JP2017083122A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】野菜室に入れられた野菜に光を照射するためのLEDを利用して、野菜室のきれいな画像を取得できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、第1LED、第2LED、カメラ24及び制御装置15を備える。第1LEDは、第1波長帯の光を野菜室6に照射する。第2LEDは、第1波長帯とは異なる第2波長帯の光を野菜室6に照射する。制御装置15は、第1LED及び第2LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する。また、制御装置15は、カメラ24によって野菜室6の画像を取得する場合は、白色光が野菜室6に照射されるように第1LED及び第2LEDを制御する。【選択図】図3

Description

この発明は、冷蔵庫に関する。
特許文献1に、冷蔵庫が記載されている。特許文献1に記載された冷蔵庫は、カメラ及びライトを備える。特許文献1に記載された冷蔵庫では、カメラによって庫内を撮影する際にライトが点灯される。
国際公開第2014/142119号
近年、野菜に光を当てることによって野菜の劣化を遅らせる冷蔵庫が提案されている。例えば、緑色の葉物野菜に光を当てることにより、クロロフィルを活性化させてビタミンCの生成を促進させる冷蔵庫がある。このような冷蔵庫に用いられる光源は、用途に応じた特定の波長の光を照射する。このため、野菜に光を照射するための光源を撮影用の光源として使用すると、野菜室のきれいな画像を取得することができなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、野菜室に入れられた野菜に光を照射するためのLEDを利用して、野菜室のきれいな画像を取得できる冷蔵庫を提供することである。
この発明に係る冷蔵庫は、第1波長帯の光を野菜室に照射する第1LEDと、第1波長帯とは異なる第2波長帯の光を野菜室に照射する第2LEDと、野菜室の画像を取得する画像取得装置と、第1LED及び第2LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する制御装置と、を備える。制御装置は、画像取得装置によって画像を取得する場合は、白色光が野菜室に照射されるように第1LED及び第2LEDを制御する。
この発明に係る冷蔵庫は、第1波長帯の光を野菜室に照射する第1LEDと、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光を前記野菜室に照射する第2LEDと、前記野菜室の画像を取得する画像取得装置と、前記画像取得手段によって取得された画像を補正する補正手段と、前記第1LED及び前記第2LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する制御手段と、を備える。
この発明に係る冷蔵庫は、第1LED、第2LED、画像取得装置及び制御装置を備える。制御装置は、第1LED及び第2LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する。また、制御装置は、画像取得装置によって画像を取得する場合は、白色光が野菜室に照射されるように第1LED及び第2LEDを制御する。この発明に係る冷蔵庫であれば、野菜室に入れられた野菜に光を照射するためのLEDを利用して、野菜室のきれいな画像を取得することができる。
この発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面を示す図である。 冷蔵庫に備えられた機器の電気的な接続を示す図である。 この発明の実施の形態1における冷蔵庫の動作を示すフローチャートである。 冷蔵庫が図3に示す動作を行う時のタイミングチャートを示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における冷蔵庫1の断面を示す図である。図2は、冷蔵庫1に備えられた機器の電気的な接続を示す図である。先ず、図1及び図2を参照し、冷蔵庫1の全体構成について説明する。冷蔵庫1は、例えば本体2、扉8〜11、操作パネル12、制御装置15、開閉センサ16、圧縮機17、冷却器18、送風機19、発光装置20及びカメラ24を備える。
本体2に、食材等を入れるための複数の部屋が形成される。例えば、本体2に、冷蔵室3、切替室4、製氷室(図示せず)、冷凍室5及び野菜室6が形成される。本体2に形成された各部屋は、発泡ウレタン等の断熱材によって仕切られる。本体2に形成される部屋の数、種類及び配置は、図1に示す例に限定されない。
冷蔵室3は、例えば容量が一番大きい部屋である。冷蔵室3の中に、チルド室7を備えても良い。チルド室7は、肉及び魚を入れるための部屋である。冷蔵室3は、扉8によって開閉される。
操作パネル12は、例えば扉8の前面に設けられる。操作パネル12を他の扉或いは本体2に設けても良い。操作パネル12は、例えば入力部13と報知部14とを備える。使用者は、入力部13を操作して情報を入力する。例えば、使用者は、入力部13を操作して、各部屋の温度を設定する。報知部14からは、使用者に対する報知が行われる。例えば、ディスプレイ及びスピーカが報知部14として操作パネル12に備えられる。操作パネル12は、制御装置15に電気的に接続される。
切替室4は、温度の切り替えが可能な部屋である。例えば、制御装置15に、切替室4の設定温度として複数の温度が予め登録される。使用者は、例えば操作パネル12の入力部13を操作して、切替室4の設定温度を選択する。切替室4は、扉9によって開閉される。製氷室は、氷を作り、保存する部屋である。製氷室は、切替室4の隣りに配置される。
冷凍室5は、食材等を冷凍するための部屋である。冷凍室5の温度は、例えば氷点下に保たれる。冷凍室5は、扉10によって開閉される。
野菜室6は、野菜等を入れるための部屋である。野菜室6に、大型の飲料用の容器を入れても良い。例えば、野菜室6に、2Lのペットボトルを入れても良い。野菜室6は、扉11によって開閉される。
扉8〜11のそれぞれに開閉センサが設けられる。例えば、開閉センサ16は、野菜室6の扉11に設けられる。開閉センサ16は、扉11が開いていること或いは閉まっていることを検出する。開閉センサ16が検出した結果は、制御装置15に入力される。制御装置15は、開閉センサ16が検出した結果に基づいて、扉11が開いている時間をカウントする。制御装置15は、扉11が閉まっている時間をカウントしても良い。制御装置15は、上記カウントした時間を制御パラメータとして種々の制御に利用する。例えば、制御装置15は、扉11が第1基準時間以上開いていることを判定すると、操作パネル12の報知部14から報知を行う。例えば、制御装置15は、報知部14として備えられたブザー或いはチャイムを鳴らす。これにより、使用者に注意を促す。
圧縮機17及び冷却器18は、冷蔵庫1に備えられた冷凍サイクルの一部を構成する。圧縮機17、冷却器18及び送風機19は、制御装置15に電気的に接続される。送風機19が動作すると、冷蔵庫1の内部に気流が発生する。これにより、冷却器18によって冷やされた空気が送風ダクトを通り、各部屋に送られる。各部屋には、冷気を取り込むための吹出口が形成される。部屋に収納された食材等は、吹出口から部屋に取り込まれた冷気によって冷却される。各部屋で食材等を冷却することによって暖められた空気は、吸込口から戻りダクトに入る。戻りダクトを通過した空気は冷却器18に至り、冷却器18を通過することによって再び冷却される。
圧縮機17、冷却器18及び送風機19の各動作は、制御装置15によって制御される。例えば、本体2に形成された各部屋に温度センサ(図示せず)が設けられる。温度センサは、例えば温度検知用のサーミスタからなる。温度センサが検知した温度の情報は、制御装置15に入力される。制御装置15は、例えば温度センサから入力された情報及び操作パネル12から入力された情報に基づいて、圧縮機17、冷却器18及び送風機19の各動作を制御する。また、制御装置15は、風路を開閉するダンパ(図示せず)の動作を制御する。
制御装置15は、外部機器との間で情報の送受信を行っても良い。例えば、制御装置15は、設定温度を変更するための信号を外部機器から受信する。制御装置15は、庫内の状況を確認するための信号を外部機器から受信しても良い。外部機器には、例えばスマートフォンが含まれる。
発光装置20は、野菜室6に光を照射する。発光装置20は、例えば野菜室6に設けられる。発光装置20は、野菜室6を形成する壁面のうち、奥側の壁面に設けられる。発光装置20は、制御装置15に電気的に接続される。発光装置20は、制御装置15によって制御される。発光装置20は、例えば、LED21、LED22及びLED23を備える。LEDは、Light Emitting Diodeの略である。
LED21は、青色光を放つ。以下においては、青色光のことを「B光」ともいう。例えば、LED21から放たれるB光の波長は430〜500nmである。LED21からのB光は野菜室6に照射される。
LED22は、緑色光を放つ。以下においては、緑色光のことを「G光」ともいう。例えば、LED22から放たれるG光の波長は500〜550nmである。LED22からのG光は野菜室6に照射される。
LED23は、赤色光を放つ。以下においては、赤色光のことを「R光」ともいう。例えば、LED23から放たれるR光の波長は600〜780nmである。LED23からのR光は野菜室6に照射される。
LED21、LED22及びLED23は、制御装置15によって個別に制御可能である。LED21、LED22及びLED23の全てが同時に且つ定格で点灯すると、発光装置20からは白色光が放たれる。発光装置20は、LED21、LED22及びLED23を1つのパッケージとして構成しても良い。例えば、発光装置20として3色LEDを採用しても良い。また、LED21、LED22及びLED23のそれぞれを1つのパッケージとして構成しても良い。
カメラ24は、野菜室6を撮影する。カメラ24は、野菜室6の画像を取得する画像取得装置の一例である。画像取得装置は、カメラ24に限定されない。カメラ24は、例えば野菜室6に設けられる。カメラ24は、野菜室6を形成する壁面のうち、奥側の壁面に設けられる。カメラ24は、制御装置15に電気的に接続される。カメラ24は、制御装置15によって制御される。カメラ24によって撮影された野菜室6の画像の情報は、制御装置15に入力される。
次に、野菜と光の関係について説明する。
生物は、概日リズムを持つ。即ち、生物は、昼夜があることを正常な状態として生きているものが多い。植物も例外ではない。野菜は収穫後も生きているため、冷蔵庫1で保存する野菜に対しても、昼夜がある環境を提供することが理に適っている。つまり、収穫される前と同様に、光が照射される時間帯と光が照射されない時間帯とが交互に訪れることが良い。
このような理由から、冷蔵庫1では、発光装置20の点灯と消灯とが一定のリズムで繰り返される。発光装置20が点灯している時間と発光装置20が消灯している時間とは同じであることが好ましい。また、発光装置20が点灯している時間と発光装置20が消灯している時間とは、それぞれが5時間以上であることが好ましい。例えば、発光装置20が点灯している時間として、5〜15時間が好適である。発光装置20が消灯している時間として、5〜15時間が好適である。これは、点灯及び消灯を短いサイクルで繰り返すと、野菜の生合成機能が活性化する前に暗くなってしまうからである。点灯及び消灯のサイクルが短いと、光を照射しないのと同じ結果になってしまう。
植物にとって光が当たり始めた合図となる波長の光はB光である。B光が植物に当たると、植物は、気孔を開いて生合成に必要な二酸化炭素を空気中から取り込む。したがって、野菜に光を照射する場合は、照射開始時にB光が含まれていることが重要である。G光及びR光は、クロロフィルの活性化と生合成機能による糖及びビタミンC等の合成とを促す。このため、B光を野菜に照射する際に、G光及びR光も野菜に照射することが良い。
B光の量は、G光の量及びR光の量より少ない方が効果的である。例えば、B光の量は、G光の量及びR光の量の1/4以下で良い。望ましくは、B光の量は、G光の量及びR光の量の1/5〜1/10が良い。光が当たり始めたと植物が認識した後であれば、植物にB光を照射しなくても良い。全体として十分な光量が確保できれば、B光の量を少なくしても良い。この場合、発光装置20から放たれる光は白色にならない。発光装置20から放たれる光はセピア色或いは橙色になる。
野菜室6に保存されている野菜の概日リズムだけを考慮する場合の制御例は以下の通りである。例えば、制御装置15は、発光装置20を点灯させると、点灯が開始されてからの経過時間をカウントする。制御装置15は、点灯が開始されてから一定時間が経過すると、発光装置20を消灯させる。制御装置15は、発光装置20を消灯させると、消灯させてからの経過時間をカウントする。制御装置15は、発光装置20の消灯時間が発光装置20を点灯させていた時間と同じ時間になると、発光装置20を再び点灯させる。制御装置15は、上記制御を繰り返す。
制御装置15は、カメラ24によって野菜室6を撮影する場合、発光装置20から照射される光を撮影用に調整する。以下に、図3及び図4も参照し、カメラ24による撮影も考慮した場合の制御例について詳しく説明する。図3は、この発明の実施の形態1における冷蔵庫1の動作を示すフローチャートである。図4は、冷蔵庫1が図3に示す動作を行う時のタイミングチャートを示す図である。
冷蔵庫1の電源が入れられると(S1)、制御装置15は、各部屋を冷却するための運転を開始する。次に、制御装置15は、開始条件が成立したか否かを判定する(S2)。開始条件は、野菜の概日リズムに合わせた制御を開始するための条件である。例えば、使用者が操作パネル12の入力部13に対して特定の操作を行うと、開始条件が成立する。他の条件を開始条件として採用しても良い。制御装置15は、開始条件が成立すると、野菜の概日リズムに合わせた制御を開始する。
制御装置15には、野菜の概日リズムに合わせた制御として、例えば昼モードと夜モードとを交互に繰り返す制御が予め登録されている。昼モードでは、LED22を流れる電流の値がA22になるように制御される。これにより、時刻tから時刻tまでの間、LED22からG光が放たれる。時刻tは昼モードが開始される時刻である。時刻tは昼モードが終了する時刻である。なお、図4に示す時刻t、t及びtは、時刻tが決まることによって決まる時刻である。また、昼モードでは、LED23を流れる電流の値がA32になるように制御される。これにより、時刻tから時刻tまでの間、LED23からR光が放たれる。
LED21に対しては、昼モードの開始から時刻tになるまで、電流値がA11になるように制御される。これにより、時刻tから時刻tまでの間、LED21からB光が放たれる。時刻tは、時刻tより早い時刻である。時刻tは、例えば、野菜の気孔が開くまでの時間に基づいて設定される。時刻tは、例えば時刻tの10分後の時刻に設定される。LED21に対しては、時刻tから昼モードが終了するまで、電流値が0になるように制御される。これにより、時刻tから時刻tまでの間、LED21は消灯される。昼モードでは、時刻tから時刻tまでの間、発光装置20の各LEDから光が照射される。
一方、夜モードでは、LED21、LED22及びLED23を流れる電流の値が0になるように制御される。即ち、夜モードでは、LED21、LED22及びLED23の全てが消灯される。
制御装置15は、S2で開始条件が成立すると、発光装置20の各LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する。具体的に、制御装置15は、昼モードによるLEDの点灯制御を開始する(S3)。昼モードによる制御が開始されると、野菜室に保存されている野菜に対して、G光及びR光とともにB光が照射される。これにより、野菜の気孔が開き、生合成に必要な二酸化炭素が野菜に取り込まれる。
制御装置15は、昼モードによる点灯制御を開始すると、昼モードによる制御が開始されてからの経過時間をカウントする(S4)。例えば、制御装置15は、次式に基づいて昼モードによる制御が開始されてからの経過時間を算出する。
time_A=time_A+dt ・・・(1)
ここで、
time_A:発光装置20の点灯積算時間[sec]
dt :時間幅[sec]
である。式1によって算出されたtime_Aは、昼モードによる制御が開始されてからの経過時間に相当する。
また、制御装置15は、昼モードによる点灯制御を開始すると、野菜室6の画像を取得する要求があるか否かを判定する(S5)。例えば、制御装置15は、野菜室6の扉11が開いた後に閉じると、上記要求があると判定する。制御装置15は、庫内の状況を確認するための信号を外部機器から受信した場合に、上記要求があると判定しても良い。上記要求があると制御装置15が判定する条件は、上記例に限定されない。本実施の形態では、扉11が開いた後に時刻tで扉11が閉じた例を示す。制御装置15は、時刻tで野菜室6の画像を取得する要求があると判定する。
制御装置15は、S5で野菜室6の画像を取得する要求があると判定すると、野菜の概日リズムに合わせた制御を一旦中断し、撮影モードによる制御を開始する(S6)。昼モードによる制御が行われている時の発光装置20の点灯状態は、カメラ24によって野菜室6を撮影するのに適した状態とはいえない。制御装置15は、S5で野菜室6の画像を取得する要求があると判定すると、発光装置20の点灯状態がカメラ24による撮影に適した状態になるように制御する。
撮影モードでは、LED22を流れる電流の値がA21になるように制御される。電流値A21は、電流値A22より小さい値である。昼モードから撮影モードに移行する際、LED22を流れる電流の値は小さくなる。即ち、LED22から照射されるG光は弱くなる。同様に、撮影モードでは、LED23を流れる電流の値がA31になるように制御される。電流値A31は、電流値A32より小さい値である。昼モードから撮影モードに移行する際、LED23を流れる電流の値は小さくなる。即ち、LED23から照射されるR光は弱くなる。
撮影モードでは、LED21を流れる電流の値がA12になるように制御される。図4は、時刻tから時刻tまでの間にカメラ24による撮影が行われる例を示す。時刻tから時刻tまでの間、LED21を流れる電流の値はA11である。電流値A12は、電流値A11より大きい値である。このため、時刻tから時刻tまでの間で昼モードから撮影モードに移行すると、LED21を流れる電流の値は大きくなる。即ち、LED21から照射されるB光は強くなる。制御装置15は、カメラ24によって野菜室6を撮影する場合は、白色光が野菜室6に照射されるように発光装置20の各LEDを制御する。
昼モードによる制御では、野菜室6に照射されるG光及びR光はより強い方が好ましい。このため、本実施の形態に示す例では、カメラ24による撮影を行う際に、G光及びR光が弱くなるように電流値を調整している。また、上述したように、B光の量はG光の量及びR光の量の1/5〜1/10が好ましい。このため、本実施の形態に示す例では、B光が照射されている時にカメラ24による撮影を行う場合は、B光が強くなるように電流値を調整している。なお、昼モードでは、時刻tから時刻tまでの間、LED21からB光は照射されない。この時にカメラ24による撮影を行う場合は、LED21を流れる電流の値が0からA12に上げられる。
制御装置15は、発光装置20の各LEDを流れる電流値を撮影用の値に調整した後、カメラ24によって野菜室6を撮影する。カメラ24によって撮影された野菜室6の画像の情報は、制御装置15に入力される。制御装置15は、報知部14として備えられたディスプレイに、カメラ24によって撮影された野菜室6の画像を表示させても良い。制御装置15は、外部機器に、カメラ24によって撮影された野菜室6の画像の情報を転送しても良い。制御装置15は、カメラ24によって撮影された野菜室6の画像の情報を保存し、使用者が後で画像を確認できるようにしても良い。制御装置15は、カメラ24による撮影が終了すると、撮影モードによる制御を終了し、野菜の概日リズムに合わせた制御を再開する。
また、制御装置15は、昼モードによる点灯制御を開始すると、昼モードによる制御が開始されてからの経過時間が予め設定された第2基準時間を超えたか否かを判定する(S7)。例えば、制御装置15は、次式が成立するか否かに基づいてS7の判定を行う。
time_A>time_A_Max ・・・(2)
ここで、
time_A_Max:発光装置20の点灯上限時間[sec]
である。time_A_Maxは、上記第2基準時間に相当する。
制御装置15は、昼モードによる制御が開始されてからの経過時間が第2基準時間を超えたことを判定するまで、S3からS6に示す一連の処理を行う。制御装置15は、昼モードによる制御が開始されてからの経過時間が第2基準時間を超えたことを判定すると、昼モードによる制御を終了して夜モードによる制御を開始する(S8)。
夜モードでは、LED21、LED22及びLED23の全てが消灯される。即ち、制御装置15は、昼モードから夜モードに移行する際に、LED21に流れる電流値を0のままにする。同様に、制御装置15は、LED22に流れる電流値をA22から0にする。制御装置15は、LED23に流れる電流値をA32から0にする。
制御装置15は、夜モードによる制御を開始すると、夜モードによる制御が開始されてからの経過時間をカウントする(S9)。例えば、制御装置15は、次式に基づいて夜モードによる制御が開始されてからの経過時間を算出する。
time_B=time_B+dt ・・・(3)
ここで、
time_B:発光装置20の消灯積算時間[sec]
dt :時間幅[sec]
である。式3によって算出されたtime_Bは、夜モードによる制御が開始されてからの経過時間に相当する。
また、制御装置15は、夜モードによる制御を開始すると、野菜室6の画像を取得する要求があるか否かを判定する(S10)。制御装置15は、S10で野菜室6の画像を取得する要求があると判定すると、野菜の概日リズムに合わせた制御を一旦中断し、撮影モードによる制御を開始する(S11)。
夜モードでは、LED21、LED22及びLED23の全てが消灯されている。制御装置15は、S10で野菜室6の画像を取得する要求があると判定すると、発光装置20の各LEDの電流値を撮影用の値に調整する。即ち、制御装置15は、LED21を流れる電流の値がA12になるように制御する。制御装置15は、LED22を流れる電流の値がA21になるように制御する。制御装置15は、LED23を流れる電流の値がA31になるように制御する。これにより、発光装置20から野菜室6に白色光が照射される。
制御装置15は、発光装置20の各LEDを流れる電流値を撮影用の値に調整した後、カメラ24によって野菜室6を撮影する。制御装置15は、カメラ24による撮影が終了すると、撮影モードによる制御を終了し、野菜の概日リズムに合わせた制御を再開する。
なお、撮影モードによる制御が開始されると、野菜室6の野菜にB光が照射される。上述したように、B光は、植物にとって光が当たり始めた合図となる光である。野菜室6の野菜にB光が長時間照射されると、野菜の概日リズムが狂ってしまう可能性がある。このため、夜モードを一旦中断してカメラ24による撮影を行う場合は、野菜にB光が照射される時間が第3基準時間以下になるようにする。第3基準時間は、例えば、野菜の気孔が開くまでの時間に基づいて設定される。第3基準時間は、例えば10分に設定される。
また、制御装置15は、夜モードによる制御を開始すると、夜モードによる制御が開始されてからの経過時間が予め設定された第4基準時間を超えたか否かを判定する(S12)。例えば、制御装置15は、次式が成立するか否かに基づいてS12の判定を行う。
time_B>time_B_Max ・・・(4)
ここで、
time_B_Max:発光装置20の消灯上限時間[sec]
である。time_B_Maxは、上記第4基準時間に相当する。
制御装置15は、夜モードによる制御が開始されてからの経過時間が第4基準時間を超えたことを判定するまで、S8からS11に示す一連の処理を行う。制御装置15は、夜モードによる制御が開始されてからの経過時間が第4基準時間を超えたことを判定すると、夜モードによる制御を終了して昼モードによる制御を再開する。
上記構成を有する冷蔵庫1であれば、野菜室6に入れられた野菜に光を照射するためのLEDを利用して、野菜室6のきれいな画像を取得することができる。即ち、制御装置15は、発光装置20の各LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する。このため、野菜の劣化を遅らせることができる。また、制御装置15は、カメラ24による撮影を行う場合は、白色光が野菜室6に照射されるように発光装置20の各LEDを制御する。このため、野菜室6のきれいな画像を取得することができる。
本実施の形態で開示した制御内容は一例である。野菜室6に保存する野菜の種類に合わせて、昼モードの制御内容を変えても良い。例えば、果菜類、根菜類及び紫キャベツといった野菜は、気孔がない或いは気孔が少ない。このような野菜ばかりが野菜室6に入れられている場合は、カメラ24による撮影時以外はB光を野菜室6に照射しなくても良い。ほうれん草及び小松菜といった薄い葉物野菜ばかりが野菜室6に入れられている場合は、葉の表面での吸収率が高いR光の量を多くしても良い。キャベツ及び白菜といった結球している野菜ばかりが野菜室6に入れられている場合は、G光の量を多くしても良い。これにより、野菜の内部まで光を到達させることができる。野菜室6に入れられている野菜に応じて昼モードの制御内容を変えることにより、野菜の劣化を更に抑制できる。また、不要なLEDを点灯させなければ、消費電力を抑制できる。
本実施の形態では、LED21、LED22及びLED23がそれぞれ異なる波長帯の光(単色光)を照射する例について説明した。LED21、LED22及びLED23が照射する光の例は、上記例に限定されない。なお、LED21が第1波長帯の光を照射し、LED22が第2波長帯の光を照射する場合、第1波長帯の一部と第2波長帯の一部が同じでも、第1波長帯の全部と第2波長帯の全部が同じでなければ、第1波長帯と第2波長帯は異なる波長帯である。
上述したように、G光及びR光は、クロロフィルの活性化と生合成機能による糖及びビタミンC等の合成とを促す。B光は、アントシアニン系の栄養素を増量させる効果もある。また、紫外線は、ポリフェノールを増量させる効果がある。目的に応じて追加するLEDを選択しても良い。
また、LED21として、青色LEDチップ及び黄色蛍光体を備えたLEDを用いても良い。かかる場合、LED21からは白色光が照射される。このようなLED21を採用した場合、制御装置15は、カメラ24によって野菜室6を撮影する際に、LED21のみを点灯させ、他のLEDを消灯させる。カメラ24による撮影時にLED21のみを点灯させるため、消費電力を抑制できる。また、野菜に照射するB光が不足することもない。
制御装置15は、カメラ24によって撮影された野菜室6の画像を補正する機能を備えても良い。例えば、夜モードでは、発光装置20の全てのLEDが消灯されている。このため、夜モードから撮影モードに移行する場合は、本実施の形態で開示した内容と同様の内容でカメラ24による撮影を行う。即ち、発光装置20から白色光を照射し、カメラ24による撮影を行う。
一方、昼モードでは発光装置20が点灯している。しかし、発光装置20から照射される光は白色光ではない。かかる場合、制御装置15は、発光装置20の点灯状態を変えずにカメラ24による撮影を行う。制御装置15は、カメラ24によって撮影された野菜室6の画像を補正機能によって色補正する。即ち、制御装置15は、カメラ24による撮影時に白色光が野菜室6に照射されるように各LEDを制御していれば、補正機能による色補正を行わない。白色光が野菜室6に照射されていない状態でカメラ24による撮影が行われると、制御装置15は補正機能による色補正を実施する。
補正機能を備えた制御装置15を本実施の形態に示す具体例に適用した場合、夜モードから撮影モードに移行したのであれば色補正は行われない。昼モードから撮影モードに移行した場合に色補正は行われる。このような構成であれば、撮影時にG光及びR光が弱くなることを防止できる。また、波長が短い青色光は、LEDに用いられている樹脂の劣化に寄与する。補正機能を用いることにより、撮影時にLED21に流れる電流を低く抑えることができる。これにより、LED21の寿命を延ばすことができる。
本実施の形態では、発光装置20が3つのLEDを備える例について説明した。これは一例である。発光装置20に備えられるLEDは2つでも良い。発光装置20は、4つ以上のLEDを備えても良い。
制御装置15は、ハードウェア資源として、例えば入出力インターフェース25とプロセッサ26とメモリ27とを含む処理回路を備える。制御装置15は、メモリ27に記憶されたプログラムをプロセッサ26によって実行することにより、上述した各機能を実現する。制御装置15が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
1 冷蔵庫、 2 本体、 3 冷蔵室、 4 切替室、 5 冷凍室、 6 野菜室、 7 チルド室、 8〜11 扉、 12 操作パネル、 13 入力部、 14 報知部、 15 制御装置、 16 開閉センサ、 17 圧縮機、 18 冷却器、 19 送風機、 20 発光装置、 21〜23 LED、 24 カメラ、 25 入出力インターフェース、 26 プロセッサ、 27 メモリ

Claims (8)

  1. 第1波長帯の光を野菜室に照射する第1LEDと、
    前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光を前記野菜室に照射する第2LEDと、
    前記野菜室の画像を取得する画像取得装置と、
    前記第1LED及び前記第2LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記画像取得装置によって画像を取得する場合は、白色光が前記野菜室に照射されるように前記第1LED及び前記第2LEDを制御する冷蔵庫。
  2. 前記第1波長帯及び前記第2波長帯とは異なる第3波長帯の光を前記野菜室に照射する第3LEDを更に備え、
    前記制御装置は、
    前記第1LEDと前記第2LEDと前記第3LEDとを野菜の概日リズムに合わせて制御し、
    前記画像取得装置によって画像を取得する場合は、白色光が前記野菜室に照射されるように前記第1LEDと前記第2LEDと前記第3LEDとを制御する
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1LED、前記第2LED及び前記第3LEDは、それぞれが異なる色の単色光を照射する請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第1LEDは青色光を照射し、
    前記制御装置は、前記第1LEDから青色光が照射されている時に前記画像取得装置によって画像を取得する場合は、画像を取得する前に前記第1LEDから照射される青色光を強くする
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第1LEDは青色光を照射し、
    前記第2LEDは緑色光を照射し、
    前記第3LEDは赤色光を照射し、
    前記制御装置は、前記第1LEDと前記第2LEDと第3LEDとの全てから光が照射されている時に前記画像取得装置によって画像を取得する場合は、画像を取得する前に前記第1LEDから照射される青色光を強くし、前記第2LEDから照射される緑色光を弱くし、前記第3LEDから照射される赤色光を弱くする
    請求項2又は請求項3に記載の冷蔵庫。
  6. 前記第1LEDは白色光を照射し、
    前記第2LEDは単色光を照射し、
    前記制御装置は、前記画像取得装置によって画像を取得する場合は、前記第2LEDを消灯させ且つ前記第1LEDを点灯させる
    請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
  7. 第1波長帯の光を野菜室に照射する第1LEDと、
    前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光を前記野菜室に照射する第2LEDと、
    前記野菜室の画像を取得する画像取得装置と、
    前記画像取得装置によって取得された画像を補正する補正手段と、
    前記第1LED及び前記第2LEDを野菜の概日リズムに合わせて制御する制御手段と、
    を備えた冷蔵庫。
  8. 前記補正手段は、前記画像取得装置によって画像を取得する際に白色光が前記野菜室に照射されるように前記制御手段によって前記第1LED及び前記第2LEDが制御されている場合は、前記画像取得装置によって取得された画像を補正しない請求項7に記載の冷蔵庫。
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