JP2017116884A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジングの汎用性を向上させた表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、表示光Lを出射するプロジェクタと、プロジェクタを収容する箱状に形成され、周壁の一部に表示光Lが通過する開口部41aを有するハウジング41と、プロジェクタからの表示光Lを受けて結像するスクリーン26と、スクリーン26を開口部41aに対向する位置に保持する保持部材20と、を備える。スクリーン26は、板状であり、一面側に入射した表示光Lを他面側へ透過させて前記他面にて結像する基板26aと、基板26aにおける表示光Lが照射される照射範囲27の外周を囲むように基板26aに積層され、光を遮る遮光層26bと、を備える。開口部41aは、表示光Lの光軸方向から見て、照射範囲27を含むように照射範囲27より大きく形成される。【選択図】図4
Description
本発明は、表示装置に関する。
従来、表示装置として、視認者(主に運転者)に各種情報を表示するヘッドアップディスプレイ装置が知られている。このヘッドアップディスプレイ装置は、表示器からの表示光を投射部材に照射することで、視認者に各種情報を含む虚像を視認させる。
例えば、特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、スクリーンと、スクリーンに表示光を投射するプロジェクタと、スクリーン及びプロジェクタ等を収容するハウジングと、を備える。ハウジングにはプロジェクタからの表示光が通過する開口部が形成されている。ハウジングの開口部は、プロジェクタからスクリーンに照射される照射範囲に合わせた位置及び大きさに形成することで、太陽光等の外光がハウジング内に入射し、その入射光が反射して表示光の経路を遡ることを抑制することができる。
ヘッドアップディスプレイ装置は、搭載される車種に対応して複数の機種が存在する。よって、ヘッドアップディスプレイ装置の機種毎に、その形状又は構成が異なることになり、それに伴い、例えば、スクリーンに照射される照射範囲も異なる場合がある。従って、照射範囲に応じてハウジングの開口部の位置及び大きさを変更してハウジングを専用化する必要があり、ハウジングの汎用性が低かった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、ハウジングの汎用性を向上させた表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、表示光を出射するプロジェクタと、前記プロジェクタを収容する箱状に形成され、周壁の一部に前記表示光が通過する開口部を有するハウジングと、前記プロジェクタからの前記表示光を受けて結像するスクリーンと、前記スクリーンを前記開口部に対向する位置に保持する保持部材と、を備え、前記スクリーンは、板状であり、一面側に入射した前記表示光を他面側へ透過させて前記他面にて結像する基板と、前記基板における前記表示光が照射される照射範囲の外周を囲むように前記基板に積層され、光を遮る遮光層と、を備え、前記開口部は、前記表示光の光軸方向から見て、前記照射範囲を含むように前記照射範囲より大きく形成される。
本発明によれば、ハウジングの汎用性を向上させた表示装置を提供することができる。
以下に、本発明の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置について添付図面を参照しながら説明する。このヘッドアップディスプレイ装置は、例えば自動車等の車両に搭載される。
ヘッドアップディスプレイ装置2は、図1に示すように、表示装置の一例であって、車両のダッシュボード1に設けられている。ヘッドアップディスプレイ装置2は、表示光Lを投射部材の一例であるフロントガラス3に向けて照射する。車両運転者4は、フロントガラス3に反射した表示光Lを受けて、風景と重畳する虚像Vを視認する。
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置2は、第1ユニットA及び第2ユニットBを備える。第1ユニットAは、保持部材20、スクリーン26、第1ハウジング41、光学系11及びプロジェクタ10を備える。第2ユニットBは、反射器50、60及び第2ハウジング71を備える。
第1ハウジング41は、図2に示すように、不透明なポリプロピレン等の樹脂からなり、プロジェクタ10、光学系11等を収容する。第1ハウジング41は、ベース板41bと、ベース板41bの外周に嵌合するドーム状のカバー部41cと、を備える。ベース板41bは、略長方形板状に形成され、図2では簡略的に示しているが、正確には、その下面にプロジェクタ10及び光学系11が固定されている。ベース板41bには、プロジェクタ10からの表示光Lが通過する開口部41aが形成されている。開口部41aは、例えば、長方形形状に形成され、図2に示すように、第1ユニットAの内部空間から第2ユニットBの内部空間へと連通している。第1ハウジング41の開口部41aは、図4に示すように、スクリーン26が表示光Lを受ける照射範囲27より大きいサイズ及び位置に形成されている。なお、図5を参照しつつ後述するように、照射範囲27はヘッドアップディスプレイ装置2の機種によって位置及び大きさが異なるが、第1ハウジング41の開口部41aは、各機種のうち最大の照射範囲より大きいサイズに形成されている。これにより、各機種において、同一の第1ハウジング41を使用可能となる。
図2に示すように、プロジェクタ10は、例えば、フィールドシーケンシャル方式によって表示光Lを生成し、生成した表示光Lを光学系11に向けて照射する。光学系11は、図2では簡略的に示しているが、正確には、一対の平面鏡から構成される。平面鏡の一方は、プロジェクタ10からの表示光Lを平面鏡の他方に向けて反射する。平面鏡の他方は、平面鏡の一方からの表示光Lを、開口部41aを通過させるように反射する。
保持部材20は、図3に示すように、遮光性のある樹脂により形成されるとともに、それぞれ別体で形成される基礎部21及び枠蓋部22を備える。
基礎部21は、略長方形の板枠状をなすフランジ部21aと、フランジ部21aの内周に連結される長方形筒状の筒部21bと、を備える。フランジ部21aには、複数の貫通孔21cが形成されている。これら貫通孔21cにねじ(図示略)を挿通して第1ハウジング41に固定することで、フランジ部21a、ひいては保持部材20が第1ハウジング41の開口部41aの周囲に固定される。
基礎部21は、略長方形の板枠状をなすフランジ部21aと、フランジ部21aの内周に連結される長方形筒状の筒部21bと、を備える。フランジ部21aには、複数の貫通孔21cが形成されている。これら貫通孔21cにねじ(図示略)を挿通して第1ハウジング41に固定することで、フランジ部21a、ひいては保持部材20が第1ハウジング41の開口部41aの周囲に固定される。
筒部21bは、その基端側がフランジ部21aに連結されるとともに、その先端側に長方形の枠状の端面21dを備える。筒部21bの端面21dは、フランジ部21aに対して傾斜した角度をなす。また、筒部21bの端面21dには、スクリーン26より小さい面積の透過孔21eと、透過孔21eの周縁部に沿ってスクリーン26の外周が嵌まる凹部21fとが形成されている。また、筒部21bの端面21dにおける凹部21fよりも上方には、一対の嵌合穴21gが形成されている。一対の嵌合穴21gは、筒部21bの端面21dの角部に対応して位置している。
枠蓋部22は、長方形の枠状をなし、筒部21bの端面21dに嵌まる。具体的には、枠蓋部22における筒部21b側の端面には、筒部21bの嵌合穴21gに嵌合する一対の嵌合凸部22aが設けられている。筒部21bの凹部21fにスクリーン26が嵌まった状態において、枠蓋部22の嵌合凸部22aが筒部21bの嵌合穴21gに嵌め込まれることで、スクリーン26は、筒部21b及び枠蓋部22の間で挟まれて保持される。このとき、スクリーン26は、保持部材20により表示光Lに略直交した姿勢で保持される。
スクリーン26は、図3に示すように、長方形の板状で形成される。スクリーン26は、プロジェクタ10の光学系11からの表示光Lを一面側で受けて、その表示光Lを他面側に透過させて、他面にて結像する。具体的には、スクリーン26は、図4に示すように、表示光Lを受けて結像する基板26aと、基板26aに積層される遮光層26bと、を備える。
基板26aは、例えば、乳白色からなる長方形の拡散板(透過型スクリーン板)からなり、プロジェクタ10からの表示光Lを透過及び拡散することで表示光Lに応じた画像を結像する。遮光層26bは、基板26aにおける開口部41aと対向する面の反対側の面(平面鏡51に対向する面)に積層されている。遮光層26bは、遮光性のある黒色又は灰色で形成されている。また、遮光層26bは反射層であってもよい。
遮光層26bは、図6(a)、(b)に示すように、基板26aの厚さ方向から見て、スクリーン26が表示光Lを受ける照射範囲27を囲むように略長方形枠状に形成されている。すなわち、スクリーン26において、遮光層26bは照射範囲27を除く範囲の全域に形成されている。本実施形態では、遮光層26bは、基板26a上に印刷により形成され、黒色又は灰色のインク等からなる印刷層である。また、遮光層26bは、シルバー等の反射性のインク等からなる印刷層であってもよい。照射範囲27は、上記背景技術でも説明したように、ヘッドアップディスプレイ装置2の機種によって位置及び大きさが異なる。例えば、図6(b)に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置2の所定の機種における第2照射範囲27Bは、台形形状からなるとともに、スクリーン26の中心に位置する。また、ヘッドアップディスプレイ装置2の他の機種における第1照射範囲27Aは、図6(a)に示すように、第2照射範囲27Bより小さいサイズの台形形状からなるとともに、スクリーン26の中心から図中の右下にずれている。このように、スクリーン26の厚さ方向から見た各照射範囲27A,27Bの位置及びサイズが異なるため、それに伴い遮光層26bの位置及びサイズが異なるように形成される。
図2に示すように、反射器50は、平面鏡51及び支持部材52を有している。平面鏡51は、その表面が入射する表示光Lの方向に垂直な方向より略45°後ろに傾斜して配置される。平面鏡51は、入射する表示光Lを入射方向に対し垂直に、すなわち凹面鏡61の方向に反射させる。支持部材52は、第2ハウジング71に固定されており、平面鏡51を保持する。
反射器60は、凹面鏡61、ミラーホルダー62、ステッピングモータ63及び支持部材64を有している。凹面鏡61は、例えばポリカーボネート等の樹脂に、例えばアルミニウム等の金属を蒸着させ、反射面61aを形成したものである。反射面61aは凹面となっており、平面鏡51にて反射された表示光Lを受ける。また、凹面鏡61は、平面鏡51から反射された表示光Lを拡大して反射して虚像Vを生成する。凹面鏡61は、ミラーホルダー62に例えば両面粘着テープ等により接着されている。ミラーホルダー62は、ABS等の樹脂からなるものであり、歯車部65及び軸部66が一体に形成されている。
ステッピングモータ63の回動軸には歯車67が取付けられており、この歯車67は、ミラーホルダー62の歯車部65と噛合する。凹面鏡61はミラーホルダー62と共に回動可能な状態で支持されており、ステッピングモータ63により凹面鏡61を回動させることができ、これにより表示光Lの投射方向を調整することができる。車両運転者4は、図示しない押ボタンスイッチ等の入力装置により操作することで、表示光Lが目の位置に反射され虚像Vが視認可能となるように、凹面鏡61の角度を調整する。
第2ハウジング71は、不透明なポリプロピレン等の樹脂からなり、反射器50、60を収容する。第2ハウジング71の上面には、表示光Lが出射する開口部71aが形成されている。この開口部71aには、透光性カバー72が貼着されている。透光性カバー72は、ポリカーボネート等の透明樹脂からなるものであり、湾曲形状になっている。
第2ハウジング71には開口部71aから入射する太陽光等の外光を遮断するため遮光壁71bが設けられる。遮光壁71bは平板形状になっており、光を透過しない材質からなる。また、遮光壁71bは、第2ハウジング71の上部から斜めに垂下するように、かつ、垂下する面が開口部71aとスクリーン26の間に位置する。これにより、遮光壁71bが開口部71aを通った外光を受けることで、その外光がスクリーン26に入射し虚像Vが見えにくくなる現象(ウォッシュアウト)を抑制する。
本実施形態では、ヘッドアップディスプレイ装置2は、表示光Lを出射するプロジェクタ10と、プロジェクタ10を収容する箱状に形成され、周壁の一部に表示光Lが通過する開口部41aを有する第1ハウジング41と、プロジェクタ10からの表示光Lを受けて結像するスクリーン26と、スクリーン26を開口部41aに対向する位置に保持する保持部材20と、を備える。スクリーン26は、板状であり、一面側(開口部41a側の面)に入射した表示光Lを結像し、他面側(平面鏡51側の面)へ透過させる基板26aと、基板26aにおける表示光Lが照射される照射範囲27の外周を囲むように基板26aに積層され、光を遮る遮光層26bと、を備える。開口部41aは、表示光Lの光軸方向から見て、照射範囲27を含むように照射範囲27より大きく形成される。
この構成によれば、開口部41aを介した第1ハウジング41内への外光の侵入を抑制するため、スクリーン26には照射範囲27の外周を囲むように遮光層26bが形成される。よって、第1ハウジング41の開口部41aは表示光Lを全て通過可能に形成されればよく、上記背景技術に記載のように、ヘッドアップディスプレイ装置2の機種毎に、ハウジングの開口部を照射範囲に合わせた位置及び大きさに変更する必要がない。従って、ヘッドアップディスプレイ装置2の機種に合わせてスクリーン26の遮光層26bのみを変更するだけでよく、複数の機種間で同一の第1ハウジング41を使用することができる。このため、第1ハウジング41の汎用性を向上させることができる。
また、同様に、機種毎に照射範囲27に合わせて保持部材20を形状変更する必要がない。このため、保持部材20の汎用性も向上させることができる。
さらに、保持部材20及び第1ハウジング41の汎用性が高まることで、機種毎に保持部材20及び第1ハウジング41を製造する場合に比べて、それらの維持管理も容易となり、また、製造効率も向上する。
また、遮光層26bは、照射範囲27との間に隙間なく形成されることで、照射範囲27の外周と遮光層26bの内周とが2重の枠の像となって虚像Vに映ることが抑制される。よって、ヘッドアップディスプレイ装置2の表示品位を向上させることができる。
この構成によれば、開口部41aを介した第1ハウジング41内への外光の侵入を抑制するため、スクリーン26には照射範囲27の外周を囲むように遮光層26bが形成される。よって、第1ハウジング41の開口部41aは表示光Lを全て通過可能に形成されればよく、上記背景技術に記載のように、ヘッドアップディスプレイ装置2の機種毎に、ハウジングの開口部を照射範囲に合わせた位置及び大きさに変更する必要がない。従って、ヘッドアップディスプレイ装置2の機種に合わせてスクリーン26の遮光層26bのみを変更するだけでよく、複数の機種間で同一の第1ハウジング41を使用することができる。このため、第1ハウジング41の汎用性を向上させることができる。
また、同様に、機種毎に照射範囲27に合わせて保持部材20を形状変更する必要がない。このため、保持部材20の汎用性も向上させることができる。
さらに、保持部材20及び第1ハウジング41の汎用性が高まることで、機種毎に保持部材20及び第1ハウジング41を製造する場合に比べて、それらの維持管理も容易となり、また、製造効率も向上する。
また、遮光層26bは、照射範囲27との間に隙間なく形成されることで、照射範囲27の外周と遮光層26bの内周とが2重の枠の像となって虚像Vに映ることが抑制される。よって、ヘッドアップディスプレイ装置2の表示品位を向上させることができる。
本実施形態では、遮光層26bは、印刷により形成される印刷層である。
この構成によれば、スクリーン26上に、簡単に遮光層26bを形成することができる。
また、スクリーン26における遮光層26bの形成範囲を容易に変更することができる。
この構成によれば、スクリーン26上に、簡単に遮光層26bを形成することができる。
また、スクリーン26における遮光層26bの形成範囲を容易に変更することができる。
本実施形態では、保持部材20は、第1ハウジング41の外側において開口部41aに対向する位置にスクリーン26を保持する。
この構成によれば、太陽光等の外光がスクリーン26の遮光層26bによって遮光されて、第1ハウジング41の開口部41aに到達することが抑制される。よって、外光の侵入により、虚像Vに開口部41aが映り込むことが抑制される。
この構成によれば、太陽光等の外光がスクリーン26の遮光層26bによって遮光されて、第1ハウジング41の開口部41aに到達することが抑制される。よって、外光の侵入により、虚像Vに開口部41aが映り込むことが抑制される。
本実施形態では、ヘッドアップディスプレイ装置2は、車両に搭載されるとともに、スクリーン26からの表示光をフロントガラス3に向けて反射する凹面鏡61を備える。
この構成によれば、搭載される車両の車種毎にヘッドアップディスプレイ装置2の構成、具体的には照射範囲27が異なる場合であっても、上述のように、スクリーン26における遮光層26bの形成範囲を変更するだけで、全ての車種に同一の第1ハウジング41及び保持部材20を使用することができる。
この構成によれば、搭載される車両の車種毎にヘッドアップディスプレイ装置2の構成、具体的には照射範囲27が異なる場合であっても、上述のように、スクリーン26における遮光層26bの形成範囲を変更するだけで、全ての車種に同一の第1ハウジング41及び保持部材20を使用することができる。
なお、本実施形態においては、スクリーン26は保持部材20を介して第1ハウジング41の外側に配設したものであるが、スクリーン26は、光路上における光学系11と平面鏡51の間に配置されていればよく、例えば、第1ハウジング41の内部に配置されてもよい。
また、本実施形態においては、スクリーン26の遮光層26bは印刷により形成されていたが、塗装により形成されてもよい。この場合、遮光層26bは塗料により形成される。
本実施形態においては、遮光層26bは、基板26aにおける開口部41aに対向する面と反対側の面に形成されていたが、基板26aにおける開口部41aに対向する面に形成されていてもよい。
本実施形態においては、プロジェクタ10とスクリーン26との間に一対の平面鏡からなる光学系11が設けられていたが、光学系11における平面鏡の数はこれに限らず、所望の光路長を実現するために1つ又は3つ以上であってもよい。また、光学系11を省略してもよい。
本実施形態においては、投射部材はフロントガラス3であったが、専用のコンバイナであってもよい。
本実施形態においては、ヘッドアップディスプレイ装置2は車両に搭載されていたが、車両以外の船舶、飛行機等に搭載されていてもよい。
本実施形態においては、表示装置はヘッドアップディスプレイ装置2であったが、これに限らず、例えば、スクリーン26を直視する直視型の表示装置であってもよい。この場合、表示装置は、第2ユニットBは省略され、第1ユニットAのみで構成される。
本実施形態は例示的なものであり、本発明は上記実施形態に限定されない。
1:ダッシュボード、2:ヘッドアップディスプレイ装置、3:フロントガラス、4:車両運転者、10:プロジェクタ、11:光学系、51:平面鏡、20:保持部材、21:基礎部、21a:フランジ部、21b:筒部、21c:貫通孔、21d:端面、21e:透過孔、21f:凹部、21g:嵌合穴、22:枠蓋部、22a:嵌合凸部、26:スクリーン、26a:基板、26b:遮光層、27:照射範囲、27A:第1照射範囲、27B:第2照射範囲、41:第1ハウジング、71:第2ハウジング、41a、71a:開口部、41b:ベース板、41c:カバー部、50、60:反射器、52、64:支持部材、61:凹面鏡、61a:反射面、62:ミラーホルダー、63:ステッピングモータ、65:歯車部、66:軸部、67:歯車、71b:遮光壁、72:透光性カバー、A:第1ユニット、B:第2ユニット、L:表示光、V:虚像
Claims (4)
- 表示光を出射するプロジェクタと、
前記プロジェクタを収容する箱状に形成され、周壁の一部に前記表示光が通過する開口部を有するハウジングと、
前記プロジェクタからの前記表示光を受けて結像するスクリーンと、
前記スクリーンを前記開口部に対向する位置に保持する保持部材と、を備え、
前記スクリーンは、
板状であり、一面側に入射した前記表示光を他面側へ透過させて前記他面にて結像する基板と、
前記基板における前記表示光が照射される照射範囲の外周を囲むように前記基板に積層され、光を遮る遮光層と、を備え、
前記開口部は、前記表示光の光軸方向から見て、前記照射範囲を含むように前記照射範囲より大きく形成される、
表示装置。 - 前記遮光層は印刷層である、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記保持部材は、前記ハウジングの外側において前記開口部に対向する位置に前記スクリーンを保持する、
請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記表示装置は、車両に搭載されるとともに、
さらに、前記スクリーンを経た前記表示光を投射部材に向けて反射する凹面鏡を備えた、
請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置。
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