JP2008117220A - ユーザー管理システム、ユーザー管理プログラムおよびユーザー管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することをできるようにしたユーザー管理システムを提供する。
【解決手段】ユーザー管理システムのユーザー構造情報記憶手段は、ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶し、ユーザー情報管理手段は、前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行う。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザー管理システムのユーザー構造情報記憶手段は、ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶し、ユーザー情報管理手段は、前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、ユーザー管理システム、ユーザー管理プログラムおよびユーザー管理方法に関する。
1つ以上のサービスを利用するユーザーを統合的に管理するためのユーザー管理については、いくつかの方法が提案されている。例えば、ID(識別子)フェデレーション技術を使用すれば、1人のユーザーが複数のサービスを利用することができる環境が提供される。
例えば、特許文献1には、このIDフェデレーションの基本的な流れに関する技術が開示されている。また、特許文献2には、登録した個人情報を他のサービスと共有するための機構に関する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、このIDフェデレーションの基本的な流れに関する技術が開示されている。また、特許文献2には、登録した個人情報を他のサービスと共有するための機構に関する技術が開示されている。
このIDフェデレーションでは、基本的には1ユーザーは1つのIDを持っており、これを複数で使うことが前提である。しかしながら、現実の世界では、1人の個人が全く別のユーザーとして別々にサービスを申し込んでしまうことがある。すると、同一人物に対して複数のユーザーIDが割り振られてしまう。このような問題が生じた場合には、名寄せという操作が行われる。名寄せ処理においては、複数のユーザーIDを統合し、1つのIDにする処理が行われる。以前に使用していたIDは無効とし、ユーザーデータベースを書き換える処理が実行される。
しかしながら、単純に名寄せを行っただけでは、名寄せ前に各々のユーザーが実施した操作の履歴を簡単に取り出すことができなくなってしまったり、以前のユーザーで作成したコンテンツ等へのアクセスができなくなってしまったりするという問題が生じる。また、ユーザーIDに関連するデータベースレコードは多岐にわたる場合がほとんどで、バッチ処理等で書き換える処理は、コンピュータリソースに対する負担が大きい上に、処理の間違いが発生する可能性も高い。さらに、データベースが分散しているようなケースにおいては、データベースの整合性を保つために、多くの複雑な処理が求められることになる。
特開2004−078622号公報
特開2001−344379号公報
本発明は、このような背景技術の状況の中でなされたもので、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することをできるようにしたユーザー管理システム、ユーザー管理プログラムおよびユーザー管理方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[請求項1] ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行うユーザー情報管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
[請求項1] ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行うユーザー情報管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
[請求項2] 前記ユーザー構造情報記憶手段は、名寄せを行った時間に関する情報をも記憶し、
前記ユーザー情報管理手段は、名寄せを行った時間に関する情報を前記ユーザー識別子に対応させて記憶させる
ことを特徴とする[請求項1]に記載のユーザー管理システム。
前記ユーザー情報管理手段は、名寄せを行った時間に関する情報を前記ユーザー識別子に対応させて記憶させる
ことを特徴とする[請求項1]に記載のユーザー管理システム。
[請求項3] ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、ユーザーを削除した時間に関する情報を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、ユーザーを削除した時間に関する情報を該ユーザー識別子に対応させて記憶することによってユーザー消去を行うユーザー情報管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
前記ユーザー構造情報記憶手段に、ユーザーを削除した時間に関する情報を該ユーザー識別子に対応させて記憶することによってユーザー消去を行うユーザー情報管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
[請求項4] ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの認証を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行うサービス利用認可管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
ユーザーの認証を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行うサービス利用認可管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
[請求項5] ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
コンテンツの利用の認可を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行うコンテンツ利用認可手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
コンテンツの利用の認可を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行うコンテンツ利用認可手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
[請求項6] ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う利用履歴管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う利用履歴管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
[請求項7] コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行うユーザー情報管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行うユーザー情報管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
[請求項8] コンピュータに、
前記ユーザー構造情報記憶手段にて名寄せを行った時間に関する情報をも記憶させ、
前記ユーザー情報管理手段にて名寄せを行った時間に関する情報を前記ユーザー識別子に対応させて記憶させる
ことを特徴とする[請求項7]に記載のユーザー管理プログラム。
前記ユーザー構造情報記憶手段にて名寄せを行った時間に関する情報をも記憶させ、
前記ユーザー情報管理手段にて名寄せを行った時間に関する情報を前記ユーザー識別子に対応させて記憶させる
ことを特徴とする[請求項7]に記載のユーザー管理プログラム。
[請求項9] コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、ユーザーを削除した時間に関する情報を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、ユーザーを削除した時間に関する情報を該ユーザー識別子に対応させて記憶することによってユーザー消去を行うユーザー情報管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、ユーザーを削除した時間に関する情報を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、ユーザーを削除した時間に関する情報を該ユーザー識別子に対応させて記憶することによってユーザー消去を行うユーザー情報管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
[請求項10] コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの認証を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行うサービス利用認可管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの認証を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行うサービス利用認可管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
[請求項11] コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
コンテンツの利用の認可を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行うコンテンツ利用認可手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
コンテンツの利用の認可を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行うコンテンツ利用認可手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
[請求項12] コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う利用履歴管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う利用履歴管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。
[請求項13] ユーザー認証を実施するユーザー認証手段、サービスを提供するサービス提供手段を具備する1つ以上のサービス提供サーバーと、
ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報データベース、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報データベース、前記ユーザー構造情報データベースおよび前記ユーザー属性情報データベースを管理するユーザー情報管理手段、サービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可データベース、前記サービス利用認可データベースを管理するサービス利用認可管理手段を具備するユーザー管理サーバー
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報データベース、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報データベース、前記ユーザー構造情報データベースおよび前記ユーザー属性情報データベースを管理するユーザー情報管理手段、サービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可データベース、前記サービス利用認可データベースを管理するサービス利用認可管理手段を具備するユーザー管理サーバー
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。
[請求項14] 前記ユーザー管理サーバーに、ユーザーのサービス利用履歴を保持する利用履歴データベース、前記利用履歴データベースを管理する利用履歴管理手段
を具備することを特徴とする[請求項13]に記載のユーザー管理システム。
を具備することを特徴とする[請求項13]に記載のユーザー管理システム。
[請求項15] 前記ユーザー管理サーバーに、コンテンツ情報を保持するコンテンツデータベース、コンテンツに対する利用認可情報を保持するコンテンツ利用認可データベース、前記コンテンツデータベースおよび前記コンテンツ利用認可データベースを管理するコンテンツ利用認可手段
を具備することを特徴とする[請求項13]または[請求項14]に記載のユーザー管理システム。
を具備することを特徴とする[請求項13]または[請求項14]に記載のユーザー管理システム。
[請求項16] サービス提供サーバーは、
ユーザー認証手段によりユーザー認証を実施し、サービス提供手段によりサービスを提供し、
ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報データベース、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報データベースおよびサービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可データベースを具備するユーザー管理サーバーは、
ユーザー情報管理手段により前記ユーザー構造情報データベースおよび前記ユーザー属性情報データベースを管理し、サービス利用認可管理手段により前記サービス利用認可データベースを管理する
ことを特徴とするユーザー管理方法。
ユーザー認証手段によりユーザー認証を実施し、サービス提供手段によりサービスを提供し、
ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報データベース、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報データベースおよびサービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可データベースを具備するユーザー管理サーバーは、
ユーザー情報管理手段により前記ユーザー構造情報データベースおよび前記ユーザー属性情報データベースを管理し、サービス利用認可管理手段により前記サービス利用認可データベースを管理する
ことを特徴とするユーザー管理方法。
[請求項17] 前記ユーザー管理サーバーは、ユーザーのサービス利用履歴を保持する利用履歴データベースを具備し、
前記ユーザー管理サーバーは、利用履歴管理手段により前記利用履歴データベースを管理する
ことを特徴とする[請求項16]に記載のユーザー管理方法。
前記ユーザー管理サーバーは、利用履歴管理手段により前記利用履歴データベースを管理する
ことを特徴とする[請求項16]に記載のユーザー管理方法。
[請求項18] 前記ユーザー管理サーバーは、コンテンツ情報を保持するコンテンツデータベース、コンテンツに対する利用認可情報を保持するコンテンツ利用認可データベースを具備し、
前記ユーザー管理サーバーは、コンテンツ利用認可手段により前記コンテンツデータベースおよび前記コンテンツ利用認可データベースを管理する
ことを特徴とする[請求項16]または[請求項17]に記載のユーザー管理方法。
前記ユーザー管理サーバーは、コンテンツ利用認可手段により前記コンテンツデータベースおよび前記コンテンツ利用認可データベースを管理する
ことを特徴とする[請求項16]または[請求項17]に記載のユーザー管理方法。
請求項1記載のユーザー管理システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。
請求項2記載のユーザー管理システムによれば、請求項1記載のユーザー管理システムによる効果に加えて、ユーザーの名寄せや消滅等を時間を追って構造的に管理することができるようになる。このことにより、ユーザーの利用履歴等のデータを加工することなく、名寄せされたユーザーを統合的に扱うことができるようになる。
請求項3記載のユーザー管理システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。
請求項4記載のユーザー管理システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。また、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項5記載のユーザー管理システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。また、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項6記載のユーザー管理システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。また、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項7記載のユーザー管理プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。
請求項8記載のユーザー管理プログラムによれば、請求項7記載のユーザー管理プログラムによる効果に加えて、ユーザーの名寄せや消滅等を時間を追って構造的に管理することができるようになる。このことにより、ユーザーの利用履歴等のデータを加工することなく、名寄せされたユーザーを統合的に扱うことができるようになる。
請求項9記載のユーザー管理プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。
請求項10記載のユーザー管理プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。また、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項11記載のユーザー管理プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。また、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項12記載のユーザー管理プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。また、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項13記載のユーザー管理システムによれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。ユーザーの名寄せや消滅等を時間を追って構造的に管理することができるようになる。このことにより、ユーザーの利用履歴等のデータを加工することなく、名寄せされたユーザーを統合的に扱うことができるようになる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項14記載のユーザー管理システムによれば、請求項13記載のユーザー管理システムによる効果に加えて、名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。
請求項15記載のユーザー管理システムによれば、請求項13または請求項14記載のユーザー管理システムによる効果に加えて、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができるようになる。
請求項16記載のユーザー管理方法によれば、本構成を有していない場合に比較して、複数のユーザーを名寄せするような状況が発生した場合においても、システムに多大な負担をかけることなく、名寄せ処理を実施することができる。ユーザーの名寄せや消滅等を時間を追って構造的に管理することができるようになる。このことにより、ユーザーの利用履歴等のデータを加工することなく、名寄せされたユーザーを統合的に扱うことができるようになる。また、単に管理する労力を減らすだけでなく、ユーザー自身にとってもいつでも以前のアクセス方法に基づいて操作履歴の問い合わせを行ったり、デジタルコンテンツにアクセスしたりすることができるという利点がある。
請求項17記載のユーザー管理方法によれば、請求項16記載のユーザー管理方法による効果に加えて、名寄せ処理を行う前に行った操作の履歴や作成したコンテンツのアクセス権を整合性をもって管理し、必要に応じて履歴情報やコンテンツを適切に提示することができる。
請求項18記載のユーザー管理方法によれば、請求項16または請求項17記載のユーザー管理方法による効果に加えて、ユーザーがサービスに保存したデジタルコンテンツのアクセス権管理においても、名寄せに伴う特別な処理をすることなく、管理することができるようになる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
また、以下、説明の便宜上、「人Aは、〜Bモジュールを利用して、Cする」等と説明する場合があるが、これは「人Aの操作による指示を、Bモジュールが受け取り、そのBモジュールはその指示に応じてCする」の意である。
また、名寄せ処理とは、同一人物(自然人、法人の両方を含む)に対して、システムのユーザーとして複数の識別子が割り振られた場合に、その主体を確定することであり、具体的には、一つの識別子に統合する処理のことである。
図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
また、以下、説明の便宜上、「人Aは、〜Bモジュールを利用して、Cする」等と説明する場合があるが、これは「人Aの操作による指示を、Bモジュールが受け取り、そのBモジュールはその指示に応じてCする」の意である。
また、名寄せ処理とは、同一人物(自然人、法人の両方を含む)に対して、システムのユーザーとして複数の識別子が割り振られた場合に、その主体を確定することであり、具体的には、一つの識別子に統合する処理のことである。
(情報管理装置の全体構成)
本実施の形態のユーザー管理装置は、図1に示すように、ユーザー認証を実施するユーザー認証モジュール1、サービスを提供するサービス提供モジュール2、を有している1つ以上のサービス提供サーバー3、ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報DB5、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報DB6、ユーザー構造情報DB5およびユーザー属性情報DB6を管理するユーザー情報管理モジュール4、サービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可DB8、サービス利用認可DBを管理するサービス利用認可管理モジュール7、ユーザーのサービス利用履歴を保持する利用履歴DB10、利用履歴DB10を管理する利用履歴管理モジュール9、を有しているユーザー管理サーバー11、コンテンツ情報を保持するコンテンツDB13、コンテンツに対する利用認可情報を保持するコンテンツ利用認可DB14、コンテンツDB13およびコンテンツ利用認可DB14を管理するコンテンツ利用認可モジュール12、を有しているコンテンツ管理サーバー15、各サーバーを接続するネットワーク16、で構成される。
本実施の形態のユーザー管理装置は、図1に示すように、ユーザー認証を実施するユーザー認証モジュール1、サービスを提供するサービス提供モジュール2、を有している1つ以上のサービス提供サーバー3、ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報DB5、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報DB6、ユーザー構造情報DB5およびユーザー属性情報DB6を管理するユーザー情報管理モジュール4、サービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可DB8、サービス利用認可DBを管理するサービス利用認可管理モジュール7、ユーザーのサービス利用履歴を保持する利用履歴DB10、利用履歴DB10を管理する利用履歴管理モジュール9、を有しているユーザー管理サーバー11、コンテンツ情報を保持するコンテンツDB13、コンテンツに対する利用認可情報を保持するコンテンツ利用認可DB14、コンテンツDB13およびコンテンツ利用認可DB14を管理するコンテンツ利用認可モジュール12、を有しているコンテンツ管理サーバー15、各サーバーを接続するネットワーク16、で構成される。
ユーザー構造情報DB5は、ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶する。また、名寄せを行った時間に関する情報をも記憶してもよい。
ユーザー情報管理モジュール4は、ユーザー構造情報DB5に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行う。また、名寄せを行った時間に関する情報をユーザー識別子に対応させて記憶させるようにしてもよい。
ユーザー情報管理モジュール4は、ユーザー構造情報DB5に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行う。また、名寄せを行った時間に関する情報をユーザー識別子に対応させて記憶させるようにしてもよい。
ユーザー情報管理モジュール4は、ユーザー構造情報DB5に、ユーザーを削除した時間に関する情報を該ユーザー識別子に対応させて記憶することによってユーザー消去を行う。
サービス利用認可管理モジュール7は、ユーザーの認証を行う場合に、ユーザー構造情報DB5に、該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行う。
コンテンツ利用認可モジュール12は、コンテンツの利用を行う場合に、ユーザー構造情報DB5に、該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行う。
利用履歴管理モジュール9は、ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、ユーザー構造情報DB5内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う。
サービス利用認可管理モジュール7は、ユーザーの認証を行う場合に、ユーザー構造情報DB5に、該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行う。
コンテンツ利用認可モジュール12は、コンテンツの利用を行う場合に、ユーザー構造情報DB5に、該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行う。
利用履歴管理モジュール9は、ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、ユーザー構造情報DB5内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う。
(ユーザー管理の概略)
図2は、ユーザー管理の流れについて、模式的に示したものである。一番上のユーザーはID=0001が割り当てられて生成され、最終的に削除(登録抹消)されている。2番目のユーザーは、ID=0002で生成され、現在も有効である。3番目のユーザーは、ID=0003で生成され、後にID=0004のユーザーに統合(名寄せ)されている。4番目のユーザーは、ID=0004で生成され、ID=0003のユーザーとの統合後、現在まで有効なユーザーとして管理されている。本実施の形態の説明においては、このID=0001のユーザーが削除され、ID=0003のユーザーとID=0004のユーザーが名寄せされるような状況を想定している。
図2は、ユーザー管理の流れについて、模式的に示したものである。一番上のユーザーはID=0001が割り当てられて生成され、最終的に削除(登録抹消)されている。2番目のユーザーは、ID=0002で生成され、現在も有効である。3番目のユーザーは、ID=0003で生成され、後にID=0004のユーザーに統合(名寄せ)されている。4番目のユーザーは、ID=0004で生成され、ID=0003のユーザーとの統合後、現在まで有効なユーザーとして管理されている。本実施の形態の説明においては、このID=0001のユーザーが削除され、ID=0003のユーザーとID=0004のユーザーが名寄せされるような状況を想定している。
(ユーザーの登録処理)
図3は、ユーザーを登録する処理を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、ユーザー情報管理モジュール4の管理画面等からユーザー名等のユーザー属性情報を入力する(ステップS302)。
ユーザー情報管理モジュール4は、入力された情報を基にユーザー登録処理を起動する(ステップS304)。
ユーザー情報管理モジュール4は、ユーザー属性情報を生成し、ユーザー属性情報DB6に図4の形態で登録する(ステップS306)。
また、同時にユーザー構造情報として、ユーザー構造情報DB5へ図5の形態で保持する(ステップS308)。この図の例では、ユーザーを生成した際に、新たなユーザーレコードを生成し、ユーザーIDと生成時刻を登録する。
最後に、登録結果をユーザー管理者に提示する(ステップS310)。
図3は、ユーザーを登録する処理を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、ユーザー情報管理モジュール4の管理画面等からユーザー名等のユーザー属性情報を入力する(ステップS302)。
ユーザー情報管理モジュール4は、入力された情報を基にユーザー登録処理を起動する(ステップS304)。
ユーザー情報管理モジュール4は、ユーザー属性情報を生成し、ユーザー属性情報DB6に図4の形態で登録する(ステップS306)。
また、同時にユーザー構造情報として、ユーザー構造情報DB5へ図5の形態で保持する(ステップS308)。この図の例では、ユーザーを生成した際に、新たなユーザーレコードを生成し、ユーザーIDと生成時刻を登録する。
最後に、登録結果をユーザー管理者に提示する(ステップS310)。
図4は、各ID毎に、パスワード、姓、名、会社名、部署名、役職、住所、電話番号、携帯電話番号、FAX番号、E−mailアドレス、URL、備考を登録しているが、これに限定されることなく、その他の情報を登録していてもよい。
ユーザー構造情報は、図5に示すように、ユーザーID、生成時刻、削除時刻、名寄せ先ID、名寄せ元ID、名寄せ時刻の各欄を有している。ユーザーIDは、ユーザーを一意に識別できる識別子(ID)である。生成時刻は、そのユーザーIDを登録した時刻である。削除時刻は、そのユーザーIDをシステムから削除した時刻である。名寄せ先IDは、統合したID(名寄せした相手のID)である。つまり、名寄せ後にも継続して取扱い可能なIDである。名寄せ元IDは、その行のユーザーIDに統合されるIDである。つまり、名寄せ後には原則として統合したIDとして取り扱われる。名寄せ時刻は、名寄せを行った時刻である。名寄せ先IDを記憶した行に記憶させる。
また、図5に示したデータ構造に限定されるものではなく、例えば、ユーザーIDとそれに対応する名寄せ先IDがあるだけのテーブル、ユーザーIDとそれに対応する名寄せ元IDがあるだけのテーブル、またはテーブルではなくリスト構造等であってもよい。
ユーザー構造情報は、図5に示すように、ユーザーID、生成時刻、削除時刻、名寄せ先ID、名寄せ元ID、名寄せ時刻の各欄を有している。ユーザーIDは、ユーザーを一意に識別できる識別子(ID)である。生成時刻は、そのユーザーIDを登録した時刻である。削除時刻は、そのユーザーIDをシステムから削除した時刻である。名寄せ先IDは、統合したID(名寄せした相手のID)である。つまり、名寄せ後にも継続して取扱い可能なIDである。名寄せ元IDは、その行のユーザーIDに統合されるIDである。つまり、名寄せ後には原則として統合したIDとして取り扱われる。名寄せ時刻は、名寄せを行った時刻である。名寄せ先IDを記憶した行に記憶させる。
また、図5に示したデータ構造に限定されるものではなく、例えば、ユーザーIDとそれに対応する名寄せ先IDがあるだけのテーブル、ユーザーIDとそれに対応する名寄せ元IDがあるだけのテーブル、またはテーブルではなくリスト構造等であってもよい。
(ユーザーの削除処理)
図6は、ユーザーを削除する処理を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、ユーザー情報管理モジュール4が表示している管理画面等から削除するユーザーを検索する(ステップS602)。
次に、指定したユーザーの削除処理を起動する(ステップS604)。
ユーザー情報管理モジュール4は、この指示に基づいてユーザー構造情報DB5に図5の形態で保持されているユーザー構造情報の削除時刻を記録する(ステップS606)。この例では、ユーザーID=0001のユーザーに削除時刻が設定されている。このデータ構造の例では、削除時刻が記録されているユーザーは無効なユーザーということになる。
最後に、削除結果をユーザー管理者に提示する(ステップS608)。
図6は、ユーザーを削除する処理を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、ユーザー情報管理モジュール4が表示している管理画面等から削除するユーザーを検索する(ステップS602)。
次に、指定したユーザーの削除処理を起動する(ステップS604)。
ユーザー情報管理モジュール4は、この指示に基づいてユーザー構造情報DB5に図5の形態で保持されているユーザー構造情報の削除時刻を記録する(ステップS606)。この例では、ユーザーID=0001のユーザーに削除時刻が設定されている。このデータ構造の例では、削除時刻が記録されているユーザーは無効なユーザーということになる。
最後に、削除結果をユーザー管理者に提示する(ステップS608)。
(ユーザーの名寄せ処理)
図7は、複数のユーザーを統合する名寄せ処理の例を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、ユーザー情報管理モジュール4が表示している管理画面等から名寄せするユーザーを検索する(ステップS702)。
次に、指定したユーザーの名寄せ処理を起動する(ステップS704)。
ユーザー情報管理モジュール4は、この指示に基づいてユーザー構造情報DB5に図5の形態で保持されているユーザー構造情報へ、名寄せ情報を記録する(ステップS706)。この例では、ユーザーID=0003のユーザーの名寄せ先IDの欄に名寄せ先のID(この場合はID=0004)が、ユーザーID=0004のユーザーの名寄せ元IDの欄に名寄せ元のID(この場合はID=0003)が設定されている。同時に名寄せ元のユーザーに名寄せされた時刻が設定される。
最後に、名寄せ結果をユーザー管理者に提示する(ステップS708)。
図7は、複数のユーザーを統合する名寄せ処理の例を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、ユーザー情報管理モジュール4が表示している管理画面等から名寄せするユーザーを検索する(ステップS702)。
次に、指定したユーザーの名寄せ処理を起動する(ステップS704)。
ユーザー情報管理モジュール4は、この指示に基づいてユーザー構造情報DB5に図5の形態で保持されているユーザー構造情報へ、名寄せ情報を記録する(ステップS706)。この例では、ユーザーID=0003のユーザーの名寄せ先IDの欄に名寄せ先のID(この場合はID=0004)が、ユーザーID=0004のユーザーの名寄せ元IDの欄に名寄せ元のID(この場合はID=0003)が設定されている。同時に名寄せ元のユーザーに名寄せされた時刻が設定される。
最後に、名寄せ結果をユーザー管理者に提示する(ステップS708)。
(ユーザー認証からサービス利用認可)
図8は、ユーザーがサービスを利用する際、ユーザー認証から実際にサービスの利用を認可するまでの処理例を示すフローチャートである。ユーザーごとのサービス利用の可否を決定する認可情報は、あらかじめサービス利用認可DB8に、図9に示されるような形態で保持されているものとする。サービス利用認可DB8に登録される認可情報のデータ構造は、図9に示すように、ユーザーIDとサービスIDとを対にしたテーブル構造である。なお、この構造に限定されるものではなく、ユーザーIDから認可されているサービスIDまたはサービスIDからユーザーIDを抽出することができるデータ構造であればよい。
図8は、ユーザーがサービスを利用する際、ユーザー認証から実際にサービスの利用を認可するまでの処理例を示すフローチャートである。ユーザーごとのサービス利用の可否を決定する認可情報は、あらかじめサービス利用認可DB8に、図9に示されるような形態で保持されているものとする。サービス利用認可DB8に登録される認可情報のデータ構造は、図9に示すように、ユーザーIDとサービスIDとを対にしたテーブル構造である。なお、この構造に限定されるものではなく、ユーザーIDから認可されているサービスIDまたはサービスIDからユーザーIDを抽出することができるデータ構造であればよい。
まず、ユーザー認証モジュール1がユーザー認証を行う。この認証方式は、単純なID/パスワード方式でも、よりセキュリティレベルの高い証明書を用いる形式でも、生体認証等を用いる形式でもかまわない。ここでは、図10のような単純なID/パスワード方式での認証が実施されるものとする。ユーザー認証が終了することによって、アクセスを開始するユーザーのIDを確定する(ステップS802)。なお、ID/パスワード方式でのユーザー認証は、図10に示すように、アクセスID(ユーザーID)とそれに対応するパスワードをユーザーが入力することによって行われる。
次に、このユーザーIDに基づいてユーザー情報管理モジュール4が、ユーザー構造情報DB5を検索し、ユーザー構造情報を取得する(ステップS804)。
取得した情報から名寄せが実施されているかをチェックする(ステップS808)。実際には、図5のユーザー構造情報において、名寄せ先ID欄に情報が記録されているかをチェックする。
名寄せ先IDがある場合には(ステップS808であり)、名寄せされた先のユーザーIDを基に処理を繰り返す(ステップS806、804、808)。このことによって、現在有効なユーザーIDを取り出す(ステップS808でなし)。
取得した情報から名寄せが実施されているかをチェックする(ステップS808)。実際には、図5のユーザー構造情報において、名寄せ先ID欄に情報が記録されているかをチェックする。
名寄せ先IDがある場合には(ステップS808であり)、名寄せされた先のユーザーIDを基に処理を繰り返す(ステップS806、804、808)。このことによって、現在有効なユーザーIDを取り出す(ステップS808でなし)。
次に、この現在のユーザーIDが消去されていないかをチェックする(ステップS810)。実際には、図5のユーザー構造情報の削除時刻欄にデータが記録されていないことを確認する。無効なユーザーの場合には(ステップS810で無効)処理を終了する(ステップS820)。
有効なユーザーの場合には(ステップS810で有効)、サービス利用認可管理モジュール7が、サービス利用認可DB8に図9の形態で保持されているサービス利用認可情報を検索し(ステップS812)、このユーザーが目的のサービスの利用権を持っているかどうかをチェックする(ステップS814)。
利用が許可されていない場合には(ステップS814で不可)、終了する(ステップS820)。利用が許可されている場合には(ステップS814で認可)、サービス利用認可管理モジュール7がサービス提供モジュール2へのアクセスを許可し、サービスを提供する(ステップS816)。
最後に、利用履歴管理モジュール9が、図11に示される形態で、このサービスの利用履歴を利用履歴DB10に保存して(ステップS818)終了する(ステップS820)。
有効なユーザーの場合には(ステップS810で有効)、サービス利用認可管理モジュール7が、サービス利用認可DB8に図9の形態で保持されているサービス利用認可情報を検索し(ステップS812)、このユーザーが目的のサービスの利用権を持っているかどうかをチェックする(ステップS814)。
利用が許可されていない場合には(ステップS814で不可)、終了する(ステップS820)。利用が許可されている場合には(ステップS814で認可)、サービス利用認可管理モジュール7がサービス提供モジュール2へのアクセスを許可し、サービスを提供する(ステップS816)。
最後に、利用履歴管理モジュール9が、図11に示される形態で、このサービスの利用履歴を利用履歴DB10に保存して(ステップS818)終了する(ステップS820)。
利用履歴DB10に登録されている利用履歴のデータ構造は、図11に示すように、ユーザーID、サービスID、利用開始時刻、利用終了時刻、利用量の各欄を有している。サービスが利用される毎に登録される。ユーザーIDは、そのサービスを利用したユーザーのIDである。サービスIDは、利用されたサービスのIDである。利用開始時刻は、そのサービスの利用が開始された時刻である。利用終了時刻は、そのサービスの利用が終了した時刻である。利用量は、そのサービスがどれだけ利用されたかを表すものであり、利用料金を計算する上で必要となる。また、利用履歴のデータ構造はこれに限定されることなく、その他の情報を登録していてもよい。
(コンテンツ利用認可)
図12は、サービス提供時にコンテンツの利用認可情報にアクセスし、個々のコンテンツに対して利用認可を制御する処理を示すフローチャートである。コンテンツ情報は、図13のような形態で、コンテンツDB13に保持されているものとする。図13の例は、昆虫図鑑のコンテンツの例である。また、個々のコンテンツの利用認可情報は、図14の形態でコンテンツ利用認可DB14に保持されているものとする。
まずサービスを利用する際に、ユーザーがコンテンツへのアクセスを希望する(ステップS1202)。コンテンツの利用認可情報のデータ構造は、図14に示すように、コンテンツIDとユーザーIDとを対にしたテーブル構造である。なお、この構造に限定されるものではなく、コンテンツIDから認可されているユーザーIDまたはユーザーIDからコンテンツIDを抽出することができるデータ構造であればよい。
図12は、サービス提供時にコンテンツの利用認可情報にアクセスし、個々のコンテンツに対して利用認可を制御する処理を示すフローチャートである。コンテンツ情報は、図13のような形態で、コンテンツDB13に保持されているものとする。図13の例は、昆虫図鑑のコンテンツの例である。また、個々のコンテンツの利用認可情報は、図14の形態でコンテンツ利用認可DB14に保持されているものとする。
まずサービスを利用する際に、ユーザーがコンテンツへのアクセスを希望する(ステップS1202)。コンテンツの利用認可情報のデータ構造は、図14に示すように、コンテンツIDとユーザーIDとを対にしたテーブル構造である。なお、この構造に限定されるものではなく、コンテンツIDから認可されているユーザーIDまたはユーザーIDからコンテンツIDを抽出することができるデータ構造であればよい。
次に、コンテンツ利用認可モジュール12が、コンテンツ利用認可DB14を検索し、このコンテンツの利用権限を持つユーザーをピックアップする(ステップS1204)。
次に、ユーザー構造情報DB5を検索し、名寄せ元となったユーザーID情報を取り出す(ステップS1206)。この例では、名寄せ元IDを参照しながら、名寄せ元となったユーザーIDをリストアップする処理を実行する。
次に、ユーザー構造情報DB5を検索し、名寄せ元となったユーザーID情報を取り出す(ステップS1206)。この例では、名寄せ元IDを参照しながら、名寄せ元となったユーザーIDをリストアップする処理を実行する。
この取り出したユーザー情報とコンテンツへの利用権限を持つユーザーとを照合し、コンテンツの利用を認可するかどうかをチェックする(ステップS1208)。
利用が認可されている場合には(ステップS1208で認可)コンテンツへのアクセスを提供する(ステップS1210)。以上の説明では、1つのコンテンツについての認可情報を判別したが、実際には、図15のように利用可能なコンテンツのみがユーザーに提示されることになる。コンテンツアクセス画面では、図15に示すように、ユーザーがアクセスできるコンテンツのフォルダーを左側に示し、その具体的な内容を右側に表示するようにしている。
利用が認可されていない場合には(ステップS1208で不可)、コンテンツの利用をさせずに処理を終了する(ステップS1212)。
利用が認可されている場合には(ステップS1208で認可)コンテンツへのアクセスを提供する(ステップS1210)。以上の説明では、1つのコンテンツについての認可情報を判別したが、実際には、図15のように利用可能なコンテンツのみがユーザーに提示されることになる。コンテンツアクセス画面では、図15に示すように、ユーザーがアクセスできるコンテンツのフォルダーを左側に示し、その具体的な内容を右側に表示するようにしている。
利用が認可されていない場合には(ステップS1208で不可)、コンテンツの利用をさせずに処理を終了する(ステップS1212)。
(利用履歴の提示と課金)
図16は、名寄せを考慮した上でユーザーの利用履歴を提示し、場合によっては課金情報として利用するための処理を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、利用履歴管理モジュール9を利用して、履歴を表示したいユーザーを検索する(ステップS1602)。
次に、ユーザー構造情報DB5を検索し、名寄せされているユーザー情報を取り出す(ステップS1604)。
名寄せされたユーザー全てについて、利用履歴DB10を検索し利用履歴を収集する(ステップS1606)。
図16は、名寄せを考慮した上でユーザーの利用履歴を提示し、場合によっては課金情報として利用するための処理を示すフローチャートである。ユーザー管理者は、利用履歴管理モジュール9を利用して、履歴を表示したいユーザーを検索する(ステップS1602)。
次に、ユーザー構造情報DB5を検索し、名寄せされているユーザー情報を取り出す(ステップS1604)。
名寄せされたユーザー全てについて、利用履歴DB10を検索し利用履歴を収集する(ステップS1606)。
ユーザーごとに収集された利用履歴を集計し、統合した上で図17のような形態で提示する(ステップS1608)。例えば、図17に示すように、ユーザー0003はユーザー0004に名寄せされたことを表示し、また、ユーザー0003の利用履歴について、利用時刻、利用サービス、利用量を表示するようにしている。
必要に応じて、利用履歴データを課金処理に送付する(ステップS1610)。課金処理モジュールは図1のブロック図には提示されていないが、利用履歴を集計し単価を掛け合わせて請求金額を検索する基本的なモジュールである。
必要に応じて、利用履歴データを課金処理に送付する(ステップS1610)。課金処理モジュールは図1のブロック図には提示されていないが、利用履歴を集計し単価を掛け合わせて請求金額を検索する基本的なモジュールである。
なお、本実施の形態においては、1個人が1ユーザーIDを保持する環境を想定した説明を行っているが、企業や組織単位で1つのIDを持つような状況において、企業再編や組織再編が行われた際の処理に応用することもできる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図18に示すように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。ユーザー認証モジュール1、サービス提供モジュール2等のプログラムを実行するCPU1801と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1802と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1803と、補助記憶装置であるHD1804と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置1806と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置1805と、通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1807、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1808により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
なお、図18に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図18に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯電話、ゲーム機、カーナビ機、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等の機能を有している)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供することもできる。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えることもできる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
1…ユーザー認証モジュール
2…サービス提供モジュール
3…サービス提供サーバー
4…ユーザー情報管理モジュール
5…ユーザー構造情報DB
6…ユーザー属性情報DB
7…サービス利用認可管理モジュール
8…サービス利用認可DB
9…利用履歴管理モジュール
10…利用履歴DB
11…ユーザー管理サーバー
12…コンテンツ利用認可モジュール
13…コンテンツDB
14…コンテンツ利用認可DB
15…コンテンツ管理サーバー
16…ネットワーク
2…サービス提供モジュール
3…サービス提供サーバー
4…ユーザー情報管理モジュール
5…ユーザー構造情報DB
6…ユーザー属性情報DB
7…サービス利用認可管理モジュール
8…サービス利用認可DB
9…利用履歴管理モジュール
10…利用履歴DB
11…ユーザー管理サーバー
12…コンテンツ利用認可モジュール
13…コンテンツDB
14…コンテンツ利用認可DB
15…コンテンツ管理サーバー
16…ネットワーク
Claims (18)
- ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行うユーザー情報管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。 - 前記ユーザー構造情報記憶手段は、名寄せを行った時間に関する情報をも記憶し、
前記ユーザー情報管理手段は、名寄せを行った時間に関する情報を前記ユーザー識別子に対応させて記憶させる
ことを特徴とする請求項1に記載のユーザー管理システム。 - ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、ユーザーを削除した時間に関する情報を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、ユーザーを削除した時間に関する情報を該ユーザー識別子に対応させて記憶することによってユーザー消去を行うユーザー情報管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。 - ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの認証を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行うサービス利用認可管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。 - ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
コンテンツの利用の認可を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行うコンテンツ利用認可手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。 - ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う利用履歴管理手段
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。 - コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子または名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、名寄せ先識別子を名寄せ元識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させ、名寄せ元識別子を名寄せ先識別子であるユーザー識別子に対応させて記憶させることによって名寄せを行うユーザー情報管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。 - コンピュータに、
前記ユーザー構造情報記憶手段にて名寄せを行った時間に関する情報をも記憶させ、
前記ユーザー情報管理手段にて名寄せを行った時間に関する情報を前記ユーザー識別子に対応させて記憶させる
ことを特徴とする請求項7に記載のユーザー管理プログラム。 - コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、ユーザーを削除した時間に関する情報を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
前記ユーザー構造情報記憶手段に、ユーザーを削除した時間に関する情報を該ユーザー識別子に対応させて記憶することによってユーザー消去を行うユーザー情報管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。 - コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ先のユーザーの識別子である名寄せ先識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの認証を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ先識別子がある場合は、その名寄せ先識別子に基づいて、ユーザーの認証を行うサービス利用認可管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。 - コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
コンテンツの利用の認可を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、コンテンツの利用の認可を行うコンテンツ利用認可手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。 - コンピュータを、
ユーザーを一意に識別できるユーザー識別子と、名寄せ元のユーザーの識別子である名寄せ元識別子を対応させて記憶するユーザー構造情報記憶手段と、
ユーザーの利用履歴の収集を行う場合に、前記ユーザー構造情報記憶手段内に該ユーザーのユーザー識別子に対応する名寄せ元識別子がある場合は、その名寄せ元識別子に基づいて、利用履歴の収集を行う利用履歴管理手段
として機能させることを特徴とするユーザー管理プログラム。 - ユーザー認証を実施するユーザー認証手段、サービスを提供するサービス提供手段を具備する1つ以上のサービス提供サーバーと、
ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報データベース、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報データベース、前記ユーザー構造情報データベースおよび前記ユーザー属性情報データベースを管理するユーザー情報管理手段、サービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可データベース、前記サービス利用認可データベースを管理するサービス利用認可管理手段を具備するユーザー管理サーバー
を具備することを特徴とするユーザー管理システム。 - 前記ユーザー管理サーバーに、ユーザーのサービス利用履歴を保持する利用履歴データベース、前記利用履歴データベースを管理する利用履歴管理手段
を具備することを特徴とする請求項13に記載のユーザー管理システム。 - 前記ユーザー管理サーバーに、コンテンツ情報を保持するコンテンツデータベース、コンテンツに対する利用認可情報を保持するコンテンツ利用認可データベース、前記コンテンツデータベースおよび前記コンテンツ利用認可データベースを管理するコンテンツ利用認可手段
を具備することを特徴とする請求項13または請求項14に記載のユーザー管理システム。 - サービス提供サーバーは、
ユーザー認証手段によりユーザー認証を実施し、サービス提供手段によりサービスを提供し、
ユーザーの構造情報を保持するユーザー構造情報データベース、ユーザーの属性情報を保持するユーザー属性情報データベースおよびサービスの利用認可情報を保持するサービス利用認可データベースを具備するユーザー管理サーバーは、
ユーザー情報管理手段により前記ユーザー構造情報データベースおよび前記ユーザー属性情報データベースを管理し、サービス利用認可管理手段により前記サービス利用認可データベースを管理する
ことを特徴とするユーザー管理方法。 - 前記ユーザー管理サーバーは、ユーザーのサービス利用履歴を保持する利用履歴データベースを具備し、
前記ユーザー管理サーバーは、利用履歴管理手段により前記利用履歴データベースを管理する
ことを特徴とする請求項16に記載のユーザー管理方法。 - 前記ユーザー管理サーバーは、コンテンツ情報を保持するコンテンツデータベース、コンテンツに対する利用認可情報を保持するコンテンツ利用認可データベースを具備し、
前記ユーザー管理サーバーは、コンテンツ利用認可手段により前記コンテンツデータベースおよび前記コンテンツ利用認可データベースを管理する
ことを特徴とする請求項16または請求項17に記載のユーザー管理方法。
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