JP2017072751A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Yoshiaki Ikehata
芳彰 池端
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Abstract

【課題】磁気ローラーと現像ローラーとの間隔を簡単に調整することが可能な現像装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】現像装置43は、第1支持部材110と、第2支持部材120と、調整ねじ130とを備える。第1支持部材110は、磁気ローラー72を回転自在に軸支するとともに、磁気ローラー72の軸と第1アイドルギヤ85の軸との距離を一定に保持する。第2支持部材120は、第1アイドルギヤ85の軸を中心として揺動可能に構成され、現像ローラー73を回転自在に軸支するとともに、現像ローラー73の軸と第1アイドルギヤ85の軸との距離を一定に保持する。調整ねじ130は、第1支持部材110と第2支持部材120との相対位置を調整可能である。
【選択図】図6

Description

本発明は、現像装置及びそれを備える画像形成装置に関する。
タッチダウン現像(ハイブリッド現像)の現像装置は、画像形成装置が有する感光体ドラムに対向配置される現像ローラーと、現像ローラーに対向配置される磁気ローラーを有している。
この種の現像装置において、感光体ドラムと現像ローラーとの間隔は、画像形成装置において形成される画像に大きな影響を与える。よって、これらの間隔を一定に保つような構造が要求される。
例えば、面板と、面板を固定するケースの固定部との間に、厚さの異なるスペーサを設けることによって、感光体ドラム(像担持体)と現像ローラー(現像剤担持体)とのギャップを調整できるように構成された画像形成装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−139654号公報
しかしながら、タッチダウン現像の現像装置においては、感光体ドラムと現像ローラーとの間隔だけでなく、磁気ローラーと現像ローラーとの間隔も、画像形成装置において形成される画像に大きな影響を与える。
この種の現像装置では、現像ローラーと磁気ローラーとの間隔は、設計値に対して数百μmのばらつきしか許されない。ローラー、ブッシュ等の部品の積み上げ公差をその範囲に納めることは困難である。また、経年劣化にも対応できるようにするためにも、現像ローラーと磁気ローラーとの間隔を調整可能な構造が望まれる。
本発明の目的は、磁気ローラーと現像ローラーとの間隔を簡単に調整することが可能な現像装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る現像装置は、磁気ローラーと、現像ローラーと、磁気ローラーギヤと、現像ローラーギヤと、アイドルギヤと、第1支持部材と、第2支持部材と、調整部とを備える。前記磁気ローラーは、トナーと磁性体とを含む現像剤を磁力により外周面に被着させる。前記現像ローラーは、前記磁気ローラーに対向配置され、前記磁気ローラーの外周面上の前記現像剤からトナーの供給を受けることによりトナー層を自身の外周面上に形成する。前記磁気ローラーギヤは、前記磁気ローラーの軸上に固定されている。前記現像ローラーギヤは、前記現像ローラーの軸上に固定されている。前記アイドルギヤは、前記磁気ローラーギヤ及び前記現像ローラーギヤの双方と噛み合っている。前記第1支持部材は、前記磁気ローラーを回転自在に軸支するとともに、前記磁気ローラーの軸と前記アイドルギヤの軸との距離を一定に保持する。前記第2支持部材は、前記アイドルギヤの軸を中心として揺動可能に構成され、前記現像ローラーを回転自在に軸支するとともに、前記現像ローラーの軸と前記アイドルギヤの軸との距離を一定に保持する。前記調整部は、前記第1支持部材と前記第2支持部材の相対位置を調整可能である。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記現像装置及び転写装置を備える。前記転写装置は、前記現像装置により前記トナーで現像される感光体ドラム上の画像をシートに転写する。
本発明によれば、磁気ローラーと現像ローラーとの間隔を簡単に調整することが可能な現像装置及び画像形成装置が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る現像装置を含む画像形成装置の構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る現像装置の断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る現像装置の端部の斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る現像装置の端部の正面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る現像装置の一部のギヤを外した状態の端部の正面図である。 図6は、本発明の実施形態に係る現像装置の第1支持部材と第2支持部材を分離した状態の斜視図である。 図7は、本発明の実施形態に係る現像装置の第1支持部材と第2支持部材を連結した状態の斜視図である。 図8は、本発明の実施形態に係る現像装置の第1支持部材と第2支持部材を連結した状態の正面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1を参照しつつ、実施形態に係る現像装置43を含む画像形成装置10の構成について説明する。画像形成装置10は、電子写真方式の画像形成装置である。
図1が示すように、画像形成装置10は、筐体100内にシート供給部2、シート搬送部3、トナー補給部40、画像形成部4、光走査部5および定着部6などを備える。
図1に示される画像形成装置10は、タンデム型画像形成装置であり、カラープリンターである。そのため、画像形成部4は、中間転写ベルト48および二次転写装置49をさらに備える。
また、画像形成部4は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色に対応した複数の単色画像形成部4xを備える。さらに、画像形成装置10は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色のトナー91を現像装置43各々に供給する複数のトナー補給部40を備える。
なお、画像形成装置10は、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリーまたは複合機などである。前記複合機は、前記プリンターの機能および前記コピー機の機能などを併せ持つ。
シート供給部2は、シート受部21およびシート送出部22を備えている。シート受部21は、複数のシート材9を重ねて載置可能に構成されている。シート材9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。
シート送出部22は、シート材9に接して回転することによりシート材9をシート受部21から搬送路30へ向けて送り出す。
シート搬送部3は、レジストローラー31、搬送ローラー32および排出ローラー33などを備える。レジストローラー31および搬送ローラー32が、シート供給部2から供給されるシート材9を画像形成部4の二次転写装置49へ向けて搬送する。さらに、排出ローラー33が画像形成後のシート材9を搬送路30の排出口から排出トレイ101上へ排出する。
中間転写ベルト48は、環状に形成された無端の帯状部材である。中間転写ベルト48は、2つのローラーに架け渡された状態で回転する。画像形成部4において、単色画像形成部4x各々は、回転する中間転写ベルト48の表面に各色の画像を形成する。これにより、各色の画像が重ねられたカラー画像が中間転写ベルト48に形成される。
二次転写装置49は、中間転写ベルト48に形成されたトナー像をシート材9に転写する。二次クリーニング装置480は、中間転写ベルト48における二次転写装置49を経た後の部分に残存するトナーを除去する。
単色画像形成部4x各々は、前記トナー像を担持する感光体ドラム41、帯電装置42、現像装置43、一次転写装置45および一次クリーニング装置47などを備える。帯電装置42、現像装置43、一次転写装置45および一次クリーニング装置47は、それぞれ異なる方向から感光体ドラム41に対向する状態で配置されている。なお、感光体ドラム41は、回転しつつ前記トナー像を担持する像担持体の一例である。
感光体ドラム41各々は、中間転写ベルト48の周速度(移動速度)に応じた周速度で回転する。例えば、感光体ドラム41が有機感光体であることが考えられる。また、感光体ドラム41がアモルファスシリコン感光体であることも考えられる。
単色画像形成部4x各々において、感光体ドラム41が回転し、帯電装置42が感光体ドラム41の表面を一様に帯電させる。さらに、光走査部5がレーザー光を走査することにより帯電した感光体ドラム41の表面に静電潜像を書き込む。現像装置43は、感光体ドラム41にトナー91を供給することにより、前記静電潜像を現像する。
現像装置43は、トナー91およびキャリア92を含む二成分現像剤90を撹拌することによってトナー91を帯電させ、帯電したトナー91を感光体ドラム41に供給する。これにより、感光体ドラム41の表面に形成された前記静電潜像が、前記トナー像として顕像化する。
キャリア92は、磁性を有する粒状物である。例えば、キャリア92が、粒状の磁性体とその磁性体の表面にコーティングされたエポキシ樹脂などの合成樹脂被膜とを含む粒状体であることが考えられる。
一次転写装置45は、感光体ドラム41表面における前記トナー像を、感光体ドラム41表面に沿って移動中の中間転写ベルト48に転写する。さらに、一次クリーニング装置47が、感光体ドラム41表面に残存するトナー91を除去する。
二次転写装置49は、中間転写ベルト48の表面に転写された画像である前記トナー像を、搬送路30を移動中のシート材9に対して転写する。なお、一次転写装置45および二次転写装置49は、現像装置43により前記トナーで現像される感光体ドラム41上の画像をシート材9に転写する転写装置の一例である。
定着部6は、シート材9上に前記トナー像を加熱によって定着させる装置である。定着部6は、加熱ローラー61および加圧ローラー62を備える。
加熱ローラー61は、ヒーター611を内包し、加熱された状態で搬送路30を移動中のシート材9に接して回転する。加熱ローラー61および加圧ローラー62は、それらの間に画像が形成されたシート材9を挟み込みつつ後工程へ送り出す。これにより、定着部6は、シート材9上の前記トナー像を加熱し、シート材9上に画像を定着させる。
[現像装置43の構成]
続いて、図2を参照しつつ、現像装置43について説明する。
図2は、現像装置43の内部構造を示す断面図である。現像装置43は、該現像装置43の内部空間を画定する現像容器70を含む。現像装置43は、現像容器70内に、現像剤(二成分現像剤90)を貯留すると共に、現像剤を攪拌しつつ搬送することが可能とされた現像剤貯留部71と、現像剤貯留部71の上方に配置された磁気ローラー72と、磁気ローラー72の斜め上方位置で磁気ローラー72に対向配置された現像ローラー73と、先端が磁気ローラー72に対向するように配置された現像剤規制ブレード74とを含む。
現像剤貯留部71は、現像装置43の長手方向に延びる2つの隣り合う現像剤貯留室から構成されており、これらの2つの現像剤貯留室は、現像容器70に一体に形成された仕切り板によって長手方向において互いに仕切られているが、長手方向における両隅部において互いに連通されている。また、各現像剤貯留室には、回転により現像剤を攪拌するスクリューフィーダ75,76が回転可能に装着されている。スクリューフィーダ75,76は、回転方向が互いに逆方向に設定されているので、現像剤は、2つの現像剤貯留室の間を攪拌されつつ搬送される。この攪拌により、トナー(トナー91)とキャリア(キャリア92)とが混合され、トナーが帯電される。
磁気ローラー72は、現像装置43の長手方向に延びるように配設されている。磁気ローラー72が回転すると、磁気ローラー72の内部に配置された磁石によって現像剤貯留部71から磁気的に汲み上げられた現像剤が、磁気ローラー72の周面上に保持されて搬送される。
磁気ローラー72の周面に磁気的に付着した現像剤の層厚は、現像剤規制ブレード74によって規制される。現像剤規制ブレード74は、磁気ローラー72の長手方向に沿って延び、その先端が磁気ローラー72の周面との間で所定の隙間を形成するように配設された板部材である。磁気ローラー72が回転すると、現像剤規制ブレード74の前記先端によって、磁気ローラー72の周面上の現像剤の穂切りが行われる。この穂切りによって、現像剤の層厚が規制され、磁気ローラー72の周面上に、所定厚みの現像剤層、つまり磁気ブラシ層が均一に形成される。
現像ローラー73は、現像装置43の長手方向に延びるように配設されており、現像ローラー73の周面が、磁気ローラー72の周面との間で所定の隙間を形成するように配設されている。また、現像ローラー73は、現像容器70に形成された所定の開口を通して感光体ドラム41に臨むように配設されており、現像ローラー73の周面と感光体ドラム41のドラム表面との間には所定の隙間が形成されている。
現像ローラー73が回転すると、現像ローラー73の周面が磁気ローラー72上の磁気ブラシ層と接触する。このとき、現像ローラー73と磁気ローラー72との間にバイアスを印加すると、電位差によって磁気ブラシ層からトナーのみが現像ローラー73の周面に移動し、その周面上にトナー層が形成される。そして、現像ローラー73の周面上のトナー層が、現像ローラー73と感光体ドラム41との間の電位差によって感光体ドラム41のドラム表面に移動すると、感光体ドラム41のドラム表面に形成されている静電潜像が現像され、トナー像が形成される。
次に、図3および図4を参照して、現像装置43の駆動系統について説明する。図3は、現像装置43の一部外観斜視図であり、図4は、現像装置43の外観側面図である。図3に示すように、現像装置43の駆動系統であるギヤ列は、現像装置43(つまり、現像容器70)の長手方向における一方の側壁面に配列されている。
ギヤ列は、図3および図4に示すように、画像形成装置10の装置本体から与えられる駆動力を現像装置43に伝達する駆動力伝達ギヤ80と、駆動力伝達ギヤ80を介して伝達される駆動力を磁気ローラー72に伝達する、磁気ローラー72の軸上に固定された磁気ローラーギヤ81と、駆動力伝達ギヤ80を介して伝達される駆動力を現像ローラー73に伝達する、現像ローラー73の軸上に固定された現像ローラーギヤ82と、駆動力伝達ギヤ80を介して伝達される駆動力をスクリューフィーダ75,76にそれぞれ伝達するスクリューフィーダギヤ83,84とを含む。
画像形成装置10の装置本体は、現像装置43を駆動するモータのような駆動源と、駆動源の駆動力を現像装置43に伝達するための装置本体側ギヤとを含む。駆動力伝達ギヤ80は、装置本体側ギヤ、磁気ローラーギヤ81及びスクリューフィーダギヤ83と噛み合っている。
磁気ローラー72の軸の一端部は、第1支持部材110を貫通して外部に突出しており、磁気ローラーギヤ81は、その突出部分に支持されている。第1支持部材110の詳細は後述する。
現像ローラー73の軸の一端部は、第2支持部材120を貫通して外部に突出しており、現像ローラーギヤ82は、その突出部分に支持されている。第2支持部材120の詳細は後述する。
磁気ローラーギヤ81と現像ローラーギヤ82との間には、第1アイドルギヤ85が配設されており、この第1アイドルギヤ85に磁気ローラーギヤ81と現像ローラーギヤ82とが噛み合っている。
スクリューフィーダ75の軸およびスクリューフィーダ76の軸の各一端部は、現像容器70の側壁701を貫通して外部に突出しており、各突出部分に、スクリューフィーダギヤ83,84が支持されている。スクリューフィーダギヤ83とスクリューフィーダギヤ84との間には、第2アイドルギヤ86が配設されており、この第2アイドルギヤ86にスクリューフィーダギヤ83とスクリューフィーダギヤ84とが噛み合っている。
駆動源からの駆動力は、次のようにして伝達される。すなわち、駆動源からの駆動力は、まず、装置本体側ギヤに与えられ、これにより、装置本体側ギヤが回転する。装置本体側ギヤの回転に伴い、該装置本体側ギヤに噛み合う駆動力伝達ギヤ80が回転する。駆動力伝達ギヤ80の回転に伴い、該駆動力伝達ギヤ80に噛み合う磁気ローラーギヤ81及びスクリューフィーダギヤ83が回転する。こうして、駆動源からの駆動力が現像装置43に入力される。
磁気ローラーギヤ81の回転に伴い、磁気ローラー72が回転して現像剤貯留部71から現像剤を受け取る共に、第1アイドルギヤ85を介して現像ローラーギヤ82が回転する。これにより、現像ローラー73は回転して、磁気ローラー72からトナーを受け取る。
また、スクリューフィーダギヤ83の回転に伴い、第2アイドルギヤ86を介してスクリューフィーダギヤ84が回転する。これにより、スクリューフィーダ75,76は回
転して、現像剤貯留部71内で現像剤を攪拌しつつ搬送する。
上記のように駆動源からの駆動力が現像装置43に伝達されることで、感光体ドラム41のドラム表面上にトナー像が形成される。
[ローラーの支持構成]
続いて、図5〜図8を参照しつつ、現像装置43における磁気ローラー72及び現像ローラー73の支持構造について説明する。
図5は、磁気ローラー72及び現像ローラー73の支持構造をより分かり易く示すために、図4に示す状態から、駆動力伝達ギヤ80、磁気ローラーギヤ81、現像ローラーギヤ82及び第1アイドルギヤ85を外した状態を示している。
磁気ローラー72は、現像装置43の長手方向の両端に設けられる第1支持部材110によって回転自在に軸支される。第1支持部材110には、図6に示すように、磁気ローラー72の軸の端部を貫通させて、磁気ローラー72を回転自在に軸支するための磁気ローラー軸貫通孔111が形成されている。
現像ローラー73は、現像装置43の長手方向の両端に設けられる第2支持部材120によって回転自在に軸支される。第2支持部材120には、図6に示すように、現像ローラー73の軸の端部を貫通させて、現像ローラー73を回転自在に軸支するための現像ローラー軸貫通孔121が形成されている。
図6に示すように、第2支持部材120には、第1アイドルギヤ85を回転自在に支持するためのアイドルギヤ軸122が形成されており、第1支持部材110には、このアイドルギヤ軸122を回転自在に支持するアイドルギヤ軸貫通孔112が形成されている。
第1支持部材110及び第2支持部材120は、図7に示すように、第2支持部材120に設けられたアイドルギヤ軸122を第1支持部材110のアイドルギヤ軸貫通孔112に貫通させた状態で、現像装置43に組み込まれる。
このように、第1支持部材110には磁気ローラー軸貫通孔111及びアイドルギヤ軸貫通孔112が形成されているため、第1支持部材110によって、磁気ローラー72の軸と第1アイドルギヤ85の軸との距離は一定に保持される。
また、第2支持部材120には現像ローラー軸貫通孔121及びアイドルギヤ軸122が形成されているため、第2支持部材120によって、現像ローラー73の軸と第1アイドルギヤ85の軸との距離は一定に保持される。
第2支持部材120は、第1支持部材110に対して、アイドルギヤ軸122を中心として揺動可能となっている。そして、第1支持部材110と第2支持部材120との相対位置を調整ねじ130によって調整可能となっている。
具体的には、第1支持部材110には、突出した平板形状の第1部分113が形成されており、第2支持部材120には、この第1部分113に対向するように、突出した平板形状の第2部分123が形成されている。そして、第1部分113には、調整ねじ130に対応するねじ穴114が形成されており、第2部分123には、調整ねじ130を貫通させるための貫通孔124が形成されている。
第1部分113と第2部分123の隙間には、第1部分113と第2部分123を互いに遠ざける方向に付勢する付勢部材の一例としてのコイル状のばね131が配置される。調整ねじ130は、第2部分123の貫通孔124とばね131とを貫通するようにして、第1部分113のねじ穴114に締結される。よって、調整ねじ130を締めるほど第1部分113と第2部分123は近づき、調整ねじ130を緩めるほど第1部分113と第2部分123は遠ざかることになる。
前述したように、第2支持部材120は、第1支持部材110に対して、アイドルギヤ軸122を中心として揺動可能である。よって、図8に示すように、調整ねじ130を締めることによって第1部分113と第2部分123が近づくと、磁気ローラー軸位置P1と現像ローラー軸位置P2が近づく。その結果、磁気ローラー72と現像ローラー73との間隔が狭くなる。
逆に、調整ねじ130を緩めることによって第1部分113と第2部分123が遠ざかると、磁気ローラー軸位置P1と現像ローラー軸位置P2が遠ざかる。その結果、磁気ローラー72と現像ローラー73との間隔が広くなる。
このように、調整ねじ130を締めたり緩めたりすることによって、磁気ローラー72と現像ローラー73との間隔を調整することが可能である。
なお、調整ねじ130を緩める場合にも緩める場合にも、磁気ローラー軸位置P1とアイドルギヤ軸位置P3との距離は常に一定であり、現像ローラー軸位置P2とアイドルギヤ軸位置P3との距離も常に一定である。よって、調整ねじ130によって磁気ローラー72と現像ローラー73との間隔を変更しても、磁気ローラーギヤ81と第1アイドルギヤ85との噛み合い状態、及び、現像ローラーギヤ82と第1アイドルギヤ85との噛み合い状態は、いずれも良好に保たれる。
以上のように、本実施形態によれば、磁気ローラー72と現像ローラー73との間隔を簡単に調整することができる。
ところで、図3〜図5に示すように、現像ローラー73の軸上にはギャッププーリ87が設けられている。本実施形態では、第2支持部材120と現像ローラーギヤ82の間にギャッププーリ87が設けられている。
ギャッププーリ87は、現像ローラー73の軸上に回転自在に設けられており、現像ローラー73よりも大径になっている。
一方、第1支持部材110は、磁気ローラー72の軸を中心として揺動可能に構成されている。したがって、第1支持部材110及び第2支持部材120は、磁気ローラー72の軸を中心として一体的に揺動可能となっている。そして、第2支持部材120は、図3に示すコイル状のばね88によって、感光体ドラム41に近づく方向に付勢されている。すなわち、このばね88は、ギャッププーリ87を感光体ドラム41に押圧する方向に付勢する付勢部材として機能する。
その結果、第1支持部材110及び第2支持部材120には、ばね88の付勢力により、磁気ローラー72の軸を中心とした回転力が作用して、ギャッププーリ87が感光体ドラム41に押圧される。これにより、現像ローラー73と感光体ドラム41との間隔は一定に保たれる。
なお、第2支持部材120には、ばね88の付勢力により、アイドルギヤ軸122を中心とした回転力も作用する。しかしながら、ばね131によって、第1支持部材110の第1部分113と第2支持部材120の第2部分123が遠ざかる方向に付勢されているので、ばね88の付勢力によって第2部分123が第1部分113に近づいてしまうことを回避することができる。
なお、本実施形態では、第2支持部材120に形成されたアイドルギヤ軸122を、第1支持部材110に形成されたアイドルギヤ軸貫通孔112に貫通させるように構成しているが、他の実施形態では、第1支持部材110に形成されたアイドルギヤ軸122を、第2支持部材120に形成されたアイドルギヤ軸貫通孔112に貫通させるように構成してもよい。
10 画像形成装置
41 感光体ドラム
43 現像装置
70 現像容器
71 現像剤貯留部
72 磁気ローラー
73 現像ローラー
81 磁気ローラーギヤ
82 現像ローラーギヤ
85 第1アイドルギヤ
87 ギャッププーリ
88 ばね
110 第1支持部材
111 磁気ローラー軸貫通孔
112 アイドルギヤ軸貫通孔
113 第1部分
114 ねじ穴
120 第2支持部材
121 現像ローラー軸貫通孔
122 アイドルギヤ軸
123 第2部分
124 貫通孔
130 調整ねじ
131 ばね
701 側壁

Claims (6)

  1. トナーと磁性体とを含む現像剤を磁力により外周面に被着させる磁気ローラーと、
    前記磁気ローラーに対向配置され、前記磁気ローラーの外周面上の前記現像剤からトナーの供給を受けることによりトナー層を自身の外周面上に形成する現像ローラーと、
    前記磁気ローラーの軸上に固定された磁気ローラーギヤと、
    前記現像ローラーの軸上に固定された現像ローラーギヤと、
    前記磁気ローラーギヤ及び前記現像ローラーギヤの双方と噛み合うアイドルギヤと、
    前記磁気ローラーを回転自在に軸支するとともに、前記磁気ローラーの軸と前記アイドルギヤの軸との距離を一定に保持する第1支持部材と、
    前記アイドルギヤの軸を中心として揺動可能に構成され、前記現像ローラーを回転自在に軸支するとともに、前記現像ローラーの軸と前記アイドルギヤの軸との距離を一定に保持する第2支持部材と、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材との相対位置を調整可能な調整部と、
    を備える現像装置。
  2. 前記調整部は、前記第1支持部材の一部である第1部分と前記第2支持部材の一部である第2部分とを貫通する、前記第1部分と前記第2部分との間隔を調整可能な調整ねじを含む、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記調整部は、前記第1部分と前記第2部分を互いに遠ざける方向に付勢する第1付勢部材をさらに含む、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第1支持部材及び前記第2支持部材の一方には、前記アイドルギヤを回転自在に支持するアイドルギヤ軸が形成されており、他方には、前記アイドルギヤ軸を回転自在に支持する貫通孔が形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記第1支持部材は、前記磁気ローラーの軸を中心として揺動可能に構成されており、
    前記現像装置は、
    前記現像ローラーの軸上に回転自在に設けられた、前記現像ローラーよりも大径のギャッププーリと、
    前記ギャッププーリを感光体ドラムに押圧する方向に付勢する第2付勢部材と、
    をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置により前記トナーで現像される感光体ドラム上の画像をシートに転写する転写装置と、
    を備える画像形成装置。
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