JP2017088061A - 車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両は、周辺の映像を撮影するカメラ30と、一面が車体11の外表面をなす態様で配置された装飾部材20とを有する。装飾部材20は、その一部分が、カメラレンズとして機能するレンズ部25をなす。カメラ30は、レンズ部25の車外側の面25Bが車体11の外表面をなすとともに、レンズ部25の車内側の面25Cがカメラ30の内面になる態様で、装飾部材20と一体である。
【選択図】図3
Description
そして、装飾部材の外方側の面は車両の外表面をなすため、外気温度が低いときには装飾部材の温度も低くなる。これに対して、装飾部材よりも車内側の部分、すなわち上記間隙が形成される部分は車室に隣接しているため、外気温度が低いときであっても、車室内の温度が高いとき(例えば、車両運転時)には、上記間隙の温度が高くなる。
上記車両では、仮に装飾部材とカメラとの間に間隙があるとした場合に、同間隙はバックドアの内部に位置する。このバックドアの車内側は車室であるため、同バックドアの内部の温度は高くなり易く、上記間隙の内部温度も高くなり易いと云える。その一方で、装飾部材の車外側の面は外気に晒されているため、外気温度が低いときには装飾部材の温度は低くなる。したがって、この場合には、上記間隙の内部温度と装飾部材の車内側の面の温度との差が大きくなり易く、同面における結露が生じ易いと云える。上記車両によれば、そうした車両において、曇りの発生を抑えてカメラによる車両周辺の映像の撮影を好適に行うことができる。
図1に示すように、車両10は、外観を良くするための装飾部材20(本実施形態では、エンブレム)を有している。装飾部材20は、外形が楕円形状であり、車体11(車両10における乗員や荷物を載せる部分)の後部を構成するバックドア12の車幅方向における中央部分に、一面が同車体11の外表面をなす態様で取り付けられている。
装飾部材20のレンズ部25はカメラレンズとして機能する。具体的には、レンズ部25は、装飾部材20の一部をなす円柱状の部分であり、車外側の面と車内側の面とが共に車外側(図3の左側)に向けて凸の球面形状になっている。また、レンズ部25の車内側の部分25Aは、その周辺部分よりも車内側に突出している。レンズ部25には、金属膜層22、塗装層23、および保護層24が形成されていない。装飾部材20の基材21は透明であるため、同基材21の一部をなすレンズ部25は車内側から車外側に光を透過する。
車両10において、仮に装飾部材20とカメラ30との間に間隙があるとした場合には、同間隙はバックドア12の内部に位置する。バックドア12の車内側は車室であるため、同バックドア12の内部の温度は高くなり易く、上記間隙の内部温度も高くなり易いと云える。その一方で、装飾部材20の車外側の面は外気に晒されているため、外気温度が低いときには装飾部材20の温度は低くなる。したがって、この場合には、上記間隙の内部温度と装飾部材20の車内側の面の温度との差が大きくなり易く、同面における結露が生じ易いと云える。
(1)曇りの発生を抑えてカメラ30による車両10の周辺の映像の撮影を好適に行うことができる。
・装飾部材20の車外側の表面の形状を、カメラ30による映像の撮影を妨げない形状であり、且つ水をはじく撥水形状(例えば、微細な凹凸を有する形状)にしてもよい。こうした構成によれば、水滴やこれに含まれる埃などの異物がレンズ部25の車外側の面25Bに付着することを抑えることができるため、カメラ30による車両10の周辺の映像の撮影を好適に行うことができる。
・金属膜層22,42や塗装層23,43を形成することによって基材21,41に装飾を施すことに代えて、基材21,41の車内側の面(あるいは車外側の面)に、スクリーン印刷やグラビア印刷によって装飾を施すようにしてもよい。
図5に示すように、装飾部材51とカメラ60とは別体である。装飾部材51は、一面が車体11の外表面をなすように、車両50の後部に配置されている。装飾部材51と車体11との間には、それらの隙間をシールするシール部材51Aが設けられている。装飾部材51は、車内から車外に向けて光を透過する光透過部52を有する。この光透過部52は、装飾部材51における金属膜層22と塗装層23とが形成されていない透明な部分である。なお図5では、理解を容易にするために、金属膜層22、塗装層23、および保護層24の厚さを実際の厚さよりも誇張して示している。
上記車両50によれば、装飾部材51とカメラ60との間に間隙54が存在するとはいえ、図5中に黒塗りの矢印で示すように、この間隙54の内部を、ブロア56の駆動によって発生する空気の流れが連通路55を介して通過するようになる。これにより、間隙54の内部の空気を強制的に流動させて同空気の滞留を抑えることができるため、間隙54の内部における結露の発生を抑えることができる。そのため、装飾部材51(詳しくは、その光透過部52)の車内側の面に曇りが生じることを抑えることができ、カメラ60による車両50の周辺の映像の撮影を好適に行うことができるようになる。
以下、上記変形例から把握できる技術的思想である以下の(付記項1)を記載する。
(付記項1)
少なくとも車内から車外に向けて光を透過する光透過部を有して、一面が車両外表面をなす装飾部材と、
前記装飾部材よりも車内側に配置されており、前記光透過部を介して車外から入射する光を通じて車両周辺の映像を撮影するカメラと、
前記装飾部材および前記カメラの間隙の内部と外部とを連通する連通路と、
前記連通路を介して、前記間隙の内部に対する空気の強制給排を行う強制給排部と、を有する車両。
上記車両によれば、装飾部材とカメラとの間に間隙が存在するとはいえ、間隙の内部の空気を強制的に流動させて同空気の滞留を抑えることができるため、間隙の内部における結露の発生を抑えることができる。これにより、装飾部材の車内側の面の曇りを抑えることができるため、カメラによる車両周辺の映像の撮影を好適に行うことができるようになる。
Claims (2)
- 車両周辺の映像を撮影するカメラと、一面が車体の外表面をなす態様で配置された装飾部材と、を有する車両であって、
前記装飾部材は、その少なくとも一部分が、カメラレンズとして機能するレンズ部をなし、
前記カメラは、前記レンズ部の車外側の面が前記外表面をなすとともに前記レンズ部の車内側の面が前記カメラの内面になる態様で、前記装飾部材と一体である
ことを特徴とする車両。 - 請求項1に記載の車両において、
前記装飾部材は、前記車体の一部をなすバックドアに設けられてなる
ことを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
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JP2015222957A Pending JP2017088061A (ja) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | 車両 |
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2015
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