JP2017079321A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度変化による抵抗値の変化を抑制することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体装置は、第1配線と、第2配線と、温度変化率の小さい負の温度係数を有し、前記第1配線と前記第2配線との間に並列接続した複数個の第1抵抗素子と、前記第1抵抗素子の温度変化率より大きい正の温度係数を有し、前記第1抵抗素子に並列接続され、前記第1抵抗素子の数よりも少ない個数の第2抵抗素子と、を有する。
【選択図】図1

Description

本実施形態は半導体装置に関する。
一般的に、半導体装置は、半導体素子が形成された基板、基板上に設けられた配線及び抵抗素子等で構成される。半導体装置は周囲温度が変化するような環境で使用されることもある。抵抗素子には、温度依存性があり、その抵抗値が温度により変化すると所望の出力電圧を得ることができない。このため温度変化による抵抗値の変動範囲を小さくする必要がある。温度変化による抵抗値の変化を示す特性にTCR(Temperature Coefficient of Resistance)がある。TCR、負と正の温度係数があり、その絶対値が小さいほど抵抗値は温度による変動範囲が小さい。従来、正の温度係数を有する抵抗素子と、負の温度抵抗素子を有する抵抗素子を組み合わせ、正の温度係数と、負の温度係数とを相殺することによりTCRを小さくしていた。これらの材料には、窒化タンタルが用いられていた。しかし、負の温度係数を有する窒化タンタルを用いた場合、正の温度係数とするために厚膜化し素子サイズを大きくする必要があった。
特開2011−138991号公報
本実施形態の課題は、温度変化による抵抗値の変化を抑制することができる半導体装置を提供することである。
本実施形態は、第1配線と、第2配線と、温度変化率の小さい負の温度係数を有し、第1配線と第2配線との間に並列接続した複数個の第1抵抗素子と、第1抵抗素子の温度変化率より大きい正の温度係数を有し、第1抵抗素子に並列接続され、第1抵抗素子の数よりも少ない個数の第2抵抗素子と、を有する。
図1は、第1実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図。 図2は、図1に示すIa−Iaに沿った半導体装置の模式的一部断面図。 図3は、第1実施形態に係る抵抗素子を示す等価回路図。 図4は、第2実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図。 図5は、第2実施形態に係る抵抗素子を示す等価回路図。 図6は、第3実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図。 図7は、図6に示すIb−Ibに沿った半導体装置の模式的一部断面図。 図8は、第3実施形態に係る抵抗素子を示す等価回路図。 図9は、抵抗素子の抵抗値の調整方法を説明する為の図。 図10は、抵抗素子の抵抗値の実測結果を示す図。
以下、第1実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において、同様の構成要素については同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る半導体装置を図1から図3を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図である。図2は図1に示すIa−Iaに沿った半導体装置の模式的一部断面図である。図3は、第1実施形態に係る抵抗素子を示す等価回路図である。
第1実施形態に係る半導体装置は、半導体基板1と、絶縁層2と、第1抵抗素子3、第2抵抗素子4、コンタクト5、第1配線6、第1配線6と一体的に連続した第3配線8、第2配線7と一体的に連続した第4配線9等から構成される。
第1抵抗素子3は、第1配線6と、第2配線7の下に設けられている。また、第2抵抗素子4は第2配線7より下に設けられている。
第2抵抗素子4は、第1抵抗素子3より半導体基板1に近い絶縁層に設けられていてもよいし、同じ絶縁層に設けられていてもよい。
図1に示す第1実施形態の半導体装置の配線、抵抗素子との関係を図2の断面図を用いて説明する。
図2は、図1に示すIa−Iaに沿った半導体装置の模式的一部断面図である。
半導体基板1上には、絶縁層2が設けられている。半導体基板1は例えばシリコンから構成される。第1実施形態において、絶縁層2は、第1絶縁層2a、第2絶縁層2b及び第3絶縁層2cから構成される。
第1絶縁層2aは、半導体基板1上に窒化シリコン(SiN)11aを介して設けられている。第1絶縁層2a中には、第2抵抗素子4が設けられている。第2抵抗素子4は、例えば金属材料から構成される。金属材料の一例として、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、銅添加アルミニウム、タングステン(W)、金(Au)がある。第2抵抗素子4が銅である場合、例えばダマシン法やデュアルダマシン法により形成される。第2抵抗素子4の側面にはバリアメタルが設けられている。バリアメタルは例えば、窒化チタン(TiN)や、窒化タンタル(TaN)である。
第2絶縁層2bは、第1絶縁層2a上に例えば、窒化シリコン11bを介して設けられている。第2絶縁層2b中には、第1抵抗素子3が設けられている。第1抵抗素子3は半導体材料から構成される。半導体材料の一例として、窒化タンタル(TaN)やクロムシリコンがある。第1抵抗素子3上には窒化シリコン(SiN)11cが設けられている。また、第2絶縁層2bには、コンタクト5が設けられている。コンタクト5は、第3絶縁層2c中に設けられた第1配線6及び第2配線7と第1抵抗素子3を接続している。また、コンタクト5は、第3絶縁層2cに設けられた第2配線7と、第1絶縁層2aに設けられた第2抵抗素子4を接続している。コンタクト5の材料は、例えばアルミニウム(Al)である。
第3絶縁層2cは第2絶縁層2b上に例えば窒化シリコン11dを介して設けられている。第3絶縁層2c中には、第1配線6及び第2配線7がX方向に交互に間隔をあけて設けられている。第3絶縁層2c中には、第1配線6の一部として、複数の第1配線6を連結する第3配線8が設けられている。また、第2配線7の一部として複数の第2配線7を連結する第4配線9が設けられている。
第1絶縁層2a、第2絶縁層2b及び第3絶縁層2cは、例えばTEOS(Tetra Ethylortho Silicate)膜やシリコン酸化膜である。第1絶縁層2a、第2絶縁層2b及び第3絶縁層2cのそれぞれの膜厚は例えば700nm〜1000nmである。また、高耐圧を有する製品である場合には、それぞれの膜厚は、1000nm〜2500nm程度である。
以下に、図1を用いて各配線の大きさ、配線及び接続関係等を詳細に説明する。
第1配線6はX方向と直交するY方向に延び、X方向に所定の間隔をあけて複数設けられている。第1配線6は、第1側面6aと第1側面6aとは反対側の第2側面6bを有する。
第2配線7は、第1配線同様にY方向に延び、X方向に所定の間隔をあけて複数設けられ、第1配線6と第2配線7はX方向に交互に配置されている。第2配線7は、第3側面7aと第3側面7aとは反対側の第4側面7bを有する。従って、図2に示すように第3側面7aは、第1側面6aと対面し、また第4側面7bは、第2側面6bと対面する。上述したように、第1配線6及び第2配線7の一対は第2側面6bと第4側面7bが対面し、コンタクト5を介して第1抵抗素子3が多数接続する構造である。なお、本明細書では、第1配線6と第2配線7とが、複数の第1抵抗素子3と接続した構造を配線ブロック10と称する。この配線ブロック10には複数の第1抵抗素子3が並列に接続されているため、配線ブロック10が多数設けられることにより、第1抵抗素子3の合成抵抗値は小さくなる。
第3配線8は、第1配線6と同層に設けられている。また、第3配線8はX方向に延びており、第1配線6と一体的に形成されている。なお、第1配線6と第3配線8とは、電気的に接続されていればよく、別層に設けられていてもよい。
第4配線9は、第2配線7と同層に設けられている。また、第3配線8と同様X方向に延びており、第2配線7と一体的に形成されている。なお、第2配線7と第4配線9とは、電気的に接続されていればよく、別層に設けられていてもよい。
第1抵抗素子3の一端3aがコンタクト5を介して第1配線6と接続し、他端3bがコンタクト5を介して第2配線7に接続している。第1配線6及び第2配線7に接続した第1抵抗素子3はY方向において複数設けられている。第1実施形態では、第1抵抗素子3は第1配線6及び第2配線7に3つ接続しているとして説明する。それぞれの第1抵抗素子3は並列に接続されている。第1抵抗素子3は負の温度係数を有する材料から構成される。ここで、負の温度係数とは、温度が下がるにつれて抵抗値が大きくなることであり、正の温度係数とは、温度が上がることにより抵抗値が大きくなることである。なお、Y方向に複数の第1抵抗素子3を並列に接続することに限定されず、1つの抵抗素子3でもよい。
ここで、抵抗素子の抵抗値は、シート抵抗並びに抵抗素子の長さ及び幅により決まる。シート抵抗とは、単位面積当たりの抵抗を示す抵抗率のことである。本実施形態では第1抵抗素子3のY方向の長さを幅W1とし、X方向の長さであってコンタクト5間隔の長さをL1とすると、第1抵抗素子3の幅W1及び長さL1を調整することにより第1抵抗素子3の抵抗値を調整することができる。
第2抵抗素子4は、Y方向に延びている。第2抵抗素子4の一端4aは、コンタクト5を介して第3配線8に接続し、他端4bはコンタクト5を介して第2配線7に接続している。第2抵抗素子4は正の温度係数を有し、シート抵抗が第1抵抗素子3より小さい材料から構成される。第2抵抗素子4のX方向の長さを幅W2とし、Y方向のコンタクト5間隔の長さを長さL2とすれば、第2抵抗素子4の抵抗値は、幅W2及び長さL2で調整される。本実施形態での第2抵抗素子4の長さL2は、第1抵抗素子3の長さL1より長く、第2抵抗素子4の幅W2は、第1抵抗素子3の幅W1より狭くしている。
なお、上述した第1抵抗素子3と1つの第2抵抗素子4の等価回路は図3に示すようになっている。
次に本実施形態の作用及び効果について述べる。
第1実施形態では、第1抵抗素子3の温度変化前の抵抗値をR、第1抵抗素子3の温度変化後の抵抗値をR1’とし、第2抵抗素子4の温度変化前の抵抗値をR、第2抵抗素子4の温度変化後の抵抗値をR’とする。また、第1抵抗素子3は負の温度係数を有する窒化タンタルであるとし、第2抵抗素子4は正の温度係数を有する銅又はアルミニウムであるとする。TCRの絶対値は、窒化タンタルが銅又はアルミニウムよりも小さい。TCRが第1抵抗素子3より大きい第2抵抗素子4と、第1抵抗素子3とを並列接続させた場合、その合成抵抗の温度変化による抵抗値の変化幅は、第2抵抗素子4の数が少なく、第1抵抗素子3の数が多いほど小さくなる。本実施形態では、第1抵抗素子3の数は第2抵抗素子4の数よりも多い。また、第1抵抗素子3のシート抵抗より小さい第2抵抗素子4の長さL2、幅W2と第1抵抗素子3の長さL1、幅W1とを調整して抵抗値が同程度になるようにするか、第2抵抗素子4の抵抗値Rが第1抵抗素子3の抵抗値Rよりも小さくなるようにする。第2抵抗素子4のTCRが大きいため温度変化後の抵抗値R’がR’から離れるのを抑えるためである。本実施形態では、抵抗素子の厚さは、薄膜であるため考慮しなくてもよい。第1抵抗素子3のシート抵抗をRS1とし、第2抵抗素子4のシート抵抗をRS2とする。それぞれの抵抗値は
=RS1×L1/W1 (式1)
=RS2×L2/W2 (式2)
と表される。
このとき、シート抵抗の値はそれぞれ
S1=(TCR×ΔT+RS10) (式3)
S2=(TCR×ΔT+RS20) (式4)
と表される。
TCRは第1抵抗素子3のTCRであり、TCRは第2抵抗素子4のTCRである。RS10は温度が0℃の時の第1抵抗素子3のシート抵抗であり、RS20は温度が0℃の時の第2抵抗素子4のシート抵抗である。
第1抵抗素子3は温度上昇に伴い抵抗値が小さくなる。一方、第2抵抗素子4は温度上昇に伴い抵抗値が大きくなる。また、第2抵抗素子4は、第1抵抗素子3よりTCRが大きいため、第1抵抗素子3と比べて抵抗値の変化率が大きい。このことから、温度変化前の第2抵抗素子4の抵抗値の値Rが、温度変化前の第1抵抗素子3の抵抗値R1より小さくなるように調整することで、温度変化後の第2抵抗素子4の抵抗値R’を温度変化後の第1抵抗素子3の抵抗値R’に近づけることができる。
次に抵抗素子の長さL及び幅Wを調整することについて説明する。
第1実施形態では、第2抵抗素子4の長さL2を第1抵抗素子3の長さL1よりも長くし、第2抵抗素子4の幅W2を第1抵抗素子3の幅W1よりも狭くしている。第2抵抗素子4は、細長くなり、第1絶縁層2aにおいて、第1配線6と第2配線7間に自由に接続でき、設計及び製造の自由度が向上する。また、第1抵抗素子3の形状は、第2抵抗素子4の形状とは逆に幅広くなる。また、それぞれの第1抵抗素子3及び第2抵抗素子4の長さL及び幅Wを適宜調整することで、第1抵抗素子3の抵抗値Rは第2抵抗素子4の抵抗値Rよりも相対的に大きくしやすくできる。従って、第1抵抗素子3の抵抗値Rが、第2抵抗素子4の抵抗値Rよりも大きくなることで、温度変化前の抵抗値RとRの差分はあるが、TCRの大きい第2抵抗素子4の温度変化後の抵抗値R’とR’との差分は広がらず、温度変化による抵抗値の変化幅を抑制できる。上述のように調整するに当たり、図1又は図2に示すように第1抵抗素子3を第2絶縁層2bに、第2抵抗素子4を第1絶縁層2aにそれぞれ設け、さらに第2絶縁層2bに第1抵抗素子3を複数並列接続して配置することにより、第1抵抗素子3の温度変化による抵抗値の変化が小さくなるため、第2抵抗素子4の温度変化後の抵抗値R’の調整が容易となる。
以上のことから負の温度係数を有する第1抵抗素子3と、正の温度係数を有する第2抵抗素子4を用いてそれぞれの抵抗素子の幅W、及び長さLを調整することで、温度変化による抵抗値の変化幅を抑制することができる。本実施形態では、正の温度係数を有する第2抵抗素子4を用いることにより、窒化タンタルの膜厚調整の困難性や、熱処理に基づく歩留りの低下を抑制できる。また、第1抵抗素子3及び第2抵抗素子4を並列接続することにより半導体装置を小型化することができる。
また、第2配線7及び第4配線9が隣り合う配線ブロック10が設けられることにより電流が配線を均等に流れる。配線間を電流が均等に流れることにより、電流集中を抑制でき温度による抵抗値の変化を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る半導体装置を図4及び図5を参照して説明する。図4は、第2実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図である。図5は第2実施形態に係る抵抗素子を示す等価回路図である。
第2実施形態に係る半導体装置が第1実施形態と異なる点は、第2抵抗素子4の一端4aが第1配線6と接続し、他端4bが第2配線7と接続しており、上面から見て第2抵抗素子4の両側に第1抵抗素子3が配置された構造であることである。第2実施形態に係る半導体装置は、上記点を除いて、第1実施形態に係る半導体装置の構造と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態に係る半導体装置の構造について説明する。
第2抵抗素子4は、一端4aが第1配線6と接続し、他端4bが第2配線7と接続している。上面から見て第2抵抗素子4の両側に第1抵抗素子3が配置された構造である。すなわち、図4に示すように、複数の第1抵抗素子3と、第1抵抗素子3の数よりも少ない数の第2抵抗素子4とが並列接続している。第2抵抗素子4の長さL2を第1抵抗素子3の長さL1より長くし、第2抵抗素子4の幅W2を第1抵抗素子3の幅W1より狭くしている。このため第2抵抗素子4は、細長くなり第1絶縁層2aにおいて、第1配線6と第2配線7間に自由に接続でき、設計及び製造の自由度が向上する。さらに、第1抵抗素子3と第2抵抗素子4とが並列接続する数が多くなる。第2実施形態では、第1抵抗素子3と第2抵抗素子4の合成抵抗の抵抗値は、直列接続と比較して小さくなり、また、周囲温度が変化しても抵抗値の変化幅が小さくなるため安定した半導体装置を提供することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る半導体装置を、図6から図8を参照して説明する。既述の実施形態に対応する構成には同一の符号を付している。図6は、第3実施形態に係る半導体装置の構成を示す上面図である。図7は図6に示すIb−Ibに沿った半導体装置の模式的一部断面図である。図8は、第3実施形態に係る半導体装置の抵抗素子を簡略化して示す等価回路図である。
本実施形態に係る半導体装置は、半導体基板1上に、所定の間隔を置いてY方向に延在して形成される複数の入力配線(21から23)を有する。各入力配線の一端側は開放され、他端側は電流入力端20に接続される。各入力配線(21から23)は、入力側抵抗引出配線(41から43)に接続される。
半導体基板1上に、所定の間隔を置いてX方向に延在して形成される複数の出力配線(31から33)を有する。各出力配線の一端側は開放され、他端側は電流出力端30に接続される。各出力配線(31から33)は、出力側抵抗引出配線(51から53)に接続される。
半導体基板1上に形成された負の温度特性を有する第1抵抗素子3を有する。第1抵抗素子3は、例えば、窒化タンタル(TaN)やクロムシリコンで構成される。第1抵抗素子3の第1抵抗素子端3aは、コンタクト81を介して入力配線21に接続される。第1抵抗素子3の第1抵抗素子他端3bは、コンタクト82を介して出力配線32に接続される。入力配線(21から23)と出力配線(31から33)は、例えば、正の温度係数を有する銅又はアルミニウムで構成される。すなわち、入力配線(21から31)と出力配線(31から33)自体が、正の温度係数を有する抵抗領域を形成する。これにより、電流入力端20と電流出力端30の間に、負の温度係数を有する第1抵抗素子3と、正の温度係数を有する入力配線(21から23)と出力配線(31から33)の直列接続が形成される。
本実施形態の半導体装置は半導体基板1上に、所定の間隔を置いてX方向に延在し、一端側が開放され、他端側が第1抵抗引出端40に接続される複数の入力側抵抗引出配線(41から43)を有する。入力側抵抗引出配線(41から43)は、コンタクト(61から63)によって、夫々、入力配線(21から23)に接続される。例えば、入力配線21は、接続部(41aから43a)において、各入力側抵抗引出配線(41から43)に接続される。
本実施形態の半導体装置は、半導体基板1上に所定の間隔を置いてX方向に延在し、一端側が開放され、他端側が第2抵抗引出端50に接続される複数の出力側抵抗引出配線(51から53)を有する。出力側抵抗引出配線(51から53)は、コンタクト(71から73)によって、夫々、出力配線(31から33)に接続される。例えば、出力配線32は、接続部(51aから53a)において、各出力側抵抗引出配線(51から53)に接続される。
図8は、本実施形態に係る半導体装置の抵抗素子の簡略化した等価回路図である。電流入力端20と電流出力端30の間に、入力配線21によって形成される抵抗値Rの抵抗、第1抵抗素子3によって形成される抵抗値Rの抵抗、及び、出力配線32によって形成される抵抗値Rの抵抗の直列接続を簡略化して示している。すなわち、各入力配線(21から23)及び出力配線(31から33)、及び、その配線間に接続される第1抵抗素子3によって、実際には、複数の並列接続が電流入力端20と電流出力端30の間に形成されるが、便宜的に、図6に示すIb−Ibに沿った範囲で特定される入力配線21と出力配線32、及び第1抵抗素子3によって形成される抵抗を簡略化して等価回路図で示している。各入力側抵抗引出配線(41から43)、各出力側抵抗引出配線(51から53)、及び各コンタクト(61から63、71から73、81、82)の抵抗も省略している。
本実施形態の半導体装置においては、入力配線(21から23)の所定の領域と第1抵抗引出端40を接続する複数の入力側抵抗引出配線(41から43)と、出力配線(31から33)の所定の領域を第2抵抗引出端50に接続する複数の出力側抵抗引出配線(51から53)を備える。第1抵抗引出端40に接続される入力側抵抗引出配線(41から43)と第2抵抗引出端50に接続される出力側抵抗引出配線(51から53)を適宜選択することにより、第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間に抵抗値と温度係数が適宜調整された抵抗を得ることが出来る。
例えば、第1抵抗引出端40に電流入力端20に最も近い入力側抵抗引出配線41を選択して接続し、第2抵抗引出端50に電流出力端30に最も近い出力側抵抗引出配線53を選択して接続した場合には、第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間に存在する入力配線(21から23)と出力配線(31から33)の配線長が他の入力側抵抗引出配線(42、43)と出力側抵抗引出配線(51、52)を選択して接続した場合に比べて長くなる。これにより、第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間の正の温度係数の抵抗値が大きくなる為、第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間の正の温度係数を高めることが出来る。第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間の抵抗は、例えば、演算増幅器(図示せず)の入力端に接続される。電流入力端20から供給された入力信号に応答して第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間の抵抗に生じた電圧降下が演算増幅器によって増幅されて出力される。
図9は、抵抗素子の抵抗値の調整方法を説明する為の図である。図6に示す実施形態に対応する構成には同一の符号を付している。図9においては、入力側抵抗引出配線(41から43)の内、抵抗引出配線42と抵抗引出配線43には、夫々、断線部(A、B)が設けられ、第1抵抗引出端40には、入力側抵抗引出配線41のみが接続される。すなわち、電流入力端20に近い位置において入力配線21が第1抵抗引出端40に接続される。同様に、出力側抵抗引出配線(51から53)の内、出力側抵抗引出配線51と出力側抵抗引出配線52には、夫々、断線部(C、D)が設けられ、第2抵抗引出端50には、出力側抵抗引出配線53のみが接続される。すなわち、電流出力端30に近い位置において出力側抵抗引出端50が出力配線32に接続される。これにより、第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間に接続される抵抗の正の温度係数を高めることが出来る。
温度を変化させながらプローブ(図示せず)により、例えば、電流入力端20と電流出力端30の間で半導体装置の抵抗値の変化を測定し、その測定結果に応じて第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50に接続する抵抗引出配線(41から43、51から53)を選択することにより正の温度係数を高めるか、あるいは負の温度係数を高めるかの調整を行うことが出来る。この調整により、温度係数が調整された抵抗を第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50間から得ることが出来る。
入力配線(21から23)と出力配線(31から33)は、例えば、シート抵抗が小さく正の温度係数が大きいアルミニウム、又は、銅により構成することにより抵抗値は第1抵抗素子3の抵抗値よりも小さく抑えることが出来る。抵抗値の小さい入力配線(21から23)と出力配線(31から33)を用いることで、電流入力端20と電流出力端30の間の抵抗値は、実質的に第1抵抗素子3の抵抗値により設定することが出来る。この為、抵抗引出配線(41から43、51から53)を入力配線(21から23)と出力配線(31から33)、すなわち、第1抵抗素子3よりも抵抗値の小さい方の抵抗領域に設けることにより、抵抗値が電流入力端20と電流出力端30の間に設定された抵抗値と同程度で、温度係数が調整された抵抗を第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間から得ることが出来る。
尚、負の温度係数を有する第1抵抗素子3の抵抗値が正の温度係数を有する抵抗領域よりも抵抗値が小さい場合には、第1抵抗素子3の選択された領域を抵抗引出端(40、50)に接続する構成とすることにより、負の温度係数を適宜調整して所望の抵抗を得る構成とすることが出来る。この場合には、例えば、電流入力端20または電流出力端30と抵抗引出端(40、50)との間に所望の抵抗を得る構成とすることが出来る。
入力配線(21から23)と出力配線(31から33)の形状をトリミングしてその寸法を調整し、電流入力端20と電流出力端30の間に接続される正の温度係数の抵抗の値を調整して、電流入力端20と電流出力端30の間の抵抗値及び温度係数を調整することも出来る。また、第1抵抗引出端40と第2抵抗引出端50の間に限らず、電流入力端20と第2抵抗引出端50の間の抵抗、または、第1抵抗引出端40と電流出力端30の間の抵抗を、所望の抵抗として利用しても良い。
図10は、抵抗素子の抵抗の実測結果を示す図である。図10において実線D1は第1及び第2抵抗引出端(40、50)に接続する抵抗引出配線を、電流入力端20と電流出力端30に近い配線(41、53)にした場合、実線D3は第1及び第2抵抗引出端(40、50)に接続する抵抗引出配線を、電流入力端20と電流出力端30から遠い配線(43、51)にした場合を示す。実線D2は第1及び第2抵抗引出端(40、50)に接続する抵抗引出配線を、電流入力端20と電流出力端30から中間の位置の配線(42、52)で接続した場合を示す。実測の結果、TCRの値を±500ppm/℃程度の範囲で数ppm/℃〜数十ppm/℃毎に調整出来ることが確認出来た。電流入力端20と電流出力端30の間に接続される抵抗領域に変更を加えることなく、第1及び第2抵抗引出端(40、50)に接続される抵抗引出線の組み合わせを変更することにより、温度係数が適宜補正された所望の抵抗を第1及び第2抵抗引出端(40、50)から得ることが出来る。
本発明の実施形態を説明したが、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 半導体基板、2 絶縁層、2a 第1絶縁層、2b 第2絶縁層、2c 第3絶縁層、3 第1抵抗素子、3a 第1抵抗素子一端、3b 第1抵抗素子他端、4 第2抵抗素子、4a 第2抵抗素子一端、4b 第2抵抗素子他端、5 コンタクト、6 第1配線、6a 第1側面、6b 第2側面、7 第2配線、7a 第3側面、7b 第4側面、8 第3配線、9 第4配線、10 配線ブロック、11aから11c 窒化シリコン、20 電流入力端、21から23 入力配線、30 電流出力端、31から33 出力配線、40 第1抵抗引出端、41から43 入力側抵抗引出配線、50 第2抵抗引出端、51から53 出力側抵抗引出配線。

Claims (9)

  1. 第1配線と、
    第2配線と、
    温度変化率の小さい負の温度係数を有し、前記第1配線と前記第2配線との間に並列接続した複数個の第1抵抗素子と、
    前記第1抵抗素子の温度変化率より大きい正の温度係数を有し、前記第1抵抗素子に並列接続され、前記第1抵抗素子の数よりも少ない個数の第2抵抗素子と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1配線は第1側面及び、前記第1側面とは反対側の第2側面を有し、所定の間隔をあけて設けられ
    前記第2配線は前記第1配線の間に設けられ、前記第1側面と対面する第3側面と、前記第3側面とは反対側であって、前記第3側面と対面する前記第1配線とは異なる前記第1配線の前記第2側面と対面する第4側面を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた第1絶縁層と、
    前記第1絶縁層上に設けられた第2絶縁層と、
    前記第2絶縁層上に設けられた第3絶縁層と、
    前記第1絶縁層中に設けられた温度変化率が大きい正の温度係数を有する第2抵抗素子と、
    前記第2絶縁層中に前記第2抵抗素子と所定の間隔を有して設けられ、温度変化率が小さい負の温度係数を有する第1抵抗素子と、
    前記第3絶縁層中に設けられ、前記第1抵抗素子及び前記第2抵抗素子の一端がコンタクトを介して接続された第1配線と、
    前記第3絶縁層中に設けられ、前記第1抵抗素子及び前記第2抵抗素子の他端が他のコンタクトを介して接続された第2配線と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 前記第1抵抗素子は半導体材料から構成され、前記第2抵抗素子は金属材料から構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記第1抵抗素子は窒化タンタルであり、前記第2抵抗素子は銅又はアルミニウムから構成されることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第2抵抗素子の長さは前記第1抵抗素子の長さより長く、前記第2抵抗素子の幅は前記第1抵抗素子の幅より狭いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 第1端子と第2端子との間に直列に接続される負の温度係数を有する第1の抵抗と正の温度係数を有する第2の抵抗と、
    前記第1の抵抗と前記第2の抵抗の内で抵抗値の小さい方の抵抗を構成する抵抗領域の選択された領域を抵抗引出端に接続する少なくとも一つの引出配線と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  8. 前記第2の抵抗を構成する抵抗領域は前記第1の抵抗を前記第1端子に接続する配線を構成し、前記第2の抵抗を構成する抵抗領域の選択された複数の領域を前記抵抗引出端に接続する複数の引出配線を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 負の温度係数を有する第1の抵抗を構成する第1抵抗領域と、
    正の温度係数を有し、前記第1抵抗領域を第1端子に接続する第1配線領域と、
    正の温度係数を有し、前記第1抵抗領域を第2端子に接続する第2配線領域と、
    前記第1配線領域の選択された領域を第1抵抗引出端に接続する第1引出配線と、
    前記第2配線領域の選択された領域を第2抵抗引出端に接続する第2引出配線と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
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