JP2017069497A - 回路基板及びその製造方法 - Google Patents

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Koji Asano
浩二 浅野
孔太郎 高木
Kotaro Takagi
孔太郎 高木
智一 渡邊
Tomokazu Watanabe
智一 渡邊
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Abstract

【課題】放熱性を保ちつつ、回路の高密度化の阻害を抑えることが可能な回路基板及びその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の回路基板10には、コア基板11の表裏の導体回路層12に、スルーホール導体15と接続するコアランド25として、厚みが互いに異なる薄ランド25Aと厚ランド25Bとが形成されている。そして、スルーホール導体15には、2つの薄ランド25A,25Aの間を接続する第1スルーホール導体15Aと、2つの厚ランド25B,25Bの間を接続する第2スルーホール導体15Bとが含まれている。
【選択図】図2

Description

本発明は、導体回路層間を接続する導体を有する回路基板及びその製造方法に関する。
従来、この種の回路基板として、放熱のため、予めブロック状に形成された導体を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国公開2012/0255165公報(FIG.9、FIG.14)
しかしながら、上記した従来の回路基板では、ブロック状の導体が回路の高密度化を大きく阻害し、例えば、回路基板の小型化の妨げになる等の問題が生じていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、放熱性を保ちつつ、回路の高密度化の阻害を抑えることが可能な回路基板及びその製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、コア基板と、前記コア基板の表裏の両面にそれぞれ形成される導体回路層と、前記コア基板を貫通する複数の貫通孔に設けられ、前記コア基板の表裏の前記導体回路層同士の間を接続する複数のスルーホール導体と、前記導体回路層に含まれ、前記スルーホール導体と接続するコアランドと、前記コア基板の表裏に積層されるビルドアップ層と、前記ビルドアップ層に含まれる絶縁層を貫通する複数のビアホールに設けられ、前記コアランドと前記ビルドアップ層に含まれる導電層とを接続する複数のビア導体と、を有する回路基板であって、前記コアランドとして、第1コアランドと、前記第1コアランドよりも厚い第2コアランドと、を有すると共に、前記スルーホール導体として、両端に前記第1コアランドが接続される第1スルーホール導体と、少なくとも一端に前記第2コアランドが接続される第2スルーホール導体と、を有する。
本発明の一実施形態に係る回路基板の断面図 回路基板の拡大断面図 回路基板の平断面図 回路基板の製造工程を示す断面図 回路基板の製造工程を示す断面図 回路基板の製造工程を示す断面図 回路基板の製造工程を示す断面図 回路基板の使用例を示す図 変形例に係る回路基板の断面図 変形例に係る回路基板の平断面図 変形例に係る回路基板を含むPoPの側断面図 変形例に係る回路基板を含むPoPの側断面図
以下、本発明の一実施形態を図1から図8に基づいて説明する。本実施形態の回路基板10は、図1の断面図に示されているように、コア基板11の表裏の両面にビルドアップ層20,20を有する構造になっている。コア基板11は、絶縁部材で構成され、コア基板11の表側の面であるF面11Fと、コア基板11の裏側の面であるB面11Bとには、導体回路層12がそれぞれ形成されている。また、コア基板11には、複数の導電用貫通孔14が形成されている。
導電用貫通孔14は、コア基板11のF面11F及びB面11Bの両面からそれぞれ穿孔しかつ奥側に向かって徐々に縮径したテーパー孔14A,14Aの小径側端部を互いに連通させた中間括れ形状をなしている。各導電用貫通孔14内にはメッキが充填されて複数のスルーホール導体15がそれぞれ形成され、それらスルーホール導体15によってF面11Fの導体回路層12とB面11Bの導体回路層12との間が接続されている。
図1に示すように、コア基板11のF面11F側のビルドアップ層20も、B面11B側のビルドアップ層20も共に、コア基板11側から順番に、絶縁樹脂層21(本発明の「絶縁層」に相当する)、導電層22を積層してなり、導電層22上には、ソルダーレジスト層23が積層されている。また、絶縁樹脂層21には、複数のビアホール21Hが形成され、それらビアホール21Hは、コア基板11側に向かって徐々に縮径したテーパー状になっている。さらに、これらビアホール21H内にメッキが充填されて複数のビア導体21Dが形成されている。そして、これらビア導体21Dによって、導体回路層12と導電層22との間が接続されている。なお、ビアホール21Hはテーパー状になっていなくてもよい。
導体回路層12のうちスルーホール導体15やビア導体21Dと接続される部分には本発明のコアランド25が形成され、導電層22のうちビア導体21Dと接続される部分には、ビアランド24が形成されている。なお、「ランド」とは、導体回路層12や導電層22のうちスルーホール導体15やビア導体21Dに繋がるパターンをいう。
また、ソルダーレジスト層23には、複数のパッド用孔が形成され、導電層22の一部がパッド用孔内に位置してパッド26になっている。なお、「パッド」とは、導電層のうち表面実装するための部分をいう。また、コア基板11のF面11F上のビルドアップ層20の最外面である回路基板10のF面10F側には、パッド26として比較的小さい小パッド26Aが形成され、これら小パッド26A群から本発明の「電子部品実装部」が構成されている。コア基板11のB面11B上のビルドアップ層20の最外面である回路基板10のB面10Bには、小パッド26Aより大きい大パッド26Bが形成され、これら大パッド26B群により本発明の「基板接続部」が構成されている。
さて、本実施形態の回路基板10には、コアランド25として、厚みが互いに異なる薄ランド25A(本発明の「第1コアランド」に相当する)と厚ランド25B(本発明の「第2コアランド」に相当する)とが形成されている。図2に示すように、厚ランド25Bは、コア基板11側に配され、薄ランド25Aと略同じ厚さの第1構成部25Mと、第1構成部25M上に配され、第1構成部25Mより薄く、かつ平面形状が小さい第2構成部25Nと、から構成されている。なお、薄ランド25Aは5〜15μmであり、厚ランド25Bは12〜30μmである。
スルーホール導体15には、2つの薄ランド25A,25Aの間を接続する第1スルーホール導体15Aと、2つの厚ランド25B,25Bの間を接続する第2スルーホール導体15Bとが含まれている。また、薄ランド25Aにはビア導体21Dが1つのみ接続されているのに対し、厚ランド25Bにはビア導体21Dが2つ接続されていて、薄ランド25Aに接続されているビア導体21Dのトップ径は、厚ランド25Bに接続されているビア導体21Dのトップ径よりも大きくなっている。具体的には、薄ランド25Aに接続されているビア導体21Dのトップ径は40〜60μmであり、厚ランド25Bに接続されているビア導体21Dのトップ径は20〜40μmである。
また、図2に示すように、同じ厚ランド25Bに接続している2つのビア導体21D,21Dは、同一のビアランド24に接続されている。ここで、ビアランド24のうち、厚ランド25Bとの間に複数のビア導体21Dが並列接続されているものが、本発明の共通ランド24Aに相当する。図3に示すように、共通ランド24Aの平面形状は長円状となっている。なお、図3においては、導電層22の側方のソルダーレジスト層23は省略されている。
本実施形態の回路基板10は、以下のようにして製造される。
(1)図4(A)に示すように、エポキシ樹脂又はBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂とガラスクロスなどの補強材からなり、表裏の両面に銅箔11Cがラミネートされている絶縁性基材11Kが用意される。
(2)図4(B)に示すように、絶縁性基材11KにF面11F側から例えばCO2レーザが照射されて導電用貫通孔14(図3参照)を形成するためのテーパー孔14Aが穿孔される。
(3)図4(C)に示すように、絶縁性基材11KのB面11Bのうち前述したF面11F側のテーパー孔14Aの真裏となる位置にCO2レーザ又はUVレーザが照射されてテーパー孔14Aが穿孔され、それらテーパー孔14A,14Aから導電用貫通孔14が形成される。
(4)無電解メッキ処理が行われ、銅箔11C上と導電用貫通孔14の内面に無電解メッキ膜(図示せず)が形成される。
(5)図4(D)に示すように、銅箔11C上の無電解メッキ膜上に、所定パターンのメッキレジスト33が形成される。
(6)電解メッキ処理が行われ、図4(E)に示すように、電解メッキが導電用貫通孔14内に充填されてスルーホール導体15が形成されると共に、銅箔11C上の無電解メッキ膜(図示せず)のうちメッキレジスト33から露出している部分に電解メッキ膜34が形成される。
(7)図5(A)に示すように、電解メッキ膜34及びメッキレジスト33上に、所定パターンのメッキレジスト35が形成される。
(8)電解メッキ処理が行われ、図5(B)に示すように、電解メッキ膜34のうちメッキレジスト35から露出している部分に電解メッキ膜36が形成される。
(9)メッキレジスト33,35が剥離されると共に、メッキレジスト33の下方の無電解メッキ膜(図示せず)及び銅箔11Cが除去され、図5(C)に示すように、絶縁性基材11Kがコア基板11となり、残された電解メッキ膜34,36、無電解メッキ膜及び銅箔11Cにより、コア基板11のF面11F上に導体回路層12が形成されると共に、コア基板11のB面11B上に導体回路層12が形成される。そして、F面11Fの導体回路層12とB面11Bの導体回路層12とがスルーホール導体15によって接続された状態になる。なお、導体回路層12のうちスルーホール導体15と接続される部分には、薄ランド25A、又は、厚ランド25Bが形成される。また、厚ランド25Bの第1構成部25Mは、電解メッキ膜34から形成され、第2構成部25Nは、第1構成部25M上の電解メッキ膜36から形成される。
(10)図5(D)に示すように、コア基板11の表裏の両側の導体回路層12上に、絶縁樹脂層21としてのプリプレグ(心材を樹脂含浸してなるBステージの樹脂シート)と銅箔37が積層されてから、加熱プレスされる。その際、導体回路層12,12同士の間がプリプレグにて埋められる。
なお、絶縁樹脂層21としてプリプレグの代わりに心材を含まない樹脂フィルムを用いてもよい。その場合は、銅箔を積層することなく、樹脂フィルムの表面に、直接、セミアディティブ法で導体回路層を形成することができる。
(11)図5(E)に示すように、上記したプリプレグによって形成されたコア基板11の表裏の両側の絶縁樹脂層21,21に例えばCO2レーザが照射されて、複数のビアホール21Hが形成される。このとき、各薄ランド25A上には1つのビアホール21Hが形成され、各厚ランド25B上には2つのビアホール21Hが形成される。ここで、径の異なるビアホール21Hを形成する方法として、絶縁樹脂層21に樹脂フィルムを被膜した状態で小さい径のビアホール21Hを形成し、樹脂フィルムを剥離してから大きい径のビアホール21Hを形成する方法等がある。そうすれば、径の異なるビアホール21Hの形成に、共通のレーザを用いることができる。
(12)無電解メッキ処理が行われ、絶縁樹脂層21,21上と、ビアホール21H,21H内とに無電解メッキ膜(図示せず)が形成される。
(13)図6(A)に示すように、銅箔37上の無電解メッキ膜上に、所定パターンのメッキレジスト40が形成される。
(14)電解メッキ処理が行われ、図6(B)に示すように、メッキがビアホール21H,21H内に充填されてビア導体21D,21Dが形成され、さらには、絶縁樹脂層21,21上の無電解メッキ膜(図示せず)のうちメッキレジスト40から露出している部分に電解メッキ膜39,39が形成される。
(15)メッキレジスト40が剥離されると共に、メッキレジスト40の下方の無電解メッキ膜(図示せず)及び銅箔37が除去され、図6(C)に示すように、残された電解メッキ膜39、無電解メッキ膜及び銅箔37により、コア基板11の表裏の各絶縁樹脂層21上に導電層22が形成される。そして、コア基板11の表裏の各導電層22の一部と導体回路層12とがビア導体21Dによって接続される。なお、導電層22のうち厚ランド25B上のビア導体21Dと接続される部分には、共通ランド24Aが形成される。
(16)図6(D)に示すように、コア基板11の表裏の各導電層22上にソルダーレジスト層23,23が積層される。
(17)図7に示すように、コア基板11の表裏のソルダーレジスト層23,23の所定箇所にパッド用孔が形成され、コア基板11の表裏の各導電層22のうちパッド用孔から露出した部分がパッド26になる。
(18)パッド26上に、ニッケル層、パラジウム層、金層の順に積層されて図1に示した金属膜41が形成される。以上で回路基板10が完成する。なお、金属膜41として錫層を形成しても良い。また、金属膜41の代わりに、OSP(プリフラックス)による表面処理をおこなっても良い。
本実施形態の回路基板10の構造及び製造方法に関する説明は以上である。次に回路基板10の作用効果を、回路基板10の使用例と共に説明する。本実施形態の回路基板10は、例えば、図8に示すように、F面10F側にCPU80が実装された状態で、B面10B側がマザーボード84に接続されて使用される。なお、CPU80及びマザーボード84は、回路基板10の小パッド26A及び大パッド26B上に形成された小半田バンプ27A及び大半田バンプ27Bを介してそれぞれ接続されている。
ところで、回路基板10の複数のスルーホール導体15のうち、第1スルーホール導体15Aは、信号伝達用に用いられる一方、第2スルーホール導体15Bは、信号伝達用には用いられず、専ら、放熱用に用いられる。そして、CPU80が稼働され、発熱すると、その熱は、CPU80から、導電層22、ビア導体21D、厚ランド25B及び第2スルーホール導体15Bを通して回路基板10の反対側のマザーボード84へと放熱される。
さらに、厚ランド25Bが薄ランド25Aよりも厚くなっているため、その上に形成されるビアホール21Hの長さが短くなってメッキが充填されやすくなり、ビア導体21Dと厚ランド25Bとの接続性が向上され、放熱性がより向上される。また、厚ランド25B上に接続されるビア導体21Dは、薄ランド25A上に接続されるビア導体21Dよりも径が小さくなっていて、早くメッキ充填されるので、ビア導体21Dと導電層22との接続性が向上され、放熱性がより向上される。なお、厚ランド25B上のビア導体21Dの径を小さくすることで、第2スルーホール導体15Bへの熱伝導が低下することが懸念されるが、厚ランド25B上にビア導体21Dを複数接続することで、上述した問題が解消される。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、コア基板11の表裏のビルドアップ層20において、絶縁樹脂層21と導電層22とがそれぞれ1層ずつであったが、2層ずつであってもよいし、それ以上の層数ずつであってもよい。
(2)上記実施形態では、第2スルーホール導体15Bの両端部が、厚ランド25B,25Bと接続していたが、図9に示すように、一端部が薄ランド25Aと接続され、他端部が厚ランド25Bと接続される構成であってもよい。
この場合、コア基板11のF面11F側に厚ランド25Bが接続されてB面11B側に薄ランド25Aが接続される第2スルーホール導体15Bが、F面11F側に薄ランド25Aが接続されてB面11B側に厚ランド25Bが接続される第2スルーホール導体15Bよりも多くてもよいし、逆であってもよい。前者の場合、CPU80から第2スルーホール導体15Bへの放熱の効率が向上すると考えられる。
(3)上記実施形態では、1つの厚ランド25Bにビア導体21Dが2つ接続されていたが、3つ以上接続されていてもよい。
(4)上記実施形態の回路基板10は、全ての厚ランド25Bにビア導体21Dが2つずつ接続される構成であったが、複数の厚ランド25Bのうち1部の厚ランド25Bにビア導体21Dが2つ接続され、残りの厚ランド25Bにビア導体21Dが1つだけ接続される構成であってもよい。
(5)図10に示すように、共通ランド24Aがベタ導体となっている構成であってもよい。
(6)回路基板10は、図11及び図12に示すように、PoP83(Package on Package83)に使用されてもよい。また、回路基板10には、図11に示すように、金属ブロック85が内蔵されていてもよいし、図12に示すように、積層セラミックコンデンサ(MLCC)86が内蔵されていてもよい。
10 回路基板
11 コア基板
12 導体回路層
15 スルーホール導体
15A 第1スルーホール導体
15B 第2スルーホール導体
20 ビルドアップ層
21 絶縁樹脂層(絶縁層)
21D ビア導体
22 導電層
24 ビアランド
24A 共通ランド
25 コアランド
25A 薄ランド(第1コアランド)
25B 厚ランド(第2コアランド)
25M 第1構成部
25N 第2構成部
84 マザーボード

Claims (16)

  1. コア基板と、
    前記コア基板の表裏の両面にそれぞれ形成される導体回路層と、
    前記コア基板を貫通する複数の貫通孔に設けられ、前記コア基板の表裏の前記導体回路層同士の間を接続する複数のスルーホール導体と、
    前記導体回路層に含まれ、前記スルーホール導体と接続するコアランドと、
    前記コア基板の表裏に積層されるビルドアップ層と、
    前記ビルドアップ層に含まれる絶縁層を貫通する複数のビアホールに設けられ、前記コアランドと前記ビルドアップ層に含まれる導電層とを接続する複数のビア導体と、を有する回路基板であって、
    前記コアランドとして、第1コアランドと、前記第1コアランドよりも厚い第2コアランドと、を有すると共に、
    前記スルーホール導体として、両端に前記第1コアランドが接続される第1スルーホール導体と、少なくとも一端に前記第2コアランドが接続される第2スルーホール導体と、を有する。
  2. 請求項1に記載の回路基板であって、
    前記第1コアランドには、前記ビア導体が1つのみ接続されていて、
    前記第2コアランドには、前記ビア導体が複数接続されている。
  3. 請求項2に記載の回路基板であって、
    前記第2ランドに接続されている前記ビア導体の径は、前記第1コアランドに接続されている前記ビア導体の径よりも小さい。
  4. 請求項2又は3に記載の回路基板であって、
    前記コア基板の表側の前記ビルドアップ層の最外部に設けられ、電子部品が実装される電子部品実装部と、前記コア基板の裏側の前記ビルドアップ層の最外部に設けられ、他の回路基板に接続される基板接続部と、を備え、
    前記電子部品実装部側に前記第2コアランドが接続され、前記基板接続部側に前記第1コアランドが接続されている前記第2スルーホール導体が、前記電子部品実装部側に前記第1コアランドが接続され、前記基板接続部側に前記第2コアランドが接続されている前記第2スルーホール導体よりも多い。
  5. 請求項2乃至4の何れか1の請求項に記載の回路基板であって、
    前記導電層には、前記第2コアランドとの間に、複数の前記ビア導体が並列接続されている共通ランドが設けられている。
  6. 請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の回路基板であって、
    前記第1スルーホール導体は信号伝達用に用いられる一方、前記第2スルーホール導体は信号伝達用に用いられない。
  7. 請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載の回路基板であって、
    前記第1スルーホール導体及び前記第2スルーホール導体はめっき充填されている。
  8. 請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載の回路基板であって、
    前記第2コアランドの厚さは、前記第1コアランドの厚さの1.5〜3.5倍である。
  9. 請求項1乃至8の何れか1の請求項に記載の回路基板であって、
    前記第2コアランドは、前記第1コアランドと同じ厚さの第1構成部と、前記第1構成部上に形成され、前記第1構成部より平面形状が小さい第2構成部と、から構成されている。
  10. コア基板の表裏の両面に導体回路層及びビルドアップ層を形成することと、
    前記コア基板に複数の貫通孔を設けることと、
    前記複数の貫通孔に、前記コア基板の表裏の導体回路層同士の間を接続する複数のスルーホール導体を形成することと、
    前記導体回路層に、前記スルーホール導体と接続するコアランドを形成することと、
    前記ビルドアップ層に含まれる絶縁層を貫通して複数のビアホールを形成することと、
    複数の前記ビアホールに、前記コアランドと前記ビルドアップ層に含まれる導電層とを接続する複数のビア導体を形成することと、を行う回路基板の製造方法であって、
    前記コアランドとして、第1コアランドと、前記第1コアランドよりも厚い第2コアランドと、を形成すると共に、
    前記スルーホール導体として、両端に前記第1コアランドが接続される第1スルーホール導体と、少なくとも一端に前記第2コアランドが接続される第2スルーホール導体と、を形成する。
  11. 請求項10に記載の回路基板の製造方法であって、
    前記ビア導体の形成は、
    前記第1コアランドに、前記ビア導体を1つのみ接続することと、
    前記第2コアランドに、前記ビア導体を複数接続することと、を含む。
  12. 請求項11に記載の回路基板の製造方法であって、
    前記ビアホールの形成は、
    レーザ照射によって前記第1コアランド上に前記ビアホールを1つ形成することと、
    レーザ照射によって前記第2コアランド上に、前記第1コアランド上の前記ビアホールよりも小さい径の前記ビアホールを複数形成することと、を含み、
    前記ビア導体の形成は、メッキによって前記ビアホールを充填することを含む。
  13. 請求項12に記載の回路基板の製造方法であって、
    前記第1コアランド上の前記ビアホールの形成と、前記第2コアランド上の前記ビアホールの形成と、を、共通のレーザを用いて行う。
  14. 請求項10乃至13の何れか1の請求項に記載の回路基板の製造方法であって、
    前記スルーホール導体の形成を、前記複数の貫通孔をメッキ充填することにより行う。
  15. 請求項10乃至14の何れか1の請求項に記載の回路基板であって、
    前記コアランドの形成は、前記第2コアランドの厚さを、前記第1コアランドの厚さの1.5〜3.5倍とすることを含む。
  16. 請求項10乃至15の何れか1の請求項に記載の回路基板であって、
    前記第2コアランドの形成は、
    前記第1コアランドを形成するときに、前記第1コアランドと同じ厚さの第1構成部を形成することと、
    前記第1構成部の上に前記第1構成部より平面形状が小さい第2構成部を形成することと、により行う。
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