JP2017089445A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料フィルタから異物が離脱した場合であっても、その後、減圧弁を利用した燃料圧力調整を良好に行うことができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】減圧弁を利用する第1の燃料圧力調整動作が行われている状態(ST1でYES判定)で、燃料供給系に所定値α以上の衝撃力が作用した場合(ST2でYES判定)には、その時点で、燃料フィルタ内部の燃料、燃料フィルタからコモンレールまでの間の燃料、および、コモンレール内部の燃料の全量がコモンレールから導出されるまでの期間だけ、第1の燃料圧力調整動作から、サプライポンプの燃料吐出量調整による第2の燃料圧力調整動作に切り替える(ST3〜ST5)。これにより、前記衝撃力の作用に起因して、燃料フィルタから異物が離脱したとしても、この異物は減圧弁には流れ込まず、第1の燃料圧力調整動作に戻された場合の燃料圧力調整を良好に行うことができる。
【選択図】図3
【解決手段】減圧弁を利用する第1の燃料圧力調整動作が行われている状態(ST1でYES判定)で、燃料供給系に所定値α以上の衝撃力が作用した場合(ST2でYES判定)には、その時点で、燃料フィルタ内部の燃料、燃料フィルタからコモンレールまでの間の燃料、および、コモンレール内部の燃料の全量がコモンレールから導出されるまでの期間だけ、第1の燃料圧力調整動作から、サプライポンプの燃料吐出量調整による第2の燃料圧力調整動作に切り替える(ST3〜ST5)。これにより、前記衝撃力の作用に起因して、燃料フィルタから異物が離脱したとしても、この異物は減圧弁には流れ込まず、第1の燃料圧力調整動作に戻された場合の燃料圧力調整を良好に行うことができる。
【選択図】図3
Description
本発明は内燃機関の制御装置に係る。特に、本発明は、燃料圧力の調整動作として2つの調整動作が切り替え可能な燃料供給系を備えた内燃機関に関する。
従来、車両等に搭載される内燃機関(以下、エンジンという場合もある)の燃料供給系として、インジェクタに供給する高圧燃料を蓄積するコモンレールを設けたものが知られている。このコモンレールには、燃料タンクから汲み上げられて燃料フィルタで濾過された燃料がサプライポンプによって加圧されて供給される。また、このコモンレールの内圧(燃料圧力)は、エンジンの運転状態等に応じて設定された目標圧力になるように調整される。
このコモンレールの内圧を調整する動作(以下、単に燃料圧力調整という)として、特許文献1に開示されているように、コモンレールの内圧を減圧するための減圧弁の開度調整と、サプライポンプの燃料吐出量調整とが知られている。例えば、エンジンの暖機状態に応じて、減圧弁を利用した燃料圧力調整とサプライポンプの燃料吐出量調整による燃料圧力調整とが切り替えられる。一例として、特許文献2に開示されているように、エンジンの暖機運転中等であって、エンジン温度や燃料温度が低い状態においては、燃料粘度の影響を受けにくい前記減圧弁を利用した燃料圧力調整が行われる。一方、エンジンの暖機完了後等であって、エンジン温度や燃料温度が高い状態においては、燃料粘度の影響は受けやすいもののポンプ駆動効率に優れる前記サプライポンプの燃料吐出量調整による燃料圧力調整が行われる。
ところで、前記燃料供給系に大きな衝撃力が作用した場合、燃料フィルタに捕集されていた異物が、この燃料フィルタから離脱して燃料供給系の下流側に流出することがある。例えば、大きな凹凸がある路面を車両が走行して、車体に大きな衝撃力が作用した場合等である。
前記減圧弁を利用した燃料圧力調整を行っている状態で、燃料供給系に大きな衝撃力が作用した場合には、燃料フィルタから離脱した異物が、流路面積が小さい減圧弁の内部通路に流れ込み、この内部通路が詰まってしまうことがある。この場合、その後、この減圧弁を利用した燃料圧力調整が良好に行えなくなってしまう虞がある。特に、特許文献1のものでは、衝撃力が作用した際に減圧弁を開弁しているため、前記異物が減圧弁に流れ込むことになり、減圧弁の内部通路の詰まりを助長してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、燃料フィルタから異物が離脱した場合であっても、その後、減圧弁を利用した燃料圧力調整を良好に行うことができる内燃機関の制御装置を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、燃料タンクから汲み上げられた燃料を濾過する燃料フィルタと、この燃料フィルタを経た燃料を加圧して吐出する燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出された燃料を蓄圧する燃料蓄圧容器と、この燃料蓄圧容器内部を前記燃料タンク側に開放することによってこの燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を減圧する減圧弁とを有し、前記減圧弁の開度調整によって前記燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する第1の燃料圧力調整動作と、前記燃料ポンプから前記燃料蓄圧容器に供給する燃料の量を調整することによって前記燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する第2の燃料圧力調整動作とが切り替え可能な燃料供給系を備えた内燃機関に適用される制御装置を前提とする。この内燃機関の制御装置に対し、前記燃料供給系に作用する衝撃力の大きさを検出する衝撃力検出手段を備えさせる。また、前記第1の燃料圧力調整動作の実行中に、前記衝撃力検出手段によって検出された前記衝撃力が所定値以上であった場合には、その衝撃力が作用した時点から、この時点で前記燃料フィルタを通過した燃料が前記燃料蓄圧容器に達する時点までの期間内の予め定められた時点を第1時点とし、前記衝撃力が作用した時点で前記燃料フィルタを通過した燃料が前記燃料蓄圧容器を通過する時点を第2時点とした場合の少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの期間中、燃料圧力調整動作を、前記第1の燃料圧力調整動作から前記第2の燃料圧力調整動作に切り替える燃料圧力調整動作切り替え部を備えさせている。
この特定事項により、第1の燃料圧力調整動作の実行中に、燃料供給系に所定値以上の衝撃力が作用した場合には、燃料圧力調整動作切り替え部が、燃料圧力調整動作を、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替える。つまり、減圧弁の開度調整によって燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する動作から、燃料ポンプから燃料蓄圧容器に供給する燃料の量を調整することによって燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する動作に切り替える。これにより、減圧弁は全閉とされることになる。このため、前記衝撃力の作用に起因して、燃料フィルタに捕集されていた異物が離脱し、燃料供給系の下流側に流出したとしても、この異物は減圧弁には流れ込まない。そして、この第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えられている期間は、前記衝撃力が作用した時点から、この時点で燃料フィルタを通過した燃料が燃料蓄圧容器に達する時点までの期間内の予め定められた時点を第1時点とし、前記衝撃力が作用した時点で燃料フィルタを通過した燃料が燃料蓄圧容器を通過する時点を第2時点とした場合の少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの期間となっている。つまり、燃料フィルタから離脱した異物が燃料と共に燃料蓄圧容器を通過するまで、減圧弁の閉鎖状態が維持される。このため、この異物は減圧弁の内部通路に流れ込むことなく燃料蓄圧容器を通過することになる。従って、異物によって減圧弁の内部通路が詰まってしまうことはない。その結果、その後、第1の燃料圧力調整動作に戻された場合には、減圧弁を利用した燃料圧力調整を良好に行うことができる。
本発明では、第1の燃料圧力調整動作(減圧弁の開度調整によって燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する燃料圧力調整動作)の実行中に、所定値以上の衝撃力が作用した場合には、所定期間だけ、前記第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作(燃料ポンプから燃料蓄圧容器に供給する燃料の量を調整することによって燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する燃料圧力調整動作)に切り替えるようにしている。このため、前記衝撃力の作用に起因して、異物が燃料フィルタから離脱した場合であっても、減圧弁が閉鎖状態とされていることで、異物による減圧弁の内部通路の詰まりは生じない。従って、その後、第1の燃料圧力調整動作に戻された場合には、減圧弁を利用した燃料圧力調整を良好に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、車両に搭載されたディーゼルエンジンに本発明を適用した場合について説明する。
−燃料供給系の構成−
図1は、本実施形態に係るディーゼルエンジンの燃料供給系の概略構成を示す図である。この図1に示すようにエンジンの燃料供給系は、主として、燃料タンク1、燃料フィルタ2、フィードポンプ3、サプライポンプ(本発明でいう燃料ポンプ)4、コモンレール5、インジェクタ6,6,…等を含んで構成されている。
図1は、本実施形態に係るディーゼルエンジンの燃料供給系の概略構成を示す図である。この図1に示すようにエンジンの燃料供給系は、主として、燃料タンク1、燃料フィルタ2、フィードポンプ3、サプライポンプ(本発明でいう燃料ポンプ)4、コモンレール5、インジェクタ6,6,…等を含んで構成されている。
インジェクタ6の数は、エンジン気筒数と同数、つまり、4気筒エンジンの場合には4個、6気筒エンジンの場合には6個となる。このインジェクタ6は、例えばピエゾインジェクタで構成されている。
この燃料供給系では、燃料タンク1内に貯留された燃料をフィードポンプ3によって汲み上げる際に燃料フィルタ2によって異物を除去(燃料を濾過)し、その後、サプライポンプ4によって燃料を加圧してコモンレール5内に蓄積させておく。そして、開弁されたインジェクタ6に対して、コモンレール5内の高圧燃料が供給され、このインジェクタ6から、図示しないエンジンの燃焼室へ高圧燃料が噴射される構成となっている。燃料タンク1からコモンレール5までの上流側燃料供給通路に符号7を、コモンレール5から各インジェクタ6,6,…までの下流側燃料供給通路に符号8をそれぞれ付している。
なお、サプライポンプ4に送られながらコモンレール5に圧送されなかった燃料は、オーバーフロー通路9を経て燃料タンク1へ戻される。また、コモンレール5に送られながらインジェクタ6へ圧送されなかった燃料は、後述する減圧弁13の開弁動作によりリターン通路10を経て燃料タンク1へ戻される。さらに、インジェクタ6に圧送されながら燃焼室へ噴射されずに余った燃料は、リーク通路11を経て燃料タンク1へ戻される。
フィードポンプ3は、燃料タンク1からサプライポンプ4へ燃料を導入する低圧ポンプである。サプライポンプ4は、フィードポンプ3によって導入された低圧燃料を高圧に加圧してコモンレール5へ圧送する高圧ポンプである。フィードポンプ3およびサプライポンプ4は、エンジン動力を利用して駆動される。なお、これらポンプ3,4は電動ポンプで構成されていてもよい。
サプライポンプ4には、燃料を高圧に加圧する加圧室内に燃料を導く流路の開度を調整するためのSCV(吸入調量弁)が備えられている。このSCVを、制御装置15に備えられたECU16によって制御することにより、コモンレール5へ圧送する燃料の吐出量を調整し、コモンレール内圧(燃料圧力)をエンジン運転状態に応じた圧力に制御することが可能になっている。なお、サプライポンプ4からの燃料吐出量を調整する機構としては前述のものに限らず、周知の種々のものが適用可能である。例えば電磁スピル弁を備え、この電磁スピル弁の閉弁タイミング(ポンプの加圧開始タイミング)を変更することで燃料吐出量を調整するものを適用してもよい。
コモンレール5は、インジェクタ6に供給する高圧燃料を蓄圧する燃料蓄圧容器である。このコモンレール5は、燃料噴射圧に相当するコモンレール内圧の燃料が蓄圧されるように上流側燃料供給通路7を介してサプライポンプ4の吐出口に接続されているとともに、下流側燃料供給通路8を介して各インジェクタ6,6,…に接続されている。
コモンレール5の一端には、プレッシャリミッタを兼ねた減圧弁13が取り付けられている。この減圧弁13は、ECU16から与えられる開弁指示信号によって開弁し(コモンレール5内部を燃料タンク1側に開放し)、リターン通路10から燃料の一部を燃料タンク1に戻すことによりコモンレール内圧を減圧するものである。このように、コモンレール5に減圧弁13を備えさせることによって、ECU16はコモンレール内圧をエンジン運転状態に応じた圧力へ素早く制御できる。
このような燃料供給系における各動作は、制御装置15により制御される。制御装置15は、前記ECU16およびEDU17を備えている。
ECU16は、詳細には図示していないが、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROM、RAM、SRAM、EEPROM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路等を含んで構成される周知構造のコンピュータよりなる。
ECU16は、読み込まれた各種のセンサ類の信号(乗員による操作状態およびエンジンの運転状態に応じた信号)に基づいて各種の演算処理を行う。
なお、各種のセンサ類としては、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ、エンジン回転数やクランク角を検出するクランクポジションセンサ、エンジンの冷却水温度を検出する水温センサ、コモンレール内圧を検出するレール圧センサ14等が挙げられる。また、ECU16にはGセンサ(加速度センサ;本発明でいう衝撃力検出手段)18が接続されている。このGセンサ18は、車体に衝撃力が作用した場合にその衝撃力の大きさを検出し、その衝撃力の大きさに応じた信号をECU16に送信する。この車体に作用する衝撃力は燃料供給系にも作用することになるで、このGセンサ18は、燃料供給系に作用する衝撃力の大きさを検出する手段としての機能を有する。
ECU16は、少なくともインジェクタ6による燃料噴射の開始および停止のタイミング信号をEDU17に与え、EDU17は、前記タイミング信号に基づいてインジェクタ6に駆動電圧を印加する。
−燃料圧力調整−
本実施形態に係る燃料供給系は、インジェクタ6に供給する燃料の圧力(コモンレール内圧に相当)を調整する手段として、第1の燃料圧力調整動作と第2の燃料圧力調整動作とが切り替え可能となっている。
本実施形態に係る燃料供給系は、インジェクタ6に供給する燃料の圧力(コモンレール内圧に相当)を調整する手段として、第1の燃料圧力調整動作と第2の燃料圧力調整動作とが切り替え可能となっている。
第1の燃料圧力調整動作は、前記減圧弁13の開度調整によってコモンレール5内部の燃料圧力を調整する動作である。つまり、この第1の燃料圧力調整動作では、前記レール圧センサ14によって検出されているコモンレール内圧(以下、実レール圧という場合もある)が、エンジンの運転状態等に応じて設定された目標燃料圧力(以下、目標レール圧という場合もある)となるように減圧弁13の開度を調整する。つまり、実レール圧が目標レール圧よりも高い場合には、ECU16から開弁指示信号が減圧弁13に出力され、この減圧弁13の開度が大きくなる。これにより、リターン通路10からの燃料排出量を多くして、コモンレール内圧を減圧させる。逆に、実レール圧が目標レール圧よりも低い場合には、ECU16から閉弁指示信号が減圧弁13に出力され、この減圧弁13の開度が小さくなる。これにより、リターン通路10からの燃料排出量を少なくして(サプライポンプ4から吐出される燃料量よりも燃料排出量を少なくして)、コモンレール内圧を増圧させる。この第1の燃料圧力調整動作は、エンジンの冷間時や低負荷運転時に実行される。図2(a)は、この第1の燃料圧力調整動作が行われる場合の燃料の流れを示している。
一方、第2の燃料圧力調整動作は、サプライポンプ4からコモンレール5に供給する燃料の量を調整することによってコモンレール5内部の燃料圧力を調整する動作である。つまり、前述したように、サプライポンプ4にはSCVが備えられており、このSCVをECU16によって制御することにより、コモンレール5へ圧送する燃料の吐出量を調整し、コモンレール内圧を制御することが可能になっている。この第2の燃料圧力調整動作では、ECU16から閉弁指示信号が減圧弁13に出力され、減圧弁13は全閉とされる。この第2の燃料圧力調整動作は、エンジンの温間時(暖機完了後)や中負荷から高負荷での運転時に実行される。図2(b)は、この第2の燃料圧力調整動作が行われる場合の燃料の流れを示している。この第2の燃料圧力調整動作では、減圧弁13は全閉とされるため、この減圧弁13の内部通路を燃料が通過することはなく、リターン通路10に燃料が流れることもない(図2(b)における破線を参照)。
−燃料圧力調整動作の切り替え制御−
次に、本実施形態の特徴である燃料圧力調整動作の切り替え制御について説明する。
次に、本実施形態の特徴である燃料圧力調整動作の切り替え制御について説明する。
前述したように、燃料供給系に大きな衝撃力が作用した場合、燃料フィルタ2に捕集されていた異物が、この燃料フィルタ2から離脱して燃料供給系の下流側に流出することがある。例えば、大きな凹凸がある路面を車両が走行して、車体に大きな衝撃力が作用した場合等である。
従来の技術にあっては、前記第1の燃料圧力調整動作が行われている状態(減圧弁を利用した燃料圧力調整が行われている状態)で、燃料供給系に大きな衝撃力が作用した場合には、燃料フィルタから離脱した異物が、流路面積が小さい減圧弁の内部通路に流れ込み、この内部通路が詰まってしまうことがある。これは、燃料供給系の燃料流路において、最も流路面積が小さい箇所は燃料フィルタのメッシュであるが、その次に流路面積が小さい箇所は減圧弁の内部通路であることに起因する。つまり、前記燃料フィルタから離脱した異物は、減圧弁の内部通路以外で詰まることが殆ど無いのに対し、この減圧弁の内部通路を通過する場合には、この内部通路を詰まらせてしまうことに起因する。このように減圧弁の内部通路が異物によって詰まってしまうと、その後、第1の燃料圧力調整動作による燃料圧力調整が良好に行えなくなってしまう虞がある。
本実施形態は、この点に鑑み、前記第1の燃料圧力調整動作が行われている状態で、燃料供給系に大きな衝撃力が作用した場合には、所定期間だけ、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにしている。言い換えると、所定期間だけ、第1の燃料圧力調整動作を禁止し、第2の燃料圧力調整動作を実行するようにしている。
具体的には、前記第1の燃料圧力調整動作の実行中に、前記Gセンサ18によって検出された前記衝撃力が所定値以上であった場合には、その衝撃力が作用した時点から、この時点で燃料フィルタ2を通過した燃料がコモンレール5に達する時点までの期間内の予め定められた時点を第1時点とし、前記衝撃力が作用した時点で燃料フィルタ2を通過した燃料がコモンレール5を通過する時点を第2時点とした場合の少なくとも第1時点から第2時点までの期間中、燃料圧力調整動作を、前記第1の燃料圧力調整動作から前記第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにしている。つまり、前記衝撃力の作用に起因して燃料フィルタ2から離脱した異物が、燃料と共にコモンレール5を通過するまで、第2の燃料圧力調整動作が行われ、これによって減圧弁13の閉鎖状態が維持されるようにしている。この動作は、前記ECU16によって実行される。
このため、ECU16において、この動作を実行する機能部分が本発明でいう燃料圧力調整動作切り替え部として構成されている。
なお、本実施形態では、前記第1時点(予め定められた時点)としては前記衝撃力が作用した時点に設定している。つまり、前記衝撃力が作用するのと同時に、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにしている。また、前記第2時点(衝撃力が作用した時点で燃料フィルタ2を通過した燃料がコモンレール5を通過する時点)で、第2の燃料圧力調整動作から第1の燃料圧力調整動作に戻されるようにしている。
以下、本実施形態における燃料圧力調整動作の切り替え制御の手順について図3のフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、イグニッションスイッチのON操作に伴ってエンジンが始動した後、所定時間毎に繰り返して実行される。
先ず、ステップST1において、第1の燃料圧力調整動作が実行中であるか否かを判定する。つまり、現在の燃料圧力調整は、前記減圧弁13を利用した燃料圧力調整動作によって行われているか否かを判定する。前述したように、第1の燃料圧力調整動作は、エンジンの冷間時や低負荷運転時に行われるため、この判定では、前記水温センサによって検出される冷却水温度が所定温度未満(例えば70℃未満)である場合や、アクセル開度センサによって検出されるアクセル開度が所定開度未満(例えば5%未満)である場合には、第1の燃料圧力調整動作が実行中であると判定されることになる。これらの値はこれに限定されるものではない。また、ECU16から減圧弁13に出力される指示信号を検出することによって、第1の燃料圧力調整動作が実行中であるか否かを判定するようにしてもよい。
第1の燃料圧力調整動作が実行中でない(第2の燃料圧力調整動作が実行中である)場合、ステップST1でNO判定され、第2の燃料圧力調整動作が継続されて、そのままリターンされる。
一方、第1の燃料圧力調整動作の実行中であり、ステップST1でYES判定された場合には、ステップST2に移り、前記Gセンサ18によって検出されている衝撃力(車両に作用する衝撃力)が所定値α以上であるか否かを判定する。この所定値αは、燃料フィルタ2に捕集されていた異物が、この燃料フィルタ2から離脱して燃料供給系の下流側に流出する可能性がある衝撃力として、実験またはシミュレーションによって予め設定されている。
また、燃料フィルタ2を通過している燃料速度が高いほど、異物は燃料フィルタ2から離脱されやすいことを考慮し、この燃料フィルタ2を通過している燃料速度が高いほど、前記所定値αを小さい値として設定するようにしてもよい。この場合、燃料フィルタ2を通過している燃料速度(例えばエンジン負荷等に応じた燃料速度)および燃料供給系に作用する衝撃力の大きさと、異物の燃料フィルタ2からの離脱の有無との関係を実験またはシミュレーションによって検証し、燃料フィルタ2を通過している燃料速度に応じて、異物が燃料フィルタ2から離脱する衝撃力の大きさを規定するマップを作成してECU16のROMに記憶させておく。そして、このマップから現在の燃料速度に応じた所定値α(現在の燃料速度で異物が燃料フィルタ2から離脱する衝撃力)を読み出し、Gセンサ18によって検出されている衝撃力がこの所定値α以上であるか否かを判定するようにする。
前記衝撃力が所定値α未満であって、ステップST2でNO判定された場合には、異物が燃料フィルタ2から離脱することはないとして、そのままリターンされる。
一方、前記衝撃力が所定値α以上となっており、ステップST2でYES判定された場合には、ステップST3に移り、燃料圧力調整動作を、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替える。つまり、減圧弁13を全閉にすると共に、前述したサプライポンプ4の燃料吐出量調整による燃料圧力調整動作に切り替える。即ち、エンジンの冷間時や低負荷運転時であっても(第1の燃料圧力調整動作の実行条件が成立していても)、前記衝撃力が所定値α以上となっていることを条件として第2の燃料圧力調整動作に切り替える。この際のサプライポンプ4からの燃料吐出量は、エンジン負荷等に応じた目標値に設定される。
その後、ステップST4に移り、前記衝撃力が所定値α以上となった時点からコモンレール5を通過した燃料量が所定値β以上となったか否かを判定する。この所定値βは、燃料フィルタ2の内部容積と、上流側燃料供給通路7において燃料フィルタ2からコモンレール5までの間の通路内容積と、コモンレール5の内部容積との和として規定されている。つまり、コモンレール5を通過した燃料量が所定値β以上となった場合には、前記衝撃力が所定値α以上となった時点で、燃料フィルタ2の内部に存在していた燃料、前記上流側燃料供給通路7において燃料フィルタ2からコモンレール5までの間に存在していた燃料、および、コモンレール5の内部に存在していた燃料の略全量がコモンレール5から導出(インジェクタ6に向けて導出、または、リーク通路11に向けて導出)されることになる(なお、オーバーフロー通路9を経て燃料タンク1へ戻される燃料量は僅かであるのでここでは考慮しない)。つまり、前記衝撃力の作用に起因して、異物が燃料フィルタ2から離脱した場合であっても、この異物は、減圧弁13の内部通路に流れ込むことなく、燃料と共にコモンレール5から導出されることになる。
具体的に、コモンレール5を通過する燃料量は、エンジン負荷およびエンジン回転速度に応じて変化する。つまり、エンジン負荷が高いほど、1サイクル当たりにインジェクタ6から噴射される燃料量が多くなるので、単位時間当たりにコモンレール5を通過する燃料量は多くなる。また、エンジン回転速度が高いほど、単位時間当たりにおける燃焼行程の実行回数が多くなるので、この単位時間当たりにコモンレール5を通過する燃料量は多くなる。これらを考慮し、エンジン負荷およびエンジン回転速度と、単位時間当たりにコモンレール5を通過する燃料量との関係を規定するマップを作成してECU16のROMに記憶させておく。そして、このマップからコモンレール5を通過する燃料量を読み出し、この燃料量を積算していくことで、コモンレール5を通過した燃料量が所定値β以上となったか否かを判定するようにする。
なお、コモンレール5を通過する燃料量としては、サプライポンプ4から吐出される燃料の量の積算値(ポンプ容量に基づく単位時間当たりの燃料吐出量とポンプ運転時間との積によって算出される燃料量の積算値)によって推定するようにしてもよい。
このコモンレール5を通過した燃料量が所定値βに達するまでの時間が、前述した「衝撃力が作用した時点から、この時点で燃料フィルタ2を通過した燃料がコモンレール5に達する時点までの期間内の予め定められた時点を第1時点とし、前記衝撃力が作用した時点で燃料フィルタ2を通過した燃料がコモンレール5を通過する時点を第2時点とした場合の第1時点から第2時点までの期間」に相当する。
コモンレール5を通過した燃料量が所定値β以上となっておらず、ステップST4でNO判定された場合には、このコモンレール5を通過する燃料量が所定値β以上となるまで待つ。つまり、第2の燃料圧力調整動作が継続される。
そして、コモンレール5を通過した燃料量が所定値β以上となり、ステップST4でYES判定された場合には、ステップST5に移り、燃料圧力調整動作を第1の燃料圧力調整動作に戻す。つまり、前記減圧弁13を利用した燃料圧力調整動作に戻す。また、前記積算されていたコモンレール5を通過した燃料量の値を「0」にリセットする。
このステップST3〜ST5の動作が、本発明でいう「燃料圧力調整動作切り替え部による動作であって、第1の燃料圧力調整動作の実行中に、衝撃力検出手段によって検出された衝撃力が所定値以上であった場合に、前記第1時点から前記第2時点までの期間中、燃料圧力調整動作を、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替える動作」に相当する。
以上の動作が繰り返されることになる。
このような燃料圧力調整動作の切り替え制御が行われるため、前記Gセンサ18と、前記ECU16(より具体的には、ECU16において前記燃料圧力調整動作切り替え部として機能する部分)とによって本発明に係る内燃機関の制御装置が構成される。
以上説明したように本実施形態では、第1の燃料圧力調整動作の実行中に、燃料供給系に所定値以上の衝撃力が作用した場合には、燃料圧力調整動作を、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにしている。つまり、減圧弁13の開度調整によってコモンレール5内部の燃料圧力を調整する動作から、サプライポンプ4からコモンレール5に供給する燃料の量を調整することによってコモンレール5内部の燃料圧力を調整する動作に切り替える。これにより、減圧弁13は全閉とされることになる。このため、前記衝撃力の作用に起因して、燃料フィルタ2に捕集されていた異物が離脱し、燃料供給系の下流側に流出したとしても、この異物は減圧弁13には流れ込まない。そして、この第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えられている期間は、燃料フィルタ2の内部に存在していた燃料、上流側燃料供給通路7において燃料フィルタ2からコモンレール5までの間に存在していた燃料、および、コモンレール5の内部に存在していた燃料の略全量がコモンレール5から導出される期間となっている。つまり、燃料フィルタ2から離脱した異物が燃料と共にコモンレール5を通過するまで、減圧弁13の閉鎖状態が維持される。このため、この異物は減圧弁13の内部通路に流れ込むことなくコモンレール5を通過することになる。従って、異物によって減圧弁13の内部通路が詰まってしまうことはない。その結果、その後、第1の燃料圧力調整動作に戻された場合には、減圧弁13を利用した燃料圧力調整を良好に行うことができる。
また、燃料フィルタ2の内部に存在していた燃料、上流側燃料供給通路7において燃料フィルタ2からコモンレール5までの間に存在していた燃料、および、コモンレール5の内部に存在していた燃料の略全量がコモンレール5から導出される期間だけ燃料圧力調整動作を、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにしているため、第2の燃料圧力調整動作の実行期間を、前記異物による減圧弁13の内部通路の詰まりを生じさせない範囲で最短時間に設定することができる。一般に、第1の燃料圧力調整動作での燃料圧力の調整精度は、第2の燃料圧力調整動作での燃料圧力の調整精度よりも高くなっている。このため、第2の燃料圧力調整動作を実行した場合に比べて第1の燃料圧力調整動作を実行した場合には、燃焼音を低減できる。従って、第2の燃料圧力調整動作の実行期間を、前記異物による減圧弁13の内部通路の詰まりを生じさせない範囲で最短時間に設定することにより、減圧弁13の内部通路の詰まりを防止しながら、燃焼音の低減効果を最大限に発揮させることができる。
−他の実施形態−
以上説明した実施形態は燃料供給系に作用する衝撃力をGセンサ18によって検出するようにしていた。つまり、車体全体に作用する衝撃力を燃料供給系に作用する衝撃力と見なして燃料圧力調整動作を切り替えるようにしていた。本発明はこれに限らず、燃料フィルタ2にGセンサ等の衝撃力を検出可能なセンサを直接取り付けておき、このセンサによって検出される衝撃力に応じて燃料圧力調整動作を切り替えるようにしてもよい。
以上説明した実施形態は燃料供給系に作用する衝撃力をGセンサ18によって検出するようにしていた。つまり、車体全体に作用する衝撃力を燃料供給系に作用する衝撃力と見なして燃料圧力調整動作を切り替えるようにしていた。本発明はこれに限らず、燃料フィルタ2にGセンサ等の衝撃力を検出可能なセンサを直接取り付けておき、このセンサによって検出される衝撃力に応じて燃料圧力調整動作を切り替えるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、所定値以上の衝撃力が作用するのと同時に、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにしていた。本発明はこれに限らず、前記異物が減圧弁13の内部通路に流れ込まないタイミングで、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにすればよい。このため、前記所定値以上の衝撃力が作用した時点から、この時点で燃料フィルタ2を通過した燃料がコモンレール5に達する時点までの期間内において、第1の燃料圧力調整動作から第2の燃料圧力調整動作に切り替えるようにすればよい。
また、前記実施形態では、駆動力源として内燃機関のみを備えた車両に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、駆動力源として内燃機関および電動モータを備えたハイブリッド車両に適用することも可能である。
本発明は、燃料圧力の調整動作として2つの調整動作が切り替え可能な燃料供給系を備えたディーゼルエンジンの燃料圧力調整動作の切り替え制御に適用可能である。
1 燃料タンク
2 燃料フィルタ
4 サプライポンプ(燃料ポンプ)
5 コモンレール(燃料蓄圧容器)
13 減圧弁
15 制御装置
18 Gセンサ
2 燃料フィルタ
4 サプライポンプ(燃料ポンプ)
5 コモンレール(燃料蓄圧容器)
13 減圧弁
15 制御装置
18 Gセンサ
Claims (1)
- 燃料タンクから汲み上げられた燃料を濾過する燃料フィルタと、この燃料フィルタを経た燃料を加圧して吐出する燃料ポンプと、この燃料ポンプから吐出された燃料を蓄圧する燃料蓄圧容器と、この燃料蓄圧容器内部を前記燃料タンク側に開放することによってこの燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を減圧する減圧弁とを有し、前記減圧弁の開度調整によって前記燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する第1の燃料圧力調整動作と、前記燃料ポンプから前記燃料蓄圧容器に供給する燃料の量を調整することによって前記燃料蓄圧容器内部の燃料圧力を調整する第2の燃料圧力調整動作とが切り替え可能な燃料供給系を備えた内燃機関に適用される制御装置において、
前記燃料供給系に作用する衝撃力の大きさを検出する衝撃力検出手段と、
前記第1の燃料圧力調整動作の実行中に、前記衝撃力検出手段によって検出された前記衝撃力が所定値以上であった場合には、その衝撃力が作用した時点から、この時点で前記燃料フィルタを通過した燃料が前記燃料蓄圧容器に達する時点までの期間内の予め定められた時点を第1時点とし、前記衝撃力が作用した時点で前記燃料フィルタを通過した燃料が前記燃料蓄圧容器を通過する時点を第2時点とした場合の少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの期間中、燃料圧力調整動作を、前記第1の燃料圧力調整動作から前記第2の燃料圧力調整動作に切り替える燃料圧力調整動作切り替え部を備えていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015218227A JP2017089445A (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015218227A JP2017089445A (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017089445A true JP2017089445A (ja) | 2017-05-25 |
Family
ID=58768091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015218227A Pending JP2017089445A (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017089445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102333498B1 (ko) * | 2021-03-29 | 2021-12-01 | (주)대하 | 상온 반복 시험 장치 |
-
2015
- 2015-11-06 JP JP2015218227A patent/JP2017089445A/ja active Pending
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KR102333498B1 (ko) * | 2021-03-29 | 2021-12-01 | (주)대하 | 상온 반복 시험 장치 |
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