JP2017086681A - 遊技機 - Google Patents

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了 橋本
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Abstract

【課題】遊技機において、横寸法の制約を満たしつつ、大がかりで興趣性の高い演出を行う。【解決手段】収容状態では、演出物収容部121内に、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を収容する。一方、演出状態では、これらの部材122,123,124を移動させて、遊技者130の前方斜め上方向にハーフミラー板123を略水平に配置すると共に、このハーフミラー板123の上方に演出役物122を配置し、更に、そのハーフミラー板123の下方に画像表示部124を配置した状態へ移行する。これにより、画像表示部124がハーフミラー板123に投影して反射した画像と、そのハーフミラー板123を透過した演出役物122の像とを遊技者130に同時に視認させることができる。【選択図】図2

Description

この発明は、例えばパチンコ機やスロットマシン、ゲーム機等の遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機において、ハーフミラーやディスプレイを用いたものとしては、例えば、下記特許文献1、2に記載されたものが知られている。
特許文献1の遊技機では、主表示面に設けられた被合成物(背景模型等)の像と、遊技球の像と、液晶パネルが投影した画像とを、ハーフミラーで合成して遊技者に視認させることで、遊技の演出を行っている。そして、この液晶パネルを昇降させることによって、その演出効果を高めている。
また、特許文献2の遊技機では、ハーフミラーを遊技台の上方に配置し、そのハーフミラーの背後に画像表示部を配置すると共に、そのハーフミラーの下方に操作部を配置し、遊技者が、画像表示部の画像と操作部の像とをハーフミラーで同時に視認させることで、その操作部を操作する際の操作性を高めている。
特開2015−37705号公報 特開2010−22665号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ハーフミラーやディスプレイを用いた表示機構を、その主表示面に配置している。このため、例えばパチンコ機のように、横方向の寸法に制約がある場合には、大がかりで興趣性の高い演出を行うことは困難である。
一方、上記特許文献2では、ハーフミラーを遊技機の上部に配置しているため、遊技者からは見やすい。しかし、特許文献2の機構では、画像表示と合成することによって、操作部を見やすくすることを目的としており、演出効果を高める趣旨のものではない。
この発明は、このような従来の欠点に鑑みて成されたものであり、寸法上の制約を満たしつつ、大がかりで興趣性の高い演出を行うことができる遊技機を提供することを課題とする。
請求項1の発明に係る遊技機は、遊技者に遊技を行わせるための遊技部と、該遊技部の上方に配置された演出部とを備え、該演出部は、前記遊技者の前方斜め上方向に配置される反射手段と、該反射手段の下方に、該反射手段と第1角度を成すように配置されて、該反射手段に投影して反射した画像を前記遊技者に視認させる画像表示部と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記反射手段はハーフミラー板であり、該ハーフミラー板の上方に、該ハーフミラー板と第2角度を成すように演出役物が配置され、該ハーフミラー板に前記画像表示部が投影して反射した画像と、該ハーフミラー板を透過した前記演出役物の像とを、前記遊技者に同時に視認させるようにした、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成に加えて、前記演出部は、前記遊技部の上方から前記遊技者側に突設されて、前記演出役物、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を収容する演出物収容部を備え、収容状態では、該演出役物、該ハーフミラー板及び該画像表示部を、該演出物収容部の内部に収容して、該演出役物の像及び該画像表示部の画像を前記遊技者に視認させないようにし、演出状態では、該演出役物、該ハーフミラー板及び該画像表示部を所定位置に移動させて、該演出役物の像及び該画像表示部の画像を該遊技者に同時に視認させる、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、前記演出部は、前記収容状態では、前記演出物収容部に、前記演出役物、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を、それらの相互角度が前記第1及び第2角度に固定された状態で収容し、該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物、該ハーフミラー板及び該画像表示部を、それらの相互角度を保ったまま上方へ回転移動させる、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、前記演出部は、前記収容状態では、前記演出物収容部の前記遊技者側に、前記演出役物を収容すると共に、該演出物収容部の前記遊技部側に、前記ハーフミラー板と前記画像表示部とをそれらの相互角度が前記第1角度に固定された状態で収容し、該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物を上方へ回転移動させると共に、該ハーフミラー板及び該画像表示部をそれらの相互角度を保ったまま前記遊技者に近づく方向に略水平にシフト移動させたのちそれらの相互角度を保ったまま上方へ回転移動させる、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、前前記演出部は、前記収容状態では、前記演出物収容部に、前記演出役物、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を、前記遊技者側の斜め下方向に傾斜させた状態で相互に略平行に収容し、該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物を上方へ回転移動させると共に、該ハーフミラー板及び該画像表示部を、前記遊技者に近づく方向に略水平にシフト移動させたのち上方へ回転移動させる、ことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、前記演出部は、前記収容状態では、前記演出物収容部に、前記演出役物を傾斜させた状態で収容すると共に、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を略水平に収容し、該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物及び該画像表示部を回転移動させると共に、該ハーフミラー板を前記遊技者に近づく方向にシフト移動させる、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、遊技者の前方斜め上方向に反射手段を配置し、この反射手段の下方に画像表示部を配置することにしたので、遊技機の横方向の寸法を増大させること無しに、大がかりで興趣性の高い演出を行うことが、容易になる。
請求項2の発明によれば、反射手段としてハーフミラー板を使用すると共に、このハーフミラー板の上方に演出役物を配置し、そのハーフミラー板に画像表示部が投影して反射した画像と、そのハーフミラー板を透過した演出役物の像とを遊技者に同時に視認させるようにしたので、遊技機の横方向の寸法を増大させること無しに、非常に大がかりで興趣性の高い演出を行うことができる。
請求項3の発明によれば、演出状態でのみ、演出役物の像や画像表示部の画像を遊技者に視認させることができるので、興趣性を更に高めることができる。
請求項4の発明によれば、演出役物、ハーフミラー板及び画像表示部を、演出状態における相互角度のまま収容するので、これらを演出物収容部から外部に移動させる機構を簡単にでき、従って安価である。
請求項5の発明によれば、ハーフミラー板及び画像表示部をシフトさせた後で回転させることとしたので、演出物収容部の高さ寸法を抑えることが容易になり、従って、遊技者の見やすい高さにハーフミラー板を配置することが容易になる。
請求項6の発明によれば、演出役物、ハーフミラー板及び該画像表示部を、演出収容部内に、前記遊技者側の斜め下方向に相互に略平行に収容しておくので、演出物収容部の高さ寸法を非常に小さく抑えることができ、従って、遊技者に見やすい高さにハーフミラー板を配置することが非常に容易になる。
請求項7の発明によれば、演出役物、ハーフミラー板を、シフトのみの動作で演出物収容部の外側に移動させるので、演出物収容部の高さ寸法を非常に小さく抑えることができ、従って、遊技者に見やすい高さにハーフミラー板を配置することが非常に容易になる。
この発明の実施の形態1に係る遊技機の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る遊技機の側面図であり、(a)は収容状態、(b)は演出状態を示す。 この発明の実施の形態2に係る遊技機の側面図であり、(a)は収容状態、(b)は演出状態を示す。 この発明の実施の形態3に係る遊技機の側面図であり、(a)は収容状態、(b)は演出状態を示す。 この発明の実施の形態4に係る遊技機の側面図であり、(a)は収容状態、(b)は演出状態を示す。 この発明の実施の形態5に係る遊技機の正面図である。 この発明の実施の形態5に係る遊技機の側面図である。
[発明の実施の形態1]
この発明の実施の形態1に係る遊技機について、パチンコ機の場合を例に採り、図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2に示したように、この実施の形態1に係るパチンコ機100は、遊技部110と、演出部120とを備えている。
遊技部110は、遊技盤111や遊技球発射ハンドル112等を備えている。この遊技部110の構成は、通常のパチンコ機の場合と同様で良いため、詳細な説明を省略する。
演出部120は、演出物収容部121を備えている。この演出物収容部121は、遊技部110の上方から遊技者130側に突設されている。そして、この演出物収容部121は、図1及び図2に示したように、底板121aと、天板121bと、2枚の側板121cと、前面板121dとを備えおり、遊技者130側の上方に開口121eが設けられている。
この演出物収容部121には、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124が収容される(図2(a)参照)。後述するように、これら演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124は、図示しない駆動手段によって、開口121eの上方外側まで回転移動する(図2(b)参照)。この出願では、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124が演出物収容部121に収容された状態を「収容状態」と記し、開口121eの外に移動した状態を「演出状態」と記す。
演出役物122は、パチンコ機100に取り付けられて、遊技者130の興趣性を高めるための、演出用の可動部品である。この実施の形態1では、演出役物の種類は特に限定されず、何でもよい。
ハーフミラー板123は、演出状態において、この演出役物122の像を屈折させ、遊技者130に視認させる(図2(b)の符号B参照)。更に、ハーフミラー板123は、この演出状態において、画像表示部124から投影された画像を反射して、遊技者130に視認させる(図2(b)の符号C参照)。これにより、遊技者130は、演出役物122の像と画像表示部124と画像とを、重なり合った状態で同時に視認することになる。
なお、本願において、「ハーフミラー板」の語は、透過光と反射光とを合成できる全ての光学的手段を含み、例えば透過率と反射率とが等しくないものや、ミラー以外の光学素子(例えばレンズ等)を用いたものを含むものとする。
画像表示部124は、ハーフミラー板123に画像を投影するためのディスプレイである。画像表示部124としては、例えば液晶ディスプレイを使用できるが、他の方式のディスプレイを採用してもよい。画像表示部124の投影画像は、二次元画像であっても良いし、三次元画像であっても良いが、演出効果を高めるためには三次元画像が特に有効である。
この実施の形態1では、ハーフミラー板123を用いて、遊技者130に、演出役物122の像と画像表示部124の画像とを重なり合った状態で同時に視認させるために、ハーフミラー板123と、演出役物122(ここでは、演出役物122のうち、遊技者130に視認させたい面を意味する)や画像表示部124(ここでは、画像表示部124の画面を意味する)とを、相互に鋭角を成すように配置する。以下の説明では、ハーフミラー板123と画像表示部124とが成す角を第1角度θ1とし、このハーフミラー板123と演出役物122とが成す角を第2角度θ2とする。
なお、この発明において、演出役物122は必須ではなく、後述の画像表示部124による投影画像のみを遊技者130に視認させても良い。その場合、ハーフミラー板123に代えて、全反射型の反射手段(例えば通常のミラー板)を使用してもよい。
遊技者130は、例えば着座した状態で、遊技部110の遊技盤111と向き合う。遊技盤111と遊技者130との距離は、例えば600mmである。
次に、この実施の形態1に係る演出部120の動作について説明する。
上述のように、収容状態では、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124が演出物収容部121に収容されている(図2(a)参照)。この実施の形態1では、この収容状態において、ハーフミラー板123と画像表示部124との成す角は第1角度θ1であり、且つ、このハーフミラー板123と演出役物122との成す角は第2角度θ2である。また、このとき、前面板121dが視界を遮るために、遊技者130は、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を視認できない(図2(a)の符号A参照)。
そして、遊技中に、所定のタイミング(例えば、遊技の状態が、いわゆる‘大当たり’になったタイミング等)で、演出部120が、収容状態から演出状態へ移行する。この移行動作では、図示しない移動機構が、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、演出物収容部121の開口121eの上方外側まで、回転移動させる(図2(b)の符号D参照)。これにより、遊技者130の前方斜め上方向(例えば50゜〜65゜程度)にハーフミラー板123が略水平に配置され、このハーフミラー板123の上方に演出役物122が第2角度θ2で配置され、且つ、このハーフミラー板123の下方に画像表示部124が第1角度θ1で配置された状態になる。なお、図2(b)に示したように、ハーフミラー板123は、完全な水平に配置される必要は無く、遊技者130が見やすいように若干傾斜させても良い。
上述のように、収容状態で、ハーフミラー板123と画像表示部124とは第1角度θ1を成しており、且つ、このハーフミラー板123と演出役物122とは第2角度θ2を成している。従って、この実施の形態1では、これらの角度θ1,θ2を変更すること無しに、これらの部材122,123,124をそのまま回転させるだけで、演出役物122の像及び画像表示部124を重ね合わせた像が、ハーフミラー板123を介して、遊技者130に視認され得る状態になる(図2(b)参照)。
また、上述のように、収容状態では、演出役物122等は、演出物収容部121の前面板121dに遮られて、遊技者130には見えない。従って、この遊技者130にとっては、演出状態で、演出役物122の像及び画像表示部124を重ね合わせた像が突然登場することになり、これによって、興趣性の高い演出効果が得られる。
演出状態へ移行したのち、上記移動機構は、所定のタイミング(例えば、いわゆる‘フィーバー’が終了するタイミング等)で、演出部120を、収容状態へ戻す。この動作では、上述の移動機構が、上述の場合とは逆方向に回転移動させて、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、演出物収容部121の内部に収容する(図2(a)参照)。
その後も、演出部120は、予め定めたタイミングで、収容状態から演出状態への移行と、演出状態から収容状態への復帰とを繰り返す。これにより、パチンコ機100の演出効果を、非常に興趣性の高いものにできる。
以上説明したように、この実施の形態1では、演出状態で、遊技者130の前方斜め上方向にハーフミラー板123を略水平に配置すると共に、このハーフミラー板123の上方に演出役物122を配置し、更に、そのハーフミラー板123の下方に画像表示部124を配置した。これにより、この実施の形態1によれば、画像表示部124がハーフミラー板123に投影して反射した画像と、そのハーフミラー板123を透過した演出役物122の像とを遊技者130に同時に視認させることができるので、パチンコ機100の横方向の寸法を増大させること無しに、非常に大がかりで興趣性の高い演出を行うことができる。
更に、この実施の形態1によれば、遊技部110の上方から遊技者130側に演出物収容部121を突設し、演出状態でのみ、演出役物122の像や画像表示部124の画像を遊技者130に視認させるので、非常に高い興趣性を得ることができる。
加えて、この実施の形態1によれば、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、演出状態における相互角度(すなわち、第1、第2角度θ1,θ2)のまま収容して、その角度を変更すること無く演出状態へ移行するので、これらの部材122,123,124を演出物収容部121から外部に移動させる機構を簡単にでき、従って安価である。
[発明の実施の形態2]
この発明の実施の形態2に係る遊技機について、パチンコ機の場合を例に採り、図3を用いて説明する。
なお、図3において、図1及び図2と同じ符号を附した構成要素は、これら図1及び図2と同じものを示している。
また、この実施の形態2に係るパチンコ機200の正面から見た外観は、上述の実施の形態1の場合(図1参照)と同様である。
この実施の形態2では、収容状態(図3(a)参照)における、ハーフミラー板123と画像表示部124との成す角は、上述の実施の形態1と同様、第1角度θ1に固定されている。一方、このハーフミラー板123と演出役物122とは、略平行に収容される。この演出役物122は、遊技者130側に収容され、また、ハーフミラー板123及び画像表示部124は、演出役物122の後方(遊技部110側)に収容される。このとき、前面板121dが視界を遮るために、遊技者130は、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を視認できない(図3(a)の符号A参照)。
この実施の形態2において、収容状態から演出状態(図3(b)参照)に移行する際には、まず、演出役物122を上方へ回転移動させ(図3(b)の符号G参照)、次に、ハーフミラー板123及び画像表示部124をそれらの相互角度(すなわち第1角度θ1)を保ったまま、遊技者130に近づく方向に略水平にシフト移動させる(図3(b)の符号H参照)。
その後、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、相互角度θ1を保ったまま上方へ回転移動させる。そして、ハーフミラー板123を略水平にすることで、このハーフミラー板123と演出役物122とが成す角度を第2角度θ2に設定する(図3(b)の符号I参照)。
これにより、このハーフミラー板123に、この演出役物122の像を屈折させると共に、画像表示部124から投影された画像を反射させることができる状態になり(図3(b)の符号B,C参照)、その結果、遊技者130に、演出役物122の像と画像表示部124の画像とを、重なり合った状態で同時に視認させることが可能になる。
以上説明したように、この実施の形態2では、上述の実施の形態1と同様、演出状態で、遊技者130の前方斜め上方向にハーフミラー板123を略水平に配置すると共に、このハーフミラー板123の上方に演出役物122を配置し、更に、そのハーフミラー板123の下方に画像表示部124を配置した。これにより、この実施の形態2によれば、画像表示部124がハーフミラー板123に投影して反射した画像と、そのハーフミラー板123を透過した演出役物122の像とを遊技者130に同時に視認させることができるので、パチンコ機200の横方向の寸法を増大させること無しに、非常に大がかりで興趣性の高い演出を行うことができる。
更に、上述の実施の形態1と同様、遊技部110の上方から遊技者130側に演出物収容部121を突設し、演出状態でのみ、演出役物122の像や画像表示部124の画像を遊技者130に視認させるので、非常に高い興趣性を得ることができる。
加えて、この実施の形態2では、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、収容状態では、演出役物122の後方に収容する一方、演出状態に移行する際には、遊技者130に近づく方向に略水平にシフト移動させた後で、上方へ回転移動させることとした。これにより、この実施の形態2では、上述の実施の形態1と異なり、ハーフミラー板123及び画像表示部124を下方向に回転移動させる必要が無くなる。その結果、この実施の形態2によれば、演出物収容部121の高さ寸法X1(図3(a)参照)を抑えることが容易になり、従って、遊技者130の見やすい高さにハーフミラー板123や遊技盤111を配置することが容易になる。
[発明の実施の形態3]
この発明の実施の形態3に係る遊技機について、パチンコ機の場合を例に採り、図4を用いて説明する。
なお、図4において、図1及び図2と同じ符号を附した構成要素は、これら図1及び図2と同じものを示している。
また、この実施の形態3に係るパチンコ機300の正面から見た外観は、上述の実施の形態1の場合(図1参照)と同様である。
この実施の形態3では、収容状態(図4(a)参照)では、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124が、遊技者130側の斜め下方向に傾斜させた状態で、相互に略平行に収容される。このとき、前面板121dが視界を遮るために、遊技者130は、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を視認できない(図4(a)の符号A参照)。
そして、この実施の形態3において、収容状態から演出状態(図4(b)参照)に移行する際には、まず、演出役物122を上方へ回転移動させ(図4(b)の符号J参照)、次に、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、遊技者130に近づく方向に略水平にシフト移動させる(図4(b)の符号K参照)。
その後、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、上方へ回転移動させて、ハーフミラー板123を略水平に設定すると共に、このハーフミラー板123と演出役物122とが成す角度を第2角度θ2、このハーフミラー板123と画像表示部124とが成す角度を第1角度θ1に、それぞれ設定する(図4(b)の符号L参照)。
これにより、このハーフミラー板123に、この演出役物122の像を屈折させると共に、画像表示部124から投影された画像を反射させることができる状態になり(図4(b)の符号B,C参照)、その結果、遊技者130に、演出役物122の像と画像表示部124の画像とを、重なり合った状態で同時に視認させることが可能になる。
以上説明したように、この実施の形態3では、上述の実施の形態1、2と同様、演出状態で、遊技者130の前方斜め上方向にハーフミラー板123を略水平に配置すると共に、このハーフミラー板123の上方に演出役物122を配置し、更に、そのハーフミラー板123の下方に配置した。これにより、この実施の形態3によれば、画像表示部124がハーフミラー板123に投影して反射した画像と、そのハーフミラー板123を透過した演出役物122の像とを遊技者130に同時に視認させることができるので、パチンコ機300の横方向の寸法を増大させること無しに、非常に大がかりで興趣性の高い演出を行うことができる。
更に、上述の実施の形態1、2と同様、遊技部110の上方から遊技者130側に演出物収容部121を突設し、演出状態でのみ、演出役物122の像や画像表示部124の画像を遊技者130に視認させるので、非常に高い興趣性を得ることができる。
加えて、この実施の形態3では、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、演出状態におけるハーフミラー板123の配置位置(ここでは、略水平な位置)と鋭角を成す方向に、それぞれ略同じ角度だけ傾斜させた状態で収容することにした。これにより、この実施の形態3によれば、演出物収容部121の高さ寸法X2(図4(a)参照)を抑えることが、上述の実施の形態2の場合よりも更に容易になり、従って、遊技者130の見やすい高さにハーフミラー板123や遊技盤111を配置することが非常に容易になる。
[発明の実施の形態4]
この発明の実施の形態4に係る遊技機について、パチンコ機の場合を例に採り、図5を用いて説明する。
なお、図5において、図1及び図2と同じ符号を附した構成要素は、これら図1及び図2と同じものを示している。
また、この実施の形態4に係るパチンコ機400の正面から見た外観は、上述の実施の形態1の場合(図1参照)と同様である。
この実施の形態4では、収容状態(図5(a)参照)では、演出役物122を傾斜させた状態で収容すると共に、ハーフミラー板123及び画像表示部124は略水平に収容される。このとき、前面板121dが視界を遮るために、遊技者130は、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を視認できない(図5(a)の符号A参照)。
そして、この実施の形態4において、収容状態から演出状態(図5(b)参照)に移行する際には、まず、演出役物122を上方へ回転移動させ(図5(b)の符号M参照)、次に、ハーフミラー板123を水平方向にシフト移動させると共に(図5の符号M参照)、画像表示部124を回転移動させることで(図5(b)の符号P参照)、このハーフミラー板123と演出役物122とが成す角度を第2角度θ2、このハーフミラー板123と画像表示部124とが成す角度を第1角度θ1に、それぞれ設定する。
これにより、このハーフミラー板123に、この演出役物122の像を屈折させると共に、画像表示部124から投影された画像を反射させることができる状態になり(図5(b)の符号B,C参照)、その結果、遊技者130に、演出役物122の像と画像表示部124の画像とを、重なり合った状態で同時に視認させることが可能になる。
以上説明したように、この実施の形態4では、上述の実施の形態1〜3と同様、演出状態で、遊技者130の前方斜め上方向にハーフミラー板123を略水平に配置すると共に、このハーフミラー板123の上方に演出役物122を配置し、更に、そのハーフミラー板123の下方に画像表示部124を配置した。これにより、この実施の形態4によれば、画像表示部124がハーフミラー板123に投影して反射した画像と、そのハーフミラー板123を透過した演出役物122の像とを遊技者130に同時に視認させることができるので、パチンコ機400の横方向の寸法を増大させること無しに、非常に大がかりで興趣性の高い演出を行うことができる。
更に、上述の実施の形態1〜3と同様、遊技部110の上方から遊技者130側に演出物収容部121を突設し、演出状態でのみ、演出役物122の像や画像表示部124の画像を遊技者130に視認させるので、非常に高い興趣性を得ることができる。
加えて、この実施の形態4では、ハーフミラー板123を略水平にシフト移動させることで、演出物収容部121の外側へ出すこととした。図5(a)及び(b)からも解るように、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124の中で、ハーフミラー板123が最も寸法が大きく、このため、回転移動させるときの回転半径も大きい。従って、このハーフミラー板123の動きを水平方向のシフト移動とすることで、演出物収容部121の高さ寸法X3(図5(a)参照)を抑えることが、上述の実施の形態1の場合よりも容易になり、従って、遊技者130の見やすい高さにハーフミラー板123や遊技盤111を配置することが非常に容易になる。
[発明の実施の形態5]
この発明の実施の形態1に係る遊技機について、スロットマシンの場合を例に採り、図6及び図7を用いて説明する。
なお、図6及び図7において、図1及び図2と同じ符号を附した構成要素は、これら図1及び図2と同じものを示している。
図6及び図7に示したように、この実施の形態5に係るスロットマシン500は、遊技部510と、演出部520とを備えている。
遊技部510は、本体511、前扉512、リール513、レバー514等を備えている。この遊技部510の構成は、通常のスロットマシンの場合と同様で良いため、詳細な説明を省略する。
演出部520は、遊技部510の上方に配置されている。そして、この演出部520は、図6及び図7に示したように、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を備える。この実施の形態5では、これら演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124を、スロットマシン500内に固定しており、このため、外部に移動することは無い。
そして、ハーフミラー板123と画像表示部124とが成す角は第1角度θ1に設定され、且つ、このハーフミラー板123と演出役物122とが成す角は第2角度θ2に設定されている。これにより、このハーフミラー板123を用いて、遊技者130に、演出役物122の像と画像表示部124の画像とを、重なり合った状態で同時に視認させることができる。
なお、この発明において、演出役物122は必須ではなく、後述の画像表示部124による投影画像のみを遊技者130に視認させても良い。その場合、ハーフミラー板123に代えて、全反射型のミラー板を使用してもよい。
遊技者130は、例えば着座した状態で、遊技部110の遊技部510と向き合う。遊技部510と遊技者130との距離は、例えば500mmである。
この実施の形態5では、演出役物122、ハーフミラー板123及び画像表示部124は、上述の実施の形態1〜5のような、上方への移動を行わない。そして、演出状態では、演出役物122の動作や点滅、画像表示部124による画像の変化等のみによって、演出を行う。
但し、上述の実施の形態1〜5と同様の移動機構を設けて、収容部では本体511の内部等に収容されると共に、演出状態ではその外部に移動することにしてもよい。
以上説明したように、この実施の形態5では、遊技者130の上方にハーフミラー板123を配置すると共に、このハーフミラー板123の更に上方に演出役物122を配置し、且つ、そのハーフミラー板123の下方に画像表示部124を配置した。これにより、この実施の形態5によれば、画像表示部124がハーフミラー板123に投影して反射した画像と、そのハーフミラー板123を透過した演出役物122の像とを遊技者130に同時に視認させることができるので、スロットマシン500の横方向の寸法を増大させること無しに、非常に大がかりで興趣性の高い演出を行うことができる。
なお、ここでは、遊技機としてパチンコ機及びスロットマシンを例に採ったが、この発明を他の種類のゲーム機にも適用できることは、もちろんである。
100,200,300,400 パチンコ機
110,510 遊技部
111 遊技盤
112 遊技球発射ハンドル
120,520 演出部
121 演出物収容部
121a 底板
121b 天板
121c 側板
121d 前面板
121e 開口
122 演出役物
123 ハーフミラー板
124 画像表示部
130 遊技者
500 スロットマシン
511 本体
512 前扉
513 リール
514 レバー
520 演出部

Claims (7)

  1. 遊技者に遊技を行わせるための遊技部と、該遊技部の上方に配置された演出部とを備え、
    該演出部は、
    前記遊技者の前方斜め上方向に配置される反射手段と、
    該反射手段の下方に、該反射手段と第1角度を成すように配置されて、該反射手段に投影して反射した画像を前記遊技者に視認させる画像表示部と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記反射手段はハーフミラー板であり、
    該ハーフミラー板の上方に、該ハーフミラー板と第2角度を成すように演出役物が配置され、
    該ハーフミラー板に前記画像表示部が投影して反射した画像と、該ハーフミラー板を透過した前記演出役物の像とを、前記遊技者に同時に視認させるようにした、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記演出部は、
    前記遊技部の上方から前記遊技者側に突設されて、前記演出役物、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を収容する演出物収容部を備え、
    収容状態では、該演出役物、該ハーフミラー板及び該画像表示部を、該演出物収容部の内部に収容して、該演出役物の像及び該画像表示部の画像を前記遊技者に視認させないようにし、
    演出状態では、該演出役物、該ハーフミラー板及び該画像表示部を所定位置に移動させて、該演出役物の像及び該画像表示部の画像を該遊技者に同時に視認させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記演出部は、
    前記収容状態では、前記演出物収容部に、前記演出役物、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を、それらの相互角度が前記第1及び第2角度に固定された状態で収容し、
    該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物、該ハーフミラー板及び該画像表示部を、それらの相互角度を保ったまま上方へ回転移動させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記演出部は、
    前記収容状態では、前記演出物収容部の前記遊技者側に、前記演出役物を収容すると共に、該演出物収容部の前記遊技部側に、前記ハーフミラー板と前記画像表示部とをそれらの相互角度が前記第1角度に固定された状態で収容し、
    該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物を上方へ回転移動させると共に、該ハーフミラー板及び該画像表示部をそれらの相互角度を保ったまま前記遊技者に近づく方向に略水平にシフト移動させたのちそれらの相互角度を保ったまま上方へ回転移動させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  6. 前記演出部は、
    前記収容状態では、前記演出物収容部に、前記演出役物、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を、前記遊技者側の斜め下方向に傾斜させた状態で相互に略平行に収容し、
    該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物を上方へ回転移動させると共に、該ハーフミラー板及び該画像表示部を、前記遊技者に近づく方向に略水平にシフト移動させたのち上方へ回転移動させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  7. 前記演出部は、
    前記収容状態では、前記演出物収容部に、前記演出役物を傾斜させた状態で収容すると共に、前記ハーフミラー板及び前記画像表示部を略水平に収容し、
    該収容状態から前記演出状態に移行する際に、該演出役物及び該画像表示部を回転移動させると共に、該ハーフミラー板を前記遊技者に近づく方向にシフト移動させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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