JP2017079363A - 半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システム - Google Patents

半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017079363A
JP2017079363A JP2015205509A JP2015205509A JP2017079363A JP 2017079363 A JP2017079363 A JP 2017079363A JP 2015205509 A JP2015205509 A JP 2015205509A JP 2015205509 A JP2015205509 A JP 2015205509A JP 2017079363 A JP2017079363 A JP 2017079363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
video
soc
signal
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015205509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6447451B2 (ja
Inventor
晃裕 鈴木
Akihiro Suzuki
晃裕 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015205509A priority Critical patent/JP6447451B2/ja
Publication of JP2017079363A publication Critical patent/JP2017079363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6447451B2 publication Critical patent/JP6447451B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】映像信号を切替える際に黒画を挿入することなく自然な切替えを実現する。
【解決手段】映像合成器は、カメラ映像信号にSoC映像信号を合成して表示器6に出力する際に(S2:YES)、SoC4が起動していない場合は(S3:NO)カメラ映像信号を表示器6に出力し(S5)、SoC4が起動した場合は(S3:YES)カメラ映像信号に同期SoC映像信号を合成して出力する(S4)。これにより、カメラ映像からSoC映像を合成した映像に自然に切替えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像合成機能を有する半導体集積回路装置、及び当該半導体集積回路装置を備える車両周辺撮影システムに関する。
近年、車両には車両周辺を撮影するためのカメラシステムを搭載することが行われている。例えば車載用バックカメラが撮影した映像を表示器に表示するカメラシステムでは、ACCスイッチがオンしてからバックギアにシフト操作された場合は、迅速な後方安全確認のためにカメラシステムを高速に起動する必要がある。一方、ナビゲーションシステムなど複雑なシステムにカメラシステムを組込む場合、ナビゲーションシステムが迅速に起動できず、バックカメラによる視認が遅れてしまう。
特開2012−201175号公報
このような問題を解決するために、特許文献1では、カメラから出力されるカメラ映像信号を制御する制御系統として、複雑な制御を実行する第1制御系統に加えて簡単な制御を実行可能な第2制御系統を設けている。動作開始時は、起動が早い第2制御系統によりカメラ映像信号を表示器に出力し、起動が遅い第1制御系統が起動し次第、第2制御系統から第1制御系統によるカメラ映像信号に切替えて表示器に出力するようにしている。
しかしながら、第1制御系統と第2制御系統とは独立して動作することから、各制御系統によるカメラ映像信号は独立したタイミングで生成されている。このため、カメラ映像信号を切替える際に、表示器に表示されている映像が乱れて一瞬見づらくなる。
このような問題を解決するため、カメラ映像信号の切替え時に短時間だけ黒画を挿入することで映像の乱れが表示されないようにしているものの、黒画が挿入されることで不自然な切替えとなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、映像信号を切替える際に黒画を挿入することなく自然な切替えを実現できる半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、映像合成部(7)は、第2入力部(13)から第2映像信号が入力していないと判定した場合は第1入力部(11,12)から入力する第1映像信号を表示器(6)に出力するので、ユーザは、表示器(6)により第1映像信号による映像を直ちに確認することがきる。このとき、フレーム同期部(9,10、15)は、第2入力部(13)から第2映像信号が入力した場合は、当該第2映像信号のフレームに第1映像信号の映像同期信号と同期したタイミングで映像同期信号を付加して同期第2映像信号を生成する。一方、映像合成部(7)は、第2映像信号が入力したと判定した場合は、第1映像信号に同期第2映像信号を合成して表示器(6)に出力するので、ユーザは、合成した映像を確認することができる。この場合、第1映像信号と同期第2映像信号とは同期していることから、表示器(6)に表示される映像を自然に切替えることができる。
一実施形態を示す機能ブロック図 映像合成器の動作を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
車両にはカメラシステム(車両周辺撮影システムに相当)が搭載されており、ACCスイッチのONに応じて給電されることで動作開始する。このカメラシステムは、図1に示すように、フロントカメラ1、バックカメラ2、初期値ROM3、SoC(System-on-a-chip)4(システム装置に相当)、映像制御IC5(半導体集積回路装置に相当)、表示器6を備えている。
フロントカメラ1は例えば車両のフトント端部に装着されており、車両のフロント周辺、特に車両の進行方向と直交する左右方向を撮影した映像信号(以下、フロントカメラ映像信号)(第1映像信号に相当)を出力する。バックカメラ2は例えば車両のリア端部に装着されており、車両後方を撮影した映像信号(以下、バックカメラ映像信号)(第1映像信号に相当)を出力する。
初期値ROM3には、初期画としてのウェルカム映像を表示するための映像データが圧縮されて記憶されている。
SoC4は図示しないCPUを主体とするもので、例えば半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体に記憶されている汎用OS(Operating System)を起動する。汎用OSが例えばナビゲーションシステムとして動作する場合は、記憶媒体にはナビゲーション動作を実行するための各種アプリケーションプログラム及び地図データ等が記憶されている。
SoC4はシフトポジション信号やフロント表示設定を入力するようになっている。シフトポジション信号は、シフトポジションを検出するセンサから直接入力したり、図示しない車載ネットワークを介して自動変速用ECU(Electronic Control Unit)から入力したりする。フロント表示設定は、フロントカメラ1の映像を表示する場合に設定するもので、運転者(ユーザ)により操作可能に設けられている図示しないスイッチから信号入力する。
SoC4は、給電により動作開始すると、記憶媒体から汎用OSを読出し、当該汎用OSの読出しが終了したところで起動が完了する。起動が完了すると、後述するようにシフトポジションに応じて運転者による運転操作を補助するためのSoC映像(HMI映像に相当)を出力したり、メニュー画像を表示するためのSoC映像を出力したりする。
映像制御IC5は、映像合成器7(映像合成部に相当)、デコーダ8、映像キャプチャー9、メモリコントローラ10から構成されている。
映像合成器7は、端子11,12(第1入力部に相当)から入力する映像信号と端子13(第2入力部に相当)から入力する映像信号とを合成して表示器6に出力する機能を有する。また、端子14からデコーダ8を介して入力する映像信号と端子13から入力する映像信号とを切替えて出力する機能を有する。さらに、端子11,12から入力する映像信号の映像同期信号のタイミングに応じてメモリコントローラ10に同期信号を出力する機能を有する。映像合成器7は、シフトポジション信号やフロント表示設定を入力するようになっており、それらに応じて後述するように動作する。
尚、映像合成器7は、入力する映像信号と表示器6に出力する映像信号との映像方式が異なる場合は、映像信号のフォーマットを変換する変換機能を有している。
デコーダ8は、初期値ROM3に圧縮して記憶されているウェルカム映像データを復元して映像信号として映像合成器7に出力する。
映像キャプチャー9は、SoC4から入力する映像信号のフレームを記憶する。フレームとは、映像信号から映像同期信号(例えば、垂直同期信号及び水平同期信号)を外した画像単位である。
映像制御IC5にはフレームメモリ15が接続されている。フレームメモリ15は、複数のフレームを記憶可能である。メモリコントローラ10は、フレームメモリ15へのデータの書込み及び読込みを制御する。具体的には、メモリコントローラ10は、映像キャプチャー9に記憶されたフレームをバス16を介して読込んでフレームメモリ15に順に書込むと共に、フレームメモリ15に書込んだフレームをバス16を介して古い順に読込んで映像合成器7に出力する。メモリコントローラ10は、フレームメモリ15からフレームを読込んで映像合成器7に出力する際は、当該フレームに映像合成器7から入力する同期信号に同期したタイミングで映像同期信号を付加する。
尚、メモリコントローラ10は、フレームメモリ15に書込んだフレームが満杯状態となったときは、最初に書込んだフレームを破棄して新規のフレームを書込むようになっている。
ここで、映像キャプチャー9、メモリコントローラ10及びフレームメモリ15は、周知のフレームシンクロナイザ(フレーム同期部に相当)を構成している。
尚、フロントカメラ1、バックカメラ2は必要に応じて設けられるものであり、何れか一方を設けるようにしても良い。同様に、初期画ROM3も必要に応じて設けられるもので、省略するようにしても良い。
さて、映像合成器7は、ACCスイッチのONに応じて給電されて動作開始すると、図2に示すように動作する。尚、図2では映像合成器7の動作をフローチャートで示しているが、映像合成器7は、論理回路の組合せによりリアルタイムに動作する。
映像合成器7は、終了条件が成立したかを判定し(S1)、ACCスイッチがOFFして所定の終了処理が終了した場合は(S1:YES)、動作を終了する。
映像合成器7は、終了条件が成立していない場合は(S1:NO)、シフトポジションがバックギアかを判定し(S2)、バックギアでない場合は(S2:NO)、フロント表示が必要かを判断する(S6)。フロント表示が必要でない場合は(S6:NO)、SoC4が起動したかを判定する(S10)。
(バックギア操作時)
運転者が車両を後退させるためにバックギアにシフト操作すると、映像合成器7は、バックギアであると判定し(S2:YES)、SoC4が起動したかを判定する(S3)。
一方、SoC4は、シフトポジションがバックギアとなると、運転者によるステアリング操作を補助するためのSoC映像信号(第2映像信号に相当)を出力する。この場合のSoC映像は、バックカメラ2が撮像した映像(以下、バックカメラ映像)に車両の後退方向を示すガイドラインを合成表示したり、目視で確認することを促すメッセージを合成表示したりするものである。
ところで、運転者がACCスイッチをONしてから直ちにバックギアにシフト操作した場合、バックギアにシフト操作されたタイミングでバックカメラ映像にSoC映像をリアルタイムに合成することが望ましい。
しかしながら、SoC4がACCスイッチのONに応じて動作開始してから、汎用OSを読込んで起動するまでが長いことから、SoC4が起動するまでバックカメラ映像にSoC映像を合成することができない。このため、SoC4が起動するまでバックカメラ映像の表示を待機した場合は、バックギアにシフト操作されるにしてもバックカメラ映像が表示器6に表示されない状態が継続し、車両後方の確認が遅れる。
そこで、映像合成器7は、バックギアにシフト操作された場合に(S2:YES)、SoC4が起動していない場合は(S3:NO)、バックカメラ映像信号を表示器6に出力する(S5)。従って、SoC4が起動中であってもバックギアにシフト操作されたタイミングでバックカメラ映像が表示器6に表示されるので、運転者は、バックカメラ映像により車両後方を確認することができる。
映像合成器7は、SoC4が起動すると(S3:YES)、バックカメラ映像にSoC映像を合成する(S4)。この場合、バックカメラ映像信号にSoC映像信号を合成することになるが、バックカメラ映像信号とSoC映像信号とは独立したタイミングで作成されていることから、両者を直接的に合成することはできない。
そこで、本実施形態では、次のようにしてバックカメラ映像信号とSoC映像信号との同期を図るようにした。
即ち、SoC4は、給電により動作開始するとSoC映像信号を映像制御IC5に出力するので、SoC映像信号のフレームが映像キャプチャー9に記憶される。メモリコントローラ10は、映像キャプチャー9にフレームが記憶される毎に当該フレームをフレームメモリ15に順に書込む。
ここで、映像合成器7は、バックカメラ映像信号が入力すると、当該バックカメラ映像信号の映像同期信号に同期したタイミングで同期信号をメモリコントローラ10に出力する。メモリコントローラ10は、フレームメモリ15に書込んだフレームを古い順に読込み、読込んだフレームに同期信号の入力タイミングで映像同期信号を付加することによりバックカメラ映像信号に同期したSoC映像信号(以下、同期SoC映像信号)(同期第2映像信号に相当)を生成して映像合成器7に出力する。
映像合成器7は、同期SoC映像信号が入力すると、バックカメラ映像信号に同期SoC映像信号を合成して表示器6に出力する。この場合、バックカメラ映像信号と同期SoC映像信号とは同期しているので、映像合成器7は、バックカメラ映像信号に同期SoC映像信号を直接的に合成することができる。
以上のような動作により、表示器6に表示されているバックカメラ映像にSoC映像が合成されて表示されるようになるので、バックカメラ映像からSoC映像を合成した映像に自然に切替えることができる。従って、運転者は、バックカメラ映像に加えてSoC映像を確認しながら車両を容易に後退させることができる。
尚、SoC4が起動しておらずSoC映像信号が入力していない状態では、フレームメモリ15にはSoC映像信号のフレームが記憶されておらず、同期SoC映像信号は映像合成器7に出力されていないので、表示器6にはバックカメラ映像のみが表示されていることになる。
そして、通常の運転状態においては、SoC4は既に起動しているので(S3:YES)、上述したようにバックカメラ映像信号にSoC映像信号を合成して表示器6に出力する(S4)。従って、バックギアにシフト操作すると、表示器6にはバックカメラ映像と同時にSoC映像がリアルタイムで表示されるので、運転者は、バックカメラ映像に加えてSoC映像を確認しながら車両を容易に後退させることができる。
(フロント表示必要時)
見通しの悪い交差点への進入時や、狭い路地から出るときなどにフロント周辺を表示器6に表示したい場合は、運転者はフロント表示を設定する。
運転者が車両を前進するためにドライブギアにシフト操作すると、映像合成器7は、フロント表示が必要であると判定し(S6:YES)、SoC4が起動したかを判定する(S7)。
一方、SoC4は、フロント表示が必要な場合は、運転者による確認を補助するためのSoC映像信号(第2映像信号に相当)を出力する。この場合のSoC映像は、フロントカメラ映像に目視で確認することを促すメッセージを表示したり、映像を拡大するための拡大スイッチや表示する撮影位置を調整する調整スイッチ等の各種操作スイッチを表示したりするものである。
ところで、運転者がACCスイッチをONしてから直ちにフロントギアにシフト操作した場合、フロントギアにシフト操作されたタイミングでフロントカメラ映像にSoC映像をリアルタイムに合成することが望ましいものの、上述した場合と同様の理由により、SoC4が起動するまでフロントカメラ映像にSoC映像を合成して表示することができない。このため、SoC4が起動するまでフロントカメラ映像の表示を待機した場合は、フロントギアにシフト操作されるにしてもフロントカメラ映像が表示器6に表示されない状態が継続し、フロント周辺の確認が遅れる。
そこで、映像合成器7は、フロント表示が必要な場合に(S6:YES)、SoC4が起動していない場合は(S7:NO)、フロントカメラ映像信号を表示器6に出力する(S9)。従って、SoC4が起動中であってもフロントギアにシフト操作されたタイミングでフロントカメラ映像が表示器6に表示されるので、運転者は、フロントカメラ映像により車両のフロント周辺を確認することができる。
そして、SoC4が起動すると、SoC4はSoC映像信号を出力するようになるので、メモリコントローラ10は、上述した場合と同様にして、SoC映像信号のフレームに映像同期信号を付加することによりフロントカメラ映像信号に同期した同期SoC映像信号(同期第2映像信号に相当)を生成して映像合成器7に出力する。
映像合成器7は、SoC4が起動すると(S7:YES)、フロント映像信号に同期SoC映像信号を合成して表示器6に出力する(S8)。この場合、フロント映像信号と同期SoC映像信号とは同期しているので、映像合成器7は、フロントカメラ映像信号に同期SoC映像信号を直接的に合成することができる。
以上のような動作により、表示器6に表示されているフロントカメラ映像にSoC映像が合成されて表示されるようになるので、フロントカメラ映像からSoC映像を合成した映像に自然に切替えることができる。従って、運転者は、表示器6に表示されるフロントカメラ映像に加えてSoC映像を確認しながら車両のフロント周辺を確認することができる。
そして、通常の運転状態の場合は、SoC4は既に起動しているので(S7:YES)、上述したようにフロントカメラ映像信号にSoC映像信号を合成して表示器6に出力する(S8)。従って、フロントギアにシフト操作すると、表示器6にはフロント映像と同時にSoC映像がリアルタイムで表示されるので、運転者は、フロントカメラ映像に加えてSoC映像を確認しながら車両のフロント周辺を確認することができる。
(通常時)
映像合成器7は、シフトポジションがバックギアではなく(S2:NO)、かつフロント表示が必要でない通常時の場合は(S6:NO)、SoC4が起動したかを判定する(S10)。
ところで、SoC4は、上述したように起動するまでが長いことから、ACCスイッチがONしてSoC4が起動するまで待機した間は、表示器6にSoC映像が表示されない状態となる。この場合のSoC映像は、アプリケーションを選択するためのメニュー画像である。
そこで、映像合成器7は、動作開始した場合にSoCが起動していない場合は(S10:NO)、デコーダ8から入力するウェルカム映像信号を表示器6に出力する(S12)。つまり、デコーダ8は、給電により動作開始すると、初期値ROM3に圧縮して記憶されているウェルカム映像を復元して映像信号として映像合成器7に出力するので、映像合成器7は、ウェルカム映像信号を表示器6直ちに出力することができる。従って、ACCスイッチがONするタイミングでウェルカム映像が表示器6に表示されるので、運転者は、ウェルカム映像を確認することができる。
そして、SoC4が起動すると、SoC4はSoC映像信号を出力するようになるので、上述した場合と同様に、メモリコントローラ10は、SoC映像信号のフレームに同期信号の入力タイミングで映像同期信号を付加することによりウェルカム映像信号に同期した同期SoC映像信号(同期第2映像信号に相当)を生成して映像合成器7に出力する。
映像合成器7は、SoC4が起動した場合は(S10:YES)、ウェルカム映像信号から同期SoC映像信号に切替えて表示器6に出力する(S11)。この場合、ウェルカム映像信号と同期SoC映像信号とは同期しているので、映像合成器7は、ウェルカム映像信号から同期SoC映像信号に同期して切替えることができる。
以上のような動作により、表示器6に表示されているウェルカム映像からSoC映像に同期して切替えられるので、ウェルカム映像からSoC映像に自然に切替えることができる。従って、運転者は、表示器6に表示されたメニューを確認することができる。
そして、通常の運転状態の場合は、SoC4は既に起動しているので(S10:YES)、SoC映像信号を表示器6に出力する(S11)。従って、運転者は、メニューを確認することができる。
尚、SoC4は、メニューが選択された場合は、選択されたメニューに応じた画面を示すSoC映像信号を出力する。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
映像合成器7は、カメラ映像信号にSoC映像信号を合成して表示器6に出力する際に、SoC4が起動していない場合はカメラ映像信号を表示器6に出力し、SoC4が起動した場合はカメラ映像信号に同期SoC映像信号を合成して出力するので、カメラ映像からSoC映像を合成した映像に自然に切替えることができる。
映像制御IC5に、SoC4からSoC映像信号のフレームを記憶する映像キャプチャー9と、この映像キャプチャー9が記憶したフレームを外部のフレームメモリ15に順に書込むと共に、フレームメモリ15に書込んだフレームを古い順に読込んで同期SoC映像信号を生成するメモリコントローラ10とを内蔵するようにしたので、それらを外部に設ける構成に比較して、システム全体の構成の簡単化を図ることができる。
フレームメモリ15を映像制御IC5の外部に設けるようにしたので、フレームメモリ15の記憶容量が変更可能であり、映像制御IC5の汎用性を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組み合せたり、各変形を組わせるようにしても良い。
SoC4と映像合成器7の両方にシフトポジション信号とフロント表示設定を入力するようにしたが、一方のみに入力し、他方に入力情報を通知するようにしても良い。
映像制御IC5にフレームメモリ15を内蔵するようにしても良い。
車両側方を撮影するサイドビューカメラを装着し、サイドビューカメラが撮影した映像にSoC映像を合成するようにしても良い。
図面中、1はフロントカメラ、2はバックカメラ、3は初期値ROM、4はSoC(システム装置)、5は映像制御IC(半導体集積回路装置)、6は表示器、映像合成器7(映像合成部に相当)、9は映像キャプチャー(フレーム同期部)、10はメモリコントローラ(フレーム同期部)、11,12は端子(第1入力部)、13は端子(第2入力部)、15はフレームメモリ(フレーム同期部)である。

Claims (6)

  1. 外部から第1映像信号を入力する第1入力部(11,12)と、
    外部から前記第1映像信号よりも遅れて入力する第2映像信号を入力する第2入力部(13)と、
    前記第2映像信号のフレームに前記第1映像信号の映像同期信号と同期したタイミングで映像同期信号を付加して同期第2映像信号を生成するフレーム同期部(9,10、15)と、
    前記第1映像信号に前記第2映像信号を合成して外部の表示器(6)に出力するように設けられ、前記第2映像信号が入力していないと判定した場合は前記第1映像信号を出力し、前記第2映像信号が入力したと判定した場合は前記第1映像信号に前記同期第2映像信号を合成して出力する映像合成部(7)と、
    を備える半導体集積回路装置。
  2. 前記フレーム同期部は、
    前記第2映像信号のフレームを記憶する映像キャプチャー(9)と、
    複数のフレームを記憶可能なフレームメモリ(15)と、
    前記映像キャプチャーが記憶した前記フレームを前記フレームメモリに順に書込むと共に、前記フレームメモリに書込んだ前記フレームを古い順に読込んで前記同期第2映像信号を生成するメモリコントローラ(10)と、
    を備える請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記フレームメモリは外部に設けられている請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 外部から第1映像信号を入力する第1入力部(11,12)と、
    外部から前記第1映像信号よりも遅れて入力する第2映像信号を入力する第2入力部(13)と、
    前記第2映像信号のフレームに前記第1映像信号の映像同期信号と同期したタイミングで映像同期信号を付加して同期第2映像信号を生成するフレーム同期部(9,10、15)と、
    前記第1映像信号に前記第2映像信号を合成して外部の表示器(6)に出力するように設けられ、前記第2映像信号が入力していないと判定した場合は前記第1映像信号を出力し、前記第2映像信号が入力したと判定した場合は前記第1映像信号に前記同期第2映像信号を合成して出力する映像合成部(7)と、
    を有する半導体集積回路装置と、
    車両周辺を撮影して前記第1映像信号を出力するカメラ(1,2)と、
    OS(Operating System)の起動に応じて所定のHMI(Human Machine Interface)映像を生成して当該HMI映像を示す前記第2映像信号を出力するシステム装置と、
    を備える車両周辺撮影システム。
  5. 前記カメラは、車両後方を撮影するバックカメラ(2)であり、
    前記映像合成部は、シフトポジションがバックギアである状態で前記システム装置が起動した場合に前記第2映像信号が入力したと判定する請求項4に記載の車両周辺撮影システム。
  6. 前記カメラは、車両のフロント周辺を撮影するフロントカメラ(1)であり、
    前記映像合成部は、前記フロントカメラによる撮影が必要な状態で前記システム装置が起動した場合に前記第2映像信号が入力したと判定する請求項4に記載の車両周辺撮影システム。
JP2015205509A 2015-10-19 2015-10-19 半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システム Active JP6447451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015205509A JP6447451B2 (ja) 2015-10-19 2015-10-19 半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015205509A JP6447451B2 (ja) 2015-10-19 2015-10-19 半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017079363A true JP2017079363A (ja) 2017-04-27
JP6447451B2 JP6447451B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=58665544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015205509A Active JP6447451B2 (ja) 2015-10-19 2015-10-19 半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6447451B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019172167A1 (ja) * 2018-03-09 2019-09-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898163A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Canon Inc 画像通信装置およびシステム
JP2004343642A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Clarion Co Ltd 車両用スーパーインポーズ装置
JP2005247076A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Clarion Co Ltd 車載用後方監視装置
WO2005094069A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Pioneer Corporation 画像処理装置および画像処理方法
JP2007176324A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Aisin Seiki Co Ltd 駐車支援装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898163A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Canon Inc 画像通信装置およびシステム
JP2004343642A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Clarion Co Ltd 車両用スーパーインポーズ装置
JP2005247076A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Clarion Co Ltd 車載用後方監視装置
WO2005094069A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Pioneer Corporation 画像処理装置および画像処理方法
JP2007176324A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Aisin Seiki Co Ltd 駐車支援装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019172167A1 (ja) * 2018-03-09 2019-09-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置
JPWO2019172167A1 (ja) * 2018-03-09 2021-03-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置
US11178345B2 (en) 2018-03-09 2021-11-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Vehicle-mounted device
US11363216B2 (en) 2018-03-09 2022-06-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Vehicle-mounted device
JP7170284B2 (ja) 2018-03-09 2022-11-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6447451B2 (ja) 2019-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5627253B2 (ja) 画像処理装置、電子装置、および、画像処理方法
US20120105642A1 (en) Vehicle-mounted video display device
JP2006180340A (ja) 映像信号処理装置とその方法及び車載カメラシステム
JP5273819B2 (ja) 車両用表示装置及び車両用表示方法
US20140240542A1 (en) Image capturing apparatus and method for controlling the same
JP6459283B2 (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理プログラム
JP6446837B2 (ja) 映像信号処理装置及び診断プログラム
JP6447451B2 (ja) 半導体集積回路装置及び車両周辺撮影システム
JP4895940B2 (ja) 車両周辺画像表示装置および表示モード情報表示方法
JP6118936B2 (ja) 画像処理装置
JP2016039387A (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理プログラム
JP6458393B2 (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理プログラム
JP2007248589A (ja) 映像表示装置及び方法
JP6925055B2 (ja) 車両用映像記録装置、再生装置、プログラム
JP6542000B2 (ja) 半導体装置、表示システムおよび表示方法
JP5645343B2 (ja) 撮像装置
JP6942424B2 (ja) 車両用後方画像表示装置
JP4938699B2 (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP2021150838A (ja) 画像処理装置
JP2021185666A (ja) 車両用映像記録装置、再生装置、プログラム
JP2019071605A (ja) 車両用映像記録装置、再生装置、プログラム
JP4919064B2 (ja) 車両用表示装置
JP2006253828A (ja) デジタルカメラ
WO2017130368A1 (ja) 監視装置及びプログラム
JP2003333377A (ja) オンスクリーンディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181119

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6447451

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250