JP2017079622A - ペット用排泄物処理材 - Google Patents

ペット用排泄物処理材 Download PDF

Info

Publication number
JP2017079622A
JP2017079622A JP2015210037A JP2015210037A JP2017079622A JP 2017079622 A JP2017079622 A JP 2017079622A JP 2015210037 A JP2015210037 A JP 2015210037A JP 2015210037 A JP2015210037 A JP 2015210037A JP 2017079622 A JP2017079622 A JP 2017079622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
excrement disposal
mass
disposal material
wax
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015210037A
Other languages
English (en)
Inventor
大川 雅之
Masayuki Okawa
雅之 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2015210037A priority Critical patent/JP2017079622A/ja
Publication of JP2017079622A publication Critical patent/JP2017079622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

【課題】悪臭の消臭効果に優れる上に、保形性に優れ、取り替えに手間がかからず、長期間使用できる、ペット用排泄物処理材を提供すること。【解決手段】本発明のペット用排泄物処理材1は、植物由来の素材の粉砕物を50〜80質量%、合成樹脂を10〜40質量%、及びワックスを10〜40質量%含み、所定の形状の成形物からなり、空隙率が30〜50%である。本発明のペット用排泄物処理材の製造方法は、植物由来の素材の粉砕物50〜80質量%、合成樹脂10〜40質量%及びワックス10〜40質量%が含まれた混合物20を、エクストルーダー23を用いて所定形状に成形する【選択図】図2

Description

本発明は、ペット、特に猫や犬の排泄物の処理に用いられるペット用排泄物処理材に関する。また本発明は、該ペット用排泄物処理材の製造方法、及び該ペット用排泄物処理材を用いたペット用排泄物処理システムに関する。
ペットの排泄物の処理を簡便に行えるようにする技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、トレイを多孔質部材によって上下に区画し、該多孔質部材の上に、いわゆる猫砂を敷設すると共に下方の床面に尿吸収体を敷設して、猫砂と吸尿部材とが混合しないようにしたペットの糞尿処理用床が記載されている。猫砂をその下に配する尿吸収体と分離することで、猫砂の配置部分に尿が滞留して悪臭を放散することを防止できるとともに、猫砂又は尿吸収体のみの交換を可能として経済性も向上させることができる。
また、特許文献2には、天然針葉樹のおが粉からなる素材を加熱圧縮して、直径約4.0〜6.0mm、長さ約3〜30mmのペレット状としたものを、いわゆる猫砂として使用することが記載されている。 また本出願人は、先に、植物由来の素材の粉砕物を70〜97質量%、及び合成樹脂を3〜30質量%含み、所定形状に成形された成形物からなり、吸水しても崩壊しない程度の十分な保形性を有するペット用排泄物処理材を提案した(特許文献3)。
また特許文献4には、猫や犬等の愛玩動物用の排泄物処理材としても使用される吸水処理材として、内部に空隙を有する粒状の吸水処理材であって、当該吸水処理材に占める前記空隙の容積割合として定義される空隙率が20%以上50%以下であるものが提案され、特許文献5には、木質材が製紙パルプ製造のチップ化工程で発生する樹木または樹皮を含有する木質系廃棄物を用いた排泄物分解処理材における、木質系廃棄物の嵩密度が0.1〜0.9g/cmとすることが記載されている。
特開平7−67489号公報 特開平9−308403号公報 特開2002−84909号公報 特開2015−97996号公報 特開2013−75258号公報
ところで、木材は空隙が多く、それらを粉砕したおが粉や鉋屑等の粉砕物は空隙を保持しているため、木材の粉砕物は、尿等の水分を多く保持できる。また、表面に付着している好気性菌が糞尿を分解して悪臭を抑制できる。そのため、木材の粉砕物は、ペット用に限らず、従来、コンポストトイレやネズミ等の小動物から牛馬等の大動物までの、いわゆる床敷きとして利用されてきた。特に針葉樹は広葉樹と比べて精油を比較的多く含んでおり、糞尿臭のマスキングに適していることから好んで排泄物の処理材に使われている。
特許文献2にも、排泄物処理材の主原料として天然針葉樹のおが粉を用いることが記載されている。しかし、特許文献2の排泄物処理材においては、おが粉を比較的強く加熱及び圧縮して成形しているため、悪臭の消臭効果が充分には発現されない。その理由は、加熱による好気性菌の減少や空隙率の減少に起因すると推測される。しかも、特許文献2に記載の排泄物処理材は、吸尿による崩壊するものであるため、例えば、特許文献1のペットの糞尿処理用床のように、液を通す仕切部材上に排泄物処理材を配置し、仕切部材の下に尿吸収体を配するペット用排泄物処理システムに使用した場合、崩壊物が、仕切部材の開口部を通じて落下し、その下にある尿吸収体上に散乱してしまうため、尿吸収体の取り替えやトイレの清掃に手間がかかる。また崩壊物の一部が、仕切部材上に残存して悪臭が発生し易く、悪臭の防止のためには、吸尿による崩壊の度に排泄物処理材を取り替えなければならず手間が掛かる上に不経済である。
これに対して、本出願人が特許文献3において提案したペット用排泄物処理材は、吸水しても崩壊しない程度の十分な保形性を有するため、吸収部材の取り替えやトイレの清掃の手間を軽減することが可能である。しかし、ペット用排泄物処理材の良好な保形性が、主として合成樹脂に起因していたため、空隙が多い植物由来の素材の優れた消臭効果を十分に活かしきれていなかった。
特許文献4の吸水処理材は、使用後に水洗トイレに流すことを可能とする目的で水解性とされているため、特許文献2の排泄物処理材と同様の課題を有する。また特許文献5の排泄物分解処理材は、製紙パルプ製造のチップ化工程で発生する樹木または樹皮を含有する木質系廃棄物を基本的にそのまま用いており、細かい破砕物を合成樹脂等で結着して所定形状の成形体としたものではないため、粉塵が舞うなど取り扱いが煩雑である。
本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る、ペット用排泄物処理材等を提供することにある。
本発明は、植物由来の素材の粉砕物を50〜80質量%、合成樹脂を10〜40質量%、及びワックスを10〜40質量%含み、所定の形状の成形物からなり、空隙率が30〜50%である、ペット用排泄物処理材を提供することにより前記目的を達成したものである。
また本発明は、前記のペット用排泄物処理材の製造方法であって、植物由来の素材の粉砕物50〜80質量%、合成樹脂10〜40質量%及びワックス10〜40質量%を含む混合物を、押し出し機を用いて所定形状に成形するペット用排泄物処理材の製造方法を提供するものである。
また本発明は、簀の子と、該簀の子の下方に敷設される板状又はシート状の尿吸収体と、該簀の子上に敷設される請求項1記載のペット用排泄物処理材とを有するペット用排泄物処理システムを提供するものである。
本発明のペット用排泄物処理材は、悪臭の消臭効果に優れる上に、保形性に優れ、取り替えに手間がかからず、長期間使用できるものである。
本発明のペット用排泄物処理材の製造方法によれば、そのようなペット用排泄物処理材を効率よく製造することができる。
本発明のペット用排泄物処理システムによれば、ペット用排泄物処理材による悪臭の消臭効果が一層確実に奏されるとともに、排泄物の処理に要する手間を一層軽減することができる。
図1は、本発明のペット用排泄物処理材の一実施形態及び一使用形態を示す模式図である。 図2は、図1に示すペット用排泄物処理材の好ましい製造方法を示す模式図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき説明する。
本発明のペット用排泄物処理材(以下、単に排泄物処理材ともいう)は、植物由来の素材の粉砕物、合成樹脂及びワックスを含み、所定の形状に成形された成形物からなる。
排泄物処理材の形状の一例を図1に示す。図1に示す排泄物処理材1は、軸方向の長さが、直径よりもやや大きな円柱状の形状をしている。
本発明の排泄物処理材は、図1に示す排泄物処理材1のように断面形状(軸方向に直交する断面の外形形状)が円形であっても良いが、非円形であることが好ましい。断面形状を非円形とすることにより、猫が排尿の際に掻き出すなどして、排泄物処理材が、トイレ外に飛び散ったときなどにも、排泄物処理材が転がりにくいため、それらの片づけに要する労力を軽減することができる。非円形としては、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形等の多角形、星形、台形、楕円形、長円形等が挙げられる。
従来、木質材料を原料とした粒状の排泄物処理材は、その多くがペレタイザーにより円筒状に成形したものが多かったが、本発明の排泄物処理材は、構成成分として合成樹脂及びワックスを含み、ワックスが液化することにより原料混合物の流動性が向上するため、エクストルーダー等の押し出し成形機による成形を容易に行うことができる。そのため、エクストルーダー等の押し出し成形機の出口に設けたダイ(口金)の出口部分の断面形状を適宜の形状とすることで、ダイから押し出される方向を軸方向とする柱又は筒状の排泄物処理材であって、該軸方向の直交する断面形状が任意の形状の排泄物処理材を容易に製造可能である。筒状の排泄物処理材は、ダイ(口金)にセンターピースを設置することにより製造可能である。
本発明の排泄物処理材の大きさは、特に制限されるものではないが、エクストルーダーから押し出される方向を軸方向とし該軸方向に直交する断面形状が任意の柱又は筒状の排泄物処理材を製造する場合、排泄物処理材の直径は、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また好ましくは40mm以下、より好ましくは30mm以下であり、また好ましくは2mm以上40mm以下、より好ましくは3mm以上30mm以下である。また排泄物処理材の軸方向の長さは、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上であり、また好ましくは40mm以下、より好ましくは30mm以下であり、また、また好ましくは2mm以上40mm以下、より好ましくは3mm以上30mm以下である。
本発明の排泄物処理材は、そのまま浅底のトレー等に敷き詰めて、いわゆる猫砂として用いることもできるが、好ましくは図1に示すようなペット用排泄物処理システム10に用いられる。図1に示すペット用排泄物処理システム10は、簀の子4と、該簀の子4の下方に敷設される板状又はシート状の尿吸収体3と、該簀の子4上に敷設される粒状の排泄物処理材1とを有する。ペット用排泄物処理システム10においては、トレー2内に板状又はシート状の尿吸収体3が敷設され、その上に透液性の簀の子4が載置され、該簀の子4上に排泄物処理材1が敷き詰められているが、本発明のペット用排泄物処理システムは、特開2010−239914号公報の図1に示されるペット用トイレのように、尿吸収体3と簀の子4との間に隙間が形成されるものであっても良い。
本発明の排泄物処理材は多孔質である。また本発明の排泄物処理材は吸水性を有している。吸水性は、排泄物処理材が多孔質であること、及び排泄物処理材が植物由来の素材を含んでいることに由来している。但し、排泄物処理材は、その吸水性が高いことが必須でなく、むしろ適度に低い吸水性を有していることが好ましい。具体的には、後述する方法で測定される吸水率が2%以上30%以下、特に3%以上25%以下であることが、排泄された尿が素早く排泄物処理材間を通過して、簀の子4の下に配置された尿吸収体3に吸収される点、及び排泄された尿が、排泄物処理材1の表面に液滴として残存して悪臭が発生することを防止する点から好ましい。
本発明の排泄物処理材は、空隙率が30%以上50%以下であり、より好ましくは35%以上45%以下である。空隙率が30%以上であること及び併用する合成樹脂の含有率を、ワックスを用いて抑制したことにより、高い消臭効果が発現される。高い消臭効果が発現される理由は、(a)空隙率が高いと、植物由来の素材の空隙構造が保たれているため、空隙が潰れたものと比べて、悪臭を含む空気と接する破砕物の表面積が大きくなり、悪臭成分をより多く吸着することができること、(b)植物由来の香気成分が揮散し易く、悪臭に対するマスキング効果に優れること、(c)排泄物を分解する好気性菌が多く付着しやすく、悪臭の発生を抑制できること、及び(d)合成樹脂に吸着された悪臭成分が徐々に放散されることによる悪臭の持続を防止することができること、等である。
排泄物処理材は、中空としたり、断面形状を非円形、より好ましくは星形にすることで、更に表面積を増すことができ、消臭効果を一層向上させることができる。
また、本発明の排泄物処理材は、空隙率が高いことによって嵩密度が小さくなるため、それ自体や、それを簀の子上に載せたペット用排泄物処理システム等の持ち運びが容易となる。なお、空隙率の上限値を50%以下とした理由は、以下の通りである。例えば猫用に使用した場合、猫は排泄行動の後に自分の排泄物を埋める習性があり、周囲にある排泄物処理材を掻くことがある。この際空隙率が50%を超えていると排泄物処理材の単位体積当たりの重さが軽すぎて飛び散る量が多くなるためである。
本発明の排泄物処理材は、消臭効果の一層の向上及び軽量化による取扱い性の向上等の観点から、嵩密度が、好ましくは0.1g/cm以上0.6g/cm以下であり、より好ましくは0.2g/cm以上0.5g/cmである。
また排泄物処理材は、中空としたり、断面形状を非円形、より好ましくは星形にすることで、更に表面積を増すことができ、消臭効果を一層向上させることができる。
本発明の排泄物処理材は、上記のように高い空隙率を有するにも拘わらず、液に接触した後の保形性にも優れるという独特の性質を有している。本発明の排泄物処理材においては、高い空隙率と液接触後の高い保形性とを両立させるために、合成樹脂とワックスとを併用している。合成樹脂及びワックスは、一般に疎水性であり、疎水性の合成樹脂が、植物由来の素材の破砕物どうしを結着するバインダーとして機能する上に、ワックスが、排泄物処理材の疎水度を高めるため、植物由来の素材の破砕物の吸液による膨潤やそれに伴う排泄物処理材の崩壊が抑制される。これにより、本発明の排泄物処理材は、尿が接触しても、膨潤やそれに伴う崩壊が生じ難く、液と接触した後の保形性に優れている。また、ワックスの併用により合成樹脂の含有量を減らすことができるため、合成樹脂に吸着された悪臭成分が徐々に放散されることによる悪臭の持続を防止することもできる。
本発明の排泄物処理材は、液と接触した後にも崩壊しない程度の十分な保形性を有するため、吸尿や液と接触した後においても吸尿前の形態がほぼ維持される。そのため、崩壊する排泄物処理材に比べて、その取り替えが容易になる。また、吸尿の度に取り替える必要が無いので経済的である。更に、排泄物処理材は、吸水性が低いので、その表面に尿が残存しにくく悪臭の発生を防ぐことができる。
排泄物処理材の保形性の程度は、以下の方法で測定される微粉生成率が10質量%以下、特に2質量%以下であることが、吸尿後でも吸尿前の固形状態が十分に保たれ、取り替えに手間がかからないことから好ましい。微粉生成率の下限値に特に制限はなく、小さいほど好ましいが、排泄物処理材の構成材料及び製造方法に鑑みると、0.1質量%程度が下限値となる。
〔微粉生成率及び吸水率の測定方法〕
底面に目開2.8mmのネットを配した直径80mm、高さ100mmの円筒内に前記成形物を70g入れ、その質量を測定する。該成形物を該円筒ごと25℃±3℃の水に5秒間浸漬させる。水から引き上げた後、前記成形物を前記円筒ごと吸収シート〔キムタオル(商品名、クレシア社製、坪量30g/m)〕の上に20秒間載置する。次いで、別に用意された前記円筒と同型の円筒に前記成形物を移し替え、この移し替えの操作を交互に合計で50回繰り返す。この操作中に生じる微粉を採集し該微粉を105℃で30分乾燥させた後その質量を測定する。測定された質量(g)を70で除し、更に100を乗じた値を排泄物処理材の微粉生成率(%)とする。また、前記成形物を前記円筒ごと前記吸収シートに20秒間載置した後、濡れた前記成形物の入った前記円筒の質量を測定する。測定された質量から、水に浸漬させる前に予め測定しておいた前記成形物及び前記円筒の合計質量を差し引き、前記成形物の吸水量を求める。該吸水量(g)を70で除し、更に100を乗じた値を排泄物処理材の吸水率(%)とする。
本発明の排泄物処理材の構成材料について説明する。
排泄物処理材の構成材料の一つである植物由来の素材としては、木本及び草本の何れを用いることもできる。これらの粉砕物としては、例えば木本の粉砕物(木質又は樹皮の粉砕物)、種子油残査、穀物外皮粉砕物、草本粉砕物などが挙げられる。特に、成形性および消臭効果の点から、木本の粉砕物、特にスギ科、マツ科又はヒノキ科などの針葉樹の粉砕物を用いることが好ましい。粉砕物の大きさは、0.01mm以上2mm以下、特に0.05mm以上1mm以下であることが好ましい。
植物由来の素材の粉砕物は、排泄物処理材中に50質量%以上80質量%以下、好ましくは60質量%以上70質量%以下含まれている。粉砕物の量が50質量%未満であると、前述した高い空隙率を達成しにくくなり、充分な消臭効果が得られにくくなる。他方、粉砕物の量が80質量%超であると、合成樹脂やワックスの含有量が相対的に減少するため、高い空隙率と液接触後の充分な保形性との両立が困難となる。
排泄物処理材の構成材料の他の一つである合成樹脂は、ワックスとともに排泄物処理材に保形性を付与する。合成樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル類、ポリアミド類、ビニル系樹脂類の樹脂などが挙げられ、比較的安価であり加工も容易である点から、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類が好ましい。
本発明における合成樹脂は、併用するワックスよりも融点が高く、常温(25℃)で蝋状ではない固体である。
排泄物処理材中の合成樹脂の含有量は、10質量%以上40質量%以下であり、好ましくは15質量%以上35質量%以下、更に好ましくは20質量%以上30質量%以下である。合成樹脂の量が10質量%未満では、液接触後の保形性が不十分となり易く、40質量%超では、植物由来の素材の粉砕物又はワックスの含有量が低下し、消臭効果が低下したり、エクストルーダー等の押し出し成形機による成形性が低下したり、押し出された排泄物処理材の表面が荒れる。
排泄物処理材の構成材料の更に他の一つであるワックスは、合成樹脂とともに排泄物処理材に保形性を付与する。ワックスは、常温(25℃)で蝋状の固体であり、加熱すると液体となる有機物のことである。ワックスとしては、天然系ワックスと合成樹脂系ワックスとが存在する。
天然系ワックスとしては、石油由来ワックス、鉱物系ワックス、植物系ワックス、動物系ワックスが代表的である。石油由来ワックスとしては、パラフィンワックス(融点が40〜70℃程度)、マイクロクリスタリンワックス(融点が60〜90℃)等が挙げられる。鉱物系ワックスとしては、モンタンワックス等が挙げられる。植物系ワックスとしては、カルバナワックス、木蝋等が挙げられ、動物系ワックスとしては、蜜蝋(ビーズワックス)等が挙げられる。
合成樹脂系ワックスとしては、ポリエチレンワックスや、ポリプロピレンワックスが挙げられる。
これらのワックスは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらのワックスのなかでも、安価で容易に入手可能なことから天然系ワックスを用いることが好ましく、特にパラフィンワックス、又はマイクロクリスタリンワックスを用いることが好ましい。
排泄物処理材中のワックスの含有量は、10質量%以上40質量%以下であり、好ましくは15質量%以上35質量%以下、更に好ましくは20質量%以上30質量%以下である。ワックスの含有量が10質量%未満では、保形性を高めるために合成樹脂の含有量を増大させる必要が生じ、液接触後の保形性が低下したり、押し出された排泄物処理材の表面が荒れたり、エクストルーダー等の押し出し成形機による成形性が低下する。他方、ワックスの含有量が、40質量%超では、植物由来の素材の粉砕物の含有量や空隙率が低下し、充分な消臭効果が得られなくなる恐れがある。
また、合成樹脂とワックスとの配合比(前者:後者)は質量比で、1:3〜3:1であることが好ましく、2:3〜3:2であることが更に好ましい。
排泄物処理材には、前述の各成分に加えて、必要に応じ抗菌剤、着色剤等を含有させることもできる。これらの成分を配合する場合、排泄物処理材中の含有量は、それぞれ0.01〜0.5質量%であることが好ましい。
本発明の排泄物処理材は、植物由来の素材の粉砕物50〜80質量%、合成樹脂10〜40質量%及びワックス10〜40質量%を含む混合物を、エクストルーダーを用いて所定形状に成形することにより、効率よく製造することができる。
好ましい製造方法を、一例を示してより具体的に説明すると、先ず、植物由来の素材の粉砕物と合成樹脂とワックスとを所定の割合で混合する。合成樹脂は、合成樹脂の粉末を用いることが好ましいが、融点が低い場合はペレット状であっても製造可能である。粉末の場合は、0.01〜1.0mm、特に0.1〜0.5mm程度の粒径であることが、植物由来の素材の粉砕物等と均一に混合し得る点から好ましい。ペレット状の場合は15mm程度まで製造可能である。
図2に示す排泄物処理材の製造装置は、上端に開口部を有し、下部にスクリューフィーダー21を備えたホッパ状の原料供給部22を有しており、原料供給部22に、植物由来の素材の粉砕物と合成樹脂の粉末とワックスとが混合された原料混合物11を投入すると、スクリューフィーダー21により、適度な量が、押し出し機としてのエクストルーダー23内に連続的に投入される。エクストルーダー23は、バレル24内に、モーター等の駆動源25aにより回転駆動されるスクリュー25を備えている。スクリュー25は、軸部の直径が、原料混合物11の投入部23a側に位置する後端側からダイ26が取り付けられたバレル24の先端側に向かって漸次増大しており、投入部23aから導入された原料混合物11は、スクリュー25によりダイ26に向かって移動するとともに、ダイ26に近づくにつれて徐々に圧縮される程度が高まる。バレル24の周囲には、カートリッジヒーター等の加熱手段27や冷却管等の冷却手段(図示せず)が付設されており、混合及び圧縮される原料混合物11の温度を制御可能である。エクストルーダー23内では、スクリュー25とバレル24との間における原料混合物11の圧縮、又は該圧縮及び加熱手段27による加熱により、原料混合物11中のワックスが液化して、原料混合物11の流動性が増大する。そのため、原料混合物11が、ダイ26に向かってスムーズに移動するとともに、充分に混合された状態となって、ダイ26の出口部分(押し出し口)26aからスムーズに押し出される。
これにより、押し出し方向を軸方向とし、軸方向に直交する断面の形状が、ダイ26の出口部分(押し出し口)26aの形状に対応する形状である排泄物処理材1が得られる。排泄物処理材1は、自重により適度な長さに分断されるようにしても良いが、軸方向に連続する排泄物処理材1を、エクストルーダー23に付設した切断装置(図示せず)により一定の長さに順次切断しても良い。なお、エクストルーダー23内においては、原料混合物11中の合成樹脂も、溶融状態とすることが、原料が均一に混合される点から好ましい。また、エクストルーダー23としては、スクリューが一つの一軸のエクストルーダーを用いても良いし、スクリューが2つの二軸のエクストルーダーを用いても良いが、二軸のエクストルーダーの方がより原材料の撹拌混合力が大きい。
エクストルーダー23を用いて排泄物処理材を製造する場合、ワックスは、比較的低温で溶け、エクストルーダー23内では、粘度の低い液体となり原料混合物11の流動性を向上させるが、常温では固体であるため、排泄物処理材1となった後は、合成樹脂と共に、排泄物処理材の保形性を向上させる働きをもつ。
エクストルーダー23を用いて排泄物処理材を製造する場合、合成樹脂としては、メルトフローレート(以下、MFRという)が、2〜200g/10分、特に10〜100g/10分のものを用いることが、エクストルーダー23により成形する際に成形体に表面荒れが生じないようにする観点から、好ましい。MFRは、190℃のMFRであり、JIS K7210−1999(ISO1133−1997)に従い測定される。
また合成樹脂は、疎水性のものを用いることが好ましい。
ワックスの融点は、排泄物処理材の液接触後の保形性を高める観点から、好ましくは40℃以上、より好ましくは50℃以上であり、またエクストルーダー等の押し出し成形時に、原料混合物の流動性を高めて成形性を向上させる観点から、好ましくは90℃以下、より好ましくは80℃以下である。このような観点から、ワックスの融点は、好ましくは40℃以上90℃以下、より好ましくは50℃以上80℃以下である。融点は、DSC法による吸熱ピークの温度である。
また、エクストルーダー23により排泄物処理材を製造する場合の製造条件は、下記の(1)〜(3)の条件を満たすことが好ましい。
(1)バレル温度は、木粉、バインダー及びワックス等の原材料に、互いが均一に混合混練され、流動性を高める必要があることから、バインダー及びワックスの融点より高いことと、木粉等の焦げ等により褐変しないこととから、80〜130℃程度が望ましい。
(2)この際のバレル先端圧力は、木粉の空隙構造をなるべく維持したまま押出し軸に垂直な断面形状を所望の形状に固定するため、0.5〜4.0MPa程度が望ましい。バレル先端圧力がこの範囲に保たれるように、単位時間当たりの原料供給量と押出し量とをフィードスクリューやメインスクリュー回転数及びダイスの押出し軸に垂直な断面の面積や形状で調整する。
本発明の排泄物処理材を、例えば、図1に示すペット用排泄物処理システム10に用いると、猫等から排泄された尿は、排泄物処理材1間を通過して、簀の子4の下に敷設された尿吸収体3に素早く吸収される。しかも、排泄物処理材1が、高い空隙率を有し、高い消臭性能を有するため、排尿量がある程度に達するまでは、尿吸収体3のみを交換すればよく、排泄物処理材1の交換間隔を長くすることができる。しかも、排泄物処理材1が、液と接触しても崩壊しない保形性を有するため、排尿量がある程度に達した場合であっても、液と接触した一部の排泄物処理材1のみの交換も容易であり、液と接触した一部又は全体を取り換える場合も、排泄物処理材1が崩壊せずに取り扱い性に優れている。
ペット用排泄物処理システム10における尿吸収体3としては、(1)植物繊維又はパルプを主体とする汚液吸収基材に、抗菌性を有する界面活性剤又は界面活性剤及び抗菌剤と、バインダー、架橋剤又は水の少なくとも一種とを混合して得られた混合物を成形してなるもの、(2)所定の粒径に粉砕した粘土鉱物(カオリン、ベントナイト、ゼオライト、ケイソウ土等)、水及びバインダーを混合してスラリーとし、該スラリーを所定形状の型枠内に流し込み、所定の含水率になるまで所定温度で乾燥させた後に脱型して作製したもの、(3)パルプと吸水性ポリマーとの混合物を不織布等のシートで包んでシート状にしたもの等が挙げられる。特に、前記(1)の尿吸収体を用いることが、長期間の取り替えの必要がない点、取り扱い性の容易な点等から好ましい。
本発明は、前記実施形態に制限されない。例えば、本発明の排泄物処理材の形状は、図1に示すものに限られず、具体的な用途等に応じて適切な形状のものが用いられる。
また、本発明の排泄物処理材は、特に猫用の排泄物処理材として有用であるが、これ以外のペット、例えば犬等の小動物用の排泄物処理材として用いることもできる。
以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例により何ら制限されるものではない。
〔実施例1〜3及び比較例1〜6〕
植物由来の素材の粉砕物としての唐松の大鋸屑、合成樹脂及びパラフィンワックスを、表1又は表2に示す割合で混合し、エクストルーダー(押し出し口:直径6mmの円形)を用いて円柱状の成形物(排泄物処理材)を成形した。実施例1〜3及び比較例1〜5においては、エクストルーダーの温度は70〜100℃とし、エクストルーダーのバレル先端部における圧力は1MPaとした。なお、比較例6については、エクストルーダーに代えて、ペレタイザーを用いて成形した。
合成樹脂としては、MFRが異なる下記の2種類を用いた。
合成樹脂A:粉末エチレン酢酸ビニルコポリマー(日本ユニカー社製PES410、粒径20メッシュパス、MFR2.2)
合成樹脂B:エチレンエチルアクリレートコポリマー(日本ユニカー社製NUC6070、MFR250)
パラフィンワックスとしては、融点が異なる下記の2種類を用いた。
パラフィン140F:日本精蝋社製、融点61℃
パラフィン115F:日本精蝋社製、融点47℃
得られた成形物の、直径、長さ(軸方向の長さ)、嵩密度及び空隙率を表1に示した。なお、比較例1は木粉量が多かったため流動性が悪くバレル内で原材料が詰まり成形体が得られなかった。比較例2はワックスが多過ぎて木粉及び合成樹脂と均一に混ざらなかった。また比較例5は、ワックスが添加されていなかったため、流動性が悪く原材料がバレル内で詰まり、成形体が得られなかった。
〔嵩密度の測定方法〕
容器内径85mm、容器内側の高さ176mm(容積1リットル)のステンレス製容器に排泄物処理材成形体を溢れるまで入れ、擦り切った後に重さを測定し、ステンレス製容器のみの重さを差引して排泄物処理材成形体のみの重さを計算した。この重さとステンレス製容器の容量から嵩密度を計算した。
〔空隙率の測定方法〕
空隙率は、排泄物処理材の見掛け密度と真密度を求め、以下の式から求めた。
空隙率(%)=〔1−(見掛け密度/真密度)〕 ×100
見掛け密度は、排泄物処理材の質量と水中置換法で求めた体積から求め、真密度は、原材料の密度と配合割合から計算した。
具体的には、見掛け密度は、サンプラテック製1000mlメスシリンダーに25℃の水を約300ml入れ、小数点以下1桁まで読み取った後に排泄物処理材約70gを電子天秤で小数点以下1桁まで測定し、メスシリンダーに静かに入れ、その後メスシリンダー内の水の体積を小数点以下1桁まで読み取り、排泄物処理材を入れる前の体積を差引きして排泄物処理材の見掛け体積とした。あらかじめ測定した重量をこの見掛け体積で除して見掛け密度を計算した。原材料の密度は、木粉では一般的に使われている1.5g/cmを用い、合成樹脂とワックスはメーカーによる測定値を用いた。
Figure 2017079622
Figure 2017079622
〔消臭性能の評価〕
実施例1〜3、比較例3,4及び6で得られた成形物を、図1に示すペット用排泄物処理システム10における猫砂として用い、その消臭性能を以下の方法で評価した。結果を表1及び表2に併せて示した。尚、ペット用排泄物処理システム10における尿吸収体3としては、パルプを主体とする汚液吸収基材に、抗菌性を有する界面活性剤と、バインダーと、水とを混合して得られた混合物を成形してなるものを用いた。具体的には、尿吸収体3は、木質ファイバー成形体:〔配合組成(質量比):グラウンドパルプ:コーンスターチ:水=100:10:70〕に、両性界面活性剤(「アンヒトール20N」花王(株)社製)を0.2質量%(対木質ファイバー成形体)混合し、板状に成形した後、熱プレス処理を施し予備的に脱水させ、次いで乾燥機で乾燥させて製造した。
〔評価方法〕
3人のモニターを使い、使用期間は1週間とした。使用期間中における尿臭の強さを以下の5段階で官能評価し、これらの平均値を消臭効果(悪臭抑消)の尺度とした。
〔評価基準〕
1:全く臭わない
2:かすかに臭う
3:明らかに臭う
4:やや強く臭う
5:強く臭う
数値は、その値が小さいほど、消臭効果が高いことを示す。
〔液接触後の保形性の評価〕
実施例1〜3、比較例3,4及び6で得られた成形物について、液接触後の保形性を、前述した微粉生成率を測定して評価した。これらの結果を表1及び表2に併せて示した。
表1及び表2に示す結果から明らかな通り、各実施例の成形体(本発明品)は、比較例の成形物に比して高い消臭効果を示した。また、各実施例の成形体(本発明品)は、液接触後の保形性についても高い保形性を示した。即ち、各実施例の成形体(本発明品)によれば、高い消臭効果と液接触後の高い保形性とが達成されていることが判る。
1 ペット用排泄物処理材
2 トレー
3 尿吸収体
4 簀の子
10 ペット用排泄物処理システム
23 エクストルーダー(押し出し機)
25 スクリュー

Claims (7)

  1. 植物由来の素材の粉砕物を50〜80質量%、合成樹脂を10〜40質量%、及びワックスを10〜40質量%含み、所定の形状の成形物からなり、空隙率が30〜50%である、ペット用排泄物処理材。
  2. 前記成形物の断面形状が非円形である、請求項1記載のペット用排泄物処理材
  3. 前記成形物の嵩密度が、0.1〜0.6g/cmである、請求項1又は2記載のペット用排泄物処理材
  4. 請求項1記載のペット用排泄物処理材の製造方法であって、
    植物由来の素材の粉砕物50〜80質量%、合成樹脂10〜40質量%及びワックス10〜40質量%を含む混合物を、押し出し機を用いて所定形状に成形するペット用排泄物処理材の製造方法。
  5. 前記合成樹脂としてメルトフローレート(MFR)が2〜100g/10分のものを用いる、請求項4記載のペット用排泄物処理材の製造方法。
  6. 前記ワックスとして融点が50〜70℃のものを用いる、請求項4又は5記載のペット用排泄物処理材の製造方法。
  7. 簀の子と、該簀の子の下方に敷設される板状又はシート状の尿吸収体と、該簀の子上に敷設される請求項1記載のペット用排泄物処理材とを有するペット用排泄物処理システム。
JP2015210037A 2015-10-26 2015-10-26 ペット用排泄物処理材 Pending JP2017079622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015210037A JP2017079622A (ja) 2015-10-26 2015-10-26 ペット用排泄物処理材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015210037A JP2017079622A (ja) 2015-10-26 2015-10-26 ペット用排泄物処理材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017079622A true JP2017079622A (ja) 2017-05-18

Family

ID=58712258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015210037A Pending JP2017079622A (ja) 2015-10-26 2015-10-26 ペット用排泄物処理材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017079622A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068711A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 シーズイシハラ株式会社 排泄物処理材及び排泄物処理材製造方法
JP2021090393A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 花王株式会社 ペット採尿用敷設材及びこれを備えるペット用トイレ、並びにペット用トイレの使用方法
WO2024057809A1 (ja) * 2022-09-13 2024-03-21 株式会社大貴 排泄物処理材及びその製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4444148A (en) * 1981-08-24 1984-04-24 Cattus Limited Waste receptacles having odor barriers
JP2002084909A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Kao Corp ペット用排泄物処理材
JP2006042798A (ja) * 2004-06-28 2006-02-16 Kurosaki Hakudo Kogyo Kk ペット用トイレ砂
JP3786201B2 (ja) * 2002-10-28 2006-06-14 ペパーレット株式会社 動物の排泄物吸収用造粒体の製法
JP2006345830A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Kao Corp ペット用排泄物処理材
JP2012147694A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Lion Corp ペット用排泄物処理材
JP2012213366A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Hitachi Chemical Industries Co Ltd ペット用トイレ砂
JP2013075258A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Mitsubishi Paper Mills Ltd 排泄物分解処理材及び排泄物分解処理方法
JP2015097996A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社大貴 吸水処理材

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4444148A (en) * 1981-08-24 1984-04-24 Cattus Limited Waste receptacles having odor barriers
JP2002084909A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Kao Corp ペット用排泄物処理材
JP3786201B2 (ja) * 2002-10-28 2006-06-14 ペパーレット株式会社 動物の排泄物吸収用造粒体の製法
JP2006042798A (ja) * 2004-06-28 2006-02-16 Kurosaki Hakudo Kogyo Kk ペット用トイレ砂
JP2006345830A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Kao Corp ペット用排泄物処理材
JP2012147694A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Lion Corp ペット用排泄物処理材
JP2012213366A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Hitachi Chemical Industries Co Ltd ペット用トイレ砂
JP2013075258A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Mitsubishi Paper Mills Ltd 排泄物分解処理材及び排泄物分解処理方法
JP2015097996A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社大貴 吸水処理材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068711A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 シーズイシハラ株式会社 排泄物処理材及び排泄物処理材製造方法
JP2021090393A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 花王株式会社 ペット採尿用敷設材及びこれを備えるペット用トイレ、並びにペット用トイレの使用方法
WO2024057809A1 (ja) * 2022-09-13 2024-03-21 株式会社大貴 排泄物処理材及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7856946B2 (en) Method of producing clumping animal litter composition and the composition
US5664523A (en) Materials for the treatment of pet excretions
CA2950065C (en) Excreta treatment material comprising a functional chemical agent that is displaced upward upon application of vibration to the material
RU2571336C2 (ru) Экструдированные наполнители для туалетов животных
JPH0530873A (ja) ペツト等の人工敷料及びその製法
US7124710B2 (en) Clumping animal litter and method for making same
WO2007077756A1 (ja) ペット用排泄物処理材
JP2014532443A (ja) 軽量化された吸収性セルロースペレット
JP4640799B2 (ja) ペット用排泄物処理材
GB2291774A (en) Pet Litter
JP3788625B1 (ja) ペット用排泄物処理材
WO2013179843A1 (ja) 動物用トイレ砂
JP5473149B2 (ja) ペット用排泄物処理材
JP2010148444A (ja) ペット用トイレ砂、及びそのペット用トイレ砂の製造方法
JP2017079622A (ja) ペット用排泄物処理材
JP3519353B2 (ja) ペット用排泄物処理材
WO1997014299A1 (fr) Materiau de traitement pour excrements d'animaux et procede de production de ce materiau
KR102111036B1 (ko) 반려동물 화장실용 모래형 탈취제 제조방법
US20050160997A1 (en) Fast absorption animal litter and method for making same
KR20190086929A (ko) 폐석고보드를 이용한 고양이용 펠렛 및 이의 제조방법
JP2012213366A (ja) ペット用トイレ砂
JPH036767B2 (ja)
JP5713297B2 (ja) 排泄物処理用無吸水材の製造方法及び、排泄物処理用無吸水材
JPH11309205A (ja) 動物用糞尿処理・消臭材及びその製造方法
JP2020103046A (ja) 動物用排泄物処理剤

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200818