JP2017082410A - 錠装置 - Google Patents

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JP2017082410A
JP2017082410A JP2015208818A JP2015208818A JP2017082410A JP 2017082410 A JP2017082410 A JP 2017082410A JP 2015208818 A JP2015208818 A JP 2015208818A JP 2015208818 A JP2015208818 A JP 2015208818A JP 2017082410 A JP2017082410 A JP 2017082410A
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大塚 清弘
Kiyohiro Otsuka
清弘 大塚
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【課題】本発明は、ギアードモータを使用した電気錠を小型のボックスに使用できコストを安価にした上で電池での作動が可能であり、ギアードモータも一方向・一回転のみの動作であるため、きわめて超省エネ設計になしえ、約7Kgf程の大きな背圧が掛かっていても電気的解錠が可能であるなど優れた利点を有する錠装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、ケース内に設置されたフックプレートとロッキングレバーを備え、フックプレートは先端にフック状の施錠部を有しているため、施錠状態となったとき後端の係止部にロッキングバーの係合部が係合して解錠不可状態とし、ロッキングバーは係合片と切曲片により逆L型に形成され、ギアードモータの回転軸から張り出した張り出し片が切曲片を押し、ロッキングバーが回転することによりフックプレートの係止部から係合部を離間させ、フックプレートは解錠方向に回転し、解錠することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、錠装置にかかり、例えば保管ボックスなどの枠側に取り付けられるモータ式電気錠に関するものである。
従来、保管ボックスなどに取り付けられる錠装置として一般に知られているのは、保管ボックスなどの扉側に取り付けられた簡単な構造の錠装置であり、当該錠装置の鍵穴にキーを差し込んで回動し、もって錠装置内部に設けられた施錠片を回転させ、該施錠片を保管ボックスの枠側に設けられた受け部に挿入して、保管ボックスの扉を施錠するタイプのものである。
実公平05−46624号
しかしながら、近年、特に錠装置を小型化できるギアードモータを使用した電気錠が頻繁に使用されるに至っている。
ギアードモータを使用した電気錠は、前記した小型化できることに留まらず、非常に小さなギアードモータを使用するため、電池(1.5V〜3.5V)での作動が可能であり、しかも、そのギアードモータも一方向・一回転のみの動作でしか用いていないため、きわめて超省エネ設計にしうる。さらに、きわめて超省エネ設計でありながら、約7Kgfの背圧が掛かっていても電気的解錠が可能であるなど優れた利点を有している。
かくして、本発明は、近年の保管ボックスなどの錠装置につき、改良を重ねて創案されたものであり、前記したギアードモータを使用した電気錠を保管ボックスなどの小型のボックスに使用でき、もって、コストを安価にした上で、非常に小さなギアードモータを使用できるため、電池(1.5V〜3.5V)での作動が可能であり、しかも、そのギアードモータも一方向・一回転のみの動作でしか用いていないため、きわめて超省エネ設計になしえ、さらに、たとえ約7Kgf程の大きな背圧が掛かっていても電気的解錠が可能であるなど、優れた利点を有する錠装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、
ケース内に設置されたフックプレートと、ロッキングレバーとを備え、
前記フックプレートは、略中央に設けられた第1回転軸を軸として回転可能とされると共に、弾性部材により常時解錠状態に付勢力が与えられ、
先端にフック状の施錠部を有し、該フック状の施錠部に枠状のキーが押し込まれ、第1回転軸を軸として前記付勢力に抗して回転し、施錠状態となったとき、後端の係止部に前記ロッキングバーの係合部が係合して解錠不可状態としてなり、
前記ロッキングバーは、前記フックプレートの係止部に係合する係合部が設けられた係合片と該係合片の基端より略直角に切曲して延出する切曲片とにより略逆L型に形成され、
前記係合片の基端側に設けられた第2回転軸を軸として回転可能とされると共に、弾性部材により常時前記フックプレートの係止部側へ付勢力が与えられてなり、
ギアードモータの回転軸から略直角方向へ張り出した張り出し片が前記ロッキングバーの切曲片を押し、ロッキングバーが前記第2回転軸を軸として回転することにより、前記フックプレートの係止部からロッキングバーの係合部を離間させ、
前記フックプレートは第1回転軸を軸として付勢力を与えられて解錠方向に回転し、解錠する、
ことを特徴とするものである。
本発明の錠装置によれば,ギアードモータを使用した電気錠を保管ボックスなどの小型のボックスに使用でき、もって、保管ボックスなどの小型のボックスに使用できる電気錠として、その製造コストをきわめて安価にした上で、非常に小さなギアードモータを使用できるため、電池(1.5V〜3.5V)での作動が可能であり、しかも、そのギアードモータも一方向あるいは一回転のみの動作でしか用いていないため、きわめて超省エネ設計になしえ、さらに、たとえば約7Kgf程の大きな背圧が掛かっていても電気的解錠が可能であるなど、優れた効果を奏する。
本発明の構成を説明する構成説明図(1)である。 本発明の構成を説明する構成説明図(2)である。 本発明の構成を説明する構成説明図(3)である。
以下、本発明を図に示す実施例に基づき説明する。
図において、符号1はギアードモータを使用した電気錠のケースを示す。該ケース1は略直方形状の箱型をなして形成され、長手方向一方側の端部には、フック状のキー17が差し込まれたときに施錠状態とする錠受け部2が形成されている。
そして、この錠受け部2の近傍位置には、フックプレート3が、該フックプレート3の略中央位置に設けられた第1回転軸4を軸として回転出来るようケース1に取り付けられている。そして、この第1回転軸4の周囲において、フックプレート3にスプリングなどで形成された弾性部材5が取り付けられ、フックプレート3は常時解錠状態となる様、すなわちフックプレート3が反時計回り方向へ付勢力を有するよう構成されている。
さらに、このフックプレート3の後端には切り欠き状の係止部6が形成されており、後述するロッキングバー7の係合部8が、施錠状態時に係合することにより、解錠不可状態、すなわち前記フックプレート3が回転出来ない状態、換言すれば施錠状態を保持できる構造とされている。
ここで、ロッキングバー7は、フックプレート3の係止部6に係合する係合部8が設けられた係合片9と、該係合片9の基端(下端)より左側に向かい略直角に切曲して延出する切曲片10とにより略逆L型をなして形成されている。
そして、前記係合片9の基端側に設けられた第2回転軸11を軸として回転可能にしてケース1に取り付けられていると共に、スプリングなどの弾性部材5により常時前記フックプレート3の係止部6側へロッキングバー7が付勢力を有するよう構成されている。
次に、符号12はギアードモータを示し、符号13は該ギアードモータ12の回転軸を示す。該回転軸13にはその先端側において、外側へ向かい略直角方向へ張り出す第1突片14が設けられ、基端側には、前記第1突片14と逆の方向へ突出する第2突片15が設けられている。
ここで、ギアードモータ12が回転すると、第1突片14がロッキングバー7の切曲片10に形成された操作面16を押圧する。すると、ロッキングバー7は第2回転軸11を軸として回転し、図2に示す様に傾く。すると、フックプレート3の係止部6とロッキングバー7の係合部8との係合が外れ、フックプレート3は解錠方向、すなわち、図1の矢印Aの方向に回転し、解錠状態となる。
その後、さらにギアードモータ12が回転すると、ロッキングバー7は、矢印Bの方向への付勢力を有するために回転可能となっており、フックプレート3の錠受け部2に例えばフック状のキーが差し込まれると、図1の状態の様にフックプレート3も回転し、フックプレート3の係止部6にロッキングバー7の係合部8が係合して施錠状態となる。
ところで、符号18は、施/解錠位置検出用マイクロスイッチであり、該施/解錠位置検出用マイクロスイッチ18には、図2から理解される様に、フックプレート3と連動するMSレバー19が接触して、施錠位置を報知する信号を送出するものとなっている。そして、MSレバー19が接触していないときは、解錠位置を報知する構成となっている。
符号20は、モータ回転原点位置検出用マイクロスイッチであり、前記の第1突片14がこのモータ回転原点位置検出用マイクロスイッチ20に接触したとき、ギアードモータ12が決められた回転を終え、所定の原点位置に戻っていることを報知する構成となっている。すなわち、ギアードモータ12が必ず、この位置から一回転するものであり、異なった位置からは回転させないよう制御されている。
次に、符号21は、連続解錠検出位置用マイクロスイッチであり、この連続解錠検出位置用マイクロスイッチ21に第2突片が接触した位置では、前記第1突片14が切曲片10の操作面16を押圧している位置でもあり、フックプレート3は第1回転軸4を軸として自由に回転出来る状態となっている。
すなわち、連続解錠検出位置用マイクロスイッチ21に第2突片が接触する位置でギアードモータ12の回転動作を停止すれば、フックプレート3の錠受け部2にキー17が差し込まれていても、たえず連続的に施解錠できる状態にあり、もってこの錠装置をカードキーなどを用いずに連続的に使用できる状態にしておくことが出来る。
以上において、次に、この錠装置の使用方法につき説明する。
まず、通常この錠装置は、図2の状態の解錠状態になっている。この状態からフック状のキー17を錠受け部2に差し込む。すると、フックプレート3が回転して施錠状態となる。このとき、錠装置はいわゆる自動施錠モードに設定されていれば、ギアードモータ12の第1突片14は、モータ回転原点位置検出用マイクロスイッチ20に接触した位置になっている。よって、ロッキングバー7はフリーに回転出来る状態であり、フックプレート3が施錠状態に回転すると、フックプレート3の係止部6にロッキングバー7の係合部8が係合し、解錠不可状態とされる。
尚、解錠するときは、例えば制御部より解錠信号が送出され、該解錠信号を受けてギアードモータ12を回転させ、図2に示すように、操作面16を第1突片14で押圧し、係止部6と係合部8との係合を外す。その後、例えばフック状のキー17を引き抜けば簡単に解錠できる。
この様に、本発明では、ギアードモータ12の回転軸13から略直角方向へ張り出した第1突片14が前記ロッキングバー7の操作面16を押し、ロッキングバー7が前記第2回転軸11を軸として回転することにより、フックプレート3の係止部6からロッキングバー7の係合部8を離間させる。
すると、フックプレート3は第1回転軸4を軸として前記付勢力を与えられて取り付けられているため、解錠方向に回転し、速やかに解錠状態となる。
ここで、本発明による取り付けるべきモータ式電気錠は、保管ボックスなどボックス本体の側部あるいは上部か下部に設置されるものとなる。
そして、保管ボックスの扉側には、扉の内側所定の位置に、例えばコの字型のフックからなるキー17を有している。
よって、扉を開ける場合は、例えばカードリーダなどから電気的な信号を受け、ギアードモータ12が一回転することで、ロッキングレバー7が解錠方向に作動し、フックプレート3を回転させて、キー(フック)17を吐き出す。
また、扉を手で閉める(少し押える)と、扉のキー(フック)17を差し込んだ状態となり、これによりフックプレート3が回転して、前記キー17をホールドし、次いでロッキングバー7が作動し、フックプレート3の戻り回転を固定し、メカ的に施錠状態とするのである。
通常は、前述したように、自動施錠仕様として用いるが、ギアードモータ12の回転停止位置を内蔵の連続解錠位置検出用マイクロスイッチ21で検出し、制御することで、連続解錠状態とすることもでき、既に述べたように、本発明の電気錠は、施錠/解錠の繰返し仕様としても使用できる構造になっている。
なお、電気錠が何らかの原因で動作しなくなった場合にあっては、図1あるいは図2に示すように、ケース1から外側に突出しているロッキングバー7の先端部をメカ的な非常解錠用レバーとして使用し、これを手動などで押すことにより非常手段として電気錠を解錠できるようにも出来る。
この様に、本発明は非常に小さなギアードモータ12を使用しているため、電池(1.5V〜3.5V)での作動が可能であり、そのギアードモータ12も一方向・一回転のみの動作でしか用いていないため、きわめて超省エネ設計である。それでありながら、約7Kgfの背圧が掛かっていても電気的解錠が可能である。
1 ケース
2 錠受け部
3 フックプレート
4 第1回転軸
5 弾性部材
6 係止部
7 ロッキングバー
8 係合部
9 係合片
10 切曲片
11 第2回転軸
12 ギアードモータ
13 回転軸
14 第1突片
15 第2突片
16 操作面
17 キー
18 施解錠位置検出用マイクロスイッチ
19 MSレバー
20 モータ回転原点位置検出用マイクロスイッチ
21 連続解錠位置検出用マイクロスイッチ

Claims (1)

  1. ケース内に設置されたフックプレートと、ロッキングレバーとを備え、
    前記フックプレートは、略中央に設けられた第1回転軸を軸として回転可能とされると共に、弾性部材により常時解錠状態に付勢力が与えられ、
    先端にフック状の施錠部を有し、該フック状の施錠部に枠状のキーが押し込まれ、第1回転軸を軸として前記付勢力に抗して回転し、施錠状態となったとき、後端の係止部に前記ロッキングバーの係合部が係合して解錠不可状態としてなり、
    前記ロッキングバーは、前記フックプレートの係止部に係合する係合部が設けられた係合片と該係合片の基端より略直角に切曲して延出する切曲片とにより略逆L型に形成され、
    前記係合片の基端側に設けられた第2回転軸を軸として回転可能とされると共に、弾性部材により常時前記フックプレートの係止部側へ付勢力が与えられてなり、
    ギアードモータの回転軸から略直角方向へ張り出した張り出し片が前記ロッキングバーの切曲片を押し、ロッキングバーが前記第2回転軸を軸として回転することにより、前記フックプレートの係止部からロッキングバーの係合部を離間させ、
    前記フックプレートは第1回転軸を軸として付勢力を与えられて解錠方向に回転し、解錠する、
    ことを特徴とする錠装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001311338A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Denso Corp ドアロック操作装置
US20130320032A1 (en) * 2012-05-29 2013-12-05 Carefusion 303, Inc. Multifunction latch assembly

Patent Citations (2)

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