WO2013179843A1 - 動物用トイレ砂 - Google Patents

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Abstract

 尿等の液体を吸収した場合における固まりの深さが深くなりにくく、かつ、飛び散りにくい動物用トイレ砂を提供すること。 吸水性を有する複数の粒状物からなる動物用トイレ砂であって、粒状物は、粒度が4mm以上10mm未満で、かつ、長さが直径よりも長い長粒と、粒度が4mm以上10mm未満で、かつ、長さが直径以下の短粒と、を含み、長粒は、パルプを主体として構成される核部と、高吸水性樹脂を含んで構成され核部を被覆する被覆層と、を備え、長粒及び短粒の合計に占める短粒の割合は、重量比で10%以上50%以下である。

Description

動物用トイレ砂
 本発明は、動物用トイレ砂に関する。より詳しくは、パルプを主体として構成される核部と、高吸水性樹脂を含んで構成され核部を被覆する被覆部と、を備え、尿等の液体を吸収して固化する動物用トイレ砂に関する。
 従来、犬や猫等のペットとして飼育される動物用のトイレとして、上部が開放された箱状のトイレ容器と、このトイレ容器に収容される動物用トイレ砂と、を備えたものが用いられている。また、パルプを主体として構成される核部と、高吸水性樹脂を含んで構成され核部を被覆する被覆部と、を備える粒状物により動物用トイレ砂を構成する技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
 このような核部及び被覆部を備える粒状物を動物用トイレ砂に用いることで、排泄された尿が粒状物に吸収されると、被覆部を構成する高吸水性樹脂が膨潤し、隣り合う粒状物に粘着することで固まりを形成する。これにより、ペットの飼い主は、粒状物の固まりを除去することで、尿により汚れた粒状物を容易に除去でき、動物用トイレ砂の衛生状態を好適に維持できる。
特開平4-335841号公報
 ところで、トイレ容器には、ペットの排泄物を十分に吸収できるように、例えば5cm程度の深さまで動物用トイレ砂が敷き詰められる。
 ここで、パルプを主体として構成される粒状物は、ベントナイト等の鉱物を主体として構成される粒状物に比して軽いため、飛び散りやすい。そのため、パルプを主体として構成される粒状物により動物用トイレ砂を構成する場合、飛び散りを防ぐためには、粒状物の粒度を大きくすることが好ましい。
 しかしながら、粒状物の粒度を大きくした場合、粒状物間に形成される間隙が大きくなることに起因して、排泄された尿が下方に透過しすぎ、粒状物の固まりが深さ方向に長く形成されてしまう。また、排泄された尿が粒状物に吸収されずにトイレ容器の底面まで到達すると、尿がトイレ容器の底面において面方向に拡がった状態で固まりが形成される。このように、粒状物の固まりが長く形成されたり、トイレ容器の底面近傍において面方向に広がった形状で粒状物の固まりが形成されたりすると、これらの固まりを除去することが困難になってしまう。また、排泄された尿が粒状物に吸収されずにトイレ容器の底面まで到達した場合には、トイレ容器を汚してしまう。
 一方、動物用トイレ砂を構成する粒状物の粒度を小さくした場合には、尿が下方に透過しすぎることは防げるので、形成される固まりの深さを浅くできる。しかしながら、この場合、トイレ容器に動物用トイレ砂を敷き詰める場合や、ペットが動物用トイレ砂を足で掻いた場合に、粒状物が飛び散りやすくなってしまう。更に、粒度の小さな粒状物は、ペットの足に挟まりやすく、この足の挟まった粒状物がトイレ容器の周辺に飛び散りやすい。
 従って、本発明は、尿等の液体を吸収した場合における固まりの深さが深くなりにくく、かつ、飛び散りにくい動物用トイレ砂を提供することを目的とする。
 本発明は、吸水性を有する複数の粒状物からなる動物用トイレ砂であって、前記粒状物は、粒度が4mm以上10mm未満で、かつ、長さが直径よりも長い長粒と、粒度が4mm以上10mm未満で、かつ、長さが直径以下の短粒と、を含み、前記長粒は、パルプを主体として構成される核部と、高吸水性樹脂を含んで構成され該核部を被覆する被覆層と、を備え、前記長粒及び前記短粒の合計に占める該短粒の割合は、重量比で10%以上50%以下である動物用トイレ砂に関する。
 また、前記短粒は、パルプを主体として構成される核部と、高吸水性樹脂を含んで構成され該核部を被覆する被覆層と、を備え、前記長粒に含まれる高吸水性樹脂の重量比率は、前記短粒に含まれる高吸水性樹脂の重量比率よりも低いことが好ましい。
 また、前記短粒は、パルプを主体とし、高吸水性樹脂を含まずに構成されることが好ましい。
 また、前記動物用トイレ砂に占める前記短粒及び前記長粒の割合は、重量比で90%以上であることが好ましい。
 また、前記粒状物は、香料を含むことが好ましい。
 本発明の動物用トイレ砂によれば、尿等の液体を吸収した場合における固まりの深さが深くなりにくく、かつ、飛び散りにくい。
 以下、本発明の動物用トイレ砂の好ましい実施形態について説明する。
 本実施形態の動物用トイレ砂は、パルプを主体として構成され吸水性を有する複数の粒状物により構成される。
 本発明では、複数の粒状物は、長粒及び短粒を含む。
 本明細書において、長粒とは、4mm以上10mm未満の粒度の粒状物で、かつ、長さが直径よりも長い粒状物を示す。また、短粒とは、4mm以上10mm未満の粒度の粒状物で、かつ、長さが直径以下の粒状物を示す。
 本明細書においては、10mmメッシュの篩を通過し、4mmメッシュの篩を通過しない粒状物を4mm以上10mm未満の粒度の粒状物とする。
 長粒及び短粒は、核部と、被覆層と、を備える。
 核部は、粉末状又は短繊維状のパルプを主体として構成され、粉末状又は短繊維状のパルプが押出造粒機等により造粒されて形成される。
 核部は、パルプに加えて他の材料を含んでいてもよい。他の材料としては、高吸水性樹脂、香料、及び抗菌剤等が挙げられる。
 香料としては、ゲランオール、シトロネロール、シトラール、オイゲノール、フェネチルアルコール、チモール、リナロール、青葉アルコール、メントール、及びベンジルアルコール等のアルコール類や、ヘキシルシンナムアルデヒド等のアルデヒド類を好適に用いることができる。これらの香料を用いることにより、排泄された尿や糞の臭いを抑制できる。
 抗菌剤としては、有機系、無機金属系、光触媒系、及び天然系の抗菌剤を用いることができるが、有機系の界面活性剤型の抗菌剤を好適に用いることができる。これらの抗菌剤を用いることにより、細菌等の増殖を抑制できる。
 核部における他の材料の含有量は、吸水性を好適に保つ観点から、好ましくは30%以下、より好ましくは20%以下である。
 被覆層は、高吸水性樹脂を含んで構成される。より具体的には、被覆層は、高吸水性樹脂、粉末状のパルプ、及びその他の材料を含んで構成されることが好ましい。この被覆層は、水分を含んで表面が湿った状態の核部に、高吸水性樹脂、パルプ及び他の材料が混合された粉末をふりかけることで形成される。
 被覆層を構成する他の材料としては、澱粉、香料、及び抗菌剤等が挙げられる。
 高吸水性樹脂としては、ポリアクリル酸系ポリマー、及びデンプン-アクリル酸系ポリマー等の樹脂を用いることができる。
 澱粉としては、タピオカスターチ、及びコーンスターチ等を用いることができる。澱粉は、粒状物が尿を吸収した場合における粘着性を向上させる。
 香料及び抗菌剤は、核部に用いられるものと同様のものを用いることができる。
 被覆層における高吸水性樹脂の含有量は、尿を吸収した場合に粒状物の固化性を発現させ、かつ、高吸水性樹脂が膨潤してゲル化することによる核部における吸水性の阻害を起こさせないようにする観点から、好ましくは1%~20%、より好ましくは4%~15%である。
 本発明では、長粒及び短粒の合計に占める短粒の割合は、重量比で10%以上50%以下の範囲、より好ましくは10%以上35%以下の範囲、更に好ましくは10%以上15%以下の範囲となっている。これにより、長粒の間に形成される間隙に短粒が適度に配置されるので、動物用トイレ砂の表面に排泄された尿は、面方向に適度に拡散しながら下方に透過する。よって、長粒及び短粒の核部が尿を吸収すると共に、長粒及び短粒の被覆層に含まれる高吸水性樹脂が膨潤して粘着することで形成される複数の粒状物の固まりの深さを浅くできる。
 また、長粒の間に短粒が配置された状態で固まりが形成されるので、形成される固まりの表面が滑らかになる。ここで、固まりは、スコップにより除去されるため、固まりの表面が滑らかになっていることで、固まりを除去する場合に、固まりの表面が崩れたり、剥がれたりすることを防げる。
 また、長粒及び短粒の合計に占める短粒の割合を50%以下とすることで、動物用トイレ砂を飛び散りにくくできる。
 また、動物用トイレ砂において、粒状物全体に占める長粒及び短粒の割合は、重量比で90%以上であることが好ましく、95%以上であることがより好ましい。粒状物全体に占める長粒及び短粒の割合を90%以上とすることで、動物用トイレ砂を構成する粒状物の間に形成される間隙が大きくなりすぎることを防げるので、固まりの深さが深くなってしまうことを防げる。また、短粒よりも粒度の小さい粒状物の存在に起因して飛び散りが発生してしまうことを防げる。
 尚、長粒及び短粒以外の粒状物としては、例えば、長粒又は短粒が割れて細かくなった粒状物、及び造粒時に複数の粒状物が固着して形成された粒度の大きい粒状物が挙げられる。
 また、長粒に含まれる高吸水性樹脂の重量比率は、短粒に含まれる高吸水性樹脂の重量比率よりも低いことが好ましい。これにより、長粒における高吸水性樹脂の含有率を短粒の高吸水性樹脂の含有率よりも低くすることで、長粒の核部による吸水性を相対的に向上できる。また、短粒の高吸水性樹脂の含有率を高くすることで、短粒の被覆層による粘着性を向上できるので、動物用トイレ砂の固まり性能の低下を防げる。
 また、短粒は、パルプを主体とし、高吸水性樹脂を含まずに構成されてもよい。この場合、短粒を、高吸水性樹脂を含まずに構成することで、短粒による吸水性を向上できる。
 また、動物用トイレ砂においては、パルプを主体とする粒状物に加えて、他の材料を主原料とする粒状物を含んでもよい。他の材料としては、消臭効果及び/又は湿度調整効果を備える活性炭、シリカゲル、及びゼオライト等の多孔性物質、並びに中和作用を有するクエン酸、重曹、及び界面活性剤等が挙げられる。更に、上記他の材料に、殺菌剤、抗菌剤、制菌剤、及び香料を含有させて粒状物を構成してもよい。
 動物用トイレ砂に占める他の材料を主原料とする粒状物の含有量は、重量比において10%以下であることが好ましく、5%以下であることがより好ましい。
 また、本発明において、長粒及び短粒は、互いに略等しい直径の円柱状に形成されることが好ましい。長粒及び短粒を略等しい直径の円柱状に構成することで、長粒と長粒の間に適度な間隙が形成され、これらの間隙に好適に短粒を配置させられる。これにより、尿が排泄された場合に形成される固まりの深さを安定化させられる。
 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら、本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。
[粒状物の製造]
 使い捨ておむつ製造時の廃材から取り出される、主としてパルプからなり、高吸水性樹脂を含む原料を粒度φ5mm~φ15mmで粉砕し、造粒水分率が10~40%となるように水を加えた。
 混合後、混合物を押出造粒機を用いて造粒した。ここで、スクリーンから押し出した混合物を8mm間隔で切断して長粒想定の核部を得、また、スクリーンから押し出した混合物を4mm間隔で切断して短粒想定の核部を得た。
 次いで、得られた長粒想定の核部及び短粒想定の核部の表面に、粉砕したパルプ55~90%、高吸水性樹脂5~40%、澱粉5~40%の割合で混合した粉末をふりかけて被覆層を形成し、長粒想定及び短粒想定の粒状物を得た。次いで、得られた長粒想定及び短粒想定の粒状物を、乾燥機で水分率10%以下まで乾燥させた。
 そして、得られた長粒想定及び短粒想定の粒状物を、それぞれ、4mmメッシュの篩にかけて、この4mmメッシュの篩を通過した粒状物を除去した。更に、4mmメッシュの篩に残った粒を縮分機(筒井理化学器械製)で均等に縮分した上で、粒状物の径及び長さをノギスにて測定した。
 この得られた長粒想定及び短粒想定の粒状物それぞれの直径及び長さを、以下の表1に示す。
 尚、造粒された粒状物の直径及び長さには、ばらつきが生じることが一般的であるため、ここでは、測定に使用した長粒想定及び短粒想定(N=50)の直径及び長さの平均値を少数第2位で四捨五入して得た値をそれぞれ、長粒想定及び短粒想定の直径及び長さとした。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 このようにして得られた長粒及び短粒を、それぞれ、以下の表2に示す比率となるように混合し、実施例1~8、比較例1~4の動物用トイレ砂を得た。長粒と短粒の混合比の測定は、長粒想定の粒状物と短粒想定の粒状物を任意に混合したのち、前記縮分機で均等に縮分して4mmメッシュの篩にかけ、篩に残った粒状物の長さを測定して長粒と短粒の混合比を算出した。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000002
 そして、得られた実施例1~8、比較例1~4の動物用トイレ砂について、固化深及び剥がれ率を測定し、また、飛び散りを評価した。結果を以下の表3に示す。
[固化深の測定]
 実施例1~8、比較例1~4の動物用トイレ砂を、それぞれ、深さが10cm以上となるようにビーカーに収容する。
 次いで、動物用トイレ砂が収容されたビーカーに、擬似尿として、22℃の生理食塩水(0.9% NaCl aq)20mlを、動物用トイレ砂の上面の上方3cmの位置から10秒間かけて滴下する。
 擬似尿の滴下後10分間放置し、その後、得られた固まりの深さを測定した。また、固まりの深さが50mm未満の場合を◎、50mm以上70mm未満の場合を○、70mm以上の場合を×と評価した。
[剥がれ率の測定]
 上記固化深の測定において得られた固まりをペット用のスコップですくい取った後、10秒間左右にゆすり、剥がれ落ちた粒状物の重量を測定した。この剥がれ落ちた粒状物の重量を、ゆする前の固まりの重量で除して剥がれ率を求めた。また、剥がれ率が5%未満の場合を◎、5%以上10%未満の場合を○、10%以上の場合を×と評価した。
[飛び散りの評価]
 実施例1~6、比較例1~4の動物用トイレ砂10gを50cmの高さから平板上に自由落下させ、動物用トイレ砂が飛び散った状態を目視にて評価した。
 評価は猫飼育者10名によって行い、動物用トイレ砂が飛び散った状態を許容できる人数が8名~10名の場合を◎、4名~7名の場合を○、0名~3名の場合を×と評価した。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000003
 表3に示すように、長粒及び短粒の合計に占める短粒の割合が重量比で10%以上である実施例1~8、比較例3及び4の動物用トイレ砂では、固化深が50mm未満となっており、尿を吸収した場合の固まりの深さが深くならないことが示された。一方、比較例1及び2の動物用トイレ砂では、固化深が50mm以上となっており、固まりの深さが深くなってしまうことが示された。
 また、実施例1~8、比較例3及び4の動物用トイレ砂では、剥がれ率が10%未満となっており、固まりをスコップですくった場合に粒状物が剥がれにくいことが示された。一方、比較例1及び2の動物用トイレ砂では、剥がれ率が10%以上となっており、固まりから粒状物が剥がれやすいことが示された。
 更に、実施例1~8、比較例1及び2では、動物用トイレ砂の飛び散りを許容できる人数が多く、評価が良好であることが示された。一方、比較例3及び4では、動物用トイレ砂の飛び散りを許容し難いと評価する人数が多く、評価が不良であることが示された。
 以上の結果から、長粒及び短粒の合計に占める短粒の割合が、重量比で10%以上50%以下の範囲である実施例1~8の動物用トイレ砂は、尿等の液体を吸収した場合における固まりの深さが深くなりにくく、かつ、飛び散りにくいことが示された。その中でも、長粒及び短粒の合計に占める短粒の割合が、重量比で10%以上35%以下の範囲である実施例1~5の動物用トイレ砂は、より飛び散りに関する評価が向上した。更に、長粒及び短粒の合計に占める短粒の割合が、重量比で10%以上20%以下の範囲である実施例1及び2の動物用トイレ砂は、固化深及び飛び散りのいずれの評価も特に優れていることが示された。

Claims (5)

  1.  吸水性を有する複数の粒状物からなる動物用トイレ砂であって、
     前記粒状物は、
      粒度が4mm以上10mm未満で、かつ、長さが直径よりも長い長粒と、
      粒度が4mm以上10mm未満で、かつ、長さが直径以下の短粒と、を含み、
     前記長粒は、パルプを主体として構成される核部と、高吸水性樹脂を含んで構成され該核部を被覆する被覆層と、を備え、
     前記長粒及び前記短粒の合計に占める該短粒の割合は、重量比で10%以上50%以下である動物用トイレ砂。
  2.  前記短粒は、パルプを主体として構成される核部と、高吸水性樹脂を含んで構成され該核部を被覆する被覆層と、を備え、
     前記長粒に含まれる高吸水性樹脂の重量比率は、前記短粒に含まれる高吸水性樹脂の重量比率よりも低い請求項1に記載の動物用トイレ砂。
  3.  前記短粒は、パルプを主体とし、高吸水性樹脂を含まずに構成される請求項1に記載の動物用トイレ砂。
  4.  前記動物用トイレ砂に占める前記短粒及び前記長粒の割合は、重量比で90%以上である請求項1~3のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
  5.  前記粒状物は、香料を含む請求項1~4のいずれかに記載の動物用トイレ砂。
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