JP2017087844A - 投影装置 - Google Patents

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Naoki Ueno
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【課題】投影対象領域に画像を適正に投影することができる投影装置を提供する。【解決手段】投影装置1は、遮光部30が、投影対象領域T1に照射される光を透過し、投影非対象領域T2に照射される光を遮光する。投影装置1は、遮光部30が、照射レンズの一部を覆う遮光部材を備える。投影装置1は、投影対象領域T1が、車両100に設けられたピラー101を含み、投影非対象領域T2が、ピラー101に隣接して光を透過するフロントガラス102a及びドアガラス102bを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、投影装置に関する。
従来、投影装置であるプロジェクタは、車両内に設置され、ピラーなどの車両内の投影対象領域に画像を投影するものがある。例えば、プロジェクタは、車両の外部に設置されたカメラにより撮影された歩行者などの画像をピラーに投影する(例えば、特許文献1)。
特開2006−290304号公報
しかしながら、ピラーなどの投影対象領域に画像を投影する点で、さらなる改善の余地がある。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、投影対象領域に画像を適正に投影することができる投影装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る投影装置は、画像を投影する対象である投影対象領域と、前記投影対象領域と隣接し前記画像を投影する対象でない投影非対象領域とを有する車両内に設置され、光を照射して前記投影対象領域に前記画像を投影する投影部と、前記投影部から照射される光の光路上に設置され、前記投影対象領域に照射される光を透過し、前記投影非対象領域に照射される光を遮光する遮光部と、を備えることを特徴とする。
また、上記投影装置において、前記投影部は、光を出力する光源と、前記光源から出力された光を前記投影対象領域に照射する照射レンズと、を備え、前記遮光部は、前記照射レンズの一部を覆う遮光部材を備えることが好ましい。
また、上記投影装置において、前記投影対象領域は、前記車両に設けられたピラーを含み、前記投影非対象領域は、前記ピラーに隣接して光を透過する透過部材を含むことが好ましい。
また、上記投影装置において、前記照射レンズを保持するレンズ保持部を備え、前記遮光部は、当該遮光部が前記レンズ保持部に装着された状態で、前記照射レンズに対し当該照射レンズの周方向における前記遮光部材の位置を調整する位置調整部を備えることが好ましい。
本発明に係る投影装置は、遮光部が、投影対象領域に照射される光を透過し、投影非対象領域に照射される光を遮光する。これにより、投影対象領域に画像を適正に投影することができる。
図1は、実施形態1に係る投影装置によるピラーへの投影例を示す図である。 図2は、実施形態1に係る投影装置の構成例を示す斜視図である。 図3は、実施形態1に係る遮光部の構成例を示す斜視図である。 図4は、実施形態1に係る遮光部の構成例を示す平面図である。 図5は、実施形態1に係る遮光部の装着例を示す斜視図である。 図6は、実施形態1に係る投影装置の投影例(遮光部なし)を示す図である。 図7は、実施形態1に係る投影装置の投影例(遮光部あり)を示す図である。 図8は、実施形態2に係る遮光部の構成例を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
実施形態1に係る投影装置について説明する。図1は、実施形態1に係る投影装置によるピラーへの投影例を示す図である。図2は、実施形態1に係る投影装置の構成例を示す斜視図である。図3は、実施形態1に係る遮光部の構成例を示す斜視図である。図4は、実施形態1に係る遮光部の構成例を示す平面図である。図5は、実施形態1に係る遮光部の装着例を示す斜視図である。図6は、実施形態1に係る投影装置の投影例(遮光部なし)を示す図である。図7は、実施形態1に係る投影装置の投影例(遮光部あり)を示す図である。
投影装置1は、図1に示すように、例えば、プロジェクタであり、画像を投影するものである。投影装置1は、例えば、車両100内に設置される。車両100内には、画像を投影する対象である投影対象領域T1と、投影対象領域T1と隣接し、画像を投影する対象ではない投影非対象領域T2とがある。投影対象領域T1は、例えば、車両100に設けられたピラー101(例えば、フロントピラー)の内側の面である。ピラー101は、画像が投影される部分の色が白色や灰色などが好ましい。また、ピラー101は、画像が投影される部分が鏡面であることが好ましい。ピラー101は、画像が投影される部分が平面であることが好ましいが曲面でもよい。投影装置1は、画像処理部40(図2参照)を備え、ピラー101の画像が投影される部分が曲面の場合、ピラー101の曲面に合わせた画像を投影するように画像処理を実施してもよいし、当該画像処理を実施しなくてもよい。投影非対象領域T2は、ピラー101に隣接し、光を透過する透過部材102である。例えば、透過部材102は、ピラー101を挟んでピラー101の一方側に隣接するフロントガラス102aや、ピラー101の他方側に隣接するドアガラス102bである。投影装置1は、例えば、車両100内のダッシュボード103の内部に設置され、車両100内のピラー101のみに画像を投影し、フロントガラス102aやドアガラス102bには画像を投影しない。なお、投影装置1は、設置場所がダッシュボード103の内部に限定されず、また、投影対象領域T1は、ピラー101に限定されない。
投影装置1は、例えば、車両100の外部に設けられた撮影カメラ2(図2参照)に接続される。撮影カメラ2は、例えば、ドアミラー105の近傍に設置され、車両100の外部の歩行者などを撮影し、撮影した画像(静止画又は動画の少なくとも一方を含む)を投影装置1に出力する。投影装置1は、撮影カメラ2により撮影された画像をピラー101に投影する。例えば、投影装置1は、車両100が動作中、常に、画像をピラー101に投影する。なお、投影装置1は、特定のタイミングにおいてのみ、画像をピラー101に投影してもよい。例えば、投影装置1は、車両100が右旋回又は左旋回するタイミングにおいてのみ、画像をピラー101に投影する。具体的には、投影装置1は、図示しない方向指示レバーがON、つまり、右旋回又は左旋回が指示されたタイミングで画像をピラー101に投影し、方向指示レバーがOFF、つまり、右旋回又は左旋回の指示が解除されたタイミングで画像をピラー101に投影することを停止する。
投影装置1は、図2に示すように、投影部10と、筐体20と、遮光部30とを備える。投影部10は、光を照射して投影対象領域T1に画像を投影するものである。投影部10は、光源(ランプ)11と、光分解合成部12と、照射レンズ13とを備える。光源11は、光分解合成部12に光を出力する。光分解合成部12は、光源11から出力された光を三原色に分解し、分解された光を合成して照射レンズ13に出力する。光分解合成部12は、例えば、図示しないミラーや液晶パネル、プリズムなどから構成される。照射レンズ13は、光分解合成部12から出力された光を投影対象領域T1に照射する。
筐体20は、筐体本体21と、レンズ保持部22(図5参照)とを備える。筐体本体21は、光源11及び光分解合成部12を収容するものである。レンズ保持部22は、照射レンズ13を保持するものである。レンズ保持部22は、円筒形状に形成され、筐体本体21の前後方向の前側から前後方向に突出して設けられる。ここで、レンズ保持部22の中心軸線X1に沿った方向をレンズ保持部22の中心軸線方向とする。レンズ保持部22は、内側に照射レンズ13を収容して保持する。例えば、レンズ保持部22は、レンズ保持部22の中心軸線X1と照射レンズ13の光軸X2とが同軸上になるように照射レンズ13を保持する。つまり、レンズ保持部22により保持された照射レンズ13の光軸X2と、レンズ保持部22の中心軸線X1とは、同軸上にある。
遮光部30は、投影部10の照射レンズ13から照射される光の一部を遮光するものである。遮光部30は、樹脂などから形成され、照射レンズ13から照射される光の光路上に設置される。例えば、遮光部30は、レンズ保持部22の照射レンズ13側に装着される。遮光部30は、図3及び図4に示すように、円筒形状の円筒部材31と、遮光部材32と、開光部33と、位置調整部34とを備える。ここで、円筒部材31の中心軸線X3に沿った方向を円筒部材31の中心軸線方向とする。
円筒部材31は、当該円筒部材31の中心軸線方向における一方側には装着用開口部31aが設けられ、当該円筒部材31の中心軸線方向における他方側には照射用開口部31bが設けられる。円筒部材31は、装着用開口部31aがレンズ保持部22の照射レンズ13側に装着される。円筒部材31は、装着用開口部31aの内径がレンズ保持部22の外径と略同じ径、又は、レンズ保持部22の外径よりも一回り大きく形成される。円筒部材31は、装着用開口部31a側からレンズ保持部22の中心軸線方向にレンズ保持部22の照射レンズ13側に向けて挿入され固定される。このとき、円筒部材31の中心軸線X3とレンズ保持部22の中心軸線X1とは、同軸上にある。
遮光部材32は、照射レンズ13の一部を覆い、投影非対象領域T2に照射される光を遮光するものである。遮光部材32は、板状の部材であり、円筒部材31の照射用開口部31bに設けられる。遮光部材32は、照射用開口部31bの円形開口領域Qの一部を覆う。例えば、遮光部材32は、照射用開口部31bの円形開口領域Qにおいて、当該遮光部材32により覆われる部分が、投影非対象領域T2の形状に合わせて規定される。つまり、円形開口領域Qは、遮光部材32により覆われる部分が、投影非対象領域T2の形状(投影非対象領域T2の一部の形状を含む)と相似形である。また、円形開口領域Qは、遮光部材32により覆われない部分が、投影対象領域T1の形状(投影対象領域T1の一部の形状を含む)と相似形である。実施形態1では、投影対象領域T1がピラー101である例について説明するが、これに限定されない。遮光部材32は、第1遮光部材32aと、第2遮光部材32bとを有する。第1遮光部材32aは、円形開口領域Qの第1円弧部310bの一端311bと他端312bとを結ぶ線分313bと、当該第1円弧部310bとで囲まれる第1領域P1を覆う。例えば、第1遮光部材32aは、照射用開口部31bの第1円弧部310bから円筒部材31の中心軸線方向に直交する方向に延在して第1領域P1を覆う。ここで、円筒部材31の中心軸線方向に直交する方向は、円筒部材31の中心軸線直交方向ともいう。第2遮光部材32bは、円形開口領域Qの第1円弧部310bと対向する第2円弧部314bの一端315bと他端316bとを結ぶ線分317bと、当該第2円弧部314bとで囲まれる第2領域P2を覆う。例えば、第2遮光部材32bは、照射用開口部31bの第2円弧部314bから円筒部材31の中心軸線直交方向に延在して第2領域P2を覆う。ここでは、第1領域P1は、フロントガラス102a側の投影非対象領域T2に対応し、第2領域P2は、ドアガラス102b側の投影非対象領域T2に対応する。
開光部33は、照射レンズ13から投影対象領域T1に照射される光を透過するものである。つまり、開光部33は、照射レンズ13から投影対象領域T1に照射される光をそのまま通過させる。開光部33は、照射用開口部31bの円形開口領域Qにおいて、第1領域P1と第2領域P2とを除く第3領域P3である。開光部33は、投影対象領域T1であるピラー101の形状(ピラー101の一部の形状を含む)と相似形である。遮光部30は、当該遮光部30がレンズ保持部22の照射レンズ13側に装着された状態で、遮光部材32により、投影非対象領域T2であるフロントガラス102a及びドアガラス102bに照射される光を遮光し、開光部33により、投影対象領域T1であるピラー101に照射される光を透過する。
位置調整部34は、遮光部30がレンズ保持部22に装着された状態で、照射レンズ13に対し、当該照射レンズ13の周方向における遮光部材32の位置を調整するものである。位置調整部34は、円筒部材31の内側に設けられたテーパー面34aを有する。テーパー面34aは、円筒部材31の装着用開口部31a側から照射用開口部31bに向けて先細り形状に形成される。使用者は、図5に示すように、遮光部30の円筒部材31を装着用開口部31a側からレンズ保持部22に圧入し、遮光部30をレンズ保持部22に装着する。テーパー面34aは、遮光部30がレンズ保持部22に装着された状態でレンズ保持部22の外周面22a(図5参照)に圧接する。位置調整部34は、遮光部30がレンズ保持部22に装着された状態で、テーパー面34aがレンズ保持部22の外周面22aに圧接し、遮光部30の円筒部材31の周方向における位置を固定する。位置調整部34は、遮光部30がレンズ保持部22に装着された状態で、使用者により遮光部30の円筒部材31が周方向に回動され、レンズ保持部22に保持された照射レンズ13に対し当該照射レンズ13の周方向における遮光部材32の位置を調整する。
投影装置1は、遮光部30がレンズ保持部22に装着されていない場合、図6に示すように、矩形状の画像V1を投影する。また、投影装置1は、遮光部30がレンズ保持部22に装着されている場合、図7に示すように、投影対象領域T1の形状に合わせた画像V2を投影する。投影装置1は、第1遮光部材32aにより画像V1の画像領域V1aに係る部分の光を遮光し、第2遮光部材32bにより画像V1の画像領域V1bに係る部分の光を遮光し、開光部33により画像領域V1cに係る部分の光を透過して投影対象領域T1に投影する。
以上のように、実施形態1に係る投影装置1は、遮光部30が、投影対象領域T1に照射される光を透過し、投影非対象領域T2に照射される光を遮光する。これにより、投影装置1は、投影対象領域T1に画像を適正に投影することができる。
また、実施形態1に係る投影装置1は、遮光部30が、照射レンズ13の一部を覆う遮光部材32を備える。これにより、投影装置1は、照射レンズ13を保持するレンズ保持部22に、遮光部材32を有する遮光部30を装着するだけで、投影対象領域T1のみに画像を投影することができる。従って、投影装置1は、簡易な構成で投影対象領域T1のみに画像を投影することができる。
また、実施形態1に係る投影装置1は、投影対象領域T1が、車両100に設けられたピラー101であり、投影非対象領域T2が、ピラー101に隣接して光を透過する透過部材102である。例えば、従来技術に係る投影装置は、ソフトウェアにより投影非対象領域T2に投影する画像をマスクする処理を行う場合があるが、この場合、画像にマスク処理を施しても、照射レンズ13からマスク領域の光が照射される。このため、従来技術に係る投影装置は、フロントガラス102aなどの投影非対象領域T2に光が照射され、当該投影非対象領域T2を透過した光が外部にいる歩行者の視界を妨げることがある。これに対して、投影装置1は、投影非対象領域T2に照射される光を遮光するので、例えば、投影非対象領域T2がフロントガラス102aなどのような透過部材102である場合でも、照射した光が投影非対象領域T2から漏れて外部にいる歩行者の視界を妨げることがない。
また、実施形態1に係る投影装置1は、遮光部30がレンズ保持部22に装着された状態で、照射レンズ13に対し当該照射レンズ13の周方向における遮光部材32の位置を調整する位置調整部34を備える。これより、実施形態1に係る投影装置1は、遮光部30を介して投影部10から投影される画像V2の位置を投影対象領域T1に容易に合わせることができる。
〔実施形態2〕
実施形態2に係る投影装置1Aについて説明する。図8は、実施形態2に係る遮光部の構成例を示す斜視図である。実施形態2は、遮光部30Aが照射レンズ13上に形成される膜状の部材である点で実施形態1と異なる。実施形態1の投影装置1と同様の構成は、説明を省略する。
実施形態2に係る投影装置1Aは、遮光部30Aを備える。遮光部30Aは、膜状の部材であり、照射レンズ13上に形成される。遮光部30Aは、例えば、光を遮光するフィルムや塗装、テープなどである。実施形態2では、遮光部30Aは、フィルムとして説明する。遮光部30Aは、一枚のフィルムから構成され、レンズ面13aと略同じ大きさの円形に形成される。遮光部30Aは、遮光部材である遮光膜32Aと、開光部33aとを有する。遮光膜32Aは、照射レンズ13のレンズ面13aの一部を覆い、投影非対象領域T2に照射される光を遮光する。例えば、遮光膜32Aは、レンズ面13aにおいて、当該遮光膜32Aにより覆われる部分が、投影対象領域T2の形状に合わせて規定される。実施形態2でも、投影対象領域T1がピラー101である例について説明するが、これに限定されない。遮光膜32Aは、第1遮光膜32cと、第2遮光膜32dとを有する。第1遮光膜32cは、レンズ面13aの第1円弧部310cの一端311cと他端312cとを結ぶ線分313cと、当該第1円弧部310cとで囲まれる第1領域P1aを覆う。第2遮光膜32dは、レンズ面13aの第1円弧部310cと対向する第2円弧部314cの一端315cと他端316cとを結ぶ線分317cと、当該第2円弧部314cとで囲まれる第2領域P2aを覆う。レンズ面13aは、遮光膜32Aにより覆われる部分が、投影非対象領域T2の形状(投影非対象領域T2の一部の形状を含む)と相似形である。
開光部33aは、投影対象領域T1に照射される光を透過するものである。開光部33aは、レンズ面13aにおいて、第1領域P1aと第2領域P2aとを除く第3領域P3aの光を透過させる。開光部33aは、投影対象領域T1であるピラー101の形状(ピラー101の一部の形状を含む)と相似形である。遮光部30Aは、開光部33aがレンズ面13aに対して位置合わせされた状態で、レンズ面13aに貼着される。遮光部30Aは、遮光膜32Aにより、投影非対象領域T2であるフロントガラス102a及びドアガラス102bに照射される光を遮光し、開光部33aにより、投影対象領域T1であるピラー101に照射される光を透過する。
以上のように、実施形態2に係る投影装置1Aは、遮光部30Aが、投影対象領域T1に照射される光を透過し、投影非対象領域T2に照射される光を遮光する。これにより、投影装置1Aは、実施形態1の効果を有すると共に、簡易な構成で投影対象領域T1に画像を適正に投影することができる。
〔変形例〕
次に、実施形態1、2の変形例について説明する。投影装置1、1Aは、車両100の天井に設置してもよい。また、投影装置1、1Aは、小型の投影装置を用いた場合、車両100のヘッドレストやバックミラーなどに設置してもよい。
また、投影装置1、1Aは、ピラー101以外にもドア(例えば、フロントドア)104やダッシュボード103を投影対象領域T1としてもよい。
また、位置調整部34は、テーパー面34aの代わりに、レンズ保持部22の外周面22aに周方向に沿って凹部が形成され、遮光部30の円筒部材31の内周面に周方向に沿って凸部が形成され、この凹部と凸部とが嵌合され、レンズ保持部22に保持された照射レンズ13に対し当該照射レンズ13の周方向における遮光部材32の位置を調整可能に取り付けられる構造でもよい。この場合、遮光部30の円筒部材31の凸部は、例えば、遮光部30の円筒部材31の中心軸線直交方向にバネなどの弾性部材により付勢され、レンズ保持部22の凹部に対して円筒部材31の中心軸線直交方向に移動することが好ましい。
また、位置調整部34は、テーパー面34aの代わりに、突起部を有してもよい。この場合、位置調整部34は、遮光部30がレンズ保持部22に装着された状態で、突起部がレンズ保持部22の外周面22aに圧接し、レンズ保持部22に保持された照射レンズ13に対し当該照射レンズ13の周方向における遮光部材32の位置を調整する。
また、遮光部30、30Aは、図示しない吸光材が設けられたミラーでもよい。例えば、ミラーは、投影部10から照射される光の光路上に設置され、投影対象領域T1に照射される光を反射し、投影非対象領域T2に照射される光を吸光材により吸光する。また、遮光部30、30Aは、投影対象領域T1と相似形に形成されたミラーでもよい。
また、投影装置1、1Aは、撮影カメラ2により撮影された画像以外にも、投影装置1、1Aの図示しない記憶部に記憶された画像や車両の情報を投影してもよい。また、投影装置1、1Aは、撮影カメラ2により撮影された画像に、記憶部の車両の情報を重ねて投影してもよい。
1、1A 投影装置
10 投影部
11 光源
13 照射レンズ
13a レンズ面
22 レンズ保持部
30、30A 遮光部
32 遮光部材
32a 第1遮光部材
32b 第2遮光部材
32A 遮光膜(遮光部材)
32c 第1遮光膜
32d 第2遮光膜
33、33a 開光部
34 位置調整部
34a テーパー面
100 車両
101 ピラー
102 透過部材
P1、P1a 第1領域
P2、P2a 第2領域
P3、P3a 第3領域
T1 投影対象領域
T2 投影非対象領域
X1 レンズ保持部の中心軸線
X2 照射レンズの光軸
X3 円筒部材の中心軸線

Claims (4)

  1. 画像を投影する対象である投影対象領域と、前記投影対象領域と隣接し前記画像を投影する対象でない投影非対象領域とを有する車両内に設置され、光を照射して前記投影対象領域に前記画像を投影する投影部と、
    前記投影部から照射される光の光路上に設置され、前記投影対象領域に照射される光を透過し、前記投影非対象領域に照射される光を遮光する遮光部と、を備えることを特徴とする投影装置。
  2. 前記投影部は、
    光を出力する光源と、
    前記光源から出力された光を前記投影対象領域に照射する照射レンズと、を備え、
    前記遮光部は、
    前記照射レンズの一部を覆う遮光部材を備える請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記投影対象領域は、
    前記車両に設けられたピラーを含み、
    前記投影非対象領域は、
    前記ピラーに隣接して光を透過する透過部材を含む請求項1又は2に記載の投影装置。
  4. 前記照射レンズを保持するレンズ保持部を備え、
    前記遮光部は、
    当該遮光部が前記レンズ保持部に装着された状態で、前記照射レンズに対し当該照射レンズの周方向における前記遮光部材の位置を調整する位置調整部を備える請求項2又は3に記載の投影装置。
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