JP2017076217A - 電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】最初のタッチ押圧が弱くなってしまうタッチ操作についても未検出を防止して快適な操作感を得る。【解決手段】CPU101は、感圧式のタッチパネル107に対して予め定められた第1の圧力以上でかつ当該第1の圧力よりも高い第2の圧力未満の押圧があり、さらに当該押圧の位置が所定の条件を満たして移動をしているとタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行うように制御する。また、CPUは第2の圧力以上の押圧があると、所定の条件を満たしていなくともタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体に関し、特に、抵抗膜方式のタッチパネルを備える電子機器に関する。
近年、電子機器の1つである携帯電話機には、パソコン又はPDA(携帯情報端末)の機能が備わり、各種アプリケ−ションプログラムが利用可能となっている。そして、このような携帯電話機に備えられたタッチパネルでは、主に静電容量方式のタッチパネルが用いられている。
静電容量方式のタッチパネルは抵抗膜方式のタッチパネルと比べて、多点検出を容易に行うことができる。さらには、静電容量方式のタッチパネルでは、人体による静電変化を検知するので、抵抗膜方式のタッチパネルと比べてタッチ操作の際にタッチパネルを強く押す必要がない。このため、静電容量方式のタッチパネルは操作性がよいとされている。
一方、抵抗膜方式のタッチパネルは静電容量方式のタッチパネルに比べて安価であり、様々な入力オブジェクト(例えば、指、手袋、硬質・軟質スタイラス)を用いることができる。さらに、抵抗膜方式のタッチパネルは雨などの悪環境下においても使用可能というメリットがある。
そこで、抵抗膜方式のタッチパネルの操作性を向上させるため、例えば、タッチ状態が連続し、かつタッチ位置が移動している場合にタッチ判定用の閾値を低くするようにしたタッチパネル装置がある(特許文献1参照)。
特開2003−233464号公報
ところで、タッチ操作の1つであるフリック又はム−ブ操作については、タッチ操作を行う際、最初のタッチ押圧を強くすることが困難である。このため、特許文献1に記載のタッチパネル装置では、フリック又はムーブ操作などにおいて最初のタッチ押圧が弱くなる。よって、特許文献1に記載のタッチパネル装置では、タッチ操作が未検出になることがあり、ユーザにとって使い勝手が悪くなってしまう。
そこで、本発明の目的は、最初のタッチ押圧が弱くなってしまうタッチ操作についても未検出を防止して快適な操作感を得ることのできる電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による電子機器は、感圧式のタッチパネルと、前記タッチパネルに対して予め定められた第1の圧力以上でかつ当該第1の圧力よりも高い第2の圧力未満の押圧があり、さらに該押圧の位置が所定の条件を満たして移動をしているとタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行うように制御し、前記第2の圧力以上の押圧があると前記所定の条件を満たしていなくともタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行うように制御する制御手段と、を有すること特徴とする。
本発明によれば、最初のタッチ押圧が弱くなってしまうタッチ操作についても未検出を防止して快適な操作感を得ることができる。
本発明の第1の実施形態による電子機器の一例であるタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すタッチパネル制御部の動作を説明するための図であり、(a)は図1に示すタッチパネルの構造を示す図、(b)はタッチパネル制御部による接触検知を示す図、(c)および(d)はタッチパネル制御部による接触座標の測定を示す図、(e)および(f)はタッチパネル制御部による接触抵抗値の測定を示す図である。 図1に示すタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである(その1)。 図1に示すタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである(その2)。 図1に示すタッチパネルのタッチ操作とタッチ検出を説明するためのタイミング図である。 本発明の第2の実施形態に係るタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである(その1)。 本発明の第2の実施形態に係るタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである(その2)。 本発明の第3の実施形態に係るタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである(その1)。 本発明の第3の実施形態に係るタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである(その2)。
以下に、本発明の実施の形態による電子機器の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による電子機器の一例であるタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。
図示のタッチパネル装置は、CPU101、ROM102、RAM103、操作部104、およびタッチパネル制御部105を有しており、これらブロックはシステムバス108によって相互に接続されている。タッチパネル制御部105には表示部106およびタッチパネル107が接続されており、タッチパネル107は表示部106の表面に配置されている。図示の例では、タッチパネル制御部105、表示部106、およびタッチパネル107がタッチパネルユニットを構成する。そして、図示はしないが、タッチパネル制御部105は、CPU、ROM、およびRAMなどを備えている。
CPU101は、ROM102に格納されたプログラムを実行して、図示のタッチパネル装置を制御する。RAM103はCPU101のワ−クメモリとして用いられる。操作部104はユーザによって操作され、ユーザは操作部104によって各種の指令をCPU101に送る。CPU101はタッチパネル制御部105を介して表示部(例えば、LCD)106に画像などの各種情報を表示する。なお、画像などの各種情報は、例えば、RAM103に記録されている。
タッチパネル107は、例えば、抵抗膜方式などの感圧式のタッチパネルである。タッチパネル制御部105は、ユーザによるタッチ操作によってタッチパネル107が押圧されたこと(つまり、ユーザの指がタッチパネル107に接触したこと)を検知する。また、タッチパネル制御部105は、当該タッチ操作による表示部106上の接触位置(つまり、座標)を求める。さらに、タッチパネル制御部105は、後述するように、タッチ操作による接触抵抗値を測定する。そして、タッチパネル制御部12は、これら接触検知情報、接触座標、および接地職抵抗値をCPU101に送る。
CPU101は、接触検知情報および接触座標に基づいてタッチ操作による接触座標の移動を判定する。さらに、後述するように、CPU101はタッチダウンを検出する閾値(タッチダウン判定閾値)を決定するとともに、後述のタッチダウンがあったか否かを判定する。
なお、ROM102には、第1の閾値z1および第2の閾値z1が格納されており、CPU101は、第1の閾値z1および第2の閾値z2を参照してタッチダウン判定閾値を決定するとともにタッチダウンの判定を行う。
加えて、CPU101は、タッチパネル制御部105を介してタッチパネル107に対する次の操作および状態を検出することができる。
CPU101は、タッチパネル107にタッチしていなかった指又はペンが新たにタッチパネル107をタッチしたことを検知する。つまり、CPU101はタッチの開始(以下タッチダウン(Touch−Down)という)を検知する。
CPU101は、タッチパネル107を指又はペンでタッチしている状態であること(以下タッチオン(Touch−On)という)を検知する。
CPU101は、タッチパネル107を指又はペンでタッチした状態で指又はペンが移動していること(以下タッチムーブ(Touch−Move)という)を検知する。
CPU101は、タッチパネル107にタッチしていた指又はペンをタッチパネル107から離したことを検知する。つまり、CPU101はタッチ操作の終了(以下タッチアップ(Touch−Up)という)を検知する。
CPU101は、タッチパネル107に何もタッチしていない状態(以下タッチオフ(Touch−Off)という)を検知する。
ところで、タッチダウンが検出された場合には、同時にタッチオンであることが検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限り、通常はタッチオンの検出が継続する。タッチムーブが検出された状態では、タッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指又はペンがタッチアップしたことが検出された後に、タッチオフとなる。
上述の操作および状態、そして、タッチパネル107に指又はペンがタッチしている位置座標(接触座標)はタッチ情報としてシステムバス108を介して、タッチパネル制御部105からCPU101に送られる。CPU6はタッチ情報に基づいてタッチパネル107上でどのような操作が行なわれたかを判定する。
タッチムーブについては、CPU101はタッチパネル107上で移動する指又はペンの移動方向について位置座標の変化に基づいて、タッチパネル107上の垂直成分および水平成分毎に判定することができる。また、タッチパネル107上をタッチダウンから所定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、これをストロークを描いたとする。そして、素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル107上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作である。言い換えると、フリックは、タッチパネル107上を指で弾くように素早くなぞる操作である。
CPU101は所定の距離以上を、所定の速度以上でタッチムーブしたことを検出して、そのままタッチアップを検出するとフリックが行われたと判定する。また、CPU101は所定の距離以上を、所定の速度未満でタッチムーブしたことを検出すると、ドラッグが行なわれたと判定する。
図2は、図1に示すタッチパネル制御部105の動作を説明するための図である。そして、図2(a)は図1に示すタッチパネル107の構造を示す図であり、図2(b)はタッチパネル制御部による接触検知を示す図である。また、図2(c)および図2(d)はタッチパネル制御部による接触座標の測定を示す図である。さらに、図2(e)および図2(f)はタッチパネル制御部による接触抵抗値の測定を示す図である。
図2(a)において、タッチパネル107は、ITO(スズドープ酸化インジウム)などの導電膜で構成された上部電極201および下部電極202を有している。そして、これら上部電極201および下部電極202は互いに対向して配置されている。なお、図示はしないが、上部電極101と下部電極102とはスペ−サ−によって非接触状態が保たれている。
上部電極101においてX方向の両端には電極X+およびX−が形成され、下部電極102においてY方向の両端には電極Y+およびY−が形成される。タッチパネル制御部12は、これら電極に対する電圧印加およびA/D変換器(図示せず)の接続を検出対象に応じて切り替え制御する。
図2(b)には、タッチパネル107に対する接触を検知する際のタッチパネル107の等価回路が示されている。接触を検出すると、タッチパネル制御部105は電極X+および電極Y−の間にプルアップ(PU)抵抗(値)を介して電圧を印加する。タッチパネル107に対する押圧が大きい程、上部電極101と下部電極102との接触領域が大きくなって接触抵抗値Rtが小さくなる。つまり、押圧力と接触抵抗値Rtとは反比例の関係にある。
タッチパネル107に対する押圧が大きくなって,接触抵抗値RtがPU抵抗値よりも十分小さい値になると、電極X+の電位がHigh(ハイ)レベルからLow(ロー)レベルに変化する。タッチパネル制御部105は、例えば、コンパレ−タ(図示せず)によって電極X+のLow電位を検出すると,CPU101に割り込み信号を送信してタッチパネル13が押圧されたことを通知する。
図2(c)には、タッチパネル制御部105がX座標を検知する場合のタッチパネル107の等価回路が示されている。X座標の検知を行う際には、タッチパネル制御部105は電極X+および電極X−の間に所定の電圧を印加する。そして、タッチパネル制御部105はA/D変換器(A/D)の接続を電極Y+に切り替える。
電極Y+の電位は上部電極101の分圧抵抗Rxに比例するので,タッチパネル制御部105は電極Y+の電位に対応するA/D変換値に応じて分圧抵抗値Rxを算出する。そして、タッチパネル制御部105は分圧抵抗値Rxに応じて押下箇所(タッチ位置)のX座標を検出する。
図2(d)には、タッチパネル制御部105がY座標を検知する場合のタッチパネル107の等価回路が示されている。Y座標の検知を行う際には、タッチパネル制御部105は電極Y+および電極Y−の間に所定の電圧を印加する。そして、タッチパネル制御部105はA/D変換器(A/D)の接続を電極X+に切り替える。
電極X+の電位は上部電極101の分圧抵抗Ryに比例するので,タッチパネル制御部105は電極X+の電位に対応するA/D変換値に応じて分圧抵抗値Ryを算出する。そして、タッチパネル制御部105は分圧抵抗値Ryに応じて押下箇所(タッチ位置)のY座標を検出する。
図2(e)および図2(f)には、タッチパネル制御部105がタッチパネル107の押圧による接触抵抗値を検知する場合のタッチパネル107の等価回路が示されている。図2(e)において、タッチパネル制御部105は電極Y+および電極X−の間に所定の電圧を印加して、A/D変換器(A/D)の接続を電極X+に切り替える。また、図2(f)に示すように、タッチパネル制御部105は同様にして、電極Y+および電極X−の間に所定の電圧を印加して、A/D変換器(A/D)の接続を電極Y−に切り替える。
いま、電極X+の電位をA/D変換して得られたA/D変換値をA2、電極Y+の電位をA/D変換して得られたA/D変換値をA1とする。上部電極101および下部電極102の間の接触抵抗値Rtは、上述の上部電極101の分圧抵抗Rxを用いると、次の式(1)で表される。
Rt=Rx×(A1/A2−1) (1)
前述のように、押圧力と接触抵抗値Rtとは反比例の関係であるので、接触抵抗値Rtが大きい場合には押圧力は小さく、接触抵抗値Rtが小さい場合には押圧力は大きい。
押圧力が閾値Z2以上である場合には、CPU101はタッチダウンであると判定する。また、押圧力が閾値Z2未満でかつ閾値Z1以上であった場合にであっても、所定の時間内に座標が移動すると、CPU101はタッチダウンと判定する。そして、押圧力が閾値Z1未満であると、CPU101はタッチオフと判定する。
なお、閾値Z2はシングルタッチにおける誤検出を防ぐため高く設定されており、第2の閾値Z2>第1の閾値Z1である。
図3Aおよび図3Bは、図1に示すタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、ROM102に記録されたプログラムをRAM103に展開してCPU101が実行することによって行われる。
CPU101は、タッチパネル制御部105から取得した情報に基づいて、タッチパネル107に対する接触を検知したか否かを判定する(ステップS301)。タッチパネル制御部105が、例えば、コンパレ−タ(図示せず)によって電極X+のLow電位を検出したことによって、タッチパネル制御部105からCPU101に割り込み信号を通知する。CPU101はこの通知を受信した場合にステップS301でYesと判定する。なお、この割り込み信号が通知される押圧力は、後述する第1の閾値以下であるものとする(第1の閾値と同じ押圧力に設定しても良い)。接触の検出がないと(ステップS301において、NO)、CPU101は待機する。
続いて、CPU101は、タッチパネル制御部105が前述の図2(e)および図2(f)で説明した手法によって検出した接触抵抗値Rtを第1の抵抗値検出結果としてタッチパネル制御部105から取得する。
CPU101は、押圧力(つまり、接触抵抗値Rt)が第1の閾値Z1以上(つまり、第1の圧力以上)であるか否かを判定する(ステップS303)。押圧力が第1の閾値Z1未満であると(ステップS303において、NO)、CPU101は処理をステップS301に戻す。
押圧力が第1の閾値z1以上であると(ステップS303において、NO)、CPU101は押圧力が第2の閾値Z2未満(つまり、第2の圧力未満)であるか否かを判定する(ステップS304)。押圧力が第2の閾値未満Z2未満であると(ステップS304において、NO)、CPU101はタッチパネル制御部105にタッチ位置(つまり、押下箇所)のX座標およびY座標の検出を指示する。
CPU101は、タッチパネル制御部105が前述の図2(c)および図2(d)で説明した手法を用いて検出(測定)した押下箇所のX座標およびY座標をタッチパネル制御部105から取得する(ステップS305)。
続いて、CPU101は、所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS306)。所定の時間が経過しないと(ステップS306において、NO)、CPU101は待機する。一方、所定の時間が経過すると(ステップS306において、YES)、CPU101は再度、タッチパネル制御部105が検出(測定)した押下箇所のX座標およびY座標を取得する(ステップS307)。
CPU101は、第1の座標測定結果と第2の座標測定結果と比較して、所定の条件である座標の移動があったか否かを判定する(ステップS308)。座標の移動がないと(ステップS308において、NO)、CPU101は処理をS301に戻す。
一方、座標の移動があると(ステップS308において、YES)、CPU101はタッチダウンがあったと判定する(ステップS309)。なお、押圧力が第2の閾値Z2以上であると(ステップS304において、YES)、CPU101は、ステップS309の処理に進んでタッチダウンがあったと判定する。
続いて、CPU101は、タッチパネル制御部105が、図2(c)および図2(d)で説明した手法を用いて検出した押下箇所のX座標およびY座標を第3の座標測定結果として取得する(ステップS310)。
次に、CPU101はタッチダウンに応じた処理を行う。例えば、CPU101は第3の座標測定結果に基づいて、タッチパネル制御部105を制御して表示部106にUI表示を行う(ステップS311)。例えば、表示部106に複数の選択項目を有する画面が表示されている際には、CPU101は、UI表示としてタッチダウンの位置に表示された選択項目の表示形態を、選択中を示す表示形態に変更する。
なお、タッチ位置が移動している場合(タッチムーブの場合)には、CPU101は表示部106に表示されたリスト、画像、又は文書などをタッチ位置に追従してスクロールする処理を行う。
続いて、CPU101は、タッチパネル制御部105によって検出(測定)された接触抵抗値Rtを第2の抵抗値検出結果として取得する(ステップS312)。CPU101は、第2の抵抗値検出結果に応じて押圧力が第1の閾値Z1以上であるか否かを判定する(ステップS313)。押圧力が第1の閾値Z1以上であると(ステップS313において、YES)、CPU101は未だタッチ操作が継続されていると判定して、処理をステップS310に戻す。
一方、押圧力が第1の閾値Z1未満であると(ステップS313において、NO)、CPU101は、タッチアップがあったとして、ユーザの指がタッチパネル107から離れる直前におけるタッチムーブの速度が所定の速度以上であるか否かを判定する(ステップS314)。タッチムーブの速度が所定の速度以上であると(ステップS314において、YES)、CPU101はフリックがあったと判定する(ステップS315)。
タッチムーブの速度が所定の速度未満であると(ステップS314において、NO)、CPU101はタッチダウン後の初期座標とタッチアップの際の座標とに応じて移動の有無を判定する。(ステップS316)。移動がないと(ステップS316において、NO)、CPU101はシングルタッチであると判定する(ステップS117)。一方、移動があると(ステップS316において、YES)、CPU101はタッチム−ブの終了と判定する(ステップS318)。
ステップS115、S117、又はS118の処理の後、CPU101は、タッチパネル制御部105を制御して表示部106におけるUI表示に反映させる(ステップS319)。そして、CPU101は処理を終了する。
なお、ステップS319の処理では、フリックと判定すると、例えば、CPU101は、タッチパネル制御部105を制御して、表示部14に表示されたWebページ又はリストなどを慣性スクロール処理(タッチアップの後も減速しながらスクロールする処理)を行う。さらに、CPU101は表示部14に表示された画像を別の画像に切り替える画像送り処理などを行う。
ここで、図3Aおよび図3Bに示すフローチャートにおいて、押圧力が第1の閾値Z1以上で第2の閾値Z2未満である場合の処理について説明する。
図4は、図1に示すタッチパネル107のタッチ操作とタッチ検出を説明するためのタイミング図である。
いま、時刻t1で、ユーザがタッチパネル107に接触したとする。そして、ユーザがタッチパネル107をタッチする押圧力が時刻t1において、第1の閾値Z1となったものとする。この際には、押圧力は第1の閾値Z1以上で第2の閾値Z2未満であるので、ステップS305の処理でタッチ位置の座標が検出される。この際の検出座標を(Xt1,Yt1)とする。
その後、押圧力が徐々に増加した後、若干低下して、時刻t2において押圧力はほぼ一定になったとする。この際の押圧力は第1の閾値Z1を超え第2の閾値Z2未満である。時刻t1から時刻t2までにおいて、つまり、タッチ操作を検知してから時刻t2までにおいて所定の時間が経過しているとすると、ステップS307の処理でタッチ位置の座標が検出される。この際の検出座標を(Xt2,Yt2)とする。
ここで、時刻t1から時刻t2において座標の移動がほとんどないと、つまり、(Xt1,Yt1)≒(Xt2,Yt2)であると、CPU101は非タッチ状態である判定することになる。一方、時刻t1から時刻t2において座標の移動があると、つまり、(Xt1,Yt1)≠(Xt2,Yt2)であると、CPU101は、ステップS309においてタッチダウンと判定して、ステップS313において押圧力が第1の閾値Z1以上であれば、CPU101はフリック又はムーブがあったと判定することになる。
なお、(Xt1,Yt1)≒(Xt2,Yt2)である場合には、押圧力が第1の閾値Z1以上であっても、CPU101は非タッチ状態であると判定する。
そして、時刻t3において押圧力が第1の閾値Z1未満となると、CPU101は非タッチ状態と判定する。
上述のように、座標移動ありの場合においては、第2の閾値Z2を用いることなく、第1の閾値Z1のみを用いてフリック又はムーブの判定が行われることになる。一方、座標移動なしの場合には、第1の閾値Z1および第2の閾値Z2を用いてタッチ状態の判定が行われる。
このように、本発明の第1の実施形態では、座標移動がない場合には第1の閾値Z1および第2の閾値Z2を用いてタッチ操作の有無を判定し、座標移動があると、第2の閾値Z2よりも小さい第1の閾値Z1のみを用いてタッチ操作の有無を判定する。これによって、タッチによる押圧力が弱い場合においても未検出を防止して、快適な操作を提供することができる。
なお、上述の第1の実施形態では、図3Aおよび図3Bに示す処理をCPU101が行うものとして説明したが、ステップS311およびS319を除く処理は、タッチパネル制御部105が行ってもよい。この場合、ステップS309、S315、S318、およびS317では、それぞれタッチダウン、タッチアップ(フリック)、タッチアップ(ムーブ終了)、タッチアップ(シングルタッチでのタッチアップ)があったことをタッチパネル制御部105がCPU101に通知する。CPU101はこれらの通知を受けて、UI表示への反映や、スクロール、タッチされたアイコンの機能実行などのタッチ操作に応じた処理を実行する。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による電子機器の1つであるタッチパネル装置について説明する。なお、第2の実施形態に係るタッチパネル装置の構成は、図1に示すタッチパネル装置と同様である。
前述の第1の実施形態においては、座標移動の有無を判定する結果、その処理に時間が掛かる。このため、第1の実施形態に係るタッチパネル装置では、その分応答性が低下する。
ところで、タッチパネル107の特定の領域において、フリック又はタッチム−ブを受け付けない特定のモ−ドが設定された場合には、当該特定の領域においてはシングルタッチを除外することができる。よって、特定モードの際には、特定の領域において第1の実施形態のようにシングルタッチの誤検出を防ぐため、第2の閾値Z2を第1の閾値Z1よりも高く設定する必要はない。つまり、第2の閾値Z2を第1の閾値Z1と等しくすることができる。言い換えると、座標移動の有無を確認する必要がなく、応答性が向上する。
図5Aおよび図5Bは、本発明の第2の実施形態に係るタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図示のフローチャートに係る処理は、ROM102に記録されたプログラムをRAM103に展開してCPU101が実行することによって行われる。また、図示のフローチャートにおいて、図3Aおよび図3Bに示すフローチャートのステップと同一のステップについて同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS301においてタッチパネル制御部105によってタッチパネル107に対する接触(タッチ操作)が検知されると、CPU101は前述の特定モードが設定されているか否かを判定する(ステップS501)。特定のモ−ドが設定されていると(ステップS501において、YES)、CPU101はタッチパネル107において特定の領域を指定する(ステップS502)。その後、CPU101はタッチパネル制御部105を制御してステップS302の処理を行う。
一方、特定のモ−ドが設定されていないと(ステップS501において、NO)、CPU101はタッチパネル制御部105を制御してステップS302の処理を行う。
ステップ303において、接触抵抗値Rt(第1の抵抗値検出結果)が第1の閾値Z1以上であると(ステップS303において、YES)、CPU101はタッチパネル制御部105を制御して押下箇所のX座標およびY座標(第4の座標測定結果)を検出(測定)する(ステップS503)。
続いて、CPU101は、ステップS503で得られたXY座標(第4の座標測定結果)が特定の領域内にあるか否かを判定する(ステップS504)。第4の座標測定結果が特定領域内にあると(ステップS504において、YES)、CPU101は第2の閾値Z2=第1の閾値Z1とする(ステップS505)。その後、CPU101はステップS304の処理に進む。
S501の処理において特定モ−ドではないと判定した場合には、CPU101はステップS504の処理において第4の座標測定結果が特定領域外に位置すると判定する。そして、第4の座標測定結果が特定領域外に位置すると(ステップS504において、NO)、CPU101はステップS304の処理に進む。
ステップS505の処理において、第2の閾値Z2=第1の閾値Z1とした場合には、押圧力が第2の閾値Z2未満になることはない。よって、この場合には、CPU101は、ステップS304の処理において押圧力が第2の閾値Z2(=第1の閾値Z1)以上であると判定すると、ステップS309の処理に進んでタッチダウンと判定する。
このように、ステップS505の処理において、第2の閾値Z2=第1の閾値Z1とした場合には、CPU101は、前述のステップS305〜S308の処理を省略する。これによって、処理時間を短くすることができる。
その後、ステップS310〜S316の処理が行われる。ステップS316において、移動がないと(ステップS316において、NO)、CPU101は、タッチ操作した位置の座標が特定領域内にあるか否かを判定する(ステップS506)。タッチ操作した位置の座標が特定領域内にあると(ステップS506において、YES)、CPU101は処理をステップS301に戻す。
一方、タッチ操作した位置の座標が特定領域外にあると(ステップS506において、NO)、CPU101はステップS317においてシングルタッチと判定する。
ところで、前述のように、タッチ操作した位置の座標が特定の領域内にある場合には、CPU101はシングルタッチを受け付けることはない。このため、ステップS506の処理において、タッチ操作した位置の座標が特定の領域内にあるか否かを判定する。そして、タッチ操作した位置の座標が特定の領域内にあると判定した場合には、シングルタッチを受け付けることなく、CPU101は処理をステップS301に戻す。
このように、本発明の第2の実施形態では、特定モードが設定された際には、第2閾値Z2=第1の閾値Z1として、図3Aに示すステップS304〜S308の処理を省略して処理時間を短縮させて、応答性を向上させることができる。
なお、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、ステップS311およびS319を除く処理は、タッチパネル制御部105が行ってもよい。この場合には、第1の実施形態と同様に、ステップS309、S315、S318、およびS317では、それぞれタッチダウン、タッチアップ(フリック)、タッチアップ(ムーブ終了)、タッチアップ(シングルタッチでのタッチアップ)があったことをタッチパネル制御部105がCPU101に通知する。CPU101はこれらの通知を受けて、UI表示への反映や、スクロール、タッチされたアイコンの機能実行などのタッチ操作に応じた処理を実行する。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態による電子機器の1つであるタッチパネル装置について説明する。なお、第3の実施形態に係るタッチパネル装置の構成は、図1に示すタッチパネル装置と同様である。
ところで、上述のタッチパネル装置を備える携帯端末装置においては、例えば、電源を投入した状態でカバンに入れてしまうことがある。さらには、カバンに入れた携帯端末装置が誤って起動することがある。そして、電源が投入された状態でタッチパネル107が誤って押された状態となると、自動電源オフ機能が作動せず、端末装置、つまり、タッチパネル装置は起動した状態を継続することになる。さらに、前述の第1の閾値Z1が低く設定されていると、タッチ操作が連続的に検出された状態となってタッチパネル装置は起動した状態を継続することになる。
そこで、第3の実施形態に係るタッチパネル装置では、CPU101はタッチパネル107をタッチ操作している時間(つまり、押圧時間)を計時する。そして、押圧力が第1の閾値Z1以上であって、押圧時間(つまり、計時時間)が所定の時間となると、CPU101は、例えば、タッチパネル101が異物などによって押圧されていると判定して電源をオフする。
図6Aおよび図6Bは、本発明の第3の実施形態に係るタッチパネル装置の動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図示のフローチャートに係る処理は、ROM102に記録されたプログラムをRAM103に展開してCPU101が実行することによって行われる。また、図示のフローチャートにおいて、図3Aおよび図3Bに示すフローチャートのステップと同一のステップについて同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS303の処理において、押圧力が第1の閾値Z1以上であると(ステップS303において、YES)、CPU101は所定の時間の計測を開始する(ステップS601)。そして、CPU101はステップS304の処理に進む。
ステップS304の処理において、押圧力が第2の閾値Z2未満であると(ステップS304において、YES)、CPU101は、計時開始から所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS602)。所定の時間が経過すると(ステップS602において、YES)、CPU101はタッチパネル装置の電源をオフとする(ステップS603)。そして、CPU101は処理を終了する。
一方、所定の時間が経過していないと(ステップS602において、NO)、CPU101はステップS305〜S312の処理を行う。
ステップS312の処理の後、CPU101は、再び計時開始から所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS604)。所定の時間が経過すると(ステップS604において、YES)、CPU101はタッチパネル装置の電源をオフとする(ステップS605)。そして、CPU101は処理を終了する。
一方、所定の時間が経過していないと(ステップS604において、NO)、CPU101はステップS313〜S319の処理を行う。
このようにして、所定の時間が経過すると電源をオフとすれば、カバンに入れた携帯端末装置などにおいてタッチパネルが押圧された状態となっても、いずれは所定の時間が経過してステップS603又はS605において電源がオフとされる。
なお、図6Aおよび図6Bおいては、図3Aおよび図3Bに示すフローチャートの処理において電源をオフする場合について説明したが、図5Aおよび図5Bに示すフローチャートの処理においても同様にして適用することができる。
このように、本発明の第3の実施形態では、ユーザなどの人間の操作ではなく、例えば、異物によってタッチパネルが押圧されている状態においては所定の時間が経過すると電源がオフされるので、電源を無駄に消耗することがない。
上述の第3の実施形態では、図6Aおよび図6Bに示す処理をCPU101が行うものとして説明したが、ステップS603、S605、S311、およびS319を除く処理は、タッチパネル制御部105が行ってもよい。この場合には、第1の実施形態と同様に、ステップS309、S315、S318、およびS317では、それぞれタッチダウン、タッチアップ(フリック)、タッチアップ(ムーブ終了)、タッチアップ(シングルタッチでのタッチアップ)があったことをタッチパネル制御部105がCPU101に通知する。CPU101はこれらの通知を受けて、UI表示への反映や、スクロール、タッチされたアイコンの機能実行などのタッチ操作に応じた処理を実行する。
なお、上述のCPU101による制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を電子機器の1つであるタッチパネル装置に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されずタッチパネルを備える電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、タッチパネルを備える音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 操作部
105 タッチパネル制御部
106 表示部
107 タッチパネル
108 システムバス

Claims (10)

  1. 感圧式のタッチパネルと、
    前記タッチパネルに対して予め定められた第1の圧力以上でかつ当該第1の圧力よりも高い第2の圧力未満の押圧があり、さらに該押圧の位置が所定の条件を満たして移動をしているとタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行うように制御し、前記第2の圧力以上の押圧があると前記所定の条件を満たしていなくともタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行うように制御する制御手段と、
    を有すること特徴とする電子機器。
  2. 感圧式のタッチパネルと、
    前記タッチパネルに対して予め定められた第1の圧力以上でかつ当該第1の圧力よりも高い第2の圧力未満の押圧が検知され、さらに該押圧の位置が所定の条件を満たして移動をしているとタッチ操作の開始を示すタッチダウンがあったと判定するように制御し、前記第2の圧力以上の押圧が検知されると前記所定の条件を満たしていなくともタッチ操作の開始を示すタッチダウンがあったと判定するように制御する制御手段と、
    を有すること特徴とする電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記タッチパネルに対して第2の圧力以上の押圧があると、当該押圧の位置が前記所定の条件を満たして移動していない状態であっても、前記タッチダウンに応じた処理を行うように制御し、前記タッチパネルに対して前記第1の圧力以上の押圧があっても、当該押圧の位置が前記所定の条件を満して移動していない場合には前記タッチダウンに応じた処理を行わないように制御すること特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記タッチパネルの特定の領域を特定のタッチ操作を受け付ける領域として指定した際、前記特定の領域においてタッチ操作があると、前記第1の圧力と前記第2の圧力とを等しくすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記特定の領域でタッチ操作が行われた際に前記特定のタッチ操作であるシングルタッチを受け付けることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記タッチパネルが前記第1の圧力以上で押圧されている時間を計時する計時手段を備え、
    前記制御手段は、前記計時手段による計時時間が所定の時間を経過すると電子機器の電源をオフとすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 感圧式のタッチパネルを備える電子機器の制御方法であって、
    前記タッチパネルに対して予め定められた第1の圧力以上でかつ当該第1の圧力よりも高い第2の圧力未満の押圧があり、さらに該押圧の位置が所定の条件を満たして移動をしているとタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行う第1のステップと、
    前記第2の圧力以上の押圧があると前記所定の条件を満たしていなくともタッチ操作の開始を示すタッチダウンに応じた処理を行う第2のステップと、
    を有すること特徴とする制御方法。
  8. 感圧式のタッチパネルを備える電子機器の制御方法であって、
    前記タッチパネルに対して予め定められた第1の圧力以上でかつ当該第1の圧力よりも高い第2の圧力未満の押圧が検知され、さらに該押圧の位置が所定の条件を満たして移動をしているとタッチ操作の開始を示すタッチダウンがあったと判定する第1のステップと、
    前記第2の圧力以上の押圧が検知されると前記所定の条件を満たしていなくともタッチ操作の開始を示すタッチダウンがあったと判定する第2のステップと、
    を有すること特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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