JP2017086390A - 薬液調製方法及び薬液調製システム - Google Patents

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Abstract

【課題】容器6内の薬液10をシリンジ5によって搾取する際の容器6内の薬液10の残量を低減する。
【解決手段】本開示に係る薬液調製方法は、容器6及びシリンジ5の少なくとも一方がロボット2により把持されている状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入するように、シリンジ5のプランジャー5Bを駆動するシリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御する工程Aと、工程Aの後、栓6Aに針5Aが挿入された状態で、薬液10を容器6内で回転させつつ、薬液10を容器6からシリンジ5に移送するように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御する工程Bと、を有する。
【選択図】図7

Description

本開示は、薬液調製方法及び薬液調製システムに関する。
従来、密封されている容器に収容されている薬液を用いて調製する薬液調製システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-154013号公報
処方頻度が高い抗がん剤の一種である「ジェムザール」を収容している容器の栓には、かかる容器の内部側に突出しているC字型状の凸部が形成されている。上述の従来の薬液調製システムでは、このような容器内の薬液をシリンジによって搾取する場合に、かかる凸部と容器の側壁面との間等に薬液が残留してしまうため、搾取することができずに容器内に残る薬液の量が多くなってしまうという問題点があった。
そこで、本開示は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、容器内の薬液をシリンジによって搾取する際の容器内の薬液の残量を低減することができる薬液調製方法及び薬液調製システムを提供することを目的とする。
本開示の第1の特徴は、密封されている容器に収容されている薬液を用いて調製する薬液調製方法であって、前記容器及びシリンジの少なくとも一方がロボットにより把持されている状態で、前記容器の栓に前記シリンジの針を挿入するように、前記シリンジのプランジャーを駆動するシリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する工程Aと、前記工程Aの後、前記栓に前記針が挿入された状態で、前記薬液を前記容器内で回転させつつ、前記薬液を前記容器から前記シリンジに移送するように、前記シリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する工程Bと、を有することを要旨とする。
本開示の第2の特徴は、密封されている容器に収容されている薬液を用いて調製する薬液調製システムであって、ハンドを先端に備えたアームを有するロボットと、シリンジのプランジャーを駆動するように構成されているシリンジ駆動装置と、前記ロボットを制御するように構成されているコントローラと、有し、前記コントローラは、前記容器及びシリンジの少なくとも一方が前記ハンドにより把持されている状態で、前記容器の栓に前記シリンジの針を挿入するように、前記シリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する第1制御部と、前記第1制御部による制御の後、前記栓に前記針が挿入された状態で、前記薬液を前記容器内で回転させつつ、前記薬液を前記容器から前記シリンジに移送するように、前記シリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する第2制御部と、を有することを要旨とする。
本開示によれば、容器内の薬液をシリンジによって搾取する際の容器内の薬液の残量を低減することができる薬液調製方法及び薬液調製システムを提供することができる。
実施形態に係る薬液調製システムに全体概略構成の一例を説明するための図である。 実施形態に係るコントローラの機能的構成の一例を示す図である。 実施形態に係るロボットの動作の一例を説明するための図である。 実施形態に係るロボットの動作の一例を説明するための図である。 実施形態に係るロボットの動作の一例を説明するための図である。 実施形態に係るロボットの動作の一例を説明するための図である。 実施形態に係る薬液調製方法の一例を示す図である。
以下、図1〜図7を参照して、一実施形態について説明する。
<薬液調製システム>
まず、図1〜図6を参照して、本実施形態に係る薬液調製システム1の全体概略構成の一例について説明する。なお、以下では、薬液調製システム1等の構造の説明の便宜上、「上」「下」「左」「右」「前」「後」等の方向を図1〜図6等の各図に注記する方向に定め、適宜使用する。但し、該方向は、薬液調製システム1等の設置態様によって変動するものであり、各構成の位置関係を限定するものではない。
本実施形態に係る薬液調製システム1は、図1に示すように、ロボット2やシリンジ駆動装置3やコントローラ4等を具備している。ここで、ロボット2やシリンジ駆動装置3は、調製室300内に設けられているが、コントローラ4は、調製室300外に設けられていてもよいし、調製室300内に設けられていてもよい。
本実施形態に係る薬液調製システム1は、調製室300内で、密封されている容器6に収容されている薬液10を用いて調製するように構成されている。より具体的には、本実施形態に係る薬液調製システム1は、調製室300内で、密封されている容器6に収容されている薬液10を搾取するように構成されている。なお、本実施形態に係る薬液調製システム1は、容器6に収容されている薬液10の全量を搾取することも目的とするものであってもよいし、容器6に収容されている薬液10の一部を搾取することも目的とするものであってもよい。
ここで、薬液10は、薬品及び輸液の混合液であってもよいし、液体状の薬剤であってもよい。なお、かかる薬品は、液体状の薬剤であってもよいし粉末状の薬剤であってもよい。また、かかる輸液は、例えば、生理食塩水やブドウ糖液等によって構成されている。
本実施形態に係る薬液調製システム1において、シリンジ5は、針5A及びプランジャー5Bを具備しており、容器6内に密封されている薬液10を搾取するために用いられるように構成されている。本実施形態に係る薬液調製システム1において、シリンジ5は、径や長さの異なる複数種類が用意されており、搾取する薬液10の種類や搾取量等に応じて使い分けられるように構成されてもよい。
また、本実施形態に係る薬液調製システム1において、容器6は、上述の薬液10を密封することができるように構成されている。かかる容器6としては、例えば、ガラス製のバイアル瓶等が使用されるが、これに限定されるものではなく、樹脂製の容器等が使用されてもよい。
なお、本実施形態に係る薬液調製システム1において、後述する図5に示すように、容器6の栓6Aには、容器6の内部側に突出している凸部60が設けられている。
ここで、図5に示すように、かかる凸部60は、一部分に切り欠き部60Aを有しており、切り欠き部60Aを除いて容器6の周方向Rに沿うように形成されている。なお、「切り欠き部60Aを除いて容器6の周方向Rに沿う」とは、切り欠き部60Aを除いた容器6の部分が容器6の周方向Rに概ね沿っていればよいことを示し、切り欠き部60Aを除いた容器6の部分が厳密に容器6の周方向Rに平行となっていることを意味するものではない。
また、切り欠き部60Aは、凸部60の全周の50%未満の部分に形成されるように構成されている。例えば、かかる凸部60は、C字型形状であってもよいし、コ字型形状であってもよいし、U字型形状であってもよい。
さらに、本実施形態において、切り欠き部60Aが設けられている位置(すなわち、切り欠き部60Aと容器6のラベルとの相対的な位置関係)は、容器6ごとに異なるように構成されていてもよい。かかる特徴によれば、切り欠き部60Aが設けられている位置に依存することなく、薬液10の搾取の際における残量を限りなく低減することができる。
なお、かかる容器6としては、例えば、栓6Aの内側にC字型形状の凸部60が設けられているジェムザール用の容器6を用いることができるが、本発明は、かかる容器6に限定されるものではなく、栓6Aの内側に上述の凸部60Aが設けられている任意の容器6を用いることができる。
ロボット2は、図1や図3等に示すように、シリンジ5や容器6を把持可能なハンド2Bが先端に設けられているアーム2Aを有する。例えば、ロボット2は、アーム2Aとして2本の多関節アームを有する双腕型のロボットである。
また、シリンジ駆動装置3は、図3〜図6に示すように、シリンジ5及び容器6を把持するように構成されており、シリンジ5のプランジャー5Bを駆動するように構成されている。なお、シリンジ駆動装置3は、ロボット2のハンド2Bの先端に設けられていてもよい。
なお、シリンジ駆動装置3は、シリンジ5及び容器6のどちらか一方のみを把持することができるように構成されていてもよい。かかる場合、シリンジ駆動装置3は、ロボット2と協働して、シリンジ5のプランジャー5Bを駆動するように構成されている。
コントローラ4は、図1に示すように、ロボット2及びシリンジ駆動装置3を制御するように構成されている。例えば、コントローラ4は、図2(a)に示すように、プロセッサ41と、メモリ42と、入出力部(I/O)43と、ストレージ44と、これらを相互に接続するバス45とを具備している。プロセッサ41は、メモリ42及びストレージ44の少なくとも一方と協働してプログラムを実行し、その実行結果に応じて入出力部43を介したデータの入出力を行う。この結果、コントローラ4の様々な機能が実現される。図2(b)に、これらの機能を仮想的なブロック(以下、機能ブロック)として表したものを示す。図2(b)に示すように、コントローラ4は、機能ブロックとして、第1制御部4Aと、第2制御部4Bと、第3制御部4Cとを具備している。
第1制御部4Aは、容器6及びシリンジ5の少なくとも一方がロボット2により把持されている状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入するように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されている。
例えば、図3に示すように、第1制御部4Aは、容器6及びシリンジ5がシリンジ駆動装置3及びロボット2の両方によって把持されている状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入するように、シリンジ駆動装置3を制御するように構成されていてもよい。
或いは、第1制御部4Aは、容器6及びシリンジ5がロボット2によって把持されている状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入するように、ロボット2を制御するように構成されていてもよい。
或いは、第1制御部4Aは、容器6及びシリンジ5がロボット2によって把持されている状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入するように、シリンジ駆動装置3を制御するように構成されていてもよい。
或いは、第1制御部4Aは、容器6及びシリンジ5がシリンジ駆動装置3によって把持されている状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入するように、ロボット2を制御するように構成されていてもよい。
ここで、第1制御部4Aは、図3に示すように、シリンジ5が容器6の上方に位置する状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入するように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
第2制御部4Bは、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aが挿入された状態で、薬液10を容器6内で回転させつつ、薬液10を容器6からシリンジ5に移送するように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されている。
ここで、第2制御部4Bは、図4に示すように、容器6とシリンジ5との位置関係を反転させて、シリンジ5が容器6の下方に位置する状態で、薬液10を容器6内で回転させつつ、薬液10を容器6からシリンジ5に移送するように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
このように、薬液10を容器6内で回転させることによって、図5に示すように、薬液10内に渦100を発生させることができる。すなわち、かかる渦100による流れは、凸部60の外周に沿って回転する。
したがって、かかる構成によれば、凸部60と容器6の側壁面との間(すなわち、凸部60の外周の外側)に滞納している薬液10についても、シリンジ5の針5Aが位置する凸部60の外周の内側に移動させることで、ジェムザール用の容器6のように栓6Aの内側にC字形状の凸部60を有する容器6からであっても、シリンジ5によって薬液10の搾取の際における残量を限りなく低減することができる。
また、第2制御部4Bは、容器6及びシリンジ5の少なくとも一方がロボット2により把持されている状態で、シリンジ5における針5A側に対するプランジャー5B側の位置の相対的な円運動及び容器6における栓6A側に対する底部6B側の位置の相対的な円運動の少なくとも一方を行わせるように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
例えば、図5に示すように、容器6及びシリンジ5がシリンジ駆動装置3及びロボット2の両方により把持されている状態で、容器6における栓6A側に対する底部6B側の位置の相対的な円運動Cを行わせるように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
ここで、容器6及びシリンジ5がシリンジ駆動装置3により把持されている状態で、シリンジ5における針5A側に対するプランジャー5B側の位置の相対的な円運動及び容器6における栓6A側に対する底部6B側の位置の相対的な円運動の少なくとも一方を行わせるように、シリンジ駆動装置3を制御するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、容器6内の薬液10において所望の渦100を容易に発生させることができる。
また、第2制御部4Bは、容器6及びシリンジ5の少なくとも一方がロボット2により把持されている状態で、容器6の栓6Aに挿入されているシリンジ5の針5Aの任意の点Xを中心として、上述のシリンジ5における相対的な円運動及び容器6における相対的な円運動Cの少なくとも一方を行わせるように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
例えば、図5に示すように、第2制御部4Bは、容器6及びシリンジ5がシリンジ駆動装置3及びロボット2の両方により把持されている状態で、容器6の栓6Aに挿入されているシリンジ5の針5Aの任意の点Xを中心として、上述の容器6における相対的な円運動Cを行わせるように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
ここで、容器6及びシリンジ5がシリンジ駆動装置3により把持されている状態で、容器6の栓6Aに挿入されているシリンジ5の針5Aの任意の点Xを中心として、上述のシリンジ5における相対的な円運動及び容器6における相対的な円運動Cの少なくとも一方を行わせるように、シリンジ駆動装置3を制御するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、シリンジ5の針5Aを破損させることなく、容器6内の薬液10において所望の渦100を容易に発生させることができる。
なお、第2制御部4Bは、上述の薬液10の容器6からシリンジ5への移送を開始する時点から、かかる薬液10を回転させるように、シリンジ駆動装置3及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、栓6Aの内側に上述の凸部60を有する容器6からシリンジ5によって薬液10を搾取する際に、薬液10の残りが少なくなる前までに確実に所望の渦100を発生させることができる。
第3制御部4Cは、上述の薬液10を回転させつつ薬液10を容器6からシリンジ5に移送させる動作、すなわち、第2制御部2によって制御される動作を停止させ、シリンジ5と容器6との相対位置を離す動作を開始するように、シリンジ駆動装置5及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されている。
例えば、図6に示すように、第3制御部4Cは、容器6及びシリンジ5がシリンジ駆動装置3及びロボット2の両方により把持されている状態で、上述の動作を停止させ、シリンジ5と容器6との相対位置を離す動作を開始するように、シリンジ駆動装置5及びロボット2の少なくとも一方を制御するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、シリンジ5と容器6との相対位置を離す動作を開始した後で薬液10を回転させる動作を停止することで、シリンジ5の針5Aや容器6の栓6Aの破損を防止することができる。
<薬液調製方法>
次に、図7を参照して、コントローラ4によって実行されるロボット2及びシリンジ駆動装置3による薬液調製方法の一例について説明する。本実施形態に係る薬液調製方法は、密封されている容器6に収容されている薬液10を用いて調製する方法である。より具体的には、本実施形態に係る薬液調製方法は、シリンジ5を用いて、密封されている容器6に収容されている薬液10を搾取する方法である。
図7に示すように、ステップS101において、コントローラ4は、ロボット2やシリンジ駆動装置3等を制御することによって、容器6及びシリンジ5の少なくとも一方がロボット2により把持されている状態で、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aを挿入する。
ステップS102において、コントローラ4は、ロボット2やシリンジ駆動装置3等を制御することによって、容器6の栓6Aにシリンジ5の針5Aが挿入された状態で、薬液10を容器6内で回転させつつ、薬液10を容器6からシリンジ5に移送する。
ステップS103において、コントローラ4は、ロボット2やシリンジ駆動装置3等を制御することによって、ステップS102における薬液10を回転させつつ移送を行う動作を停止させ、シリンジ5と容器6との相対位置を離す動作を開始する。
本実施形態に係る薬品調製システム1及び薬品調製方法によれば、容器6内の薬液10をシリンジ5によって搾取する際に容器6内の薬液10の残量を低減することができる。
1…薬液調製システム
2…ロボット
2A…アーム
2B…ハンド
3…シリンジ駆動装置
4…コントローラ
4A…第1制御部
4B…第2制御部
4C…第3制御部
5…シリンジ
5A…針
5B…プランジャー
6…容器
6A…栓
10…薬液
60…凸部
60A…切り欠き部
100…渦
300…調製室

Claims (7)

  1. 密封されている容器に収容されている薬液を用いて調製する薬液調製方法であって、
    前記容器及びシリンジの少なくとも一方がロボットにより把持されている状態で、前記容器の栓に前記シリンジの針を挿入するように、前記シリンジのプランジャーを駆動するシリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する工程Aと、
    前記工程Aの後、前記栓に前記針が挿入された状態で、前記薬液を前記容器内で回転させつつ、前記薬液を前記容器から前記シリンジに移送するように、前記シリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する工程Bと、を有する、薬液調製方法。
  2. 前記工程Bにおいて、前記容器及び前記シリンジの少なくとも一方が前記ロボットにより把持されている状態で、前記シリンジにおける針側に対するプランジャー側の位置の相対的な円運動及び前記容器における栓側に対する底部側の位置の相対的な円運動の少なくとも一方を行わせるように、前記シリンジ駆動装置及びロボットの少なくとも一方を制御する、請求項1に記載の薬液調整方法。
  3. 前記工程Bにおいて、前記容器及び前記シリンジの少なくとも一方が前記ロボットにより把持されている状態で、前記容器の栓に挿入されている前記シリンジの針の任意の点を中心として前記シリンジにおける相対的な円運動及び前記容器における相対的な円運動の少なくとも一方を行わせるように、前記シリンジ駆動装置及びロボットの少なくとも一方を制御する、請求項2に記載の薬液調整方法。
  4. 前記工程Bの後、前記薬液を回転させつつ前記移送を行う動作を停止させ、前記シリンジと前記容器との相対位置を離す動作を開始するように、前記シリンジ駆動装置及びロボットの少なくとも一方を制御する工程Cを更に有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の薬液調整方法。
  5. 前記移送を開始する時点から、前記薬液を回転させるように、前記シリンジ駆動装置及びロボットの少なくとも一方を制御する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の薬液調整方法。
  6. 前記栓には、前記容器の内部側に突出している凸部が設けられており、
    前記凸部は、一部分に切り欠き部を有しており、前記切り欠き部を除いて前記容器の周方向に沿うように形成されており、
    前記工程Bにおいて、前記渦による流れは、前記凸部の外周に沿って回転する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の薬液調整方法。
  7. 密封されている容器に収容されている薬液を用いて調製する薬液調製システムであって、
    ハンドを先端に備えたアームを有するロボットと、
    シリンジのプランジャーを駆動するように構成されているシリンジ駆動装置と、
    前記ロボットを制御するように構成されているコントローラと、有し、
    前記コントローラは、
    前記容器及びシリンジの少なくとも一方が前記ハンドにより把持されている状態で、前記容器の栓に前記シリンジの針を挿入するように、前記シリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する第1制御部と、
    前記第1制御部による制御の後、前記栓に前記針が挿入された状態で、前記薬液を前記容器内で回転させつつ、前記薬液を前記容器から前記シリンジに移送するように、前記シリンジ駆動装置及び前記ロボットの少なくとも一方を制御する第2制御部と、を有する薬液調製システム。
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