JP2017076293A - 図面データ作成装置、及び図面データ作成プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
これら設備やオプションの外観や諸元は、メーカーのカタログに記載されており、顧客は、これを参考にしながら頭の中でイメージを作って選択する。
また、設備やオプションのいくつかは、ショールームにて現物を見学することもでき、これによって頭の中のイメージを補強することができる。
この作業は、例えば、建築設計事務所の担当者がCAD(computer aided design)装置などの製図装置を用いて、メーカーから提供されたカタログ値などを参照しながら手作業で行われる。
このような立体的なイメージから平面図を作成する作業を支援する装置として特許文献1の「建築部材用カタログおよび図面作成方法」がある。
この技術は、顧客に対して行うプレゼンテーション用の立体図から間取図を自動作成するものである。
そして、このような組合せに対して建築図面を作成することは、メーカーから提供されている設備の図面表現が限定的であることも加わって、現場に過大な負担を強いている。
請求項2に記載の発明では、室内外に配置される複数の設備について、各設備の本体を3次元画像表示する本体立体データと、前記本体に取り付ける備品を3次元画像表示する備品立体データを記憶した、3次元データ記憶手段と、前記本体立体データに対応づけられた本体平面データと、前記備品立体データに対応づけられた備品平面データを記憶した2次元データ記憶手段と、を備え、前記立体データ取得手段は、前記3次元データ記憶手段から前記本体立体データと前記備品立体データを取得し、前記平面データ取得手段は、前記2次元データ記憶手段から前記本体平面データと前記備品平面データを取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の図面データ作成装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記立体図表示手段が、前記本体立体データに組み合わされる前記備品立体データが更新される過程を立体的に表示することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の図面データ作成装置を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記本体立体データと前記備品立体データに、前記本体立体データと前記備品立体データを組合せる位置と方向が設定されていることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の図面データ作成装置を提供する。
請求項5に記載の発明では、前記本体立体データと前記本体平面データ、及び、前記備品立体データと前記備品平面データの対応する箇所に基準点が設定されており、前記作成した設備立体データで組み合わされている本体立体データと備品立体データの基準点の3次元座標値から、当該本体立体データと備品立体データに対応する本体平面データと備品平面データの基準点の2次元座標値を取得する座標値取得手段を具備し、前記設備平面データ作成手段は、前記取得した基準点の2次元座標値に基づいて本体平面データと備品平面データを配置することにより前記設備平面データを作成することを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の図面データ作成装置を提供する。
請求項6に記載の発明では、前記設備立体データ作成手段は、前記選択した本体に前記選択した備品を取り付けた設備が配置された室内外の立体形状を含めて前記設備立体データを作成することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載の図面データ作成装置を提供する。
請求項7に記載の発明では、通信ネットワークを介して端末装置と通信する通信手段を具備し、前記本体選択手段と、前記備品選択手段は、前記端末装置からの指示に従って前記選択を行い、前記立体図表示手段と、前記設備平面データ出力手段は、前記端末装置に対して前記表示や前記出力を行うことを特徴とする請求項1から請求項6までのうちの何れか1の請求項に記載の図面データ作成装置を提供する。
請求項8に記載の発明では、室内外に配置する設備を構成する当該設備の本体を選択する本体選択機能と、前記選択した本体に取り付ける備品を選択する備品選択機能と、前記選択した本体を3次元画像表示する本体立体データと、前記選択した備品を3次元画像表示する備品立体データを取得する立体データ取得機能と、前記取得した本体立体データと備品立体データを組合せて、前記選択した本体に前記選択した備品を取り付けた設備を3次元画像表示する設備立体データを作成する設備立体データ作成機能と、前記作成した設備立体データを用いて設備立体図を3次元画像表示する立体図表示機能と、前記設備立体データの作成に用いられた本体立体データに対応づけられた本体平面データと、前記設備立体データの作成に用いられた備品立体データに対応づけられた備品平面データを取得する平面データ取得機能と、前記取得した本体平面データと備品平面データを、前記作成した設備立体データに基づいて配置することにより、前記表示した設備立体図に対応する設備平面図を表示するための設備平面データを作成する設備平面データ作成機能と、前記作成した設備平面データを出力する設備平面データ出力機能と、をコンピュータで実現する図面データ作成プログラムを提供する。
システムキッチン立体データ101a(図6)は、フロアキャビネット立体データ31aにワークトップ立体データ41a、標準シンク立体データ50a、標準水栓立体データ60a、及び3口コンロ立体データ70aを配置して構成されている。
これらの立体データには、それぞれフロアキャビネット平面データ31b、ワークトップ平面データ41b、標準シンク平面データ50b、標準水栓平面データ60b、及び3口コンロ平面データ70bが対応づけられている。
このような仕組みを活用することで、ユーザは、コンピュータグラフィックスを用いた3次元画像によって数ある組合せの中から感覚的に設備を組み立てていくことができ、更に、ユーザが完成させた設備の3次元画像に対応させて業務に用いる平面CAD図面を自動的に作成することができる。
図1は、本実施の形態に係る図面作成システム1の構成を説明するための図である。
図面作成システム1は、図面作成サーバ2、端末5、5、5・・・が通信ネットワーク3で通信可能に配置されることにより構成されている。ここで、通信ネットワーク3は、例えば、インターネットにより構成されている。
PCで構成された端末5は、例えば、ユーザの自宅や建築設計事務所などに設置されており、携帯端末で構成された端末5は、ユーザが所持している。
ユーザは、図面作成ウェブサイトで設備を選択する。そして、表示された設備において各種オプションの組合せを試み、所望のオプションを備えた設備を完成させることができる。
更に、端末5は、完成した設備の平面図を図面作成サーバ2に作成させることができる。
作成した平面図は、ユーザが利用したり、建築設計事務所がCAD図面として使用したりする。
図面作成サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、通信制御装置14、記憶装置15などがバスラインで接続されて構成されている。
ROM12は、CPU11が図面作成サーバ2を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶している。
通信制御装置14は、図面作成サーバ2と通信ネットワーク3を接続する装置であって、CPU11と端末5が通信する際のインターフェースを提供する。
このように、図面作成サーバ2は、通信ネットワークを介して端末装置と通信する通信手段を備えている。
設備DBは、設備の基本形状やオプションの立体データと平面データを記憶したデータベースである。
CPU11は、立体データを用いて基本形状やオプションなどを3次元画像表示することができ、平面データにより平面図を作成することができる。
端末5は、CPU21、ROM22、RAM23、通信制御装置24、ディスプレイ25、キーボード26、マウス27、記憶装置28などを用いて構成されている。
ROM22は、CPU21が端末5を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶している。
RAM23は、CPU21が図面作成プログラムを実行する際のワーキングメモリを提供する。
ディスプレイ25は、例えば、液晶ディスプレイによって構成され、図面作成サーバ2が提供する各画面データ(操作画面、設備の立体図や平面図など)を表示する。
ユーザは、ディスプレイ25で設備の立体図を見ながら設備の色を変えたり、オプションを追加したり変更したりすることができる。
マウス27は、図面作成サーバ2が提供する画面をマウス操作するのに用いられる。これにより、例えば、設備の基本形状やオプションを選択したり、設備の立体形状を表示させる際の視点を移動・回転させたりすることができる。
記憶装置28は、ハードディスクなどの記憶媒体を用いて構成されており、ブラウザプログラムなどが記憶されている。
この場合は、入力装置として、キーボード26とマウス27の代わりに、ディスプレイ25に重畳して設置されたタッチパネルが用いられる。
また、記憶装置28としては、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などの半導体記憶装置が用いられる。
設備には、システムキッチン、洗面化粧台、ユニットバス、トイレ、・・・など各種のものが存在するが、以下では、システムキッチンを例にとって説明する。
基本形状データは、設備の全体的な大きさや形状を決定し、オプションを取り付けるベースとなる部材の立体データと平面データから構成されている。
ここで、基本形状に係る部材(オプションを取り付けるベースとなる部材)は、室内外に配置する設備を構成する当該設備の本体として機能している。
設備がシステムキッチンの場合は、フロアキャビネットの形状が基本形状に設定されている。
例えば、ID30のフロアキャビネットは、I型(横方向に一列に並んだ形)左シンクとなっており、ID31のフロアキャビネットは、I型右シンクとなっている。ちなみに、L字型に屈曲した形状のフロアキャビネットは、L型と呼ばれている。
一例として、立体データは、XVLファイルにて作成されており、平面データは、SVGファイルにて作成されている。
一方、SVGファイルは、対象をベクトルデータで表示する際に用いられるファイルフォーマットであり、CADで操作することができる。
フロアキャビネット平面データ30bには、基準点30cに対応する基準点30eが設定されている。
このように、本体立体データ(基本形状の立体データ)と本体平面データ(基本形状の平面データ)には、対応する箇所に基準点が設定されている。
そして、ID30のフロアキャビネットと同様に、フロアキャビネット立体データ31aには、基準点31c、31dとフロアキャビネット座標系が設定されており、フロアキャビネット平面データ31bには、基準点31eが設定されている。
オプションデータは、設備の基本形状に取り付けるオプション(備品)の大きさや形状を規定するデータである。
図面作成サーバ2は、ユーザからの要求により、これらのオプションを選択して設備に追加変更する。このように、図面作成サーバ2は、選択した本体に取り付ける備品を端末5からの指示に従って選択する備品選択手段を備えている。
図では、オプションの一例として、ワークトップ(I型左シンク)、標準シンク、標準水栓、3口コンロを示している。
オプションとしては、この他に、ワークトップ(I型右シンク)、幅広シンク、オールインワン水栓、IHヒーター、・・・など各種のものが存在する。
このように、本体立体データと備品立体データには、本体立体データと備品立体データを組合せる位置と方向が設定されている。
このように、備品立体データと備品平面データには、対応する箇所に基準点が設定されている。
以下、同様にオプションを取り付けていくと、システムキッチンの立体データが完成することになる。
標準シンク立体データ50aには、ワークトップ立体データ40aなどに取り付ける際の位置決めを行う基準点50c(基準点40dに一致するように位置決めされる)と、標準水栓立体データ60aなどを取り付ける際の位置決めを行う基準点50dが設定されている。
これらxyz座標軸は、ワークトップ座標系のxyz座標軸と(正しい取り付け方向で)平行となるように設定されており、これにより、標準シンク立体データ50aのワークトップ立体データ40aに対する取り付け方向が規定される。
一方、標準シンク平面データ50bには、基準点50cに対応する基準点50eが設定されている。
標準水栓立体データ60aには、標準シンク立体データ50aなどに取り付ける際の位置決めを行う基準点60c(基準点50dに一致するように位置決めされる)が設定されている。
一方、標準水栓平面データ60bには、基準点60cに対応する基準点60eが設定されている。
3口コンロ立体データ70aには、ワークトップ立体データ40aなどに取り付ける際の位置決めを行う基準点70c(基準点40fに一致するように位置決めされる)が設定されている。
これらxyz座標軸は、ワークトップ座標系のxyz座標軸と(正しい取り付け方向で)平行となるように設定されており、これにより、3口コンロ立体データ70aのワークトップ立体データ40aに対する取り付け方向が規定される。
一方、3口コンロ平面データ70bには、基準点70cに対応する基準点70eが設定されている。
ユーザにシステムキッチンの立体形状を完成させてもらう場合、全体のベースとなるフロアキャビネットを選択してもらい、これにオプションを追加して積み上げていってもらう方式が可能である。
何れの方式でもよいが、図面作成システム1では、一般の顧客の利便性を考慮して操作が容易な後者の方式を選択した。
図面作成サーバ2は、システムキッチン立体データ100a、101a、・・・によって端末5のシステムキッチン立体図を表示させ、ユーザに選択してもらう。
なお、システムキッチン立体データ100aは、I型左シンクであり、システムキッチン立体データ101aは、I型右シンクである。
システムキッチン立体データ100aは、フロアキャビネット立体データ30a、3口コンロ立体データ70a、及びワークトップ立体データ40aを組合せて構成されている。
図面作成サーバ2は、システムキッチン立体データ100aを構成するこれら立体データの組合せを設備DBに記憶しており、これに従って立体データを組み立てて端末5に表示させる。
ユーザは、デフォルトのシステムキッチン立体画像に対して、オプションの追加や変更を行い、所望のシステムキッチンが得られるように試行錯誤する。
そのため、標準シンク立体データ50aを幅広シンク立体データ51aと交換する場合は、アセンブリごとの交換となる。
即ち、この場合、図面作成サーバ2は、ワークトップ、シンク、及び水栓をまるごと交換する。
また、図面作成サーバ2は、オプションが付け替えられた設備の3次元画像を表示するなどして、ユーザがオプションの追加や変更を試行錯誤する過程を端末5で見せる。
このため、図面作成サーバ2は、本体立体データに組み合わされる備品立体データが更新される過程を立体的に表示する。
図面作成サーバ2は、基本形状にオプションを取り付けていき、更には、オプションの上に更なるオプションを取り付けたりする。
オプションの取り付け位置は様々であり、組合せによって生じる取り付け位置の数は膨大となる。
即ち、基本形状の立体データに設定された座標系上にオプションによる相対座標系が設定されることになる。
なお、この図では、座標系の関係が分かり易くなるように、実際の間隔ではなく、等間隔に表してある。
ここでは、平面データを作成する作図平面をフロアキャビネット座標系のzx平面とし、作図平面の原点がフロアキャビネット座標系の基準点30cと同一になるようにしておく。
まず、基準点40c、50c、60cをy方向に投影すると、フロアキャビネット座標系のzx平面上に投影点40g、50g、60gが得られる。
なお、図では、x座標値は、図の煩雑化を避けるために省略している。
この平面データの組合せを1つの平面データファイルにまとめれば(マージすれば)、目的の平面データが得られる。
図6(a)は、I型右シンクのフロアキャビネット立体データ31aを基本形状として完成させたシステムキッチン立体データ101aを示している。
フロアキャビネット立体データ31aには、図に示したように、基準点31cを原点とするxyz方向のフロアキャビネット座標系が設定されている。
なお、座標軸をフロアキャビネット立体データ31aと重ねると図が煩雑になるため、フロアキャビネット立体データ31aから分離して描いている。以下、他の図も同様とする。
なお、図6(b)では、フロアキャビネット平面データ31bとワークトップ平面データ41bも描いている(重なった状態となる)。
なお、立体図から平面図への変換が容易となるように、両者の縮尺は、同一としている。
操作画面は、選択領域81と立体図表示領域82を有している。
選択領域81には、オプションの選択肢が表示され、立体図表示領域82には、対象となる設備の立体図が表示される。
この例では、I型左シンクのシステムキッチンが操作対象となっている。
選択領域81には、一例として水栓の選択肢を図示してあるが、シンクやコンロなど他のオプションも選択できるようになっている。
このようにしてシステムキッチン立体データ100aを完成させて、図示しない平面図ボタンをマウス操作でクリックすると、図面作成サーバ2がシステムキッチン平面データ101b(図示せず)を作成する。
図8(a)は、洗面化粧台立体データ200a(によって表示された画像)を示している。
洗面化粧台立体データ200aは、フロアキャビネット立体データ230a(基準点230c)を基本形状とし、これにカウンター立体データ240a(基準点240c)、サークルボウル立体データ250a(基準点250c)、タッチレス水栓立体データ260a(基準点260c)、トールキャビネット立体データ270a(基準点270c)をオプションとして組合せて構成されている。
なお、図の煩雑化を避けるため、基準点250c、260cは、図示していない。
これらは、オプションの一部であって、これらと交換可能なオプションが多数存在している。
洗面化粧台平面データ200bは、フロアキャビネット平面データ230b(基準点230e)、カウンター平面データ240b(基準点240e)、サークルボウル平面データ250b(基準点250e)、タッチレス水栓平面データ260b(基準点260e)、トールキャビネット平面データ270b(基準点270e)を組合せて構成されている。
まず、図8(a)のフロアキャビネット座標系において、基準点240c、250c、260c、270cのzx平面への投影点240g、250g、260g、270g(図示せず)を求める。
次いで、基準点230c、及び、投影点240g、250g、260g、270gと基準点230e、240e、250e、260e、270eが一致するように各平面データを配置する。これにより平面データが完成する。
オプションを取り替えた場合には、オプション取り替え後の洗面化粧台立体データ200aから同様にして洗面化粧台平面データ200bを作成すればよい。
図9(a)は、ユニットバス立体データ300a(によって表示された画像)を示している。
ユニットバス立体データ300aは、ユニットバス壁立体データ330a(基準点330c)を基本形状とし、浴槽立体データ340a(基準点340c)、水栓立体データ350a(基準点350c)、カウンター立体データ360a(基準点360c)をオプションとして組合せて構成されている。
これらは、オプションの一部であって、これらと交換可能なオプションが多数存在している。
ユニットバス平面データ300bは、ユニットバス壁平面データ330b(基準点330e)、浴槽平面データ340b(基準点340e)、水栓平面データ350b(基準点350e)、カウンター平面データ360b(基準点360e)を組合せて構成されている。
まず、図9(a)のユニットバス壁座標系において、基準点340c、350c、360cのzx平面への投影点340g、350g、360g(図示せず)を求める。
次いで、基準点330c、及び、投影点340g、350g、360gと基準点330e、340e、350e、360eが一致するように各平面データを配置する。これにより平面データが完成する。
オプションを取り替えた場合には、オプション取り替え後のユニットバス立体データ300aから同様にしてユニットバス平面データ300bを作成すればよい。
以下の処理は、図面作成サーバ2のCPU11と端末5のCPU21が、それぞれ図面作成プログラムとブラウザプログラムに従って行うものである。
最初に、端末5は、図面作成サーバ2の図面作成ウェブサイトにアクセスし、ユーザからのキーボード26やマウス27の操作を受け付けて、例えば、システムキッチンや洗面化粧台など、対象とする設備のカテゴリを選択する。
これに対して、図面作成サーバ2は、選択されていた設備のカテゴリに含まれる基本形状の選択肢(I型左シンク、I型右シンクなど)を端末5に送信する。
図面作成サーバ2は、当該立体データを送信した後、端末5からの要求を待って待機する(ステップ35;なし)。
ユーザは、設備の立体図を参照し、オプション変更を要求するか否かを判断して(ステップ20)、これをキーボード26やマウス27の操作により端末5に入力する。
ユーザからオプションの変更要求があった場合(ステップ20;Y)、端末5は、図面作成サーバ2に対してオプションの変更要求(標準水栓をオールインワン水栓に変えるなどの要求)を送信する(ステップ25)。
図面作成サーバ2は、端末5から平面図作成要求を受信すると(ステップ35;作成要求)、設備の立体データに使用されている個々の立体データに紐づけられている平面データを検索する(ステップ45)。
端末5は、図面作成サーバ2から平面図データを受信し、これを用いて平面図を表示する(ステップ60)。
このように、図面作成サーバ2は、作成した設備平面データを端末5に対して出力する設備平面データ出力手段を備えている。
また、ユーザが設備を3次元画像で構築する際に、設備が設置される室内外の立体形状を背景として表示させるように構成することも可能である。
この場合、図面作成サーバ2は、本体に備品を取り付けた設備が配置された室内外の立体形状を含めて設備立体データを作成している。
加えて、設備の形状のみならず、色や質感、模様なども選択できるように構成することもできる。
(1)オプションなどの立体データをパーツとして組合せて合成することにより、設備の立体データを作成することができる。更に、できあがった立体データから2次元CADデータとして使用できる平面データを自動生成することができる。
(2)設備に取り付けるオプションを3次元コンピュータグラフィックスで立体的にシミュレートしながら選択することができる。
(3)図面作成サービスをウェブサーバ上で利用できるため、ブラウザさえあれば、初期コストを掛けずに利用することができる。
(4)設備の基本形状とオプションの形状を、紐づけされた立体データと平面データの組で図面作成サーバ2に保持しているため、立体データの組合せに対応させて平面データを検索し、検索された平面データをマージすることにより2次元CADコンテンツを作成できる。
2 図面作成サーバ
3 通信ネットワーク
5 端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 通信制御装置
15 記憶装置
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 通信制御装置
25 ディスプレイ
26 キーボード
27 マウス
28 記憶装置
30a フロアキャビネット立体データ
30b フロアキャビネット平面データ
30c、30d、30e 基準点
31a フロアキャビネット立体データ
31b フロアキャビネット平面データ
31c、31d、31e 基準点
40a、41a ワークトップ立体データ
40b 41bワークトップ平面データ
40c、40d、40e、40f 基準点
40g、50g、60g 投影点
50a 標準シンク立体データ
50b 標準シンク平面データ
50c、50d、50e 基準点
60a 標準水栓立体データ
60b 標準水栓平面データ
60c、60e 基準点
70a 3口コンロ立体データ
70b 3口コンロ平面データ
70c、70e 基準点
81 選択領域
82 立体図表示領域
100a、101a システムキッチン立体データ
101b システムキッチン平面データ
200a 洗面化粧台立体データ
200b 洗面化粧台平面データ
230a フロアキャビネット立体データ
230b フロアキャビネット平面データ
230c、230e 基準点
240a カウンター立体データ
240b カウンター平面データ
240c、240e 基準点
250a サークルボウル立体データ
250b サークルボウル平面データ
250c、250e 基準点
260a タッチレス水栓立体データ
260b タッチレス水栓平面データ
260c、260e 基準点
270a トールキャビネット立体データ
270b トールキャビネット平面データ
270c、270e 基準点
300a ユニットバス立体データ
300b ユニットバス平面データ
330a ユニットバス壁立体データ
330b ユニットバス壁平面データ
330c、330e 基準点
340a 浴槽立体データ
340b 浴槽平面データ
340c、340e 基準点
350a 水栓立体データ
350b 水栓平面データ
350c、350e 基準点
360a カウンター立体データ
360b カウンター平面データ
360c、360e 基準点
Claims (8)
- 室内外に配置する設備を構成する当該設備の本体を選択する本体選択手段と、
前記選択した本体に取り付ける備品を選択する備品選択手段と、
前記選択した本体を3次元画像表示する本体立体データと、前記選択した備品を3次元画像表示する備品立体データを取得する立体データ取得手段と、
前記取得した本体立体データと備品立体データを組合せて、前記選択した本体に前記選択した備品を取り付けた設備を3次元画像表示する設備立体データを作成する設備立体データ作成手段と、
前記作成した設備立体データを用いて設備立体図を3次元画像表示する立体図表示手段と、
前記設備立体データの作成に用いられた本体立体データに対応づけられた本体平面データと、前記設備立体データの作成に用いられた備品立体データに対応づけられた備品平面データを取得する平面データ取得手段と、
前記取得した本体平面データと備品平面データを、前記作成した設備立体データに基づいて配置することにより、前記表示した設備立体図に対応する設備平面図を表示するための設備平面データを作成する設備平面データ作成手段と、
前記作成した設備平面データを出力する設備平面データ出力手段と、
を具備したことを特徴とする図面データ作成装置。 - 室内外に配置される複数の設備について、各設備の本体を3次元画像表示する本体立体データと、前記本体に取り付ける備品を3次元画像表示する備品立体データを記憶した、3次元データ記憶手段と、
前記本体立体データに対応づけられた本体平面データと、前記備品立体データに対応づけられた備品平面データを記憶した2次元データ記憶手段と、を備え、
前記立体データ取得手段は、前記3次元データ記憶手段から前記本体立体データと前記備品立体データを取得し、
前記平面データ取得手段は、前記2次元データ記憶手段から前記本体平面データと前記備品平面データを取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の図面データ作成装置。 - 前記立体図表示手段は、前記本体立体データに組み合わされる前記備品立体データが更新される過程を立体的に表示することを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の図面データ作成装置。
- 前記本体立体データと前記備品立体データには、前記本体立体データと前記備品立体データを組合せる位置と方向が設定されていることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の図面データ作成装置。
- 前記本体立体データと前記本体平面データ、及び、前記備品立体データと前記備品平面データには、対応する箇所に基準点が設定されており、
前記作成した設備立体データで組み合わされている本体立体データと備品立体データの基準点の3次元座標値から、当該本体立体データと備品立体データに対応する本体平面データと備品平面データの基準点の2次元座標値を取得する座標値取得手段を具備し、
前記設備平面データ作成手段は、前記取得した基準点の2次元座標値に基づいて本体平面データと備品平面データを配置することにより前記設備平面データを作成することを特徴とする請求項1から請求項4までのうちの何れか1の請求項に記載の図面データ作成装置。 - 前記設備立体データ作成手段は、前記選択した本体に前記選択した備品を取り付けた設備が配置された室内外の立体形状を含めて前記設備立体データを作成することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちの何れか1の請求項に記載の図面データ作成装置。
- 通信ネットワークを介して端末装置と通信する通信手段を具備し、
前記本体選択手段と、前記備品選択手段は、前記端末装置からの指示に従って前記選択を行い、
前記立体図表示手段と、前記設備平面データ出力手段は、前記端末装置に対して前記表示や前記出力を行うことを特徴とする請求項1から請求項6までのうちの何れか1の請求項に記載の図面データ作成装置。 - 室内外に配置する設備を構成する当該設備の本体を選択する本体選択機能と、
前記選択した本体に取り付ける備品を選択する備品選択機能と、
前記選択した本体を3次元画像表示する本体立体データと、前記選択した備品を3次元画像表示する備品立体データを取得する立体データ取得機能と、
前記取得した本体立体データと備品立体データを組合せて、前記選択した本体に前記選択した備品を取り付けた設備を3次元画像表示する設備立体データを作成する設備立体データ作成機能と、
前記作成した設備立体データを用いて設備立体図を3次元画像表示する立体図表示機能と、
前記設備立体データの作成に用いられた本体立体データに対応づけられた本体平面データと、前記設備立体データの作成に用いられた備品立体データに対応づけられた備品平面データを取得する平面データ取得機能と、
前記取得した本体平面データと備品平面データを、前記作成した設備立体データに基づいて配置することにより、前記表示した設備立体図に対応する設備平面図を表示するための設備平面データを作成する設備平面データ作成機能と、
前記作成した設備平面データを出力する設備平面データ出力機能と、
をコンピュータで実現する図面データ作成プログラム。
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JP2006106938A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Andor Kk | Cad装置、cad図面作成方法、cad図面作成プログラム及び該プログラムを記録したプログラム媒体 |
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