JP2017079681A - 脱穀装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉状態と開状態とに切換可能なように上下回動可能に支持されたカバー体と、該カバー体を開方向である上方側に付勢するガスダンパ又はガススプリングからなる付勢部材とを備えた脱穀装置において、カバー体の開状態での係止・係止解除を簡易且つ確実にできるとともに、カバー体の開閉操作を少ない操作力でスムーズに行うことができる脱穀装置を提供することを課題としている。
【解決手段】脱穀処理を行う扱胴24の少なくとも側方が覆われた閉状態と開放された開状態とに切換可能なように上下回動可能に支持されたカバー体27と、該カバー体27を開方向である上方側に付勢するガスダンパ又はガススプリングからなる付勢部材29とを備えた脱穀装置において、カバー体27の開状態への切換に伴って係止されて該開状態を保持するとともに該カバー体27の閉操作に伴って前記係止が解除される係止装置32を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、扱室の側方側を覆うサイドカバーを設けた脱穀装置に関する。
脱穀処理を行う扱胴の少なくとも側方が覆われた閉状態と開放された開状態とに切換可能なように上下回動可能に支持されたカバー体と、該カバー体を開方向である上方側に付勢するガスダンパ又はガススプリングからなる付勢部材とを備えた特許文献1に記載の脱穀装置が従来公知である。
特開2013−90579号公報
上記文献では、上下開閉操作される前記カバー体に、開方向である上方側に付勢する付勢部材を設けたことにより、カバー体の開操作が補助されるものであるが、付勢部材の劣化や、カバー体の内側への付着物が溜まることによるカバー体の重量増加等に備えて、付勢部材による付勢力が強く設定されることで、カバー体の閉操作が必要以上に重くなる場合や、開状態に操作されたカバー体をロックするロック装置を設け、カバー体の開閉操作とは別途にロック・ロック解除操作する構成が必要となり、カバー体の開閉操作がスムーズにできない場合があるという課題があった。
本発明は、脱穀処理を行う扱胴の少なくとも側方が覆われた閉状態と開放された開状態とに切換可能なように上下回動可能に支持されたカバー体と、該カバー体を開方向である上方側に付勢するガスダンパ又はガススプリングからなる付勢部材とを備えた脱穀装置において、カバー体の開状態での係止・係止解除を簡易且つ確実にできるとともに、カバー体の開閉操作を少ない操作力でスムーズに行うことができる脱穀装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、第1に、脱穀処理を行う扱胴24の少なくとも側方が覆われた閉状態と開放された開状態とに切換可能なように上下回動可能に支持されたカバー体27と、該カバー体27を開方向である上方側に付勢するガスダンパ又はガススプリングからなる付勢部材29とを備えた脱穀装置において、カバー体27の開状態への切換に伴って係止されて該開状態を保持するとともに該カバー体27の閉操作に伴って前記係止が解除される係止装置32を設けたことを特徴とする。
第2に、前記係止装置32は、カバー体27の開状態への切換に伴って、係止片43を係止する挟持部47を備え、カバー体27の閉操作に伴って挟持部47による係止片43の係止を解除することを特徴とする。
前記係止装置により、開状態で係止されたカバー体を閉操作することにより、カバー体の係止が解除されるため、別途にカバー体の係止解除操作を行うことなく確実且つスムーズにカバー体の係止を解除できる。また、係止装置により、所定の開状態まで開操作されることでカバー体を開状態で係止されるため、カバー体が不測に落ちてくることを確実に防止できるとともに、カバー体の開操作側に作用する付勢部材の付勢力を適切に設定できるため、カバー体を少ない操作力でスムーズに開閉操作できる。
また、前記係止装置は、カバー体の開状態への切換に伴って、係止片を係止する挟持部を備え、カバー体の閉操作に伴って挟持部による係止片の係止を解除するものによれば、前記カバー体の開閉操作に伴って挟持部又は係止片が操作されるため、開状態のカバー体の係止・係止解除を容易に操作できるともに、係止装置全体をコンパクトで且つ簡単に構成できる。
本発明の脱穀装置を適用した汎用コンバインの側面図である。 本発明の脱穀装置を適用した汎用コンバインの平面図である。 サイドカバーを開姿勢に切換えた状態を示す脱穀装置の要部斜視図である。 (A)は、サイドカバーの閉状態を示した要部背面図であり、(B)は、サイドカバーの開状態を示した要部背面図である。 (A)は、サイドカバーの開状態を示した要部側面図であり、(B)は、サイドカバーの閉状態を示した要部側面図である。
図1及び図2は、本発明の脱穀装置を適用した汎用コンバインの側面図及び平面図であり、図3は、サイドカバーを開姿勢に切換えた状態を示す脱穀装置の要部斜視図である。図より、本汎用コンバインは、走行部である左右一対のクローラ式走行装置1,1に支持された走行機体2と、該走行機体2の前方に昇降可能に連結されて圃場の穀稈の刈取作業を行う刈取部3とを備えている。
前記走行機体2には、オペレータが乗込んで操向操作を行う操縦部4を刈取部3の真後ろ側近傍における右寄り位置に設け、該操縦部4の後方斜め左側に前記刈取部3で刈取られた穀稈の脱穀作業等を行う脱穀装置6を設置し、操縦部4の後方且つ脱穀装置6右側に脱穀装置6で脱穀された処理物である穀粒を収納するグレンタンク7を配置し、脱穀装置6の後方に脱穀後の藁屑等を排出する排出部8が設けられている。
前記刈取部3は、刈取った穀稈を脱穀装置側に搬送するフィーダ9と、該フィーダ9の前端側に連結されて前方側に延びる刈取フレーム11と、該刈取フレーム11の前端側に設けた左右一対のデバイダ12と、該刈取フレーム11の基礎部となる後端部の上方側から前方に向って延出している左右一対の支持アーム13,13と、該左右の支持アーム13の延出端の間に、回転自在に架設支持された掻込リール14とを備えている。
左右一方側(図示する例では左側)の支持アーム13と刈取フレーム11との間には、伸縮によって前記掻込リール14を刈取部3の本体に対して昇降させるリールシリンダ16を設置し、左右他方側の支持アーム13には、掻込リール14に動力を伝動する伝動ケース17が設けられている。すなわち、掻込リール14は、刈取部3の本体側に対して昇降作動されるとともに、伝動ケース17から伝動される動力によって自身の軸回りに回転駆動される。
該構成の刈取部3によれば、圃場の穀稈を前記左右のデバイダ12の間である刈取側と、該刈取側の左右両外側である非刈取側とに分草し、該刈取側の植立穀稈は、前記掻込リール14によって刈取部3側に掻込まれながらデバイダ12の後方に備えたレシプロ式の刈刃(図示しない)によって穀稈の根元側から刈取られる。これにより、刈取られた穀稈は、刈取フレーム11側の搬送オーガ18により前記フィーダ9の前端側へ送られ、該フィーダ9により搬送された穀稈がフィーダ9の内部に備えた搬送コンベヤ19によって後方側に搬送される。フィーダ9の後端側に搬送された刈取穀稈は、前記脱穀装置6の上部前端側に送られる。
前記脱穀装置6は、該脱穀装置6の上側であって前記フィーダ9から搬送される刈取穀稈の脱穀作業を行う脱穀部21と、脱穀装置6の下側であって前記脱穀部21により脱穀された処理物を穀粒と藁屑等の排塵物とに選別する選別部22とから構成されている。
前記脱穀部21は、前記フィーダ9の後端側から刈取穀稈の全部が投入される扱室23と、該扱室23の前後方向全体に亘って形成された前後方向の扱胴回動軸回りに回転駆動自在に設けられて、前端側が漏斗型となる円筒状の扱胴24と、該扱胴24の下方であって、扱胴24の形状に沿って中央が窪んだ円弧状に形成された受網26とを備えている。
該構成により、フィーダ9によって扱室23に全稈投入された刈取穀稈は、回転駆動される扱胴24によって扱降し処理(脱穀処理)されて排藁となり、該排藁は扱室23後方の排出部8から機外へと排出される。その一方で、扱胴24によって扱降ろされた処理物は、籾などの穀粒と屑藁等とを含んでおり、受網26で受止められるとともに下方側に漏下することで、選別部22側に導入される。
また、前記扱室23(扱胴24)の側方側は、メンテナンス等に用いられる開口部が形成されており、この脱穀装置側の枠体によって形成される開口部は上下開閉可能なサイドカバー(カバー体)27によって覆われている。該サイドカバー27は、上端側のヒンジ部25を支点にして上方回動操作(開操作)をすることで扱室23の側方(図示する例では左側方)を開放した開状態と、サイドカバー27を下方回動操作(閉操作)することで扱室23(側方側)を閉じた閉状態とに切換え可能に構成されている。
該サイドカバー27は、図3に示されるように、後部内面側に前後一対設けられたサイドカバー27を上方回動させる側に付勢するガススプリング(付勢部材)29と、サイドカバー27に前後に一対設けられて閉状態でロック可能なロック付開閉操作具31と、サイドカバー27を所定の上方位置まで開操作した開状態で固定するための係止装置32とが設けられている。該係止装置32については後述する。
上記ガススプリング29は、一端側がサイドカバー27の前後端側の内面側に上下方向に沿ったリブ状に設けられた補強部30の上部側に係止ピン40を介してピン固定され、他端側が側方開口部を形成する枠体の前後面側に設けられた固定部35に係止ピン45を介してピン固定されている。
該構成によれば、係止ピン40、45によりガススプリング29が連結箇所(補強部30及び固定部35側)に対して揺動可能となるようにピン固定されているため、サイドカバー29がスムーズに開閉するとともに、ガススプリング29の付勢力がより安定してサイドカバー27を開作動させる側に作用させることができる。このガススプリング29の付勢力により、サイドカバー27の開操作が補助されてサイドカバー27の開操作を少ない力でスムーズに行うことができる。
ちなみに、上記ガススプリング29は、常時サイドカバー27を上方回動側に付勢するアクチュエータであればこれに限られず、ガススプリング29に代えてガスダンパやエアシリンダ等のその他付勢部材を配置しても良い。
上記ロック付開閉操作具31は、サイドカバー27の外面側で前後端下側にそれぞれ配置された操作具31Aと、該操作具31Aの引き操作と連動して上下動するサイドカバー27内側に配置された一対のフック部材からなるフック部31Bと、枠体側に取付固定されてサイドカバー27を閉操作した際にフック部31Bと係合する係合部31Cとから構成されている(図3乃至図5参照)。
該構成により、開いた状態のサイドカバー27を閉状態の位置まで閉操作し、フック部31Bが係合部31Cに係合することによって、サイドカバー27が閉状態でロックされる。また、閉状態でロックされたサイドカバー27は、操作具31Aを引き操作してフック部31Bによる係合を解除することによって、閉状態のロックが解除される。該操作によって閉状態のロックが解除されると、前記ガススプリング29の付勢力によってサイドカバー27が上方側にある程度回動作動される。
前記選別部22は、前記受網26から漏下した処理物を揺動選別する揺動選別体36と、該揺動選別体36の前方下側に配置されて後方上側に向けて選別風を送風する唐箕ファン37と、選別後の排塵物を機外へ排出する二番選別ファン38と、唐箕ファン37等によって選別された1番物である穀粒を回収する1番ラセン39と、2番物を回収する2番ラセン41とを備えている。
該構成により、選別部22に導入された処理物は、揺動選別体36によって揺動選別され、唐箕ファン37等によって起風される選別風によって穀粒と藁屑等とに選別される。詳しくは、揺動選別体36から漏下した処理物は、唐箕ファン37によりからの選別風の影響を殆ど受けずに選別部22の前後方向中央よりも若干前方に落下して前記1番ラセン39によって回収される1番物と、選別風の影響を若干受けて1番ラセン39よりも後方に落下して前記2番ラセン41によって回収される2番物とに風選され、藁屑等は上記選別風によって排出部8側に飛ばされる。
前記1番物は、1番ラセン39及び揚穀装置によって、穀粒としてグレンタンク7内に搬送される。2番物は、2番ラセン41及び還元装置によって、選別部22における揺動選別体36の上方側に再び還元され、再度風選が行われる。
次に、図3乃至図5に基づいて、前記係止装置について説明する。図4(A)は、サイドカバーの閉状態を示した要部背面図であり、図4(B)は、サイドカバーの開状態を示した要部背面図であり、図5(A)は、サイドカバーの開状態を示した要部側面図であり、図5(B)は、サイドカバーの閉状態を示した要部側面図である。
前記係止装置32は、前記ガススプリング29とサイドカバー27との連結箇所に設けたアーム部材42と、該アーム部材42に設けた棒状の係止片43と、枠体の扱室23開放側の上端部に設けられて前記係止片43を弾性的に挟持して係止する支持部(係止片43を挟持するクランプ機構)44とを備えている。
前記支持部44は、サイドカバー27を設けた枠体の開放側上端部に取付けられてクランク状に屈曲形成された取付板46と、該取付板46の端部側に固定されて前記係止片43を着脱可能な構成で弾性的に挟持する挟持部47とを備えている(図4(B)等参照)。
具体的に該挟持部47は、一対の板バネを円弧状に形成することにより丸棒状の係止片43を弾性的に挟持できるように形成し、その先端(下端)側は、サイドカバー27の開閉によって上下動する係止片43が挟持部47内にガイドされるように、一対の板バネ同士が離間するように屈曲形成したガイド部47aが形成されている。
前記アーム部材42は、ガススプリング29に沿って上下方向に延設された断面アングル状の部材であって、上端側がガススプリング29の上端側に係止ピン40によって連結されている。そして断面アングル状のアーム部材29が、ガススプリング29の扱室23内側と後側とを覆うように、該ガススプリング29に沿って延設されて配置されている(図4(B)等参照)。
また、アーム部材42の上端側は、ガススプリング29の上端側を介して補強部30側により連結されている。これにより、アーム部材42がガススプリング29の連結のために強度が十分に保たれる箇所に取付けられる。また、アーム部材42の下端側は固定されず、該アーム部材42がガススプリング29側に自重によって覆い被さるようにして設けられている(図4(B)等参照)。
さらに、該アーム部材42は、断面L字状の内面側に緩衝材48が設けられており、サイドカバー27の開閉操作時にアーム部材42とガススプリング29側とが接触することによる衝撃及び接触音を緩和している。
前記係止片43は、丸棒状の部材であって、アーム部材42の下端側で扱室23側に向かって突出するようにして取付けられており、該係止片43は、前記挟持部47によって挟持(係止)されるようにアーム部材42と交差する向きで設けられている(図4(B)等参照)。
上記構成の係止装置32は、閉状態でロックされたサイドカバー27のロックを解除し、サイドカバー27を開操作すると、前記係止片43がガススプリング29の伸長作動に沿って上方へ移動し、サイドカバー27が所定の高さ位置まで上方操作されると、係止片43が挟持部47側に嵌込まれて支持されるように構成されている。すなわち、前記サイドカバー27は、所定の位置(開状態)まで上方回動操作されると係止装置32によって自動的に係止されるように構成されている。
また、該係止装置32により開状態で係止されたサイドカバー27は、係止片43を弾性的に挟持する挟持部47の弾性力に抗して閉操作し、係止片43が挟持部47から外れることにより開状態での係止が解除される。その後、ガススプリング29の付勢力に抗して閉操作することによりサイドカバー27が閉作動(下方回動作動)し、前記閉状態となる位置で前記閉状態ロック装置31によりサイドカバー27が扱室23を閉じた閉状態でロックできる。
なお、該サイドカバー27の開閉操作に伴って係止装置32の係止・係止解除がされるにあたり、前記係止片43(及びアーム部材42)は、ガススプリング29の伸縮作動する方向に沿って移動するため、挟持部47との係合・係合解除の作動がより安定する。
該構成により、前記サイドカバー27は、別途係止操作等をすることなく所定の高さ位置(開状態)まで上方回動操作されることにより自動的に係止されるため、開状態で係止操作をし忘れることがない。これにより、サイドカバー27が開状態で確実に係止されるため、サイドカバー27に泥、粉塵、藁屑等が付着したり錆びたりすることによって重量が重くなった場合であっても、ガススプリング29の付勢力を強くする必要がなく、サイドカバー27の開閉操作に必要な力のバランスを崩さずに開状態のサイドカバー27が不測に下降することを防止できる。
また、前記係止装置32によって開状態で係止されたサイドカバー27は、挟持部47の弾性力に抗して閉操作することにより開状態での係止が解除されるため、サイドカバー27の閉操作する際に別途に係止解除操作等をする必要がなく、係止解除をし忘れる事態を確実に防止できるとともに、係止装置32等が破損する事態を確実に防ぐことができる。すなわち、開状態で係止されたサイドカバー27は、サイドカバー27の閉操作のみで、開状態の係止解除及び閉作動をスムーズ且つ確実にできる。
さらに、上述の係止装置32は、サイドカバー27を開閉操作する作業者の目線の高さに近い位置に設けられているため、サイドカバー27の開状態での係止及び係止解除が目視で確認し易い。
ちなみに、前記ガススプリング29の付勢力は、閉状態でロックされたカバー体のロックを解除した場合には、中途部までカバー体の自重に抗して若干上方回動し、開状態で係止されたカバー体の係止を解除した場合には、その場でカバー体の回動位置が維持されるか、自重によって中途部までカバー体がゆっくりと下方回動するように設定されており、作業者がより少ない操作力でカバー体を開閉操作できるように構成されている。
なお、前記係止装置32は、前記係止片43を枠体の扱室23開放側の上端部に設け、前記支持部44をガススプリング29側に設けた構成としても良い。言い換えると、支持部44と係止片43の設置箇所を逆に配置しても良い。
次に、前記係止装置の他実施例について説明する。
前記係止装置32は、前記ガススプリング29とサイドカバー27との連結箇所に設けたアーム部材42と、枠体の扱室23開放側の上端部に設けられた支持部44とを備えている。
前記支持部44は、枠体の開放部上端側に取付けられたクランク状に屈曲形成された取付板46を板バネによって形成し、該取付板46の端部側にローラ部材を設けて構成し、前記アーム部材42は、ローラ部材が嵌合される円弧状の凹部が複数並べて設けられたデテント部が形成されている。
該構成により、前記サイドカバー27は、所定位置まで上方回動操作されるとサイドカバー27と共に上方移動するアーム部材側に形成された凹部(デテント部)が、支持部44側のローラ部材と嵌合した位置で保持される。
このとき、該状態のサイドカバー27をさらに上方回動側に操作することで、ローラ部材がアーム部材42上の隣接する凹部側に嵌合することで、サイドカバー27の開状態での係止位置を複数段階で設定することができる。
なお、前記係止装置32は、前記デテント部を枠体の扱室23開放側の上端部に設け、前記ローラ部材をガススプリング29側に設けた構成としても良い。言い換えると、デテント部とローラ部材の設置箇所を逆に配置しても良い。
24 扱胴
27 サイドカバー(カバー体)
29 ガススプリング(付勢部材)
32 係止装置

Claims (2)

  1. 脱穀処理を行う扱胴(24)の少なくとも側方が覆われた閉状態と開放された開状態とに切換可能なように上下回動可能に支持されたカバー体(27)と、該カバー体(27)を開方向である上方側に付勢するガスダンパ又はガススプリングからなる付勢部材(29)とを備えた脱穀装置において、カバー体(27)の開状態への切換に伴って係止されて該開状態を保持するとともに該カバー体(27)の閉操作に伴って前記係止が解除される係止装置(32)を設けた脱穀装置。
  2. 前記係止装置(32)は、カバー体(27)の開状態への切換に伴って、係止片(43)を係止する挟持部(47)を備え、カバー体(27)の閉操作に伴って挟持部(47)による係止片(43)の係止を解除する請求項1に記載の脱穀装置
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