JP2017080069A - 演奏ゲーム装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠近感とわくわく感をもって演奏ゲームを楽しむこと。【解決手段】入出力部、この入出力部の信号を処理する制御部、制御部の処理を実現するための演奏ゲームを記憶する記憶部、制御部が前記処理を実現する際、発生始点から次々に発生したノートが、複数個のトラック領域を流れるように移動し、トラック領域のタッチ領域にそれぞれ配設したターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定する判定部、判定部がターゲットにおけるノートの位置とタッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を流すスピーカーを備えた演奏ゲーム装置に於いて、ノートの発生始点はトラック領域の要又は要付近であり、トラック領域はノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定されており、制御部は、ノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるように制御する、演奏ゲーム装置。【選択図】図7

Description

本発明は、リズムゲームと称される演奏ゲーム装置、そのプログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
特許文献1には、「ユーザが複数のトラック領域を移動しながらこの当領域にある指示子を演奏する演奏ゲームを提供することを主な目的」として、「ゲーム画面に複数のトラック領域を表示し、上記複数のトラック領域の各々に対してノートが判定ターゲットに向けて移動しながら表示されるように制御するゲーム画面制御部と、ユーザの活性化トラック領域移動操作によって上記複数のトラック領域のうちの1つを活性化トラック領域に設定するトラック領域制御部と、上記ユーザの演奏操作によって演奏操作信号が発生すれば、上記活性化トラック領域に設定されたトラック領域でのノート及び判定ターゲットの間の位置を比較して上記演奏操作に対する正確度を判定する演奏操作制御部と、を含む演奏ゲームのための装置」が開示されている。
特許文献1は、複数のトラック領域を構成するテープ状の各トラックが全て同一幅であること、指示子としのノートが、トラック領域の各トラックからそれぞれ発生すること、前記各トラックを流れる前記ノートは全てストレートに落ちること、ノートの形状が変化しないこと等から、「遠近感」、「わくわく感」等が欠如しているという問題点があって。そこで、このような問題点を解決するために本発明が出現した。
特開2011−240138号公報
本発明の第1課題は、複数個のトラック領域及びこのトラック領域をターゲットに向って流れる音符、指符などのノートにそれぞれ「遠近感」を持たせることにより、プレイヤーがタッチ領域でタイミング良くノートにタッチ操作をすることができることである。付言すると、プレイヤーは「わくわく感」を持って正確なリズムで演奏を楽しむことができ、これにより、演奏が上達することである。本発明の第2課題は、複数個のトラック領域の各トラックのタッチ領域に設けたターゲット(検知手段)の数を増やすことができることである。本発明の第3課題は、携帯端末を用いて、手軽に前記第1課題及び第2課題を横長表示画面で実現することである。本発明の第4課題は、ノートの発生始点で発生したノートが複数個のトラック領域の「どのターゲット」に到着するかをプレイヤーに推測させることにより、ゲームの面白さを高めることである。本発明の第5課題は、ノートに指示子の機能を付与し、ノートの流れる態様又は/及びターゲットの地点に対応して、プレイヤーに、「タップ」、「長押し」、「スワイプ」の対応ジェスチャーをさせることにより、演奏(リズム)の正確性を高めることができることである。本発明の第6課題は、検知手段にタイマーを連動させて時限爆弾性を持たせることである。本発明の第7課題は、プレイヤーに対してノートの発生始点を変動させることにより、ゲームの面白さをより高めることである。
本発明の演奏ゲーム装置は、入出力部、この入出力部の信号を処理する制御部、この制御部の処理を実現するための演奏ゲームを記憶する記憶部、前記制御部が前記処理を実現する際、発生始点から次々に発生したノートが、複数個のトラック領域を流れるように移動し、前記トラック領域のタッチ領域にそれぞれ配設した検知手段としてのターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定する判定部、この判定部が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を流すスピーカーを備えた演奏ゲーム装置に於いて 前記ノートの発生始点は前記トラック領域の要又はこの要付近のいずれかとなる単数であり、前記トラック領域はノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定されており、前記制御部は、ノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるように制御することを特徴とする。
また本発明のプログラムは、コンピュータに、ノート発生始点にノートを発生させるノート発生機能と、複数個のトラック領域を設定するトラック領域設定機能と、前記トラック領域のタッチ領域に検知手段を構成するターゲットを配設するターゲット配設機能と、前記ノート発生始点から発生した前記ノートを前記ターゲートに向けて流れるように表示するノート移動表示機能と、前記ノートが前記ターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定するノート判定機能と、前記ノート判定機能が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を発生する効果音発生機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムに於いて、前記トラック領域設定機能は、ノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、前記コンピュータに前記ノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのものであることを特徴とする。
さらに、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、ノート発生始点にノートを発生させるノート発生機能と、複数個のトラック領域を設定するトラック領域設定機能と、前記トラック領域のタッチ領域に検知手段を構成するターゲットを配設するターゲット配設機能と、前記ノート発生始点から発生した前記ノートを前記ターゲートに向けて流れるように表示するノート移動表示機能と、前記ノートが前記ターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定するノート判定機能と、前記ノート判定機能が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を発生する効果音発生機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に於いて、
前記トラック領域設定機能は、ノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、前記コンピュータにノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムを記録したものであることを特徴とする。
上記プログラムに於いて、記憶部にはトラック領域設定機能が格納されており、このトラック領域設定機能は、それぞれ複数個に分割されたトラックを設定する機能を有し、これらのトラックは、ノートの発生始点を基準にして全体として略扇状、略半扇状、略三角形状のいずれかに設定され、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのものである。また前記コンピュータにノートの発生始点で発生したノートを複数のトラック領域又は一つのトラック領域内の複数のトラックのいずれかを全体して弧状の曲線を描きながら、かつ揺らぐように流れてタッチ領域に到達させるノート揺らぎ機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのものである。さらに、前記コンピュータにノートの発生始点で発生したノートを複数のトラックを曲線状にタッチ領域に到達させるノート移行機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのものである。
(a)請求項1の発明は、ノートの発生始点が、望ましくはトラック領域の要となる単数であり、トラック領域はノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定されており、ノートは、発生始点から前記タッチ領域に向って次第に大きくなるので、単数又は複数個のトラック、或いは又複数個のトラック領域、及び前記トラック領域をターゲットに向って流れる音符、指符などのノートに、それぞれ「遠近感」、「わくわく感」を持たせることにより、プレイヤーがターゲット地点でタイミング良くノートにタッチ操作をすることができる。したがって、プレイヤーはターゲット地点でタイミング良くノートにタッチ操作すると、正確なリズムで演奏を楽しむことができ、これにより、演奏が上達する。
(b)請求項2の発明は、携帯端末であり、コンピュータ上のトラック領域は、それぞれ複数個に分割されたトラックを有し、各トラックは、ノートの発生始点を基準にして全体として略扇状又は略半扇状、又は略三角形状のいずれかに設定されているので、複数個のトラック領域の各トラックのタッチ領域に設けたターゲット(検知手段)の数を増やすことができる。
(c)請求項3の発明は、入出力部及び出力部は、携帯端末のタッチパネル式の矩形状表示画面であり、制御部による演奏ゲームの実現は、矩形状表示画面を横にした状態で行われるので、前記(a)及び(b)の効果をより好ましい状態で実現することができる。
(d)請求項4の発明は、ノートの発生始点で発生したノートは、複数のトラック領域又は一つのトラック領域内の複数のトラックのいずれかを全体として弧状の曲線を描きながら、かつ揺らぐように流れてタッチ領域に達するので、ノートの発生始点で発生したノートが複数個のトラック領域のどのターゲットに到着するかをプレイヤーに推測させることにより、ゲームの面白さを高めることができる。
(e)請求項5の発明は、ノートの発生始点で発生したノートは、複数のトラックを、曲線の軌道を描きながらタッチ領域に達するので、前記(d)と同様の効果を得ることができる。
(f)請求項6の発明は、検知手段としてのターゲットの幾つかには、タッチ操作の「タップ」、「長押し」、「スワイプ」の種類に対応して電気的に反応するので、ノートに音符としての指示子の機能を付与し、ノートの流れる態様又は及びターゲットの地点に対応して、プレイヤーに、「タップ」、「長押し」、「スワイプ」の対応ジェスチャーをさせることができる。なお、タッチ操作とノートとのタイミングを判定し、制御部は前記判定部の判定結果に基づき、得点を加減することができる。
(g)請求項7の発明は、検知手段としてのターゲットには、さらに「プット」が加味されているので、プレイヤーはノートの到着するターゲットを予め想定した任意のターゲットをタッチし、いわゆる検知手段にタイマーを連動させて時限爆弾性を持たせることができる。
(h)請求項8の発明は、ノートの発生始点が所定時間経過後に変位する又は時間と共に揺らぐ構成なので、プレイヤーに対してノートの発生始点を一瞬判らなくすることにより、ゲームの面白さをより高めることができる。
(i)請求項9の発明は、トラック領域設定機能は、ノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、コンピュータにノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムなので、このプログラムを用いると、請求項1の(a)と同一の効果を得ることができる。
(j)請求項10の発明は、請求項2の発明の(b)と同一の効果を得ることができる。
(k)請求項11の発明は、請求項4の発明の(d)と同一の効果を得ることができる。
(l)請求項12の発明は、請求項5の発明の(e)と同一の効果を得ることができる。
(m)請求項13の発明は、トラック領域設定機能は、ノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、コンピュータにノートが前記発生始点から前記タッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体なので、このコンピュータ読み取り可能な記録媒体用いると、請求項1の(a)と同一の効果を得ることができる。
図1乃至図9は本発明の第1実施形態を示す各説明図である。
演奏ゲーム装置のブロック図。 プログラムの各機能を示した説明図(記録媒体も同様) トラック領域設定機能に基づくトラック領域の説明図。 トラック領域の中のトラックの数を示す説明図。 プログラムのノート移動機能の種類を示す説明図。 ノートがストレートに流れる説明図。 ノートが曲線でかつ揺られながら流れる説明図。 ノートが曲線で流れる説明図。 本発明のフローチャート。 本発明のノート発生始点が位置変位する説明図。 本発明のノート発生始点が時間と共に揺らぐ説明図。 本発明のノートは、それぞれ個別のノートであり、制御部に制御されることにより、全体として弧状に連なっているように見える他の実施形態を示す概略説明図。 ノートの発生始点がトラック領域の要付近である旨の概略説明図。
(1)基本的構成
本発明の演奏ゲーム装置は、例えばスマートフォンと称されている携帯端末を利用して実現されるものである。携帯端末は、周知の如く、タッチパネル式の表示画面を有し、この表示画面にタッチ操作すると、通信、ウエブサイトへのアクセス、各種のゲーム等を手軽に実現することができる。本発明の演奏ゲーム装置は、好ましくは携帯端末を「縦」ではなく、「横」にして、プレイヤーが横長表示画面の下端部に配設されたターゲットにタッチ操作する。タッチ操作には、タップ、長押し、スワイプ、その他連打が含まれるが、少なくとも「タップ」、「長押し」、「スワイプ」の3つの種類が採用されている。タッチパネル式の表示画面は、静電容量を利用した検知手段が用いられていることから、本発明の検知手段は、タッチ操作のタップ、長押し、スワイプの種類に対応して電気的に反応する。
携帯端末を横にした場合、例えば横長表示画面の上端部の中央部から音符を含むシャボン玉のようなマーカが時間と共に表れてくる。このシャボン玉のようなマーカは、リズムゲームの音符や指符を意味するノート、すなわち、素早く指で対応ジェスチャーする対象、つまり指示子である。
実施形態のノートの図形は、例えば円形、多角形でも良く、シャボン玉形状に限定するものではないが、好ましくは、シャボン玉形状の中に、音符、音符に準じた図が描かれており、ゲームを開始すると、バックグランド音楽或いはリズム(曲)に乗って、要となる1つの発生始点からノートが時間と共に発生する。
そして、発生始点から湧き出たノートは末広がり状のトラックに向けて流れ出す。末広がり状のトラックに乗ったシャボン玉形状のノートは横長表示画面の下端部の所定位置に、例えば帯状でかつ弧状に配設された多数のターゲット(タッチ領域)に向って流れるように表示される。
制御部は、ノートの流れる態様を色々なパターンに制御するが、実施形態のノートでは、ストレートに流れる他に、例えは風に揺られるように流れる、或いは弧状の軌跡を描きながら流れる。いずれの流れの態様であっても、次第にシャボン玉形状が膨れるように大きくなって行き、ターゲットでは、タッチ領域の上下方向の幅と略同一となるか、それよりも若干大きくなる。
そこで、プレイヤーは、大きくなったノートがターゲットに到着すると判断したとき、少なくとも「タップ」、又は「長押し」、或いは又は「スワイプ」のいずれかの対応ジェスチャーを指で瞬くように行う。対応ジェスチャーは、演奏操作に相当するので、プレイヤーの対応ジェスチャーと到達したノートとが一致すると、ターゲットをヒット(いわば太鼓を打った)ということになるので、検知手段は検知信号を制御部に出力し、制御部の判定手段は検知信号の位置を判断すると共に、前記判定手段の判定に基づいて出力部から演奏用の効果音を出すように制御する。効果音はリズムとなり、続くと特定の曲を演奏することになる。
なお、前述したように、本発明の実施形態には、音楽に乗って流れるノートとタッチ領域でのタッチによる入力のタイミングの差によって得点を決める得点加算機能を記憶部に記録し、制御部は、前記タイミングの差を判定する判定機能に基づいて、当この演奏ゲームに得点を加算するように制御しても良い。また、前記得点加算機能に加えて得点を減点する得点減点機能を記憶部に登録し、制御部は、前記タイミングの差を判定する判定機能に基づいて、前記タイミングの差が大きくずれている場合にはダメージが発生(減点)するように制御しても良い。
(2)特徴的な事項
まず、前記ノートの発生始点は前記トラック領域の要となる単数であり、前記トラック領域は前記ノートの発生始点から前記ターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定されており、前記ノートは、前記発生始点から前記タッチ領域に向って次第に大きくなる。次に、演奏ゲーム装置は、好ましくは携帯端末であり、前記トラック領域は、それぞれ複数個に分割されたトラックを有しており、これらのトラックは、前記ノートの発生始点を基準にして全体として略扇状又は略半扇状、略三角形状のいずれかに設定されている。次に、入出力部は、携帯端末のタッチパネル式の矩形状表示画面であり、制御部による演奏ゲームの実現は、前記矩形状表示画面を横にした状態で行われる。次に、ノートの発生始点で発生したノートは、単数又は複数のいずれかのトラック領域内の複数個のトラックを弧状の曲線を描きながら、かつ揺らぐように流れてタッチ領域に達する。さらに、前記ノートの流れた方には、複数のトラック、又は複数のトラック領域を弧状、S字形状等の曲線を描きながらタッチ領域に達する態様も含まれている。これらの特徴的な事項は、「ゲームの面白さを高める」という発明の課題に於いて共通するものである。
(3)図面を参照にした具体的な説明
図1は、本発明の演奏ゲーム装置Xの一例を示すブロック図である。この図1に於いて、1は入力部、2はこの入力部の信号を処理する制御部、3は制御部2の処理を実現するための演奏ゲーム情報(プログラム)Yを記憶する記憶部、4は前記制御部2が前記処理を実現する際、発生始点から次々に発生したノートが、単数又は複数個のトラック、或いは又複数個のトラック領域を流れるように移動し、前記各トラックのタッチ領域にそれぞれ配設した検知手段或いは入出力部としてのターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定する判定部、5は判定部4が前記ターゲットにおけるノートの位置とタッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を流すスピーカー、8は計時手段である。
ところで、実施形態の演奏ゲーム装置Xは、ゲーム端末、通信端末等の携帯端末なので、表示画面6はタッチパネル式である。したがって、表示画面6は前述の入力部1であると共に出力部7でもある。付言すると、制御部2は記憶部3に記録された演奏ゲーム情報(プログラム)Yを処理して出力部7に出力する。実施形態では、制御部2は、複数のトラックを有する単数又は複数のトラック領域、対応ジェスチャーが含まれた譜面データを読み込み曲の進行に合わせてノートを描画するように制御する。
また制御部2は、携帯端末の横長表示画面6の上部の中央部の要となる一箇所からシャボン玉形状のノートを時間と共に順次発生するように制御する。また制御部2は、ノート発生始点に描画されるシャボン玉形状のノートの形状について、最初は小さく、末広がり状のトラックを直線的又は曲線的に流れるにしたがって次第に大きく膨らむように制御する。また制御部2の判定部4は、ターゲットに対するタップ、長押し、スワイプ等の対応ジェスチャーに基づき、実施形態ではタイミングの差を判定する。制御部2は前記判定部4の判定結果に基づき得点を加算又は減ずると共に、演奏用の効果音をスピーカー5に出すように制御する。なお、ここでの「スピーカー5」には、ヘッドフォン、イヤフォン等の外部接続手段も含まれる。
図2はプログラムYの各機能を示した説明図(記録媒体も同様)である。この図2に於いて、記憶部3に記録された演奏ゲーム情報(プログラム)Yは、ノート発生機能11と、トラック領域設定機能12と、ターゲット配設機能13と、ノート移動表示機能14と、ノート判定機能15と、効果音発生機能16、ノート拡大機能17、得点加算機能18、得点減点機能19等を備える。その他、特に図示しないが、ラインを色づけする、或いは太くするトラック領域識別機能、ターゲット識別機能、ノートに緩急を付ける速度調整機能、キャラクターをトラック領域に重なるように描画するキャラクター描画機能等が記録されている。
図3で示すように、前記トラック領域設定機能12は、複数のトラック領域(例えば3つの領域群)T1、T2、T3を、例えば全体として半扇状に設定する。この半扇状の弧状端のラインは、好ましくはやや弧状であるが、略直線状、略波状等発明の課題を逸脱しない範囲で任意に設計変更し得る事項である。
また図4で示すように、各トラック領域T1、T2、T3に複数個(例えば3つのトラック)のトラックa、b、cを、多数のラインで形成する。前記複数のトラック領域T1、T2、T3の各トラックa、b、cは、ノート発生始点Oを要として前記ターゲットが存在するタッチ領域21、22,23に向って末広がり状に設定される。前述したように、トラック領域設定機能12は、複数のトラック領域(例えば3つの領域群)T1、T2、T3を、例えば全体として半扇状に設定するが、その他全体として略扇形状や略三角形状に設定しても良い。
次に図5は、プログラムYのノート移動機能14の種類を示す説明図である。図5で示すように、ノート移動機能14は、ノートをストレートに流すストレート機能14a、ノートを揺らぐようにして流す揺らぎ機能14b、ノートを曲線状に流すノート移行機能14c、その他ノートに緩急を付ける速度調整機能を有する。
付言すると、制御部2は、プログラムYに基づき、複数のトラック領域T1、T2、T3の要となる一つの発生始点Oから、図6〜図8で示すようにノート30を発生させる。またプログラムYはノート拡大機能17を有する。このノート拡大機能17は、ノート30が前記発生始点Oからタッチ領域(21、22、23)に向って次第に大きくなるように制御部2に実行させるものである。
しかして、図6はノート30がストレートに流れることを示す。この実施形態では、ノート30が、合計9本のトラック(T1、T2、T3の各a、b、c)をストレートに流れ、その際、タッチ領域(21、22、23)に近づくにしたがって大きくなるように制御される。この図6では表示画面6の右側のトラック領域T3のaトラック(ルート)を流れたことを示す。この時、プレイヤーの対応するジェスチャーは、例えばタップ(押す)、長押し、プット(地雷)のいずれかである。そして、プレイヤーの対応するジェスチャーのタイミングが一致すると、例えば「1点」加算され、タイミングが一致しないと、例えば「1点」減点される。
なお、図6に於いて、符号aはトラック領域T3の左側トラック、符号31は前記左側トラックの末広がり状の帯状枠ライン31であり、さらに、23aは前記左側トラックaのターゲットである。また9本のトラックの数は、任意に変更し得る事項である。
次に図7はノート30が風に吹かれたように揺らぐことを示す。この実施形態では、例えば表示画面6の右側のトラック領域T3の略三角形状の側枠ライン31とタッチ領域の帯状枠ライン32がそれぞれ同時に他のトラック領域T1、T2と区別して識別表示(例えば枠ラインを太目に表示、得なる色に表示等)し、その状態でノートの発生始点Oで発生したノート30を、単数又は複数のいずれかのトラック領域内の複数個のトラックを弧状の曲線を描きながら、かつ揺らぐように流れてタッチ領域23に達するように制御するものである。この時、プレイヤーの対応するジェスチャーは、例えばスワイプであり、トラック領域T3のタッチ領域23を静電容量値が大きくなるように撫ぜる。そして、プレイヤーの対応するジェスチャーのタイミングが一致すると、例えば「2点」加算され、タイミングが一致しないと、例えば「1点」減点される。
次に図8はノート30が略曲線状に流れることを示す。この実施形態では、例えば表示画面6の中央部のトラック領域T2の略三角形状の側枠ライン31とタッチ領域の帯状枠ライン32がそれぞれ同時に他のトラック領域T1、T3と区別して識別表示(例えば枠ラインを太目に表示、得なる色に表示等)し、その状態でノートの発生始点Oで発生したノート30を、単数のトラック領域内の複数個のトラックを弧状の曲線を描きながら流れてタッチ領域22に達するように制御するものである。この時、プレイヤーの対応するジェスチャーは、例えばトレモロ(いわば太鼓を連打するようなタッチ)であり、トラック領域T2のタッチ領域22を静電容量値は、ポン、ポン、ポンと発生する。この時、プレイヤーの対応するジェスチャーのタイミングが一致すると、例えば「1点」加算され、タイミングが一致しないと、例えば「1点」減点される。なお、前述したタッチ操作に関する加点は、一例であって、これに限定するものではない。例えばタップ(押す)は1点、スワイプは3点、プットは2点、連打はその数に対応して加点するというように適宜に決めることができる。
また図6〜図8の実施形態では、図6のトラック領域T3の末広状のトラックaの外枠ライン31、図7及び図8の略三角形状の側枠ライン31とタッチ領域の帯状枠ライン32がそれぞれ同時に識別するが、この識別は発明の特定要件ではない。
図6〜図8で説明した実施形態では、ターゲット(21、22、23)は、複数のトラックの個数に相当する分の検知手段がそれぞれ水平線状或いは弧状(実施形態)、又皿状、又はやや摺り鉢形に配設されており、各検知手段はタッチ操作の「タップ」、「長押し」、「スワイプ」の種類に対応して電気的に反応し、判定部は前記タッチ操作とノートとのタイミングを判定し、制御部は前記判定部の判定結果に基づき、得点を加減する。
図9は制御部2の制御を簡単に示したフローチャートである。Step1(S1)は、複数個のトラック領域のノート発生始点である要Oでノート30が発生する工程である。この時のノート30の形状は小さい。Step2(S2)は、発生したノート30が、複数個のトラック領域を流れるように移動する工程である。ノート30は移動量に対応して次第に大きくなって行く。付言すると、ノート30は末広がり状の単数又は複数のトラックを直線的又は曲線を描きながらターゲットに向けて流れるが、ターゲットに接近するにつれて大きくなる。Step3(S3)は、ノート30が単数又は複数個のトラックを流れるように移動し、いずれかのトラック領域のターゲート、つまりタッチ領域(21、22、23)に到着する工程である。Step4(S4)は、タッチ領域の検知手段或いは入出力部としてのターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定する工程である。Step5(S5)は、判定部4がターゲットにおけるノートの位置とタッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、スピーカーに演奏用効果音を流す工程である。そして、Step6(S6)は、タイミングの位置やその差に対応して得点を加算又は減点する工程である。なお、得点が「ゼロ」になると、ゲームオーバと成る。
以上の通りであるから、本発明のプログラムは、「コンピュータに、ノート発生始点にノートを発生させるノート発生機能と、複数個のトラック領域を設定するトラック領域設定機能と、前記トラック領域のタッチ領域に検知手段を構成するターゲットを配設するターゲット配設機能と、前記ノート発生始点から発生した前記ノートを前記ターゲートに向けて流れるように表示するノート移動表示機能と、前記ノートが前記ターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定するノート判定機能と、前記ノート判定機能が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を発生する効果音発生機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムに於いて、前記トラック領域設定機能は、前記ノートの発生始点から前記ターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、前記コンピュータに前記ノートが前記発生始点から前記タッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのもの」である。
したがって、本発明のプログラムは、図示しない通信網を介してスマートフォン等の携帯端末に向けて配信することができ、また、この携帯端末がウエブサイドにアクセスして来た場合には、ユーザは会員登録した後、このプログラムをダウンロードすることができる。
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、「コンピュータに、ノート発生始点にノートを発生させるノート発生機能と、複数個のトラック領域を設定するトラック領域設定機能と、前記トラック領域のタッチ領域に検知手段を構成するターゲットを配設するターゲット配設機能と、前記ノート発生始点から発生した前記ノートを前記ターゲートに向けて流れるように表示するノート移動表示機能と、前記ノートが前記ターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定するノート判定機能と、前記ノート判定機能が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を発生する効果音発生機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に於いて、前記トラック領域設定機能は、前記ノートの発生始点から前記ターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、前記コンピュータに前記ノートが前記発生始点から前記タッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムを記録したもの」である。
コンピュータが読取可能な記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ格納装置などがあり、また、キャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じた転送)の形態で具現されることも含む。また、コンピュータが読取可能な記録媒体はネットワークにより連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式によりコンピュータが読取可能なコードが格納され、実行されることができる。
実施形態では、ノート発生始点は固定であるが、可動であっても良い。すなわち、図10は本発明のノート発生始点Oが位置変位する説明図である。また図11は本発明のノート発生始点Oが時間と共に揺らぐ説明図である。発明の課題を逸脱しない範囲で、表示画面上の上部に位置するノート発生始点Oが所定時間(例えば20秒、30秒)経過後に、左右、斜め、上下に位置変位しても良い。また、前記ノート発生始点Oが左右、斜め、上下に時間と共に揺らいでも良い。この実施形態の場合には、トラック領域設定機能はノート発生始点Oを基準にして変動するものの、各トラックは、ノートの発生始点Oからターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定される点は、「固定」の場合と同様である。なお、図11に於いて、符号O、O1、O2は、ノートの発生始点が時間(例えば20秒、30秒)と共に、表示画面上を左右・上下に揺らいでいることを示す。
次に図12で示す実施形態のノートは、それぞれ個別のノート30であり、各ノート30は、各トラックa、b、c上を矢印で示すように直線的に進み、例えば右、中央、左、中央、右というような順序に流れるように制御部2に制御されることにより、全体として弧状に連なっているように見える。
付言すると、要Oからターゲットに向かって徐々に拡大するように見える各ノート30は、便宜上それぞれ仮想線と網掛けを含む実線で示しているが、各ノート30は前記要Oから放射状、或いは直線的に二点鎖線上を直進している。
最後に図13は、ノートの発生始点が、トラック領域の要Oではなく、この要Oの付近である旨の概略説明図である。
この図13で示すように、ノートの発生始点を要Oから若干下方にしても、発明の課題を達成することができる。またこの実施形態では、タッチ領域(ターゲット)22は、他のタッチ領域21、23に対して識別されていない。このように識別されていないタッチ領域22にノート30を到達させても良い。
その他、制御部2は、ノートの発生始点で発生したノート30を、複数のトラック領域T1、T2、T3又は一つのトラック領域内の複数のトラックa、b、cのいずれかを全体として弧状の曲線を描きながら、かつ揺らぐように流れてタッチ領域に達するように制御するのが好ましい。
本発明は、リズムゲームと称される演奏ゲーム装置、そのプログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するもので、特に、携帯端末向けのプログラムや記録媒体として利用される。
X…演奏ゲーム装置、
Y…演奏ゲーム情報(プログラム)、
T1、T2、T3…複数個のトラック領域、
a、b、c…トラック領域の各トラック、
O、O1、O2…ノート発生始点である要、
1…入力部、
2…制御部、
3…記憶部、
4…判定部、
5…スピーカー、
6…表示画面、7…出力部、
11…ノート発生機能、
12…トラック領域設定機能、
13…ターゲット配設機能、
14…ノート移動表示機能、
15…ノート判定機能、
16…効果音発生機能、
17…ノート拡大機能、
18…得点加算機能、
19…得点減点機能、
21、22,23…タッチ領域(ターゲット)、
30…ノート。

Claims (13)

  1. 入出力部、この入出力部の信号を処理する制御部、この制御部の処理を実現するための演奏ゲームを記憶する記憶部、前記制御部が前記処理を実現する際、発生始点から次々に発生したノートが、複数個のトラック領域を流れるように移動し、前記トラック領域のタッチ領域にそれぞれ配設した検知手段としてのターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定する判定部、この判定部が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を流すスピーカーを備えた演奏ゲーム装置に於いて、
    前記ノートの発生始点は、前記トラック領域の要又はこの要付近のいずれかであり、前記トラック領域はノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定されており、前記制御部は、ノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるように制御することを特徴とする演奏ゲーム装置。
  2. 請求項1に於いて、演奏ゲーム装置は携帯端末であり、前記トラック領域は、それぞれ複数個に分割されたトラックを有しており、これらのトラックは、前記ノートの発生始点を基準にして全体として略扇状、略半扇状、略三角形状のいずれかに設定されていることを特徴とする演奏ゲーム装置。
  3. 請求項1に於いて、入出力部は、携帯端末のタッチパネル式の矩形状表示画面であり、制御部による演奏ゲームの実現は、前記矩形状表示画面を横にした状態で行われることを特徴とする演奏ゲーム装置。
  4. 請求項1に於いて、制御部は、ノートの発生始点で発生したノートを、複数のトラック領域又は一つのトラック領域内の複数のトラックのいずれかを全体として弧状の曲線を描きながら、かつ揺らぐように流れてタッチ領域に達するように制御することを特徴とする演奏ゲーム装置。
  5. 請求項1に於いて、制御部は、ノートの発生始点で発生したノートを、複数のトラックを、曲線を描きながらタッチ領域に達するように制御することを特徴とする演奏ゲーム装置。
  6. 請求項1に於いて、検知手段を構成するターゲットは、タッチ操作の「タップ」、「長押し」、「スワイプ」の種類に対応して電気的に反応し、判定部は前記タッチ操作とノートとのタイミングを判定し、制御部は前記判定部の判定結果に基づき、得点を加減することを特徴とする演奏ゲーム装置。
  7. 請求項6に於いて、検知手段を構成するターゲットには、さらにタッチ操作の「プット」が加味されていることを特徴とする演奏ゲーム装置。
  8. 請求項1に於いて、ノートの発生始点は、所定時間経過後に変位する、又は時間と共に左右に揺らぐ、のいずれかの構成であることを特徴とする演奏ゲーム装置。
  9. コンピュータに、ノート発生始点にノートを発生させるノート発生機能と、複数個のトラック領域を設定するトラック領域設定機能と、前記トラック領域のタッチ領域に検知手段を構成するターゲットを配設するターゲット配設機能と、前記ノート発生始点から発生した前記ノートを前記ターゲートに向けて流れるように表示するノート移動表示機能と、前記ノートが前記ターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定するノート判定機能と、前記ノート判定機能が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を発生する効果音発生機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムに於いて、前記トラック領域設定機能は、ノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、前記コンピュータに前記ノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラム。
  10. 請求項9に於いて、前記トラック領域設定機能は、それぞれ複数個に分割されたトラックを設定する機能を有し、これらのトラックは、前記ノートの発生始点を基準にして全体として略扇状、略半扇状、略三角形状のいずれかに設定され、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラム。
  11. 請求項9に於いて、さらに、前記コンピュータにノートの発生始点で発生したノートを複数のトラック領域又は一つのトラック領域内の複数のトラックのいずれかを全体として弧状の曲線を描きながら、かつ揺らぐように流れてタッチ領域に到達させるノート揺らぎ機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラム。
  12. 請求項9に於いて、さらに、前記コンピュータにノートの発生始点で発生したノートを複数のトラックを曲線状にタッチ領域に到達させるノート移行機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラム。
  13. コンピュータに、ノート発生始点にノートを発生させるノート発生機能と、複数個のトラック領域を設定するトラック領域設定機能と、前記トラック領域のタッチ領域に検知手段を構成するターゲットを配設するターゲット配設機能と、前記ノート発生始点から発生した前記ノートを前記ターゲートに向けて流れるように表示するノート移動表示機能と、前記ノートが前記ターゲットに到達した瞬間にプレイヤーのタッチ操作があったか否かを判定するノート判定機能と、前記ノート判定機能が前記ターゲットにおける前記ノートの位置と前記タッチ操作における検知信号とが一致したと判定したとき、演奏用効果音を発生する効果音発生機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に於いて、
    前記トラック領域設定機能は、ノートの発生始点からターゲットが存在するタッチ領域に向って末広がり状に設定する機能を有し、さらに、前記コンピュータにノートが発生始点からタッチ領域に向って次第に大きくなるノート拡大機能を持たせ、前記コンピュータに演奏ゲームを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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