JP4500107B2 - 文書作成支援方法及び文書作成支援プログラム - Google Patents
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Description
前記管理コンピュータが、利用者端末から、作成文書識別子、利用者識別子及びパスワードを含むアクセス要求データを受信した場合、ユーザ認証を行ない、前記作成文書データ記憶部に記録された作成文書識別子、セクション識別子及び利用者識別子に基づいて作成権限を判定する。そして、作成権限がある場合、前記利用者端末の第1画面に表示するために、セクション識別子を埋め込んだテンプレート文書を用いて編集された作成文書データのコンテンツを、利用者端末に対して送信し、前記利用者端末の第1画面に表示され、利用者によるカーソルの移動先のセクションに埋め込まれたセクション識別子を取得し、前記利用者識別子に基づいて前記利用者データ記憶部から、この利用者の所属企業を抽出し、この所属企業に基づいて前記会社属性データ記憶部から前記所属企業の会社属性を抽出し、前記セクション識別子及び前記会社属性に関連づけられた支援情報を選択し、前記利用者端末の第2画面に表示させるために送信する。前記利用者端末から作成完了を受信した場合、前記第2画面に表示された支援情報を参照して作成されたセクションを、作成文書データのコンテンツデータ領域に作成文書のコンテンツデータを記録する。これにより、利用者端末の第1画面に表示され、作業中であるセクションを特定して、そのセクションに対応する支援情報を第2画面に表示させることができる。従って、第1画面に表示して作業中であるセクションの支援情報を第2画面上で確認しながら作業をすることが可能となる。
企業、所属部署及びレベルに関するデータを含んで構成される。
パスワードデータ領域には、その利用者を認証するためのパスワードに関するデータが記録される。
所属部署データ領域には、その利用者の所属部署を特定するための所属部署の識別情報に関するデータが記録される。
テンプレートデータ記憶部23には、図3に示すように、各文書種別についてセクション毎にテンプレートデータ230が記録されている。このテンプレートデータ230は、文書作成支援サービスの提供に先立ち、雛形文書を準備した場合に記録される。テンプレートデータ230は、文書種別及び雛形文書に関するデータを含んで構成される。
セクション識別子データ領域には、文書中のセクションを特定するための識別子に関するデータが記録される。
応する。例えば、「初級」レベル向けには、そのディスクロージャ文書の作成にあまり習熟していない作成者向けのディスクロージャ文書作成支援情報を関連文書として用意しておく。一方、「上級」レベル向けには、そのディスクロージャ文書の作成に習熟した作成者向けのディスクロージャ文書作成支援情報を関連文書として用意しておく。ここで、複数のレベルの利用者が対象となる場合、レベルデータ領域には、対象とする全部の複数のレベルに関するデータが記録される。
図7に示すように、有価証券報告書50は、複数のセクションから構成され、各セクションに対応するテンプレートが用意されている。このテンプレートは、テンプレートデータ230の雛形文書に対応する。そして、この雛形文書中にセクション識別子が埋め込まれている。
文書種別データ領域には、作成文書の文書種別に関するデータが記録される。
ン識別子に関するデータが記録される。
会社識別子データ領域には、利用者の所属企業を特定するための会社識別子に関するデータが記録される。
承認権限者識別子データ領域には、作成文書についての承認権限者を特定するための承認権限者識別子に関するデータが記録される。
承認ステータスデータ領域には、作成文書についての承認ステータスに関するデータが記録される。具体的には、作成者による作成完了前は「0」、作成者による作成が完了した場合は「1」、承認権限者により承認済の場合は「2」、外部監査者により承認済の場合は「3」が、外部監査の結果が非承認である場合は「9」が、それぞれ記録される。このように、本実施形態では、この承認ステータスが進捗状況を示す。
アクセス者識別子データ領域には、公開前のディスクロージャ文書の閲覧を許容された利用者を特定するための利用者識別子に関するデータが記録される。
上記のように構成されたシステムにおいて、ディスクロージャ文書の作成を支援する場合の処理手順を図8〜図10を用いて説明する。ここでは、ディスクロージャ文書の作成処理(図8)と、承認権限者による承認処理(図9)と、外部監査者による監査処理とに分けて説明する。まず、ディスクロージャ文書の作成処理を図8を用いて説明する。
ディスクロージャ文書の各セクションの作成者は、利用者端末30を用いて、作成文書識別子と利用者識別子及びパスワードとを入力して文書作成支援サーバ20に文書作成画面へのアクセス要求を行う。これにより、利用者端末30は、文書作成支援サーバ20に作成文書識別子と利用者識別子及びパスワードとを含むアクセス要求データを送信して文書作成画面へのアクセス要求を行う(ステップS1−1)。
ンピュータ21は、このようにしてコンテンツを並べた作成文書データを利用者端末30に送信する。
次に、承認権限者による承認処理について、図9を用いて説明する。ここでは、社内の承認権限者による承認処理を説明する。
テップS2−3においてNOの場合)、管理コンピュータ21は、閲覧を拒否する旨を利用者端末30に通知し(ステップS2−4)、処理を終了する。
作成文書データを受信した利用者端末30は、この作成文書データに基づいて、作成文書を利用者端末30に表示する(ステップS2−7)。具体的には、作成文書識別子により特定される作成文書のコンテンツが、セクション識別子に基づいて並べられて表示される。ここでは、承認ステータスが「1」のセクションのみ、そのセクションについての承認権限者による承認入力が可能となっている。
次に、外部監査者による監査処理について説明する。本実施形態では、すべてのセクションについて承認権限者によって承認されたディスクロージャ文書が、外部監査者による監査の対象となる。
る承認フラグ及び外部監査者の利用者識別子を含む外部監査データを文書作成支援サーバ20に送信する(ステップS2−9)。
・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21は、利用者端末30に表示される表示画面700の第1画面710に表示するために、セクション識別子715を埋め込んだテンプレート文書を、利用者端末30に対して送信する。そして、管理コンピュータ21は、その利用者端末30の第1画面710に表示され、利用者により編集作業中のテンプレート文書に埋め込まれたセクション識別子715を取得する。そして、管理コンピュータ21は、そのセクション識別子715に関連づけられた支援情報(関連情報)を、利用者端末30の第2画面720に表示させるために送信する。
○ 上記実施形態では、関連文書データ記憶部24に、会社属性及びレベルと関連付けて関連文書を記録した。そして、管理コンピュータ21は、利用者識別子に基づいて取得した利用者の所属企業の会社属性及び利用者のレベルに基づいて関連文書データ記憶部24から関連文書を抽出することにより、利用者属性に基づく支援情報(関連文書)の選択を行った。第2画面720に表示させる支援情報の選択のために用いる利用者属性はこれに限られるものではなく、セクション毎に提供する支援情報(関連文書)を複数用意する場合に、各関連文書を選択するために用いるのであれば、どのような利用者属性を用いてもよい。
Claims (4)
- セクション識別子と支援情報と会社属性とを関連付けて記録した支援情報記憶手段と、
利用者識別子、パスワード、利用者の所属企業に関するデータを含んで構成される利用者データが記録されている利用者データ記憶部と、
作成文書識別子、セクション識別子、作成者識別子、コンテンツに関するデータを含んで構成される作成文書データが記録される作成文書データ記憶部と、
企業と会社属性とが関連付けられて記録されている会社属性データ記憶部と、
利用者端末に接続可能な管理コンピュータとを用いてディスクロージャ文書の作成支援を行う方法であって、
前記管理コンピュータが、
利用者端末から、作成文書識別子、利用者識別子及びパスワードを含むアクセス要求データを受信した場合、ユーザ認証を行ない、前記作成文書データ記憶部に記録された作成文書識別子、セクション識別子及び利用者識別子に基づいて作成権限を判定し、
作成権限がある場合、前記利用者端末の第1画面に表示するために、セクション識別子を埋め込んだテンプレート文書を用いて編集された作成文書データのコンテンツを、利用者端末に対して送信する段階と、
前記利用者端末の第1画面に表示され、利用者によるカーソルの移動先のセクションに埋め込まれたセクション識別子を取得する段階と、
前記利用者識別子に基づいて前記利用者データ記憶部から、この利用者の所属企業を抽出し、この所属企業に基づいて前記会社属性データ記憶部から前記所属企業の会社属性を抽出し、前記セクション識別子及び前記会社属性に関連づけられた支援情報を選択し、前記利用者端末の第2画面に表示させるために送信する段階と、
前記利用者端末から作成完了を受信した場合、前記第2画面に表示された支援情報を参照して作成されたセクションを、作成文書データのコンテンツデータ領域に作成文書のコンテンツデータを記録する段階と
を実行することを特徴とする文書作成支援方法。 - 前記利用者データ記憶部に記録された利用者識別子には、利用者属性として利用者の習熟度のレベルが関連付けられて記録されており、
前記支援情報記憶手段に記録された支援情報には、更に習熟度のレベルが関連付けられ
て記録されており、
前記管理コンピュータが、支援情報を選択する場合には、利用者端末から受信した利用者識別子に関連付けられたレベルに対応する支援情報を前記支援情報記憶手段において選択することを特徴とする請求項1に記載の文書作成支援方法。 - セクション識別子と支援情報と会社属性とを関連付けて記録した支援情報記憶手段と、
利用者識別子、パスワード、利用者の所属企業に関するデータを含んで構成される利用者データが記録されている利用者データ記憶部と、
作成文書識別子、セクション識別子、作成者識別子、コンテンツに関するデータを含んで構成される作成文書データが記録される作成文書データ記憶部と、
企業と会社属性とが関連付けられて記録されている会社属性データ記憶部と、
利用者端末に接続可能な管理コンピュータとを用いてディスクロージャ文書の作成支援を行うための文書作成支援プログラムであって、
前記管理コンピュータを、
利用者端末から、作成文書識別子、利用者識別子及びパスワードを含むアクセス要求データを受信した場合、ユーザ認証を行ない、前記作成文書データ記憶部に記録された作成文書識別子、セクション識別子及び利用者識別子に基づいて作成権限を判定し、
作成権限がある場合、前記利用者端末の第1画面に表示するために、セクション識別子を埋め込んだテンプレート文書を用いて編集された作成文書データのコンテンツを、利用者端末に対して送信するテンプレート送信手段と、
前記利用者端末の第1画面に表示され、利用者によるカーソルの移動先のセクションに埋め込まれたセクション識別子を取得するセクション識別子取得手段と、
前記利用者識別子に基づいて前記利用者データ記憶部から、この利用者の所属企業を抽出し、この所属企業に基づいて前記会社属性データ記憶部から前記所属企業の会社属性を抽出し、前記セクション識別子及び前記会社属性に関連づけられた支援情報を選択し、前記利用者端末の第2画面に表示させるために送信する支援情報送信手段と、
前記利用者端末から作成完了を受信した場合、前記第2画面に表示された支援情報を参照して作成されたセクションを、作成文書データのコンテンツデータ領域に作成文書のコンテンツデータを記録する手段
として機能させることを特徴とする文書作成支援プログラム。 - 前記利用者データ記憶部に記録された利用者識別子には、利用者属性として利用者の習熟度のレベルが関連付けられて記録されており、
前記支援情報記憶手段に記録された支援情報には、更に習熟度のレベルが関連付けられて記録されており、
前記管理コンピュータが、支援情報を選択する場合には、利用者端末から受信した利用者識別子に関連付けられたレベルに対応する支援情報を前記支援情報記憶手段において選択することを特徴とする請求項3に記載の文書作成支援プログラム。
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