JP2017085791A - 駆動装置 - Google Patents

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倫広 山田
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Abstract

【課題】回転電機とプラネタリギヤとを備えた駆動装置において、駆動装置の振動を抑制するための防振手段の構成を簡略化する。
【解決手段】三相永久磁石同期モータでは、ロータの極対数の6倍の周波数のトルク変動である6次高調波が、その出力トルクに顕著に生じることが知られている。このため、サンギヤ11の歯数を、第1モータジェネレータMG1のロータ32の極対数Cに6を乗算した数とする。第1モータジェネレータMG1から生じる6次高調波の周波数と、ワンウェイクラッチ3によってキャリア14が固定されている状態のプラネタリギヤ10においてサンギヤ11から生じる振動の周波数とが、常に等しくなり、防振手段は当該周波数に対応する1種類のみを実行すれば足り、防振手段の構成を簡略化できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機とプラネタリギヤとを備えた駆動装置に関し、特に、駆動装置の振動の抑制が考慮されたものに関する。
駆動及び発電が可能なモータジェネレータと、プラネタリギヤとを備えた駆動装置が公知である。特許文献1が開示する駆動装置では、モータジェネレータのロータに、プラネタリギヤのサンギヤが固定されている。プラネタリギヤのキャリアにはエンジンの出力軸が接続され、このキャリアには、エンジンの逆転を防止するために動力伝達要素としてのワンウェイクラッチが設けられており、これによって走行中にキャリアを一時的に停止させることが可能にされている。モータジェネレータには、三相永久磁石同期モータが用いられている。
特開2015−058450号公報
ところで、三相永久磁石同期モータでは、ステータやロータの構造的な不連続性、あるいは3相インバータの出力特性に起因して、1回転あたりでロータの極対数の6倍の周波数のトルク変動である6次高調波が、その出力トルクに顕著に生じる場合があることが知られている。他方、ワンウェイクラッチによってキャリアが固定されている状態のプラネタリギヤからは、1回転あたりでサンギヤの歯数に等しい周波数の振動が発生する。そのため、モータジェネレータとサンギヤから生じる振動の周波数が互いに異なる場合には、それぞれの周波数に応じた防振材をトランスアクスルケースに互いに別個に設置したり、あるいはトランスアクスルケース自体をそれぞれの周波数に対する防振特性を付与するように設計するなど、複数の振動周波数に応じた複数種類の防振手段を講じる必要があり、製造コスト上好ましくない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、回転電機とプラネタリギヤとを備えた駆動装置において、駆動装置の振動を抑制するための防振手段の構成を簡略化することにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、
エンジンと、回転電機とプラネタリギヤと動力伝達要素とを有する変速機と、を備えた駆動装置であって、
前記エンジンのクランク軸は、前記変速機の入力軸と接続され、
前記プラネタリギヤは、サンギヤとピニオンギヤとリングギヤとキャリアで構成され、
前記エンジンからの動力を前記変速機の出力軸と前記回転電機とに伝達し、
前記サンギヤは、前記入力軸と同軸上に配置され、
前記リングギヤは、前記サンギヤの径方向外側で且つサンギヤと同軸上に配置され、
前記ピニオンギヤは、前記サンギヤと前記リングギヤとの間に配置され、
前記キャリアは、前記入力軸と連結され、前記ピニオンギヤを自転可能に支持し、
前記動力伝達要素は、前記入力軸と同軸上に配置され、前記入力軸の負回転を規制して前記キャリアを停止させ、
前記回転電機のロータに、前記サンギヤが連結されており、
前記サンギヤの歯数は、前記回転電機のロータの極対数に6を乗算した数であることを特徴とする。
本発明では、サンギヤの歯数を、回転電機のロータの極対数に6を乗算した数としたので、回転電機から生じる6次高調波の周波数と、動力伝達要素によってキャリアが停止させられている状態のプラネタリギヤにおいて回転中のサンギヤから生じる振動の周波数とが等しくなる。したがって、回転電機のロータとプラネタリギヤとの振動を抑制するための防振材は、当該周波数に対応する1種類のみで足り、発生ノイズ次数の数が減少し、これによって、防振手段の構成を簡略化することができる。
本発明の実施形態に係る駆動装置を示すスケルトン図である。 両駆動EVモードでの運転を示す共線図である。 ロータの要部を示す側面図である。 本発明の実施形態における駆動軸の回転数と、駆動装置から生じる振動の周波数との関係を、振動源別に表したグラフである。 本発明による改良前の駆動装置における駆動軸の回転数と、駆動装置から生じるノイズ(振動)の周波数との関係を、振動源別に表したグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、本発明をFF(フロントエンジン・フロントドライブ)形式のハイブリッド車に適用した場合について説明する。
図1に示すように、本実施形態の駆動装置100は、車両に搭載されており、エンジン1と、トランスアクスルアセンブリ2とを含んで構成されている。エンジン1は周知の内燃機関である。
トランスアクスルアセンブリ2は、ワンウェイクラッチ3、プラネタリギヤ10、第1モータジェネレータMG1、第2モータジェネレータMG2、および差動装置20を含んで構成された変速機であり、これら各構成部材を不図示の各軸受装置によって、ケース2bの内部に回転可能に支持している。
エンジン1のクランク軸1aは、入力軸2aと接続されている。入力軸2aは、プラネタリギヤ10のキャリア14と接続されている。プラネタリギヤ10は、周知のシングルピニオン型の遊星歯車機構であり、エンジン1からの動力を出力側と第1モータジェネレータMG1とに分割する動力分割機構としての機能を有する。プラネタリギヤ10は、サンギヤ11、ピニオンギヤ12、リングギヤ13およびキャリア14を有する。サンギヤ11は、入力軸2aと同軸上に配置され、第1モータジェネレータMG1の回転軸に固定されている。リングギヤ13は、サンギヤ11の径方向外側で且つサンギヤ11と同軸上に、回転自在に配置されている。ピニオンギヤ12は、サンギヤ11とリングギヤ13との間に配置されており、サンギヤ11およびリングギヤ13とそれぞれ噛み合っている。なお、サンギヤ11と第1モータジェネレータMG1との間にクラッチまたはブレーキを設けて、両者の間を選択的に連結するように構成しても良い。
キャリア14は、入力軸2aと連結されており、入力軸2aと一体に回転する。キャリア14は、入力軸2aを介してエンジン1のクランク軸1aと接続されている。ピニオンギヤ12は、キャリア14によって回転自在に支持されている。従って、ピニオンギヤ12は、ピニオンギヤ12の中心軸線を回転中心として自転可能であると共に、キャリア14と一体となって入力軸2aの中心軸線を回転中心として公転可能である。
リングギヤ13には、カウンタドライブギヤ15が一体的に形成されている。カウンタドライブギヤ15は、カウンタドリブンギヤ16と噛み合っている。また、カウンタドリブンギヤ16には、第2モータジェネレータMG2のリダクションギヤ19が噛み合っている。リダクションギヤ19は、第2モータジェネレータMG2の回転軸31に配置されており、回転軸31と一体回転する。第2モータジェネレータMG2の出力するトルクは、リダクションギヤ19を介してカウンタドリブンギヤ16に伝達される。
第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2は、インバータを介してバッテリと接続されている。第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2は、バッテリから供給される電力を機械的な動力に変換して出力することができると共に、入力される動力によって駆動されて機械的な動力を電力に変換することができる。第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2によって発電された電力は、バッテリに蓄電可能である。
第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2としては、三相永久磁石同期モータが用いられている。第1モータジェネレータMG1は回転界磁型であり、三相の電機子巻線を有するステータ31と、外周面の近傍に複数個の永久磁石を有するロータ32とを備えている。第2モータジェネレータMG2の構成は、第1モータジェネレータMG1と同じでもよく、また異なっていてもよい。第1モータジェネレータMG1には、回転電機子型の同期モータや、他の形式の三相交流モータを用いても良い。
ドライブピニオンギヤ17は、カウンタドリブンギヤ16と同軸上に配置されており、カウンタドリブンギヤ16と一体に回転する。ドライブピニオンギヤ17は、差動装置20のデフリングギヤ18と噛み合っている。差動装置20は、左右の駆動軸21を介して駆動輪22と接続されている。
以上の構成により、リングギヤ13は、カウンタドライブギヤ15、カウンタドリブンギヤ16、ドライブピニオンギヤ17、差動装置20および駆動軸21を介して、駆動輪22と接続されている。また、第2モータジェネレータMG2は、リングギヤ13よりも駆動輪22側に配置され、リングギヤ13よりも駆動輪22側の動力伝達経路に対してトルクを出力可能に接続されている。
ワンウェイクラッチ3は、入力軸2aの負回転を規制してキャリア14を停止させることが可能な動力伝達要素である。ここで、負回転とは、エンジン1の運転時のキャリア14の回転方向を正方向とした場合における、当該正方向と反対方向の回転をいう。ワンウェイクラッチ3は、例えば、入力軸2aと接続された内輪と、車体側に固定された外輪と、内輪と外輪との間に配置されたスプラグとを有するスプラグ式のものとすることができる。ワンウェイクラッチ3は、入力軸2aの負回転を規制することにより、キャリア14の負回転を規制する。
駆動装置100の各部、すなわちエンジン1、第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2は、は、不図示の電子制御ユニット(ECU)によって制御される。本実施形態の車両はハイブリッド車両であり、EV走行あるいはHV走行を選択的に実行することができる。EV走行モードは、エンジン1の動力によらずに、第1モータジェネレータMG1あるいは第2モータジェネレータMG2の少なくともいずれか一方を動力源として駆動装置100を走行させる走行モードである。駆動装置100は、大きく分けて、単駆動EVモードあるいは両駆動EVモードのいずれかのモードでEV走行を行う。
単駆動EVモードは、第2モータジェネレータMG2を単独の動力源として走行するEV走行モードである。第2モータジェネレータMG2は、駆動輪22に対してトルクを出力し、駆動装置100を走行させることができる。第2モータジェネレータMG2の駆動力および回転は、リングギヤ13にも伝達され、リングギヤ13は正回転する。第1モータジェネレータMG1は電動機としても発電機としても駆動されずに空転状態とされることが可能である。この場合、キャリア14は回転を停止し、第1モータジェネレータMG1は負回転する。
両駆動EVモードは、ワンウェイクラッチ3が係合した状態で、第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2を動力源として走行するEV走行モードである。第1モータジェネレータMG1は、負トルクを発生して負回転することにより、リングギヤ13に正トルクを出力することができる。このとき、ワンウェイクラッチ3は、係合してキャリア14の負回転を規制し、これによってエンジン1のクランク軸1aの逆回転を規制する。したがって、キャリア14は回転を停止して、第1モータジェネレータMG1のトルクに対する反力受けとして機能し、第1モータジェネレータMG1の負回転・負トルクをリングギヤ13に対して正回転・正トルクとして伝達することができる。これにより、リングギヤ13からは、第1モータジェネレータMG1のトルクが、駆動装置100を前進させる方向の駆動力として出力される。
この両駆動EVモードでの運転を示す共線図は図2のとおりであり、ワンウェイクラッチ3の作用によって、キャリア14及びエンジン1の回転が停止させられ、第1モータジェネレータMG1の負回転によって、リングギヤ13が正回転方向(エンジン1の運転時における場合と同じ方向)に駆動されることが示されている。
HV走行モードは、エンジン1を動力源として駆動装置100を走行させる走行モードである。このモードでは、エンジン1が駆動するため、キャリア14も回転する。HV走行では、エンジン1に加えて、第2モータジェネレータMG2にアシストトルクを出力させて走行することが可能である。また、HV走行モードでは、第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2を適宜発電機として機能させることや、空転状態とすることも可能である。
ところで、三相永久磁石同期モータでは、ステータやロータの構造的な不連続性、あるいは3相インバータの出力特性に起因して、1回転あたりでロータの極対数の6倍の周波数のトルク変動である6次高調波が、その出力トルクに顕著に生じることが知られている。他方、ワンウェイクラッチによってキャリアが固定されている状態のプラネタリギヤからは、1回転あたりでサンギヤの歯数に等しい周波数の振動が発生する。そのため、モータジェネレータとサンギヤから生じる振動の周波数が互いに異なる場合には、それぞれの周波数に応じた防振手段を互いに別個に設ける必要があり、製造コスト上好ましくない。
そこで、本実施形態では、第1モータジェネレータMG1のロータ32に固定されているサンギヤ11の歯数を、第1モータジェネレータのロータ32の極対数に6を乗算した数としている。図3に示されるように、ロータ32は、界磁鉄心33の内部に複数対の永久磁石34を埋め込んでなる。複数対の永久磁石34は、互いに隣接する対の永久磁石34が、互いに逆の極性を有するように配置されている。互いに隣接する2対の永久磁石34によって、1個の極対35が構成される。1個の極対35によって、360°の電気角が構成される。そして、本実施形態では、永久磁石34の対の数は10個であり、極対数Cは5である。
他方、本実施形態では、サンギヤ11の歯数を、第1モータジェネレータのロータ32の極対数C(すなわち5)に6を乗算した数、すなわち6*C=30枚とする。
以上のとおり構成された本実施形態では、上述した両駆動EVモードにおいて、ワンウェイクラッチ3が係合した状態で、第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2を動力源として走行が行われるときに、ワンウェイクラッチ3は、係合してキャリア14の負回転を規制する(回転を停止させる)。このため、プラネタリギヤ10からは、第1モータジェネレータMG1のロータ32に結合されたサンギヤ11の歯数に対応した周波数f1(すなわち、歯数30=6*Cとサンギヤ11の回転数Nの積6*C*N)のトルク振動が生じる。
他方、第1モータジェネレータMG1からは、上述したとおり、ロータ32の極対数Cの6倍の周波数のトルク変動である6次高調波が、その出力トルクに顕著に生じるため、周波数f2(すなわち、ロータ32の極対数Cの6倍とロータ32の回転数Nとの積6*C*N)のトルク振動が生じる。
このようにして、ワンウェイクラッチ3が係合した状態で第1モータジェネレータMG1が回転する場合には、プラネタリギヤのトルク振動の周波数f1と、第1モータジェネレータMG1のトルク振動の周波数f2とが、いずれも6*C*Nとなり、両者が完全に一致することになる。
したがって、本実施形態では、モータジェネレータMG1のロータ32とプラネタリギヤ10との振動を抑制するための防振手段として、トランスアクスルケース2b自体を、当該周波数f1=f2に対する防振特性を付与するように設計する。この防振特性の付与は、例えば当該周波数f1=f2を入力した場合のトランスアクスルケース2bの振動の腹となる部分に、質量、ダンパ要素、および/または剛性を調整するための構造を設けることによって実行でき、そのような設計は実験またはシミュレーションにより容易に実現することができる。
図5は、本発明による改良前の駆動装置、すなわちサンギヤ11の歯数がロータ32の極対数の6倍以外の値である装置において、両駆動EVモードにおいてワンウェイクラッチ3が係合した状態で、第1モータジェネレータMG1および第2モータジェネレータMG2を動力源として走行が行われるときにおける、駆動軸21の回転数と、駆動装置から生じる振動の周波数との関係を、振動源別に表したグラフである。図示のとおり、モータジェネレータMG1から生じる振動と、プラネタリギヤ10から生じる振動とは、常に別個の周波数となっている。
これに対し、図4は、本実施形態の駆動装置110において、駆動軸21の回転数と、駆動装置100から生じる振動の周波数との関係を、振動源別に表したグラフである。図示のとおり、モータジェネレータMG1から生じる振動と、プラネタリギヤ10から生じる振動とは、常に完全に一致した周波数となっている。
以上のとおり、本実施形態では、サンギヤ11の歯数を、第1モータジェネレータMG1のロータ32の極対数Cに、当該第1モータジェネレータMG1において最も顕著な高調波の次数を乗算した数としたので、第1モータジェネレータMG1から生じる6次高調波の周波数f2と、ワンウェイクラッチ3(キャリア14を停止させることが可能な動力伝達要素)によってキャリア14が停止させられている状態のプラネタリギヤ10においてサンギヤ11から生じる振動の周波数f1とが、常に等しくなる。したがって、モータジェネレータMG1のロータ32とプラネタリギヤ10との振動を抑制するための防振手段(振動の周波数に応じた防振材をトランスアクスルケース2bに互いに別個に設置すること、および/または、トランスアクスルケース2b自体をそれぞれの周波数に対する防振特性を付与するように設計すること)は、当該周波数f1=f2に対応する1種類のみを実行すれば足り、発生ノイズ次数の数が減少し、これによって、防振手段の構成を簡略化することができる。また、第1モータジェネレータMG1から生じる6次高調波の周波数f2と、サンギヤ11から生じる振動の周波数f1との差がわずかである場合に生じるビート音の発生も抑制できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施形態の駆動装置では第1モータジェネレータMG1とは別に第2モータジェネレータMG2を設けたが、第2モータジェネレータは設けなくても良い。プラネタリギヤはダブルピニオン形であっても良い。キャリア14を停止させることが可能な動力伝達要素として、ワンウェイクラッチに代えて摩擦クラッチまたはブレーキを設けても良い。
1 エンジン
2 トランスアクスルアセンブリ
3 ワンウェイクラッチ
10 プラネタリギヤ
11 サンギヤ
32 ロータ
34 永久磁石
35 極対
MG1 第1モータジェネレータ
MG2 第2モータジェネレータ

Claims (1)

  1. エンジンと、回転電機とプラネタリギヤと動力伝達要素とを有する変速機と、を備えた駆動装置であって、
    前記エンジンのクランク軸は、前記変速機の入力軸と接続され、
    前記プラネタリギヤは、サンギヤとピニオンギヤとリングギヤとキャリアで構成され、
    前記エンジンからの動力を前記変速機の出力軸と前記回転電機とに伝達し、
    前記サンギヤは、前記入力軸と同軸上に配置され、
    前記リングギヤは、前記サンギヤの径方向外側で且つサンギヤと同軸上に配置され、
    前記ピニオンギヤは、前記サンギヤと前記リングギヤとの間に配置され、
    前記キャリアは、前記入力軸と連結され、前記ピニオンギヤを自転可能に支持し、
    前記動力伝達要素は、前記入力軸と同軸上に配置され、前記入力軸の負回転を規制して前記キャリアを停止させ、
    前記回転電機のロータに、前記サンギヤが連結されており、
    前記サンギヤの歯数は、前記回転電機のロータの極対数に6を乗算した数であることを特徴とする駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019118171A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 本田技研工業株式会社 回転電機を備えた車両
JP7420665B2 (ja) 2020-06-30 2024-01-23 株式会社日立製作所 鉄道車両台車

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