JP2017083221A - 多点温度計測器 - Google Patents

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大助 秋田
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Abstract

【課題】各温度センサに共通して設けた定電流源を用いて、同一時刻に多点で温度計測できるとともに高い計測応答性を得る。【解決手段】温度センサTSiごとにセンサ接続回路IFiを設けて、定電流I1,I2が流れる経路中に直列に多段接続し、各IFiで、前段から入力されたI1を多芯配線Liの信号線Li1を介してTSiの測温抵抗体Rtdiの一端に供給するとともに、前段から入力されたI2をLi1の信号線Li2を介してTS1の短絡線Sciの一端に供給し、Liの信号線Li3を介してSciの他端から供給された定電流I2を後段に出力するとともに、Liに含まれる信号線Li4を介してRtdiの他端から供給された定電流I1を後段に出力し、I1,I2がLi1,Li2に供給される供給端Pi1,Pi2の間に発生した電圧を検出電圧Viとして検出する。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の測温抵抗体を用いて異なる場所の温度を計測するための多点温度計測技術に関する。
一般に、測温抵抗体(RTD:Resistance Temperature Detector)を用いて温度を計測する場合、温度に応じた測温抵抗体の抵抗値変化を、信号処理が容易な電圧値に変換するために、定電流源を必要とする。
このような測温抵抗体を複数用いて、異なる場所の温度を計測する多点温度計測を行う場合、測温抵抗体ごとに定電流源を設けた多点温度計測器が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2015−135238号公報
しかしながら、測温抵抗体に定電流を供給する場合、常時安定して同じ値の定電流を高い精度で供給する必要があるため、定電流源が比較的高価となる。このため、前述した従来技術のように、測温抵抗体ごとに定電流源を設けた場合、多点温度計測器自体の回路コストが増大するという問題点があった。
これに対して、各測温抵抗体に共通して定電流源を設け、定電流源の出力を定電流切替スイッチにより測温抵抗体のいずれか1つに対して順に切り替える定電流源切替方式が考えられる。図4は、多点温度計測器(定電流源切替方式)の構成を示すブロック図である。
図4の構成例では、3線式の温度センサTS1,TS2が、それぞれ個別の多芯配線L1,L2を介して多点温度計測器50に接続されており、それぞれ測温抵抗体Rtd1,Rtd2を有している。定電流源IS1,IS2は、これらTS1,TS2に対して共通して設けられており、それぞれ定電流切替スイッチSW1,SW2を介してTS1,TS2と接続されている。
TS1のRtd1で温度計測する場合には、SW1をオンするとともにSW2をオフして、IS1,IS2をTS1に接続する。これにより、IS1からの定電流I1がL1の信号線L11を介してRtd1の一端に供給されるとともに、IS2からの定電流I2がL1の信号線L12を介してRtd1の他端に供給される。したがって、温度に応じてRtd1の抵抗値が変化して、L11,L12にI1,I2を供給する供給端の電圧Va1,Vb1の差分が検出電圧Vs1として検出されて、差動アンプOPA1で差動増幅され、TS1周辺の温度に応じた出力電圧Vt1が出力される。
また、Rtd2で温度計測する場合には、SW1をオフするとともにSW2をオンして、IS1,IS2をTS2に接続する。これにより、IS1からの定電流I1がL2の信号線L21を介してRtd2の一端に供給されるとともに、IS2からの定電流I2がL2の信号線L22を介してRtd2の他端に供給される。したがって、温度に応じてRtd2の抵抗値が変化して、L21,L22にI1,I2を供給する供給端の電圧Va2,Vb2の差分が検出電圧Vs2として検出されて、差動アンプOPA2で差動増幅され、TS2周辺の温度に応じた出力電圧Vt2が出力される。
しかしながら、このような定電流源切替方式によれば、温度センサTS1,TS2に定電流I1,I2を供給する経路上に定電流切替スイッチSW1,SW2を設け、I1,I2の供給先を切り替える必要があるため、TS1,TS2で同一時刻に多点で温度計測を行うことができないという問題点がある。また、多点温度計測器50と温度センサTS1,TS2とを接続する多芯配線L1,L2には容量成分があるため、SW1,SW2を切り替えた後に定電流I1,I2が安定して温度に応じた検出電圧が得られるまでにある程度の待ち時間が必要となる。このため、計測応答性が低下して、短い周期で温度計測を行うことができないという問題点がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、各温度センサに共通して設けた定電流源を用いて、同一時刻に多点で温度計測できるとともに高い計測応答性が得られる多点温度計測技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる多点温度計測器は、個別の多芯配線を介して各温度センサに定電流を供給し、これに応じて温度センサごとに検出した検出電圧に基づいて、各温度センサの周囲温度をそれぞれ計測する多点温度計測器であって、前記温度センサに共通して設けられて、第1の定電流を出力する第1の定電流源と、前記温度センサに共通して設けられて、前記第1の定電流と同じ電流値からなる第2の定電流を出力する第2の定電流源と、前記温度センサごとに設けられて、前記第1の定電流および前記第2の定電流が流れる経路中に、直列に多段接続された複数のセンサ接続回路と、前記温度センサごとに設けられて、当該温度センサのセンサ接続回路で検出された検出電圧を差動増幅することにより当該温度センサの周囲温度に応じた出力電圧を出力する複数の差動増幅器とを備え、前記センサ接続回路は、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、前段から入力された前記第2の定電流を当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該温度センサの短絡線の一端に供給し、当該多芯配線に含まれる第3の信号線を介して当該短絡線の他端から供給された前記第2の定電流を後段に出力するとともに、当該多芯配線に含まれる第4の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流を後段に出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1および第2の信号線に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記多点温度計測器の一構成例は、前記センサ接続回路のうち最後段のセンサ接続回路が、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、前段から入力された前記第2の定電流を当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該測温抵抗体の他端に供給し、当該多芯配線に含まれる第3の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流および前記第2の定電流を出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1および第2の信号線に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出するようにしたものである。
また、本発明にかかる他の多点温度計測器は、個別の多芯配線を介して各温度センサに定電流を供給し、これに応じて温度センサごとに検出した検出電圧に基づいて、各温度センサの周囲温度をそれぞれ計測する多点温度計測器であって、前記温度センサに共通して設けられて、第1の定電流を出力する第1の定電流源と、前記温度センサに共通して設けられて、前記第1の定電流と同じ電流値からなる第2の定電流を出力する第2の定電流源と、前記温度センサごとに設けられて、前記第1の定電流および前記第2の定電流が流れる経路中に、直列に多段接続された複数のセンサ接続回路と、前記温度センサごとに設けられて、当該温度センサのセンサ接続回路で検出された検出電圧を差動増幅することにより当該温度センサの周囲温度に応じた出力電圧を出力する複数の差動増幅器とを備え、前記センサ接続回路のうち最後段以外のセンサ接続回路は、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流を後段に出力し、前段から入力された前記第2の定電流を前記第1および前記第2の信号線の合計配線抵抗値と等しい抵抗値を有する補償抵抗を介して後段に出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1の信号線および当該補償抵抗に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出し、前記センサ接続回路のうち最後段のセンサ接続回路は、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、前段から入力された前記第2の定電流を当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該測温抵抗体の他端に供給し、当該多芯配線に含まれる第3の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流および前記第2の定電流を出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1および第2の信号線に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出するようにしたものである。
本発明によれば、すべての温度センサとの間で定電流を個別に入出力することができるとともに、各温度センサの多芯配線において、これら定電流の経路を構成する信号線の配線抵抗を等しくすることができる。
したがって、定電流の供給先を定電流切替スイッチにより切り替える必要がなくなるため、各温度センサに共通して設けた定電流源を用いて、同一時刻に多点で温度計測することが可能となる。また、多芯配線の容量成分に起因する定電流の安定までの待ち時間が不要となり、高い計測応答性を得ることが可能となる。
第1の実施の形態にかかる多点温度計測器の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる多点温度計測器の他の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる多点温度計測器の構成を示すブロック図である。 多点温度計測器(定電流源切替方式)の構成を示すブロック図である。
[発明の原理]
温度計測器における温度計測では、測温抵抗体における抵抗値の僅かな違いが温度変化として出力されるため、温度センサを接続する多芯配線の配線抵抗が検出電圧に影響しないよう、温度センサに定電流を供給する必要がある。
前述の図4に示した3線式の場合、温度センサTSk(k=1または2)を接続する多芯配線Lkに含まれる信号線Lk1,Lk2,Lk3の長さは互いに等しいため、それぞれの配線抵抗も等しくなり、その抵抗値をRLkとする。また、定電流I1,I2はともに等しくその電流値をIとすると、Lk3に流れる電流はI1+I2=2Iとなる。この2IがLk3から出力される端子Pk3の電圧をVckとする。
したがって、測温抵抗体Rtdkの抵抗値をRtdとすると、定電流I1を信号線Lk1に供給する供給端である端子Pk1の電圧Vakは、
Vak=I×RLk+I×Rtd+2I×RLk+Vck
となる。
また、定電流I2を信号線Lk2に供給する供給端である端子Pk2の電圧Vbkは、
Vbk=I×RLk+2I×RLk+Vck
となる。
よって、これらVak,Vbkの差分である検出電圧Vkは、
Vk=Vak−Vbk=I×Rtd
となり、VkにおいてRLkが相殺されていることが分かる。これにより、Lk1,Lk2,Lk3の配線抵抗による検出電圧Vkへの影響が排除されることになり、任意の長さの多芯配線Lkを用いることができる。
したがって、定電流I1,I2の経路における配線抵抗を同一とすることが、配線抵抗による検出電圧Vkへの影響を排除する要件となる。
一方、定電流切り替えスイッチSW1,SW2を用いることなく、n(nは2以上の整数)個の温度センサTS1,TS2,…,TSnに対する定電流源IS1,IS2を共通化を実現する場合、これらIS1,IS2からの定電流I1,I2を、各温度センサTS1,TS2,…,TSnへ直列的に供給する必要がある。このためには、例えば先頭のTS1に供給したI1,I2を次段のTS2にも供給する必要がある。
しかし、前述した3線式の温度計測方式では、信号線Lk3に対してI1,I2の両方が流されるため、これらI1,I2を次段に供給することができない。したがって、TSkとの間でI1,I2を個別に入出力することが、IS1,IS2を共通化を実現するための要件となる。
本発明は、このような配線抵抗による検出電圧への影響を排除するための要件、および定電流の切り替えを行うことなく定電流源を共通化を実現するための要件に着目し、4つの信号線を持つ個別の多芯配線を介して、各温度センサTS1,TS2,…,TSnを多点温度計測器10に接続し、定電流I1,I2をこれら信号線を介して、TS1,TS2,…,TSnを直列的に供給するようにしたものである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる多点温度計測器10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる多点温度計測器の構成を示すブロック図である。
この多点温度計測器10は、個別の多芯配線L1,L2,…,Lnを介して各温度センサTS1,TS2,…,TSnに定電流I1,I2を供給し、これに応じてTS1,TS2,…,TSnごとに検出した検出電圧Vs1,Vs2に基づいて、各温度センサの周囲温度をそれぞれ計測する機能を有している。例えば、多点温度計測器10は、空調機用の積算熱量計で水温を計測する際に使用される。この種の積算熱量計では、空調機を出入りする水温の温度差と流量に基づき、積算熱量を算出するため、少なくとも2か所で同時に、比較的短い周期で水温を計測する必要がある。
多点温度計測器10には、主な回路部として、定電流源IS1,IS2、センサ接続回路IF1,IF2,…,IFn、および差動増幅器OPA1,OPA2,…,OPAnが設けられている。
定電流源IS1は、TS1,TS2,…,TSnに共通して設けられて、定電流I1を出力する機能を有している。
定電流源IS2は、TS1,TS2,…,TSnに共通して設けられて、I1と等しい電流値からなる定電流I2を出力する機能を有している。
センサ接続回路IFi(IF1,IF2,…,IFn)は、TSi(TS1,TS2,…,TSn)ごとに設けられて、対応する温度センサTSiと多芯配線Liを介して接続し、I1,I2を入出力する機能を有している。iは1〜nの整数を示す。
より具体的な機能として、IFiは、前段から入力されたI1を端子Pi1から多芯配線Liに含まれる信号線Li1を介して温度センサTSiの測温抵抗体Rtdiの一端に供給する機能と、前段から入力されたI2を端子Pi2からLiに含まれる信号線Li2を介してTSiの短絡線Sciの一端に供給する機能と、Liに含まれる信号線Li3を介してSciの他端から端子Pi3へ供給されたI2を後段に出力する機能と、Liに含まれる信号線Li4を介してRtdiの他端から端子Pi4へ供給されたI1を後段に出力する機能と、I1,I2がLi1,Li2に供給される供給端であるPi1,Pi2の間に発生した電圧を検出電圧Vi=Vai−Vbiとして検出する機能とを有している。
また、これらIFiは、I1,I2が流れるそれぞれの経路中に、直列に多段接続されている。これにより、前段のIFi−1から出力されたI1,I2が、IFiに入力されてTSiへ供給され、TSiから戻ったI1,I2がIFiから後段のIFi+1へ出力される。
なお、最後段のIFnから出力されたI1,I2は、それぞれ抵抗素子Rcm1,Rcm2を介して接地電位に流れる。これらRcm1,Rcm2はI1,I2の電流経路の断線検出用に用いられるものであり、断線検出を行わない場合にはRcmjは不要となるため、最後段のIFnから出力されたI1,I2を直接接地電位に流してもよい。
差動増幅器OPAi(OPA1,OPA2,…,OPAn)は、TS1,TS2,…,TSnごとに設けられて、温度センサTSiのセンサ接続回路IFiで検出された検出電圧Viを差動増幅することにより、温度センサTSiの周囲温度に応じた出力電圧Vtiを出力する機能を有している。この際、検出電圧Viには、TSiより後段の各温度センサに対応する検出電圧が含まれており、出力電圧Vtiから温度センサTSiの周囲温度を算出する場合には、各温度センサに対応する出力電圧を除外して算出することになる。
温度センサTSi(TS1,TS2,…,TSn)は、主な回路部として、測温抵抗体Rtdiと短絡線Sciとが設けられている。
測温抵抗体Rtdiは、温度によって抵抗値が変化する抵抗素子からなり、一端が端子Ti1を介して信号線Li1と接続され、他端が端子Ti4を介して信号線Li4と接続されている。これにより、多点温度計測器10からの定電流I1がRtdiに供給される。
短絡線Sciは、単なる導通線からなり、一端が端子Ti2を介して信号線Li2と接続され、他端が端子Ti3を介して信号線Li3と接続されている。これにより、多点温度計測器10からの定電流I2がSciに供給される。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる多点温度計測器10の動作について説明する。
IS1から出力されたI1は、IF1に入力された後、P11、L11、T11の順でTS1に供給されてRtd1の一端に入力される。Rtd1の他端から出力されたI1は、T14、L14、P14の順でIF1に入力され、次段のIF2へ出力される。
一方、IS2から出力されたI2は、IF1に入力された後、P12、L12、T12の順でTS1に供給されてSc1の一端に入力される。Sc1の他端から出力されたI2は、T13、L13、P13の順でIF1に入力され、次段のIF2へ出力される。
IFi−1から出力されたI1は、IFiに入力された後、Pi1、Li1、Ti1の順でTSiに供給されてRtdiの一端に入力される。Rtdiの他端から出力されたI1は、Ti4、Li4、Pi4の順でIFiに入力され、次段のIFi+1へ出力される。
一方、ISi−1から出力されたI2は、IFiに入力された後、Pi2、Li2、Ti2の順でTSiに供給されてSciの一端に入力される。Sciの他端から出力されたI2は、Ti3、Li3、Pi3の順でIFiに入力され、次段のIFi+1へ出力される。
IFn−1から出力されたI1は、IFnに入力された後、Pn1、Ln1、Tn1の順でTSnに供給されてRtdnの一端に入力される。Rtdnの他端から出力されたI1は、Tn4、Ln4、Pn4の順でIFnに入力され、Rcm1を介して接地電位に流れる。
一方、IFn−1から出力されたI2は、IFnに入力された後、Pn2、Ln2、Tn2の順でTSnに供給されてScnの一端に入力される。Scnの他端から出力されたI2は、Tn3、Ln3、Pn3の順でIFnに入力され、Rcm2を介して接地電位に流れる。
このようにして、IF1,IF2,…,IFnは、I1,I2が流れるそれぞれの経路中に、直列に多段接続されている。このため、I1は、n個のRtdiを直列的に流れることになり、I2は、n個のSciを直列的に流れることになる。したがって、すべてのTSiとの間でI1,I2を個別に入出力することができ、定電流切り替えを行うことなく、IS1,IS2を共通化を実現するための要件が満たされていることがわかる。
また、Liに含まれる信号線Li1,Li2,Li3,Li4は長さが等しく配線抵抗も等しい。このため、1つのTSiにおいて同一配線抵抗RLiからなる信号線を、I1とI2とのそれぞれが往復することになる。したがって、すべてのTSiとの間で、I1,I2の経路における配線抵抗を同一とすることができ、配線抵抗による検出電圧Viへの影響を排除する要件が満たされていることがわかる。
具体的には、定電流I1,I2の電流値をIとし、Li1,Li2,Li3,Li4の配線抵抗をRLiとし、測温抵抗体Rtdiの抵抗値をRtdとすると、定電流I1を信号線Li1に供給する供給端である端子Pi1の電圧Vaiは、
Vai=I×RLi+I×Rtd+I×RLi+(Vai+1)
となる。
また、定電流I2を信号線Li2に供給する供給端である端子Pi2の電圧Vbiは、
Vbi=I×RLi+I×RLi+(Vbi+1)
となる。
この際、Vai+1およびVbi+1は、最後段のVanおよびVbnから導出できる。よって、これらVai,Vbiの差分である検出電圧Viは、
Vi=Vai−Vbi=I×Rtd
となり、ViにおいてRLiが相殺されていることが分かる。これにより、Li1,Li2,Li3,Li4の配線抵抗による検出電圧Viへの影響が排除されていることが分かる。
また、図1では、すべての温度センサTSiおよびセンサ接続回路IFiを同じ構成とした場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、多段接続されたIFiのうち、最後段を除くIF1,IF2,…,IFn−1については、図1と同じ構成とし、最後段の温度センサTSnおよびセンサ接続回路IFnについては、一般的な3線式としてもよい。これはIFnの次段は存在せず、後段へI1,I2を個別に供給する必要がないからである。
図2は、第1の実施の形態にかかる多点温度計測器の他の構成を示すブロック図である。最後段のIFnは、前段から入力されたI1を端子Pn1から多芯配線Lnに含まれる信号線Ln1を介して温度センサTSnの測温抵抗体Rtdnの一端に供給する機能と、前段から入力されたI2を端子Pn2からLnに含まれる信号線Ln2を介してRtdnの他端に供給する機能と、Lnに含まれる信号線Ln3を介してRtdnの他端から端子Pn3へ供給されたI1+I2を、抵抗素子Rcmを介して接地電位に出力する機能と、I1,I2がLn1,Ln2に供給される供給端であるPn1,Pn2の間に発生した電圧を検出電圧Vn=Van−Vbnとして検出する機能とを有している。
温度センサTSnには、主な回路部として、測温抵抗体Rtdnが設けられており、一般的な3線式の温度センサからなる。
測温抵抗体Rtdnは、温度によって抵抗値が変化する抵抗素子からなり、一端が端子Tn1を介して信号線Ln1と接続され、他端が端子Tn2を介して信号線Ln2と接続されており、同じく他端が端子Tn3を介して信号線Ln3と接続されている。
これにより、IFn−1から出力されたI1は、IFnに入力された後、Pn1、Ln1、Tn1の順でTSnに供給されてRtdnの一端に入力される。また、IFn−1から出力されたI2は、IFnに入力された後、Pn2、Ln2、Tn2の順でTSnに供給されてRtdnの他端に入力される。一方、Rtdnの他端から出力されたI1+I2は、Tn3、Ln3、Pn3の順でIFnに入力され、Rcmを介して接地電位に流れる。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、温度センサTSiごとにセンサ接続回路IFiを設けて、定電流I1,I2が流れる経路中に直列に多段接続し、各IFiで、前段から入力されたI1を多芯配線Liの信号線Li1を介してTSiの測温抵抗体Rtdiの一端に供給するとともに、前段から入力されたI2をLi1の信号線Li2を介してTS1の短絡線Sciの一端に供給し、Liの信号線Li3を介してSciの他端から供給された定電流I2を後段に出力するとともに、Liに含まれる信号線Li4を介してRtdiの他端から供給された定電流I1を後段に出力し、I1,I2がLi1,Li2に供給される供給端Pi1,Pi2の間に発生した電圧を検出電圧Viとして検出するようにしたものである。
これにより、すべての温度センサTSiとの間でI1,I2を個別に入出力することができるとともに、各TSiの多芯配線Liにおいて、I1,I2の経路を構成する信号線の配線抵抗を等しくすることができる。
したがって、定電流I1,I2の供給先を定電流切替スイッチにより切り替える必要がなくなるため、各温度センサに共通して設けた定電流源IS1,IS2を用いて、同一時刻に多点で温度計測することが可能となる。また、Liの容量成分に起因する定電流I1,I2の安定までの待ち時間が不要となり、高い計測応答性を得ることが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる多点温度計測器10について説明する。図3は、第2の実施の形態にかかる多点温度計測器の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態では、定電流I1,I2の両方を各温度センサTSiへ供給する場合を例として説明した。本実施の形態では、I1のみを各温度センサTSiへ供給し、I2については、センサ接続回路IFi内に設けた補償抵抗RCiを介して次段に供給するようにしたものである。
図3において、センサ接続回路IFi(IF1,IF2,…,IFn)は、TSi(TS1,TS2,…,TSn)ごとに設けられて、対応する温度センサTSiと多芯配線Liを介して接続し、I1,I2を入出力する機能を有している。iは1〜nの整数を示す。センサ接続回路IFiおよび温度センサTSi以外の構成については、第1の実施の形態と同様である。
より具体的な機能として、最後段のIFn以外のIFj(j=1〜n−1の整数)は、前段から入力されたI1を端子Pj1から多芯配線Ljに含まれる信号線Lj1を介して温度センサTSjの測温抵抗体Rtdjの一端に供給する機能と、Ljに含まれる信号線Lj2を介してRtdjの他端から端子Pj2へ供給されたI1を後段に出力する機能と、前段から入力されたI2をLj1,Lj2の合計配線抵抗値と等しい抵抗値を有する補償抵抗RCjを介して後段に出力する機能と、I1,I2がLj1およびRCjに供給される供給端の間に発生した電圧を検出電圧Vj=Vaj−Vbjとして検出する機能とを有している。
また、これらIFjは、I1,I2が流れるそれぞれの経路中に、直列に多段接続されている。これにより、前段のIFj−1から出力されたI1,I2が、IFjに入力されてTSjへ供給され、TSjから戻ったI1,I2がIFjから後段のIFj+1へ出力される。
また、最後段のIFnは、前段から入力されたI1を端子Pn1からLnに含まれる信号線Ln1を介してTSnの測温抵抗体Rtdnの一端に供給する機能と、前段から入力されたI2をLnに含まれる信号線Ln2を介してRtdnの他端に供給する機能と、Lnに含まれる信号線Ln3を介してTSnの他端から供給されたI1,I2を後段に出力する機能とし、I1,I2がLn1,Ln2に供給される供給端Pn1,Pn2の間に発生した電圧を検出電圧Vn=Vna−Vnbとして検出する
なお、最後段のIFnから出力されたI1,I2は、抵抗素子Rcmを介して接地電位に流れる。このRcmはI1,I2の電流経路の断線検出用に用いられるものであり、断線検出を行わない場合にはRcmは不要となるため、最後段のIFnから出力されたI1,I2を直接接地電位に流してもよい。
温度センサTSjには、主な回路部として、測温抵抗体Rtdjが設けられており、一般的な2線式の温度センサからなる。
測温抵抗体Rtdjは、温度によって抵抗値が変化する抵抗素子からなり、一端が端子Tj1を介して信号線Lj1と接続され、他端が端子Tj2を介して信号線Lj2と接続されている。
また、温度センサTSnには、主な回路部として、測温抵抗体Rtdnが設けられており、一般的な3線式の温度センサである。
測温抵抗体Rtdnは、温度によって抵抗値が変化する抵抗素子からなり、一端が端子Tn1を介して信号線Ln1と接続され、他端が端子Tn2を介して信号線Ln2と接続されており、同じく他端が端子Tn3を介して信号線Ln3と接続されている。
[第2の実施の形態の効果]
このように本実施の形態は、定電流I1だけを各温度センサTSiに対して直列的に供給し、定電流I2については補償抵抗RCiを介して後段に供給するようにしたので、温度センサTSiを接続する多芯配線Liとして信号線Li1,Li2の2線分あればよい。また、温度センサTSjとして2線式のものを用いることができる。したがって、全体としてハードウェア規模を大幅に削減でき、コスト削減に繋がる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
10…多点温度計測器、IS1,IS2…定電流源、IFi,IFj,IF1,IF2,〜,IFn…センサ接続回路、OPAi,OPAj,OPA1,OPA2,〜,OPAn…差分増幅器、TSi,TSj,TS1,TS2,〜,TSn…温度センサ、Rtdi,Rtdj,Rtd1,Rtd2,〜,Rtdn…測温抵抗体、Sci,Sc1,Sc2,〜,Scn…短絡線、RCi,RCj,RC1,RC2,〜,RCn…補償抵抗、Rcmi,Rcmj,Rcm1,Rcm2,〜,Rcmn…抵抗素子、Li,Lj,L1,L2,〜,Ln…多芯配線、Li1,Li2,Li3,Li4,Lj1,Lj2,Lj3,Lj4,Ln1,Ln2,Ln3,Ln4…信号線、Pi1,Pi2,Pi3,Pi4,Pj1,Pj2,Pn1,Pn2,Pn3,Ti1,Ti2,Ti3,Ti4,Tj1,Tj2,Tn1,Tn2,Tn3…端子、I1,I2…定電流、RL…配線抵抗、Vai,Van,Vbi,Vbn…電圧、Vi,Vj,Vn…検出電圧、Vti…出力電圧。

Claims (3)

  1. 個別の多芯配線を介して各温度センサに定電流を供給し、これに応じて温度センサごとに検出した検出電圧に基づいて、各温度センサの周囲温度をそれぞれ計測する多点温度計測器であって、
    前記温度センサに共通して設けられて、第1の定電流を出力する第1の定電流源と、
    前記温度センサに共通して設けられて、前記第1の定電流と同じ電流値からなる第2の定電流を出力する第2の定電流源と、
    前記温度センサごとに設けられて、前記第1の定電流および前記第2の定電流が流れる経路中に、直列に多段接続された複数のセンサ接続回路と、
    前記温度センサごとに設けられて、当該温度センサのセンサ接続回路で検出された検出電圧を差動増幅することにより当該温度センサの周囲温度に応じた出力電圧を出力する複数の差動増幅器とを備え、
    前記センサ接続回路は、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、前段から入力された前記第2の定電流を当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該温度センサの短絡線の一端に供給し、当該多芯配線に含まれる第3の信号線を介して当該短絡線の他端から供給された前記第2の定電流を後段に出力するとともに、当該多芯配線に含まれる第4の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流を後段に出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1および第2の信号線に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出する
    ことを特徴とする多点温度計測器。
  2. 請求項1に記載の多点温度計測器において、
    前記センサ接続回路のうち最後段のセンサ接続回路は、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、前段から入力された前記第2の定電流を当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該測温抵抗体の他端に供給し、当該多芯配線に含まれる第3の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流および前記第2の定電流を出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1および第2の信号線に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出する
    ことを特徴とする多点温度計測器。
  3. 個別の多芯配線を介して各温度センサに定電流を供給し、これに応じて温度センサごとに検出した検出電圧に基づいて、各温度センサの周囲温度をそれぞれ計測する多点温度計測器であって、
    前記温度センサに共通して設けられて、第1の定電流を出力する第1の定電流源と、
    前記温度センサに共通して設けられて、前記第1の定電流と同じ電流値からなる第2の定電流を出力する第2の定電流源と、
    前記温度センサごとに設けられて、前記第1の定電流および前記第2の定電流が流れる経路中に、直列に多段接続された複数のセンサ接続回路と、
    前記温度センサごとに設けられて、当該温度センサのセンサ接続回路で検出された検出電圧を差動増幅することにより当該温度センサの周囲温度に応じた出力電圧を出力する複数の差動増幅器とを備え、
    前記センサ接続回路のうち最後段以外のセンサ接続回路は、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流を後段に出力し、前段から入力された前記第2の定電流を前記第1および前記第2の信号線の合計配線抵抗値と等しい抵抗値を有する補償抵抗を介して後段に出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1の信号線および当該補償抵抗に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出し、
    前記センサ接続回路のうち最後段のセンサ接続回路は、前段から入力された前記第1の定電流を前記多芯配線に含まれる第1の信号線を介して前記温度センサの測温抵抗体の一端に供給するとともに、前段から入力された前記第2の定電流を当該多芯配線に含まれる第2の信号線を介して当該測温抵抗体の他端に供給し、当該多芯配線に含まれる第3の信号線を介して当該測温抵抗体の他端から供給された前記第1の定電流および前記第2の定電流を出力し、前記第1および第2の定電流が当該第1および第2の信号線に供給される供給端の間に発生した電圧を前記検出電圧として検出する
    ことを特徴とする多点温度計測器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109323780A (zh) * 2017-07-31 2019-02-12 广东美的制冷设备有限公司 离心风叶分体落地式空调器出风温度测温点的布置方法
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