開始する。そして、送風運転は、所定送風時間が経過したと
きに停止される。
の領域であって、高温ゾーンは、線l2の右上の領域(室内温度及び室内湿度が線l2上
にある場合を含む)である。
下させる必要があるため、設定温度28℃の冷房運転が開始される。また、強制運転モー
ドの冷房運転は、室内温度が27度以下なったときにサーモオフ状態となる。
させる必要がない領域であるが、待機ゾーンは、高温ゾーンに遠い領域と、高温ゾーンに
近い領域(室内温度や室内湿度が高温ゾーンに変化しやすい領域)とを有しているので、
室内温度又は室内湿度が上昇傾向にあるときは、高温ゾーンに近付いているため、冷房運
転を開始する。一方、室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにある場合であって、室内温度
又は室内湿度が上昇傾向にないときは、冷房運転を開始しない。したがって、室内温度及
び室内湿度が待機ゾーンにある場合に、送風運転が開始された後、冷房運転が開始されな
い状態で、所定送風時間が経過したときは、送風運転が停止される。
室内湿度が高温ゾーンにある場合に冷房運転が開始されるのに対し、第4実施形態の空気
調和機では、強制運転モードにおいて、室内温度及び室内湿度が高温ゾーンにある場合に
冷房運転が開始されると共に、送風運転を開始した後、室内温度又は室内湿度(室内温度
及び室内湿度の少なくとも一方)が上昇傾向にある場合に冷房運転が開始される。
モードにおいて、サーモオフ状態で所定時間が経過した場合に、冷房運転が停止される。
(b)参照)によって、強制運転モードに切り換えられる(ステップS51)。ここでは
、強制運転モードに切り換えられたときの室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにある場合
について説明する。
時間が経過してないと判断した場合には(ステップS52:NO)、所定時間が経過する
まで判断を継続する。そして、所定時間が経過した場合には(ステップS52:YES)
、送風運転を開始する(S53)。送風運転を開始した後、室内温度センサ21で検出さ
れた室内温度及び室内湿度センサ22で検出された室内湿度が、高温ゾーンにあるかを判
断する(ステップS54)。室内温度及び室内湿度が高温ゾーンにあると判断した場合に
は(ステップS54:YES)、冷房運転を開始する(ステップS55)。
:NO)、送風運転を開始した後で所定送風時間が経過したかを判断する(ステップS5
6)。送風運転を開始した後、所定送風時間が経過したと判断した場合には(ステップS
56:YES)、送風運転を停止する(ステップS57)。そして、ステップS52に移
行して、ステップS53で送風運転を開始した後、所定送風時間が経過したかを判断する
。
た場合には(ステップS56:NO)、送風運転を開始した後で、室内温度センサ21で
検出された室内温度又は室内湿度センサ22で検出された室内湿度が上昇傾向であるかを
判断する(ステップS58)。室内温度又は室内湿度が上昇傾向であると判断した場合に
は(ステップS58:YES)、室内温度又は室内湿度が高温ゾーンに近付いているので
、冷房運転を開始する(ステップS55)。一方、室内温度又は室内湿度が上昇傾向でな
いと判断した場合には(ステップS58:NO)、ステップS56に移行して、送風運転
を開始した後、所定送風時間が経過したかを判断する。
設定温度に基づいて、冷房運転がサーモオフ状態かを判断する(ステップS59)。空気
調和機では、冷房運転が設定温度28℃であって、室内温度が27℃以下になったときに
サーモオフ状態となる。したがって、ステップS59では、室内温度が27℃以下である
かに基づいて、冷房運転がサーモオフ状態かを判断する。そして、サーモオフ状態でない
と判断した場合には(ステップS59:NO)、室内温度が27℃より高いので、ステッ
プS55に移行して、冷房運転を継続する。
)、サーモオフ状態において、室内温度センサ21で検出された室内温度が設定温度より
高い温度まで変化したかを判断する(ステップS60)。室内温度が設定温度より高い温
度まで変化したと判断した場合には(ステップS60:YES)、ステップS55に移行
して、冷房運転を行う。室内温度が設定温度より高い温度まで変化してないと判断した場
合には(ステップS60:NO)、サーモオフ状態が継続される。
プS61)。サーモオフ状態で所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS61
:YES)、冷房運転を停止する(ステップS62)。空気調和機では、サーモオフ状態
で所定時間が経過した後で冷房運転を停止するので、冷房運転を停止したときに、室内温
度及び室内湿度が上昇した場合でも、直ぐに冷房運転が開始されるのを防止できる。
:NO)、ステップS60に移行して、室内温度が設定温度より高い温度まで変化したか
を判断する。
本実施形態の空気調和機では、第1実施形態の空気調和機1と同様に、室内が室内温度
及び室内湿度を低下させる必要のある状態になった場合に、室内温度及び室内湿度を低下
させる冷房運転が自動的に開始される。したがって、室内温度及び室内湿度が高い状態で
長時間継続されるのを抑制できるので、ユーザが熱中症等になることを防止できる。
的に駆動されるので、室内温度及び室内湿度を適正に検出して冷房運転を開始するかを判
定できる。
及び室内湿度の少なくとも一方が上昇傾向にある場合に、冷房運転が開始される。したが
って、冷房運転が必要となる前に冷房運転を開始して、室内温度及び室内湿度を低下させ
ることができる。
次に、図10,11を参照しつつ、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施
形態の空気調和機は、第1実施形態の空気調和機と強制運転が開始される時期が異なって
いる。なお、その他の構成は、上記第1実施形態と同様であるため、同じ符号を用いて適
宜その説明を省略する。
す判定図が用いられる。判定図の縦軸は室内湿度(相対湿度)を示し、横軸は室内温度を
示している。
と、待機ゾーンとが設定されている。図10に示す高温ゾーンは、室内温度や室内湿度を
低下させる必要がある領域である。高湿ゾーンは、室内湿度を低下させる必要がある領域
である。待機ゾーンは、高温ゾーン及び高湿ゾーンに遠い領域であり、室内温度や室内湿
度を低下させる必要がない領域である。モニタリングゾーンは、高温ゾーン及び高湿ゾー
ンに近い領域であり、室内温度や室内湿度が高温ゾーン及び高湿ゾーンに変化しやすい領
域である。
・A1点:室内温度が25度であり、室内湿度が80〜90%の間のy4である点
・B1点:室内温度が33度であり、室内湿度が30%である点
・C1点:室内温度が25度であり、室内湿度が100%である点
・D1点:室内温度が28度であり、室内湿度が70〜80%の間のy2である点
・E1点:室内温度が34度であり、室内湿度が30〜40%の間のy3である点
・F1点:室内温度が28度であり、室内湿度が100%である点
温度及び室内湿度が、高温ゾーン、高湿ゾーン、モニタリングゾーン及び待機ゾーンの各
ゾーンにある場合で運転動作が異なる。そこで、強制運転モードに切り換えられた後の各
ゾーンでの運転動作について説明する。
転とのいずれかの運転である。
必要があるため、設定温度28℃の冷房運転が開始される。また、強制運転モードの冷房
運転は、室内温度が27度以下になったときにサーモオフ状態となる。
内温度を低下させる必要がないが、室内湿度を低下させる必要があるため、冷房運転を開
始せずに、除湿運転が開始される。強制運転モードの除湿運転は、除湿運転を開始した後
、室内温度及び室内湿度が高湿ゾーンにある場合は冷房運転に切り換えられ、室内温度及
び室内湿度が高湿ゾーンからモニタリングゾーンに変化した場合は停止される。また、室
内温度及び室内湿度が高湿ゾーンにある場合の除湿運転では、冷房運転の風量よりも低風
量にすると共に、上下フラップ17を可動範囲の上端近くに配置して吹き出し方向を上方
向に変更する。そして、除湿運転の後に冷房運転に切り換わると、除湿運転時の風量が冷
房運転時の風量に増加され、冷房運転時において風量を徐々に増加させる。
湿度が高温ゾーン及び室内湿度に変化しやすいため、室内温度や室内湿度を適正に検出す
る必要があるので、送風運転を行う。
させる必要がないため、送風運転や冷房運転を行わない。
室内湿度が高温ゾーンにある場合に冷房運転が開始されるのに対し、第5実施形態の空気
調和機では、強制運転モードにおいて、室内温度及び室内湿度が高温ゾーンにある場合に
冷房運転が開始されると共に、室内温度及び室内湿度が高湿ゾーンにある場合に除湿運転
が開始される。
モードでの冷房運転は、サーモオフ状態で所定時間が経過した場合に停止される。一方、
強制運転モードでの除湿運転は、室内温度及び室内湿度が高温ゾーンに変化した場合に冷
房運転に切り換わると共に、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンに変化した場合
に停止される。
る。
(b)参照)によって、強制運転モードに切り換えられる(ステップS71)。ここでは
、強制運転モードに切り換えられたときの室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにある場合
について説明する。
サ22で検出された室内湿度が、モニタリングゾーンにあるかを判断する(ステップS7
2)。室内温度及び室内湿度が待機ゾーンから高温ゾーン又は高湿ゾーンに変化する場合
には、待機ゾーンからモニタリングゾーンに変化した後で、高温ゾーン又は高湿ゾーンに
変化すると考えられる。したがって、ステップS72では、室内温度及び室内湿度がモニ
タリングゾーンにあるかに基づいて、室内温度及び室内湿度が、強制運転(冷房運転や除
湿運転)を開始する必要のある高温ゾーン及び高湿ゾーンに近付いたかを判断する。
ップS72:YES)、室内ファン16を駆動して、送風運転を開始する(ステップS7
3)。室内温度及び室内湿度が高温ゾーン及び高湿ゾーンの近くのモニタリングゾーンに
ある場合、送風運転を開始することで、室内機2の内部に空気が流れるので、室内温度及
び室内湿度を適正に検出できる。
プS72:NO)、室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにあると考えられるため、室内温
度及び室内湿度がモニタリングゾーンにあるかの判断を継続する(ステップS72)。
内温度及び室内湿度センサ22で検出された室内湿度が、高湿ゾーンにあるかを判断する
(ステップS74)。室内温度及び室内湿度が高湿ゾーンにないと判断した場合には(ス
テップS74:NO)、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにあるかを判断する
(ステップS75)。室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンにないと判断した場合
は(ステップS75:NO)、室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにあるかを判断する(
ステップS76)。室内温度及び室内湿度が待機ゾーンにないと判断した場合には(ステ
ップS76:NO)、室内温度及び室内湿度が高温ゾーンにあると考えられるので、冷房
運転を開始する(ステップS77)。
ステップS74:YES)、除湿運転を開始する(ステップS78)。
度センサ22で検出された室内湿度が高湿ゾーンにあるかを判断する(ステップS79)
。室内温度及び室内湿度が高湿ゾーンにあると判断した場合には(ステップS79:YE
S)、除湿運転によって湿度が低下してないので、冷房運転を開始する(ステップS77
)。一方、室内温度及び室内湿度が高湿ゾーンにないと判断した場合には(ステップS7
9:NO)、室内湿度が低下して、室内温度及び室内湿度がモニタリングゾーンや待機ゾ
ーンに変化しているため、除湿運転を停止し(ステップS80)、ステップS73に移行
して、送風運転を継続する。
場合は(ステップS75:YES)、ステップS73へ移行して、送風運転を継続する。
(ステップS76:YES)、送風運転を停止する(ステップS81)。
内温度と設定温度に基づいて、冷房運転がサーモオフ状態かを判断する(ステップS82
)。空気調和機では、冷房運転が設定温度28℃であって、室内温度が27℃以下になっ
たときにサーモオフ状態となる。したがって、ステップS82では、室内温度が27℃以
下であるかに基づいて、冷房運転がサーモオフ状態かを判断する。そして、サーモオフ状
態でないと判断した場合には(ステップS82:NO)、室内温度が27℃より高いので
、ステップS77に移行して、冷房運転を継続する。
)、サーモオフ状態において、室内温度センサ21で検出された室内温度が設定温度より
高い温度まで変化したかを判断する(ステップS83)。室内温度が設定温度より高い温
度まで変化したと判断した場合には(ステップS83:YES)、ステップS77に移行
して、冷房運転を開始する。室内温度が設定温度より高い温度まで変化してないと判断し
た場合には(ステップS83:NO)、サーモオフ状態が継続される。
プS84)。サーモオフ状態で所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS84
:YES)、冷房運転を停止する(ステップS85)。空気調和機では、サーモオフ状態
で所定時間が経過した後で冷房運転を停止するので、冷房運転を停止したときに、室内温
度及び室内湿度が上昇した場合でも、直ぐに冷房運転が開始されるのを防止できる。
:NO)、ステップS83に移行して、室内温度センサ21で検出された室内温度が設定
温度より高い温度まで変化したかを判断する。
本実施形態の空気調和機1では、第1実施形態の空気調和機1と同様に、室内が室内温
度及び室内湿度を低下させる必要のある状態になった場合に、室内温度及び室内湿度を低
下させる冷房運転が自動的に開始される。したがって、室内温度及び室内湿度が高い状態
で長時間継続されるのを抑制できるので、ユーザが熱中症等になることを防止できる。
に、除湿運転が開始されることにより、室内湿度を低下させることができる。
の実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した
実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
度に基づいて強制運転が自動的に開始されるが、強制運転モードにおいて室内温度に基づ
いて強制運転が自動的に開始されてもよい。この場合、強制運転を開始する判定図に、図
12に示す判定図を使用する。図12の判定図には、高温ゾーンと、モニタリングゾーン
と、待機ゾーンとが設定される。高温ゾーンは、室内温度が28度以上の領域であり、待
機ゾーンは、室内温度が27度未満の領域であり、モニタリングゾーンは室内温度が27
度以上28度未満の領域である。室内温度が高温ゾーンにある場合には、冷房運転(強制
運転)が開始される。室内温度がモニタリングゾーンにある場合には、送風運転を行う。
室内温度が待機ゾーンにある場合には、冷房運転や送風運転を行わない。そして、空気調
和機の強制運転モードにおける制御は、第1〜第5実施形態において室内温度及び室内湿
度に基づいて行われるが、室内温度に基づいて行われる点で異なるが、その他は、第1〜
第5実施形態の図5〜7、図9,11で示した制御と同様の方法で行われる。
に基づいて強制運転が自動的に開始されるが、強制運転モードにおいて室内湿度に基づい
て強制運転が自動的に開始されてもよい。そして、空気調和機の強制運転モードにおける
制御は、第1〜第5実施形態において室内温度及び室内湿度に基づいて行われるのが、室
内湿度に基づいて行われる点で異なるが、その他は、第1〜第5実施形態の図5〜7、図
9,11で示した制御と同様の方法で行われる。
る前に、強制運転を開始することを報知してもよい。
手段を有しており、強制運転モードにおいて、外気温度検出手段によって検出された外気
温度が所定の外気温度以下の場合に、強制運転を開始しないようにしてもよい。
れた室内温度センサ及び室内湿度センサで検出された室内温度及び室内湿度に基づいて強
制運転が開始されるが、コントローラに取り付けられた室内温度センサ及び室内湿度セン
サで検出された室内温度及び室内湿度に基づいて強制運転が開始されてもよい。
度がモニタリングゾーンにある場合の送風運転、室内温度及び室内湿度が高湿ゾーンにあ
る場合の除湿運転、ユーザがコントローラで自動運転を選択して運転開始操作を行った場
合の自動運転では、冷房運転の風量よりも低風量にすると共に、上下フラップを可動範囲
の上端近くに配置して吹き出し方向を上方向に変更するが、風量や吹き出し方向は変更可
能である。
ーラ30で自動(自動運転)を選択して、自動運転の運転開始操作だけを行うことができ
るが、送風(送風運転)や除湿(除湿運転)等の運転開始操作を行うことができるように
してもよい。
て、室内温度及び室内湿度の少なくとも一方を低下させる強制運転を自動的に開始できる
。
2 室内機
3 室外機
16 室内ファン
17 上下フラップ
21 室内温度センサ
22 室内湿度センサ
Claims (1)
- 室内温度を検出する温度検出手段と、
室内湿度を検出する湿度検出手段とを備えており、
運転停止時において、前記温度検知手段で検出された室内温度及び/又は前記湿度検知
手段で検出された室内湿度に基づいて、室内温度及び室内湿度の少なくとも一方を低下さ
せる強制運転が自動的に開始される強制運転モードを有していることを特徴とする空気調
和機。
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