JP2017084051A - 入館申請管理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
グループ名とそのグループに関連するグループ名とが対応付けられたグループマスタと、担当者名と担当者が利用できるデータセンタ名と担当者が所属する会社名とが紐付けられた担当者マスタと、を記憶する記憶部と、
前記担当者マスタを用いて、入館を希望する担当者に対応して記憶されたデータセンタ名の一覧を生成する入館制御部と、
生成した前記データセンタ名の一覧を、担当者端末に送信する通信部と、
を備え、
前記入館制御部は、
前記担当者端末から、入館を希望するデータセンタ名を受信すると、
少なくとも前記担当者マスタと前記グループマスタとを用いて、
入館を希望する担当者の氏名と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名とを抽出し、
申請者の氏名を記載した欄と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名の一覧から一緒にデータセンタに入館を希望する担当者名を選択する同伴担当者選択欄と、入館を希望するデータセンタ名に対応する入力項目欄とを含む入館申請画面のデータを生成し、
前記通信部は、
生成した前記入館申請画面のデータを前記担当者端末に送信する
ことを特徴とする。
図1に、本実施形態における入館申請管理装置を含む入館申請管理システムの全体図を示す。
図1は、本発明を複数のデータセンタへの人の入館を管理する入館管理システムとして実施した一形態であり、図1には、入館申請管理装置10のほか、入館申請管理装置10の管理者が利用する管理者端末21、データセンタへ入館を希望する担当者が利用する担当者端末22、複数のデータセンタ23−1〜23−n(nは正の整数。以下まとめて「データセンタ23」と記載する。)と、複数のデータセンタ23の各々に対応して設けられるデータセンタへの申請を受け付ける複数の受付装置24−1〜23−n(以下、まとめて「受付装置24」と記載する。)が示されている。
入館申請マスタは、入館申請1件ごとに、入館申請を行った申請者の氏名と、申請者と一緒に入館する担当者名と、入館を希望するデータセンタ名と、データセンタの入館に必要な入力項目が、少なくとも紐付けられて登録されている。入館申請マスタは、入館申請のたびに1件エントリが増える。
以下、本実施形態の入館申請管理装置を含む入館申請管理システムによる入館申請方法の処理の流れについて説明する。入館申請をするには、予め、管理者が管理者端末21を用いて、入館申請管理装置10に対してグループと会社、担当者の情報の登録作業を行う必要がある。まず、管理者端末21が各情報の登録申請をする場合の情報処理の流れについて以下に述べる。
ここでのグループとは、1つの会社を1つのグループとして設定するだけでなく、複数の会社にまたがるチームや会社内の部門やプロジェクトチームなど、自由に設定可能な集合である。また、グループ同士を1対1、1対N、N対1、N対Nに関連付けができる。更にグループは、親と子の関係だけでなく、親と子と孫のように、3つ以上のグループを連結して関連付けができる。
グループマスタ画面とは、グループマスタの情報を表示や入力、変更等の操作をするユーザインタフェースである。操作には、グループの登録(新規作成)、グループの変更(登録内容の変更)がある。図10のグループマスタ画面には、グループを識別する「グループ名」と、そのグループと関連するグループを示す「関連グループ」とを少なくとも含む。
会社情報も、グループ登録と同様に、記憶部12の会社マスタに登録させる。まず、管理者端末21がネットワークを介して、入館申請管理装置10に会社マスタ画面要求を送信する。次に、入館申請管理装置10の入館制御部13は、通信部11が管理者端末21から会社マスタ画面要求を受信すると、記憶部12に記憶された会社マスタを基に、会社マスタ画面のデータを生成し、通信部11を用いて、管理者端末21に会社マスタ画面のデータを送信する。
会社マスタ画面とは、会社マスタの情報を表示や入力、変更等の操作をするユーザインタフェースである。操作には、会社情報の登録(新規作成)、会社情報の変更(登録内容の変更)がある。図12の会社マスタ画面には、会社を識別する「会社名」と、その会社が属するグループ(または、その会社に属するグループでもよい。以下省略して記載する。)を示す「所属グループ」とを少なくとも含む。その他に、その会社の所在地である「住所」等があっても良い。
担当者情報も、グループ登録と同様に、記憶部12の担当者マスタに登録させる。まず、管理者端末21がネットワークを介して、入館申請管理装置10に担当者マスタ画面要求を送信する。次に、入館申請管理装置10の入館制御部13は、通信部11が管理者端末21から担当者マスタ画面要求を受信すると、記憶部12に記憶されたグループマスタからグループ名を抽出し、グループ名の一覧からグループ名を選択するグループ名一覧画面のデータを生成し、通信部11を用いて、管理者端末21にグループ名一覧画面のデータを送信する。図13は、グループ名一覧画面の一例を示す図である。図13に示したグループ名一覧画面は、表示されているグループのいずれか1つを選択することが可能なグループ選択画面も兼ねている。
担当者マスタ画面とは、担当者マスタの情報を表示や入力、変更等の操作をするユーザインタフェースである。操作には、担当者情報の登録(新規作成)、担当者情報の変更(登録内容の変更)がある。図14の担当者マスタ画面には、担当者を識別する「ユーザID」と、その担当者の「氏名」と、その担当者が利用できるデータセンタを示す「利用データセンタ」と、その担当者が所属する会社を示す「所属会社」とを少なくとも含む。その他に、その担当者の「パスワード」や氏名の「ふりがな」、担当者か管理者か等のユーザの権限を判別する「ユーザレベル」、「生年月日」、「顔写真」、「連絡先(例えば、メールアドレス、電話番号等)」等があっても良い。
例えば、グループマスタ画面にて、「グループ名」に親会社のグループ名である「親会社」が入力され、「関連グループ」には、自身のグループ名である「親会社」と子会社2社のグループ名である「子会社H」と「子会社I」が選択されると、その入力選択されたデータをもとにグループマスタに各種の情報が登録される。ここで、子会社2社がまだ登録されていない場合は、グループマスタ画面で関連グループに各子会社への関連付けができない。その場合、この後の各子会社のグループマスタ登録の後に、再度各子会社への関連付けを行う。同様に、グループマスタ画面にて、一方の子会社のグループ名には「子会社H」が入力され、「関連グループ」には、自身のグループ名である「子会社H」、関連する孫会社の「孫会社」が選択され、そのデータがグループマスタに登録される。他方の子会社のグループ名には「子会社I」が入力され、「関連グループ」には、自身のグループ名である「子会社I」が選択され、登録される。また、グループマスタ画面にて、孫会社のグループ名には「孫会社」が入力され、「関連グループ」には、自身のグループ名である「孫会社」が選択され、グループマスタに登録される。
次に、入館を希望する担当者が利用する担当者端末22が入館の申請をする場合の情報処理の流れについて、図15のフローチャートを参照しながら以下に述べる。
まず、担当者マスタから、申請者のユーザID「H001」に対応して記憶された氏名「Nさん」を抽出する。さらに、その担当者マスタから、Nさん以外で、Nさんが所属するグループ「子会社H」に対応して記憶され、かつ、入館希望データセンタ名「DC4」が利用データセンタとして記憶されている担当者の氏名を抽出する。すると、「Oさん」が対象者として抽出される。次に、グループマスタから、申請者が所属するグループ名「子会社H」に関連して記憶された関連グループ名「孫会社」(「子会社H」は自身のグループなので省略する)を抽出する。さらに、抽出した申請者の関連グループ「孫会社」に対応して記憶された担当者マスタから、そのグループの担当者マスタに記憶され、かつ、入館希望データセンタ名「DC4」が利用データセンタとして記憶されている担当者の氏名「Rさん」を抽出する。よって、同伴可能な担当者名は、「Oさん」と「Rさん」が抽出される。
11 通信部
12 記憶部
13 入館制御部
21 管理者端末
22 担当者端末
23 データセンタ
24 受付装置
Claims (5)
- グループ名とそのグループに関連するグループ名とが対応付けられたグループマスタと、担当者名と担当者が利用できるデータセンタ名と担当者が所属する会社名とが紐付けられた担当者マスタと、を記憶する記憶部と、
前記担当者マスタを用いて、入館を希望する担当者に対応して記憶されたデータセンタ名の一覧を生成する入館制御部と、
生成した前記データセンタ名の一覧を、担当者端末に送信する通信部と、
を備え、
前記入館制御部は、
前記担当者端末から、入館を希望するデータセンタ名を受信すると、
少なくとも前記担当者マスタと前記グループマスタとを用いて、
入館を希望する担当者の氏名と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名とを抽出し、
申請者の氏名を記載した欄と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名の一覧から一緒にデータセンタに入館を希望する担当者名を選択する同伴担当者選択欄と、入館を希望するデータセンタ名に対応する入力項目欄とを含む入館申請画面のデータを生成し、
前記通信部は、
生成した前記入館申請画面のデータを前記担当者端末に送信する
ことを特徴とする、入館申請管理装置。 - 前記記憶部は、会社名と会社が所属するグループ名とが対応付けられた会社マスタを更に記憶し、
前記入館制御部は、管理者端末から前記担当者マスタへの情報入力の際に、前記会社マスタをもとに、事前に前記担当者端末により選択されたグループに対応付けられたグループ名が、前記担当者が所属する会社名として選択可能に表示する
ことを特徴とする、請求項1に記載の入館申請管理装置。 - 前記記憶部は、入館申請マスタを記憶し、
前記入館制御部は、前記担当者端末から前記入館申請画面の各欄に入力されたデータを含む入館申請データをを受信した場合、前記記憶部の前記入館申請マスタに受信した前記入館申請データを追加し、
前記通信部は、前記入館申請マスタに基づいて作成される入館の許可を行う申請照会一覧ホームページへのアドレスを含む許可依頼を、受信した前記入館申請データに含まれる入館を希望するデータセンタ名に対応する受付装置に送信する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の入館申請管理装置。 - グループ名とそのグループに関連するグループ名とが対応付けられたグループマスタと、担当者名と担当者が利用できるデータセンタ名と担当者が所属する会社名とが紐付けられた担当者マスタと、を記憶する記憶部
を備える入館申請管理装置の制御方法であって、
前記担当者マスタを用いて、入館を希望する担当者に対応して記憶されたデータセンタ名の一覧を生成するステップと、
生成した前記データセンタ名の一覧を、担当者端末に送信するステップと、
前記担当者端末から、入館を希望するデータセンタ名を受信すると、
少なくとも前記担当者マスタと前記グループマスタとを用いて、
入館を希望する担当者の氏名と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名とを抽出ステップと、
申請者の氏名を記載した欄と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名の一覧から一緒にデータセンタに入館を希望する担当者名を選択する同伴担当者選択欄と、入館を希望するデータセンタ名に対応する入力項目欄とを含む入館申請画面のデータを生成するステップと、
生成した前記入館申請画面のデータを前記担当者端末に送信するステップと
を含むことを特徴とする、入館申請管理装置の制御方法。 - グループ名とそのグループに関連するグループ名とが対応付けられたグループマスタと、担当者名と担当者が利用できるデータセンタ名と担当者が所属する会社名とが紐付けられた担当者マスタと、を記憶する記憶部
を備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記担当者マスタを用いて、入館を希望する担当者に対応して記憶されたデータセンタ名の一覧を生成するステップと、
生成した前記データセンタ名の一覧を、担当者端末に送信するステップと、
前記担当者端末から、入館を希望するデータセンタ名を受信すると、
少なくとも前記担当者マスタと前記グループマスタとを用いて、
入館を希望する担当者の氏名と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名とを抽出ステップと、
申請者の氏名を記載した欄と、担当者と一緒にデータセンタに入館可能な担当者の氏名の一覧から一緒にデータセンタに入館を希望する担当者名を選択する同伴担当者選択欄と、入館を希望するデータセンタ名に対応する入力項目欄とを含む入館申請画面のデータを生成するステップと、
生成した前記入館申請画面のデータを前記担当者端末に送信するステップと
を含むことを特徴とする、プログラム。
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