JP2017072533A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017072533A
JP2017072533A JP2015200786A JP2015200786A JP2017072533A JP 2017072533 A JP2017072533 A JP 2017072533A JP 2015200786 A JP2015200786 A JP 2015200786A JP 2015200786 A JP2015200786 A JP 2015200786A JP 2017072533 A JP2017072533 A JP 2017072533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pointer image
pointer
display
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015200786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6556584B2 (ja
Inventor
正勝 巣山
Masakatsu Suyama
正勝 巣山
正治 一将
Kazumasa Shoji
一将 正治
輝 中嶋
Teru Nakajima
輝 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2015200786A priority Critical patent/JP6556584B2/ja
Publication of JP2017072533A publication Critical patent/JP2017072533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6556584B2 publication Critical patent/JP6556584B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)

Abstract

【課題】運転者に与える違和感を軽減することが可能な車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両用表示装置は、目盛画像SG及び指針画像GGを有する円状のエンジン回転数画像EGを表示器に表示すると共に、エンジン回転数画像EGの中心位置CPを含む領域Aに指標部Scにて示すエンジン回転数と異なるシフトレバー位置の情報を表示し、指針画像GGは中心位置CPが回転中心であって中心位置CPから一定距離だけ離れた位置を根元位置RPとすることで、領域Aに指針画像GGが重なって表示されないようにしたものであって、イグニッションスイッチのオフ時に、指針画像GGをその長手方向に順次縮小させながら消去するサブCPUを備え、サブCPUは、指針画像GGを順次縮小させながら消去する場合において、指針画像GGの根元位置RPを固定とし、指針画像GGの本体部Bの縮小率よりも先端部Tの縮小率を小さくする。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載され、液晶ディスプレイへの画像表示により車両搭乗員に対して情報を提供する車両用表示装置に関する。
従来、車両に搭載され、液晶ディスプレイへの画像表示により車両搭乗員に対して情報を提供する車両用表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この車両用表示装置には、物理量(速度や回転量)の値を示す指標部を有する目盛画像と、当該指標部を指し示す指針画像とを有する円弧又は円状の計器画像を液晶ディスプレイに表示し、車速や回転数等の情報を車両搭乗員に提供するものもある。
特開2012−006453号公報
ここで、本件出願人は、上記のような車両用表示装置においてイグニッションスイッチのオフ時に、指針画像をその長手方向に順次縮小させながら消去する演出を行うことを検討している。しかし、このような演出を行う場合、運転者にとって違和感がある表示となってしまうことがあった。
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的とするところは、イグニッションスイッチのオフ時に、指針画像をその長手方向に順次縮小させながら消去する演出を行う場合において、運転者に与える違和感を軽減することが可能な車両用表示装置を提供することにある。
本発明に係る車両用表示装置は、物理量の値を示す指標部を有する目盛画像、及び、当該指標部を指し示す指針画像を有する円弧又は円状の計器画像を液晶ディスプレイに表示すると共に、前記計器画像の中心位置を含む領域に前記指標部にて示す情報と異なる情報を更に前記液晶ディスプレイに表示し、前記指針画像は前記中心位置が回転中心であって当該中心位置から一定距離だけ離れた位置を根元位置とし当該根元位置から前記指標部側に延びることで、前記領域に前記指針画像が重なって表示されないようにした車両用表示装置であって、イグニッションスイッチのオフ時に、前記指針画像をその長手方向に順次縮小させながら消去する表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、前記指針画像を順次縮小させながら消去する場合において、前記指針画像の根元位置を固定とすることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用表示装置は、物理量の値を示す指標部を有する目盛画像、及び、当該指標部を指し示す指針画像を有する円弧又は円状の計器画像を液晶ディスプレイに表示すると共に、前記計器画像の中心位置を含む領域に前記指標部にて示す情報と異なる情報を更に前記液晶ディスプレイに表示し、前記指針画像は前記中心位置が回転中心であって当該中心位置から一定距離だけ離れた位置を根元位置とし当該根元位置から前記指標部側に延びることで、前記領域に前記指針画像が重なって表示されないようにした車両用表示装置であって、イグニッションスイッチのオフ時に、前記指針画像をその長手方向に順次縮小させながら消去する表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、前記回転中心の根元側となる本体部と当該本体部から前記指標部側に延びる尖状の先端部とからなる指針画像を表示すると共に、前記指針画像を順次縮小させながら消去する場合において、前記本体部の縮小率よりも前記先端部の縮小率を小さくすることを特徴とする。
また、本発明に係る車両用表示装置において、前記指針画像が順次縮小していく段階毎の画像を全て記憶した記憶手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記指針画像を順次縮小させながら消去する場合において、前記記憶手段により記憶される各段階の画像を順次表示していくことが好ましい。
本発明の車両用表示装置によれば、指針画像をその長手方向に順次縮小させながら消去する演出を行う場合において、運転者に与える違和感を軽減することができる。
本発明の実施形態に係る車両用表示装置を示すブロック図である。 図1に示した表示器に表示されるメータ画像の一例を示す正面図である。 比較例に係る指針画像の消去時の様子を示す図であり、(a)は100%のスケールの指針画像を示し、(b)は80%のスケールの指針画像を示し、(c)は60%のスケールの指針画像を示し、(d)は40%のスケールの指針画像を示し、(e)は20%のスケールの指針画像を示している。 根元位置RPを固定とし、且つ縮小していく段階毎の画像を示す図であり、(a)は縮小前の画像を示し、(b)は第1の画像を示し、(c)は第2の画像を示し、(d)は第3の画像を示し、(e)は第4の画像を示し、(f)は第5の画像を示している。 本実施形態に係る車両用表示装置の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な一実施形態に沿って説明するが、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用表示装置を示すブロック図である。図1に示す車両用表示装置は、車両に搭載され、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイの一例)を表示器30として備えたいわゆるグラフィックメータであって、表示器30への画像表示により車両搭乗員に対して情報を提供するものである。
表示器30は、カラー画像を表示可能な表示手段であり、本実施形態では、エンジン回転数を示すエンジン回転数計、車両の走行速度を示す速度計、冷却水の温度を示す水温計、及び、燃料残量を示す燃料計等の計器類を含むメータ画像M(図2参照)を表示するものである。
この車両用表示装置は、表示器30に加えて、メインCPU(Central Processing Unit)10と、サブCPU(表示制御手段)20と、複数のROM(Read Only Memory)41,42とを備えている。
メインCPU10は、車速パルス等の車両状態信号を、CAN(Controller Area Network)を通信プロトコルとして用いたCAN通信にて受信するものである。なお、車両状態信号とは、例えばエンジン回転数、車速、冷却水温度及び燃料残量など、表示器30にて表示させる車両の物理量を示す情報を含んだ信号である。
このようなメインCPU10は、例えば車速パルスをCAN通信にて受信した場合、パルスから車速を算出し、算出した車速の信号をサブCPU20に送信する。他のエンジン回転数、冷却水温度及び燃料残量なども同様である。さらに、メインCPU10は、イグニッションスイッチのオンオフに関する信号についても入力してサブCPU20に送信する。
サブCPU20は、メインCPU10から入力した信号に基づく表示を行うべく、グラフィックコントローラ20aに対して命令コードを送信する。グラフィックコントローラ20aは、この命令コードに従って描画処理を行うこととなる。これにより、表示器30に画像が表示されることとなる。
詳細に説明すると、サブCPU20は複数のROM41,42に接続されている。第1ROM41は、サブCPU20が実行するプログラムを格納しており、このプログラムが実行されることにより上記グラフィックコントローラ20aが機能する。第2ROM(記憶手段)42は、描画処理に必要となる各種画像のデータを記憶したものであり、エンジン回転数計、速度計、水温計、及び燃料計等の表示に必要となる画像データを記憶している。
グラフィックコントローラ20aは、第1ROM41に格納されるプログラムが実行されることによって、サブCPU20からの命令コードに従った描画処理を行うものであり、第2ROM42に記憶される画像データに基づいて描画処理を行うこととなる。なお、第2ROM42に記憶される画像データは、例えばイグニッションスイッチオン時にサブCPU20に読み込まれ、以降グラフィックコントローラ20aは、読み込んだ画像データを用いて描画処理を行う。
図2は、図1に示した表示器30に表示されるメータ画像の一例を示す正面図である。図2に示すように、表示器30には、グラフィックコントローラ20aによる描画処理によってメータ画像Mが表示される。なお、図2に示すメータ画像Mはその一例を示すものであって特に図2に示すものに限られるものではない。
図2に示すように、メータ画像Mには、計器枠画像MGと、目盛画像SGと、指針画像GGとからなる円状のエンジン回転数画像(計器画像)EGが含まれている。計器枠画像MGは、円形状の枠の画像である。目盛画像SGは、物理量の1つであるエンジン回転数を示す複数の指標部Scが計器枠画像MGの内側に沿って円弧状に配置された画像である。この目盛画像SGは、エンジン回転数0r/min〜9000r/minまで表示可能に円弧状に配置されている。
指針画像GGは、指標部Scを指し示す画像であって、エンジン回転数画像EG(計器枠画像MG)の中心位置CPを回転中心として回転可能に表示されるものである。この指針画像GGは、中心位置CPから一定距離だけ離れた位置を根元位置RPとし、根元位置RPから指標部Sc側に延びるものであって、回転中心の根元側となる本体部Bと、本体部Bから指標部Sc側に延びる尖形の先端部Tとから構成されている。
なお、図2に示す例においてエンジン回転数画像EGは、円状の計器画像となっているが、これに限らず、円弧状の計器画像となっていてもよい。
また、エンジン回転数画像EGの内側には、シフトレバー状態画像RGと、速度画像VGとが含まれている。シフトレバー状態画像RGは、シフトレバーの位置がニュートラル(N)、ドライブ(D)、及びパーキング(P)のいずれの位置にあるかを示す画像G1によって構成されている。速度画像VGは、「km/h」を示す画像G2と、時速を数字表記にて示す画像G3とから構成されている。このように、エンジン回転数画像EGの内側には、指標部Scにて示す情報(すなわちエンジン回転数の情報)と異なる情報が更に表示されるようになっている。
ここで、シフトレバー状態画像RG及び速度画像VGは、エンジン回転数画像EGの中央付近に表示されるようになっており、特に、本実施形態においてシフトレバー状態画像RGは、上記中心位置CPを含む領域Aに表示されるようになっている。この領域Aは、指針画像GGが回転表示されるにあたり、指針画像GGが重ならないような領域となっている。すなわち、領域Aは、その全体が中心位置CPから一定距離の範囲内に収まるようになっている。これにより、指針画像GGが回転表示されたとしても、指針画像GGがシフトレバー状態画像RGを隠してしまうことがなく、視認性を向上させることとなる。
なお、本実施形態においてエンジン回転数が約5000〜7000r/minとなると、指針画像GGはその先端部Tがエンジン回転数画像EGの上方に向くため、速度画像VGに重なってしまう。このため、これを防止するために、指針画像GGは速度画像VGの裏側に隠れるように表示制御されてもよい。
さらに、メータ画像Mには、冷却水の温度を示す水温計画像WG、及び燃料残量を示す燃料計画像FGについても含まれている。水温計画像WGは、エンジン回転数画像EGの左側(日本車において助手席側)に配置され、燃料計画像FGは、エンジン回転数画像EGの右側(日本車において運転席側)に配置されている。これら画像WG,FGは、その物理量に応じて上下に延びるバー画像BGによって、物理量が表示されるようになっている。
また、本実施形態においてサブCPU20は、イグニッションスイッチのオフ時においてメータ画像Mを消去させる。この際に、サブCPU20は、指針画像GGをその長手方向に順次縮小させながら消去する。しかし、指針画像GGを順次縮小させながら消去する場合、運転者にとって違和感がある表示となってしまうことがあった。以下、この点について説明する。
図3は、比較例に係る指針画像の消去時の様子を示す図であり、(a)は100%のスケールの指針画像GGを示し、(b)は80%のスケールの指針画像GGを示し、(c)は60%のスケールの指針画像GGを示し、(d)は40%のスケールの指針画像GGを示し、(e)は20%のスケールの指針画像GGを示している。
図3(a)に示すように、イグニッションスイッチがオフされる直前においては、指針画像GGは100%のスケールで表示されている。すなわち、縮小されていない状態で表示されている。このような状態からイグニッションスイッチがオフされると、例えば図3(b)、図3(c)、図3(d)、及び図3(e)の順に指針画像GGがその長手方向に縮小され、図3(e)の後に、指針画像GGが消去される。
このときのサブCPU20は、グラフィックコントローラ20aに対して、例えば「write“needle_blue.jpeg”,sclale100%」「write“needle_blue.jpeg”,sclale80%」「write“needle_blue.jpeg”,sclale60%」「write“needle_blue.jpeg”,sclale40%」「write“needle_blue.jpeg”,sclale20%」という命令コードを順次送信する。「“needle_blue.jpeg”」は指針画像GGの画像データを示すものであって、画像表示したときに中心位置CPに相当する位置(以下単に中心位置CPという)から根元位置RPまでのブランクとなる画像部分も含むデータとなっている。
ここで、図3(a)〜図3(e)に示すように、指針画像GGのデータが、中心位置CPから根元位置RPまでのブランクとなる画像部分も含む関係上、指針画像GGに対して縮小処理を行うと、ブランクとなる画像部分も縮小され、指針画像GGの縮小に伴って根元位置RPが除々に中心位置CPに近づくように表示されることとなる。よって、予め指針画像GGが表示されていなかった箇所に指針画像GGが移動するかのように表現され、運転者は指針画像GGの消去時の演出に違和感を覚えてしまう。
さらに、指針画像GGは、その先端部Tが尖状となっている。このため、指針画像GGを長手方向に縮小させていくと、その先端角度θが縮小に併せて鈍角となっていく。例えば、図3(a)に示すように100%のスケールの指針画像GGは、先端部Tが長手方向に距離l1の大きさを有していることから、先端角度がθとなっている。一方、図3(e)に示すように20%のスケールの指針画像GGは、先端部Tが長手方向に距離l1/5の大きさしか有しておらず、先端角度がθよりも大きいθ’となってしまう。このように、指針画像GGを長手方向に縮小させていくと、先端部Tが潰れて見えてしまい、運転者は指針画像GGの消去時の演出に違和感を覚えてしまう。
そこで、本実施形態に係る車両用表示装置1は、以下の構成を採用することで、上記の違和感を軽減することとしている。
まず、本実施形態に係る車両用表示装置1は、サブCPU20は、指針画像GGをその長手方向に順次縮小させながら消去する場合において、根元位置RPを固定する処理を行う。固定する処理については、例えば以下の2つの手法のうち、いずれか1つを採用する。
第1の固定処理手法は、画像をオフセットさせる手法である。例えば図3(a)から図3(b)の指針画像GGを縮小させた場合、根元位置RPが距離l2だけ移動してしまう。このため、サブCPU20は、100%スケールの指針画像GGを80%スケールに縮小する場合、根元位置RPを距離l2だけ指標部Sc側にオフセットさせる。これにより、100%スケールの指針画像GGを80%スケールに縮小するにあたり、根元位置RPを固定とする。80%スケールから60%スケールへの縮小、60%スケールから40%スケールへの縮小、及び40%スケールから20%スケールへの縮小も同様である。
第2の固定処理手法は、予め根元位置RPを固定とする複数の画像を記憶しておく手法である。すなわち、第2ROM42は、指針画像GGが順次縮小していく段階毎の画像(根元位置RPを固定とする画像)を全て記憶している。
図4は、根元位置RPを固定とし、且つ縮小していく段階毎の画像を示す図であり、(a)は縮小前の画像を示し、(b)は第1の画像を示し、(c)は第2の画像を示し、(d)は第3の画像を示し、(e)は第4の画像を示し、(f)は第5の画像を示している。なお、図4に示す例においては、縮小前の画像を含め縮小段階の画像数を「6」としているが、これに限らず、例えば「30」など、「6」に限られるものではない。
図4(a)〜図4(f)に示すように、指針画像GGは、縮小前及び各縮小段階の全てにおいて、根元位置RPが同じ位置となっている。すなわち、根元位置RPから中心位置CPまでの距離が同じとなっている。このため、サブCPU20は、指針画像GGを順次縮小させていく演出を行う場合、第1の画像から第5の画像まで順番に表示させていけば良いこととなる。
さらに、本実施形態に係る車両用表示装置1は、サブCPU20は、指針画像GGをその長手方向に順次縮小させながら消去する場合において、指針画像GGの先端部Tと本体部Bとの縮小率を適切に調整する処理を行う。縮小率を調整する処理については、例えば以下の2つの手法のうち、いずれか1つを採用する。
まず、第1の縮小率調整手法は、先端部Tと本体部Bとの縮小率(縮小前の指針画像GGに対する縮小割合)を異ならせる手法である。具体的に、100%スケールの指針画像GGを表示する場合において、サブCPU20は、グラフィックコントローラ20aに対して、例えば「write“needle_blue.jpeg1”,sclale100%」「write“needle_blue.jpeg2”,sclale100%」という命令コードを送信している。ここで、「“needle_blue.jpeg1”」はブランク部分及び本体部Bの画像データを示すものであって、「“needle_blue.jpeg2”」は先端部Tの画像データである。
次に、サブCPU20は、第1回目の縮小について、例えばグラフィックコントローラ20aに「write“needle_blue.jpeg1”,sclale95%」「write“needle_blue.jpeg2”,sclale98%」という命令コードを送信する。次に、サブCPU20は、第2回目の縮小について、例えばグラフィックコントローラ20aに「write“needle_blue.jpeg1”,sclale90%」「write“needle_blue.jpeg2”,sclale95%」という命令コードを送信する。
その後、サブCPU20は、例えばグラフィックコントローラ20aに、「write“needle_blue.jpeg1”,sclale60%」「write“needle_blue.jpeg2”,sclale85%」という命令コード、「write“needle_blue.jpeg1”,sclale30%」「write“needle_blue.jpeg2”,sclale50%」という命令コード、及び、「write“needle_blue.jpeg1”,sclale15%」「write“needle_blue.jpeg2”,sclale20%」という命令コードを、この順に送信して、最終的に指針画像GGを消去する。
このように、サブCPU20は、指針画像GGを順次縮小させながら消去する場合、本体部Bの縮小率よりも先端部Tの縮小率を小さくしている。すなわち、第1回目の縮小については、「write“needle_blue.jpeg1”,sclale95%」から、本体部Bの縮小率は5%であるのに対して、「write“needle_blue.jpeg2”,sclale98%」のように先端部Tの縮小率は2%である。同様に、第2回目の縮小についても、「write“needle_blue.jpeg1”,sclale90%」「write“needle_blue.jpeg2”,sclale95%」とあるように、本体部Bの縮小率は10%であるのに対して、先端部Tの縮小率は5%である。他の画像も同様である。
このように、本体部Bの縮小率よりも先端部Tの縮小率を小さくすることで、先端部Tが潰れて表現されてしまうことを防止している。なお、図4に示す例では、全ての画像において本体部Bの縮小率よりも先端部Tの縮小率が小さくされているが、これに限らず、縮小の初期段階(例えば縮小開始から所定枚数の画像)のみで、本体部Bの縮小率よりも先端部Tの縮小率を小さくするようにしてもよい。これにより、先端部Tが潰れて表現されてしまう期間をより短くして、従来よりも違和感を軽減することができるからである。
第2の縮小率調整手法は、予め縮小率が調整済みの複数の画像を記憶しておく手法である。まず、図4(b)に示す指針画像GGは、本体部Bの縮小率が5%(すなわち95%スケール)であって、先端部Tの縮小率が2%(すなわち98%スケール)となる画像となっている。また、図4(c)に示す指針画像GGは、本体部Bの縮小率が10%(すなわち90%スケール)であって、先端部Tの縮小率が5%(すなわち95%スケール)となる画像となっている。
図4(d)に示す指針画像GGは、本体部Bの縮小率が40%(すなわち60%スケール)であって、先端部Tの縮小率が15%(すなわち85%スケール)となる画像となっている。図4(e)に示す指針画像GGは、本体部Bの縮小率が70%(すなわち30%スケール)であって、先端部Tの縮小率が50%(すなわち50%スケール)となる画像となっている。図4(f)に示す指針画像GGは、本体部Bの縮小率が85%(すなわち15%スケール)であって、先端部Tの縮小率が80%(すなわち20%スケール)となる画像となっている。
このように縮小率を調整済みの複数の画像を記憶しているため、サブCPU20は、指針画像GGを順次縮小させていく演出を行う場合、第1の画像から第5の画像まで順番に表示させていけば良いこととなる。
図5は、本実施形態に係る車両用表示装置1の処理を示すフローチャートである。なお、図5では、第2ROM42の予め図4に示したような複数の画像(図4に示した第1〜第5の画像)が記憶されており、第2の固定手法、及び、第2の縮小率調整手法が行われる場合の処理を示すものとする。
まず、図5に示すように、サブCPU20は、メインCPU10からイグニッションスイッチのオフの信号を入力したかを判断する(S1)。入力していないと判断した場合(S1:NO)、入力したと判断するまで、この処理は繰り返される。
一方、入力したと判断した場合(S1:YES)、サブCPU20は、各種の消去時の演出の1つとして、指針画像GGをその長手方向に順次縮小させる演出を行う。このとき、サブCPU20は、まず変数nを「1」に初期化する(S2)。次いで、サブCPU20は、第nの画像を表示する命令コードをグラフィックコントローラ20aに送信する(S3)。これにより、第nの画像が表示器30に表示される。
次に、サブCPU20は、変数nが最大値(本実施形態では「5」)に達したかを判断する(S4)。変数nが最大値に達していないと判断した場合(S4:NO)、サブCPU20は、変数nをインクリメントし(S5)、処理はステップS3に移行する。
一方、変数nが最大値に達したと判断した場合(S4:YES)、図5に示す処理は終了する。なお、図5に示す処理の終了時点においては、例えば表示器30の画像が全て消去された状態となる。
このようにして、本実施形態に係る車両用表示装置1によれば、指針画像GGを順次縮小させながら消去する場合において、指針画像GGの根元位置RPを固定とするため、予め指針画像GGが表示されていなかった箇所に指針画像GGが移動するように表現されることが防止される。従って、指針画像GGをその長手方向に順次縮小させながら消去する演出を行う場合において、運転者に与える違和感を軽減することができる。
また、回転中心の根元側となる本体部Bと本体部Bから指標部Sc側に延びる尖状の先端部Tとからなる指針画像GGを表示し、指針画像GGを順次縮小させながら消去する場合において、本体部Bの縮小率よりも先端部Tの縮小率を小さくする。このため、指針画像GGを長手方向に縮小させていく場合において、その先端角度は鈍角に近づき難くなり、先端部Tが潰れて見え難くなる。従って、指針画像GGをその長手方向に順次縮小させながら消去する演出を行う場合において、運転者に与える違和感を軽減することができる。
さらに、指針画像GGが順次縮小していく段階毎の画像を全て記憶し、指針画像GGを順次縮小させながら消去する場合において、記憶される各段階の画像を順次表示していくため、元となる指針画像GGに対して演算を行って適切な画像を算出して表示していく必要が無く、処理負荷の軽減につなげることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、他の公知又は周知の技術を組み合わせてもよい。
例えば、本実施形態に係る車両用表示装置は、ナビなどの液晶ディスプレイに計器の画像を表示する際に上記技術を適用してもよい。さらに、上記実施形態では、円状(又は円弧状)のエンジン回転数画像EGを示したが、円状(又は円弧状)の計器はこれに限らず、速度計等の他の計器の画像であってもよい。
1 :車両用表示装置
10 :メインCPU
20 :サブCPU(表示制御手段)
20a :グラフィックコントローラ
30 :表示器(液晶ディスプレイ)
41 :第1ROM
42 :第2ROM(記憶手段)
A :領域
B :本体部
CP :中心位置
EG :エンジン回転数画像(計器画像)
FG :燃料計画像
GG :指針画像
M :メータ画像
MG :計器枠画像
RG :シフトレバー状態画像
RP :根元位置
SG :目盛画像
Sc :指標部
T :先端部
VG :速度画像
WG :水温計画像

Claims (3)

  1. 物理量の値を示す指標部を有する目盛画像、及び、当該指標部を指し示す指針画像を有する円弧又は円状の計器画像を液晶ディスプレイに表示すると共に、前記計器画像の中心位置を含む領域に前記指標部にて示す情報と異なる情報を更に前記液晶ディスプレイに表示し、前記指針画像は前記中心位置が回転中心であって当該中心位置から一定距離だけ離れた位置を根元位置とし当該根元位置から前記指標部側に延びることで、前記領域に前記指針画像が重なって表示されないようにした車両用表示装置であって、
    イグニッションスイッチのオフ時に、前記指針画像をその長手方向に順次縮小させながら消去する表示制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記指針画像を順次縮小させながら消去する場合において、前記指針画像の根元位置を固定とする
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 物理量の値を示す指標部を有する目盛画像、及び、当該指標部を指し示す指針画像を有する円弧又は円状の計器画像を液晶ディスプレイに表示すると共に、前記計器画像の中心位置を含む領域に前記指標部にて示す情報と異なる情報を更に前記液晶ディスプレイに表示し、前記指針画像は前記中心位置が回転中心であって当該中心位置から一定距離だけ離れた位置を根元位置とし当該根元位置から前記指標部側に延びることで、前記領域に前記指針画像が重なって表示されないようにした車両用表示装置であって、
    イグニッションスイッチのオフ時に、前記指針画像をその長手方向に順次縮小させながら消去する表示制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記回転中心の根元側となる本体部と当該本体部から前記指標部側に延びる尖状の先端部とからなる前記指針画像を表示すると共に、前記指針画像を順次縮小させながら消去する場合において、前記本体部の縮小率よりも前記先端部の縮小率を小さくする
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  3. 前記指針画像が順次縮小していく段階毎の画像を全て記憶した記憶手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記指針画像を順次縮小させながら消去する場合において、前記記憶手段により記憶される各段階の画像を順次表示していく
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の車両用表示装置。
JP2015200786A 2015-10-09 2015-10-09 車両用表示装置 Active JP6556584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015200786A JP6556584B2 (ja) 2015-10-09 2015-10-09 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015200786A JP6556584B2 (ja) 2015-10-09 2015-10-09 車両用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017072533A true JP2017072533A (ja) 2017-04-13
JP6556584B2 JP6556584B2 (ja) 2019-08-07

Family

ID=58537449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015200786A Active JP6556584B2 (ja) 2015-10-09 2015-10-09 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6556584B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005015178A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-05 Siemens Ag Anzeige mit einem Zeiger
JP2007072126A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Denso Corp 表示装置
JP2009128308A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Denso Corp 車両用メータユニット
JP2010125893A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Toyota Motor Corp ナイトビュー映像とスピードメータの表示装置
JP2012113069A (ja) * 2010-11-23 2012-06-14 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置
JP2014130121A (ja) * 2012-12-29 2014-07-10 Yupiteru Corp 車両用システム及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005015178A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-05 Siemens Ag Anzeige mit einem Zeiger
JP2007072126A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Denso Corp 表示装置
JP2009128308A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Denso Corp 車両用メータユニット
JP2010125893A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Toyota Motor Corp ナイトビュー映像とスピードメータの表示装置
JP2012113069A (ja) * 2010-11-23 2012-06-14 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置
JP2014130121A (ja) * 2012-12-29 2014-07-10 Yupiteru Corp 車両用システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6556584B2 (ja) 2019-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6281376B2 (ja) 情報表示システム
JP2010133888A (ja) 移動対象画像描画装置及び車両用表示システム
JP2016084021A (ja) 車両用表示装置及び車両用表示システム
JP5019162B2 (ja) 車両用表示装置
JP6181949B2 (ja) 表示装置
JP6385138B2 (ja) 車載表示制御装置および車載表示制御方法
JP6018306B2 (ja) 表示装置
JP6556584B2 (ja) 車両用表示装置
JP6108995B2 (ja) 車両情報表示制御装置
JP2016071114A (ja) 車両用表示装置
JP2008157894A (ja) 運転支援装置
JP2014224768A (ja) 車両用情報表示装置
JP6392584B2 (ja) 車両用表示装置
JP2017194929A (ja) 表示装置
JP5441252B2 (ja) 可動式メータおよびその表示制御方法
JP6733182B2 (ja) 車両用表示装置、及び表示パネルの制御方法
JP6359933B2 (ja) 車両用表示装置
JP5228836B2 (ja) 車両用表示装置
JP2009008604A (ja) 移動体用表示装置
JP6113126B2 (ja) 車両用表示装置
US11820396B2 (en) Vehicular display control device, vehicular display device, vehicle, vehicular display control method, and non-transitory recording medium
US20230082603A1 (en) Vehicular display device, vehicular display system, vehicular display method, and non-transitory storage medium stored with program
JP2014157087A (ja) 表示装置
JP6214509B2 (ja) 車両用表示装置
JP2023129977A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6556584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250