JP2017088010A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置 Download PDF

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Yuji Inoue
雄二 井上
博文 太田
Hirobumi Ota
博文 太田
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Abstract

【課題】減速走行中において、エンジンの回転速度に基づいてエンジンへの燃料供給量を停止する機能を持った車両において、電動オイルポンプを必要としない車両用自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】低車速においてダウンシフトを実行することにより、低車速でも
油圧式係合要素へ充分な作動油を供給することのできるオイルポンプの回転速度に維持するエンジン回転速度維持制御手段を備えた車両用自動変速機の制御装置とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、減速走行中にエンジンへの燃料供給を停止する車両の制御に係り、減速中のエンジンのダウンシフトに関するものである。
車両の減速走行中にエンジン回転速度が予め定められたフューエルカット回転速度を下回るまでエンジンへの燃料供給を停止するフューエルカット制御が行われた時、エンジンの回転速度が低下することにより、エンジンによって駆動されているオイルポンプの回転速度も低下する。オイルポンプの回転速度が低下することにより、オイルポンプから変速機へ供給される作動油の量が低下し、必要とされる作動油の量を確保できない場合が生じる。この場合、エンジン以外にもオイルポンプを駆動する電動機を別途備えるといった方法、もしくはエンジンによって駆動されるオイルポンプと電動機によって駆動される電動オイルポンプとの2台のオイルポンプを備えることによって、エンジンの回転速度の低下に基づくオイルポンプから変速機への作動油の供給量の不足を補う技術が開示されている。
特開2004−256063号公報
ところで、特許文献1においては、エンジンに駆動されるオイルポンプに電動機を別途備える場合、および電動機で駆動されるオイルポンプを別途備える場合の何れにおいても、作動油の供給量の不足が生じると、電動機を駆動させる必要があり、電力消費量が増加し、車両の燃費が悪化することがあった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、車両の燃費向上を目的として、減速走行中において、エンジンの回転速度に基づいてエンジンへの燃料供給量を停止する機能を持った車両において、電動オイルポンプを必ずしも必要としない車両用自動変速機の制御装置を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、エンジンによって駆動されるオイルポンプと、前記オイルポンプからの作動油に基づいて制御される複数の油圧式係合要素を有し、減速走行中には予め定められたダウン変速点においてダウン変速が行われる自動変速機とを備え、減速走行中に前記エンジンへの燃料供給量を停止するフューエルカット制御を実行する車両用自動変速機の制御装置であって、前記フューエルカット制御の実行中に、前記ダウン変速点よりも低車速側に設定された低車速側ダウン変速点においてダウンシフトを実行することにより、前記エンジン回転速度を、前記油圧式係合要素へ作動油を供給するために必要な油圧を前記オイルポンプが供給することのできる前記エンジンの最低の回転速度である、前記オイルポンプのクラック回転速度を上回る回転速度に維持するエンジン回転速度維持制御手段を含むことにある。
第2発明の要旨とするところは、前記エンジン回転速度維持制御手段は、前記フューエルカット制御の実行中に車速が予め定められた第1車速判定値を下回ったことにより開始され、車速が第1車速判定値より低く定められた第2車速判定値以下になるまでダウンシフトが繰り返されることにある。
第3発明の要旨とするところは、車速が前記第2車速判定値を以下となると、前記自動変速機の複数の油圧式係合要素の少なくとも1つを解放して前記自動変速機をニュートラル状態とすることにある。
第4発明の要旨とするところは、前記エンジンの再始動をスタータモータで行うものであって、前記エンジンが自己着火して自律回転するための最低の回転速度が、前記オイルポンプのクラック回転速度より高い場合に、前記フューエルカット制御の実行中に、前記ダウン変速点よりも低車速側に設定された低車速側ダウン変速点においてダウンシフトを実行することにより、前記エンジン回転速度を、前記エンジンが自己着火して自律回転する回転速度を上回る回転速度に維持するエンジン回転維持手段を含むことにある。
第1発明によれば、前記フューエルカット制御の実行中に、前記ダウン変速点よりも低車速側に設定された低車速側ダウン変速点においてダウンシフトを実行させることにより、前記エンジン回転速度を、前記油圧式係合要素へ作動油を供給するために必要な油圧を前記オイルポンプが供給することのできる前記エンジンの最低の回転速度である、前記オイルポンプのクラック回転速度を上回る回転速度に維持するエンジン回転速度維持制御手段が含まれる。このため、減速走行中において、エンジンへの燃料供給の停止中に実行されるダウンシフトの条件を、従来のダウンシフトと比較し、より低車速側でダウンシフトするものとし、より低車速側でダウンシフトを実施することによって、エンジンの回転速度を増加することになる。このようにエンジンの回転速度を増加することによって、エンジンによって駆動されるオイルポンプから油圧式係合要素への作動油の供給を増加させることができため、作動油の供給量が不足した場合に使用される、電動式オイルポンプを駆動する電動機を別途備えることが必ずしも必要で無くなる。
第2の発明によれば、車速が前記ダウン変速点を下回り、引き続きブレーキが操作された状態において、エンジン回転速度維持制御手段は、ダウンシフトを繰り返し、車速が所定の低車速側ダウン変速点に減速されるまで、エンジンの回転速度がクラック回転速度を上回る回転速度に維持するように制御する。このことにより、フューエルカット制御をより低車速まで継続することができる。
第3の発明によれば、車速が所定の低車速側ダウン変速点以下に減速すると、複数油圧式係合要素の少なくとも1つを解放して前記自動変速機がニュートラル状態とされ停車にいたる、いわゆるS&S(ストップアンドスタート)に移行することができる。
第4の発明によれば、フューエルカット制御中のエンジン回転速度が、エンジンが自己着火して自律回転するためのエンジンの最低の回転速度を常に上回ることによって、スタータモータによるエンジン始動の頻度が減少することにより、スタータモータの耐久性が向上するとともに、再始動時のノイズ・バイブレーションが減少する。
さらに、減速走行中において、エンジンへの燃料供給の停止中に実行される、同一シフト段におけるダウンシフトの条件を、従来のダウンシフトを行うエンジンの回転速度と比較し、より低回転でダウンシフトする。この場合、エンジンの摩擦力がより低下する。これにより、従来のダウンシフトと比較し、同一のシフト段でもエンジンブレーキを低減することが可能となり、ドライバビリティーを阻害するエンジンブレーキを許容値内に抑えたまま、より低段におけるシフトが可能となる。
本発明が適用される車両の概略構成を説明する図であると共に、車両における制御系統の要部を説明する図である。 トルクコンバータや自動変速機を説明する骨子図である。 自動変速機のギヤ段を成立させる際の摩擦係合装置の作動の組み合わせを説明する作動図表である。 クラッチ及びブレーキの各油圧アクチュエータの作動を制御するリニアソレノイドバルブ等に関する油圧制御回路の要部の一例を示す回路図である。 シフトレバーの操作ポジションの一例を示す図である。 電子制御装置の変速制御において用いられる変速線図の一例を示す図である。 減速走行中、電動機によって駆動されるオイルポンプを用いた場合の、電子制御装置の制御動作の要部を説明するタイムチャーである。 減速走行中、エンジンによって駆動されるオイルポンプのみを用いた場合の、電子制御装置の制御動作の要部を説明するタイムチャーである。 電子制御装置の制御動作の要部、すなわち減速走行中およびエンジンへの燃料供給の停止中のダウンシフトと、さらにクラッチを解放し減速する制御作動を説明するフローチャートである。 減速時のエンジン回転速度とエンジンの摩擦力を示した概略図である。 減速時にダウンシフトを実行する場合の、エンジン回転速度とエンジンブレーキとの関係を示す概略図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される車両10の概略構成を説明する図であると共に、車両10における制御系統の要部を説明する図である。図1において、車両10は、走行用の駆動力源として機能するガソリンエンジンやディーゼルエンジン等のエンジン12と、駆動輪14と、エンジン12と駆動輪14との間に設けられた動力伝達装置16とを備えている。動力伝達装置16は、車体に取り付けられる非回転部材としてのトランスミッションケース18(以下、ケース18という)内において、スタータモータ90、エンジン12に連結された流体式伝動装置としての公知のトルクコンバータ20、トルクコンバータ20に連結された自動変速機22、自動変速機22の出力回転部材である出力軸24に連結されたプロペラシャフト26、そのプロペラシャフト26に連結された差動歯車装置(ディファレンシャルギヤ)28、その差動歯車装置28に連結された1対の車軸30等を備えている。このように構成された動力伝達装置16において、エンジン12の動力(特に区別しない場合にはトルクや力も同義)は、トルクコンバータ20、自動変速機22、プロペラシャフト26、差動歯車装置28、及び車軸30等を順次介して1対の駆動輪14へ伝達される。
図2は、トルクコンバータ20や自動変速機22を説明する骨子図である。尚、トルクコンバータ20や自動変速機22等は中心線(軸心RC)に対して略対称的に構成されており、図2ではその中心線の下半分が省略されている。又、図2中の軸心RCはエンジン12、トルクコンバータ20の回転軸心である。
図2において、トルクコンバータ20は、軸心RC回りに回転するように配設されており、エンジン12に連結されたポンプ翼車20p、及び自動変速機22の入力回転部材である変速機入力軸32に連結されたタービン翼車20tを備えている。ポンプ翼車20pには、自動変速機22を変速制御したり、動力伝達装置16の動力伝達経路の各部に潤滑油を供給したりする為の作動油圧をエンジン12により回転駆動されることにより発生する機械式のオイルポンプ34が連結されている。また、トルクコンバータ20は、エンジン12の動力を流体が介することなく変速機入力軸32に直接伝達するロックアップ機構としてのロックアップクラッチ21を備えている。このロックアップクラッチ21は、摩擦係合させられる油圧式摩擦クラッチであり、それが完全係合させられることにより、エンジン12の動力が変速機入力軸32に直接伝達される。また、例えば所定のスリップ状態で係合するようにフィードバック制御されることにより、フューエルカット制御時には例えば−50rpm程度の所定のスリップ量でエンジン12をタービン翼車20tに対して追従回転させられる。
自動変速機22は、エンジン12から駆動輪14までの動力伝達経路の一部を構成し、複数の摩擦係合装置の何れかが選択的に係合されることによりギヤ比(変速比)が異なる複数のギヤ段(変速段)が成立させられる有段式の自動変速機として機能する遊星歯車式多段変速機である。例えば、公知の車両によく用いられる所謂クラッチツゥクラッチ変速を行う有段変速機である。この自動変速機22は、ダブルピニオン型の第1遊星歯車装置36と、ラビニヨ型に構成されているシングルピニオン型の第2遊星歯車装置38及びダブルピニオン型の第3遊星歯車装置40とを同軸線上(軸心RC上)に有し、変速機入力軸32の回転を変速して出力軸24から出力する。
第1遊星歯車装置36、第2遊星歯車装置38、及び第3遊星歯車装置40は、良く知られているように、サンギヤ(S1、S2、S3)、ピニオンギヤ(P1、P2、P3)を自転及び公転可能に支持するキャリヤ(CA1、CA2、CA3)、及びピニオンギヤを介してサンギヤと噛み合うリングギヤ(R1、R2、R3)によって各々3つの回転要素(回転部材)が構成されている。そして、それら各々3つの回転要素は、直接的に或いは摩擦係合装置(クラッチC1,C2,C3,C4、及びブレーキB1,B2)を介して間接的(或いは選択的)に、一部が互いに連結されたり、変速機入力軸32、ケース18、或いは出力軸24に連結されている。
上記クラッチC1,C2,C3,C4、及びブレーキB1,B2(以下、特に区別しない場合は単にクラッチC、ブレーキB、或いは係合装置という)は、公知の車両用自動変速機においてよく用いられている油圧式の摩擦係合装置であって、油圧アクチュエータにより押圧される湿式多板型のクラッチやブレーキ、油圧アクチュエータによって引き締められるバンドブレーキなどにより構成される。このように構成されたクラッチC及びブレーキBは、自動変速機22に備えられた油圧制御回路50(図1参照)が有するリニアソレノイドバルブSL1−SL6、SLU等からの油圧によりそれぞれのトルク容量(すなわち係合力)が変化させられて、係合と解放とが切り替えられる。
油圧制御回路50によってクラッチC及びブレーキBの係合と解放とが制御されることで、図3の係合作動表に示すように、運転者のアクセル操作や車速V等に応じて前進8段、後進1段の各ギヤ段が成立させられる。図3の「1st」-「8th」は前進ギヤ段としての第1速ギヤ段−第8速ギヤ段、「Rev」は後進ギヤ段、「N」は何れのギヤ段も成立させられないニュートラル状態、「P」はニュートラル状態且つ機械的に出力軸24の回転が阻止(ロック)される状態を意味しており、各ギヤ段に対応する自動変速機22のギヤ比は、第1遊星歯車装置36、第2遊星歯車装置38、及び第3遊星歯車装置40の各歯車比(=サンギヤの歯数/リングギヤの歯数)によって適宜定められる。
図3の係合作動表は、上記各ギヤ段とクラッチC及びブレーキBの各作動状態との関係をまとめたものであり、「○」は係合、空欄は解放をそれぞれ表している。このように、自動変速機22は、リニアソレノイドバルブSL1−SL6等からの油圧により所定の係合装置を係合することでギヤ段が択一的に成立させられる自動変速機である。但し、本実施例の自動変速機22においては、互いに一体的に連結されたキャリヤCA2及びキャリヤCA3とケース18との間に、ブレーキB2が設けられている。
図1に戻り、車両10には、例えば自動変速機22の変速制御などに関連する自動変速機22の制御装置を含む電子制御装置60が備えられている。よって、図1は、電子制御装置60の入出力系統を示す図であり、又、電子制御装置60による制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。電子制御装置60は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより車両10の各種制御を実行する。例えば、電子制御装置60は、エンジン12の出力制御、自動変速機22の変速制御等を実行するようになっており、必要に応じてエンジン出力制御用や油圧制御用等に分けて構成される。
電子制御装置60には、車両10が備える各種センサ(例えば各種回転速度センサ70,72,74、アクセル開度センサ76、スロットルセンサ78、シフトポジションセンサ80、ブレーキスイッチ86など)による検出信号に基づく各種実際値(例えばエンジン回転速度Ne、タービン回転速度Ntである変速機入力軸回転速度Nin、車速Vに対応する出力軸回転速度Nout、アクセル開度θacc、スロットル弁開度θth、シフト操作部材としてのシフトレバー82の操作ポジション(シフトポジション又はレバーポジションともいう)Psh、フットブレーキペダル88の操作(ブレーキオン)Bonを表す信号などが、それぞれ供給される。又、電子制御装置60からは、エンジン12の出力制御の為のエンジン出力制御指令信号Se、自動変速機22の変速に関する油圧制御の為の油圧制御指令信号Sp等が、それぞれ出力される。例えば、油圧制御指令信号Spとして、クラッチC、ブレーキBの各油圧アクチュエータACT1−ACT6へ供給される各油圧を調圧する各リニアソレノイドバルブSL1−SL6を駆動する為の指令信号(指令圧)が油圧制御回路50へ出力される。
図4は、クラッチC及びブレーキBの各油圧アクチュエータACT1−ACT6の作動を制御するリニアソレノイドバルブSL1−SL6等に関する油圧制御回路50の要部を示す回路図である。図4において、油圧制御回路50は、油圧供給装置52と、リニアソレノイドバルブSL1−SL6、SLUとを備えている。
油圧供給装置52は、オイルポンプ34が発生する油圧を元圧としてライン油圧PLを調圧する例えばリリーフ型のプライマリレギュレータバルブ54と、スロットル弁開度θth等で表されるエンジン負荷(例えばエンジントルクTeや変速機入力トルクTat等)に応じてライン油圧PLが調圧される為にプライマリレギュレータバルブ54へ信号圧Psltを供給するリニアソレノイドバルブSLTと、ライン油圧PLを元圧としてモジュレータ油圧PMを一定値に調圧するモジュレータバルブ56と、シフトレバー82の切替操作に連動して機械的或いは電気的に油路が切り替えられるマニュアルバルブ58とを備えている。図5は、シフトレバーの操作ポジションの一例を示している。マニュアルバルブ58は、シフトレバー82が前進走行操作ポジションD或いはシーケンシャル操作ポジションSにあるときには、入力されたライン油圧PLを前進油圧(Dレンジ圧、ドライブ油圧)PDとして出力し、シフトレバー82が後進走行操作ポジションRにあるときには、入力されたライン油圧PLを後進油圧(Rレンジ圧、リバース油圧)PRとして出力する。又、マニュアルバルブ58は、シフトレバー82がニュートラル操作ポジションN或いはパーキング操作ポジションPにあるときには、油圧の出力を遮断し、ドライブ油圧PD及びリバース油圧PRを排出側へ導く。このように、油圧供給装置52は、ライン油圧PL、モジュレータ油圧PM、ドライブ油圧PD、及びリバース油圧PRを出力する。
クラッチC1,C2,C4の各油圧アクチュエータACT1,ACT2,ACT4には、ドライブ油圧PDを元圧としてそれぞれリニアソレノイドバルブSL1,SL2,SL4により調圧された油圧Pc1,Pc2,Pc4が供給される。又、クラッチC3、ブレーキB1,B2の各油圧アクチュエータACT3,ACT5,ACT6には、ライン油圧PLを元圧としてそれぞれリニアソレノイドバルブSL3,SL5,SL6により調圧された油圧Pc3,Pb1,Pb2が供給される。さらに、ロックアップクラッチ21には、ライン油圧PLを元圧としてリニアソレノイドバルブSLUにより調圧された油圧Plcが供給される。リニアソレノイドバルブSL1−SL6は、基本的には何れも同じ構成であり、電子制御装置60によりそれぞれ独立に励磁、非励磁や電流制御が為される。なお、ブレーキB2の油圧アクチュエータACT6には、リニアソレノイドバルブSL6により調圧された油圧Pb2または、リバース油圧PRのどちらかがシャトル弁84を介して供給されるようになっている。
図1に戻り、電子制御装置60は、フューエルカット開始判定手段61、フューエルカット制御手段62、低車速側ダウン変速判定手段63、低車速側ダウン変速制御手段64、減速S&S制御判定手段65、減速S&S制御手段66、および変速制御手段67を備えている。なお、減速走行中に所定車速以下となるとエンジン12を停止させるとともに、油圧係合装置の少なくとも1つを解放して自動変速機22をニュートラル状態とする減速中の制御を、以下、減速S&Sとする。
フューエルカット開始判定手段61は、予め定められて記憶されたフューエルカット条件を満たしたと判断した場合、すなわちアクセル開度センサ76により検出されたアクセル開度θaccが所定値未満であり、エンジン回転速度Ne(rpm)が予め設定されたフューエルカット復帰回転速度以上である等の条件が満たされた場合に、減速フューエルカット(以下、減速F/Cとする)フラグをONとし、ロックアップクラッチ21をスリップ状態とし、エンジン12への燃料供給を停止する減速F/Cを実行する。フューエルカット制御手段62は、図6に示すような車速V及びアクセル開度θaccを変数として予め定められた関係(変速マップ、変速線図)に実際の車速Vおよびアクセル開度θaccを適用することで変速判断を行う。図6の変速マップには、自動変速機22で変速が実行される第1速ギヤ段「1st」−第8速ギヤ段「8th」の内で第1速ギヤ段「1st」−第6速ギヤ段「6th」が例示されており、実線はアップシフトが判断されるためのアップシフト線であり、破線はダウンシフトが判断されるためのダウンシフト線である。また、図6に、減速F/C中に車速が減速しダウンシフトが実行される条件がダウン変速点として示されている。また、減速F/C中は、アクセルの踏込みが所定値未満(以降、アクセル開度θacc零とする)でダウンシフトが実行されることとなる。したがって、図6においてダウン変速判断は、アクセル開度θaccが零である軸上に示された、通常ダウン変速点Vs1〜Vs7を車速Vが低車速側へ通過したか否かによって行われる。ダウン変速が判断されると、判断された所定のギヤ段が得られるように、自動変速機22の変速に関する係合装置を係合及び/又は解放させる変速指令として油圧制御指令信号Spを油圧制御回路50へ出力する。この油圧制御指令信号Spに従って、自動変速機22の変速が実行されるように油圧制御回路50内のリニアソレノイドバルブSL1−SL6が駆動させられて、その変速に関与する係合装置の油圧アクチュエータACT1−ACT6のいずれかが作動させられる。なお、図6に、通常ダウン変速点Vs1〜Vs7とともに示された低車速側ダウン変速点Vl1〜V17は、エンジン12の回転速度の低下を抑制するために、通常の設定より低車速でダウンシフトが実行されるダウン変速点の設定である。
低車速側ダウン変速判定手段63は、たとえばアクセル開度サンサ76からのアクセル開度θacc等が検出されない場合において、車速の減速が継続し所定の第1車速判定値V01未満に達すると、ダウン変速点変更フラグをONとし、低車速側ダウン変速制御手段64にダウン変速点の変更指令を送る。低車速側ダウン変速制御手段64は、車速V、エンジン回転速度Ne、設定されている変速段から予め定められ記憶されている関係(マップ)に基づいて、低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl7を設定し、通常ダウン変速点Vs1〜Vs7から低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl7への切換指令をフューエルカット制御手段62に送る。フューエルカット制御手段62は、ダウン変速点を切り替えた後は、フューエルカット制御を継続する。低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl7は、エンジン12の回転速度Neが油圧式係合要素、すなわちクラッチCおよびブレーキBへ作動油を供給するために必要な油圧を、エンジン12によって駆動されるオイルポンプ34が供給することのできる最低の回転速度である、クラック回転速度Nc以上に維持され、また、できるだけ低い車速までエンジン12をクラック回転速度Nc以上に維持するよう設定されている。
さらに減速が継続し、車速が第2車速判定値V02未満となった場合、減速S&S開始判定手段65は、S&SフラグをONとし、減速S&S制御手段66に開始指令信号を送る。減速S&S制御手段66は、自動変速機22の複数の油圧式係合要素の少なくとも1つを解放して、自動変速機22をニュートラル状態とし、エンジン12および油圧制御回路50の制御を、エンジン回転速度維持制御から減速S&S制御へ切り替える。また、S&SフラグがONされると、減速S&S制御手段66は、トルクコンバータ20のロックアップクラッチ21をスリップ状態からOFF状態、すなわち解放状態に移行する。
減速走行中にエンジンへの燃料供給を停止する、減速F/C制御が行われた時、エンジン12の回転速度Neが低下することにより、エンジン12によって駆動されているオイルポンプ34の回転速度も低下し、オイルポンプ34から変速機22へ供給される作動油の量が低下することにより、必要とされる作動油の圧力を確保できない状況が生じる場合がある。図7は、エンジン12によって駆動されるオイルポンプ34から供給される作動油量を補うため、別途設けられた電動オイルポンプEOPを駆動させることによって減速S&S走行の開始車速を低車速側に移した場合の、減速F/C走行から、減速S&S走行を経て停車にいたるまでのタイムチャートを示したものである。自動変速機22が作動するために必要とされるライン油圧をクラック油圧として破線で示し、その必要とされる油圧をオイルポンプ34のみで供給することが可能となる車速VをMOPクラック車速とし、またMOPクラック車速に対応するエンジン回転速度Neをクラック回転速度Ncとし、同じく破線で示している。フットブレーキペダル88の操作信号BonはONであり、トルクコンバータ20のロックアップクラッチ21はスリップ状態にある。減速F/Cにおいて、既にダウンシフトが行われ、車速Vは、予め設定された車速V01に近づきつつあり、エンジン回転速度Ne、およびライン油圧PLは、車速の低下と共に低下している。車速が予め設定されたV01を下回ると、電動オイルポンプEOPがONされ、電動オイルポンプEOPから作動油が供給され始める(t1時点)。車速Vが、MOPクラック車速以下となっても、別途設けられた電動オイルポンプEOPが駆動することによって油圧は、クラック油圧以上に維持されている。車速Vが、予め設定された第2車速判定値V02以下となり、S&SフラグがONされるとともに、自動変速機22の複数の油圧式係合要素の少なくとも1つが解放され、自動変速機22がニュートラル状態とされる(t2時点)。その後、ロックアップクラッチ21が、スリップ状態からOFF状態、すなわち解放状態に移行され、車速が零となり停車される。停車後もライン油圧PLは、クラック油圧以上に保持されている。
図8は、減速F/C中のダウンシフトの条件を、低車速側に拡大した場合の、減速F/C走行から減速S&S走行に切り替わり、停車にいたるまでのタイムチャートを示したものである。通常のダウンシフト条件、すなわち図7と比較すると、より低い車速Vにおいてダウンシフトを実施する点で図7と異なっている。図7と同様に、自動変速機22が作動するために必要とされるライン油圧をクラック油圧として破線で示し、その必要とされる油圧をオイルポンプ34のみで供給することが可能となるエンジン回転速度Neをクラック回転速度Ncとし、同じく破線で示している。フットブレーキペダル88の操作信号BonはONであり、トルクコンバータ20のロックアップクラッチ21はスリップ状態にある。図8の減速F/Cにおいて、既にダウンシフトが行われ、車速Vは、予め設定された第1車速判定値V01に近づきつつあり、エンジン回転速度Ne、およびライン油圧PLは、車速Vの低下と共に低下しつつある。車速Vが予め設定された第1車速判定値V01を下回ると、ダウン変速点変更フラグが低車速側ダウン変速判定手段63によってONとされ、低車速側ダウン変速制御手段64により、車速V、エンジン回転速度Ne、設定されている変速段から予め定められ記憶されている関係(マップ)に基づいて、低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl7が決定され、通常ダウン変速点Vs1〜Vs7から低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl7に変更される。(t1時点)。車速Vが低車速側ダウン変速点に達すると、たとえば3→2速ダウンシフトが実行される(t2時点)。これにより、エンジン回転速度Neが上昇し、エンジン12によって駆動されているオイルポンプ34の回転速度も上昇することで、油圧式係合要素への作動油の供給も増加することとなり、クラック油圧以上の油圧が維持される。その後、車速Vの減少にともなって車速Vが別の低車速側ダウン変速点に達すると、たとえば2→1速ダウンシフトが実行される(t3時点)。これにより、エンジン回転速度Neが再度上昇し、エンジン12によって駆動されているオイルポンプ34の回転速度も上昇することで、油圧式係合要素への作動油の供給も増加することとなり、クラック油圧以上の油圧が維持される。その後、車速Vが予め設定された第2車速判定値V02以下となると、S&SフラグがONとされるとともに、自動変速機22の複数の油圧式係合要素の少なくとも1つが解放され、自動変速機22がニュートラル状態とされ、減速S&S制御手段66による減速S&S制御が開始される(t4時点)。その後、ロックアップクラッチ21が、スリップ状態からOFF状態、すなわち解放状態に移行し、車速が零となり停車し、減速S&S制御にとどまる事となる。
図9は、電子制御装置の制御動作の要部、すなわち減速走行中およびエンジンへの燃料供給の停止中のダウンシフトと、さらにクラッチを解放し減速する制御作動を説明するフローチャートであり、繰り返し実行される。
図9において、フューエルカット開始判定手段61の作動に対応するステップ(以下ステップは省略する)S1において、減速F/Cの条件、すなわちアクセル開度センサ76により検出されたアクセル開度θaccが所定値未満であり、エンジン回転速度Ne(rpm)が予め設定されたフューエルカット復帰回転速度以上である等の条件が満たされたか否かが逐次判定される。このS1の判定が否定される場合は、変速制御手段67の作動に対応するS4において、減速F/Cから通常走行に復帰し、再度S1の判定が繰り返される。一方で、このS1の判定が肯定される場合は低車速側ダウン変速判定手段63の作動に対応するS2において車速Vが第1車速判定値V01を下回るか否かが判定される。この判定が否定される場合は、フューエルカット制御手段62の作動に対応するS8において、減速F/Cが実行され、再度S1の判定が繰り返される。一方で、この判定が肯定された場合は、フューエルカット開始判定手段61の作動に対応するステップS3において、ブレーキON、すなわちブレーキスイッチ86からのブレーキ操作信号Bonが所定値以上であるか否かが判断される。この判定が否定される場合は、変速制御手段67の作動に対応するS4において、減速F/Cから通常走行に復帰し、再度S1の判定が繰り返される。一方で、このS3の判定が肯定される場合は、低車速側ダウン変速判定手段63の作動に対応するS5において、車速Vが予め設定された第2車速判定値V02を上回るか否かが判定される。この判定が否定される場合は、減速S&S開始判断手段65の作動に対応するS7において、S&SフラグがONとされ、減速S&S制御手段66の作動に対応するS7において、減速S&Sが実施される。一方で、このS5判定が肯定される場合は、ダウン変速点変速フラグがONとされ、低車速ダウン変速制御手段64の作動に対応するS6において、ダウンシフトの実施を判断するための車速V、すなわちダウン変速点は、通常ダウン変速点Vs1〜Vs7から低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl7に変更されダウンシフトが実施される。また、フューエルカット制御手段62の作動に対応するS8において、減速F/Cは継続して実施される。
上述のように、本実施例によれば、減速走行中において、エンジン12への燃料供給の停止中に実行されるダウンシフトの条件をより低車速側でダウンシフトを実施するものとし、エンジン12の回転速度Neを増加することができる。エンジン回転速度Neを増加することによって、エンジン12によって駆動されるオイルポンプ34から供給される作動油の量を増加させることができる。これにより、作動油の供給量が不足した場合に必要となる、電動機で駆動するオイルポンプを別途備えることが必ずしも必要で無くなる。
また、車速が第1車速判定値V01を下回る速度となった以降も、ダウンシフトを繰り返すことにより、より低車速側まで、エンジン回転速度Neはクラック回転速度Nc以上を保つこととなる。これにより減速F/Cをより低車速側まで広げることができる。
さらに、車速Vが所定の第2車速判定値V02以下に減速すると、複数の油圧係合要素の少なくとも1つを解放して自動変速機22がニュートラル状態とされ停車にいたる、減速S&Sに移行することができる。
実施例1では、フューエルカット制御の実行中、油圧をオイルポンプ34のみで供給することが可能となるエンジン12の最低回転速度であるクラック回転速度Ncを上回る回転速度を維持するように、通常ダウン変速点Vs1〜Vs7を低速側ダウン変速点Vl1〜Vl7に変更するものとしたが、エンジン12が自己着火して自律回転するエンジン回転速度Niがクラック回転速度Ncより高い場合には、クラック回転速度Ncに代えて、エンジンが自己着火して自律回転するエンジン回転速度Niを上回る回転速度を維持するように低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl8を設定することができる。これにより、フューエルカット制御中のエンジン回転速度Neが、エンジン12が自己着火して自律回転するためのエンジン12の最低の回転速度Niを常に上回ることによって、スタータモータ90によるエンジン始動の頻度が減少することとなり、スタータモータ90の耐久性が向上し、さらに、再始動時のノイズ・バイブレーションが減少する。
さらに、図10に示すように、減速走行中において、エンジン12への燃料供給の停止中に実行されるダウンシフトの条件を、従来のダウンシフトを行うエンジンの回転速度Neと比較し、より低回転でダウンシフトするものとした場合、エンジン12の摩擦力が低下する。図11は、従来のダウンシフト5thと3rdにおけるエンジンブレーキと、より低回転でギヤ段の切換を行った場合の3rdにおけるエンジンブレーキを比較した概略図であり、より低回転でギヤ段の切換を行った場合は、ドライバビリティーを阻害するエンジンブレーキを許容値内に抑えたまま、より低段におけるシフトが可能となる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の様態においても適用される。
たとえば、低車速側ダウン変速点Vl1〜Vl7は、車速V、エンジン回転速度、設定されている変速段から予め定められ記憶されている関係(マップ)に基づいて設定されるものとしたが、車速V、設定されているギヤ段等を基にして、予め設定されているものとしても良い。
また、前述の実施例では、自動変速機22は、クラッチC3およびブレーキB2の係合により後進ギヤ段が成立させられたが、例えばクラッチC4およびブレーキB2の係合によっても後進ギヤ段を成立させられ得る。また、自動変速機22は、前進8段の各ギヤ段が成立させられたが、この様態に限らす、複数の係合装置のいずれかが選択的に係合されることによりギヤ比が異なる複数のギヤ段が成立させられる自動変速機であれば良い。
さらに、前述の実施例では、駆動力源としてエンジン12を例示したが、これに限らない。例えば、前記駆動力源は、電動機等の他の原動機を単独で或いはエンジン12と組み合わせて採用することもできる。又、エンジン12の動力は、トルクコンバータ20を介して自動変速機22へ伝達されたが、これに限らない。例えば、トルクコンバータ20に替えて、トルク増幅作用のない流体継手(フルードカップリング)などの他の流体式伝動装置が用いられても良い。或いは、この流体式伝動装置は必ずしも設けられなくても良い。又、操作ポジション「S」は、シフトレバー82の操作に応じて自動変速機22のギヤ段を切り替える為の手動変速操作ポジションであっても良いし、必ずしも設けられなくても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられても実施されるものである。
12:エンジン
20:トルクコンバータ
21:ロックアップクラッチ
22:自動変速機
34:オイルポンプ
60:電子制御装置(制御装置)
64:エンジン回転速度維持制御手段
C1―C4:クラッチ(油圧式係合要素)
B1、B2、B3:ブレーキ(油圧式係合要素)
Ne:エンジン回転速度
Nc:クラック回転速度
Vl1−Vl7:低車速側ダウン変速点
Vs1−Vs7:通常ダウン変速点(ダウン変速点)

Claims (1)

  1. エンジンによって駆動されるオイルポンプと、前記オイルポンプからの作動油に基づいて制御される複数の油圧式係合要素を有し、減速走行中には予め定められたダウン変速点においてダウン変速が行われる自動変速機とを備え、減速走行中に前記エンジンへの燃料供給量を停止するフューエルカット制御を実行する車両用自動変速機の制御装置であって、
    前記フューエルカット制御の実行中に、前記ダウン変速点よりも低車速側に設定された低車速側ダウン変速点においてダウンシフトを実行することにより、前記エンジン回転速度を、前記油圧式係合要素へ作動油を供給するために必要な油圧を前記オイルポンプが供給することのできる前記エンジンの最低の回転速度である、前記オイルポンプのクラック回転速度を上回る回転速度に維持するエンジン回転速度維持制御手段を含む、
    ことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
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