JP2017076381A - 自動販売機および商品収容装置 - Google Patents

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典彦 米原
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師明 松田
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憲 諏訪部
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Abstract

【課題】軟包装容器で包装された商品であっても、適正に商品の保持および払い出しを行うことのできる自動販売機を提供する。
【解決手段】上下方向に延びて上方から投入された商品4を積み上げて収容することが可能な商品収容部5と、商品4を保持し商品収容部5の下方から最下端にある商品4を払い出す払い出し機構6と、商品収容部5内に配置されて、商品収容部5よりも小さい商品4を収容する商品収容部材30と、を備え、商品収容部材30は、払い出し機構6が最下端にある商品4を払い出す動作に応じて、下から2番目の商品4を保持する保持機構40をさらに設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動販売機および自動販売機に内蔵される商品収容装置に係り、特に、柔軟性のある容器に収容された商品を投出するための自動販売機および商品収容装置に関するものである。
従来、清涼飲料水などの飲料を無人販売する装置として、自動販売機が多く用いられている。
これらの飲料を販売する自動販売機としては、従来、商品投出装置の上部フラッパに、補助支持部材を装備し、商品投出装置を太缶の排出に使用する場合は、上部フラッパの突端部が下から二個目の缶と当接し、商品投出装置を細缶の排出に使用する場合は、補助支持部材に上部フラッパがつっかえられた状態となり、補助支持部材が閉じず、補助支持部材の最先端が、2個目の細缶と接し、缶の落下を防ぐようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特許第3422789号公報
前記特許文献1の技術においては、径の異なる缶容器、瓶、ペットボトルなどの各種容器に対応することが可能である。
しかしながら、近年、いわゆるパウチ容器などの軟包装容器で包装された商品を自動販売機において販売する要望がある。
このような軟包装容器で包装された商品を自動販売機で販売しようとすると、商品が変形しやすいため、商品の保持を確実に行うことができず、複数の商品が払い出されてしまうといった問題があり、従来の自動販売機では、軟包装容器の商品に対応することができないという問題を有している。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、軟包装容器で包装された商品であっても、適正に商品の保持および払い出しを行うことのできる自動販売機および商品収容装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明は、上下方向に延びて上方から投入された商品を積み上げて収容することが可能な第1の商品収容部と、商品を保持し、前記第1の商品収容部の下方から最下端にある商品を払い出す払い出し機構と、前記第1の商品収容部内に配置されて、前記第1の商品収容部よりも小さい商品を収容する第2の商品収容部と、を備え、前記第2商品収容部は、前記払い出し機構が最下端にある前記商品を払い出す動作に応じて、下から2番目の前記商品を保持する保持機構をさらに設けたことを特徴とする。
また、前記構成において、前記払い出し機構は、最下端の前記商品を保持するとともに払い出すことが可能な保持部材と、前記保持部材により最下端の前記商品を払い出す動作に応じて下から2番目の前記商品の落下を防止する落下防止部材とを備え、前記保持機構は、前記落下防止部材に押圧されることで下から2番目の前記商品を保持することを特徴とする。
また、前記構成において、前記保持機構は、第1の保持部と、第2の保持部とを備え、前記落下防止部材が前記第1の保持部を押圧することで、前記第2の保持部は、下から2番目の商品を押圧保持することを特徴とする。
また、前記構成において、前記商品は軟包装容器で包装された商品であることを特徴とする。
また、前記構成において、前記払い出し機構の前記保持部材は、揺動動作により最下端の前記商品の保持と払い出しとを行うものであり、前記保持部材には、カバー部材が着脱自在に装着されており、前記カバー部材は、前記保持部材の基端部側が高くなるように傾斜して形成されていることを特徴とする。
また、前記構成において、前記第2の保持部は、下方から2番目の商品を保持する際に、前記商品の飲み口を保持する飲み口押さえを備えていることを特徴とする。
また、前記構成において、前記第2の商品収容部は、前記第2の商品収容部の上下方向に延在するガイド板を備えており、前記ガイド板には、前記商品の飲み口部分を案内するガイド溝が形成されていることを特徴とする。
また、前記構成において、前記第2の商品収容部は、前記第2の商品収容部の上下方向に延在し、前記商品を挟んで互いに対向するように設けられたガイド板を備えており、前記ガイド板には、前記商品の上部傾斜面部分に位置する頂部を備えた突部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の商品収容装置は、上下方向に延びて上方から投入された商品を積み上げて収容することが可能な第1の商品収容部と、商品を保持し、前記第1の商品収容部の下方から最下端にある商品を払い出す払い出し部と、を備えた自動販売機に設置される商品収容装置であって、前記第1の商品収容部の内部に設置され前記第1の商品収容部よりも小さい商品を収容する第2収容部と、前記払い出し部が最下端にある商品を払い出す動作に応じて、下から2番目の商品を保持する保持機構と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、商品収容部の内部に配置される第2商品収容部に、払い出し機構が最下端にある商品を払い出す動作に応じて、下から2番目の商品を保持する保持機構を設けるようにしているので、保持機構により、下方から2番目の商品を確実に保持することが可能となる。また、商品収容部材を着脱自在に構成することにより、従来から存在する自動販売機を利用して商品の保持および払い出しを行うことができる。
本発明の第1実施形態を示す自動販売機の概略斜視図である。 第1実施形態の自動販売機の内部構造を示す分解斜視図である。 第1実施形態の商品収容部材を示す上部斜視図である。 第1実施形態の商品収容部を示す縦断面図である。 第1実施形態の払い出し機構および保持機構を示す斜視図である。 第1実施形態の払い出し機構および保持機構の商品保持状態を示す斜視図である。 第1実施形態の保持機構による商品保持状態を示す斜視図である。 第1実施形態の払い出し機構および保持機構の詳細を示す断面図である。 第1実施形態の動作待機状態を示す断面図である。 第1実施形態の商品払い出し開始状態を示す断面図である。 第1実施形態の下方から2番目の商品の保持状態を示す断面図である。 第2実施形態における自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 第2実施形態における自動販売機の内部構造を示す分解斜視図である。 第2実施形態の商品収容状態を示す斜視図である。 第2実施形態の自動販売機内部の平面図である。 第2実施形態の商品収容部の斜視図である。
以下、本発明に係る自動販売機および商品収容装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す自動販売機の概略斜視図である。図2は、第1実施形態の自動販売機の内部構造を示す分解斜視図である。図3は、第1実施形態の商品収容部材を示す上部斜視図である。図4は、第1実施形態の商品収容部を示す縦断面図である。
本実施形態の自動販売機1は、図1に示すように、箱型の本体2を備えており、本体2の前面側には、扉3が開閉自在に取付けられている。本体2の内部には、商品4を収容するための複数の列で構成される第1の商品収容部としての商品収容部5が設けられている。図2および図4に示すように、商品収容部5は、サーペンタインコラムにおいて一般的に用いられる波型状に形成され、商品通路に沿う方向に配列されたシュート5aとこのシュートを挟んで保持する側壁5bとを有する。なお、商品収容部5は、少なくとも側壁5bを有していればよく、波型のシュート5aを省略するようにしてもよい。
この商品収容部5は、既存の缶やペットボトル(例えば、350mlや500ml)などの商品4を収容可能な程度の大きさを有する。具体的には、商品収容部5の商品投入口の面積は、幅寸法が140〜220mm程度、奥行き寸法が70〜80mm程度に形成されている。このような寸法に形成することで、奥行き寸法が50〜68mmの商品4の収容が可能となっている。ただし、この寸法は例示であって、必ずしもこの寸法に限定されるものではない。
また、図2に示すように、商品収容部5の下端部分には、払い出し機構6が設けられている。
なお、本実施形態においては、商品4として、プラスティック製の飲み口付きのアルミラミネート・フィルムなどで形成された軟包装容器で包装された商品4を用いた例について説明する。
図5は、本実施形態の払い出し機構および保持機構を示す斜視図である。図6は、本実施形態の払い出し機構および保持機構の商品保持状態を示す斜視図である。図7は、本実施形態の保持機構による商品保持状態を示す斜視図である。図8は、本実施形態の払い出し機構および保持機構の詳細を示す断面図である。
また、図9は、本実施形態の動作待機状態を示す断面図である。図10は、本実施形態の商品払い出し開始状態を示す断面図である。図11は、本実施形態の下方から2番目の商品の保持状態を示す断面図である。
図2、図5および図6に示すように、払い出し機構6は、枠状のフレーム10を備えており、フレーム10には、落下防止部材としての上部フラッパ11および上部フラッパ11の下方に位置する保持部材としての下部フラッパ12がそれぞれ取付けられている。下部フラッパ12は、商品収容部5の最も下方にある商品4を保持するものであり、上部フラッパ11は、下方から2番目の商品4を保持するものである。
この払い出し機構6は、自動販売機1で販売されている既存の飲料(250mlや500mlの缶やペットボトル)などの商品4を保持することおよび払い出すことが可能である。払い出し機構6は、この既存の飲料などの商品4のうち、奥行き寸法が50mm程度の最も細い商品4より奥行き寸法の大きい商品4を保持することが可能であるが、軟包装容器で包装された商品4のように、奥行き寸法が40mm程度まで細い商品4になると、確実な保持が難しい。
フレーム10は、鋼などからなる薄板をプレス加工して形成されており、フレーム10には、上部フラッパ11および下部フラッパ12が取り付けられる部位に、フラッパ用開口13が形成されている。
フレーム10の背面側(図8において左側面)の上部には、図示しないソレノイドが配置されており、このソレノイドには、ソレノイドへの通電により上下方向に駆動されフレーム10の上下方向に延在する連動部材14が接続されている。なお、連動部材14は、ソレノイドに通電していない状態では、最下方に位置し、ソレノイドに通電することで、連動部材14を上方に駆動するように構成されている。
上部フラッパ11は、樹脂などで形成されており、上部フラッパ11は、ほぼ平板状に形成された板状部15と、上部フラッパ11の一側に形成され上部フラッパ11を揺動自在に支持する軸支部16とを備えている。軸支部16には、フレーム10に取付けられた軸19が挿通され、上部フラッパ11は、軸支部16を中心として揺動自在に支持されている。
上部フラッパ11の軸支部16には、背面側に突出する押動部材17が形成されており、押動部材17の先端部分には、連動部材14の中途部に取付けられた軸18が当接可能とされている。
そして、連動部材14が下方に位置している状態で、上部フラッパ11は、フレーム10に収容された開状態に保持されており、ソレノイドに通電して連動部材14を上方に駆動することで、軸18が押動部材17に当接し、押動部材17の先端部を商品収容部側に押動させる。これにより、上部フラッパ11を、図8において時計方向に揺動させるようになっている。
図9に示すように、下部フラッパ12は、金属などからなり板状に形成されたフラッパ部材20と、フラッパ部材20の下面に一体に取付けられる樹脂製の接合部材21とを備えている。
フラッパ部材20の基端部には、フレーム10に取付けられた軸22が挿通されており、フラッパ部材20は軸22を中心として揺動自在に構成されている。フラッパ部材20は、ばねなどの付勢部材(図示せず)によりほぼ水平状態となるように付勢されている。
接合部材21は、略三角形状を有しており、接合部材21の下部頂点部分には、第1リンク部材23の一端が回動自在に取付けられている。第1リンク部材23の他端は、フレーム10に回動自在に取付けられており、第1リンク部材23の中途部には、第2リンク部材(図示せず)の一端が回動自在に取付けられている。第2リンク部材の他端は、連動部材14に回動自在に取付けられている。
連動部材14が下方に位置した状態で、第1リンク部材23が商品4側に突出して、第1リンク部材23と第2リンク部材との位置関係および付勢部材の付勢力により、下部フラッパ12は、ほぼ水平状態に保持されている。この状態を閉状態という。
そして、ソレノイドを駆動して連動部材14が上方に移動することで、第2リンク部材が上方に移動され、これに伴って、第1リンク部材23が図9において反時計方向に回動される。この第1リンク部材23の回動により、接合部材21すなわちフラッパ部材20を付勢部材の付勢力に抗して図9において時計回りに回動させることで、フラッパ部材20をフレーム10に収容するように構成されている。この状態を開状態という。
前述の上部フラッパ11および下部フラッパ12の駆動機構に関しては、公知の機構が用いられている。
さらに、本実施形態においては、図8に示すように、下部フラッパ12のフラッパ部材20の表面には、カバー部材24が装着されている。カバー部材24は、フラッパ部材20の上面全体を被覆するカバー部25と、フラッパ部材20の先端部に係止されるばね性を有する係止部26と、フラッパ部材20の基端部に設けられフラッパ部材20の上面に当接する突起部27と、を備えている。
カバー部材24は、フラッパ部材20に着脱自在に装着できるようになっている。すなわち、カバー部材24は、フラッパ部材20の上面側にカバー部25を位置させた状態で、係止部26をフラッパ部材20の先端部にばねの付勢力により係止させることにより、装着されるものである。この状態で、フラッパ部材20の基端部上面にカバー部材24の突起部27が当接することになるので、フラッパ部材20の上面に対してフラッパ部材20の基端部側が高くなるように傾斜が形成される。
また、本実施形態においては、カバー部25の表面は平滑に形成されており、突起部27によるカバー部25の傾斜と、カバー部25の平滑な表面とにより、不定形商品4を投出する際に、カバー部25の表面において、商品4を円滑に滑らせることができるように構成されている。
さらに、本実施形態においては、下部フラッパ12のフラッパ部材20にカバー部材24を装着することで、突起部27によりカバー部25に傾斜を形成するようにしているので、上部フラッパ11の下端縁と下部フラッパ12の上端縁との間の間隙が小さく形成されることになる。
また、本実施形態においては、上部フラッパ11の軸支部16には、商品4側に突出する押動部28が形成されている。
このように構成することで、連動部材14の駆動により上部フラッパ11が商品収容部5側に揺動する際に、押動部28により下部フラッパ12の基端部上面を下方に向けて押動することになる。これにより、下部フラッパ12が回動を開始する初期段階で、下部フラッパ12を下方に揺動させることができるので、カバー部25の表面において、商品4をより滑りやすくすることができる。
また、本実施形態においては、図2および図4に示すように、商品収容部5には、第2の商品収容部としての商品収容部材30が着脱可能に収容されている。商品収容部材30は、略直方体形状を有しており、波形状に形成された商品収容部5の間に挿入することができる奥行き寸法を有している。この商品収容部材30は、軟包装容器で包装された商品4を収容可能な程度の大きさを有する。具体的には、商品収容部材30の商品投入口の面積は、幅寸法が130mm程度、奥行き寸法が40mm程度である。
商品収容部材30の上下面は開放されており、商品収容部材30の下端部であって払い出し機構6に対応する位置には、切欠き31が形成されている。また、図2および図8に示すように、商品収容部材30の下端部であって切欠き31と対向する面には、商品ガイド板32が一体に取付けられている。商品ガイド板32は、払い出し機構6に対する距離が大きくなるように、商品収容部材30の側面から外側に膨出するように形成されている。
また、図2および図3に示すように、商品収容部材30の内部一側には、商品収容部材30の一側面に対して所定の間隔を有するガイド板33が商品収容部材30の上下方向に延在するように設けられている。ガイド板33には、商品4の飲み口4a部分を案内するガイド溝34が形成されている。
また、商品収容部材30の切欠き31には、保持機構40が取付けられている。保持機構40は、第1の保持部41と、第2の保持部42とを備えている。
第1の保持部41は、上端縁に挿通された支持軸43により、切欠き31の上端縁に形成された軸支部44に揺動自在に取付けられている。第1の保持部41の中央部には、商品4の有無を検出するためのセンサ45が挿入されるセンサ用開口46が形成されており、第1の保持部41の上方両側部分には、軸支用開口47がそれぞれ形成されている。
第1の保持部41の軸支用開口47には、第2の保持部42が揺動自在に取付けられている。第2の保持部42は、断面形状L字状に形成されており、第2の保持部42の上部両側には、軸支用開口47の幅寸法よりわずかに小さい幅寸法を有する軸支片48がそれぞれ突出形成されている。第2の保持部42は、その軸支片48の上端縁に挿通された支持軸49により、軸支用開口47の上端部に形成された軸支部50に揺動自在に取付けられている。
第2の保持部42の一端部には、商品4側に突出する飲み口押さえ51が形成されている。
また、第1の保持部41の下端部には、上部フラッパ11の先端部が当接するように構成されている。第1の保持部41は、上部フラッパ11の揺動動作により、その下端部を押動されて上部フラッパ11とともに揺動動作される。
そして、上部フラッパ11が揺動されて第1の保持部41が商品4側に揺動されると、第2の保持部42も同時に同方向に揺動され、この状態で、第2の保持部42の頂部は、下方から2番目の商品4の側面に圧接されることになる。このように第2の保持部42により商品4を圧接して変形させることで、商品4を強固に保持することができるように構成されている。
また、第2の保持部42が商品4を保持している状態で、同時に、飲み口押さえ51が商品4の飲み口に当接されることになり、飲み口押さえ51により、第2の保持部42とともに商品4を保持することができるように構成されている。
本実施形態においては、商品収容部材30および保持機構40により、本発明の商品収容装置を構成している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
軟包装容器で包装された商品4を用いる場合は、まず、商品収容部材30を自動販売機1の商品収容部5に装着する。図4に示すように、商品収容部材30は、商品収容部5の側壁5b間に設置される。また、本実施形態においては、波形状に形成された商品収容部5のシュート5a間に設置される。
そして、対応する下部フラッパ12のフラッパ部材20にカバー部材24を装着する。
このように商品収容装置およびカバー部材24を設置した状態で、図3に示すように、商品収容部材30の上方から、飲み口をガイド溝34に挿入しながら、商品収容部材30の内部に商品4を順次装填する。
この状態で、図9に示すように、下部フラッパ12は、閉状態、上部フラッパ11は開状態に保持されており、商品4は商品収容部材30の最下部で下部フラッパ12により支持され、落下はしない。
そして、利用者が硬貨を投入して商品4の購入ボタンを操作すると、ソレノイドに通電されて連動部材14が上方に移動される。
これに伴って、第2リンク部材が上方に移動され、これに伴って、第1リンク部材23が図9において反時計方向に回動され、図10に示すようになる。この第1リンク部材23の回動により、接合部材21すなわち下部フラッパ12のフラッパ部材20が付勢部材の付勢力に抗して、図9において時計回りに回動され、下部フラッパ12のフラッパ部材20がフレーム10に収容される開状態となる。
連動部材14の上方への移動により、同時に、軸18が押動部材17に当接し、押動部材17の先端部が商品収容部側に押動され、これにより、上部フラッパ11が図9において時計方向に揺動される。
この上部フラッパ11の揺動に伴って、図11に示すように、第1の保持部41が商品4側に揺動されるとともに、第2の保持部42も同時に同方向に揺動され、第2の保持部42の頂部が、下方から2番目の商品4の側面に圧接され、商品4を強固に保持する。
そして、第2の保持部42が商品4を保持している状態で、同時に、飲み口押さえ51が商品4の飲み口に当接されることになり、飲み口押さえ51により、第2の保持部42とともに幅寸法が小さく、かつ、変形が容易な商品4を保持する。
このとき、本実施形態においては、上部フラッパ11の揺動により第1の保持部41の下端部を押圧して揺動させ、第2の保持部42により、商品4を保持するものである。そして、第2の保持部42の頂部は、第1の保持部41の高さ方向の中間部分に配置されており、第1の保持部41に上部フラッパ11から押圧力が加わる位置に対して、第2保持部の頂部は、揺動軸からの距離が短く形成されているので、第1の保持部41に加わった押圧力に対して第2の保持部42の頂部に加わる押圧力が増大することになり、第2の保持部42により商品4を強固な力で押圧することが可能となる。
このように第2の保持部42および飲み口押さえ51により下方から2番目の商品4を保持した状態で、下部フラッパ12の揺動により最も下方に位置する商品4が落下される。
この場合に、商品収容部材30に、払い出し機構6に対する距離が大きくなるように形成された商品ガイド板32を設けるようにしているので、下部フラッパ12の揺動により商品4が落下する際に、商品4の通路を大きく確保することができ、商品4の落下を円滑に行うことが可能となる。
このとき、本実施形態においては、下部フラッパ12のフラッパ部材20に、表面が平滑に形成されるとともに、カバー部25に傾斜を形成してなるカバー部材24を装着するようにしており、さらに、カバー部材24を装着することで、突起部27によりカバー部25に傾斜を形成するようにしているので、上部フラッパ11が商品4側に揺動する際に、押動部28により下部フラッパ12の基端部上面を下方に向けて押動することにより、下部フラッパ12が回動を開始する初期段階で、下部フラッパ12を下方に揺動させることができ、カバー部25の表面において、商品4をより滑りやすくすることができ、適正に商品4の払い出しを行うことが可能となる。
このように本実施形態においては、従来から存在する自動販売機1の商品収容部5に、商品収容装置を装着するとともに、下部フラッパ12にカバー部材24を装着するだけで、軟包装容器に収容された商品4の収容および払い出しを行うことが可能となり、使い勝手の向上を図ることができる。
以上述べたように、本実施形態においては、商品収容部5の内部に配置される商品収容部材30(第2商品収容部)に、払い出し機構6が最下端にある商品4を払い出す動作に応じて、下から2番目の商品4を保持する保持機構40を設けるようにしているので、保持機構40により、下方から2番目の商品4を確実に保持することが可能となる。また、商品収容部材30を着脱自在に構成することにより、従来から存在する自動販売機1を利用して幅寸法が小さく、かつ、変形が容易な商品4の保持および払い出しを確実に行うことができる。
また、本実施形態においては、払い出し機構6は、最下端の商品4を保持するとともに払い出すことが可能な下部フラッパ12(保持部材)と、保持部材により最下端の商品4を払い出す動作に応じて下から2番目の商品4の落下を防止する上部フラッパ11(落下防止部材)とを備え、保持機構40により、上部フラッパ11に押圧されることで下から2番目の商品4を保持するようにしているので、上部フラッパ11の動作による保持機構40により、下方から2番目の商品4を確実に保持することが可能となる。
また、商品4の大きさ(特に高さ)が取り扱う商品の種類によって変動するところ、複雑な機構の払い出し機構6を新たに設計することなく、保持機構40の保持位置を変更する設計を行うだけで幅広い商品を保持することができ、設計の自由度を向上することができる。例えば、高さが低い商品4の場合は、第1の保持部41と第2の保持部42の位置を下げる設計を行えば、2番目の商品4を確実に保持することが可能になる。
また、本実施形態においては、保持機構40は、第1の保持部41と、第2の保持部42とを備え、上部フラッパ11が第1の保持部41を押圧することで、第2の保持部42は、下から2番目の商品4を押圧保持するようにしているので、上部フラッパ11から第1の保持部41に加わる押圧力より強い押圧力を第2の保持部42に加えることができ、第2の保持部42により商品4を強固に保持することができる。
また、本実施形態においては、商品4は軟包装容器で包装された商品4であるため、保持機構40により、軟包装容器で包装された商品4を確実に保持することができる。
また、本実施形態においては、払い出し機構6の保持部材は、揺動動作により最下端の商品4の保持と払い出しとを行うものであり、保持部材には、カバー部材24が着脱自在に装着されており、カバー部材24は、前記保持部材の基端部側が高くなるように傾斜して形成されているので、カバー部材24により、商品4を円滑に滑らせることができ、商品4の払い出しを円滑に行うことができる。
また、本実施形態においては、第2の保持部42は、下方から2番目の商品4を保持する際に、商品4の飲み口を保持する飲み口押さえ51を備えているので、第2の保持部42とともに飲み口押さえ51により、商品4を確実に保持することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図12は本発明の第2実施形態における自動販売機の内部構造を示す斜視図である。図13は自動販売機の内部構造を示す分解斜視図である。図14は、商品収容状態を示す斜視図である。図15は、自動販売機内部の平面図である。図16は、商品収容部の斜視図である。
なお、本実施形態においては、第1実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態においては、商品収容部材30の構造を変更したものであり、商品収容部材30の内部において、商品4の飲み口4aではなく、商品4の本体4cを両側から支持するように構成されている。
本実施形態においては、図12から図15に示すように、商品収容部5には、第1実施形態と同様に、商品収容部材30が着脱可能に収容されており、商品収容部材30の上下面は開放されている。一方、商品収容部5は、側壁5bを有するものの、波型のシュート5aは無い構造となっている。
また、図12から図15に示すように、商品収容部材30の内部であって、互いに対向する面には、それぞれガイド板60が商品収容部材30の上下方向に延在するように設けられている。ガイド板60には、商品4を両側から支持するための突部61が形成されている。突部61は、断面形状ほぼ三角形に形成されており、商品4の本体から飲み口4aに至る上部傾斜面4b部分に、突部61の頂部61aが位置するように構成されている。
商品収容部材30の内部一端側には、商品4の底部4dを保持する底部保持板62が設けられている。商品収容部材30の内部他端側には、商品4のキャップ65の先端部を保持するキャップ保持部材63が配置されている。
このように構成することにより、ガイド板60の突部61により、商品4の上部傾斜面4b部分の両側を支持するとともに、底部保持板62により商品4の底部4dを、キャップ保持部材63によりキャップ65の先端部をそれぞれ支持することができるように構成されている。
なお、突部61の傾斜面は、商品4の上部傾斜面4b部分の傾斜とほぼ同様の角度に形成することが好ましい。
また、図16に示すように、ガイド板60の下方の突部61には、その頂部61aより商品4の底部4d側に位置する傾斜面の一部を切欠いた凹部64が形成されている。第1実施形態と同様に、商品収容部材30の下方には、商品4の払い出し機構6が設置されており、商品4を払い出す必要があることから、突部61に凹部64を形成することにより、商品4を支持する空間を大きく形成して、商品4の払い出しを容易に行うことができるように構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、軟包装容器で包装された商品4を用いる場合は、まず、商品収容装置を自動販売機1の商品収容部5に装着し、対応する下部フラッパ12のフラッパ部材20にカバー部材24を装着する。
このように商品収容装置およびカバー部材24を設置した状態で、図12および図14に示すように、商品収容部材30の上方から、商品収容部材30の内部に商品4を順次装填する。
このとき、本実施形態においては、ガイド板60の突部61により、商品4の上部傾斜面4b部分の両側を支持するとともに、底部保持板62により商品4の底部4dを、キャップ保持部材63によりキャップ65の先端部をそれぞれ支持する。
このように商品4の上部傾斜面4b部分、底部4d、キャップ65部分をそれぞれ支持するため、第1実施形態のように、ガイド溝により商品4の飲み口を支持させる場合に比較して、商品収容部材30の上方から商品4を装填する際に、ガイド板60の突部61、底部保持部材およびキャップ保持部材63の内側に商品4を挿入するだけで、容易に商品4を装填することが可能となる。
なお、商品4の払い出し動作については、前記第1実施形態と同様である。
以上述べたように、本実施形態においては、商品収容部材30(第2の商品収容部)は、商品収容部材30の上下方向に延在し、商品4を挟んで互いに対向するように設けられたガイド板60を備えており、ガイド板60には、商品4の上部傾斜面4b部分に位置する頂部61aを備えた突部61が形成されている。
これにより、ガイド板60の突部61により、商品4の上部傾斜面4b部分の両側を支持することができ、商品収容部材30の内部において、容易に商品4を支持することが可能となる。
なお、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
1 自動販売機
2 本体
3 扉
4 商品
4a 飲み口
4b 上部傾斜面
4c 本体
4d 底部
5 商品収容部
6 払い出し機構
10 フレーム
11 上部フラッパ
12 下部フラッパ
14 連動部材
17 押動部材
20 フラッパ部材
21 接合部材
23 第1リンク部材
24 カバー部材
28 押動部
30 商品収容部材
32 商品ガイド板
33 ガイド板
34 ガイド溝
40 保持機構
41 第1の保持部
42 第2の保持部
51 飲み口押さえ
60 ガイド板
61 突部
62 底部保持板
63 キャップ保持部材
64 凹部
65 キャップ

Claims (9)

  1. 上下方向に延びて上方から投入された商品を積み上げて収容することが可能な第1の商品収容部と、
    商品を保持し、前記第1の商品収容部の下方から最下端にある商品を払い出す払い出し機構と、
    前記第1の商品収容部内に配置されて、前記第1の商品収容部よりも小さい商品を収容する第2の商品収容部と、を備え、
    前記第2の商品収容部は、前記払い出し機構が最下端にある前記商品を払い出す動作に応じて、下から2番目の前記商品を保持する保持機構をさらに設けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記払い出し機構は、最下端の前記商品を保持するとともに払い出すことが可能な保持部材と、前記保持部材により最下端の前記商品を払い出す動作に応じて下から2番目の前記商品の落下を防止する落下防止部材とを備え、
    前記保持機構は、前記落下防止部材に押圧されることで下から2番目の前記商品を保持することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記保持機構は、第1の保持部と、第2の保持部とを備え、前記落下防止部材が前記第1の保持部を押圧することで、前記第2の保持部は、下から2番目の商品を押圧保持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記商品は軟包装容器で包装された商品であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の自動販売機。
  5. 前記払い出し機構の前記保持部材は、揺動動作により最下端の前記商品の保持と払い出しとを行うものであり、前記保持部材には、カバー部材が着脱自在に装着されており、
    前記カバー部材は、前記保持部材の基端部側が高くなるように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の自動販売機。
  6. 前記第2の保持部は、下方から2番目の商品を保持する際に、前記商品の飲み口を保持する飲み口押さえを備えていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の自動販売機。
  7. 前記第2の商品収容部は、前記第2の商品収容部の上下方向に延在するガイド板を備えており、前記ガイド板には、前記商品の飲み口部分を案内するガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の自動販売機。
  8. 前記第2の商品収容部は、前記第2の商品収容部の上下方向に延在し、前記商品を挟んで互いに対向するように設けられたガイド板を備えており、前記ガイド板には、前記商品の上部傾斜面部分に位置する頂部を備えた突部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の自動販売機。
  9. 上下方向に延びて上方から投入された商品を積み上げて収容することが可能な第1の商品収容部と、商品を保持し、前記第1の商品収容部の下方から最下端にある商品を払い出す払い出し部と、を備えた自動販売機に設置される商品収容装置であって、
    前記第1の商品収容部の内部に設置され前記第1の商品収容部よりも小さい商品を収容する第2収容部と、前記払い出し部が最下端にある商品を払い出す動作に応じて、下から2番目の商品を保持する保持機構と、を備えていることを特徴とする商品収容装置。
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