JP2017078038A - アクリル酸誘導体の精製方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アルデヒドを除去して、アクリル酸誘導体を効率的に精製する方法の提供。
【解決手段】式(I)で表されるアクリル酸誘導体の精製方法であって、前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体、及び炭素数2〜6のアルデヒドを含有する組成物Aを、アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂から選択される1種以上のアミノ化担体と接触させて、前記炭素数2〜6のアルデヒドを除去する工程Aを含むアクリル酸誘導体の精製方法。
[Raはアルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基又は水素原子;Xはアルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子]
【選択図】なし
【解決手段】式(I)で表されるアクリル酸誘導体の精製方法であって、前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体、及び炭素数2〜6のアルデヒドを含有する組成物Aを、アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂から選択される1種以上のアミノ化担体と接触させて、前記炭素数2〜6のアルデヒドを除去する工程Aを含むアクリル酸誘導体の精製方法。
[Raはアルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基又は水素原子;Xはアルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子]
【選択図】なし
Description
本発明は、アクリル酸誘導体の精製方法、特に、アクリル酸誘導体、及び炭素数2〜6のアルデヒドを含有する組成物から当該アルデヒドを除去することを特徴とするアクリル酸誘導体の精製方法に関する。
アクリル酸誘導体は、吸水性ポリマーの原料、無機ガラスの代用品として建築や乗物の窓材、照明器具のカバー、提灯看板、道路標識、日用品、事務用品、工芸品、腕時計の風防などに利用されるアクリル樹脂の原料、アクリル樹脂塗料の原料としても広く使用されている。また、含フッ素アクリル誘導体は医薬(例えば、抗生物質)の合成中間体、光学繊維のさや材料用の合成中間体、塗料用材料の合成中間体、半導体レジスト材料の合成中間体、及び機能性高分子の単量体等として有用である。
アクリル酸誘導体の製造方法としては、イソブチレンやプロピレンを酸化することでアクリル酸誘導体を製造する方法やエチレンやプロピン等を原料として遷移金属触媒を用いて製造する方法が知られている。
また、フッ素を含有するアクリル酸誘導体は、例えば、特許文献1には、2−フルオロプロピオン酸エステルをラジカル開始剤の存在下に、窒素−臭素結合を有する臭素化剤と反応させる方法が開示され、及び特許文献2には、3−ハロ−2−フルオロプロピオン酸誘導体を、少なくとも一種の塩基の存在下、及び少なくとも一種の重合禁止剤の存在下で、置換された2−フルオロアクリル酸誘導体へ転化させる方法が開示されている。
アクリル酸誘導体の製造方法としては、イソブチレンやプロピレンを酸化することでアクリル酸誘導体を製造する方法やエチレンやプロピン等を原料として遷移金属触媒を用いて製造する方法が知られている。
また、フッ素を含有するアクリル酸誘導体は、例えば、特許文献1には、2−フルオロプロピオン酸エステルをラジカル開始剤の存在下に、窒素−臭素結合を有する臭素化剤と反応させる方法が開示され、及び特許文献2には、3−ハロ−2−フルオロプロピオン酸誘導体を、少なくとも一種の塩基の存在下、及び少なくとも一種の重合禁止剤の存在下で、置換された2−フルオロアクリル酸誘導体へ転化させる方法が開示されている。
アクリル酸誘導体の製造において、目的物であるアクリル酸誘導体を含有する組成物中に、アルデヒドが混在する場合がある。
当該アルデヒドは、アクリル酸誘導体を、前述した、医薬(例えば、抗生物質)の合成中間体、光学繊維のさや材料用の合成中間体、塗料用材料の合成中間体、半導体レジスト材料の合成中間体、及び機能性高分子の単量体等の用途に用いる場合、所望する反応に悪影響を与える虞がある。
このような場合、アクリル酸誘導体、及びアルデヒドを含有する組成物からアルデヒドを除去することが必要である。
本発明は、アクリル酸誘導体を効率的に精製する方法、具体的には、アクリル酸誘導体、及びアルデヒドを含有する組成物からアルデヒドを効率的に除去する方法を提供することを目的とする。
当該アルデヒドは、アクリル酸誘導体を、前述した、医薬(例えば、抗生物質)の合成中間体、光学繊維のさや材料用の合成中間体、塗料用材料の合成中間体、半導体レジスト材料の合成中間体、及び機能性高分子の単量体等の用途に用いる場合、所望する反応に悪影響を与える虞がある。
このような場合、アクリル酸誘導体、及びアルデヒドを含有する組成物からアルデヒドを除去することが必要である。
本発明は、アクリル酸誘導体を効率的に精製する方法、具体的には、アクリル酸誘導体、及びアルデヒドを含有する組成物からアルデヒドを効率的に除去する方法を提供することを目的とする。
アクリル酸誘導体を、アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂からなる群より選択される1種以上のアミノ化担体(本明細書中、単にアミノ化担体と称する場合がある。)と接触させた場合、技術常識によれば、アクリル酸誘導体の変化物が生じると予測された。このような技術常識に関して、例えば、アミンとアクリル酸誘導体とのマイケル付加反応の例が多く報告されている(例えば、特許文献1)。従って、前記アミノ化担体を用いてアクリル酸誘導体を精製することはできないと予測されたが、本発明者らは、鋭意検討の結果、驚くべきことに、
式(I):
[式中、
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。]
で表されるアクリル酸誘導体(本明細書中、アクリル酸誘導体(I)と称する場合がある。)
の精製方法であって、
前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体、及び
炭素数2〜6のアルデヒド(本明細書中、アルデヒド(II)と称する場合がある。)
を含有する組成物Aを、
アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂からなる群より選択される1種以上のアミノ化担体と接触させることにより、アルデヒドを除去できることを見出し、当該知見に基づき、本発明を完成させた。
式(I):
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。]
で表されるアクリル酸誘導体(本明細書中、アクリル酸誘導体(I)と称する場合がある。)
の精製方法であって、
前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体、及び
炭素数2〜6のアルデヒド(本明細書中、アルデヒド(II)と称する場合がある。)
を含有する組成物Aを、
アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂からなる群より選択される1種以上のアミノ化担体と接触させることにより、アルデヒドを除去できることを見出し、当該知見に基づき、本発明を完成させた。
本発明は、次の態様を含む。
項1.
式(I):
[式中、
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。]
で表されるアクリル酸誘導体
の精製方法であって、
前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体、及び
炭素数2〜6のアルデヒド
を含有する組成物Aを、
アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂からなる群より選択される1種以上のアミノ化担体と接触させて、
前記炭素数2〜6のアルデヒドを除去する工程A
を含む精製方法。
項2.
Raが、炭素数1〜20の直鎖状アルキル基である項1に記載の精製方法。
項3.
Xが、炭素数1〜20のアルキル基、フッ素原子、又は水素原子である項1又は2項に記載の精製方法。
項4.
前記炭素数2〜6のアルデヒドが、ノルマルブチルアルデヒドである項1〜3のいずれか1項に記載の精製方法。
項5.
式(I):
[式中、
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。]
で表されるアクリル酸誘導体
の製造方法であって、
項1〜4のいずれか1項に記載の精製方法により、
前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体を精製することを含む製造方法。
式(I):
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。]
で表されるアクリル酸誘導体
の精製方法であって、
前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体、及び
炭素数2〜6のアルデヒド
を含有する組成物Aを、
アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂からなる群より選択される1種以上のアミノ化担体と接触させて、
前記炭素数2〜6のアルデヒドを除去する工程A
を含む精製方法。
項2.
Raが、炭素数1〜20の直鎖状アルキル基である項1に記載の精製方法。
項3.
Xが、炭素数1〜20のアルキル基、フッ素原子、又は水素原子である項1又は2項に記載の精製方法。
項4.
前記炭素数2〜6のアルデヒドが、ノルマルブチルアルデヒドである項1〜3のいずれか1項に記載の精製方法。
項5.
式(I):
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。]
で表されるアクリル酸誘導体
の製造方法であって、
項1〜4のいずれか1項に記載の精製方法により、
前記式(I)で表されるアクリル酸誘導体を精製することを含む製造方法。
本発明によれば、アクリル酸誘導体(I)を効率的に精製する方法、具体的には、アクリル酸誘導体(I)、及び炭素数2〜6のアルデヒドを含有する組成物から当該炭素数2〜6のアルデヒドを効率的に除去する方法が提供される。
用語
本明細書中の記号及び略号は、特に限定のない限り、本明細書の文脈に沿い、本発明が属する技術分野において通常用いられる意味に解される。
本明細書中、語句「含有する」は、語句「から本質的になる」、及び語句「からなる」を包含することを意図して用いられる。
本明細書中の記号及び略号は、特に限定のない限り、本明細書の文脈に沿い、本発明が属する技術分野において通常用いられる意味に解される。
本明細書中、語句「含有する」は、語句「から本質的になる」、及び語句「からなる」を包含することを意図して用いられる。
本明細書中、室温は、10〜40℃の範囲内の温度を意味する。
本明細書中の工程、処理、又は操作は、特に限定されない限り、室温で実施され得る。
本明細書中の工程、処理、又は操作は、特に限定されない限り、室温で実施され得る。
本明細書中、「アルキル基」(当該用語「アルキル基」は、「フルオロアルキル基」等における「アルキル基」の部分を包含する。)は、環状、直鎖状、又は分枝鎖状のアルキル基であることができる。
本明細書中、「アルキル基」は、例えば、炭素数1〜20、炭素数1〜12、炭素数1〜6、炭素数1〜4、又は炭素数1〜3のアルキル基であることができる。
本明細書中、「アルキル基」として、具体的には、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、及びヘキシル基等の直鎖状、又は分枝鎖状のアルキル基が挙げられる。
本明細書中、「アルキル基」として、具体的には、また、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、及びシクロヘキシル等の炭素数3〜6の環状のアルキル基(シクロアルキル基)が挙げられる。
本明細書中、「アルキル基」は、例えば、炭素数1〜20、炭素数1〜12、炭素数1〜6、炭素数1〜4、又は炭素数1〜3のアルキル基であることができる。
本明細書中、「アルキル基」として、具体的には、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、及びヘキシル基等の直鎖状、又は分枝鎖状のアルキル基が挙げられる。
本明細書中、「アルキル基」として、具体的には、また、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、及びシクロヘキシル等の炭素数3〜6の環状のアルキル基(シクロアルキル基)が挙げられる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」は、少なくとも1個の水素原子がフッ素原子で置換されたアルキル基である。
本明細書中、「フルオロアルキル基」が有するフッ素原子の数は、1個以上(例、1〜3個、1〜6個、1〜12個、1個から置換可能な最大数)であることができる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」は、例えば、炭素数1〜20、炭素数1〜12、炭素数1〜6、炭素数1〜4、又は炭素数1〜3のフルオロアルキル基であることができる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」は、直鎖状、又は分枝鎖状のフルオロアルキル基であることができる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」として、具体的には、例えば、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、テトラフルオロプロピル基(例、HCF2CF2CH2−)、ヘキサフルオロプロピル基(例、(CF3)2CH−)、ノナフルオロブチル基、オクタフルオロペンチル基(例、HCF2CF2CF2CF2CH2−)、及びトリデカフルオロヘキシル基等が挙げられる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」が有するフッ素原子の数は、1個以上(例、1〜3個、1〜6個、1〜12個、1個から置換可能な最大数)であることができる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」は、例えば、炭素数1〜20、炭素数1〜12、炭素数1〜6、炭素数1〜4、又は炭素数1〜3のフルオロアルキル基であることができる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」は、直鎖状、又は分枝鎖状のフルオロアルキル基であることができる。
本明細書中、「フルオロアルキル基」として、具体的には、例えば、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、テトラフルオロプロピル基(例、HCF2CF2CH2−)、ヘキサフルオロプロピル基(例、(CF3)2CH−)、ノナフルオロブチル基、オクタフルオロペンチル基(例、HCF2CF2CF2CF2CH2−)、及びトリデカフルオロヘキシル基等が挙げられる。
本明細書中、「アリール基」としては、例えば、フェニル基、及びナフチル基等が挙げられる。
本明細書中、「ハロゲン原子」としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、及びヨウ素原子等が挙げられる。
本明細書中、「アルコキシ基」は、アルキル−O−基である。
本明細書中、「アシル基」としては、例えば、アルカノイル基(すなわち、アルキル−CO−基)等が挙げられる。
本明細書中、「エステル基」としては、例えば、アルキルカルボニルオキシ基(すなわち、アルキル−CO−O−基)、及びアルコキシカルボニル基(すなわち、アルキル−O−CO−基)等が挙げられる。
本明細書中、「有機基」は、アルキル基等の炭化水素基等を包含する。
アクリル酸誘導体(I)の精製方法
以下に、本発明の、アクリル酸誘導体(I)の精製方法を詳細に説明する。
本発明の精製方法では、主成分であるアクリル酸誘導体(I)、及び不純物であるアルデヒド(II)を含有する組成物A(すなわち、粗精製のアクリル酸誘導体(I))からアルデヒド(II)の少なくとも一部を除去して、精製されたアクリル酸誘導体(I)を得る。
以下に、本発明の、アクリル酸誘導体(I)の精製方法を詳細に説明する。
本発明の精製方法では、主成分であるアクリル酸誘導体(I)、及び不純物であるアルデヒド(II)を含有する組成物A(すなわち、粗精製のアクリル酸誘導体(I))からアルデヒド(II)の少なくとも一部を除去して、精製されたアクリル酸誘導体(I)を得る。
精製の目的物
本発明の精製方法で精製される目的物は、前記アクリル酸誘導体(I)である。
以下に、前記アクリル酸誘導体(I)を表す式(I)中の記号を説明する。
式(I)中、
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。
Raで表される「1個以上の置換基を有していてもよいアリール基」における置換基の好ましい例としては、フッ素原子、アルキル基、アルコキシ基、アシル基、エステル基、シアノ基、ニトロ基、及びフルオロアルキル基が挙げられ、より好ましい例としては、フッ素原子が挙げられる。
当該「置換基」の数は、好ましくは、0個(すなわち、無置換)、1個、2個、又は3個である。
本発明の精製方法で精製される目的物は、前記アクリル酸誘導体(I)である。
以下に、前記アクリル酸誘導体(I)を表す式(I)中の記号を説明する。
式(I)中、
Raは、アルキル基、フルオロアルキル基、1個以上の置換基を有していてもよいアリール基、又は水素原子を表し、及び
Xは、アルキル基、フルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子を表す。
Raで表される「1個以上の置換基を有していてもよいアリール基」における置換基の好ましい例としては、フッ素原子、アルキル基、アルコキシ基、アシル基、エステル基、シアノ基、ニトロ基、及びフルオロアルキル基が挙げられ、より好ましい例としては、フッ素原子が挙げられる。
当該「置換基」の数は、好ましくは、0個(すなわち、無置換)、1個、2個、又は3個である。
Raは、好ましくは、炭素数1〜20(好ましくは炭素数1〜12、より好ましくは炭素数1〜6、更に好ましくは炭素数1〜4、より更に好ましくは炭素数1〜3、特に好ましくは炭素数1、又は2)の直鎖状アルキル基または直鎖状フルオロアルキル基である。
Xは、好ましくは、炭素数1〜20(好ましくは炭素数1〜12、より好ましくは炭素数1〜6、更に好ましくは炭素数1〜4、より更に好ましくは炭素数1〜3、特に好ましくは炭素数1、又は2)のアルキル基、炭素数1〜20(好ましくは炭素数1〜12、より好ましくは炭素数1〜6、更に好ましくは炭素数1〜4、より更に好ましくは炭素数1〜3、特に好ましくは炭素数1、又は2)のフルオロアルキル基、フッ素原子、又は水素原子であり、及びより好ましくはフッ素原子である。
前記式(I)において、好ましくは、
Raは、メチル基、又はエチル基(より好ましくは、メチル基)であり、且つ
Xは、メチル基、又はフッ素原子、又は水素原子(より好ましくは、メチル基、又はフッ素原子)
である。
Raは、メチル基、又はエチル基(より好ましくは、メチル基)であり、且つ
Xは、メチル基、又はフッ素原子、又は水素原子(より好ましくは、メチル基、又はフッ素原子)
である。
精製の除去対象物
本発明の精製方法の除去対象物は、アルデヒド(II)である。本発明の精製方法により、少なくとも、アルデヒド(II)の一部が除去される。当該精製においては、より多くのアルデヒド(II)が除去されることが好ましい。
本発明の精製方法では、アルデヒド(II)とともに、これ以外の不純物が除去されてもよい。
本発明の精製方法の除去対象物は、アルデヒド(II)である。本発明の精製方法により、少なくとも、アルデヒド(II)の一部が除去される。当該精製においては、より多くのアルデヒド(II)が除去されることが好ましい。
本発明の精製方法では、アルデヒド(II)とともに、これ以外の不純物が除去されてもよい。
処理対象物
本発明の精製方法の処理対象物は、前記アクリル酸誘導体(I)、及び前記アルデヒド(II)を含有する組成物A(すなわち、粗精製のアクリル酸誘導体(I))である。
前記アルデヒド(II)としては、例えば、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、及びn−バレルアルデヒドが挙げられる。
本発明において、前記アルデヒド(II)は、好ましくは、ノルマルブチルアルデヒドである。
本発明において、前記アルデヒド(II)は、1種単独であってもよく、又は2種以上の組み合わせであってもよい。
本発明の精製方法の処理対象物は、前記アクリル酸誘導体(I)、及び前記アルデヒド(II)を含有する組成物A(すなわち、粗精製のアクリル酸誘導体(I))である。
前記アルデヒド(II)としては、例えば、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、及びn−バレルアルデヒドが挙げられる。
本発明において、前記アルデヒド(II)は、好ましくは、ノルマルブチルアルデヒドである。
本発明において、前記アルデヒド(II)は、1種単独であってもよく、又は2種以上の組み合わせであってもよい。
本発明の精製方法の処理対象物である組成物Aの製造方法、及び由来は、特に限定されない。
組成物Aが含有するアクリル酸誘導体(I)は、例えば、反応生成物であることができる。
組成物Aが含有するアルデヒド(II)は、例えば、アクリル酸誘導体(I)の製造における添加物、又はアクリル酸誘導体(I)の製造における副生成物であることができる。
組成物Aが含有するアクリル酸誘導体(I)は、例えば、反応生成物であることができる。
組成物Aが含有するアルデヒド(II)は、例えば、アクリル酸誘導体(I)の製造における添加物、又はアクリル酸誘導体(I)の製造における副生成物であることができる。
組成物Aにおけるアクリル酸誘導体(I)の含有量は、例えば、80〜99質量%の範囲内、85〜99質量%の範囲内、又は90〜99質量%の範囲内であることができる。
組成物Aにおけるアルデヒド(II)の含有量は、例えば、0.01〜5質量%の範囲内、0.01〜1質量%の範囲内、又は0.05〜0.5質量%の範囲内であることができる。
組成物Aにおけるアルデヒド(II)の含有量は、例えば、アクリル酸誘導体(I)の1質量部に対して、0.0001〜0.05質量部、0.0001〜0.01質量部、又は0.0005〜0.005質量部であることができる。
工程A
工程Aでは、組成物Aを、アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂からなる群より選択される1種以上のアミノ化担体と接触させて、前記アルデヒド(II)を除去する。
工程Aでは、組成物Aを、アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂からなる群より選択される1種以上のアミノ化担体と接触させて、前記アルデヒド(II)を除去する。
工程Aにおいて、組成物Aから前記アルデヒド(II)が除去される機構は、前記アルデヒド(II)の、前記アミノ化担体への吸着に基づくと推測されるが、本発明は当該機構に限定されるものではない。
本発明において、アミノ化担体は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
2種以上のアミノ化担体を用いる場合、組成物Aを、2種以上のアミノ化担体に、同時に、又は逐次的に接触させることができる。
2種以上のアミノ化担体を用いる場合、組成物Aを、2種以上のアミノ化担体に、同時に、又は逐次的に接触させることができる。
本発明において、除去されるアルデヒド(II)は、組成物Aが含有するアルデヒド(II)の一部、又は全てである。
本明細書中、「アミノ変性」とは、「−NH−部を有する有機基で修飾されていること」を意味する。当該語句「−NH−部を有する有機基で修飾されていること」は、「−NH−部を有する有機基」を有することを意味することができる。
当該「−NH−部」の数は1個以上であることができる。
当該「−NH−部を有する有機基」の数は1個以上であることができる。
−NH−部を有する有機基の例は、アミノアルキル基を有する有機基、アミノアルキル基、及びポリエチレンイミン基(好ましくは、−[NH−CH2−CH2]n−H(当該式中、nは約30である。))を有する有機基、ポリエチレンイミン基(好ましくは、−[NH−CH2−CH2]n−H(当該式中、nは約30である。))、及びアミノ基を包含する。
当該「−NH−部」の数は1個以上であることができる。
当該「−NH−部を有する有機基」の数は1個以上であることができる。
−NH−部を有する有機基の例は、アミノアルキル基を有する有機基、アミノアルキル基、及びポリエチレンイミン基(好ましくは、−[NH−CH2−CH2]n−H(当該式中、nは約30である。))を有する有機基、ポリエチレンイミン基(好ましくは、−[NH−CH2−CH2]n−H(当該式中、nは約30である。))、及びアミノ基を包含する。
当該−NH−部を有する有機基は、好ましくは、アミノプロピル基であることができる。
アミノ変性シリカゲルは、−NH−部を有する有機基で修飾されているシリカゲルであることができる。
本発明で用いられる、アミノ変性シリカゲルは、表面のシラノールの全部又は一部が−NH−部を有する有機基(好ましくは、アミノプロピル基)で修飾されているシリカゲルであることができる。
本発明で用いられる、アミノ変性シリカゲルは、表面のシラノールの全部又は一部が−NH−部を有する有機基(好ましくは、アミノプロピル基)で修飾されているシリカゲルであることができる。
アミノ変性シロキサンは、−NH−部を有する有機基で修飾されているシロキサンであることができる。
アミノ変性アクリル樹脂は、−NH−部を有する有機基で修飾されているアクリル樹脂であることができる。
本発明の好適な一態様において、アミノ化担体は、好ましくは、アミノ変性シリカゲルであり、より好ましくは、表面のシラノールの全部又は一部が−NH−部を有する有機基で修飾されているシリカゲルである。当該「−NH−部を有する有機基」の例は、アミノアルキル基を有する有機基、アミノアルキル基、ポリエチレンイミン基(好ましくは、−[NH−CH2−CH2]n−H(当該式中、nは約30である。))を有する有機基、及びポリエチレンイミン基(好ましくは、−[NH−CH2−CH2]n−H(当該式中、nは約30である。))を包含する。
本発明で用いられる、アミノ化担体(アミノ変性シリカゲル、アミノ変性シロキサン、及びアミノ変性アクリル樹脂)は、公知の方法又はそれに準じる方法で製造でき、また、その一部は商業的に入手可能でもある。商業的に入手可能なアミノ変性シリカゲルの例としては、Chromatorex NH(商品名、富士シリシア化学)、及びChromatorex PEI(商品名、富士シリシア化学)が挙げられる。
本発明で用いられる、アミノ化担体(好ましくは、アミノ変性シリカゲル)の形態は、例えば、粒状であることができる。
本発明で用いられる、アミノ化担体(好ましくは、アミノ変性シリカゲル)の粒度は、例えば、75〜150nmの範囲内、又は75〜120nmの範囲内であることができる。
本発明で用いられる、アミノ化担体(好ましくは、アミノ変性シリカゲル)の粒度は、例えば、75〜150nmの範囲内、又は75〜120nmの範囲内であることができる。
本発明で用いられる、アミノ化担体(好ましくは、アミノ変性シリカゲル)の平均細孔径は、例えば、5〜15nmの範囲内、又は約10nmであることができる。
工程Aにおける、アミノ化担体(好ましくは、アミノ変性シリカゲル)の使用量は、例えば、組成物Aが含有するアルデヒド(II)の100質量部に対して、好ましくは0.00002〜20質量部の範囲内、より好ましくは0.001〜10質量部、更に好ましくは0.001〜5質量部の範囲内であることができる。
本発明の方法において、組成物Aをアミノ化担体と接触させる方法は、組成物Aをアミノ化担体と接触させることができる限り、特に制限されない。当該方法は、バッチ式の方法であってもよく、又は連続式の方法であってもよい。バッチ式の方法としては、例えば、容器内に収容した組成物A内へアミノ化担体を投入し、所望により撹拌し、一定時間経過後、濾過等によりアミノ化担体を除去する方法が例示される。連続式の方法としては、例えば、アミノ化担体を充填したカラムに組成物Aを通液する方法が例示される。
本発明の方法において、組成物Aをアミノ化担体と接触させるときの温度は、例えば、0〜40℃の範囲内、又は10〜30℃の範囲内であることができる。
本発明の方法において、組成物Aをアミノ化担体と接触させるときの温度は、室温であることができる。
本発明の方法において、組成物Aをアミノ化担体と接触させるときの温度は、室温であることができる。
本発明の方法において、組成物Aをアミノ化担体と接触させる時間は、所望するアルデヒド(II)の除去が可能である必要十分な長さに適宜設定すればよい。具体的には、当該時間は、例えば、バッチ式の場合、15分〜5時間の範囲内、又は30分〜3時間の範囲内であることができる。
本発明の精製方法で処理された組成物A(すなわち、精製されたアクリル酸誘導体(I))におけるアルデヒド(II)の含有量は、アクリル酸誘導体(I)の1重量部に対して、好ましくは、0.003重量部未満、より好ましくは、0.002重量部以下、更に好ましくは、0.001重量部以下、より更に好ましくは、0.0005重量部以下、特に好ましくは、0.0004重量部以下、より特に好ましくは、0.0002重量部以下、最も好ましくは、0.0000重量部である。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例において、アミノ化担体としては、以下の、クロマトグラフィー用シリカゲルであるアミノ変性シリカゲルを用いた。
(1)CHROMATOREX NH(商品名、富士シリシア化学)
グレード:NH DM1020
平均細孔径:10nm
粒度:75〜150nm
(2)CHROMATOREX PEI(商品名、富士シリシア化学)
グレード:PEI MB100−75/200
平均細孔径:10nm
粒度:75〜200nm
(1)CHROMATOREX NH(商品名、富士シリシア化学)
グレード:NH DM1020
平均細孔径:10nm
粒度:75〜150nm
(2)CHROMATOREX PEI(商品名、富士シリシア化学)
グレード:PEI MB100−75/200
平均細孔径:10nm
粒度:75〜200nm
実施例中、メタクリル酸メチルを化合物Aと記載する場合がある。
実施例中、2−フルオロアクリル酸メチルエステルを化合物Bと記載する場合がある。
実施例中、ノルマルブチルアルデヒドを、ブチルアルデヒドと記載する場合がある。
実施例中、2−フルオロアクリル酸メチルエステルを化合物Bと記載する場合がある。
実施例中、ノルマルブチルアルデヒドを、ブチルアルデヒドと記載する場合がある。
実施例A1では、化合物Aとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量のアミノ化担体[CHROMATOREX NH(商品名、富士シリシア化学)]を加え、室温で1時間撹拌した。
実施例B1〜B4では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量のアミノ化担体[CHROMATOREX NH(商品名、富士シリシア化学)]を加え、室温で1時間撹拌した。
実施例B5では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量のアミノ化担体[CHROMATOREX PEI(商品名、富士シリシア化学)]を加え、室温で1時間撹拌した。
比較例B1では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量の活性炭[白鷺GAAx(商品名、大阪ガスケミカル社)]を加え、室温で1時間撹拌した。
比較例B2では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量のシリカゲル[CHROMATOREX PSQ 100B(商品名、富士シリシア化学)]を加え、室温で1時間撹拌した。
各例における、撹拌前後の化合物A又はBとブチルアルデヒドの組成比(重量比)を表1に示す。組成はGC測定より算出した。当該GC測定において、化合物A又はBの分解物と考えられる物質は検出されなかった。
実施例B1〜B4では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量のアミノ化担体[CHROMATOREX NH(商品名、富士シリシア化学)]を加え、室温で1時間撹拌した。
実施例B5では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量のアミノ化担体[CHROMATOREX PEI(商品名、富士シリシア化学)]を加え、室温で1時間撹拌した。
比較例B1では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量の活性炭[白鷺GAAx(商品名、大阪ガスケミカル社)]を加え、室温で1時間撹拌した。
比較例B2では、化合物Bとブチルアルデヒドからなる組成物2.0gに表1に記載した量のシリカゲル[CHROMATOREX PSQ 100B(商品名、富士シリシア化学)]を加え、室温で1時間撹拌した。
各例における、撹拌前後の化合物A又はBとブチルアルデヒドの組成比(重量比)を表1に示す。組成はGC測定より算出した。当該GC測定において、化合物A又はBの分解物と考えられる物質は検出されなかった。
Claims (5)
- Raが、炭素数1〜20の直鎖状アルキル基である請求項1に記載の精製方法。
- Xが、炭素数1〜20のアルキル基、フッ素原子、又は水素原子である請求項1又は2項に記載の精製方法。
- 前記炭素数2〜6のアルデヒドが、ノルマルブチルアルデヒドである請求項1〜3のいずれか1項に記載の精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015206247A JP2017078038A (ja) | 2015-10-20 | 2015-10-20 | アクリル酸誘導体の精製方法 |
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JP (1) | JP2017078038A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109988497A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-07-09 | 广州希森美克新材料科技有限公司 | 一种高耐磨高硬度易清洁电泳彩色纳米涂层及其制备方法 |
-
2015
- 2015-10-20 JP JP2015206247A patent/JP2017078038A/ja active Pending
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