JP2017083557A5 - 光学機器 - Google Patents
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Description
本発明は、デジタルカメラや交換レンズ等の光学機器に備えられ、光学素子等のシフト素子をシフトさせる光学機器に関する。
本発明は、VCMをアクチュエータとして用いる場合に、大型化を抑えつつシフト素子のシフト可能量を拡大することができるようにした光学機器を提供する。
本発明の一側面としての光学機器は、ベース部材と、光学素子または撮像素子である第1素子を保持し、ベース部材に対して第1方向にシフト可能な可動部材と、ベース部材および可動部材のうちの一方である第1部材に設けられている第1コイルと、ベース部材および可動部材のうちの他方である第2部材に設けられている第1マグネットとを含む第1アクチュエータと、第1および第2部材のうちの一方に設けられている第2コイルと、第1および第2部材のうちの他方に設けられている第2マグネットとを含む第2アクチュエータと、を有する。第1方向と直交する第2方向において、第1コイルと前記第1マグネットは対向し、第2方向において、第2コイルと第2マグネットは対向する。第1素子は、第1アクチュエータと第2アクチュエータとの間に配置され、第1マグネットの第1コイルと対向する第1面及び第2マグネットの第2コイルと対向する第2面は、N極部とS極部が第1方向に並んでおり、第1アクチュエータ及び第2アクチュエータは、可動部材を第1方向に移動させ、可動部材が第1方向における可動範囲の中心に位置する第1状態で、第1方向において、第1コイルの中心位置が第1マグネットのN極部とS極部の境界位置に対してずれており、第2コイルの中心位置が第2マグネットのN極部とS極部の境界位置に対してずれていることを特徴とする。
第1ピッチマグネット147pは、前述したように第1ピッチコイル146pに対向するように可動部材(第2部材)142に保持されている。第1ピッチマグネット147pにおける第1ピッチコイル146pとの対向面(第1の面)147paの法線方向が着磁方向であり、着磁境界面147pbを挟んだ両側にN極部(第1極部)147pnとS極部(第2極部)147psとが設けられている。言い換えれば、N極部とS極部が対向面147pa上においてピッチ方向に並んでいる。着磁境界面147pbは、N極部147pnとS極部147psの境界位置を示している。本実施例では、光軸Oaから遠い側にN極部147pnを、光軸Oaに近い側にS極部147psを設けている。着磁境界面147pbは、第1ピッチコイル146pの長手方向(ヨー方向)に平行に延びている。また、第1ピッチマグネット147pのうち光学素子141から最も離れた面を外端面147pcとする。
第2ピッチマグネット149pにおける第2ピッチコイル148pとの対向面(第2の面)149paの法線方向が着磁方向であり、着磁境界面149pbを挟んだ両側にN極部149pnとS極部149psとが設けられている。言い換えれば、N極部とS極部が対向面149pa上においてピッチ方向に並んでいる。着磁境界面149pbは、N極部149pnとS極部149psの境界位置を示している。本実施例では、光軸Oaから遠い側にS極部149psを、光軸Oaに近い側にN極部149pnを設けている。着磁境界面149pbは、第2ピッチコイル148pの長手方向(ヨー方向)に平行に延びている。第2ピッチマグネット149pのうち光学素子141から最も離れた面を外端面149pcとする。
第1ヨーマグネット147yは、前述したように第1ヨーコイル146yに対向するように可動部材142に保持されている。第1ヨーマグネット147yにおける第1ヨーコイル146yとの対向面(第1の面)の法線方向が着磁方向であり、着磁境界面147ybを挟んだ両側にN極部147ynとS極部147ysとが設けられている。言い換えれば、N極部とS極部が対向面上においてピッチ方向に並んでいる。着磁境界面147ybは、N極部147ynとS極部147ysの境界位置を示している。本実施例では、光軸Oaから遠い側にN極部147ynを、光軸Oaに近い側にS極部147ysを設けている。着磁境界面147ybは、第1ヨーコイル146yの長手方向(ピッチ方向)に平行に延びている。また、第1ヨーマグネット147yのうち光学素子141から最も離れた面を外端面147ycとする。
第2ヨーマグネット149yにおける第2ヨーコイル148yとの対向面(第2の面)の法線方向が着磁方向であり、着磁境界面149ybを挟んだ両側にN極部149ynとS極部149ysとが設けられている。言い換えれば、N極部とS極部が対向面上においてピッチ方向に並んでいる。着磁境界面149ybは、N極部149ynとS極部149ysの境界位置を示している。本実施例では、光軸Oaから遠い側にS極部149ysを、光軸Oaに近い側にN極部149ynを設けている。着磁境界面149ybは、第2ヨーコイル148yの長手方向(ピッチ方向)に平行に延びている。第2ヨーマグネット149yのうち光学素子141から最も離れた面を外端面149ycとする。
図5(b)には、図5(a)の中立状態から可動部材142がシフトし、第1ピッチマグネット147pの着磁境界面147pbが第1ピッチコイル146pのコイル線束部146pdのうち光学素子141から遠い側の部分に到達する直前の位置にある状態(第2の状態)を示す。この状態では、第2ピッチマグネット149pが第2ピッチコイル148のコイル線束部148pdのうち光学素子141から遠い側の部分を通過し、第2ピッチコイル148pと第2ピッチマグネット149pの間のローレンツ力の向きが反転する。このため、ローレンツ力のシフト方向成分が互いに同じ向きになるように、第1ピッチコイル146pには+J1方向に、第2ピッチコイル148pには図5Aと反対の−J2方向にそれぞれ電流を流すことで、F1bおよびF2bで示すローレンツ力が発生する。F1bとF2bのシフト方向成分F1bhとF2bhの合力が可動部材142の推力であり、光軸方向成分F1bvとF2bvが可動部材142を光軸方向に動かそうとする面外力である。図5Bでは、第2ピッチマグネット149pが第2ピッチコイル148pのコイル線束部148pdの片側の部分に対向する領域から外れているために推力が小さくなる。しかし、第1ピッチマグネット147pと第1ピッチコイル146pとの間で十分な推力が発生しており、可動部材142をシフトさせることができる。
Claims (7)
- ベース部材と、
光学素子または撮像素子である第1素子を保持し、前記ベース部材に対して第1方向にシフト可能な可動部材と、
前記ベース部材および前記可動部材のうちの一方である第1部材に設けられている第1コイルと、前記ベース部材および前記可動部材のうちの他方である第2部材に設けられている第1マグネットとを含む第1アクチュエータと、
前記第1および第2部材のうちの一方に設けられている第2コイルと、前記第1および第2部材のうちの他方に設けられている第2マグネットとを含む第2アクチュエータと、を有し、
前記第1方向と直交する第2方向において、前記第1コイルと前記第1マグネットは対向し、
前記第2方向において、前記第2コイルと前記第2マグネットは対向し、
前記第1素子は、前記第1アクチュエータと前記第2アクチュエータとの間に配置され、
前記第1マグネットの前記第1コイルと対向する第1面及び前記第2マグネットの前記第2コイルと対向する第2面は、N極部とS極部が前記第1方向に並んでおり、
前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータは、前記可動部材を前記第1方向に移動させ、
前記可動部材が前記第1方向における可動範囲の中心に位置する第1状態で、前記第1方向において、前記第1コイルの中心位置が前記第1マグネットのN極部とS極部の境界位置に対してずれており、前記第2コイルの中心位置が前記第2マグネットのN極部とS極部の境界位置に対してずれていることを特徴とする光学機器。 - 前記第2のコイルは、前記第1部材に設けられていて、
前記第2マグネットは、前記第2部材に設けられていて、
前記第1状態で前記第1コイルの中心位置及び前記第2コイルの中心位置は、前記第1方向において前記第1素子に近づく側にずれていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。 - 前記第2のコイルは、前記第1部材に設けられていて、
前記第2マグネットは、前記第2部材に設けられていて、
前記第1コイルの中心位置及び前記第2コイルの中心位置は、前記第1方向において前記第1素子から離れる側にずれていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。 - 前記第2のコイルは、前記第2部材に設けられていて、
前記第2マグネットは、前記第1部材に設けられていて、
前記第1状態で前記第1コイルの中心位置及び前記第2コイルの中心位置の一方は、前記第1方向において前記第1素子に近づく側にずれていて、前記第1コイルの中心位置及び前記第2コイルの中心位置の他方は、前記第1方向において前記第1素子から離れる側にずれていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。 - 前記第1方向における前記第1コイルの中心位置のずれ量及び前記第2コイルの中心位置のずれ量は等しいことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学機器。
- 前記第1状態で、前記第1方向において、通電した前記第1コイルと前記第1マグネットのN極部とによって生じる力と、通電した前記第1コイルと前記第1マグネットのS極部とによって生じる力とが釣り合わないことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学機器。
- 前記第1状態から移動した第2状態の前記可動部材を、前記第1方向における可動範囲の中心に向けて付勢する付勢部材を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学機器。
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